JP2007120084A - 浴室床パンの接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴槽エプロンを設置せず、デザイン的にも斬新である浴室ユニットを実現する浴室床パンの接合構造を提供する。
【解決手段】本願発明の浴室床パン1の接合構造は、洗い場を構成する洗い場用床パン2と浴槽を載置する浴槽載置用床パン3とが、浴槽載置用床パン3の接合端縁3Aが洗い場用床パン2の接合端縁2Aの上側になった状態で接合され、洗い場用床パン2の接合端縁2Aの下部と浴槽載置用床パン3の接合端縁3Aの下部からそれぞれ第1の連結フレームを垂下させ、これら第1の連結フレームにそれぞれL字状の第2の連結フレームを、これら第2の連結フレームの水平部どうしが上下に重なり合うように取り付け、これら第2の連結フレームの水平部において固定具により締付固定することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本願発明は、洗い場を構成する洗い場用床パンと浴槽を載置する浴槽載置用床パンを備えた浴室床パンの接合構造に関するものである。
従来より、ユニットバスルームにおいて、洗い場を構成する洗い場用床パンと浴槽を載置する浴槽載置用床パンを備えた浴室床パンが設置されている。一般に、洗い場用床パンと浴槽載置用床パンは別々に製造され、一般に、施工の際に両者の接合が行われている。これまで、洗い場用床パンと浴槽載置用床パンの接合は、ビスを用いての機械固定が殆どであった。
図3、図4に、従来の浴室床パンの接合構造の二例の連結部を断面図で模式的に示す。これらの図において、31は洗い場用床パン、32は浴槽載置用床パン、33はビス、34は浴槽エプロンである。図3は、洗い場用床パン31と浴槽載置用床パン32の連結部において上下方向にてビス33で連結される例であり、図4は、洗い場用床パン31と浴槽載置用床パン32の連結部において横方向にてビス33で連結される例である。
このような接合構造は、浴槽載置用床パン32を洗い場使用者から目隠しするための浴槽エプロン34なる部材があって初めて成り立つ方式であった。浴槽エプロン34により、ビス33による連結部も隠すことができるからである。
しかしながら、上記のような従来の浴室床パンの接合構造では、浴槽エプロン34があることで、ユニットバスルームの見た目が代わり映えのしないものとなっている一因ともなっていた。今後は、浴槽エプロンを設置せず、デザイン的にも斬新である図5に示すような浴室ユニットの実現が望まれる可能性が高い。図5において、41はユニットバスルーム、42は置き浴槽、43は床、44は壁、45は湯水噴出部、46は浴槽42と壁44を固定する固定部材である。
そこで、本願発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたもので、浴槽エプロンを設置せず、デザイン的にも斬新であるユニットバスルームを実現する浴室床パンの接合構造を提供することを課題とする。
本願発明の浴室床パンの接合構造は、上記課題を解決するため、第1には、洗い場を構成する洗い場用床パンと浴槽を載置する浴槽載置用床パンとが、浴槽載置用床パンの接合端縁が洗い場用床パンの接合端縁の上側になった状態で接合される浴室床パンの接合構造であって、洗い場用床パンの接合端縁の下部と浴槽載置用床パンの接合端縁の下部からそれぞれ第1の連結フレームを垂下させ、これら第1の連結フレームにそれぞれL字状の第2の連結フレームを、これら第2の連結フレームの水平部どうしが上下に重なり合うように取り付け、これら第2の連結フレームの水平部において固定具により締付固定することを特徴とする。
また、第2には、上記第1の発明において、浴槽載置用床パンに取り付けられた第2の連結フレームの水平部が、洗い場用床パンに取り付けられた第2の連結フレームの水平部の上側になるように配置し、浴槽載置用床パンに取り付けられた第2の連結フレームの水平部には固定具を構成するネジが固定されるか又は挿通可能となっており、洗い場用床パンに取り付けられた第2の連結フレームの水平部にはそのネジと嵌合するコの字状の切欠を形成したことを特徴とする。
また、第3には、上記第1又は第2の発明において、浴槽載置用床パンの接合端縁と洗い場用床パンの接合端縁が重なり合う部分にパッキンを介在させて接合が行われていることを特徴とする。
さらに、第4には、上記第1から第3のいずれかの発明において、浴槽載置用床パンの浴槽に対応する位置に点検口を設け、点検口より洗い場用床パンと浴槽載置用床パンの締付固定作業を行うことができ、点検口には点検口蓋が取付固定されるようになっていることを特徴とする。
本願請求項1の発明によれば、浴槽エプロンを設置せず、デザイン的にも斬新であるユニットバスルームを実現することが可能となる。
本願請求項2の発明によれば、上記効果に加え、第1の連結フレームや第2の連結フレームの製造上の誤差が容易に吸収可能となるため、洗い場用床パンと浴槽載置用床パンの接合作業を精度よく行うことができる。
本願請求項3の発明によれば、上記効果に加え、止水効果をより高めることができる。
本願請求項4の発明によれば、上記効果に加え、洗い場用床パンと浴槽載置用床パンの現場での接合作業をより容易に行うことができる。
本願発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
図1、図2は、本願発明の一実施形態に係る浴室床パンの接合構造の連結部をそれぞれ断面図、平面図で模式的に示したものである。この浴室床パンの接合構造は浴槽エプロンを設置しないタイプのものである。
本実施形態の浴室床パン1は、図1、図2に示すように、洗い場用床パン2と、浴槽4を載置する浴槽載置用床パン3とを接合して構成される。本実施形態の浴室床パン1は、実現場での施工時に有利な施工方式を踏襲し、先に洗い場用床パン2を設置し、その後に浴槽載置用床パン3を設置するようになっている。洗い場用床パン2と浴槽載置用床パン3には、合成樹脂や金属等の従来から使用されている各種材料を用いることができる。
洗い場用床パン2は、その接合端縁2Aが鍔状に形成され、浴槽載置用床パン3側にせり出している。浴槽載置用床パン3は、その接合端縁3Aが同じく鍔状に形成され、接合端縁3Aが接合端縁2Aの上側になるように配置される。洗い場用床パン2の接合端縁2Aの下部と浴槽載置用床パン3の接合端縁3Aの下部にはL金具5、6がそれぞれ垂下して取り付けられている。これらL金具5、6は例えばインサート成形などの方法により接合端縁2A、3Aの所定部位に取り付けれる。L金具5の水平部5aは接合端縁2Aと平行且つ水平方向に配置され、垂直部5bは鉛直方向に垂下している。L金具6の垂直部6bは鉛直方向に垂下し、水平部6aは垂直部6bの下端から洗い場用床パン2の反対側に向けて水平方向に配置されている。L金具5の垂直部5bとL金具6の垂直部6bは所定距離だけ離間して配置されている。L金具5の垂直部5bには別のL金具7がその垂直部7bにおいてビス9により取り付けられている。L金具6の垂直部6bには別のL金具8がその垂直部8bにおいてビス10により取り付けられている。L金具8の水平部8aはL金具7の水平部7aの上側に位置し、L金具8の水平部8aにはビス11が固定されている。一方、L金具7の水平部7aには上側から見るとコの字状の切欠12が形成され、ビス11が切欠12と嵌合するようになっている。切欠12はL金具製造時の誤差を吸収する役割も行う。ビス11にはナット13が螺合する。接合端縁3Aと接合端縁2Aの間にはパッキン14を介在させ、止水効果の向上を図っている。L金具5〜8を用いた連結箇所の数は、洗い場用床パン2と浴槽載置用床パン3との接合長さ(接合端縁2A、3Aの長さ)に応じて適宜の数とすることができる。
一方、浴槽載置用床パン3の浴槽4に対応する部分には、点検口15が設けられ、この点検口15を利用して、洗い場用床パン2と浴槽載置用床パン3の接合作業が行えるようになっている。点検口15には点検口蓋16が取付固定され、浴槽4の設置後には洗い場使用者からは見えないようになっている。
次に、本実施形態の浴室床パン1の接合構造の施工について述べる。
まず、実現場のユニットバスルームにおいて洗い場用床パン2を設置する。L金具5に対するL金具7の取付はこの設置時に行ってもよいし、前もって行ってもよい。
次に、浴槽載置用床パン3を設置するが、その前にL金具8をL金具6に取り付けておく。そして、洗い場用床パン2の接合端縁2Aと浴槽載置用床パン3の接合端縁3Aの間にパッキン14を介在させ、接合端縁3Aが接合端縁2Aの上になるように位置決めし、且つL金具6に固定されたビス11がL金具7に形成された切欠12に嵌合するにように浴槽載置用床パン3を上から設置する。その後、点検口15より手を入れてナット13をビス11に螺合させる。するとL金具8とL金具7が締め付けられ、同時にパッキン14を介して浴槽載置用床パン3の接合端縁3Aが洗い場用床パン2の接合端縁2Aの押し付けられ、良好な止水効果を持って接合構造が形成される。
その後、点検口15に点検口蓋16を取り付け、さらに浴槽4を載置固定することにより、施工が完了する。
以上、本願発明を一実施形態に基づいて説明したが、もちろん本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、第1及び第2の連結フレームとしてL金具5、6、7、8を用いたが、本願発明によれば、別の形態の連結具を用いてもよい。
また、上記実施形態では、L金具7、8の締付固定にビス11とナット13を用いたが、本願発明によれば、両者の締付固定が可能な各種固定具を使用することができる。
さらに、本願発明によれば、施工の手順を上記実施形態の場合と異ならせて行うこともできる。
本願発明の一実施形態に係る浴室床パンの接合構造の連結部を模式的に示す断面図である。 同上実施形態に係る浴室床パンの接合構造の連結部を模式的に示す平面図である。 従来の浴室床パンの接合構造の一例の連結部を模式的に示す断面図である。 従来の浴室床パンの接合構造の別例の連結部を模式的に示す断面図である。 浴槽エプロンを設けない浴槽が載置されたユニットバスルームを模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 浴室床パン
2 洗い場用床パン
2A 接合端縁
3 浴槽載置用床パン
3A 接合端縁
4 浴槽
5、6、7、8 L金具
5a、6a、7a、8a 水平部
5b、6b、7b、8b 垂直部
9、10、11 ビス
12 切欠
13 ナット
14 パッキン
15 点検口
16 点検口蓋

Claims (4)

  1. 洗い場を構成する洗い場用床パンと浴槽を載置する浴槽載置用床パンとが、浴槽載置用床パンの接合端縁が洗い場用床パンの接合端縁の上側になった状態で接合される浴室床パンの接合構造であって、洗い場用床パンの接合端縁の下部と浴槽載置用床パンの接合端縁の下部からそれぞれ第1の連結フレームを垂下させ、これら第1の連結フレームにそれぞれL字状の第2の連結フレームを、これら第2の連結フレームの水平部どうしが上下に重なり合うように取り付け、これら第2の連結フレームの水平部において固定具により締付固定することを特徴とする浴室床パンの接合構造。
  2. 浴槽載置用床パンに取り付けられた第2の連結フレームの水平部が、洗い場用床パンに取り付けられた第2の連結フレームの水平部の上側になるように配置し、浴槽載置用床パンに取り付けられた第2の連結フレームの水平部には固定具を構成するネジが固定されるか又は挿通可能となっており、洗い場用床パンに取り付けられた第2の連結フレームの水平部にはそのネジと嵌合するコの字状の切欠を形成したことを特徴とする請求項1に記載の浴室床パンの接合構造。
  3. 浴槽載置用床パンの接合端縁と洗い場用床パンの接合端縁が重なり合う部分にパッキンを介在させて接合が行われていることを特徴とする請求項1又は2に記載の浴室床パンの接合構造。
  4. 浴槽載置用床パンの浴槽に対応する位置に点検口を設け、点検口より洗い場用床パンと浴槽載置用床パンの締付固定作業を行うことができ、点検口には点検口蓋が取付固定されるようになっていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の浴室床パンの接合構造。
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JPS61116591A (ja) * 1984-11-06 1986-06-04 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 感熱転写記録媒体

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