JP4993695B2 - 浴室構造 - Google Patents

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Description

本発明は、洗い場用防水パン、壁パネル、浴槽及びエプロンを用いて浴室を構築する浴室構造の改良に関するものである。
浴室構造には、設置した洗い場用防水パンと浴槽とを、覆蓋できる作業口を有するエプロンで水密に接合し、洗い場用防水パン及び浴槽の各縁部に設けた仕切部材用載置部に壁パネル等の仕切部材を載置し、エプロンの洗い場側となる手前面の両側に仕切部材を水密に当接し、洗い場用防水パン、浴槽、エプロン及び仕切部材で浴室内空間と浴室外空間とに区画し、浴室内空間から浴室外空間へ漏水させないようにしたものがある。この浴室構造(前者)には、浴槽用防水パンを用いない分だけ安価に提供できる。
別の浴室構造としては、浴槽を設置した箇所からの漏水で下階等が被害を受けないようにするために、浴槽用防水パンを併用した従来構造(後者)がある(特許文献1)。
特開平2−128724号公報
後者は、防水パンに洗い場部と浴槽載置部を区画形成し、浴槽載置部に浴槽を設置し、浴槽の縁部に設けた仕切部材用載置部に浴槽側上方仕切部材を載置すると共に浴槽の仕切部材用載置部の裏側と浴槽載置部との間に浴槽側下方仕切部材を配置し、更に洗い場部の縁部に設けた仕切部材用載置部に洗い場側仕切部材を載置し、浴槽側上方仕切部材及び浴槽側下方仕切部材と洗い場側仕切部材とを突き合わることで、洗い場及び浴槽裏側からから外部へ漏水しないようにしてある。更に、後者は、洗い場部及び浴槽載置部の境界部と浴槽の上縁部との間にエプロンを配置し、洗い場から浴槽載置部を見えないようにして美観を得ている。このエプロンは、小口面側が、浴槽側下方仕切壁と洗い場側仕切部材との突き合わせ箇所の近辺に対向している。
ところで、後者は、浴槽載置部のない構造に仕様変更することができない。何故ならば、後者から浴槽載置部の部分及び浴槽側下方仕切壁を撤去をしたとき、エプロンの小口面と洗い場側仕切部材との対向する箇所で止水を完全にすることが困難なため、洗い場側から浴槽設置側へ漏水する危険があるためである。
また、前者は、浴槽用防水パンを用いることを考慮していないため、浴槽用防水パンを用いる構造に仕様変更することは予定されていない。
そこで、本発明は、前者を構築できる部材を用いて、浴槽用防水パンを用いる仕様にも変更できるようにすることで、部材を共通化して、結果的にコストの低減を図ることができる浴室構造を提供せんとするものである。
本発明が採用した手段は、配置した洗い場用防水パンと浴槽とを、覆蓋できる作業口を有するエプロンで水密に接合し、洗い場用防水パン及び浴槽の各縁部に設けた仕切部材用載置部に壁パネル等の仕切部材を載置し、エプロンの洗い場側となる手前面の両側に仕切部材を水密に当接し、洗い場用防水パン、浴槽、エプロン及び仕切部材で浴室内空間と浴室外空間とに区画した浴室構造において、浴室外空間に配置した浴槽用防水パンの上に前記浴槽を設置し、浴槽用防水パンは、底壁と底壁の四周から立設する起立周壁とを一体に成形し、洗い場寄りとなる手前側を除く三方の起立周壁の縁部と、三方の起立周壁より背丈の低い手前側の起立周壁の縁部とで接合用口部を形成し、該接合用口部を形成するこれら縁部を、洗い場用防水パン、浴槽及びエプロンの浴室外空間に面する部分の対応する箇所に水密に接合したものであり、浴槽用防水パン、浴槽及びエプロンで囲まれる囲繞空間を浴槽裏側に形成したことを特徴とする浴室構造である。
前記浴槽用防水パンの接合用口部を形成する縁部の接合は、前記洗い場用防水パンの浴室外空間へ延設した接合片に、前記浴槽用防水パンの手前側の起立周壁の縁部に設けた接合片を接合し、前記エプロンの浴室外空間へ延設した接合片に、前記浴槽用防水パンの三方の起立周壁のうちの対峙する両方の起立周壁の手前側の縁部に設けた接合片を接合し、前記浴槽の浴室外空間に面する箇所に、前記浴槽用防水パンは三方の起立周壁の上方側の縁部を接合して行われる。また、洗い場用防水パンと前記浴槽用防水パンと前記エプロンとの位置決めが正確となるように、前記洗い場用防水パンの浴室外空間へ延設した接合片、前記浴槽用防水パンの手前側の起立周壁の縁部に設けた接合片、及び、前記エプロンの浴室外空間へ延設した下方側の接合片の三つをボルト・ナットからなる連結具で一緒に連結することもある。
本発明に係る浴室構造は、設置した洗い場用防水パンと浴槽とを、覆蓋できる作業口を有するエプロンで水密に接合し、洗い場用防水パン及び浴槽の各縁部に設けた仕切部材用載置部に壁パネル等の仕切部材を載置し、エプロンの洗い場側となる手前面の両側に仕切部材を水密に当接し、洗い場用防水パン、浴槽、エプロン及び仕切部材で浴室内空間と浴室外空間とに区画した構造を採用することで、浴槽用防水パンを用いない浴室構造を流用することが可能となり、浴槽用防水パンを用いない浴室構造を構築する部材を利用して、浴槽用防水パン、浴槽及びエプロンで囲まれる囲繞空間を浴槽裏側に形成する浴室構造を得ることができる。その結果、本発明に係る浴室構造は、浴槽用防水パンを用いない浴室構造を構築する部材と共通化することで、コストの低減を図ることができる。
本発明に係る浴室構造(以下、「本発明浴室構造」と言う。)を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1乃至図12は本発明浴室構造の実施の形態を示すものであり、図1は完成した浴室1の左側断面図であって図5の(B)のハーハ線の位置で断面視したものであり、図2は図1のイ部を拡大した左側断面図、図3は図1のロ部を拡大した左側断面図、図4は浴槽2、浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4及びエプロン5を分離して示す斜視図、図5の(A)は浴槽2、浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4及びエプロン5を接合した状態を示す斜視図、図5の(B)は浴槽2及び洗い場用防水パン4の仕切部材用載置部2b,2c,2d,4cに壁パネルからなる仕切部材6A−1〜6A−3を載置した状態を示す斜視図、図6は浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4及びエプロン5を分離した状態の要部を拡大して示す斜視図、図7は浴槽用防水パン3の接合部と洗い場用防水パン4との接合部を合わせた状態の要部を拡大して示す斜視図、図8は浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4及びエプロン5をボルト13及び止付具30で接合している途中の状態の要部を拡大して示す斜視図、図9の(A)は浴槽2を一部切欠いて止水状態を示す平面図であって切欠いた断面部分は図2及び図3のニーニ線で断面視したものであり、図9の(B)は同図の(A)から止水材26,27,33を無くした状態を示す平面図、図10の(A)(B)並びに図11の(A)(B)は浴槽用防水パン3と浴槽2との接合構造の別態様を示す側面断面図、図12は洗い場用防水パン4と浴槽用防水パン3とエプロン5とを接合する構造の別態様を拡大して示す左側断面図であって、同図の(A)は洗い場用防水パン4,浴槽用防水パン3及びエプロン5を分離した状態を示し、同図の(B)はこれらを接合した状態を示すものである。図13の(A)(B)は浴槽用防水パン3を用いない浴室構造を拡大して示すものであって、同図の(A)は図1のイ部に対応する部分の左側断面図、同図の(B)は図1のロ部に対応する部分の左側断面図、同図の(C)は(A)のホ部を拡大した左側断面図、同図の(D)(E)は洗い場用防水パン4とエプロン5との接合に用いる係止金具付きナツト35の断面図及び平面図である。なお、図中における「前」「後」「左」及び「右」は各図に示すとおりである。
本実施の形態に係る本発明浴室構造1は、図1に示す如く、浴槽2、浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4、エプロン5、仕切部材6、架台7及び天井部材8を備えている。架台7は、浴槽2を支持する支持部7a及び洗い場用防水パン4を支持する支持部7bを備え、設置する浴槽2aと洗い場用防水パン4の相対的な位置関係を決定している。天井部材8は、立設する仕切部材6の上端に配設されている。本発明浴室構造1は、浴槽2、洗い場用防水パン4、エプロン5、仕切部材6及び天井部材8により、内側の浴室内空間Pと外側の浴室外空間Qとに区画してある。
本発明浴室構造1の特徴とするところは、浴室外空間Qに配置した浴槽用防水パン3の上に浴槽2を設置し、浴槽用防水パン3が、底壁3aと底壁3aの四周から立設する起立周壁3b〜3eとを一体に成形し、洗い場寄りとなる手前側を除く三方の起立周壁3b,3c,3dの縁部と、三方の起立周壁3b,3c,3dより背丈の低い手前側の起立周壁3eの縁部とで接合用口部3fを形成し、該接合用口部3fを形成するこれら縁部を、洗い場用防水パン4、浴槽2及びエプロン5の浴室外空間Qに面する部分の対応する箇所に止水材9,10等で水密に接合したものであり、浴槽用防水パン3、浴槽2及びエプロン5で囲まれる防水性のある囲繞空間Rを浴槽2の裏側に形成したことである。
前記浴槽2は、図4、図2及び図3に示す如く、繊維強化プラスチック(FRP)やステンレススチール等の素材から成形され、底部に設けた脚部2aと、上方の三方(左右の両方及び後方)の縁部に設けた仕切部材用載置部2b,2c,2dと、上方の一方(前方)の縁部に形成された水平部2m及び前垂部2eとを備えている。更に、浴槽2は、図2、図3及び図9(A)に示す如く、上方の一方(前方)の水平部2mの下面から下方へ突出して左右方向へ延設した接合部2fと、仕切部材用載置部2b,2c,2dの下面側に設けた補強用突片2g、補強用リブ2h及び止水材格納用突片2jと、載置部2b,2c,2dの上面側周縁に突設した起立片2kとを備えている。接合部2f(図2参照)は、エプロン接合用ボルト19(本例は、蝶ボルトを使用)を左右方向へ適宜間隔毎に螺合できるようになっている。浴槽2は、図4、図2及び図9の(A)(B)に示す如く、手前の左右両側の各々に、後述するエプロン5の左右の各嵌合用突起部5a−4を外嵌するための外嵌部2pが設けられている。なお、前記エプロン接合用ボルト19は、図示は省略しが、浴槽2の接合部2fに左右方向へ適宜間隔毎に埋め込んで、接合部2fから下方へ突出するように配設し、エプロン接合時にナットを螺着させるようにすることもある。
前記浴槽用防水パン3は、図4に示す如く、ポリプロピレン,ABS等の熱可塑性プラスチック材料を射出成形する等して得たものであって、底壁3aと、底壁3aの四周から立設する起立周壁3b〜3eとを一体に成形し、洗い場寄りとなる手前側を除く三方(左右の両方及び後方)の起立周壁3b,3c,3dの縁部と、三方の起立周壁3b,3c,3dより背丈の低い一方(前方)の起立周壁3eの縁部とで上方の接合用口部3f−1と前方の接合用口部3f−2とからなる接合用口部3fを形成してある。後側を除く対峙する二方(左右の両方)の起立周壁3b,3cは、手前側の縁部に接合片3b−1,3c−1を段落とし又は段落としすることなく形成し、各接合片3b−1,3c−1にビス等の止付具30(図8参照)を止め付けるためのビス孔等の止付孔を形成した止付部22を適宜上下間隔毎に設けてある。背丈の低い起立周壁3eは、縁部に手前へ突出して左右方向へ延設した接合片3e−1を形成し、接合片3e−1にボルト挿通孔28を適宜間隔毎に設けてある。浴槽用防水パン3は、底壁3aの上に前記浴槽2を設置するが、架台7(図1参照)の支持部7aの上に浴槽脚部2aを位置させて浴槽2の荷重を架台7で支持させるようにしているので、浴槽2や洗い場用防水パン4に比べて大きな曲げ強度を必要とせず、搬送、浴室構築時の作業に耐える強度が少なくとも有ればよいことになる。
前記浴槽用防水パン3は、図示は省略したが、浴槽2から浴槽用防水パン3の外側へ延設する排水管や循環管等の配管が挿通する配管用挿通孔を設け、配管用挿通孔と配管との間を止水材等で止水するようにしてある。前記浴槽2の設置は、架台7に設けた連結部(図示省略)に、浴槽用防水パン3を介して浴槽2の脚部2aを載置して行う。
前記洗い場用防水パン4は、図4に示す如く、繊維強化プラスチック(FRP)やステンレススチール等の材料から成形され、床部4aと、床部4aの三方(左右の両方及び前方)の縁部に形成した仕切部材用載置部4b,4c,4dと、一方(後方)の縁部に形成した接合部4eと、トラップを内蔵した排水口部材4gとを備えている。一方側(後方側)の接合部4eは、図2及び図6に示す如く、床部4aに連接して起立する起立壁4e−1と、起立壁4e−1に連接して後方へ突設する第1接合片4e−2と、第1接合片4e−2に連接して更に後方へ段落ちして突設する第2接合片4e−3とを備え、起立壁4e−1,第1接合片4e−2及び第2接合片4e−3を左右方向へ延設してある。第1接合片4e−2及び第2接合片4e−3は、図4及び図6に示す如く、その左右両端側の各々から連接片4fが起立して延設され、各連接片4fを左右の仕切部材用載置部4b,4cの起立片4b−1,4c−1に連接してある。各連接片4fは、後述する止水材9,10(図6参照)を取り付けて、洗い場用防水パン4と浴槽用防水パン3との間の止水と、洗い場用防水パン4とエプロン5との間の止水を確保するようにしてある。第2接合片4e−3は、その下面にナット11が取付具12を用いて適宜間隔毎に配設されると共に、各ナット11に対応する位置にボルト挿通孔23が穿設されている。
前記エプロン5は、図4に示す如く、繊維強化プラスチック(FRP)から成形し、又はポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂やABS等のプラスチック材料を射出成形する等して得た本体部5aと、ポリプロピレン,ABS等のプラスチック材料を射出成形する等して得た蓋部5b及び化粧カバー5cとを備えている。本体部5aは、図2及び図4に示す如く、作業口5a−6を開設した主仕切部5a−1と、主仕切部5a−1の左右両縁から前方へ突設する袖部5a−2,5a−2と、主仕切部5a−1の上縁から前方へ突設して左右の袖部5a−2,5a−2の間に設けた化粧カバー収納用突出部5a−3と、左右の袖部5a−2,5a−2の各上方に突設した嵌合用突起部5a−4,5a−4と、主仕切部5a−1の下縁から後方へ突設した下方接合片5a−5(図2参照)と、左右の袖部5a−2,5a−2及び嵌合用突起部5a−4,5a−4の各々から後方へ連続的に突設した側方接合片5a−7,5a−7と、化粧カバー収納用突出部5a−3の上面から上方へ突設して左右の嵌合用突起部5a−4,5a−4の間に設けた止水片5a−8とを備えている。下方接合片5a−5は、図6に示す如く、前記洗い場用防水パン4の第2接合片4e−3の下面に配設した各ナット11に対応する位置に、ボルト挿通孔24が穿設されている。また、左右の側方接合片5a−7,5a−7には、図4及び図6に示す如く、前記浴槽用防水パン3の左右の接合片3b−1,3c−1に設けた各止付部22に対応するように、止付用挿通孔25を設けてある。更に、化粧カバー収納用突出部5a−3は、その上面に、前記エプロン接合用ボルト19が挿通するボルト挿通孔38が穿設されている。
前記エプロン5の蓋部5bは、図2に示す如く、本体部5aの作業口5a−6を覆蓋するものであって、本体部5aに止水材15を介してビス等の止付具14で着脱自在に取付られている。前記化粧カバー5cは、本体部5aの主仕切部5a−1を覆うように配置されて、左右の袖部5a−2,5a−2と上方の化粧カバー収納用突出部5a−3とで囲まれるようにして納まり、後面側に複数個取着した係止片17を仕切部5a−1に設けた係止部16に係止させると共に、下方の接合片5c−1を主仕切部5a−1にビス等の止付具18で接合して着脱自在となっている。
前記仕切部材6は、図5に示す如く、壁パネル6A(6A−1,6A−2,6A−3)や入退室用扉(図示略)等から構成され、浴槽2の仕切部材用載置部2b,2c,2dや洗い場用防水パン4の仕切部材用載置部4b,4c,4dに載置して起立した状態で設けられている。
前記浴槽2、浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4及びエプロン5は、所定位置に止水材が配置されて接合される。浴槽2とエプロン5は、図2及び図9(A)に示す如く、浴槽2の左右方向に延びる水平部2mの下面、前垂部2e、接合部2f及びエプロン5の化粧カバー収納用突出部5a−3の上面とで囲まれるように止水材27を配置して、止水材27へエプロン5の止水片5a−8を食い込ませて止水してある。止水材27は、浴槽2の水平部2mの下面、前垂部2e及び接合部2fで囲まれる箇所へ予め挿着する等して配置しておくか、または、エプロン5の化粧カバー収納用突出部5a−3の上面に貼り付ける等して配置しておくことができる。
前記浴槽用防水パン3とエプロン5は、図6及び図7に示す如く、左右の接合片3b−1(図4参照),3c−1の上下端の間の後方寄りに止水材47を配置すると共に、接合片3b−1,3c−1の下端側各々に止水材39(図7参照)を配置して、浴槽用防水パン3の左右の接合片3b−1,3c−1とエプロン5の左右の側方接合片5a−7,5a−7(図8参照)との間を止水してある。
前記浴槽用防水パン3と洗い場用防水パン4は、図6に示す如く、洗い場用防水パン4の水平な第2接合片4e−3の上面から左右の起立した連接片4f,4fへ至る箇所に止水材10を配置して、洗い場用防水パン4の第2接合片4e−3及び左右の起立した連接片4f,4fと、浴槽用防水パン3の接合片3e−1及び左右の接合片3b−1(図4参照),3c−1の下端寄りとの間を止水してある。
前記洗い場用防水パン4とエプロン5は、図6に示す如く、洗い場用防水パン4の水平な第1接合片4e−2の上面から左右両側の起立した連接片4f,4fへ至る箇所に止水材9を配置して、洗い場用防水パン4の第1接合片4e−2及び左右の起立した連接片4f,4fと、エプロン5の下方接合片5a−5及び左右の側方接合片5a−7,5a−7との間を止水してある。
前記浴槽2と浴槽用防水パン3とエプロン5は、図8及び図9の(A)(B)に示す如く、エプロン5の左右の各嵌合用突起部5a−4の上面から左右の各袖部5a−2の手前面の下方端へ至り止水材26を貼着する等して配置すると共に、浴槽用防水パン3の三方(左右の両方及び後方)の起立周壁3b,3c,3d(図4参照)の上縁部に止水材33を貼着する(図8参照)等して配置して、浴槽2の仕切部材用載置部2b,2c,2d及び左右の外嵌部2p,2pの各下面と、浴槽用防水パン3の三方(左右の両方及び後方)の起立周壁3b,3c,3dの上縁部及びエプロン5の左右の嵌合用突起部5a−4,5a−4の上面との間を止水してある。
前記エプロン5と仕切部材6A−1は、図5及び図2に示す如く、エプロン5の左右の各袖部5a−2の手前面に止水材26を貼着する等して配置して、エプロン5の各袖部5a−2の手前面と、洗い場用防水パン4の仕切部材用載置部4cに載置した壁パネルからなる仕切部材6A−1の側面との突き合わせ部を止水してある。なお、図示は省略したが、洗い場用防水パン4の左側の仕切部材用載置部4bに載置した壁パネル又は入退室用扉等から仕切部材6は、同様にして、エプロン5の各袖部5a−2の手前面との突き合わせ部を止水材26で止水してある。
前記浴槽2、浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4及びエプロン5の接合構造は、次の通りである。架台7の上に設置する浴槽用防水パン3と洗い場用防水パン4とは、図6及び図7に示すように、洗い場用防水パン4の水平な第2接合片4e−3の上に、浴槽用防水パン3の手前の水平な接合片3e−1を止水材10を介して重ね合わせることで、洗い場用防水パン4の左右の起立した連接片4f,4fに浴槽用防水パン3の左右の接合片3b−1,3c−1を止水材10を介して同時に重ね合わせてある。浴槽用防水パン3及び洗い場用防水パン4とエプロン5とは、図7、図8及び図2に示すように、洗い場用防水パン4の水平な第1接合片4e−2の上に、エプロン5の下方接合片5a−5を止水材9を介して重ね合わせると共に、浴槽用防水パン3の左右の接合片3b−1,3c−1に、エプロン5の左右の側方接合片5a−7,5a−7を止水材47を介して重ね合わせる。このとき、エプロン5の左右の側方接合片5a−7,5a−7と下方接合片5a−5との境界部は、浴槽用防水パン3の左右の各接合片3b−1,3c−1と接合片3e−1との境界部に止水材39を介して重ね合わせることになる。なお、止水材39は、止水材9と止水材47に跨がって配置され、止水を完全なもとのしている(図7参照)。
前記浴槽用防水パン3及びエプロン5と浴槽2とは、図2,図3及び図9に示す如く、設置した浴槽用防水パン3の上に更に浴槽2を設置することで、浴槽2の載置部2b〜2dの下面に、浴槽用防水パン3の起立周壁3b〜3cの上縁を止水材33を介して当接させる(図3参照)と共に、浴槽2の左右の外嵌部2p,2pの各下面に、エプロン5の左右の嵌合用突起部5a−4,5a−4の各上面を止水材26を介して当接させ(図9参照)、更に、浴槽2の手前の水平部2mの下面に設けた止水材27に、エプロン5の止水片5a−8を食い込ませる(図2参照)ことになる。
各止水材を介して要部を重ね合わせた浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4及びエプロン5は、図8及び図2に示す如く、上方からボルト13を、座金31、エプロン5の下方接合片5a−5のボルト挿通孔24、リング状の止水材29(図7参照)、浴槽用防水パン3の手前の接合片3e−1のボルト挿通孔28(図7参照)及び洗い場用防水パン4の第2接合片4e−3のボルト挿通孔23(図6参照)へ挿入して、第2接合片4e−3の下面側に配置されているナット11(図6及び図2参照)に螺着して緊締し、エプロン5の下方接合片5a−5と浴槽用防水パン3の手前の接合片3e−1と洗い場用防水パン4の第2接合片4e−3とを止水材9,10,29を介して水密に接合する。このボルト13の螺着と並行して、図8及び図2に示す如く、ビス等の止付具30を、リング状の止水材32及びエプロン5の止付用挿通孔25へ挿通して浴槽用防水パン3の止付部22へ螺着する等して止め付けて、エプロン5の左右の側方接合片5a−7,5a−7を浴槽用防水パン3の接合片3b−1,3c−1へ接合する。更に、浴槽2及びエプロン5は、浴槽用防水パン3上に浴槽2を設置し、複数本のエプロン接合用ボルト19をエプロン5の上方に設けられているボルト挿通孔38を挿通して浴槽2の接合部2fへ螺着(図2参照)して、両者を接合する。なお、エプロン接合用ボルト19が浴槽2の接合部2fに埋め込まれて接合部2fから下方へ突出するように配設されているときには、浴槽用防水パン3上に浴槽2を設置するときに、エプロン接合用ボルト19がエプロン5のボルト挿通孔38を挿通して化粧カバー収納用突出部5a−3の下面側へ突出することになるので、突出したボルト19にナット(図示略)を螺着して緊締することで、浴槽2及びエプロン5が接合されることになる。これらボルト13、止付具30及びボルト19(又はナット)の止め付け作業は、エプロン5の開口した作業口5a−6,5a−6を介して浴室内空間P側から行うことができる。エプロン5は、止め付け作業が完了したならば、図2示す如く、各作業口5a−6を蓋部5bで止水材15を介して覆蓋される。
前記仕切部材6の建て込は、図5に示す如く、浴槽2の仕切部材用載置部2b,2c,2d及び洗い場用防水パン4の仕切部材用載置部4b,4c,4dに、壁パネル6A(6A−1〜6A−3)や入退室用扉(図示略)等から構成される仕切部材6を起立状態で載置して行われる。洗い場用防水パン4の仕切部材用載置部4b,4cに載置した壁パネル6A−1や入退室用扉(図示略)等から構成される仕切部材6は、エプロン5の左右の各袖部5a−2の手前面に止水材26を介して水密に接合される。浴槽2及び洗い場用防水パン4と仕切部材6との間の止水は、通常行われるコーキング材充填で行われる。
本発明浴室構造1は、上述の如く前記浴槽2、浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4エプロン5及び仕切部材6(6A−1〜6A−3)が止水状態で接合されて、図1に示す如く、浴槽2、洗い場用防水パン4、エプロン5及び仕切部材6(6A−1)で囲まれる浴室内空間Pと囲まれない浴室外空間Qとに区画されると共に、浴室外空間Qに、浴槽2、浴槽用防水パン3及びエプロン5で水密に囲繞される囲繞空間Rが形成される。囲繞空間Rは、配管から漏れる等した水が飛散しても、浴槽2、浴槽用防水パン3及びエプロン5で受け止められ、浴槽用防水パン3の内側に連通する排水管(図示省略)から外部へ排出れるため、囲繞空間R以外の浴室外空間Qの部分へ漏水することは決してない。
本発明浴室構造1を浴槽用防水パン3を用いない浴室構造に転用する場合には、図13に示す如く、架台7の上に配置した浴槽2と洗い場用防水パン4をエプロン5で接合するる。洗い場用防水パン4とエプロン5とは、洗い場用防水パン4の水平な第1接合片4e−2の上にエプロン5の下方接合片5a−5を止水材9を介して重ね合わせる。浴槽2とエプロン5は、図2及び図9(A)に示す如く、浴槽2の左右方向に延びる水平部2mの下面、前垂部2e、接合部2f及びエプロン5の化粧カバー収納用突出部5a−3の上面とで囲まれるように止水材27を配置して、止水材27へエプロン5の止水片5a−8を食い込ませて止水する。洗い場用防水パン4の水平な第2接合片4e−3とエプロン5の下方接合片5a−5とをボルト13で締結するときには、両者の間隙が大きいため、デスタント34とナット11を取付具12で一体化した係止金具35を、洗い場用防水パン4の水平な第2接合片4e−3に係止し、ナット11にボルト13を締結して止水材9を圧着する。
前記浴槽2に対する浴槽用防水パン3の三方(左右両方及び後方)の起立周壁3b,3c,3dの上縁部の接合は、図10及び図11に示す別態様に変更することも可能である。別態様は、図10の(A)に示す如く、浴槽用防水パン3の起立周壁3d(3b,3cも同様)の上縁部に凹部3gを設けて止水材45を収納させ、浴槽2の載置部2d(2b,2cも同様)の下面に止水片2nを突設させて、止水材45へ止水片2nを食い込ませて止水してある。
また、異なる別態様は、図10の(B)に示す如く、浴槽用防水パン3の起立周壁3d(3b,3cも同様)の上縁部に係止片3hを延設し、浴槽2の突片2gと浴槽用防水パン3の起立周壁3d(3b,3cも同様)との間に止水材46を配置すると共に、係止片3hと起立片2kを適宜間隔毎にクリップ36で接合する。クリップ36による接合作業は、仕切部材6を載置する前の浴槽2の内側から行うことができる。
更に、異なる別態様は、図11の(A)に示す如く、浴槽2の突片2gと浴槽用防水パン3の起立周壁3d(3b,3cも同様)との間に止水材46を配置すると共に、係止片3hと起立片2kとを適宜間隔毎にビス等からなる取付具37で接合する。取付具37による接合作業は、仕切部材6を載置する前の浴槽2の内側から行うことができる。また、異なる別態様は、図11の(B)に示す如く、浴槽2の突片2gに粘着力の強い止水材48で起立周壁3d(3b,3cも同様)を貼着して接合することもある。
前記浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4及びエプロン5の接合構造は、図8に示す如く、上方からボルト13を挿通して洗い場用防水パン4の第2接合片4e−3の下面側に配置されているナット11(図6及び図2参照)に螺着する構造に限定されるものではなく、図12の(A)(B)に示す別態様の接合構造に変更することも可能である。この別態様の接合構造は、洗い場用防水パン4の第2接合片4e−3に設けられた複数個のボルト挿通孔23へ下方から挿通した各ボルト13をナット42(本例は座付きナット)で螺着緊締して、洗い場用防水パン4の第2接合片4e−3に複数本のボルト13を適宜間隔毎に予め立設させておき、先ず洗い場用防水パン4に浴槽用防水パン3を接合するときに、浴槽用防水パン3の接合片3e−1に設けられている複数個のボルト挿通孔28に各ボルト13を挿通させた後に、各ボルト13にリング状の止水材49及び平座金50を介してナット43を螺着することで、洗い場用防水パン4の第2接合片4e−3に浴槽用防水パン3の接合片3e−1を複数組のボルト13及びナット42で接合し、次に第2接合片4e−3と接合片3e−1との接合箇所にエプロン5を接合するときに、エプロン5の下方接合片5a−5に設けられている複数個の挿通孔24(図8に示すボルト挿通孔24よりも大径に開設してナット43を挿入できるようにしてある。)に各ボルト13と共に螺着済みナット43を挿通させた後に、各ボルト13にナット(本例は座付き袋ナット)44を螺着することで、洗い場用防水パン4と浴槽用防水パン3とエプロン5を接合できる。この接合構造は、浴槽用防水パン3の接合片3e−1のボルト挿通孔28の開口周縁に止水材49を圧着してボルト挿通孔28を止水することで、囲繞空間Rから浴室外空間Qへ漏水させないようにしてある。また、この接合構造は、洗い場用防水パン4の第2接合片4e−3に対して浴槽用防水パン3の接合片3e−1及びエプロン5の下方接合片5a−5を重ね合わせるときに、洗い場用防水パン4の第2接合片4e−3に予め立設した複数本のボルト13の各々に、浴槽用防水パン3の各挿通孔28及びエプロン5の各ボルト挿通孔24を挿通させるようにしてあるため、三者の相互間の位置決めを確実に行える利点がある。なお、別態様の接合構造では、洗い場用防水パン4に設けた凹溝部4e−4に止水材10を保持させ、浴槽用防水パン3の接合片3e−1から下垂した下垂片3e−2を止水材10へ食い込ませるようにして止水できるようにしてある。
前記止水材9,10,26,29,33,39,45,46,47,48,49等は、ブチルゴムや発泡した軟質樹脂等からなるテープ状又はリング状等のものが用いられる。
以上詳述の如く、本発明浴室構造1は、設置した洗い場用防水パン4と浴槽2とを、覆蓋できる作業口5a−6を有するエプロン5で水密に接合し、洗い場用防水パン4及び浴槽2の各縁部に設けた仕切部材用載置部4b,4c,4d(2b,2c,2d)に壁パネル等の仕切部材6A1〜6A3を載置し、エプロン5の洗い場側となる手前面の両側の袖部5a−2,5a−2に仕切部材6A−1や入退室用扉(図示略)を水密に当接し、洗い場用防水パン4、浴槽2、エプロン5及び仕切部材6で浴室内空間Pと浴室外空間Qとに区画した構造を採用することで、浴槽用防水パン3を用いない浴室構造(図13参照)を流用することが可能となり、浴槽用防水パン3を用いない浴室構造を構築する部材を利用して、浴槽用防水パン3、浴槽2及びエプロン5で囲まれる囲繞空間Rを浴槽2の裏側に形成する浴室構造を得ることができる。その結果、本発明浴室構造1は、浴槽用防水パン3を用いない浴室構造を構築する部材と共通化することで、コストの低減を図ることができる。
本発明浴室構造の実施の形態を示すものであり、完成した浴室の左側断面図である。 図1のイ部を拡大した左側断面図である。 図1のロ部を拡大した左側断面図である。 浴槽2、浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4及びエプロン5を分離して示す斜視図である。 (A)は浴槽2、浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4及びエプロン5を接合した状態を示す斜視図、(B)は浴槽2及び洗い場用防水パン4の仕切部材用載置部2b,2c,2d,4cに壁パネルからなる仕切部材6A−1〜6A−3を載置した状態を示す斜視図である。 浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4及びエプロン5を分離した状態の要部を拡大して示す斜視図である。 浴槽用防水パン3の接合部と洗い場用防水パン4との接合部を合わせた状態の要部を拡大して示す斜視図である。 浴槽用防水パン3、洗い場用防水パン4及びエプロン5をボルト13及び止付具30で接合している途中の状態の要部を拡大して示す斜視図である。 (A)は浴槽2を一部切欠いて止水状態を示す平面図であって切欠いた断面部分は図2及び図3のニーニ線で断面視したものであり、(B)は(A)から止水材26,27,33を無くした状態を示す平面図である。 (A)及び(B)は浴槽用防水パン3と浴槽2との接合構造の別態様を示す側面断面図である。 (A)及び(B)は浴槽用防水パン3と浴槽2との接合構造の別態様を示す側面断面図である。 洗い場用防水パン4と浴槽用防水パン3とエプロン5とを接合する構造の別態様を拡大して示す左側断面図であって、(A)は洗い場用防水パン4,浴槽用防水パン3及びエプロン5を分離した状態を示し、(B)はこれらを接合した状態を示すものである。 (A)(B)は浴槽用防水パン3を用いない浴室構造を拡大して示すものであって、(A)は図1のイ部に対応する部分の左側断面図、(B)は図1のロ部に対応する部分の左側断面図、(C)は(A)のホ部を拡大した左側断面図同図、(D)(E)は洗い場用防水パン4とエプロン5との接合に用いる係止金具付きナツト35の断面図及び平面図である。
符号の説明
2…浴槽、3…浴槽用防水パン、3a…底壁、3b〜3e…起立周壁、3f…接合用口部、4…洗い場用防水、5…エプロン、6…仕切部材、Q…浴室外空間

Claims (2)

  1. 配置した洗い場用防水パンと浴槽とを、覆蓋できる作業口を有するエプロンで水密に接合し、洗い場用防水パン及び浴槽の各縁部に設けた仕切部材用載置部に壁パネル等の仕切部材を載置し、エプロンの洗い場側となる手前面の両側に仕切部材を水密に当接し、洗い場用防水パン、浴槽、エプロン及び仕切部材で浴室内空間と浴室外空間とに区画した浴室構造において、浴室外空間に配置した浴槽用防水パンの上に前記浴槽を設置し、浴槽用防水パンは、底壁と底壁の四周から立設する起立周壁とを一体に成形し、洗い場寄りとなる手前側を除く三方の起立周壁の縁部と、三方の起立周壁より背丈の低い手前側の起立周壁の縁部とで接合用口部を形成し、該接合用口部を形成するこれら縁部を、洗い場用防水パン、浴槽及びエプロンの浴室外空間に面する部分の対応する箇所に水密に接合したものであり、浴槽用防水パン、浴槽及びエプロンで囲まれる囲繞空間を浴槽裏側に形成し、前記洗い場用防水パンの浴室外空間へ延設した接合片に、前記浴槽用防水パンの手前側の起立周壁の縁部に設けた接合片を接合し、前記エプロンの浴室外空間へ延設した接合片に、前記浴槽用防水パンの三方の起立周壁のうちの対峙する両方の起立周壁の手前側の縁部に設けた接合片を接合し、前記浴槽の浴室外空間に面する箇所に、前記浴槽用防水パンは三方の起立周壁の上方側の縁部を接合したことを特徴とする浴室構造。
  2. 前記洗い場用防水パンの浴室外空間へ延設した接合片、前記浴槽用防水パンの手前側の起立周壁の縁部に設けた接合片、及び、前記エプロンの下方側に設けた接合片の三つをボルト・ナットからなる連結具で一緒に連結した請求項記載の浴室構造。
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