JP2007123478A - チップキャリア型パッケージ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ランド11にクリーム状のゾルダーペースト13を塗布した実装基板3の表面3aに実装するチップキャリア型パッケージ1であって、パッケージ本体5と、該パッケージ本体5の一端面5bに形成され、前記ランド11にはんだ付けするためのパッド15と、該パッド15上に突出して形成され、前記ゾルダーペースト13に接触させるための固形状のはんだ17とを備えるチップキャリア型パッケージ1を提供する。
【選択図】図1
Description
この発明は、上述した事情に鑑みたものであって、キャピラリーボールの発生を抑制しながら、実装基板の表面からの突出高さを小さくすることができるチップキャリア型パッケージを提供することを目的とする。
ここで、上記リフローにおいては、パッドとランドとのはんだ付けがゾルダーペースト及び固形状のはんだを一体化させることにより行われるため、ゾルダーペーストのみによりパッドとランドとのはんだ付けを行う場合と比較して、ランド上に塗布されるゾルダーペーストの量を減らす、若しくは、ゾルダーペーストを無くすことができる。
なお、同じ材質とは、例えば、はんだの粒及び固形状のはんだの融点が略等しいものを示している。
また、固形状のはんだが溶融する際には、パッケージ本体の自重によってチップキャリア型パッケージが沈み込み、実装基板の表面とパッケージ本体の一端面との隙間が小さくなる。すなわち、実装基板の表面から突出するパッケージ本体の突出高さを低くすることができるため、実装基板にチップキャリア型パッケージを実装した製品の小型化を図ることができる。
なお、上述した実装基板3の表面3aには、チップキャリア型パッケージ1と電気的に接続するためのランド11が複数形成されている。ここで、各ランド11は薄膜状の銅箔により形成されており、また、各ランド11上には、クリーム状のゾルダーペースト13が塗布されている。
ここで、固形状のはんだ17の突出高さはゾルダーペースト13の厚さ寸法以下に設定されているため、上記配置状態においては、固形状のはんだ17の先端がランド11上に当接すると共に、ゾルダーペースト13の内部に固形状のはんだ17全体が埋められることになる。
ここで、固形状のはんだ17が溶融する際には、チップキャリア基板5及びこれに搭載される複数の電子部品7〜9の自重によってチップキャリア型パッケージ1が沈み込むことになる、すなわち、チップキャリア基板5の裏面5bと実装基板3の表面3aとの隙間が小さくなる。
以上のようにして、パッド15bとランド11とがはんだ付けされ、チップキャリア型パッケージ1が実装基板3に実装された状態となる。
以上のことから、ゾルダーペースト13及び固形状のはんだ17を溶融させて一体化させるリフローの際に、キャピラリーボールが発生することを確実に防ぐことができる。
また、実装基板3のランド11上には、クリーム状のゾルダーペースト13が塗布されるとしたが、これに限ることはなく、少なくともチップキャリア型パッケージ1の固形状のはんだ17によりパッド15bとランド11とがはんだ付けされればよい。したがって、実装基板3のランド11上には、例えば、固形状のはんだ17の濡れ性を向上させるためのフラックスが塗布されるとしても構わない。
この構成においては、上記実施形態のようにゾルダーペースト13を使用することなく、チップキャリア型パッケージ1を実装基板3に実装することができるため、キャピラリーボールが発生することを確実に防止することができる。
また、上記実施形態のチップキャリア型パッケージ1は、略板状のチップキャリア基板5を備えるとしたが、これに限ることはなく、少なくとも実装基板3の表面3aに対向するパッケージ本体の裏面に実装基板3と電気接続するパッドを形成すると共に、このパッド上に固形状のはんだ17を突出して形成して構成されていればよい。すなわち、チップキャリア型パッケージ1は、例えば、可撓性を有する薄板状のフレキシブル基板を用意すると共に、実装基板3の表面3aに対向するフレキシブル基板の裏面に、上記パッド及び固形状のはんだ17を形成して構成されるとしても構わない。
3 実装基板
3a 表面
5 チップキャリア基板(パッケージ本体)
5b 裏面(一端面)
11 ランド
13 ゾルダーペースト
15b パッド
17 固形状のはんだ
Claims (5)
- ランドにフラックスを塗布した実装基板の表面に実装するチップキャリア型パッケージであって、
パッケージ本体と、
該パッケージ本体の一端面に形成され、前記ランドにはんだ付けするためのパッドと、
該パッド上に突出して形成され、前記フラックスに接触させるための固形状のはんだとを備えることを特徴とするチップキャリア型パッケージ。 - ランドにクリーム状のゾルダーペーストを塗布した実装基板の表面に実装するチップキャリア型パッケージであって、
パッケージ本体と、
該パッケージ本体の一端面に形成され、前記ランドにはんだ付けするためのパッドと、
該パッド上に突出して形成され、前記ゾルダーペーストに接触させるための固形状のはんだとを備えることを特徴とするチップキャリア型パッケージ。 - 前記固形状のはんだが、前記パッド側から先端に向けて漸次細くなるように形成されていることを特徴とする請求項2に記載のチップキャリア型パッケージ。
- 前記パッド上から突出する前記固形状のはんだの突出高さが、前記ランド上に形成される前記ゾルダーペーストの厚さ寸法以下であることを特徴とする請求項3に記載のチップキャリア型パッケージ。
- 前記ゾルダーペーストに含まれるはんだの粒が、前記固形状のはんだと略同じ材質からなることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のチップキャリア型パッケージ。
Priority Applications (1)
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JP2005312553A JP2007123478A (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | チップキャリア型パッケージ |
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JP2005312553A JP2007123478A (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | チップキャリア型パッケージ |
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Family
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Family Applications (1)
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2005
- 2005-10-27 JP JP2005312553A patent/JP2007123478A/ja active Pending
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