JP3727626B2 - 浴室のミラーパネル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばシステムバスルーム等の浴室の洗い場側の壁面に組み付けられ、その前面にミラー等が取り付けられる浴室のミラーパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のミラーパネルとしては、例えば特許文献1に示すものが知られている。このミラーパネルは、幅方向の両端部に張出部を設けると共に幅方向の略中央部分に窪み部を設け、反浴槽側の張出部に収納棚を一体形成し、窪み部の浴槽側にミラーを直接傾斜状態で取り付けるようにしたものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−35245号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この特許文献1に開示のミラーパネルにあっては、ミラーが窪み部の浴槽側に洗い場に向けて傾斜した状態でかつ窪み部に直接取り付けられているため、ミラーの傾斜角度によってミラーに見易さが得られるものの、ミラーが窪み部内に位置した状態となり、洗い場に座っている入浴者に対してミラーの位置が遠くなり、ミラーの使い勝手を十分に向上させることが難しいという問題点を有している。
【0005】
また、ミラーパネルの幅方向の反浴槽側端部に収納棚が一体形成されているものの、収納棚の棚板の面積が限定されて十分な収納量を確保することが困難であると共に、ミラーパネルに対する収納棚の位置が正面視で右側に特定化されて、ミラーパネルの左側に浴槽が位置するレイアウトの浴室には適用できるものの、浴槽がミラーパネルの右側に位置するレイアウトの浴室には適用できないという問題点を有している。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ミラーを入浴者に近い位置に容易に取り付けできてその使い勝手を十分に向上させ得る浴室のミラーパネルを提供することにある。また、他の目的は、前記目的に加え、収納棚の棚板の面積を拡げてその使い勝手を向上させたり、収納棚を有した状態でもこの収納棚の位置等の各種レイアウトの浴室に容易に適用し得る浴室のミラーパネルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、浴室の壁面に組み付けられその前面にミラーが取り付けられる浴室のミラーパネルであって、幅方向の中央部分に窪み部を有しその両側に張出部を有するパネル本体の窪み部に所定高さの取付部が一体形成され、該取付部を利用してミラーがパネル本体の前面から所定高さ浮いた状態で取り付けられていることを特徴とする。また、請求項2に記載の発明は、前記パネル本体の表面形状が平面視で略円弧形状に形成されていることを特徴とする。
【0008】
このように構成することにより、浴室の例えば洗い場側の壁面に一体的に組み付けられ両側に張出部を有するミラーパネルのパネル本体の窪み部には、所定高さの取付部が一体形成され、この取付部にミラーが取り付けられる。これにより、パネル本体に一体形成された取付部にミラーを取り付けるだけで、取付部の高さ分ミラーをパネル本体から浮かせた状態で取り付けでき、取付作業が容易に行えると共に、ミラーの位置を洗い場の入浴者に近い位置に設定できて、ミラーの使い勝手の十分な向上が図れる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図6は、本発明に係わる浴室のミラーパネルの一実施形態を示し、図1が該ミラーパネルを使用した浴室内部の斜視図、図2がミラーパネルの正面図、図3がその断面図、図4がパネル本体の斜視図、図5が取付部の拡大斜視図、図6がパネル本体の他の使用形態を示す斜視図である。
【0010】
図1において、浴室1は、平面視略方形状の防水パンの周囲を取り囲むように組み付け配置された4枚の壁パネル2a〜2d(壁パネル2dは図示せず)と、この壁パネル2a〜2dの上部に組み付け配置された例えばドーム形状の天井パネル3とによって略箱状に形成されている。そして、防水パン上の壁パネル2a側には、浴槽4が設置されると共に、この浴槽4の反壁パネル2a側の防水パン上には洗い場5が設けられている。
【0011】
また、洗い場5の壁パネル2b側にはカウンター6が配置され、このカウンター6の上方の壁パネル2bには、ミラーパネル7が一体的に組み付けられている。このミラーパネル7には、例えば楕円形状のミラー8、吐水口9aを有する水栓操作部9、水栓本体10、ダウンライト等からなる浴室照明装置12、複数枚の棚板14、15を有する収納棚13等が組み込まれている。
【0012】
すなわち、ミラーパネル7は、図2〜図4に示すように、樹脂成形によって正面視縦長の長方形状に形成されたパネル本体7aを有し、該パネル本体7aの幅方向の両端部には前方に所定高さ張り出した張出部17a、17bが一体形成されると共に、幅方向の中央部分には窪み部18が一体形成されて、その表面形状が平面視で略円弧形状に形成されている。また、パネル本体7aの幅方向中央部分には、上下方向に沿って所定間隔で複数(図では5枚)の取付部19a〜19eがパネル本体7aの成形時に一体形成されている。
【0013】
この取付部19a〜19eは、それぞれ水平な所定板厚を有する平板状で同一高さに形成され、最上端と最下端に同一形状の取付部19a、19eが形成されると共に、これら取付部19a、19eの間に前記収納棚13の棚板14として機能する3枚の同一形状の取付部19b〜19dが一定間隔で形成されている。つまり、合計5枚の取付部19a〜19eのうち中央の取付部19cが、パネル本体7aの上下方向(高さ方向)における中心線27a(図4参照)の線上に設定され、この取付部19cから、上下方向に同じ間隔寸法で取付部19b、19dと取付部19a、19eが形成されることにより、上下方向における中心線27aに対し、各取付部19a〜19eが対称位置に形成されている。
【0014】
そして、5枚の取付部19a〜19eのうち、上方の4枚の取付部19a〜19dがミラー取付用として使用され、図3に示すように、例えば各取付部19a〜19eの先端面に形成されたネジ孔に、ミラー取付板20がネジ21で固定されている。このミラー取付板20に、取付金具22の凹溝をミラー8の例えば外周縁に係合させることにより、ミラー8がミラー取付板20を介してパネル本体7aの取付部19a〜19dに取り付けられている。なお、このミラー8の取付部19a〜19dへの取付構造は、この例に限定されず、例えばミラー係合部が一体形成されたミラー取付板20を使用したり、ミラー取付板20を4つの取付部19a〜19dの全てにネジ固定することなく、例えば最上端の取付部19aと取付部19dのみにネジ固定する等、他の適宜の取付構造を採用することができる。
【0015】
また、収納棚13の棚板14を兼用する3枚の取付部19b〜19dは、図5に示す(図5では取付部19bのみ示す)ように、その上面側の幅方向の左端部上面(及び下面側の左端部下面)に略垂直方向に所定寸法突出した落下防止壁23a(及び落下防止壁23b)が一体形成されると共に、この落下防止壁23a(及び落下防止壁23b)の後部には、取付部19b〜19d上の水を側方に流し落とす排水溝24a(及び排水溝24b)が形成されている。さらに、取付部19b〜19dの幅方向の右端部上面(及び右端部下面)には、所定高さの段差からなる係合部25a(及び係合部25b)が一体形成されている。
【0016】
これらの落下防止壁23a、23bや排水溝24a、24b及び係合部25a、25bによって、取付部19b〜19dが上下方向における中心線27aに対し対称形状に設定され、前述した取付部19a〜19eの上下方向における対称位置への形成と併せ、パネル本体7aをその幅方向及び高さ方向の中心位置26を中心に垂直面内で図4の矢印イ方向に180度回転させた場合に、正面から視認した際の取付部19a〜19eの位置が同一位置に設定されると共に、左右方向における中心線27bに対し対称形状に設定されるようになっている。
【0017】
そして、このように形成された取付部19b〜19dの例えば係合部25a上には、前記収納棚13の各棚板14の一端部14aが載置係合されて、棚板14の上面と各取付部19b〜19dの上面とが面一状態に設定されている。これにより、取付部19b〜19dの上面が棚板14の機能を兼用することになって、ミラー8裏面に形成される空間27(図3参照)も収納空間として有効利用され、ミラー8外に形成される各棚板14による収納空間と合せ、パネル本体7aの表面に比較的広い収納空間が形成されることになる。
【0018】
なお、収納棚13の棚板14は、例えばガラス板や樹脂板によって薄板状に形成され、その先端部が直線状に形成されると共にその後端部がパネル本体7aの表面形状に略合致する形状に設定されている。また、各棚板14は、その一端部14aが取付部19b〜19dの各係合部25aにそれぞれ載置された状態とされ、その他端部14b(図2参照)は、パネル本体7に取り付けられた支持杆28に支持されている。この時、棚板14の他端部14bが支持杆28の軸方向の係合溝に挿脱可能に係合されると共に、支持杆28の先端に螺合されたロックナットにより各棚板14の係合溝からの前方への抜けが防止されるようになっている。
【0019】
一方、5枚の取付部19a〜19eのうち、最下端の取付部19eは水栓操作部取付用及び棚板取付用として使用される。すなわち、図3に示すように、取付部19eの例えば下面に、水栓操作部9の吐水口9aを形成する配管が取り付け配設され、この吐水口9aと取付部19e自体が図示しない操作部を有する吐水カバー29によって覆われている。また、吐水口9aを形成する配管はパネル本体7を裏面側に貫通して上方に配管され、ミラー8の下端部裏面に配設されてその左右両側に切換操作部と温度調整部を有する前記水栓本体10に連結されている。
【0020】
そして、この取付部19eの上方で取付部19dとの間のパネル本体7aには、点検カバー30が着脱可能に配設され、この点検カバー30を取り外すことにより、水栓本体10と吐水口9aへの配管やそのメンテナンスが可能となるように構成されている。この取付部19eと上下方向において対称位置に設けられた取付部19aの下部で取付部19bとの間にも着脱可能な点検カバー30(図4参照)が配設されている。なお、これらの点検カバー30は、必ずしも必要ではなく、パネル本体7aに配管用の孔を穿設して配管等することにより、点検カバー30を省略することも可能である。
【0021】
また、下端部の取付部19aには、その左右端部に収納棚13の左右2枚の棚板15が連結されている。この時、2枚の棚板15の内側端部の取付部19aへの連結構造は、前述した前記取付部19b〜19dと同様の係合部(図示せず)が取付部19aの上下面の端部にそれぞれ形成され、この係合部に棚板15の内側端部が載置係合されるようになっている。そして、この棚板15の外側端部は、前述した棚板14と同様に支持杆28によってパネル本体7aの張出部17a、17bに着脱可能に支持されている。
【0022】
これにより、最下端の取付部19eが水栓操作部取付用に使用され、最上端の取付部19aがミラー取付用に使用され、この上下端部の取付部19a、19eも、パネル本体7aの前記中心位置26を中心に垂直面内で180度回転した際に、同一位置に設定されるようになっている。なお、最下端の取付部19eに取り付けられる棚板15の取付部19eへの連結構造は、以上の例に限定されず、例えば取付部19eに係合部等を設けることなく、左右の棚板15の内側端部を取付部19eの上面に単に載置させたり、棚板15を左右に2分割することなく、1枚の棚板15を使用してこの棚板15の中間部分を取付部19eに単に載置させる構成とすることもできる。
【0023】
前記パネル本体7aの左右の張出部17a、17bには、図4に示すように、略垂直な側面31a、31bが設けられ、この側面31a、31bは、その角部32のアールが小さく略ピン角となるように設定されている。これにより、側面31a、31bに組み付け配置される壁パネル2c(もしくは壁パネル2a)との接続部に大きな隙間が発生しないようになっている。また、図1に示すように、ミラーパネル7には、正面視で左側に位置する浴槽4寄りの張出部17a端部に、例えば下部に曲線部を有するスライドバー33が上下方向に沿って取り付けられており、このスライドバー33には、シャワー34が着脱可能に係止されるシャワーフック35が上下方向にスライド移動可能に装着されている。
【0024】
この浴室1のミラーパネル7は、パネル本体7aの成形時に、張出部17a、17bと窪み部18が一体形成されると共に、窪み部18の所定位置に各取付部19a〜19eがそれぞれ一体形成され、この成形されたパネル本体7aが、浴室1の壁パネル2bに適宜の固定手段で固定されることにより壁パネル2bに一体的に組み付けられる。そして、このパネル本体7aに水栓本体10を取り付け、この水栓本体10と水栓操作部9とをパネル本体7aの点検カバー30を外した状態で配管すると共に、吐水口9aが取り付けられた取付部19eに吐水カバー29等を取り付ける。
【0025】
また、パネル本体7aの右側の張出部19bの所定位置に支持杆28を取り付け、この支持杆28にその一端部14aを各取付部19b〜19dに係合支持させた状態で3枚の各棚板14の他端部14bをそれぞれ取り付けると共に、下端の取付部19eにその外側端部を支持杆28で支持させつつ2枚の棚板15の内側端部をそれぞれ取り付ける。これにより、パネル本体7aに収納棚13が形成される。そして、パネル本体7aに収納棚13を形成した状態で、取付部19a〜19dに前述したミラー取付板20や取付金具22を介して楕円形状のミラー8を取り付ける。
【0026】
この時、上端の取付部19aが楕円形状のミラー8の上部裏面に位置し、取付部19dがミラー8の下部裏面に位置する状態で取り付けられ、各取付部19a〜19dがミラー8の外周縁からはみ出すことがなくミラー8裏に完全に隠れた状態となる。そして、このパネル本体7aに前記スライドバー33や浴室照明装置12等を取り付けることにより、ミラーパネル7が組み立てられる。なお、このパネル本体7aへの各部材の取り付けは、この例に限定されず他の適宜の取付方法を採用できる。
【0027】
この壁パネル2bに組み付けられたミラーパネル7のミラー8によれば、所定高さの取付部19a〜19dの前面に取り付けられることから、取り付けと同時に、ミラー8をパネル本体7aの窪み部18から所定高さ前方である洗い場5方向に浮かせる(入浴者に近づける)ことが可能になる。また、このミラーパネル7は、上下方向における中心線27aに対し対称形状に形成されていることから、ミラーパネル7を浴槽4の右側に配置する図1のレイアウトの浴室1には、前述したように設置される。一方、浴槽4がミラーパネル7の右側に位置するレイアウトの浴室1に設置する場合は、パネル本体7を中心位置26を中心に垂直面内で180度回転させて、図6に示す状態にして使用する。
【0028】
すなわち、パネル本体7aを180度回転させて、左側に収納棚13を位置させ、この状態でパネル本体7aの側面31bに壁パネル2aを当接させる。このレイアウトにおいても、取付部19b〜19eの下面や落下防止壁23b(排水溝24b)及び係合部25b等を利用して収納棚13の各棚板14、15をそれぞれ取り付けたり、取付部19aを利用して水栓操作部9や棚板15等を取り付けることができる。つまり、取付部19a〜19eを上下方向における中心線27aに対して対称形状に形成することで、パネル本体7aを180度回転させた場合に左右方向における中心線27bに対し対称形状となり、一つのミラーパネル7を2つのレイアウトの浴室1に適用できることになる。
【0029】
このように、上記実施形態のミラーパネル7にあっては、パネル本体7aにミラー取付用の取付部19a〜19dが一体形成されているため、別部材を使用することなくミラー8を取付部19a〜19dに取り付けるだけで、ミラー8をパネル本体7aの表面から所定高さ浮かせた状態で簡単に取り付けることができる。特に、ミラーパネル7の幅方向の中心部に窪み部18が設けられ、この窪み部18に取付部19a〜19dが所定高さで一体形成されていることから、窪み部18の各種効果を生かしつつミラー8を洗い場5の入浴者に近づけることができて、ミラー8の使い勝手を十分に向上させることが可能になる。
【0030】
また、ミラー8を所定高さで取り付ける取付部19a〜19dが水平な平板状に形成されているため、取付部19b〜19dの上面に棚板14の機能を持たせることができて、パネル本体7aの付加価値を高めることができると共に、所定高さの取付部19a〜19dによってミラー8裏面に形成されるデッドスペースとしての空間27に、棚板14の機能を持った取付部19b〜19dが設けられたり棚板14の一端部14aが配置されるため、ミラー8裏面の空間27を収納空間として有効利用することができる。また同時に、取付部19b〜19dとこれに連結される棚板14とによって、比較的広い面積の棚板が形成されるため、収納棚13への物品の収納量を増大させることができると共に、普段使用しない物品をミラー8裏面の取付部19b〜19d近傍に収納して洗い場5等から入浴者に視認され難い状態とすることができる。
【0031】
また、収納棚13の棚板14、15の端部が取付部19b〜19eに載置係合されると共に他端部が支持杆28に着脱可能に支持されているため、棚板14、15の交換や清掃等を簡単に行うことができると共に、パネル本体7aへの組み付けも簡単に行うことができる。また、棚板14として機能する取付部19b〜19dの上下面の端部に排水溝24a、24bを有する落下防止壁23a、23bが設けられているため、収納棚13の棚板14(及び取付部19b〜19d)上に収納した物品の棚板14(及び取付部19b〜19d)上からの落下が防止されると共に、落下防止壁23a、23bの排水溝24a、24bによって棚板14上の水を下方にスムーズに排水することができ、棚板14の清潔さを良好に維持することができる。これらのことから、ミラーパネル7に使い勝手と見栄えに優れた収納棚13を配置することが可能となり、浴室1自体の使い勝手の向上や意匠的価値の一層の向上が図れる。
【0032】
また、取付部19a〜19eをパネル本体7aの幅方向の中心部分に一体形成すると共に、これら取付部19a〜19eをパネル本体7aの上下方向における中心線27aに対して対称位置でかつ対称形状に形成しているため、パネル本体7aを中心位置26を中心に垂直面内で180度回転させて使用することもでき、ミラーパネル7の左側に浴槽4が位置するレイアウトの浴室1であっても、ミラーパネル7の右側に浴槽4が位置するレイアウトの浴室1であっても共に適用することができる。その結果、施工現場の状況やユーザーの要望等に的確に対応できて、汎用性に優れた浴室用のミラーパネル7を得ることができると共に、浴室1で使用されるミラーパネル7自体の部品点数を低減させてその製造を容易に行う等、コスト安価なミラーパネル7を得ることが可能になる。
【0033】
さらに、ミラーパネル7が上下対称形状に形成されているため、例えばその側面31a、31bの角部32を略ピン角に設定することができて、側面31a、31bに当接される壁パネル2c、2aとの間の隙間発生を抑えることができ、該隙間部分へのシール構造の廃止や簡略化を図ることができると共にその見栄えの向上をも図ることができる。
【0034】
またさらに、パネル本体7aに一体形成される例えば最下端の取付部19eに水栓操作部9の取付機能が付与されているため、パネル本体7aの付加価値を一層高めると共に、水栓操作部9を専用の取付部材を使用することなくパネル本体7aに取り付けできて、その取付作業の効率化が図れると共に、水栓操作部9の取付部分の見栄えの向上を図ることもできる。特に、取付部19eの上部に着脱可能な点検カバー30を設けることにより、パネル本体7aへの配管を容易に行ったりメンテナンス作業を一層容易に行うこと等も可能になる。
【0035】
なお、上記実施形態における取付部19a〜19eの数(収納棚13の棚板14の数)や形状、ミラー8の形状、棚板14、15のパネル本体7aへの支持構造等は一例であって、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1または2に記載の発明によれば、両側に張出部を有するパネル本体の窪み部に取付部が一体形成されているため、取付部にミラーを取り付けるだけで取付部の高さ分ミラーをパネル本体から浮いた状態で取り付けでき、専用の取付部材を使用することなくミラーをパネル本体に簡単に取り付けできると共に、ミラーの位置を洗い場の入浴者に近づいた位置に設定できて、その使い勝手の十分な向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるミラーパネルを使用した浴室内部の斜視図
【図2】 同ミラーパネルの正面図
【図3】 同その断面図
【図4】 同そのパネル本体の斜視図
【図5】 同取付部の拡大斜視図
【図6】 同パネル本体の他の使用形態の斜視図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・浴室
2a〜2d・・・・・壁パネル
4・・・・・・・・・浴槽
5・・・・・・・・・洗い場
6・・・・・・・・・カウンター
7・・・・・・・・・ミラーパネル
7a・・・・・・・・パネル本体
8・・・・・・・・・ミラー
9・・・・・・・・・水栓操作部
9a・・・・・・・・吐水口
10・・・・・・・・水栓本体
13・・・・・・・・収納棚
14、15・・・・・棚板
17a、17b・・・張出部
18・・・・・・・・窪み部
19a〜19e・・・取付部
20・・・・・・・・ミラー取付板
23a、23b・・・落下防止壁
24a、24b・・・排水溝
25a、25b・・・係合部
26・・・・・・・・中心位置
27・・・・・・・・空間
30・・・・・・・・点検カバー

Claims (2)

  1. 浴室の壁面に組み付けられその前面にミラーが取り付けられる浴室のミラーパネルであって、
    幅方向の中央部分に窪み部を有しその両側に張出部を有するパネル本体の窪み部に所定高さの取付部が一体形成され、該取付部を利用してミラーがパネル本体の前面から所定高さ浮いた状態で取り付けられていることを特徴とする浴室のミラーパネル。
  2. 前記パネル本体は、表面形状が平面視で略円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の浴室のミラーパネル。
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