JPS61116591A - 感熱転写記録媒体 - Google Patents

感熱転写記録媒体

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JPS61116591A
JPS61116591A JP59232425A JP23242584A JPS61116591A JP S61116591 A JPS61116591 A JP S61116591A JP 59232425 A JP59232425 A JP 59232425A JP 23242584 A JP23242584 A JP 23242584A JP S61116591 A JPS61116591 A JP S61116591A
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material layer
waxes
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隆夫 阿部
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達一 前橋
Yoshihiro Inaba
義弘 稲葉
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
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    • B41M5/38228Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the use of two or more ink layers
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    • B41M5/395Macromolecular additives, e.g. binders

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多数回使用できる感熱転写記録媒体に関する。
詳しくは、−足場J二の印加エネルギーであれば転写濃
度が一定である転写像が得られると共に、印加エネルギ
ーの微妙な変化に左右されず、一定な印字品質を多数回
に亘って得ることができる感熱転写記録媒体に関する。
[従来技術1 多数回使用を目的とした感熱転写記録媒体としては1例
えば特開昭55−105579号公報に、樹脂によって
ta紙紙札孔質性層形成せしめ。
その層にインクを含浸させる技術が記載され、また特開
昭57−160691号公報には、有機若しくは無機の
微粉末を用いて、網状構造を形成し、インクを含浸させ
る技術か記載され、さらに特開昭57−185192号
公報には、多孔質紙にインクを含浸させる技術が記載さ
れている。
これらの技術はいずれも多孔質の物質から少しずつイン
クが侵みでるように考慮されたものであるか、これらは
印加エネルギーの微妙な変化に対応して転写濃度が変化
し、一定の印字品質が得られないという問題がある。
E発明が解決しようとする問題点] 本発明は、−足場上の印加エネルギーであれば転写濃度
が一定である転写像が得られると共に、印加エネルギー
の微妙な変化に左右されず、一定な印字品質を多数回に
亘って得ることができる感熱転写記録媒体を提供するこ
とを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、m意研究を続けた結果、支持体上に2以上
の熱溶融性色材層を有する感熱転写記録媒体において、
該色材層の少なくとも一層が中間層を介して該別の色材
層に間接的に隣接しており、該間接的に隣接する色材層
の少なくとも一方が下記化合物群より選択される少なく
とも1種の熱溶融性物質を含有し、かつ該熱溶融性物質
を含む色材層と隣接する中間層が該熱溶融性物質と不混
和な熱溶融性物質を含有することによって上記技術的課
題が解決されることを見出し、本発明に至った。
[化合物群] 動物系ワックス 植物系ワックス 鉱物系ワックス 石油系ワックス 合成炭化水素系ワックス 変性ワックス 多層感熱転写記録媒体においては、中間層を介して間接
的に隣接する2つの色材層を有し、該色材層の少なくと
も一方が上記化合物群より選択される熱溶融性物質を含
有し、前記介在する中間層が、該選択された熱溶融性物
質と不混和な熱溶融性物質を含有すれば、本発明の技術
的範囲に属するものである。3つ以上の色材層を有する
場合においても、少なくとも1つの色材層とこれに隣接
する中間層との間で上記本発明の条件を満足すればよい
が、全ての色材層の各々がこれと隣接する中間層との間
で上記本発明の条件を満足することか望ましい。
以下本発明について更に詳述する。
本発明の感熱転写記録媒体は、支持体上に設けられた2
以上の熱溶融性色材層を有し、この熱溶融性色材層は、
好ましくは接着層を介して支持体上に2層以上の多層に
形成され、この2層以上のJ#の間には中間層が設けら
れている0本発明にいう熱溶融性色材層とは、サーマル
ヘッド等による印加エネルギーによって溶融し、被転写
紙側に転写され、1回の転写で必要な転写濃度の印字を
得ることができる層をいう、また中間層とは、上記熱溶
融性色材層の間に介在し1色材層を区別できる暦であっ
て、自ら単独では、1回の転写で必要な転写濃度の印字
を与えることができない層をいう。
本発明において好ましい層構成を示すと2例えば支持体
上に順次#It着層1色材層I、中間層I。
色材層■を塗設し、前記色材層■及び/又は色材層■に
前記化合物群より選択される所謂極性の低い熱溶融性物
質の少なくとも1種を含有し、前記中間層Iに前記熱溶
融性物質と不混和な(所謂極性の高い)熱溶融性物質を
含イ4する多層構成を挙げることができる。このような
構成にすることにより、中間層Iの組成物の一部若しく
は全部が色材層I及び/又は色材層■のワックスに対し
て不混和性を有することになる。
本発明はこの不混和性に基く破壊強度の減少(色材層I
及び/′又は色材層1!と中間層重の剥離性)を利用す
る。即ちエネルギーを印加し、色材層を溶融させ被転写
紙側へ転写(剥離)する過程で、(1)色材層■と中間
層重の界面付近、(2)色材層Iと中間層■の界面付1
ffi、  (3)中間層I内部、のいずれかで引き剥
がされる。これにより1回の転写で色材層1層分が転写
する。
上記層構成の場合2回の転写が1能であるが、更に転写
回数を多くするために色材層IIの上に中間層11.色
材層m、φ間Mm、色材層■というように夫々積層する
ことができる。添付図面第1図には色材層■までを積層
した場合を例示した。
上記の場合色材層I〜■は夫々同じ組成であってもよい
が、融点、粘度1色材層度、膜強度を変化させることは
むしろ好ましい。
本発明の別のχ流側は次のような層構成を有する。即ち
第2図または第3図に示すように上記色材層I、中間層
I、色材層■を有し、(1)該色材層Hの上に直接色材
Mmを有する(第2図参照)か、または(2)Ril記
色材層工層重下に色材層■を有する(第3図参照)場合
であって、前記(1)の場合は色材層■と色材層■の関
係で、前記(2)の場合は色材層Iと色材層mの関係で
、各々一方の色材層が上記化合物群より選択される少な
くとも1種の熱溶融性物質を含有し、他方の色材層が前
記熱溶融性物質と不混和な熱溶融性物質を含むように構
成することである。直接隣接する色材層を更に設けた場
も同様である。なお、この点についての詳細な説明は、
本出願人による同日付提出に係る特許願(A)に記載し
た。
なお上記中間層1.II及びm等の中間層には着色剤が
含有されてもよい。
本発明において前記化合物群より選択される熱溶融性物
質の少なくとも1種を含有する層は実質的にそれと不混
和の熱溶融性物質を含有しないことが好ましく9例え含
有されたとしてもその含有率は、この色材層の全重量に
対して10重量%以下となるようにすることが好ましい
、 本発明に用いられる上記化合物群としては、比較的極性
の低いワックスであり、常温で固体のワックスが挙げら
れ、好ましくは融点ないし軟化点が40〜SO℃のワッ
クスが挙げられ、具体的には以下に挙げるワックスが用
いられる。
動物系ワー、クスとしては、蜜ロウ、昆虫ロウ。
セラックロウ、鯨ロウ、羊毛ロウ等が挙げられ。
植物系ワックスとしては、カルナバロウ、木ロウ、オウ
リキュリーロウ、エスパルトロウ、キャンデリラロウ等
が挙げられ、鉱物系ワックスとしてはモンタンロウ、オ
シケライト、セレシン等が挙げられ、石油系ワックスと
しては、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワ
ックス、エステルワックス、ペトロラタム等が挙げられ
、合成炭化水素系ワックスとしては、プイッシャートロ
プンニワックス、ポリエチレンワックス、低分子4Fポ
リプロピレノ、低分子量ポリエチレン及びその誘導体等
が挙げられ、変性ワックスとしては。
酸化ワックス、モンタンワックス誘導体、パラフィンあ
るいはマイクロワックス誘導体が挙げられる。これらは
単独で用いられてもよいし2種以上を併用してもよい、
なお本発明においては水素化ワックス、例えばカスター
ワックス、オパールワックス等を用いることもできる。
本発明において、上記化合物群に対し不混和な熱溶融性
物質としては、上記した比較的極性の低いワ・ノクスに
対し、極性の高い不混和な熱溶融性物質が好〜ましい。
本発明において不混和とは1両者を熱溶融ないし軟化に
より混合した際に白濁、油滴状1層分離又は不相溶な状
態を呈することであり、外観上検知できる場合があるが
、必ずしも検知できる必要はない。
極性を表わす方法の一つとして、溶解パラメータδを用
いることができ1本発明における極性の高い熱溶融性物
質の溶解パラメータは、好ましくはδン8.5であり、
より好ましくはδ≧10.0である。尚上記化合物群に
示される比較的極性の低いワックス類の溶解パラメータ
は、δ≦3.0と表わされる。
上記化合物群に対し不混和な熱溶融性物質としては、ビ
ニールポリマーのごとき単に炭素−炭素結合によって主
鎖が構成されている物質ではなく、極性を付与するよう
な結合を主鎖に含む合成高分子化合物が好ましい。
代表的な化合物としては、ポリエステル系化合物、ポリ
エーテル系化合物、ポリアミド系化合物、ポリウレタン
系化合物を挙げることができる。
これらのうち常温(25℃)で固体であるもの。
例えば融点(■p)ないし軟化点が35〜100℃のも
のが好ましく、より好ましくは45〜85℃の比較的低
融点ないし低軟化点の物質が用いられる。また破壊強度
に対する考慮から分子間は低めが好まし゛〈、具体的に
は500以上5万以下が好ましく、よリ好ましくは10
00以上15000以下のものがよい。
具体例としては、以下の化合物を挙げることができる。
(1)ポリエステル系化合物 好ましいポリエステル系化合物は、主鎖に−CO−O−
結合を有する常温(25℃)で固体の直鎖状ポリエステ
ル及びその誘導体であり、主鎖に−CO−O−結合を有
するポリカーボネート。
不飽和ポリエステルを含む。
これらのポリエステルは、多価アルコールと多塩基酸と
の11縮合体あるいはラクタムの開環重合体として合成
される。
なおポリエステル舖導体が共重合体などの場合。
ブロック共重合体又はグラフト共重合体が好ましく、ま
たエステル結合部分が多い方が好ましい。
具体例としては、ポリエチレングリコール脂肪酸エステ
ル、ポリエチレングリニールソルビタン脂肪酸エステル
、ポリオキシエチレンラノリン脂肪酸エステル、ポリエ
チレングリコールと(−カプロラクト7等から合成され
るブロック共亜合体笠のエーテル系化合物等を挙げるこ
とができる。
なお例えばアルコール性OH基をイーする化合物とq−
カプロラクトンとから下記反応によって重合生成される
ポリエステル系化合物は市販品として得られる。
R−OH+naε−カプロラクトン →R−0[C(C
Ht ) s 01 a H市販品名;  rPIac
csl G−402J、rPlacc@l 240J。
rPlaccel 2110」、 rPIaccsl 
280J、 rPlaecel H−1j′:JP(以
上ダイセル化学社製) (2)ポリエーテル系化合物 好ましいポリエーテル系化合物は主鎖に−[C−0−C
]−結合を有する常温(25℃)で個体の化合物であり
、主鎖に一〇−結合を有するポリエチレンオキシド、エ
ポキシ樹脂なども含む。
上記ポリエーテル系化合物は環状エーテルの開環重合、
環状アセタールの開環重合、アルデヒドの高重合、グリ
コールの重縮合等によって合成される。
該ポリエーテル系化合物の好ましい代表的な化合物とし
ては、ポリエチレングリコール及びポリエチレングリコ
ール誘導体が挙げられ、具体例としては、ポリエチレン
グリコール:ポリエチレングリコールアルキルエーテル
、ポリエチレングリコールポリプロピレングリコールエ
ーテル、ポリエチレングリコールアルキルフェノールエ
ーテル、ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンラノリンアルコールエーテル等
のエーテル系化合物等を挙げることができる。
このうち分子量がIG00〜toooo以下のポリエチ
レングリコールは本発明において特に好ましく用いられ
る。
(3)ポリアミド系化合物 好ましいポリアミド系化合物は、主鎖に−Co−Nl(
−を有する合成高分子化合物である。該化合物はジカル
ボン酸とジアミンあるいはω−7ミノカルポン酸の重縮
合またはそのラクタムの開環重合等によって合成される
又該化合物は飽和又は不飽和の化合物であてもよいし、
芳香族化合物であってもよい、なお該化合物は市販品を
入手することも回速で1例えば三相化学社製サンマイド
シリーズの商品などを用いることができる。
(4)ポリウレタン系化合物 ポリウレタン系化合物は主鎖に−NHCOO−を含む化
合物であり、代表的には、ジイソシアン酸エステルとグ
リコールとの重付加反応によって合成される。
該ポリウレタン系化合物は市販品として入手することも
可能で1例えば保土谷化学社製つレタ/ワックスH3W
−El を用いることができる。
上記化合物群に対し不混和な熱溶融性物質の含有量は、
これを含有する中間層の全蚤に対して好ましくは8〜1
00%、より好ましくは、20〜100%である。
なお上記化合物群に対し不混和な熱溶融性物質としては
、特開昭54−88253号に記載された樹脂成分、例
えばポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、ポリスチレ/などを含有せしめても
よいが、あまり多量に用いることはこの場合むしろ好ま
しくない。
上記化合物群に対し不混和な熱溶融性物質は単独で用い
られてもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明において熱溶融性色材層には着色剤が含有される
が、中間層に含有する。こともできる、中間層に含有す
る場合には、中間層に接する色材層の転写濃度の向上に
寄与することができる。
本発明において用いられる着色剤は1色素の中から適宜
選択すればよく、直接染料、酸性染料、塩基性染料1分
散染料、油溶性染料(含金属油溶性染料を含む)等の染
料、及び各種顔料の中から選ぶことができる。具体的に
は下記のものが挙げられる。即ち、鐘色色素としては、
カヤロンポリエステルライトイエロー5G−5(日本化
薬)、゛オイルイエロー5−7(白土)、アイゼンスピ
ロンイエローGRHスペシャル(保土谷)、Xミプラス
トイエローFG(住人)、アイゼンスピロンイエローG
RH(保土谷)1等が好適に用いられる。赤色色素とし
ては、ダイアセリド/ファストレッドR(三菱化成)、
ダイアニツクスブリリアントレッドBS−E (三菱化
り 、スミプラストレッドFB C住人> 、スミプラ
ストレッドHFG (住人)、カヤロンポリエステルピ
ンクHCL−4(日本化薬)、アイゼンスビロンレッド
GEHスペシャル(保土谷)1等が好適に用いられる。
青色色素としては、グイ7セリトンフアストブリリアン
トプルーR(El化成)、ダイアニックスプルーEB−
E (三菱化り 、カヤロ/ポリエステルブルーB−5
Fコンク(日本化薬)、スミプラストブルー3R(住人
)、スミブチストブルーG(住人)等が好適に用いられ
る。
また、黄色顔料としては、ハンザエロー3G、タルドラ
ジンレイク等が用いられ、赤色顔料としては、ブリリア
ントカルミンFB−ピュアー(山陽色素)、ブリリアン
トカルミン6B(山陽色J)、アリヂリンレイク等が用
いられ、青色顔料としては、セルす7ンブルー、スミカ
ブリントシアニンブルーGN−0(住人)、フタロシア
ニンブルー等が用いられ、黒色顔料としては、カーボン
ブラック、オイルブラック等が用いられる0本発明にお
いて用いられる着色剤のうち最も好ましものは、カーボ
ンブラックである。
なお本発明は一足場との印加エネルギーであれば転写濃
度が実質的に同一であるようにすることを目的にするも
のであり、この目的を達成できるtvn内であれば、−
の色材層に対し、別の色材層が、種類を異にする着色剤
を含有してもよい。
本発明においては柔軟剤を用いてもよく、該柔軟剤とし
ては、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体等から選ばれる低軟化点重合体
が挙げられる。
本発明の色材層の組成比は限定的ではないが以下のよう
にすることが好ましい。
色材層I:該色材層層重固型分ia量100ffl (
重萱部、以下同じ)に対し、##溶融性物質が30〜8
5部(より好ましくは40〜80部)1着色剤が5〜4
0部(より好ましくは10〜35部)、柔軟剤が0〜2
0部(より好ましくは1〜15部)。
中間JiJに線中間層■の固型分総量100部に対し、
ボj記熱溶融性物質と不混和な熱溶融性物質が8〜10
0部(より好ましくは20〜100部)、該不混和な熱
溶融性物質以外の熱溶融性物質が0〜To@ (より好
ましくはto−tso部)、着色剤が0〜40部(より
好ましくは0〜35部)、柔軟剤が0〜20部(より好
ましくは5〜15部)。
色材層■:該色材層■の固型分総量100部に対し、熱
溶融性物質が30〜35部(より好ましくは4G−90
部)、R色剤が5〜40% (より好ましくは10〜3
5部)、柔軟剤が0〜20部(より好ましくは1〜15
部)。
前記したように本発明は一定以上の印加エネルギーであ
れば転写濃度が実質的に同一であるようにすることを目
的とするものであり、この目的の範囲内において、−の
色材層に対し、別の色材層の青色剤の含有琶が異なって
もよい。
また前記中間層Iの例のように、不混和な熱溶耐性物質
以外の熱溶融性物質を含有する場合、その含有量は総熱
溶融性物質に対して70%以下であることが好ましく、
より好ましくは80%以下、特に50%以下であること
が好ましい。
本発明の熱溶融性色材層には上記成分の他、各種添加剤
が含有せしめられてもよい0例えば、ひまし油、アブニ
油、オリーブ油の如き植物油、鯨油の如き動物油及び鉱
油が好適に使用されてよい。
本発明の感熱転写記録媒体において、熱溶融性色材層及
び中間層を支持体の上に塗布するには、例えば熱溶融性
色材層組成物または中間層組成物をホットメルトコーテ
ィングするか、または該組成物を適宜の溶媒に溶解また
は分散せしめてなる塗布液をソルベントコーティングし
て形成せしめることができる。塗布方法としては、リバ
ース゛ロールコーター法、押出コーター法、グラビアコ
ーター法やワイヤバー塗布法等、公知の任意の技術を採
用できるが、特に本発明のごとき層構成の場合、全部或
は部分的に同時重層塗布をすることは好ましい、また複
数台のコーターを1ラインに準備し、塗布することも好
ましい。
なお、何種類かの色調を異にする熱溶融性色材層組成物
を用いて多数回且つ多色用感熱転写記録媒体を作ること
ができる。即ち支持体の長手方向を所定間隔に区分けし
1例えば黄色、マゼンタ。
シアン、黒色の熱溶融性色材層組成物を用いる場合、支
持体上に黄色組成物を長手方向に所定長さだけ塗設し且
つ七の黄色組成物を本発明の多層構成にし1次いでその
隣にマゼンタ組成物を所定長さだけ塗設し且つそのマゼ
ンタ組成物を本発明の多層構成にし、次いでその隣にシ
アン組成物を所定長さだけ塗設し且つそのシアン組成物
を本発明の多層構成にし、次いでその隣に黒色組成物を
所定長さだけ塗設し且つその黒色組成物を本発明の多層
構成にして、少なくとも4区分された多層構成層を形成
しこれを1ブロツクとし、このブロックを繰り返し塗設
すればよい、また色の異なる各区分された層間に区分用
のマークを設けることも好ましい、このようにすれば同
色の多数回印字をM iFaにすると共に多色印字を0
Tflにする。
本発明の熱溶融性色材層の各層の厚さは1〜log露が
好ましく、より好ましくは2〜7Bmである。また中間
層は0.05〜4#Lsが好ましく、より好ましくは0
.5〜2ル喝である。
本発明において支持体と熱溶融性色材層との間に下引層
ないし接着層を設ける場合、該下引層ないし接着層とし
ては、例えばホットメルト系接着剤の中から適宜選択使
用すればよい、具体例としては、エチレノー酢酸ビニル
共重合体、エチレン−7クリレ一ト共セ合体、ポリエチ
レン、ポリアミド、ポリエステル、石油樹脂、ナイロン
等であり、これらのうちから1種または2種以上を組合
せて使用すればよい、ド引層ないし接着層の厚さは0.
5〜2JL■が好ましい。
本発明の感熱転写記録媒体に用いられる支持体は、耐熱
強度を有し、寸法安定性および表面平滑性の高い支持体
が望ましい、耐熱強度としては。
サーマルヘー、ド等の熱源の加熱温度により軟質化、可
塑化しない支持体としての強靭さを保持する強度と寸法
安定性を必要とし1表面平滑性としては、支持体上の熱
溶融性物質を含有する色材層が良好な転写率を示すに充
分なモ滑度か9!まれる。fL滑度は、ベック試験機に
よる平滑度試験(JIS P 8119) i’100
sec以上のものがよく、300sec以1であると、
より良好な転写率で自現性のある画像が得られる。材料
としては、例えば、普通紙、コンデンサー紙、ラミネー
ト紙、コート紙等の紙類、あるいはポリエチレン、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリスチレン
、ポリプロピレン、ポリイミド等の樹脂フィルム類およ
び紙−樹脂フィルム複合体、アルミ箔等の金属シート等
がいずれも好適に使用される。支持体の厚さは良好な熱
伝導性をうる上で通常約80終謬以下、特に2〜204
mであるのが好ましい、なおまた、本発明の感熱転写記
録媒体は、保護層等を有してもよいし、またその支持体
裏面側の構成は任意であり、スティッキノグ防止層等の
バッキング層を設けてもよい。
〔発明の効果] 本発明によれば、−足場上の印加エネルギーであれば転
写濃度が一定である転写像が得られると八に、印加エネ
ルギーの微妙な変化に左右されず、一定な印字品質を多
数回に百って得ることができ、従来の多数回使用の感熱
転写記録媒体と基本的に発想を異にし、中間層を介して
間接的に隣接する色材層が該中間層近傍において色材層
ごとに引き剥がされ、一層毎の転写が可能になるという
効果を発揮する。特に本発明においては特有の中間層を
設けたので、色材層一層ごとの引き剥がしが確実に行え
、更に一定の転写濃度を有する転写像が確実に得られる
という効果を有する。
[実施例] 以下実施例を挙げるが1本発明がこれにより限定される
ことはない、なお以下に用いる「部」とはrffiit
部」を示す。
実施例 l 下記多層構成物を4.0ル■厚のポリエチレンテレフタ
レートフィルム支持体上にワイヤーハーヲ用いてソルベ
ント法又はホットメルト法により乾燥Il!+!厚が全
体で15部mとなるように順次積層塗布して、本発明の
感熱転写記録媒体試料(1)を得た。
各層構成物の組成及び厚さく支持体から近い順に記す、
) ■、接着層 (1)組成 エチレン−エチルアクリレート共重合体(HUG 80
70  日本ユニカー社製)100部(2)厚さ;Ig
m(乾燥膜厚、以下同じ)■二色材FjI (1)組成 カルナバワックス         35部パラフィン
ワックス(腸p−62℃>    45Nカーボンブラ
ツク         15部エチレン−酢酸ビニル共
重合体   5都市ロウ              
  8部(2)厚さ;4終腸 m:中間層 (1)組成 エチレン−酢酸ビニル共重合体   10部パラフィン
ワックス(脂p虐82℃)45部ポリエチレングリコー
ル(Mw= 6000) 45部(2)厚ざ;2yLm ■ 色材層■ (1)組成 カルナバワックス         42部パラフィン
ワックス(sp=82℃)   30iカーボンブラツ
ク         15部エチレン−酢酸ビニル共重
合体   5都市ロウ               
 8部(2)厚さ;4ル■ この感熱転写記録媒体試料ψを8麿■輻のリボン状にし
、サーマルプリンター(発熱素子密度8dot/s膳の
薄11F4型ラインサーマルヘッドを搭載し、 た試作
機、)を用いて印加エネルギー0.71mJ/datを
与えて普通紙に記録(印字)した、なお、普通紙は市販
の上質紙(1oOsec)を用いた。
比較例 l 実施例1において、中間層の組成を下記のようにした以
外は同様にして、比較のJi!熱転写記録記録試料@を
得た。
(中lll1層の組成) エチレン−酢酸ビニル共重合体   1 G−fiパラ
フィンワックス(層p=62℃)   90部この感熱
転写記録媒体試料■を用いて実施例1と同様にサーマル
プリンターで印字を行った。
その結果を第1表に示す。
以下余日 上記表からも明らかな様に本発明試料においては、1回
目、2回目とも濃度が十分であった。
従って本発明によれば、実質的に同一転写濃度の多数回
印字がl+l能であることが判かる。なお実施例1にお
いて、−・回1Jt−印字した後、残りの層表面を11
M採取し1分析したところ、ポリエチレングリコール分
が検出された。これに対し比較試料の場合は、第1回目
は高濃度の画像が得られるが第2回目以降の画像は得ら
れなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、各々3回の転写印字を得る場合の、
本発明の実施例を示す層構成図である。 特許出願人   小西六写真工業株式会社代 理 人 
  弁理士 坂 口 信 昭(ほか1名) 手続補正書帽発) 昭和60年12月16日 3 補正をする者 事件との関係   出願人 名  称 (127)小西六写真工業株式会社4代理人
 〒160 住  所  東京都新宿区西新宿七丁目10番11号第
2イト−ビル5階 5 補正命令の日付    (自発) 6 補正により増加する発明の数 7 補正の対象 Am1l (3″A0−〜1041  χ7)、補正の
内容(特願昭59−232425号)明細書について下
記の通り補正する。 1 第8頁第8〜9行及び第10頁第16行に「融点・
・・軟化点」とあるのを「融点(JISK2523)な
いし軟化点(環球法JIS K 2207 ) Jと各
々補正する。 2 第27頁第1表中の「光学反射濃度」、「第3回目
」の「感熱転写記録媒体■」の欄にrQ、21゜とある
をr 1.21 Jと補正する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に2以上の熱溶融性色材層を有する感熱転写記
    録媒体において、該色材層の少なくとも一層が中間層を
    介して該別の色材層に間接的に隣接しており、該間接的
    に隣接する色材層の少なくとも一方が下記化合物群より
    選択される少なくとも1種の熱溶融性物質を含有し、か
    つ該熱溶融性物質を含む色材層と隣接する中間層が該熱
    溶融性物質と不混和な熱溶融性物質を含有することを特
    徴とする感熱転写記録媒体。 [化合物群] 動物系ワックス 植物系ワックス 鉱物系ワックス 石油系ワックス 合成炭化水素系ワックス 変性ワックス
JP59232425A 1984-11-06 1984-11-06 感熱転写記録媒体 Granted JPS61116591A (ja)

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JP59232425A JPS61116591A (ja) 1984-11-06 1984-11-06 感熱転写記録媒体
US07/449,246 US4996093A (en) 1984-11-06 1989-12-07 Thermal transfer recording medium

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JPH0259798B2 JPH0259798B2 (ja) 1990-12-13

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH023385A (ja) * 1988-06-16 1990-01-08 Honshu Paper Co Ltd 感熱記録体
JP2007120084A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Denko Bath & Life Kk 浴室床パンの接合構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH023385A (ja) * 1988-06-16 1990-01-08 Honshu Paper Co Ltd 感熱記録体
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