JP2007120669A - 動力伝達装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 非磁性材料によって電磁マグネットの磁束漏れを防止しながら、密封用シール性の低下を防止する。
【解決手段】 外側回転部材3と、これと相対回転自在に配置された内側回転部材5と、外側回転部材3と内側回転部材5とを断続するクラッチ機構7と、クラッチ機構7を操作する電磁マグネット9とを備え、外側回転部材3は、クラッチ機構7の連結トルクを伝達する非磁性材料のケーシング部材11と、ケーシング部材11に固定されたスチール部材13とを有し、スチール部材13と内側回転部材5との間にはシール15が配置されており、シール15はスチール部材13に形成された環状溝17に装着されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 外側回転部材3と、これと相対回転自在に配置された内側回転部材5と、外側回転部材3と内側回転部材5とを断続するクラッチ機構7と、クラッチ機構7を操作する電磁マグネット9とを備え、外側回転部材3は、クラッチ機構7の連結トルクを伝達する非磁性材料のケーシング部材11と、ケーシング部材11に固定されたスチール部材13とを有し、スチール部材13と内側回転部材5との間にはシール15が配置されており、シール15はスチール部材13に形成された環状溝17に装着されている。
【選択図】 図1
Description
この発明は、電磁マグネットを用いて駆動力を断続する動力伝達装置に関する。
特許文献1に図2のような電磁クラッチ装置501が記載されている。
この電磁クラッチ装置501は、ハウジング503と、ハブ505と、これらの間に設けられたクラッチ機構507と、これを断続操作する電磁マグネット509とで構成されている。電磁クラッチ装置501は密封構造であり、ハウジング503とハブ505との間にはシール511が配置され、シール511はハウジング503に形成された環状溝513に装着されている。
また、ハウジング503は、電磁マグネット509の磁束漏れを軽減するなどの目的で、非磁性材料であるアルミニューム合金を鋳造して作られている。
特開2003−206955号公報
ところが、アルミニューム合金でハウジング503を鋳造するときは、溶湯に含まれる空気が冷却過程で膨張して滞留することがあり、滞留した空気が巣を形成する。環状溝513の加工面にこのような巣が現れると、シール性が低下し、オイル漏れや異物の侵入を発生させる恐れがある。
そこで、この発明は、非磁性材料によって電磁マグネットの磁束漏れを防止しながら、シール性の低下を防止することができる動力伝達装置の提供を目的とする。
請求項1の動力伝達装置は、回転自在に配置された外側回転部材と、前記外側回転部材の内側に相対回転自在に配置された内側回転部材と、前記外側回転部材と前記内側回転部材とを断続するクラッチ機構と、前記クラッチ機構を操作する電磁マグネットとを備えた動力伝達装置であって、前記外側回転部材は、前記クラッチ機構の連結トルクを伝達する非磁性材料のケーシング部材と、前記ケーシング部材に固定されたスチール部材とを有し、前記スチール部材と前記内側回転部材との間には、シールが配置されており、前記シールは、前記スチール部材に形成された環状溝に装着されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載された動力伝達装置であって、前記スチール部材には、前記環状溝の外周側に、第2の環状溝が形成されており、前記第2の環状溝に、前記スチール部材と前記ケーシング部材との間をシールするOリングが装着されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載された動力伝達装置であって、前記ケーシング部材と前記内側回転部材との間にベアリングが配置されており、前記スチール部材に、前記ベアリングのアウターレースと当接する当接面が設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載された動力伝達装置であって、前記スチール部材と前記ケーシング部材間の支持部の径が、前記アウターレースを支持する前記ケーシング部材の支持部の径より大径であることを特徴とする。
請求項1の動力伝達装置は、シールが装着される環状溝を、非磁性材料のケーシング部材にではなく、スチール部材に形成した。
鍛造加工されるスチール部材には巣が発生しないから、環状溝に装着されたシール性が巣によって低下することがなくなり、従って、密封性が保たれ、オイル漏れや異物の侵入が防止され、信頼性が向上する。
こうして、本発明の動力伝達装置は、非磁性材料のケーシング部材によって電磁マグネットの磁束漏れを防止しながら、シール性の低下を防止して密封性を保つことができる。
請求項2の動力伝達装置は、請求項1の構成と同等の効果が得られる。
また、スチール部材の内周側にシール用の環状溝を形成し、外周側にシールリング用の第2環状溝を形成することによって、ケーシング部材とスチール部材との組み付け部分をそれだけ簡素かつコンパクトな構造にすることができる。
また、スチール部材に形成された第2の環状溝は、上記のシール用環状溝と同様に、巣が発生することはなく、装着されたシールリングによるシール性を低下させることがないから、動力伝達装置は密封性が保たれて、オイル漏れや異物の侵入が防止される。
請求項3の動力伝達装置は、請求項1または請求項2の構成と同等の効果が得られる。
また、スチール部材に、ケーシング部材と内側回転部材の間に配置されたベアリングのアウターレースと当接する当接面を設けたことによって、ケーシング部材側でアウターレース(ベアリング)を位置決めする必要がなくなるから、ケーシング部材をそれだけ簡素な機能と形状にすることができる。
さらに、スチール部材にアウターレースとの当接機能を持たせ、スチール部材に機能を集中させたことによって、周辺部材にこの当接機能を持たせる必要がなくなり、周辺部材の機能と形状をそれだけ簡素にしてコストを低減することが可能になる。
また、アウターレースとの当接面を、軟質の非磁性材料にではなく、耐摩耗性の高いスチール部材に設けたから、アウターレース(ベアリング)の位置決め機能が長期にわたって正常に保たれる。
請求項4の動力伝達装置は、請求項3の構成と同等の効果が得られる。
また、スチール部材とケーシング部材間の支持部の径を、アウターレースを支持するケーシング部材側の支持部の径より大きくしたことによって、スチール部材側からベアリングにアクセスすることが可能になるから、ベアリングの組み付けやメンテナンスが容易になる。
次に本発明の実施形態について説明する。
<一実施形態>
図1によって動力伝達装置1の説明をする。左右の方向は動力伝達装置1を用いた4輪駆動車の前後の方向であり、図1の左方はこの車両の前方に相当する。
図1によって動力伝達装置1の説明をする。左右の方向は動力伝達装置1を用いた4輪駆動車の前後の方向であり、図1の左方はこの車両の前方に相当する。
[動力伝達装置1の特徴]
動力伝達装置1は、回転自在に配置されたハウジング3(外側回転部材)と、ハウジング3の内側に相対回転自在に配置された中空のハブ5(内側回転部材)と、ハウジング3とハブ5とを断続する多板式のメインクラッチ7(クラッチ機構)と、メインクラッチ7を操作する電磁マグネット9とを備えている。
動力伝達装置1は、回転自在に配置されたハウジング3(外側回転部材)と、ハウジング3の内側に相対回転自在に配置された中空のハブ5(内側回転部材)と、ハウジング3とハブ5とを断続する多板式のメインクラッチ7(クラッチ機構)と、メインクラッチ7を操作する電磁マグネット9とを備えている。
ハウジング3は、メインクラッチ7の連結トルクを伝達するアルミニューム合金(非磁性材料)製の円筒部材11(ケーシング部材)と、円筒部材11に固定されたカバー13(スチール部材)とを有し、カバー13とハブ5との間には、断面がX字状のシールであるXリング15(シール)が配置され、Xリング15は、カバー13に形成された環状溝17に装着されており、環状溝17の径方向外側(外周側)には、第2の環状溝19が形成され、環状溝19には、カバー13と円筒部材11との間をシールするOリング21(シールリング)が装着されており、円筒部材11とハブ5との間にボールベアリング23(ベアリング)が配置されており、カバー13には、ボールベアリング23のアウターレース25と当接する当接面27が設けられている。
また、カバー13と円筒部材11間の支持部29の径r1が、アウターレース25を支持する円筒部材11の支持部31の径r2より大径となっている。
[上記4輪駆動車の動力系]
この動力系は、エンジン、トランスミッション、トランスファ、フロントデフ(エンジンの駆動力を左右の前輪に配分するデファレンシャル装置)、前車軸、左右の前輪、後輪側のプロペラシャフト、動力伝達装置1、方向変換ギア組、リヤデフ(エンジンの駆動力を左右の後輪に配分するデファレンシャル装置)、後車軸、左右の後輪などから構成されており、動力伝達装置1はプロペラシャフトと方向変換ギア組との間に配置されている。
この動力系は、エンジン、トランスミッション、トランスファ、フロントデフ(エンジンの駆動力を左右の前輪に配分するデファレンシャル装置)、前車軸、左右の前輪、後輪側のプロペラシャフト、動力伝達装置1、方向変換ギア組、リヤデフ(エンジンの駆動力を左右の後輪に配分するデファレンシャル装置)、後車軸、左右の後輪などから構成されており、動力伝達装置1はプロペラシャフトと方向変換ギア組との間に配置されている。
エンジンの駆動力はトランスミッションからフロントデフに伝達され、前車軸から左右の前輪に配分されると共に、フロントデフ(デフケース)の回転はトランスファから後輪側プロペラシャフトを介して動力伝達装置1に伝達され、動力伝達装置1のメインクラッチ7が連結されていると、エンジンの駆動力は方向変換ギア組を介してリヤデフに伝達され、後車軸から左右の後輪に配分され、車両は4輪駆動状態になる。
また、メインクラッチ7の連結が解除されると、車両は前輪駆動の2輪駆動状態になる。
[動力伝達装置1の構成]
ハウジング3は、上記の円筒部材11及びカバー13と、磁性材料で作られたロータ33とによって構成されている。カバー13と円筒部材11はボルト35で固定されており、ロータ33は円筒部材11の後部側開口に螺着され、ナット37のロックナット機能によって抜け止めと位置決めが施されている。また、円筒部材11とロータ33との間にはOリング39が配置されている。ハウジング3は、カバー13の部分を両側シール型のボールベアリング41によってデフキャリヤ43に支持されており、カバー13と一体に形成された伝達軸部45にスプライン連結されたコンパニオンフランジと継ぎ手側のフランジとを介して前輪側プロペラシャフトに連結され、エンジンの駆動力によって回転駆動される。
ハウジング3は、上記の円筒部材11及びカバー13と、磁性材料で作られたロータ33とによって構成されている。カバー13と円筒部材11はボルト35で固定されており、ロータ33は円筒部材11の後部側開口に螺着され、ナット37のロックナット機能によって抜け止めと位置決めが施されている。また、円筒部材11とロータ33との間にはOリング39が配置されている。ハウジング3は、カバー13の部分を両側シール型のボールベアリング41によってデフキャリヤ43に支持されており、カバー13と一体に形成された伝達軸部45にスプライン連結されたコンパニオンフランジと継ぎ手側のフランジとを介して前輪側プロペラシャフトに連結され、エンジンの駆動力によって回転駆動される。
円筒部材11はアルミニューム合金で鋳造加工され、カバー13と伝達軸部45は鉄系合金で鍛造加工されている。また、カバー13に設けられた当接面27はアウターレース25を介してボールベアリング23を軸方向に位置決めしている。
ハブ5の前端は上記のボールベアリング23によってハウジング3(円筒部材11)に支持され、後端は銅やアルミなどの摺動ブッシュ47によりハウジング3(ロータ33)に支持されていると共に、ハブ5の後端とロータ33との間にも断面がX字状のシールであるXリング49が配置されている。ハブ5には入力軸51が貫通し、その内周にスプライン連結されており、入力軸51は、前端部をニードルベアリング53によってカバー13に支持され、中間部をボールベアリング55によってデフキャリヤ43に支持されており、その後端には伝達部がある。
また、上記のボールベアリング41とニードルベアリング53は互いの軸方向中心が一致するように配置されている。
動力伝達装置1はXリング15,49とOリング21,39によって密封されており、ハウジング3とハブ5の間の密封された空間にはオイルが封入され、上記の各シール手段によってオイル漏れと異物の侵入が防止されている。
動力伝達装置1は、上記のハウジング3とハブ5とメインクラッチ7と電磁マグネット9の他に、電磁マグネット9の回り止め部材57と、多板式のパイロットクラッチ59と、カムリング61と、ボールカム63と、プレッシャープレート65と、アーマチャ67と、コントローラなどから構成されている。
上記のメインクラッチ7は円筒部材11(ハウジング3)とハブ5との間に設けられており、パイロットクラッチ59は円筒部材11とカムリング61との間に設けられている。ボールカム63はカムリング61とプレッシャープレート65との間に設けられており、カムリング61とロータ33との間にはボールカム63のカム反力を受けるベアリング69が配置されている。プレッシャープレート65はハブ5の外周にスプライン連結されており、アーマチャ67は、パイロットクラッチ59とプレッシャープレート65との間で、円筒部材11の内周にスプライン連結されている。
電磁マグネット9のコア71は、ロータ33の凹部に所定のエアギャップを介して貫入し、ボールベアリング73によってロータ33に支持されており、上記の回り止め部材57は内側端部をコア71に固定され、外側端部に設けられた連結部75でデフキャリヤ43に連結されることによってコア71を回り止めしている。また、コア71から引き出された電磁マグネット9のリード線77は回り止め部材57によって支持されながら所望の引き出し方向に案内され、コネクター79などを介してデフキャリヤ43の外部に引き出され、バッテリーに接続されている。
コア71とロータ33とパイロットクラッチ59とアーマチャ67によって電磁マグネット9の磁路が構成されており、上記のコントローラは、電磁マグネット9の励磁、励磁電流の制御、励磁停止などを行う。電磁マグネット9が励磁されると、この磁路に磁束ループが形成され、吸引されたアーマチャ67によりパイロットクラッチ59が押圧されて締結し、トルクを受けて作動したボールカム63のカムスラスト力によりプレッシャープレート65を介してメインクラッチ7が押圧されて締結し、車両は4輪駆動状態になる。また、電磁マグネット9の励磁を停止すると、メインクラッチ7の連結が解除されて車両は2輪駆動状態になる。
[動力伝達装置1の効果]
動力伝達装置1は次のような効果が得られる。
動力伝達装置1は次のような効果が得られる。
Xリング15を装着する環状溝17を、アルミニューム合金を鋳造加工した円筒部材11にではなく、鉄系合金を鍛造加工したカバー13に形成したから、カバー13を切削加工した環状溝17に巣が現れることはなく、Xリング15のシール性を低下させる恐れはない。
また、Oリング21を装着する環状溝19もカバー13に形成したから、同様に、切削加工された環状溝19に巣が現れることはなく、Oリング21のシール性を低下させる恐れはない。
従って、動力伝達装置1は、非磁性材料の円筒部材11によって電磁マグネット9の磁束漏れを防止しながら、Xリング15とOリング21のシール性の低下を防止して密封性が高く保たれるから、オイル漏れや異物の侵入が防止され、信頼性が向上する。
また、カバー13の内周側にXリング15用の環状溝17を形成し、外周にOリング21用の環状溝19を形成することによって、円筒部材11とカバー13との組み付け部分がそれだけ簡素な構造になる。
また、カバー13にボールベアリング23のアウターレース25との当接面27を設けたことによって円筒部材11側でボールベアリング23を位置決めする必要がなくなり、さらに、カバー13に機能を集中させたことにより、円筒部材11を含む周辺部材の機能と形状をそれだけ簡素にし、コストを低減することができる。
また、アウターレース25との当接面27を、軟質の円筒部材11にではなく、耐摩耗性の高いカバー13に設けたから、ボールベアリング23の位置決め機能が長期にわたって正常に保たれる。
また、円筒部材11とカバー13との間に設けられた支持部29の径r1を、アウターレース25を支持する円筒部材11の支持部31の径r2より大きくしたことによって、カバー13側からボールベアリング23にアクセスすることが可能になり、ベアリング23の組み付けやメンテナンスがそれだけ容易になった。
これに加えて、動力伝達装置1は、ボールベアリング41とニードルベアリング53の各軸方向中心を合わせてそれぞれの径方向投影を互いにオーバーラップさせたことにより、ボールベアリング41によるハウジング3の支持、及び、ニードルベアリング53による入力軸51の支持が強固になり、各部材の支持不良と、支持不良による異音や振動の発生が防止されている。
また、電磁マグネット9のリード線77は、回り止め部材57によって支持され、さらに、所望の方向に案内されて外部に引き回されているから、振れ及び振れによる断線から解放される。また、このように回り止め部材57をリード線77を支持し案内する引き回し部材として利用したことによって、特別な引き回し部材や引き回し機構を追加せずに、リード線77の支持・案内機能を向上させながら、コストの上昇と部品点数の増加が避けられる。
[本発明の範囲に含まれる他の態様]
なお、本発明の動力伝達装置は、実施形態のように駆動力を断続する装置として実施する他に、差動機構に差動制限機構として組み込んでもよい。
なお、本発明の動力伝達装置は、実施形態のように駆動力を断続する装置として実施する他に、差動機構に差動制限機構として組み込んでもよい。
1 動力伝達装置
3 ハウジング(外側回転部材)
5 ハブ(内側回転部材)
7 メインクラッチ(クラッチ機構)
9 電磁マグネット
11 円筒部材(ケーシング部材)
13 カバー(スチール部材)
15 Xリング(シール)
17 環状溝
19 第2の環状溝
21 Oリング(シールリング)
23 ボールベアリング(ベアリング)
25 アウターレース
27 当接面
29,31 支持部
r1 支持部29の径
r2 支持部31の径
3 ハウジング(外側回転部材)
5 ハブ(内側回転部材)
7 メインクラッチ(クラッチ機構)
9 電磁マグネット
11 円筒部材(ケーシング部材)
13 カバー(スチール部材)
15 Xリング(シール)
17 環状溝
19 第2の環状溝
21 Oリング(シールリング)
23 ボールベアリング(ベアリング)
25 アウターレース
27 当接面
29,31 支持部
r1 支持部29の径
r2 支持部31の径
Claims (4)
- 回転自在に配置された外側回転部材と、前記外側回転部材の内側に相対回転自在に配置された内側回転部材と、前記外側回転部材と前記内側回転部材とを断続するクラッチ機構と、前記クラッチ機構を操作する電磁マグネットとを備えた動力伝達装置であって、
前記外側回転部材は、前記クラッチ機構の連結トルクを伝達する非磁性材料のケーシング部材と、前記ケーシング部材に固定されたスチール部材とを有し、
前記スチール部材と前記内側回転部材との間には、シールが配置されており、
前記シールは、前記スチール部材に形成された環状溝に装着されていることを特徴とする動力伝達装置。 - 請求項1に記載された発明であって、
前記スチール部材には、前記環状溝の外周側に、第2の環状溝が形成されており、
前記第2の環状溝に、前記スチール部材と前記ケーシング部材との間をシールするシールリングが装着されていることを特徴とする動力伝達装置。 - 請求項1または請求項2に記載された発明であって、
前記ケーシング部材と前記内側回転部材との間にベアリングが配置されており、
前記スチール部材に、前記ベアリングのアウターレースと当接する当接面が設けられていることを特徴とする動力伝達装置。 - 請求項3に記載された発明であって、
前記スチール部材と前記ケーシング部材間の支持部の径が、前記アウターレースを支持する前記ケーシング部材の支持部の径より大径であることを特徴とする動力伝達装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005315164A JP2007120669A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005315164A JP2007120669A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 動力伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007120669A true JP2007120669A (ja) | 2007-05-17 |
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ID=38144732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005315164A Pending JP2007120669A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2007120669A (ja) |
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2005
- 2005-10-28 JP JP2005315164A patent/JP2007120669A/ja active Pending
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