JP6966347B2 - 嵌め殺し窓 - Google Patents
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Description
本発明に係る嵌め殺し窓は、枠1とパネル2とパネル保持材3を備える。枠1は押出成形セメント板4の開口部に取り付けてあり、パネル2はパネル保持材3によって枠1の内周に固定してある。
室内側枠材10は室外側見付面にガスケット5が取り付けてあり、ガスケット5がパネル2の室内側見付面に当接している。ガスケット5の内周側には、室内側枠材10の室外側見付面とパネル2の室内側見付面との間にシール材6が充填されている。
室外側枠材11は外周側見込面が平坦に形成してあり、被覆材7が当接している。そして、図4に示すように、室外側枠材11の室外側端部には、係止部13が形成してあり、係止部13にパネル保持材3が取り付けられる。係止部13はパネル2よりも室外側に延出しており、断面T字形状の凸部14とその室外側に鉤状の凸部15を備える。二つの凸部14,15は内周側に向かって突出しており、凸部14,15の間はパネル保持材3の被係止部37が嵌まり込む係止溝16となっている。また枠1は室内側の凸部14よりも室内側の外周側見込面に、パネル保持材3の外れ止め部34aが係止される溝部17が長手方向に沿って形成してある。なお下枠1bは、室内側の凸部14を切り欠いて形成した水抜き部14aと、係止溝16の底面を貫通させて設けた水抜き孔16aを有する。水抜き部14aと水抜き孔16aは排水部Dを構成し、図3(a)に示すように、下枠1bの長手方向に複数箇所設けてある。
パネル押さえ部31は、パネル2の縁部において室外側見付面に当接する。パネル押さえ部31は、室内側見付面がパネル2の見付面と略平行に形成され、室外側見付面が外周側に向かって肉厚になるよう傾斜させてある。パネル押さえ部31より内周側には、端部に向かって肉薄となるリップ部32が形成してある。リップ部32は、パネル押さえ部31よりも室内側に傾斜して延びている。パネル保持材3を枠1に取り付けると、リップ部32はパネル2の室外側見付面に沿って変形し、パネル2を室内側へ押圧する。また、パネル押さえ部31より外周側には、室外側端部から見付方向に延びる室外側見付面部33が形成してある。さらに、パネル押さえ部31の外周側には室内側に開口する溝部35が設けてあり、室外側見付面部33が溝部35の底部を構成している。溝部35には枠1の係止部13が挿入される。溝部35の内周側側壁には、鉤状の被係止部36とその室外側に断面T字形状の被係止部37が形成してある。二つの被係止部36,37は外周側に向かって突出していて、枠1の内周側に係止される。室外側の被係止部37は枠1の係止溝16に嵌まり込み、室内側の被係止部36は枠1の室内側の凸部14に係止される。溝部35の内周側側壁は、室外側見付面部33の端部から室内側に延びる外周側見込面部34によって構成されている。外周側見込面部34は枠1の室外側端部において外周側見込面を覆う。外周側見込面部34の室内側端部には、内周側に突出する外れ止め部34aが形成してある。外れ止め部34aは枠1の外周側に形成された溝部17に係止される。また、外周側見込面部34の内周側面には、凹凸加工された滑り止め部34bが形成してある。そして、外周側見込面部34と室外側見付面部33がなす角部の内角部分には、枠1への取り付け時に外周側見込面部34を外周側へ捲れやすくするための凹部38が設けてある。
また、下枠1bに取り付けられるパネル保持材3の下辺は、パネル押さえ部31の外周側寄りの部分から被係止部36,37を切り欠いて水抜き部31aを設けてあり、外周側見込面部34は見付方向に貫通する水抜き孔34cを設けてある。水抜き部31aと水抜き孔34cは、下枠1bに設けた水抜き部14aと水抜き孔16aの位置に合わせて下枠1bの長手方向に複数箇所設けてあり、排水部Dを構成する。
パネル保持材3は、枠1内にパネル2を嵌め込んだ状態で取り付ける。まず図5(a)のように、パネル保持材3の外周側見込面部34を室外側に捲り上げた状態で係止部36,37を枠1の係止溝16へ嵌め込む。そして、図5(b)のように、捲り上げた外周側見込面部34を枠1の外周側へ被せ、外れ止め部34aを枠1の溝部17へ係止させる(図5(c))。
パネル保持材3の室内側には連続して断熱性を有する被覆材7が設けてあり、被覆材7は枠1の外周側を覆い枠1と押出成形セメント板4との間を塞ぐため、断熱性及び密封性に優れる。
そして、枠1は係止溝16の室内側に凸部14を備え、凸部14にパネル保持材3の室内側の被係止部36が係止されているため、パネル2に負圧が作用しても、パネル保持材3が外れるおそれがない。さらに、パネル保持材3のリップ部32は、パネル2の室外側見込面を室外側から押圧するので、パネル2に負圧が作用してもパネル2を安定して保持することができ、水の浸入を防ぐことができる。一方で、パネル2に正圧が作用した場合は、パネル保持材3のリップ部32はパネル押さえ部31よりも室内側に向けて傾斜して延びているため、パネル2の移動に追従して変形し、パネル2を押圧する。従って、パネル2に正圧が作用した場合もパネル2を安定して保持でき、水の浸入を防ぐことができる。
2 パネル
3 パネル保持材
4 押出成形セメント板
36 被係止部
37 被係止部
Claims (1)
- 枠と、パネルと、パネル保持材を備え、枠は、内周側にパネルよりも室外側に延出する係止部を形成してあり、パネル保持材は、断熱性を有し、パネル押さえ部と、室外側見付面部と外周側見込面部を有し、枠の係止部へ係止される被係止部を形成してあり、枠の係止部に被係止部を係止して枠に取り付けられており、パネル押さえ部で室外側からパネルを保持し、室外側見付面部と外周側見込面部で枠の室外側端部を覆うものであり、パネル保持材は、枠のコーナー部において、縦方向と横方向とが室外側見付面部とパネル押さえ部にて一体に形成してあり、外周側見込面部が角度切りしてあることを特徴とする嵌め殺し窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018020864A JP6966347B2 (ja) | 2018-02-08 | 2018-02-08 | 嵌め殺し窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018020864A JP6966347B2 (ja) | 2018-02-08 | 2018-02-08 | 嵌め殺し窓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019138024A JP2019138024A (ja) | 2019-08-22 |
JP6966347B2 true JP6966347B2 (ja) | 2021-11-17 |
Family
ID=67695079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018020864A Active JP6966347B2 (ja) | 2018-02-08 | 2018-02-08 | 嵌め殺し窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6966347B2 (ja) |
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2018
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Publication number | Publication date |
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JP2019138024A (ja) | 2019-08-22 |
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