JP3757553B2 - 洗面器用設備ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗面器用設備ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図16は、従来の洗面器用設備ユニット(従来技術1)の斜視図であり、フレーム200…を組付けて配管ケース201を組立て、この配管ケース201上に洗面器202,202を有するカウンター203を載置し、配管ケース201内のフレーム200…の一部に、Uボルト204…で洗面器202,202用の給水管205、排水管206を固定した構成である。
【0003】
図17は別の従来の洗面器用設備ユニット(従来技術2)の側面図であり、洗面器を有するカウンター210を配管ケース211に載置し、配管ケース211内に、配管ケース211とは別体の配管フレーム212をアンカーボルト213で床214に固定し、この配管フレーム212の壁面215側に配管支持材216,216を溶接で固定し、この配管支持材216,216にUボルト217,218で洗面器用の給水管219、排水管220を固定した構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術1では、配管ケース201内の給水管205、排水管206と、建物躯体側に予め設けられた図示せぬ設備本管とを接続する時、フレーム200…が邪魔になって施工が難しかった。
【0005】
従来技術2では、配管フレーム212を配管ケース211よりも先に床214に固定するので、この時配管フレーム212に給水管219、排水管220を固定することができるから、従来技術1よりは施工がし易い。
しかしながら配管フレーム212を壁面215に固定するための配管支持材216,216が配管フレーム212に溶接されて一体となっているので、給水管219、排水管220を、建物躯体側に予め配管されている図示せぬ設備本管に接続する際に、洗面器用設備ユニット側で設備本管の施工誤差を吸収することができなかった。
【0006】
又、従来技術1、2共、設置した洗面所の壁面が施工誤差によって洗面所側に多少傾いていた場合、洗面器用設備ユニットによって誤差を吸収することが難しく、壁面と洗面器用設備ユニットとの間に隙間ができたり、隙間を塞ぐためにコーキングを施したりする必要が生じて見苦しかった。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、第1に施工性が良く、第2に建物躯体側に予め配管された設備本管の取付け誤差に対して容易に誤差を吸収することができ、第3に建築仕上面の施工誤差に対して容易に誤差を吸収することができる洗面器用設備ユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、配管を収納し上面に洗面器を有するカウンターを備える洗面器用設備ユニットにおいて、床に固定され前記配管を支持する配管フレームと、この配管フレームの前側に配管フレームと別体に設けられ、前記カウンターを支持する複数の支持フレームとからなり、前記配管フレームに、間隔を開けて各支持フレームを位置調整自在に取付け、前記支持フレームの位置調整は、左右方向であり、前記配管フレームの上部フレームに位置調整部材を左右方向に移動可能に設け、前記位置調整部材の左右方向移動で前記支持フレームを左右方向に位置調整可能に構成し、前記位置調整部材は、前記左右方向に延びる上部フレームに形成した溝に沿って左右方向に移動可能な係合片に連結し、且つ前記位置調整部材は、前記係合片との連結部よりも前記配管フレームの左右方向外側の位置で、前記支持フレームの水平部材の端部と連結していることを特徴とする。
【0010】
請求項2は、配管を収納し上面に洗面器を有するカウンターを備える洗面器用設備ユニットにおいて、床に固定され前記配管を支持する配管フレームと、この配管フレームの前側に配管フレームと別体に設けられ、前記カウンターを支持する複数の支持フレームとからなり、前記配管フレームに、間隔を開けて各支持フレームを位置調整自在に取付け、前記支持フレームの位置調整は、左右方向であり、前記配管フレームの上部フレームに位置調整部材を左右方向に移動可能に設け、前記位置調整部材の左右方向の移動で、前記支持フレームを前記配管フレームと、配管フレームの左右方向に位置する壁面と、の間で位置調整可能に構成したことを特徴とする。
【0011】
請求項3は、請求項2において、位置調整部材で左右方向に移動可能な支持フレームを直立支持する支柱の下端部にフィラーを設け、該フィラーを幅木と嵌合させるようにしたことを特徴とする。
【0012】
請求項4は、請求項2において、配管フレームに前記配管を支持する支持材を設け、この支持材は、前記配管フレームに固定する固定部と、長孔を備えUボルトで前記配管を取付ける取付部とからなることを特徴とする。
【0013】
請求項5は、請求項2において、支持フレームは、床に固定される支柱と、この支柱の上端部に位置調整自在に取付けられる水平部材とで略逆L字型に形成したことを特徴とする。
【0014】
請求項6は、請求項3において、水平部材に対する支柱の位置調整は、前後方向であることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の洗面器用設備ユニットの実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明の第1実施例の洗面器用設備ユニットの分解斜視図であり、洗面器用設備ユニット1は、給水管2、排水管3、通気管4を支持する配管フレーム5と、配管フレーム5の前側に配管フレーム5と別体に設けられた複数の支持フレーム6,7,8と、支持フレーム6,7,8の上面に載置した洗面器11,11を有するカウンター12と、支持フレーム6,7,8の前面に取付けた前面板13,13とからなる。
15,16,17は前面板13,13のフィラー、18は前面板13,13を取付けるための受材である。
【0017】
図2は配管フレームの斜視図であり、配管フレーム5は、りっぷ溝型鋼の上部フレーム21、中間部フレーム22、左右の縦フレーム23,24、及び通常の溝型鋼の下部フレーム25を組み付けて組立てる。上部フレーム21、中間部フレーム22、及び左右の縦フレーム23,24は、開口部を前面に向け、下部フレーム25は、開口部を下方に向ける。中間部フレーム22は、上部フレーム21、左右の縦フレーム23,24、及び下部フレーム25を枠型に組み付けた後、左右の縦フレーム23,24の前面に固定する。
【0018】
下部フレーム25を、上方が開放した長尺の溝型鋼の床固定材26に嵌め込んで固定する。床固定材26は、前面に間隔を開けて鉤の手に屈曲した2つのステー27,27を溶接し、このステー27,27を図示せぬアンカーボルトで床に固定する。
28は、下部フレーム25を、床固定材26に嵌め込む時、配管フレーム5の高さを調整するアジャストボルトである。
【0019】
左右の縦フレーム23,24に、給水管2、排水管3、通気管4を支持する支持材31…を取付ける(図2は左縦フレーム23にのみ支持材31…を取付けた状態を示す)。
【0020】
図3は配管フレームに配管を支持する支持材の斜視図であり、支持材31は、前記縦フレーム23,24に固定する短い固定部32と、固定部32から90°屈曲して形成されたやや長めの補強部33と、補強部33から90°屈曲して形成され補強部33よりも長い取付部34とから構成した略L字型の部材である。
【0021】
固定部32に、取付孔35を形成する。取付孔35は、後述するスライドボルトで縦フレーム23,24に上下方向に調整自在に取付けるためのものである。固定部32の端部に、縦フレーム23,24に引っ掛けるための突起36を形成する。又、取付部34に、Uボルトで給水管2、排水管3、通気管4を取付けるための2つの長孔37,38を形成する。手前の長孔38は、奥の長孔37よりも長く形成する。
尚、取付部34の長孔は、Uボルトを取付けられる長さがあれば1つでも良い。
【0022】
図4は配管フレームに建付けるカウンター用の支持フレームの分解斜視図であり、左側の支持フレーム6と、中間部の支持フレーム7と、右側の支持フレーム8を配管フレーム5に間隔をおいて取付け、取付けた状態で3つの支持フレーム6,7,8を左右対称に形成する。
【0023】
支持フレーム8(3つの支持フレーム6,7,8を代表して支持フレーム8について説明する)は、支柱41と、支柱41の上端部に取付けられる水平部材42とで略逆L字型に形成する。この水平部材42の後部に水平に溶接で位置調整部材43を取付ける。
【0024】
位置調整部材43を、後述するスライドボルトによって、配管フレーム5に、左右方向に位置調整自在に取付ける。また支柱41の下端部に水平に取付部材44を溶接で固定する。この取付部材44を、床に固定する幅木45に取付ける。幅木45は、上方が開放した溝型鋼のようなチャンネル部材である。
46は、幅木45のフィラーであり、側面視幅木45と同形で、幅木45よりもひと周り小さく形成する。
【0025】
図5はスライドボルトの斜視図であり、配管フレーム5の上部フレーム21にスライドボルト51を嵌める。スライドボルト51は、基部52と、基部52の両側に形成され、上部フレーム21の溝53に係合する左右対称の1対の湾曲した係合片54,54と、基部52に固定されたボルト55とからなる。スライドボルト51は、上部フレーム21の溝53に沿って左右方向に自在に移動できる。
【0026】
図6は配管フレームにスライドボルトで取付ける支持フレームの要部の斜視図であり、支持フレーム8の位置調整部材43は、水平部材42の後部に溶接で固定する縦片57と、縦片57の上端部を直角に折曲して形成した上片58とからなる鉤の手状の部材である。位置調整部材43の縦片57に取付孔59を形成する。この取付孔59に、配管フレーム5の上部フレーム21の溝53に嵌めたスライドボルト51を挿通し、上部フレーム21の前面に、位置調整部材43をワッシャ61とナット62で固定する。
スライドボルト51を上部フレーム21の溝53に沿って左右方向に移動させることによって、支持フレーム8の取付位置を調整することができる。
【0027】
図7は支持フレームの分解斜視図であり、支持フレーム8は、支柱41も、水平部材42も、りっぷ溝型鋼で形成する。支柱41は、開放部を後方(図の右方向)に向け、水平部材42は、開放部を下方に向ける。支柱41は、アングル材64で水平部材42に位置調整自在に取付ける。
【0028】
アングル材64は、直角に折曲して形成した第1の係合片65と、第2の係合片66とからなり、夫々取付孔67…を備え、両端部に耳片68,68を備える。耳片68,68の間隔は、支柱41及び水平部材42を挟持する大きさである。
【0029】
前記スライドボルト51を、水平部材42の溝71に嵌め、同様に別のスライドボルト51を支柱41の溝72に嵌め、夫々のスライドボルト51,51をアングル材64の取付孔67…に挿通し、ワッシャ61,61及びナット62,62で固定する。
【0030】
スライドボルト51を水平部材42の溝71に沿って移動させることによって、洗面器用設備ユニット1を設置した後方の図示せぬ壁(図の右側方向)が施工誤差によって前方に多少傾いていても、水平部材42の支柱41に対する取付け位置を調整して、容易にこの誤差を吸収することができる。
【0031】
74は、前記受材18を支持フレーム6の支柱41に取付けるハンガーである。ハンガー74は、左右に耳片75,76を備える溝型鋼状の係合部77と、係合部77の左側の耳片75から直角に左方向に折曲し、更に手前に90°折曲して形成したハンガー部78とからなる。
【0032】
ハンガー部78の折曲したコーナーに上から切欠溝79を形成する。また係合部77の左側の耳片75の寸法Lは、支持フレーム6の支柱41の厚みMよりも大きく形成し、ハンガー部78が支柱41の前面よりもやや前方に出るようにする。81は、前記スライドボルト51で支柱41に取付ける取付孔である。
【0033】
図8はカウンター用の支持フレームに取付けた前面板の受材の斜視図であり、支持フレーム6,7,8の支柱41…に、上下方向に間隔をおいて夫々2つのハンガー74,74を固定する。このハンガー74の切欠溝79に、上方から前記受材18,18を落し込んで水平に掛止する(図9も参照)。
【0034】
図9は本発明の洗面器用設備ユニットの側面図であり、配管フレーム5の中間部フレーム22に、スライドボルト51でブラケット82を固定し、このブラケット82をアンカーボルト83で建物躯体の壁面84に固定する。また床固定材26に一体に取付けたステー27をアンカーボルト85で建物躯体の床80に固定する。
【0035】
給水管2、排水管3、通気管4は、夫々Uボルト86,87,88で支持材31…に取付ける。支持材31とUボルト86,87,88によって、建物躯体側に予め配管されている図示せぬ設備本管の接続口が施工誤差によってずれていても、支持材31に固定する給水管2、排水管3、通気管4の取付け位置を調整して、容易に設備本管との接続作業を行なうことができる。
【0036】
洗面器11の排水口89と排水管3との間に排水トラップ90を接続する。また、排水管3と通気管4とを管91で接続する。
尚、92は液体石けんの容器、93は湯水混合栓である。
【0037】
図10は幅木の側面図であり、幅木45にフィラー46を嵌め、幅木45及びフィラー46に、支持フレーム6,7,8の取付部材44…を嵌め込んで、アジャストボルト95で支持フレーム6,7,8の高さ調整をする。幅木45の後面(図の右側)に、鉤の手状に直角に折曲したステー96を溶接で固定しておき、ステー96をアンカーボルト97で床80に固定する。98は床80の仕上材である。
【0038】
図11は配管見取図であり、建物躯体100内を仕切壁101,102で仕切り、腰掛便器103を設置したトイレブース104、小便器105を設置した男子便所106、及び前記洗面器用設備ユニット1を設置した洗面所107を簡略化して描いたものである。
【0039】
建物躯体100の外に、上下方向に設備本管である給水管111、排水管112、通気管113を配管し、夫々接続配管114,115,116を接続する。接続配管114,115,116を建物躯体100に設けた開口部117,118に挿通し、洗面所107の給水管2、排水管3、通気管4に接続する。
【0040】
この時接続配管114,115,116が施工誤差によって、上下方向、或いは左右方向にずれていても、これらに接続する給水管2、排水管3、通気管4が、図3で説明した支持材31…によって、配管フレーム5に対する取付け位置を、上下方向、或いは左右方向に自由に調整することができるので、現場での接続作業を容易に行なうことができる。
【0041】
トイレブース104、及び男子便所106の配管と、給水管2、排水管3、通気管4との接続についても、図3で説明した支持材31…によって配管を取付けることによって、同様の効果を奏することができる。
【0042】
次に以上述べた構成を持つ本発明の洗面器用設備ユニットの組立工法について、図12〜図15により説明する。
図12において、洗面所の壁121に沿って床80に床固定材26を固定する。床固定材26の前方に所定の間隔を開けて、床固定材26と平行に幅木45を固定する。幅木45の左右の端部と壁122(左側の壁のみ図示)との間には、多少の間隔Sを開けておく。壁122が施工誤差によって洗面所側に多少傾いていた場合、この間隔Sを開ける。
【0043】
図13において、床固定材26に配管フレーム5の下部フレーム25を嵌めて固定し、配管フレーム5の中間部フレーム22を図示せぬアンカーボルトで壁121に固定する。配管フレーム5の左右の縦フレーム23,24に、図示せぬスライドボルトで支持材31…を取付ける。次いで支持材31…に、Uボルト86,87,88で位置調整をして、給水管2、排水管3、通気管4を固定し、建物躯体側に予め配管されている図示せぬ給水管、排水管、及び通気管の設備本管と接続する。
【0044】
図14において、壁122と幅木45との間の間隔Sに、傾いた壁122の調整のためのフィラー46,46を取付ける。配管フレーム5の前面側に支持フレーム6,7,8を持ってきて、幅木45に、支持フレーム6,7,8の支柱41の下端部の図示せぬ取付部材を嵌める。次いで配管フレーム5の上部フレーム21に、水平部材42の後端部の位置調整部材43…を左右方向の位置調整をして固定する。
【0045】
図15において、支持フレーム6,7,8の支柱41にハンガー74…を固定し、このハンガー74…に、受材18,18を掛けて取付ける。更にこの受材18,18に前記前面板13,13(図1参照)を取付け、前記壁122の誤差を調整するために、前記フィラー15,15を取付ける。
最後に前記前記洗面器11を有するカウンター12を載置して洗面器用設備ユニット1が完成する。
【0046】
本発明の組立工法によれば、給水管2、排水管3、通気管4を取付ける配管フレーム5を、洗面器11,11を有するカウンター12を支持する支持フレーム6,7,8よりも先に取付けるので、配管フレーム5の前方は開放された状態となる。従って配管フレーム5に給水管2、排水管3、通気管4を固定する作業も、給水管2、排水管3、通気管4を建物躯体側に予め配管されている給水管、排水管、通気管の設備本管と接続する作業も容易に行なうことができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、配管を収納し上面に洗面器を有するカウンターを備える洗面器用設備ユニットにおいて、床に固定され前記配管を支持する配管フレームと、この配管フレームの前側に配管フレームと別体に設けられ、前記カウンターを支持する複数の支持フレームとからなり、配管フレームに、間隔を開けて各支持フレームを位置調整自在に取付け、支持フレームの位置調整は、左右方向であり、配管フレームの上部フレームに位置調整部材を左右方向に移動可能に設け、位置調整部材の左右方向移動で前記支持フレームを左右方向に位置調整可能に構成し、位置調整部材は、左右方向に延びる上部フレームに形成した溝に沿って左右方向に移動可能な係合片に連結し、且つ位置調整部材は、係合片との連結部よりも前記配管フレームの左右方向外側の位置で、前記支持フレームの水平部材の端部と連結しているように構成した。
【0048】
配管を取付ける配管フレームと、カウンターを支持する支持フレームとを別体に設けたので、先に配管フレームを取付けることができるから、支持フレームに邪魔されることなく、配管と建物躯体側に予め配管されている設備本管との接続作業を容易に行なうことができる。
又、配管フレームに、間隔を開けて各支持フレームを位置調整自在に取付けたので、万一洗面器用設備ユニットを設置した洗面所の壁面が施工誤差によって洗面所側に多少傾いていても、支持フレームを移動させて簡単に位置調整することができる。
配管フレームに対する支持フレームの位置調整を、左右方向にしたので、左右の壁面の施工誤差に対して支持フレームを左右方向に移動させて簡単に位置調整することができる。
【0049】
請求項2は、配管を収納し上面に洗面器を有するカウンターを備える洗面器用設備ユニットにおいて、床に固定され前記配管を支持する配管フレームと、この配管フレームの前側に配管フレームと別体に設けられ、カウンターを支持する複数の支持フレームとからなり、配管フレームに、間隔を開けて各支持フレームを位置調整自在に取付け、支持フレームの位置調整は、左右方向であり、前記配管フレームの上部フレームに位置調整部材を左右方向に移動可能に設け、位置調整部材の左右方向の移動で、支持フレームを前記配管フレームと、配管フレームの左右方向に位置する壁面との間で位置調整可能に構成した。
請求項2では、配管を取付ける配管フレームと、カウンターを支持する支持フレームとを別体に設けたので、先に配管フレームを取付けることができるから、支持フレームに邪魔されることなく、配管と建物躯体側に予め配管されている設備本管との接続作業を容易に行なうことができる。
又、配管フレームに、間隔を開けて各支持フレームを位置調整自在に取付けたので、万一洗面器用設備ユニットを設置した洗面所の壁面が施工誤差によって洗面所側に多少傾いていても、支持フレームを移動させて簡単に位置調整することができる。
配管フレームに対する支持フレームの位置調整を、左右方向にしたので、左右の壁面の施工誤差に対して支持フレームを左右方向に移動させて簡単に位置調整することができる。
【0050】
請求項3は、請求項2において、位置調整部材で左右方向に移動可能な支持フレームを直立支持する支柱の下端部にフィラーを設け、該フィラーを幅木と嵌合させるようにしたことを特徴とする。
【0051】
請求項4は、請求項2において、配管フレームに前記配管を支持する支持材を設け、この支持材は、前記配管フレームに固定する固定部と、長孔を備えUボルトで前記配管を取付ける取付部とからなる。
建物躯体側に予め配管されている設備本管の接続口が施工誤差によってずれていても、Uボルトの両端部を長孔にナットで固定することによって、支持材の固定部に固定する配管の取付け位置を調整して容易に設備本管との接続作業を行なうことができる。
【0052】
請求項5は、請求項2において、支持フレームは、床に固定される支柱と、この支柱の上端部に位置調整自在に取付けられる水平部材とで略逆L字型に形成した。
設備ユニットを設置した周囲の壁が施工誤差によって多少傾いていても、水平部材の支柱に対する取付け位置を調整することによって、容易にこの誤差を吸収することができる。
【0053】
請求項6は、請求項3において、水平部材に対する支柱の位置調整は、前後方向とした。
設備ユニットの後方の壁が施工誤差によって前方に多少傾いていても、水平部材の支柱に対する取付け位置を前後方向に調整することによって、容易にこの誤差を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗面器用設備ユニットの分解斜視図
【図2】配管フレームの斜視図
【図3】配管フレームに配管を支持する支持材の斜視図
【図4】配管フレームに建付ける支持フレームの分解斜視図
【図5】スライドボルトの斜視図
【図6】配管フレームにスライドボルトで取付ける支持フレームの要部の斜視図
【図7】支持フレームの分解斜視図
【図8】カウンター用の支持フレームに取付けた前面板の受材の斜視図
【図9】本発明の洗面器用設備ユニットの側面図
【図10】幅木の側面図
【図11】配管見取図
【図12】本発明の洗面器用設備ユニットの組立て手順を説明する図
【図13】本発明の洗面器用設備ユニットの組立て手順を説明する図
【図14】本発明の洗面器用設備ユニットの組立て手順を説明する図
【図15】本発明の洗面器用設備ユニットの組立て手順を説明する図
【図16】従来の洗面器用設備ユニット(従来技術1)の斜視図
【図17】別の従来の洗面器用設備ユニット(従来技術2)の側面図
【符号の説明】
1…洗面器用設備ユニット,2,111…給水管,3,112…排水管,4,,113…通気管,5…配管フレーム,6…支持フレーム,11…洗面器,12…カウンター,13…前面板,15,16,17,46…フィラー,18…受材,21…上部フレーム,22…中間部フレーム,23…左縦フレーム,24…右縦フレーム,25…下部フレーム,26…床固定材,31…支持材,32…固定部,34…取付部,37,38…長孔,41…支柱,42…水平部材,45…幅木,51…スライドボルト,64…アングル材,74…ハンガー,80…床,85,97…アンカーボルト,86,87,88…Uボルト,100…建物躯体,101,102…仕切壁,121,122…壁。

Claims (6)

  1. 配管を収納し上面に洗面器を有するカウンターを備える洗面器用設備ユニットにおいて、
    床に固定され前記配管を支持する配管フレームと、
    この配管フレームの前側に配管フレームと別体に設けられ、前記カウンターを支持する複数の支持フレームとからなり、
    前記配管フレームに、間隔を開けて各支持フレームを位置調整自在に取付け、
    前記支持フレームの位置調整は、左右方向であり、
    前記配管フレームの上部フレームに位置調整部材を左右方向に移動可能に設け、
    前記位置調整部材の左右方向移動で前記支持フレームを左右方向に位置調整可能に構成し、
    前記位置調整部材は、前記左右方向に延びる上部フレームに形成した溝に沿って左右方向に移動可能な係合片に連結し、
    且つ前記位置調整部材は、前記係合片との連結部よりも前記配管フレームの左右方向外側の位置で、前記支持フレームの水平部材の端部と連結している、
    ことを特徴とする洗面器用設備ユニット。
  2. 配管を収納し上面に洗面器を有するカウンターを備える洗面器用設備ユニットにおいて、
    床に固定され前記配管を支持する配管フレームと、
    この配管フレームの前側に配管フレームと別体に設けられ、前記カウンターを支持する複数の支持フレームとからなり、
    前記配管フレームに、間隔を開けて各支持フレームを位置調整自在に取付け、
    前記支持フレームの位置調整は、左右方向であり、
    前記配管フレームの上部フレームに位置調整部材を左右方向に移動可能に設け、
    前記位置調整部材の左右方向の移動で、前記支持フレームを前記配管フレームと、配管フレームの左右方向に位置する壁面と、の間で位置調整可能に構成した、
    ことを特徴とする洗面器用設備ユニット。
  3. 前記位置調整部材で左右方向に移動可能な支持フレームを直立支持する支柱の下端部にフィラーを設け、該フィラーを幅木と嵌合させるようにしたことを特徴とする請求項2記載の洗面器用設備ユニット。
  4. 前記配管フレームに前記配管を支持する支持材を設け、この支持材は、前記配管フレームに固定する固定部と、長孔を備えUボルトで前記配管を取付ける取付部とからなることを特徴とする請求項2記載の洗面器用設備ユニット。
  5. 前記支持フレームは、床に固定される支柱と、この支柱の上端部に位置調整自在に取付けられる水平部材とで略逆L字型に形成したことを特徴とする請求項2記載の洗面器用設備ユニット。
  6. 前記水平部材に対する支柱の位置調整は、前後方向であることを特徴とする請求項3記載の洗面器用設備ユニット。
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