JP2007118820A - 乗員拘束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッグが折り畳まれることなく配置された乗員拘束装置を提供する。
【解決手段】乗員拘束装置10は、該シートパン8の上側に配置された、前記シートクッションの前部を下側から押圧するための膨張可能なバッグ12と、該バッグ12を膨張させるためのガス発生器14とを有している。バッグ12は、折り畳まれることなく平たく展延された状態でシートパン8上に設置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両の座席の乗員を衝突時に拘束するための乗員拘束装置に関するものであり、特に前衝突時に乗員の腰部を拘束し、乗員の身体が前方及び下方に移動することを防止するよう構成された乗員拘束装置に関する。
自動車の乗員を衝突時に拘束するシステムとして、シートベルトを装着していても前衝突時に乗員がラップベルトの下側をくぐり抜けようとするサブマリン現象を防止する乗員拘束装置として、特開平10−217818号公報には、シートクッションとシートパンとの間に膨張可能なバッグを配置し、車両衝突時にこのバッグを膨張させることによりシートクッションの前部を押し上げるようにした乗員拘束装置が記載されている。
第3図は同号公報の乗員拘束装置を示すシート前後方向の縦断面図であり、(a)図はバッグの非膨張時を示し、(b)図はバッグの膨張時を示している。シート前部において、クッションフレーム(シートパン)30とシートパッド(シートクッション)32との間にエアバッグ34が配置されている。このエアバッグ34はシートの左右幅方向に延在しており、インフレータ(ガス発生器)36によって膨張可能とされている。このエアバッグ34は、折り畳まれ、インフレータ36の上側に配置されている。シートパッド32の上面はトリムカバー38によって覆われており、その上に乗員が腰掛ける。
なお、この特開平10−217818号公報の乗員拘束装置にあっては、シートパン30に凹所40を設け、この凹所40の底にさらに一段低くなった深所42を設け、該深所42にインフレータ36を配置し、凹所40内にエアバッグ34を配置している。
車両衝突時にインフレータ36が作動すると、エアバッグ34が膨張し、シートパッド32の前部が押し上げられるか、又は下から突き上げられて密度が高くなることにより、乗員身体の前方移動が防止(抑制を含む)される。
特開平10−217818号公報
上記特開平10−217818号では、エアバッグ34を折り畳んで配置しているため、折り畳みに手間がかかる。また、エアバッグ34が膨張する際に、エアバッグ34がシートクッション32から比較的大きな摩擦抵抗を受ける。そのため、インフレータ36として、この摩擦抵抗分だけ出力の大きなものを用いる必要がある。
また、この特開平10−217818号では、エアバッグ34を折り畳んでいるため、エアバッグ34が嵩高くなっており、その分だけ凹所40を深くする必要がある。
本発明は、上記従来の問題点を解決するために、バッグが折り畳まれることなく配置された乗員拘束装置を提供することを目的とする。
請求項1の乗員拘束装置は、シートクッションの前部を下側から押圧するように膨張可能なバッグと、車両緊急時に該バッグを膨張させるガス発生器とを有する乗員拘束装置において、該バッグは、その膨張予定部が実質的に折られることなく平たく展延した状態にて該シートクッションの下側に配置されていることを特徴とするものである。
請求項2の乗員拘束装置は、請求項1において、該バッグの少なくとも一部がシートパン上に配置されていることを特徴とするものである。
請求項3の乗員拘束装置は、請求項2において、該シートパンに部分的に凹所が設けられ、該凹所内に前記ガス発生器が配置されていることを特徴とするものである。
請求項4の乗員拘束装置は、請求項2において、該シートパンの下側に前記ガス発生器が配置されていることを特徴とするものである。
本発明の乗員拘束装置にあっては、バッグは、その膨張予定部が実質的に折られることなく展延した状態で配置されているので、該バッグの膨張時におけるシートクッションとバッグとの摩擦が小さい。このため、ガス発生器の出力が小さくても、バッグは速やかに膨張する。
また、バッグが平たく存在するので、シートクッションに座ったときの違和感がない。
なお、本発明において、「バッグの膨張予定部が実質的に折られることなく展延した状態」とは、平たく展延したバッグの膨張予定部のほぼ全域(例えば90%以上)が折り畳まれていないことをいい、例えば、バッグ周縁部などに位置する結合代(縫い代等)が折られていたり、その近傍において膨張予定部の若干部分が折られていたり、バッグの弛み等に起因してバッグ表面に若干の折り目がついていたりしてもよいことを意味している。また、本発明においては、バッグがシートパッドの上面形状やシートクッションの下面形状等に追従して曲がっていてもよい。
このバッグは、その全体がシートパン上に配置されていてもよく、一部がシートパン上に配置され、残部がSバネ上に配置されてもよい。
本発明では、ガス発生器をシートパンの下側に配置したり、シートパンに設けた凹所内に配置することにより、ガス発生器による上方への出張りを無くし、シートクッションへの着座感を良好なものとすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図は本発明の一形態に係る乗員拘束装置を備えたシートのシートフレームの斜視図であり、第2図及び第3図は第1図のII−II線及びIII−III線に沿う断面図、第4図はバッグの平面図である。なお、第2図(a)はバッグの非膨張時を示し、第2図(b)はバッグ膨張時を示している。
自動車のシートを構成するフレームは、ベースフレーム1と、該ベースフレーム1に対し支軸2及びリクライニングデバイス(図示略)を介して回動可能に連結されたバックフレーム4とからなる。該バックフレーム4の上部にヘッドレスト6が取り付けられる。該ベースフレーム1は、左右のサイドフレーム1a,1bを有しており、これらのサイドフレーム1a,1bの前部同士の間にシートパン8が架設されている。
ベースフレーム1及びバックフレーム4にウレタン等よりなるシートクッション9及びシートバック(図示略)が装着されている。シートパン8は、このシートクッションの前部の下側に配置されている。なお、第1図の符号1dは、該シートクッションを支承するスプリング(Sバネ)を示している。
乗員拘束装置10は、該シートパン8の上側に配置された、前記シートクッションの前部を下側から押圧するための膨張可能なバッグ12と、該バッグ12を膨張させるためのガス発生器14とを有している。
第2図(b)及び第4図の通り、バッグ12は、複数枚の基布12aを重ね合わせ、それらの周縁部をシーム12cで縫合することにより袋状としたものであり、その一端部にガス導入口12bが設けられている。バッグ12の左右両端に取付孔12dが設けられている。
このバッグ12は、平たく展延された状態でシートパン8上に載置され、該取付孔12dを介してボルト、リベット等の取付具16によってシートパン8に両端が固定されている。
この実施の形態では、シートパン8に凹所8aが設けられ、この凹所8aにガス発生器14が配置されている。ガス発生器14とバッグ12のガス導入口12bとはダクト18によって接続されている。
このガス発生器14からはスタッドボルト14aが突設されている。このスタッドボルト14aは、シートパン8の下側に突出している。このスタッドボルト14aがナット14bによってシートパン8に留め付けられている。
このように構成された乗員拘束装置10において、自動車の前方衝突が検知されると、ガス発生器14がガス噴出作動し、このガス発生器14からのガスによりバッグ12が上方に膨張する。この結果、シートクッションの前部が押し上げられるか、又は下から突き上げられることにより密度が高くなり、乗員の腰部の前方移動が阻止ないし抑制される。
この実施の形態では、バッグ12は折られることなく平たく展延されてシートパン8上に設置されているので、バッグ12の組み付けが簡単である。また、バッグ12の膨張時にバッグ12がシートクッション9から受ける摩擦抵抗が小さいため、ガス発生器14の出力を大きくするまでもなく、バッグ12が十分に素早く膨張する。
なお、凹所8aはガス発生器14のみを収容すればよく、バッグ12は収容しないので、浅いもので足りる。
第6図は別の実施の形態に係る乗員拘束装置の斜視図であり、第7図は第6図のVII−VII線に沿う断面図である。なお、第7図においては、この乗員拘束装置の構成を明瞭なものとするために、バッグが膨張した状態で図示されている。
この実施の形態の乗員拘束装置10Aにおいても、バッグ12Aは、シートパン8Aの上面に平たく展延された状態で載置され、その左右方向の両端側が取付具16(この実施の形態ではボルト及びナット)によってシートパン8Aに固定されている。この実施の形態では、シートパン8Aの上面にガス発生器設置用の凹所は設けられておらず、該シートパン8Aの上面は平坦なものとなっている。この実施の形態では、ガス発生器14はこのシートパン8Aの裏(下)側に設置されている。
第7図に示すように、この実施の形態では、バッグ12Aの下面を構成する基布12aの長手方向(左右方向)の途中部にガス導入口12b’が設けられている。図示の通り、シートパン8Aのうちこのガス導入口12b’と対面する箇所にダクト挿通用の開口8bが設けられており、この開口8bを通して、シートパン8Aの下側のガス発生器14と上側のバッグ12Aのガス導入口12b’とがダクト18によって接続されている。なお、第7図の符号12eは、このダクト18とガス導入口12b’とを結合したバンドを示している。
この乗員拘束装置10Aのその他の構成は前述の第1〜4図の乗員拘束装置10と同様となっており、第6,7図において第1〜4図と同一符号は同一部分を示している。
この乗員拘束装置10Aにおいては、ガス発生器14がガス噴出作動すると、このガス発生器14からのガスはダクト18及びガス導入口12b’を介してバッグ12Aの下面から該バッグ12A内に導入され、該バッグ12Aが上方へ膨張する。
この実施の形態でも、バッグ12Aは折られることなく平たく展延されてシートパン8A上に設置されているので、バッグ12Aの組み付けが簡単である。また、バッグ12Aの膨張時にバッグ12Aがシートクッション(第6,7図では図示略)から受ける摩擦抵抗が小さいため、ガス発生器14の出力を大きくするまでもなく、バッグ12Aが十分に素早く膨張する。
また、この実施の形態では、ガス発生器14がシートパン8Aの裏側に配置されており、該シートパン8Aの上面にこのガス発生器14による上方への出張りが存在しないため、シートクッションの着座感をきわめて良好なものとすることができる。
ただし、バッグの真下にガス発生器を配置する場合でも、前述の第1〜4図の実施の形態のようにシートパンの上面に凹所を設け、この凹所内にガス発生器を設置してもよい。第8図はこのように構成された乗員拘束装置の第7図と同様部分の断面図である。
この第8図の実施の形態のシートパン8Bにあっては、バッグ12Aの配置領域内に、該シートパン8Bの上面から凹陥した、ガス発生器14(及びダクト18)を収容するための凹所8a’が形成されている。
この実施の形態では、予めバッグ12Aの下面のガス導入口12b’にダクト18を介してガス発生器14を接続しておき、このガス発生器14及びダクト18を該凹所8a’に収めつつ、該凹所8a’を覆うようにしてバッグ122Aをシートパン8B上に載置する。この実施の形態のその他の構成は前述の第6,7図の実施の形態と同様である。
この実施の形態にあっては、上記のように予めガス発生器14をバッグ12Aに接続してユニット化しておくことができ、このユニットをシートパン8Bに上方から載せるだけでバッグ12Aとガス発生器14(及びダクト18)との配置を完了することができるため、乗員拘束装置設置作業を容易に行うことが可能である。
また、この実施の形態でも、ガス発生器14(及びダクト18)がシートパン8Bの上面の凹所8a’内に収容されることにより、このガス発生器14による上方への出張りを無くし、シートクッションの着座感を良好なものとすることができる。なお、この実施の形態でも、バッグ12Aはこの凹所8a’内に収容されないため、この凹所8a’は浅いもので足りる。
上記の各実施の形態では、バッグの長手方向の両端側が取付具によってシートパンに固定されているが、該バッグの長手方向の途中部がシートパンに固定されてもよい。第9図はこのように構成された乗員拘束装置の第7図と同様部分の断面図である。
この実施の形態では、バッグ12Bは、シートパン8A’上に平たく展延された状態で載置され、その長手方向(左右方向)の途中部が取付具16Aによって該シートパン8A’に固定されている。このバッグ18Bの両端側にはシートパンへの固定部は設けられておらず、このバッグ18は、その長手方向の一端側から他端側までほぼ全長にわたって、厚みが大きくなるように膨張可能な空室が内部に形成されている。なお、この実施の形態では、該バッグ12Aの長手方向の中間よりも一端側及び他端側の計2箇所がそれぞれ取付具16Aによって固定されている。
各取付具16Aは、該バッグ12Bの内側から該バッグ12Bの底面をシートパン8A’に押え付ける押えプレート16aと、該押えプレート16aの下面から下方に突設されたスタッドボルト16bとを有している。この実施の形態では、各押えプレート16aに、バッグ12Bの長手方向に間隔をおいて2本のスタッドボルト16bが設けられている。
バッグ12Bをシートパン8A’に取り付けるに当っては、まず、各取付具16Aをバッグ12B内に配置し、各スタッドボルト16bを、該バッグ12Bの底面及びシートパン8A’に設けられた各スタッドボルト挿通孔(符号略)に挿通してナット16cで固定する。これにより、バッグ12Bの底面がシートパン8A’に固定される。
なお、この実施の形態では、前述の第6,7図の実施の形態と同様に、バッグ12Bの下面にガス導入口12b’が設けられており、シートパン8A’のうちこのガス導入口12b’が対面する箇所にはダクト挿通用の開口8bが設けられている。また、ガス発生器(第9図では図示略)は、該シートパン8A’の裏側に配置されている。この開口8bを介して、該ガス導入口12b’とガス発生器とがダクト18で接続されている。ただし、ガス発生器の配置及びこのガス発生器とバッグ12Bとの接続構造はこれに限定されるものではない。
この実施の形態にあっては、バッグ12Bの長手方向の両端側にシートパン8A’への固定部が設けられていないため、該バッグ12B(厚みが大きくなるように膨張する空室部分)を該シートパン8A’の一端付近から他端付近にかけて幅広く延在させることができる。
本発明においては、シートクッションがシートパンとスプリング(Sバネ)とによって支承されている場合には、バッグがこのシートパンとスプリングの双方に跨って配置されてもよい。第10図はこのように構成された乗員拘束装置を示す斜視図であり、第11図は第10図のXI−XI線に沿う断面図である。なお、第10図においては、シートクッションは、その左右方向の途中部から半分切除した如き状態で図示されている。
この実施の形態のシートのベースフレーム1Aにおいては、シートパン8Cの前後方向(シートの前後方向。以下同様。)の幅員がバッグ12の該前後方向の幅員よりも小さなものとなっている。また、この実施の形態では、該シートパン8Cの後端側と、ベースフレーム1Aの後端側の支軸2との間に、シートクッション9を支承する複数本のスプリング(Sバネ)1d’が架設されている。各スプリング1d’は、左右に蛇行しながら前後方向に延在しており、前端側がシートパン8Cの後端部に固着されると共に、後端側が支軸2に固着されている。
この実施の形態の乗員拘束装置10Bにあっては、第11図に示すように、バッグ12は、その前後方向の途中部から前縁側がシートパン8C上に載置され、該途中部よりも後端側がスプリング1d’上に配置されている。このバッグ12のうちシートパン8C上に載置された部分の両端部がそれぞれ取付具16によりシートパン8Cに固定されている。
このように配置することにより、シートパン8Cの前後方向の幅員がバッグ12の前後方向の幅員よりも狭くても、バッグ12を平たく展延した状態で配置することができる。
なお、図示は省略するが、この実施の形態では、シートパン8Cの下面側にガス発生器が配置され、ダクトを介してバッグ12とガス発生器とが接続されている。このダクトは、シートパン8Cに設けられたダクト挿通用の開口を通してバッグ12とガス発生器とを接続するよう配設されてもよく、シートパン8Cの後端側を回り込むようにして(隣り合うスプリング1d’,1d’同士の間を通って)バッグ12とガス発生器とを接続するよう配設されてもよい。もちろん、ダクトは、これ以外の箇所を引き回されてもよい。シートパン8Cの上面に凹所を設け、この凹所内にガス発生器を配置してもよい。
この実施の形態のその他の構成は、前述の第1〜4図の実施の形態と同様となっている。
上記の各実施の形態はいずれも本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の各実施の形態に限定されない。
例えば、上記の各実施の形態のシートのベースフレームは、シートクッションの前端側をシートパンにより支承し、該シートパンよりも後端側をスプリング(Sバネ)により支承した構造となっているが、言うまでもなく、第5図の従来例のように、シートクッション全体を(シートクッションの前端側から後端側まで)シートパンで支承した構造のものにも、本発明を適用可能である。
上記の各形態は本発明の一例であり、本発明は上記の各形態に限定されるものではない。
実施の形態に係る乗員拘束装置を備えたシートフレームの斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 バッグの平面図である。 従来例に係る乗員拘束装置の断面図である。 別の実施の形態に係る乗員拘束装置の斜視図である。 図6のVII−VII線に沿う断面図である。 別の実施の形態に係る乗員拘束装置の図7と同様部分の断面図である。 別の実施の形態に係る乗員拘束装置の図7と同様部分の断面図である。 別の実施の形態に係る乗員拘束装置を示す斜視図である。 図10のXI−XI線に沿う断面図である。
符号の説明
1 ベースフレーム
1a,1b サイドフレーム
1d,1d’ スプリング(Sバネ)
4 バックフレーム
6 ヘッドレスト
8,8A,8A’,8B,8C シートパン
9 シートクッション
10,10A,10B 乗員拘束装置
12,12A,12B バッグ
14 ガス発生器
16 取付具
18 ダクト

Claims (4)

  1. シートクッションの前部を下側から押圧するように膨張可能なバッグと、
    車両緊急時に該バッグを膨張させるガス発生器と
    を有する乗員拘束装置において、
    該バッグは、その膨張予定部が実質的に折られることなく平たく展延した状態にて該シートクッションの下側に配置されていることを特徴とする乗員拘束装置。
  2. 請求項1において、該バッグの少なくとも一部がシートパン上に配置されていることを特徴とする乗員拘束装置。
  3. 請求項2において、該シートパンに部分的に凹所が設けられ、該凹所内に前記ガス発生器が配置されていることを特徴とする乗員拘束装置。
  4. 請求項2において、該シートパンの下側に前記ガス発生器が配置されていることを特徴とする乗員拘束装置。
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