JP3589628B2 - カウンターの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばシステムバス等の浴室の洗い場の壁パネル側に設けられるカウンターの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、浴室のカウンターは、図7に示すように、格子状金具101とL型金具102、103からなる取付金具によって、浴室の洗い場の隣設する壁パネル104、105部分の設置空間108に取り付けられている。格子状金具101は、その交差部が溶接、ネジ等で固定された左右方向の1枚の水平板101a及び前後方向の2枚の水平板101bと、水平板101aの両端部に下方に向けて固定された2枚の垂直板101cとで形成されている。
【0003】
各水平板101a、101bは、その一端部が壁パネル105、104にネジ106でそれぞれ固定され、垂直板101cは、その下端が洗い場フロアーに蝶ボルト等によって固定されている。また、L型金具102は壁パネル104に所定間隔でネジ106で固定され、L型金具103は壁パネル105にネジ106で固定されている。
【0004】
そして、カウンター100の取り付けは、先ず、洗い場フロアーに支持されると共に壁パネル104、105に固定された格子状金具101と、壁パネル104、105に固定されたL型金具102、103上に、例えば人工大理石で形成されたカウンター100の裏面支持部をそれぞれ載置する。次に、格子状金具101やL型金具102に設けた取付孔から、カウンター100の裏面固定部にネジをネジ込むことによって、カウンター100が取付金具を介して、壁パネル104、105とバスタブのバスタブエプロン107との間に形成される前記設置空間108に設置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このカウンター100の取付構造にあっては、バスタブエプン107が取り外し可能に配置されることから、格子状金具101の水平板101aのバスタブ側の端部である左端部を固定することができず、図に示すような所定の隙間t1を有するフリーな状態に設定されている。そのため、この格子状金具101上に載置固定されるカウンター100の左端部100aとバスタブエプロン107との間にも隙間t2が生じ易い上に、カウンター100の左端部100aがフリーな状態となって固定されておらず、カウンター100の取付状態が不安定になり易いという問題点を有している。
【0006】
そこで、このカウンター100の取付状態の不安定さを解消するために、カウンター100のバスタブ側端部を、バスタブ本体に固定したバスタブ側板に支持させる取付構造も提案されているが、この取付構造においても、カウンターのバスタブ側端部はバスタブ側板に単に支持されているのみで固定されておらず、取付状態の安定化の面で不十分であるという問題点を依然として有している。
【0007】
また、上記取付構造にあっては、バスタブエプロン107が取り外し可能で、その配置位置と洗い場の壁パネル105との間隔寸法(すなわち設置空間108の間隔寸法)L2を精度良く設定することが困難であるため、この間隔寸法L2と例えば樹脂成形で精度良く設定されたカウンター100の長手方向の全長L1とを的確に合わせることが現実的に難しい。その結果、設置空間108へのカウンター100の良好な収まり状態が得られ難く、例えばカウンター100の外周縁とバスタブエプロン107間等に隙間が生じる等、カウンター100の取付状態における見栄えが劣る場合があるという問題点を有している。
【0008】
さらに、カウンター100の設置空間108への取り付けに、格子状金具101と3つのL型金具102、103からなる取付金具を必要とするため、格子状金具101自体の組付作業が必要になったり、長さの長い水平板101aの使用により格子状金具101の設置空間108への出し入れ作業が面倒になる等、カウンター100の施工作業が複雑かつ面倒になり易く、また、取付金具自体の部品数が多くなって部品コストがアップし、施工コストのアップを招き易いという問題点も有している。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、カウンター本体のバスタブ側端部を確実に固定支持できて、安定した取付状態と設置空間への良好な収まり状態が容易に得られると共に、カウンター本体とカウンター固定部材の位置決めが容易に行えて、カウンター本体の壁パネルへの固定作業が容易となり取付作業性を向上させ得るカウンターの取付構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、浴室内に設置されるバスタブの洗い場側側面の後端部と洗い場の隣設する壁パネルとの間に取り付けられるカウンターの取付構造であって、前記バスタブの洗い場側側面をバスタブエプロンと該バスタブエプロンに連続し壁パネルに固定される壁パネル固定部を有したカウンター固定部材とで形成すると共に、カウンター本体の長手方向の両端部と後端部に固定部を一体形成し、前記カウンター固定部材を、その壁パネル固定部の端縁と壁パネルの複数のパネル材の接続部とで形成される位置決め手段を介して壁パネルに固定して、該カウンター固定部材に、カウンター本体の長手方向の一方の端部に形成された固定部を固定すると共にカウンター本体の長手方向の他方の端部に形成された固定部と後端部に形成された固定部を壁パネルに固定することによって、該カウンター本体の前端部を除く左右端部と後端部をそれぞれ固定したことを特徴とする。
【0011】
このように構成することにより、例えば人工大理石等で形成されたカウンター本体は、長手方向の一方の端部であるバスタブ側端部が、バスタブの洗い場側側面を形成するカウンター固定部材に壁パネル固定部の端縁と壁パネルの複数のパネル材の接続部で形成され る位置決め手段を介して固定されて、洗い場の隣設する壁パネル部分に形成される設置空間に設置される。この時、カウンター固定部材の壁パネル固定部が壁パネルに固定され、このカウンター固定部材にカウンター本体の端部が固定されると共に、カウンター本体の反バスタブ側端部や後端部を壁パネルに固定すること等により、カウンター本体の前端部を除く左右端部と後端部がそれぞれ確実に固定支持されて、カウンター本体の取付状態が安定する。
【0012】
また、カウンター固定部材が壁パネルの所定位置に固定されることから、設置空間の間隔寸法をカウンター本体の長さ寸法に対応して精度良く設定できて、カウンター本体の設置空間への収まり状態が良好になると共に、カウンター固定部材の壁パネルへの固定が位置決め手段で位置決めされることから、カウンター固定部材を壁パネルの所定位置に容易に固定できて、カウンターの取付作業性が向上する。
【0013】
また、請求項2記載の発明は、カウンター固定部材が、カウンター本体のバスタブ側端部に一体形成された固定部が載置係合されるカウンター係合部を有し、該係合部に前記固定部を載置係合させた状態で、カウンター固定部材にカウンター本体の固定部が固定されることを特徴とする。このように構成することにより、カウンター本体のバスタブ側端部の固定部が、カウンター固定部材のカウンター係合部に載置係合された状態で固定されることから、カウンター本体とカウンター固定部材との位置決めが容易に行えると共に、カウンター本体のバスタブ側端部が確実に固定支持されて、カウンター本体の取付状態がより安定する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図6は、本発明に係わるカウンターの取付構造の一実施例を示し、図1がその分解斜視図、図2が取付状態の正面側の断面図、図3がその側面側の断面図、図4及び図5がカウンター固定部材の側面図及び正面図、図6がカウンター本体の収まり状態の説明図である。
【0015】
図1〜図3において、カウンター1は、平面視で略長方形状に形成されたカウンター本体2と、このカウンター本体2の前端部2a下部に垂直状態で配置されるカウンターエプロン3を有している。前記カウンター本体2は、例えば人工大理石によってその全長L1(図6参照)が、後述する如く所定寸法に設定されると共に、その長手方向の略中央部分には、前方に円弧形状に膨らみ、かつ長手方向の左右端部2b、2dに対して例えば僅かに高く設定された洗面器置き部4が一体形成されている。
【0016】
また、カウンター本体2には、左右端部2b、2d後方と後端部2cに下方に突出した板状の固定部5a〜5cが一体形成され、この固定部5a〜5cには複数の取付孔6がそれぞれ穿設されている。なお、カウンター本体2の後端部2cには、全長に亘って立ち上がり壁2eが一体形成されると共に、その中央には水栓の配管等のための凹部7が形成されている。また、カウンター本体2の裏面には所定形状のリブ8が一体形成され、このリブ8に連なる状態で所定位置に複数個の金具固定リブ部9が一体形成されている。
【0017】
前記カウンターエプロン3は、図1及び図3に示すように、その長手方向の略中央上部にカウンター本体2の洗面器置き部4に対応して前方に膨らんだ膨出部3aが形成されると共に、左右両端の上部角部には、必要に応じて、カウンター本体2の前端部2a角部が載置係合する係合部3bがそれぞれ形成されている。
【0018】
また、このように形成されたカウンター本体2の左端部2bが固定されるバスタブは、図1に示すように、その洗い場側側面11が、それぞれ樹脂によって成形された、バスタブエプロン12とカウンター固定部材13の2分割構造に形成されている。そして、バスタブエプロン12は、バスタブ本体の洗い場側の開口部分に図示しない着脱機構で着脱可能に配置され、カウンター固定部材13は壁パネル18に固定されている。
【0019】
このカウンター固定部材13は、図4及び図5に示すように、洗い場側の固定面13aの後端部に設けられて壁パネル18に固定される壁パネル固定部14と、固定面13aの所定高さ位置に設けられてカウンター本体2の左端部2bが載置係合されるカウンター係合部15と、壁パネル固定部14と反対側の端面に設けられてバスタブエプロン12の端部が連結される連結部16と、カウンター係合部15の下部に穿設された配管用の開口部17等を有して、樹脂(人工大理石を含む)によって一体成形されている。なお、このカウンター固定部材13には、その裏面にリブ20が設けられており、このリブ20の所定位置にはカウンター固定リブ部21が一体形成されている。
【0020】
そして、前記壁パネル固定部14には複数個の取付孔14aが穿設されると共に、その端縁14bが垂直の直線状に設定されて、この端縁14bと、図6に示す壁パネル18の2枚のパネル材18a、18bの接続部18cとで位置決め手段が形成されている。
【0021】
また、前記カウンター係合部15は、水平壁部15aと、この水平壁部15aの後端に連結された傾斜壁部15bと、水平壁部15aの前端に形成された前方垂直壁部15c及び前記カウンター固定リブ部21近傍の固定面13a等で形成されている。そして、図4及び図5に二点鎖線で示すように、カウンター本体2の固定部5aの下端が水平壁部15aと傾斜壁部15b上にそれぞれ載置された状態で、固定部5aの前端が前方垂直壁部15cに当接することで前後方向の位置が決定され、固定部5aの側面(外面)が固定面13aに当接することで左右方向の位置が決定されている。すなわち、カウンター係合部15は、カウンター本体2の固定部5aの形状に略対応した形状に設定されている。
【0022】
次に、前記カウンター1の取付方法の一例について説明する。先ず、図2及び図3に示すように、1枚の水平板10aとこの水平板10aの両端部にネジ止め等された2枚の垂直板10bからなる取付金具10を準備する。この時、取付金具10は、その水平板10aの長さを従来のようにカウンター本体2の全長L1に亘る長さに設定する必要がなく、全長L1より短い長さに設定されると共に、水平板10aの両端部に下方に指向させて垂直板10bをそれぞれ固定すればよいことから、その形状が簡略化されている。
【0023】
そして、取付金具10を準備したら、カウンター固定部材13を壁パネル18に次のようにして固定する。すなわち、カウンター固定部材13の壁パネル固定部14を、その取付孔14aを利用して壁パネル18の所定位置にネジ29で固定する。その際、壁パネル固定部14の端縁14b(位置決め手段)を、壁パネル18の2枚のパネル材18a、18bの接続部18c(位置決め手段)に合わせて位置決めしつつ固定する。この時、壁パネル18の接合部18cが上下方向の直線で形成されていることから、この直線に壁パネル固定部14の直線状の端縁14bを容易に一致させることができて、位置決め作業が容易となる。
【0024】
このカウンター固定部材13の壁パネルへ18の固定により、図6に示すカウンター固定部材13と壁パネル19間の間隔寸法(すなわち設置空間30の間隔寸法)L2が、所定寸法に設定される。また、壁パネル18のパネル材18bの幅L3(もしくは壁パネル19と壁パネル18の接続部18c間の寸法L3)が予め所定値に設定されていること、及びカウンター固定部材13が壁パネル18に位置決めされつつ固定されていること等から、設置空間30の間隔寸法L2は、カウンター本体2の全長L1に対応した寸法(L2=L3+w、但しwはカウンター固定部材13の壁パネル固定部14の突出寸法)に略等しく設定されることになる。
【0025】
そして、カウンター固定部材13を壁パネル18に固定した状態で、カウンター本体2を設置空間30内にはめ込み、左端部2bの固定部5aをカウンター固定部材13のカウンター係合部15に前述したように載置係合させる。この載置係合により、カウンター本体2の外周の固定部5a〜5cがカウンター固定部材13の固定面13aや壁パネル18、19に略当接した状態となり、この状態で図2及び図3に示すように、カウンター本体2の左端部2bをネジ22でカウンター固定部材13のカウンター固定リブ部21に固定すると共に、カウンター本体2の後端部2cの取付部5bを壁パネル18に、また右端部2dの取付部5cを壁パネル19にネジ22でそれぞれ固定する。
【0026】
カウンター本体2をカウンター固定部材13と壁パネル18、19に固定したら、次に取付金具10をカウンター本体2の下部空間内に位置させて、取付金具10の水平板10aの両端に穿設された取付孔から、ネジをカウンター本体2の前記金具固定リブ部9にねじ込み、カウンター本体2に取付金具10を固定する。また、上端部がカウンター本体2に固定された取付金具10の垂直板10bの下端を、洗い場フロアー24(洗い場防水パン)に固定されている蝶ボルト25に蝶ナット26で固定する。
【0027】
次にこの状態で、カウンター本体2の前端部2a裏面に設けられたエプロン嵌合溝2f(図3参照)にカウンターエプロン3の上端部をはめ込み、このカウンターエプロン3の下端を前記蝶ボルト25に固定された取付板27に取付ネジ28で固定することにより、カウンターエプロン3がカウンター本体2に取り付けられて、カウンター本体2の前端部2a下部の開口がカウンターエプロン3で閉塞される。これにより、カウンター1の設置空間30への施工、すなわちカウンター1の取付作業が終了する。
【0028】
なお、以上の取付構造では、取付金具10を使用してカウンター本体2を洗い場フロアー24に支持させたが、カウンター本体2の左右端部2b、2dと後端部2cが、壁パネル18に固定されたカウンター固定部材13や壁パネル18、19に直接固定されて所定の取付強度が得られること、あるいはカウンターエプロン3にカウンター本体2の前端部2aの支持強度を持たせること等により、取付金具10を省略することもできる。また、取付金具10として単に垂直板10bのみを使用することも勿論可能であるし、カウンターエプロン3の固定構造も適宜に変更できる。さらに、以上の取付方法は一例であって、例えば取付金具10の上端部をカウンター本体2に固定した後に、カウンター本体2を壁パネル18、19等に固定する等、取付作業のし易い適宜の取付方法を採用することができる。
【0029】
このように、上記実施例のカウンター1の取付構造にあっては、カウンター本体2の左右端部2b、2dと後端部2cに下方に突出した板状の固定部5a〜5cを一体成形し、この固定部5a〜5cの取付孔6を利用してネジ22により、固定部5a〜5cをカウンター固定部材13や壁パネル18、19に固定する構造であるため、カウンター本体2を壁パネル18、19に直接的にあるいはカウンター固定部材13を介して間接的に固定することができる。
【0030】
特に、カウンター本体2の左端部2bの固定部5aが、バスタブの洗い場側側面11を兼ねかつ壁パネル18に固定されるカウンター固定部材13に固定されることから、従来固定されずにフリーな状態となっていたカウンター本体2の左端部2bを固定することができる。その結果、カウンター本体2の後端部2cは勿論のこと、長手方向の左右端部2b、2dを確実に固定支持することができて、カウンター本体2に安定した取付状態を得ることが可能になり、例えば安全性の面での向上が図れる。
【0031】
また、カウンター固定部材13の壁パネル固定部14の端縁14bを位置決め手段とし、これを壁パネル18の位置決め手段としての2枚のパネル材18a、18bの接続部18cに位置決めして、カウンター固定部材13を壁パネル18に固定するため、カウンター固定部材13と壁パネル19で形成される設置空間30の間隔寸法L2を所定寸法に容易に設定することができ、この間隔寸法L2に対応してカウンター本体2の全長L1を予め設定することで、設置空間30内にカウンター本体2を良好に収めて取り付けることができる。
【0032】
その結果、取付状態のカウンター本体2の外周縁と、カウンター固定部材13(バスタブの洗い場側側面11)や壁パネル18、19との間に所定値以上の隙間の形成がなくなり、見栄えの良い良好な取付状態が得られると共に、例えばカウンター本体2の外周縁と壁パネル18、19等とのシーリング作業を容易に行うことができる。
【0033】
さらに、カウンター本体2に一体形成された固定部5a〜5cがカウンター固定部材13や壁パネル18に直接固定されることから、従来のような複雑な形状の格子状金具101等を使用することなく、設置空間30にカウンター1を設置することができて、取付作業自体が容易に行えると共に、取付金具10の組付作業が容易になり、かつカウンター固定部材13の壁パネル18への位置決め作業も容易になる等、カウンター1の取付作業が簡略化されて簡単に取り付けることが可能になる。
【0034】
また、取付金具10を使用しない場合は勿論のこと、取付金具10を使用する場合であっても、カウンター本体2がカウンター固定部材13や壁パネル18、19に直接所定の強度で固定支持される構造であるため、取付金具10自体の構成を簡略化することができると共に、1つの取付金具10の使用でよく、従来のような複雑な形状の格子状金具101や複数個のL型金具102、103等が不要になって、取付用の部品点数を大幅に削減することができる。その結果、取付用の部品コストを低減させることができて、カウンター1の施工コストの低減化を図ることが可能になる。
【0035】
なお、上記実施例において、カウンター本体2の各端部2b〜2dに設けられる固定部5a〜5cの位置や個数は一例であって、例えば左右端部2b、2dに複数箇所設けたり、後端部2cに分割状態で複数箇所設ける等、カウンター本体2の大きさや材質による重量の大小によって適宜に変更することができる。また、上記実施例における、カウンター本体2の固定部5a〜5cの形状やこれに対応するカウンター固定部材13のカウンター係合部15の形状、カウンター本体2あるいはカウンターエプロン3の形状、カウンター本体2とカウンターエプロン3の連結構造等も一例であって、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の発明によれば、バスタブの洗い場側側面を形成するカウンター固定部材がその壁パネル固定部で壁パネルに固定され、このカウンター固定部材にカウンター本体の端部が固定されるため、カウンター本体の反バスタブ側端部と後端部を例えば壁パネルに固定すること等により、カウンター本体の前端部を除く左右端部と後端部をそれぞれ固定することができて、カウンター本体を確実に固定支持してその取付状態を安定化させることができる。また、カウンター固定部材が壁パネルの所定位置に固定されるため、洗い場の隣り合う壁パネル部分に形成される設置空間の間隔寸法を、カウンター本体の長手方向の全長に対応して精度良く設定できて、カウンター本体の設置空間内への収まり状態が良好となって、カウンターの見栄えの向上を図ることができると共に、カウンター固定部材の壁パネルへの固定が壁パネル固定部の端縁と複数のパネル材の接続部からなる位置決め手段で位置決めされるため、カウンター固定部材を壁パネルの所定位置に容易に固定できて、カウンターの取付作業性を向上させることができる。
【0037】
また、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、カウンター本体のバスタブ側の端部に一体形成した固定部が、カウンター固定部材のカウンター係合部に載置係合された状態で固定されるため、カウンター本体とカウンター固定部材の位置決めが容易に行えると共に、カウンター本体のバスタブ側端部を確実に固定支持することができて、カウンターの取付状態をより安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるカウンターの取付構造の一実施例を示す分解斜視図
【図2】同その取付状態の正面側の断面図
【図3】同その側面側の断面図
【図4】同カウンター固定部材の側面図
【図5】同その正面図
【図6】同カウンター本体の収まり状態の説明図
【図7】従来のカウンターの取付構造を示す概略平面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・カウンター
2・・・・・・・・・カウンター本体
3・・・・・・・・・カウンターエプロン
4・・・・・・・・・洗面器置き部
5a〜5c・・・・・固定部
10・・・・・・・・取付金具
11・・・・・・・・洗い場側側面
12・・・・・・・・バスタブエプロン
13・・・・・・・・カウンター固定部材
13a・・・・・・・固定面
14・・・・・・・・壁パネル固定部
14b・・・・・・・端縁(位置決め手段)
15・・・・・・・・カウンター係合部
15a・・・・・・・水平壁部
15b・・・・・・・傾斜壁部
15c・・・・・・・前方垂直壁部
18、19・・・・・壁パネル
18a、18b・・・パネル材
18c・・・・・・・接続部(位置決め手段)
21・・・・・・・・カウンター固定リブ部
24・・・・・・・・洗い場フロアー
30・・・・・・・・設置空間

Claims (2)

  1. 浴室内に設置されるバスタブの洗い場側側面の後端部と洗い場の隣設する壁パネルとの間に取り付けられるカウンターの取付構造であって、
    前記バスタブの洗い場側側面をバスタブエプロンと該バスタブエプロンに連続し壁パネルに固定される壁パネル固定部を有したカウンター固定部材とで形成すると共に、カウンター本体の長手方向の両端部と後端部に固定部を一体形成し、前記カウンター固定部材を、その壁パネル固定部の端縁と壁パネルの複数のパネル材の接続部とで形成される位置決め手段を介して壁パネルに固定して、該カウンター固定部材に、カウンター本体の長手方向の一方の端部に形成された固定部を固定すると共にカウンター本体の長手方向の他方の端部に形成された固定部と後端部に形成された固定部を壁パネルに固定することによって、該カウンター本体の前端部を除く左右端部と後端部をそれぞれ固定したことを特徴とするカウンターの取付構造。
  2. 前記カウンター固定部材は、カウンター本体のバスタブ側端部に一体形成された固定部が載置係合されるカウンター係合部を有し、該係合部に前記固定部を載置係合させた状態で、カウンター固定部材にカウンター本体の固定部が固定されることを特徴とする請求項1記載のカウンターの取付構造。
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