JP2007127308A - ガスコンロ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天板2の開口部3に被加熱物を加熱するバーナ12を設け、バーナ12に対応して被加熱物を載置するゴトク6を設け、天板2の裏面に風路25〜28を構成して風路25〜28に天板2を冷却する冷却空気を供給する送風機29を設けて、風路25〜28に送風機29で強制的に空気を流すことで天板2の裏面を強制的に冷却したものである。
【選択図】図1
Description
また、バーナ103の周部の温度を下げて課題を解決する手段として図10に示すように、ガラスもしくはセラミック製の天板102の開口部から突出したバーナ103の周部の天板102部分に、熱反射率の高い熱反射材107を薄板に形成して接着することにより、バーナ103からの熱を反射させ、天板102の温度上昇を抑制することができる。この構成により、天板102自体に高価な結晶化ガラスや耐熱ガラスや耐熱セラミックを使用しなくてもよく、強化ガラス等を使用することでコストを低減することもできるとしている。(例えば、特許文献2参照)
面が遮蔽壁で突出して天板にフラット感を得る構成のデザイン性を訴求した際に目的を達成できない。また、天板をガラスで構成する際に遮蔽壁を一体で構成するとなると、天板は金型成型になるので天板を平ガラスで構成するのに比較して非常に高価な物になる。また、天板をガラスで構成し、遮蔽壁を金属等の別体で構成し、操作部の操作をタッチ操作可能にするためにガラスで構成すると、各部位の繋ぎ合わせ構成が複雑になるので、同様に高価なガスコンロの提供になる。また、必然的にデザイン性が損なわれるという課題がある。また、各部位の繋ぎ合わせ部に生じる物作り上の多少の隙間等に煮汁等が浸入し固形化することで掃除できなくなるので掃除性が極端に悪くなり清潔感が得にくいガスコンロの提供になる課題もあった。
る必要もなくなるので、ガスコンロの全体コストの低減ができるし、天板への彩色が自由に選択できるので、システムキッチン等にガスコンロを組み込場合には、システムキッチンにマッチした色彩の天板を有するガスコンロの選択ができるので、顧客満足度の高い機器が提供できるのである。
には段押し部を設けて前記ケースと連通した風路を構成し、前記送風機で取り込んだケース冷却用空気の一部を前記風路に供給するようにしたことを特徴とするものである。
本発明の実施の形態1について図1を参照して説明する。図1、図2は、本実施の形態のガスコンロの部分縦断面図、図3はガスコンロの部分平面図、図4はガスコンロのシステムキッチン組み込み状態図である。図において、1はガスコンロで天板2の開口部3の周囲に、天板2との間に隙間4を設けて複数本のゴトク爪5からなるゴトク6を一体で構成した環状の枠体7を設置し、天板2の開口部3の周端面8は、略C形に成形された緩衝材9を周端面8に嵌め込み、緩衝材9のゴトク6側の上面10及び周端面8側を被覆した開口部3を塞ぐ開口カバー11を天板2に載置して、開口カバー11にゴトク6の枠体7を載置する。開口カバー11には開口部3に臨ませたバーナ12をゴトク6側に臨ませ、バーナ12の中央部13にはバーナ開口14が設けられて鍋底温度センサー15が設けられている。
1を形成して燃焼すると同時に燃焼炎21にて加熱されることによって熱起電力を発生する立ち消え安全装置22を構成している。
本発明の実施の形態2について、図5を参照して説明する。図5は、本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、実施の形態1と異なる点は、ガラスもしくはセラミック材質の天板2の開口部3に被加熱物の鍋35を加熱するバーナ12を設け、バーナ12に対応して被加熱物の鍋35を載置するゴトク6を設け、天板2の裏面に天板2とは別体の保護部材40を設け、天板2の裏面の保護部材40間に天板保護部材23で風路を構成し、風路に送風機29で強制的に冷却空気を流したところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
天板2を構成するガラスとで風路を構成したので、天板保護部材40とは別体で風路を構成した場合に比してコストが低減でき安全なガスコンロ1が提供できる。
本発明の実施の形態6について、図6を参照して説明する。図6は本実施の形態のガスコンロ部分平面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、天板2に複数個の開口部3を設け、開口部3のそれぞれにバーナ12とゴトク6を設け、各バーナ12に相当する天板2の裏面に各々が独立した風路50又は、連続した風路51を設けて風路に優先順位を設けて、優先順位に従って冷却空気が流れるように構成したところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
本発明の実施の形態4について、図7を参照して説明する。図7は本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、天板2の裏面を冷却する冷却空気は、天板2の温度状態を監視する測温部39の温度情報で制御されるようにしたところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
本発明の実施の形態5について、図2を参照して説明する。図2は本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、燃焼時であるか非燃焼時であるかの監視をする立ち消え安全装置22が燃焼炎21にて加熱されて熱起電力が発生するので、この熱起電力の発生をもって燃焼状態であることをガスコンロ1内部に設けられた制御部36で判断する情報を提供する燃焼検知体として設けた立ち消え安全装置22を設け、燃焼検知体の立ち消え安全装置22の情報で 天板2の裏面を冷却する冷却空気を制御したところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
本発明の実施の形態6について、図5を参照して説明する。図5は本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、各バーナ12に供給されるガス量を制御するガス制御部70の情報で、天板2の裏面を冷却する冷却空気を制御したところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
本発明の実施の形態7について、図7を参照して説明する。図7は本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、天板2の裏面に設けた風路25、風路26、風路27、風路28等の終端80は、天板2にバーナ12を設けるために設けた開口部3に設けて、冷却空気の一部をバーナ12の燃焼用の二次空気とし、一部を天板2の表面の冷却用にしたところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
本発明の実施の形態8について、図7を参照して説明する。図7は本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、天2板の裏面に設けた風路の終端80は、被加熱物を載置するゴトク6の下方に設けて、冷却空気の一部をバーナ12の燃焼用の二次空気とし、一部を天板2の表面の冷却用にしたところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
本発明の実施の形態9について、図5を参照して説明する。図5は本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、送風機29で強制供給される空気を天板2の冷却用と他の部位冷却用開口97又は他の用途に併用したところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
本発明の実施の形態10について、図8を参照して説明する。図8は本実施の形態のガスコンロのシステムキッチン組み込み状態図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、送風機29の吸い込み口33の位置を組み込み形ガスコンロ90の前面91に設けた組み込み形ガスコンロ90にしたところである。組み込み形ガスコンロ90は収納部92を有し、収納部92は開閉扉93を有したシステムキッチン94のカウウンタートップ95の切り込み口96に落とし込み形態で設置してカウンタートップ95上に天板2を載置して設置されるので、組み込み形ガスコンロ90の一部は収納部92の上方に吊り下げられた状態で使用される。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は
省略する。
2 天板
3 開口部
6 ゴトク
12 バーナ
22 燃焼検知体(立ち消え安全装置)
23 天板保護部材
25、26、27、28 風路
29 送風機
33 吸い込み口
36 制御部
39 測温部
Claims (11)
- 天板の開口部に臨ませて設けた被加熱物を加熱するバーナと、前記バーナの上方に取付け被加熱物を載置するゴトクと、天板と同一面に設けた操作・表示部と、前記操作・表示部を前記バーナから隔離収納するケースと、前記ケース内に設けた冷却用送風機とを備え、前記天板裏面側には前記ケースと連通した風路を構成し、前記送風機で取り込んだケース冷却用空気の一部を前記風路に供給するようにしたガスコンロ。
- ガラスもしくはセラミック材質の天板の開口部に臨ませて設けた被加熱物を加熱するバーナと、前記バーナの上方に取付け前記被加熱物を載置するゴトクと、前記天板の裏面を覆うように設けた別体の天板保護部材と、前記天板と同一面に設けた静電スイッチ及び液晶表示器で構成した操作・表示部と、前記操作・表示部を前記バーナから隔離収納するケースと、前記ケース内に設けた冷却用送風機とを備え、前記天板保護部材には段押し部を設けて前記ケースと連通した風路を構成し、前記送風機で取り込んだケース冷却用空気の一部を前記風路に供給するようにしたガスコンロ。
- 天板の複数の開口部に臨ませて設けた被加熱物を加熱するバーナと、前記バーナの上方に取付け被加熱物を載置するゴトクとを備え、前記複数のバーナに対応する天板裏面側にはケースと連通した風路をそれぞれ独立して設けるか、または、それぞれの風路を連通させて優先順位を設けてケースから供給される冷却用空気を流すようにした請求項1または2記載のガスコンロ。
- 天板の温度を監視する測温部を設け、前記測温部の温度情報で送風機を制御し、冷却用空気を調節するようにした請求項1〜3のいずれか1項記載のガスコンロ。
- 燃焼時であるか非燃焼時であるかを監視する燃焼検知体を設け、前記燃焼検知体の情報で、送風機を制御し、冷却用空気を調節するようにした請求項1〜3のいずれか1項記載のガスコンロ。
- バーナに供給されるガス量を制御するガス制御部を設け、前記ガス制御部の情報で、送風機を制御し、冷却用空気を調節するようにした請求項1〜3のいずれか1項記載のガスコンロ。
- 天板の裏面に設けた風路の終端は、前記天板に設けた開口部に設けて、冷却空気の一部を前記バーナの燃焼用の二次空気とし、一部を前記天板の表面の冷却用にした請求項1〜6のいずれか1項記載のガスコンロ。
- 天板の裏面に設けた風路の終端は、被加熱物を載置するゴトクの下方に設けて、冷却空気の一部を前記バーナの燃焼用の二次空気とし、一部を前記天板の表面の冷却用にした請求項1〜6のいずれか1項記載のガスコンロ。
- 天板の裏面に設けた風路の終端は、各バーナの後方、前方或いは両方に設けた請求項1〜6のいずれか1項記載のガスコンロ。
- 送風機で強制供給される空気を天板の冷却用と他の部位冷却用又は他の用途に併用した請求項1〜9のいずれか1項記載のガスコンロ。
- 送風機の吸い込み位置を機器前面に設けた請求項1〜9のいずれか1項記載のガスコンロ。
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