JP3160936U - ガスレンジ - Google Patents

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光行 尾崎
光行 尾崎
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Abstract

【課題】発生する熱の伝導を遮断して側面部、背面部及び甲板部等が熱くならない構造のガスレンジを提供する。【解決手段】甲板部12に設けたコンロ部13と、該コンロ部13の下方に設けたガスオーブン14と、正面側に設けた摘み部15及び操作パネル16とから少なくとも構成されるガスレンジ11であって、該ガスレンジ11の両端部はそれぞれ、ガスオーブン14から発生する熱の伝導を遮断するための隙間部と、該隙間部を介して設けた収納部18とから構成され、隙間部の正面側には通気孔29を形成した。また、ガスレンジ11の背面部は、ガスオーブン14から発生する熱の伝導を遮断するための背面隙間部を介して背面板を設けた構成とし、背面隙間部の上部には上部通気孔34を形成した。【選択図】図1

Description

本考案は、業務用のガスレンジに関するものであり、更に詳しくは、発生する熱の伝導を遮断して側面部、背面部及び甲板部等が、所定の法令に定める基準を超えて熱くならない構造のガスレンジに関するものである。
従来のガスレンジとしては、次のような構成のものが知られている。このガスレンジは、甲板部に複数のガスコンロを備え、ガスコンロの下部にガスオーブン又はグリルを備え、正面側にガス流量調節摘みや操作パネルが設けられた構成である。また、甲板部におけるガスコンロの後部には、ガスオーブンの熱や煙を外部に排出する排気口が設けられている(特許文献1及び2参照)。
このような構成のガスレンジは、それぞれのガスコンロ毎に調理の内容に応じた火力の調節が可能であり、また、煮る、焼く、炒める等の様々な調理作業を同時に行うことが可能である。
なお、ガスレンジについては、「ガス用品の技術上の基準等に関する省令」及び「液化石油ガス機器等の技術上の基準等に関する省令」によって、側面部、背面部、甲板部等が熱の伝導で加熱される温度の許容値を規定している。
特開平8−54124号公報 特開平7−110128号公報
この従来例のガスレンジにおいては、ガスコンロやガスオーブンの使用に伴い発生する熱が伝導して、側面部、背面部、あるいは甲板部等が可成りの高温に熱せられる。この場合、ガスレンジの側面部や背面部等を木製品等の可燃物に密接した状態で設置していると、当該可燃物が加熱されて発火、変形、変色等のおそれがあり危険であるという問題点を有している。
また、排気口から排出される高温の排気熱がガスレンジの背面部方向に流れて、背面部に密接した壁紙等の可燃物を加熱するおそれがある。この場合も、前記と同様に当該可燃物が発火、変形、変色等のおそれがあり危険であるという問題点を有している。
従って、従来例におけるガスレンジにおいては、発生した熱の伝導を遮断して、側面部、背面部、あるいは甲板部等が熱くならない構造にすることと、排気口から排出される高温の排気熱が背面部の方向に流れないようにすることとに解決しなければならない課題を有している。
前記従来例の課題を解決するための本考案の要旨は、甲板部に設けたコンロ部と、該コンロ部の下方に設けたガスオーブンと、正面側に設けた摘み部及び操作パネルとから少なくとも構成されるガスレンジであって、該ガスレンジの両端部はそれぞれ、前記ガスオーブンから発生する熱の伝導を遮断するための隙間部と、該隙間部を介して設けた収納部とから構成され、前記隙間部の正面側には通気孔を形成したことである。
また、前記ガスレンジの背面部は、前記ガスオーブンから発生する熱の伝導を遮断するための背面隙間部を介して背面板を設けた構成とし、前記背面隙間部の上部には上部通気孔を形成したこと、;
前記コンロ部の後部には、前記ガスオーブンの熱や煙を外部に排出するための排気口が設けられ、該排気口の後部に前記上部通気孔が位置すること、;
前記甲板部における前記コンロ部の両端部にはそれぞれ、当該コンロ部から発生する熱の伝導を遮断するための石板又は断熱板を配設したこと、;
を含むものである。
本考案に係るガスレンジによれば、ガスレンジの両端部はそれぞれ、ガスオーブンから発生する熱の伝導を遮断するための隙間部と、該隙間部を介して設けた収納部とから構成されることによって、隙間部に形成される空気層と、収納部に形成される空気層との2層で熱の伝導が遮断される。
また、隙間部に伝導した熱は、通気孔から連続的に排出され、底部通気孔から隙間部に連続的に空気が吸入されるので滞留しない。
従って、ガスレンジの側面部が熱くならないので、当該側面部を可燃物に密接した状態で設置できることとなり、しかも安全であるという優れた効果を奏する。
また、ガスレンジの背面部は、ガスオーブンから発生する熱の伝導を遮断するための背面隙間部を介して背面板を設けた構成とし、背面隙間部の上部には上部通気孔を形成したことによって、背面隙間部に形成される空気層で背面板への熱の伝導が遮断される。
また、背面隙間部に伝導した熱は、上部通気孔から連続的に排出され、底部通気孔から背面隙間部に連続的に空気が吸入されるので滞留しない。
従って、背面板が熱くならないので、当該背面板を可燃物に密接した状態で設置できることとなり、しかも安全であるという優れた効果を奏する。
そして、コンロ部の後部には、ガスオーブンの熱や煙を外部に排出するための排気口が設けられ、排気口の後部に上部通気孔が位置することによって、ガスオーブンから発生する熱は、高温の排気熱が排出される排気口と、背面隙間部に伝導した熱が排出される上部通気孔との2段階で排出される。
従って、排気口から排出される高温の排気熱は、上部通気孔から立ち昇る暖かい空気の影響で背面部の方向へは流れないので、背面隙間部の存在と相俟って、ガスレンジの背面板を可燃物に密接した状態で設置できることとなり、しかも安全であるという優れた効果を奏する。
更に、甲板部におけるコンロ部の両端部にはそれぞれ、当該コンロ部から発生する熱の伝導を遮断するための石板又は断熱板を配設したことによって、甲板部での熱の伝導が遮断されて加熱が防止できるという優れた効果を奏する。
本考案に係るガスレンジ11の斜視図である。 本考案に係るガスレンジ11の斜視図である。 本考案に係るガスレンジ11の正面図である。 本考案に係るガスレンジ11の平面図である。 本考案に係るガスレンジ11の右側面図である。 本考案に係るガスレンジ11の一部を破断して内部機構を省略した平面図である。 本考案に係るガスレンジ11の一部を破断して内部機構を省略した右側面図である。
次に、本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず、図1及び図2において、符号11はガスレンジを示し、このガスレンジ11は、甲板部12に設けたコンロ部13と、コンロ部13の下方に設けたガスオーブン14と、正面側に設けた摘み部15及び操作パネル16と、両端部にそれぞれ設けた収納部18とが一体に構成されている。
コンロ部13は、図4に示すように、一重バーナ19と、汁受け20と、小形の五徳21とが中央位置に設けられている。五徳21の両方の端部にはそれぞれ、二重バーナ22と、汁受け23と、大形の五徳24とが設けられている。なお、設置されるバーナの数は、図4に示す3個に限定されることはなく、3個未満又は4個以上であってもよいことは勿論である。
コンロ部13の後部には、図1から図4に示すように、排気口35が設けられており、この排気口35は、ガスオーブン14から発生する熱や煙等を外部に排出する役目を有する(図7参照)。
甲板部12におけるコンロ部13の両端部には、長方形状で所定厚さの石板又は断熱板25が配設されている。この石板又は断熱板25の存在によって、コンロ部13で発生する熱の伝導が遮断されて甲板部12の加熱が防止できる。なお、石板又は断熱板25は、装飾性やデザイン性等を考慮して例えば大理石板や御影石板等の石材が望ましい。
ガスオーブン14は、正面側に扉17が設けられており、扉17には、ドアハンドル26が設けられている。扉17の下部には、図示しないヒンジ部が設けられており、このヒンジ部を中心にして扉17が開閉自在に構成されている(図2参照)。この扉17の内部に焼成庫27を有し、この焼成庫27には図示しないバーナ及び庫内ファンが設けられている。
摘み部15は、複数設けられており、個々の摘み部15が、コンロ部13の特定のバーナに対応する。摘み部15を回動操作することで、バーナの点火、ガス流のON/OFF、ガス流量の調節ができる。また、操作パネル16は、ガスオーブン14の点火/消火、焼成時間や温度設定を調整できるようになっている。
収納部18は、上部と下部との2段に形成され、また、それぞれが引出し式に形成されており、調理具等を収納することができる。更に、収納部18の内部は適宜幅の空間を有して空気層として作用するので、ガスオーブン14から発生する熱の伝導をこの空気層でも遮断できることとなる(図6参照)。
両方の収納部18のそれぞれガスオーブン14寄りの側部には、図6に示すように、適宜幅の隙間部28が形成されている。隙間部28は、収納部18と同様に空気層として作用するので、ガスオーブン14から発生する熱の伝導を遮断することができる。
また、隙間部28の正面側には通気孔29が形成されており、底部側には底部通気孔29aが形成されている(図6、図7参照)。隙間部28に伝導した熱は通気孔29から連続的に排出され(矢印A参照)、更に、底部通気孔29aから隙間部28に連続的に空気が吸入されることとなる(矢印B参照)。つまり、底部の周囲の空気が、図5の矢印に示すように、底部通気孔29aから連続的に吸入されるのである。なお、図中符号36は巾木を示し、この巾木36には空気が流通できる多数の通気孔36aが形成されている。
このように、ガスレンジ11の両端部はそれぞれ、ガスオーブン14から発生する熱の伝導を遮断するための隙間部28と収納部18とから構成され、隙間部28に形成される空気層と、収納部18に形成される空気層との2層で熱の伝導を遮断する。また、隙間部28に伝導した熱は通気孔29から排出されるので滞留しない。このように構成されることによって、ガスレンジ11の側面部30が熱くならないので、側面部30を可燃物に密接した状態で設置できる。
ガスレンジ11の背面部31は、図7に示すように、背面隙間部32が設けられており、この背面隙間部32を介して背面板33が設けられている。背面隙間部32は、空気層として作用するので、ガスオーブン14から発生する熱の伝導を遮断することができる。
また、背面隙間部32の上部には上部通気孔34が形成されており、底部側には底部通気孔34aが形成されている(図7参照)。背面隙間部32に伝導した熱は上部通気孔34から連続的に排出され(矢印C参照)、更に、底部通気孔34aから背面隙間部32に連続的に空気が吸入されることとなる(矢印D参照)。つまり、底部の周囲の空気が、図5の矢印に示すように、底部通気孔29aから連続的に吸入されるのである。
このように、背面隙間部32に形成される空気層で背面板33への熱の伝導が遮断され、また、背面隙間部32に伝導した熱は上部通気孔34から排出されるので滞留しない。従って、背面板33が熱くならないので可燃物に密接した状態で設置できる。
また、上部通気孔34は、図7に示すように、排気口35の後部に位置して設けられる。即ち、ガスオーブン14から発生する熱は、高温の排気熱が排出される排気口35と、背面隙間部32に伝導した熱が排出される上部通気孔34との2段階で排出されるようになっている。
このように構成することによって、排気口35から排出される高温の排気熱は(矢印E参照)、上部通気孔34から立ち昇る暖かい空気(矢印C参照)の影響で背面部31の方向へは流れない。従って、背面隙間部32の存在と相俟って、ガスレンジ11の背面板33を可燃物に密接した状態で設置できることとなり、しかも安全である。
本考案のガスレンジ11は、主に業務用のガスレンジに関するものであるが、家庭用の小形のガスレンジに応用して、側面部、背面部、甲板部等の加熱を防止する構成にすることも可能である。
11 ガスレンジ
12 甲板部
13 コンロ部
14 ガスオーブン
15 摘み部
16 操作パネル
17 扉
18 収納部
19 一重バーナ
20 汁受け
21 五徳
22 二重バーナ
23 汁受け
24 五徳
25 石板
26 ドアハンドル
27 焼成庫
28 隙間部
29 通気孔
29a底部通気孔
30 側面部
31 背面部
32 背面隙間部
33 背面板
34 上部通気孔
34a底部通気孔
35 排気口
36 巾木
36a通気孔

Claims (4)

  1. 甲板部に設けたコンロ部と、該コンロ部の下方に設けたガスオーブンと、正面側に設けた摘み部及び操作パネルとから少なくとも構成されるガスレンジであって、
    該ガスレンジの両端部はそれぞれ、前記ガスオーブンから発生する熱の伝導を遮断するための隙間部と、該隙間部を介して設けた収納部とから構成され、
    前記隙間部の正面側には通気孔を形成したこと
    を特徴とするガスレンジ。
  2. 前記ガスレンジの背面部は、前記ガスオーブンから発生する熱の伝導を遮断するための背面隙間部を介して背面板を設けた構成とし、
    前記背面隙間部の上部には上部通気孔を形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載のガスレンジ。
  3. 前記コンロ部の後部には、前記ガスオーブンの熱や煙を外部に排出するための排気口が設けられ、
    該排気口の後部に前記上部通気孔が位置すること
    を特徴とする請求項1及び2に記載のガスレンジ。
  4. 前記甲板部における前記コンロ部の両端部にはそれぞれ、当該コンロ部から発生する熱の伝導を遮断するための石板又は断熱板を配設したこと
    を特徴とする請求項1に記載のガスレンジ。
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