JP2007165476A - 表面実装部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】リード部全体でのはんだブリッジを防止し、リード部とプリント配線板の電極パッドとの接合強度を高める。
【解決手段】表面実装部品は、プリント配線板1上の電極パッド2と接触する面に、はんだ6が入り込む台形形状の溝壁部5が形成されたガルウィング形状のリード部4を備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は電子機器のプリント配線板に実装する表面実装部品に関するものである。
近年、電子部品の高集積化が急速に進展しつつあり、それと共に半導体パッケージの端子数は増加している。そのため、ガルウィング形状のリード部を有する表面実装部品においては、2方向リードのSOP(Small Outline Package)から4方向リードのQFP(quad flat package)へと代わってきている。また、携帯電話等の小型機器では、さらなる高集積化と共に小型化に対する要求も増え、表面実装部品のリード間隔の狭ピッチ化が進んでいる。
表面実装部品をプリント配線板に実装するには、通常、プリント配線板上の電極パッドに、はんだとフラックスを混合したペースト状のクリームはんだを印刷し、このクリームはんだを押し潰す形で、表面実装部品のリード部を電極パッド上に載置する。次いで、リフロー炉等の全体加熱方式又は部分加熱方式によってクリームはんだを溶融させた後、溶融はんだが冷めて固まることによりリード部が電極パッドに接合される。
しかしながら、リード部のピッチが0.5mm程度の狭ピッチQFP等の表面実装部品においては、実装時にクリームはんだを押し潰して溶融する過程で、ブリッジと呼ばれる短絡不良が生じやすいという課題がある。
また、ブリッジ対策として、はんだ供給量を抑制すると、ガルウィング形状のリード部の高さにばらつきがあるために、リード部の浮きやはんだ不足が生じるという課題が出てくる。
そこで、特許文献1では、表面実装部品のリード部の長手方向を凹状又は波形状に彎曲させ、リード部から浮いた部分にはんだ溜りをつくることでブリッジを防止する方法が開示されている。また、特許文献2では、リード部の断面形状を逆三角形又は台形型にすることでブリッジを抑制する方法が開示されている。
特開平5−206359号公報(段落0028,0032,0040) 特開平5−217790号公報(段落0006)
従来の表面実装部品は以上のように構成されているので、上記特許文献1に記載された方法では,リード部が電極パッドから浮いている部分でのブリッジを抑制することはできるが,リード部と電極パッドが接触している部分では、実装時に押し潰されたクリームはんだがリード部の突出方向と垂直方向にも広がるため、この部分でのはんだブリッジを抑制する効果は少ないという課題があった。
また、上記特許文献2に記載された方法では、はんだブリッジを防止する効果はあるが、その一方でプリント配線板上の電極パッドとリード部の底面部との接触面積が小さくなるために、この部分の接合強度は低下してしまうという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、リード部の底面の先端部からかかと部にかけてのリード部全体でのはんだブリッジを防止することができると共に、リード部とプリント配線板の電極パッドとの接合強度を高めることができる表面実装部品を得ることを目的とする。
この発明に係る表面実装部品は、プリント配線板上の電極パッドと接触する面に溝壁部が形成されたガルウィング形状のリード部を備えたものである。
この発明により、はんだブリッジを従来技術より高い精度で防止することができると共に、プリント配線板上の電極パッドとリード部との接合強度を高めることができるという効果が得られる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による表面実装部品のリード部の実装状態を示す斜視図であり、図2は図1のA部から見た側面図である。
図1及び図2において、プリント配線板1は絶縁基板でありガラスエポキシ等の樹脂を用いている。電極パッド2はプリント配線板1上に設置され、銅箔等の導電材料からなり、表面にめっき加工等が施されている。例えばQFPの表面実装部品の本体部3からは、4側面にそれぞれガルウィング形状のリード部4が突出している。
リード部4は底面部11にはんだ6が入り込む溝壁部5が形成され、この溝壁部5はリード部4の先端部12からリード部4のかかと部13まで開口している。この溝壁部5はリード部4を削ることにより、リード部4の突出方向と平行方向に台形形状に形成されるものとする。
このリード部4を電極パッド2に接合するには、電極バッド2上に、例えば印刷マスクを用いて、はんだ6とフラックスを混合したペースト状のクリームはんだを印刷した後、電極パッド2上にリード部4を載置する。次いで、これをリフロー炉に入れ加熱してクリームはんだを溶融させる。このとき、はんだ6はリード部4の底面部11に台形形状に形成された溝壁部5に入り込んでリード部4の底面部11全体を覆う。その後、室温に冷却させて溶融していたはんだ6を固化させることにより、リード部4を電極パッド2上に接合する。
以上のように、この実施の形態1によれば、表面実装部品の実装時に、はんだ6が溝壁部5に入り込むことにより、リード部4の突出方向と垂直方向に広がるのをリード部4の底面部11全体で抑制できるため、はんだブリッジを従来技術より高い精度で防止することができると共に、リード部4とはんだ6との接触面積を増やすことにより、プリント配線板1上の電極パッド2とリード部4との接合強度を高めることができるという効果が得られる。
また、従来はリード部4の周りにはんだフィレットを形成することで、リード部4と電極パッド2との接合強度を確保していたが、この実施の形態1では、リード部4の底面部11に形成した溝壁部5に入り込んだはんだ6は、リード部4の底面部11全体を覆うため、表面実装部品の本体部3を支えるための充分な接合強度を有する。そのため、従来のはんだフィレットを取り除いた状態での実装も可能となり、さらなるリード狭ピッチ化、実装密度の向上を実現できるという効果が得られる。
なお、図1では溝壁部5の断面形状を台形形状で示しているが、その断面形状は半円形や四角形といったはんだ6が入り込むことが可能ないずれの形状でも良く、また、図1では、リード部4の先端部12からかかと部13にかけて溝壁部5は開口した場合について説明したが、これはいずれか一方又は両方が閉口していても良い。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2による表面実装部品のリード部の実装状態を示す斜視図であり、図4は図3のA部から見た側面図である。
図3及び図4において、プリント配線板1、電極パッド2、表面実装部品の本体部3は上記実施の形態1の図1及び図2に示すものと同等である。
リード部4は、上記実施の形態1の図1及び図2に示すものと同様に、リード部4を削ることにより、底面部11にはんだ6が入り込む溝壁部5がリード部4の突出方向と平行方向に台形形状に形成され、リード部4の先端部12からリード部4のかかと部13まで開口しているが、さらに、リード部4の上面部14から溝壁部5の上面部15に少なくとも1つ以上の貫通穴7を備えている。
このリード部4を電極パッド2に接合するには、電極バッド2上に、例えば印刷マスクを用いてはんだ6とフラックスを混合したペースト状のクリームはんだを印刷した後、電極パッド2上にリード部4を載置する。次いで、これをリフロー炉に入れ加熱してクリームはんだを溶融させる。このとき、はんだ6はリード部4の底面部11に台形形状に形成された溝壁部5に入り込んでリード部4の底面部11全体を覆うが、余剰となったはんだ6は貫通穴7にも入り込んでゆく。その後、室温に冷却させて溶融していたはんだ6を固化させることにより、リード部4を電極パッド2上に接合する。
以上のように、この実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様の効果が得られると共に、余剰となったはんだ6を貫通穴7に逃がすことができるため、さらに高い精度でのブリッジを防止することができるという効果が得られる。
なお、図3では溝壁部5の断面形状は台形形状で示しているが、その断面形状は半円形や四角形といったはんだ6が入り込むことが可能ないずれの形状でも良い。また、図3ではリード部4の先端部12からかかと部13にかけて溝壁部5は開口した場合について説明したが、これはいずれか一方又は両方が閉口していても良い。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3による表面実装部品のリード部の実装状態を示す斜視図であり、図6は図5のA部から見た側面図である。
図5及び図6において、プリント配線板1、電極パッド2、表面実装部品の本体部3は上記実施の形態1の図1及び図2に示すものと同等である。
リード部4は底面部11にはんだ6が入り込む溝壁部5がリード部4の先端部12からリード部4のかかと部13に形成されているが、この溝壁部5は治具等を用いてリード部4を曲げることにより、半円錐状等に形成されるものとする。
このリード部4を電極パッド2に接合するには、電極バッド2上に、例えば印刷マスクを用いて、はんだ6とフラックスを混合したペースト状のクリームはんだを印刷した後、電極パッド2上にリード部4を載置する。次いで、これをリフロー炉に入れ加熱してクリームはんだを溶融させる。このとき、はんだ6はリード部4の底面部11に半円錐状等に形成された溝壁部5に入り込んでリード部4の底面部11全体を覆う。その後、室温に冷却させて溶融していたはんだ6を固化させることにより、リード部4を電極パッド2上に接合する。
以上のように、この実施の形態3によれば上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、図5では溝壁部5の断面形状を円弧形状で示しているが、その断面形状は台形形状といったはんだ6が入り込むことが可能ないずれの形状でも良い。
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態3による表面実装部品のリード部の実装状態を示す斜視図であり、図8は図7のA部から見た側面図である。
図7及び図8において、プリント配線板1、電極パッド2、表面実装部品の本体部3は上記実施の形態1の図1及び図2に示すものと同等である。
リード部4は、上記実施の形態3と同様に、底面部11にはんだ6が入り込む溝壁部5がリード部4の先端部12からリード部4のかかと部13に形成され、この溝壁部5は治具等を用いてリード部4を曲げることにより半円錐状等に形成されると共に、上記実施の形態2と同様に、リード部4の上面部14から溝壁部5の上面部15に少なくとも1つ以上の貫通穴7を備えている。
このリード部4を電極パッド2に接合するには、電極バッド2上に、例えば印刷マスクを用いてはんだ6とフラックスを混合したペースト状のクリームはんだを印刷した後、電極パッド2上にリード部4を載置する。次いで、これをリフロー炉に入れ加熱してクリームはんだを溶融させる。このとき、はんだ6はリード部4の底面部11に半円錐状等に形成された溝壁部5に入り込んでリード部4の底面部11全体を覆うが、余剰となったはんだ6は貫通穴7にも入り込んでゆく。その後、室温に冷却させて溶融していたはんだ6を固化させることにより、リード部4を電極パッド2上に接合する。
以上のように、この実施の形態4によれば上記実施の形態2と同様の効果が得られる。
なお、図7では溝壁部5の断面形状を円弧形状で示しているが、その断面形状は台形形状といったはんだ6が入り込むことが可能ないずれの形状でも良い。
この発明の実施の形態1による表面実装部品のリード部の実装状態を示す斜視図である。 図1のA部から見た側面図である。 この発明の実施の形態2による表面実装部品のリード部の実装状態を示す斜視図である。 図3のA部から見た側面図である。 この発明の実施の形態3による表面実装部品のリード部の実装状態を示す斜視図である。 図5のA部から見た側面図である。 この発明の実施の形態4による表面実装部品のリード部の実装状態を示す斜視図である。 図7のA部から見た側面図である。
符号の説明
1 プリント配線板、2 電極パッド、3 本体部、4 リード部、5 溝壁部、6 はんだ、7 貫通穴、11 底面部、12 先端部、13 かかと部、14 上面部、15 上面部。

Claims (7)

  1. プリント配線板上の電極パッドと接触する面に溝壁部が形成されたガルウィング形状のリード部を備えた表面実装部品。
  2. 溝壁部はリード部の突出方向と平行方向に形成されていることを特徴とする請求項1記載の表面実装部品。
  3. 溝壁部はリード部の先端部からリード部のかかと部まで開口していることを特徴とする請求項1記載の表面実装部品。
  4. 溝壁部はリード部の先端部及びリード部のかかと部のいずれか一方又は両方が閉口していることを特徴とする請求項1記載の表面実装部品。
  5. 溝壁部はリード部を削ることにより形成されることを特徴とする請求項1記載の表面実装部品。
  6. 溝壁部は治具によりリード部を折り曲げることにより形成されることを特徴とする請求項1記載の表面実装部品。
  7. リード部の上面部から溝壁部の上面部に少なくとも1つ以上の貫通穴を備えていることを特徴とする請求項1記載の表面実装部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096480A1 (ja) * 2007-02-05 2008-08-14 Sanyo Electric Co., Ltd. 蓄電デバイス及びその実装体
JP2019047004A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 大日本印刷株式会社 リードフレーム、半導体装置、および半導体装置の製造方法
JP2020113582A (ja) * 2019-01-08 2020-07-27 トヨタ自動車株式会社 半導体装置

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