JP2007115995A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動電圧の異なる複数のトランジスタを混載された半導体装置であって、信頼性の向上および微細化が図られた半導体装置を提供する。
【解決手段】本発明にかかる半導体装置は、半導体層10に設けられた素子領域200と素子分離領域400とを含み、素子領域200は、素子領域200に設けられた第1導電型の第1ウェル202と、第1ウェル202に設けられた第1トランジスタ200Pと、を含み、素子分離領域400は、素子領域200を画定する第1分離絶縁層420と、第1分離絶縁層420と離間して設けられた第2分離絶縁層422と、少なくとも第1分離絶縁層420と第2分離絶縁層422との間の前記半導体層10に設けられた第2導電型の第1不純物領域414と、を含み、第1ウェル202の深さは、第1不純物領域414の深さと比して浅い。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置に関する。
近年、携帯用電子機器の軽量化・小型化が進み、該電子機器に搭載されるICを縮小化するための研究開発が行われている。このような技術として、低電圧動作用の低耐圧トランジスタと、高電圧動作用の高耐圧トランジスタとを同一基板(同一チップ)に混載し、電子機器に搭載される半導体装置の全体を縮小化する方法がある(例えば特開2003−258120号公報参照)。
特開2003−258120号公報
本発明の目的は、駆動電圧の異なる複数のトランジスタが混載された半導体装置であって、信頼性の向上および微細化が図られた半導体装置を提供することにある。
(1)本発明にかかる半導体装置は、
半導体層に設けられた素子領域と素子分離領域とを含み、
前記素子領域は、
前記素子領域に設けられた第1導電型の第1ウェルと、
前記第1ウェルに設けられた第1トランジスタと、を含み、
前記素子分離領域は、
前記素子領域を画定する第1分離絶縁層と、
前記第1分離絶縁層と離間して設けられた第2分離絶縁層と、
少なくとも前記第1分離絶縁層と前記第2分離絶縁層との間の前記半導体層に設けられた第2導電型の第1不純物領域と、を含み、
前記第1ウェルの深さは、前記第1不純物領域の深さと比して浅い。
本発明にかかる半導体装置によれば、素子領域を囲む素子分離領域は、素子領域に設けられたウェルと比して深い位置に第1不純物領域を有する。これにより、隣接する他の素子領域との間を確実に電気的に離間することができる。その結果、隣接する素子領域同士でのリークを抑制することができ、信頼性の向上した半導体装置を提供することができる。
本発明にかかる半導体装置は、さらに、下記の態様をとることができる。
(2)本発明にかかる半導体装置において、
前記第1ウェルに内包された第2導電型の第2ウェルと、
前記第2ウェルに設けられた第2トランジスタと、を含むことができる。
(3)本発明にかかる半導体装置において、
前記素子分離領域の前記第1不純物領域に内包され、該第1不純物領域と比して不純物濃度が大きい第2不純物領域を、含むことができる。
(4)本発明にかかる半導体装置において、
前記素子分離領域の前記第2不純物領域に内包され、該第2不純物領域と比して不純物濃度が大きい高濃度不純物領域を、含むことができる。
以下、本発明の実施の形態の一例について、図面を参照しつつ説明する。
1.半導体装置
図1ないし図4を参照しつつ本実施の形態にかかる半導体装置について説明する。図1は、本実施の形態にかかる半導体装置を模式的に示す平面図である。図2は、図1のI−I線に沿った断面図である。図3は、図1のII−II線に沿った断面図である。図4は、図1のIII−III線に沿った断面図である。
図1に示すように、本実施の形態の半導体装置は、素子領域である第1トランジスタ形成領域(以下、「高耐圧トランジスタ形成領域」という。)100と、第2トランジスタ形成領域(以下、「中耐圧トランジスタ形成領域」という。)200と、第3トランジスタ形成領域(以下、「低耐圧トランジスタ形成領域」という。)300とが設けられている。高耐圧トランジスタ形成領域100には、高電圧駆動用のp型の高耐圧トランジスタ100Pおよびn型の高耐圧トランジスタ100Nが形成されている。中耐圧トランジスタ形成領域200には、中電圧動作用のn型の中耐圧トランジスタ200Nおよびp型の中耐圧トランジスタ200Pが形成されている。低耐圧トランジスタ形成領域300には、低電圧動作用のn型の低耐圧トランジスタ300Nおよびp型の低耐圧トランジスタ300Pが形成されている。
すなわち、本実施の形態にかかる半導体装置では、同一基板(同一チップ)に、n型の高耐圧トランジスタ100Nおよびp型の高耐圧トランジスタ100Pと、n型の中耐圧トランジスタ200Nおよびp型の中耐圧トランジスタ200Pと、N型の低耐圧トランジスタ300Nおよびp型の低耐圧トランジスタ300Pと、が混載されている。なお、図1には6つのトランジスタしか記載されていないが、これは便宜的なものであって、各トランジスタの個数は特に限定されない。
本実施の形態にかかる半導体装置では、高耐圧トランジスタ形成領域100、中耐圧トランジスタ形成領域200および低耐圧トランジスタ形成領域300は、それぞれ素子分離領域400(図1における灰色部分)に囲まれている。素子分離領域400は、一つの素子領域を囲む四辺形の形状を有している。そして、隣接する素子領域同士では、素子分離領域400の一辺を共通にしている。具体的には、高耐圧トランジスタ形成領域100と中耐圧トランジスタ形成領域200とでは、その相互間にある素子分離領域400は、いずれの素子領域の素子分離領域を兼ねているのである。これは、中耐圧トランジスタ形成領域200と低耐圧トランジスタ形成領域300との相互間においても同様である。なお、図1には、素子分離領域400の半導体層10の最表面に設けられている不純物領域(後述する)のみを示すものとする。
また、高耐圧トランジスタ形成領域100では、p型の高耐圧トランジスタ100Pが四辺形の素子分離領域400によって囲まれ、一方、n型の高耐圧トランジスタ100Nも素子分離領域400により囲まれている。n型の高耐圧トランジスタ100Nを囲む素子分離領域400は、ガードリングをも兼ねていることとなる。つまり、高耐圧トランジスタ形成領域100では、素子分離領域400が高耐圧トランジスタ形成領域100の全体を囲むと同時に、p型の高耐圧トランジスタ100Pおよびn型の高耐圧トランジスタ100Nのそれぞれも素子分離領域400に囲まれていることとなる。中耐圧トランジスタ形成領域200および低耐圧トランジスタ形成領域300は、高耐圧トランジスタ形成領域100と同様に、それぞれ四辺形の素子分離領域400に囲まれている。
次に、高耐圧トランジスタ形成領域100、中耐圧トランジスタ形成領域200、低耐圧トランジスタ形成領域300および素子分離領域400の断面構造について説明する。
1.1.高耐圧トランジスタ形成領域
図1および図2を参照しつつ、高耐圧トランジスタ形成領域100について説明する。図2は、図1のI−I線に沿った断面図である。
図2に示すように、本実施の形態にかかる半導体装置は、半導体層10を有する。半導体層10としては、たとえば、p型のシリコン基板などを用いることができる。高耐圧トランジスタ形成領域100では、半導体層10に設けられた分離絶縁層20により、第1トランジスタ領域10HVnと、第2トランジスタ領域10HVpとが画定されている。第1トランジスタ領域10HVnには、n型の高耐圧トランジスタ100Nが形成されている。第2トランジスタ領域10HVpには、p型の高耐圧トランジスタ100Pが形成されている。高耐圧トランジスタ100Nの周囲には、第1トランジスタ領域10HVnを囲むようにガードリング領域10HGnが形成されている。同様に、高耐圧トランジスタ100Pの周囲には、第2トランジスタ領域10HVpを囲むように、ガードリング領域10HGpが設けられている。n型の高耐圧トランジスタ100Nの周囲に設けられるガードリング領域10HGnは、素子分離領域400の役割も果たしている。つまり、高耐圧トランジスタ形成領域100は、素子分離領域400により囲まれていることとなる。
高耐圧トランジスタ100Pは、第1ゲート絶縁層130aと、第2ゲート絶縁層130bと、ゲート電極132と、サイドウォール絶縁層134と、p型の高濃度不純物層であるソース領域136およびドレイン領域136(以下、ソース領域およびドレイン領域を「ソース領域/ドレイン領域」という。)と、オフセット絶縁層22と、p型の低濃度不純物層138と、n型ウェル144と、を含む。
第1ゲート絶縁層130aは、半導体層10の上であって、n型ウェル144内のチャネル領域の上に設けられている。第2ゲート絶縁層130bは、オフセット絶縁層22の上に形成されている。第1ゲート絶縁層130は、第2ゲート絶縁層130bに挟まれて形成されている。第2ゲート絶縁層130bの膜厚は、第1ゲート絶縁層130aの膜厚よりも小さい。第1ゲート絶縁層130aおよび第2ゲート絶縁層130bの上には、ゲート電極132およびサイドウォール絶縁層134が形成されている。サイドウォール絶縁層134は、ゲート電極132の側方に形成されている。
ソース領域/ドレイン領域136は、p型低濃度不純物層138内の上部に形成されている。ソース領域/ドレイン領域136では、p型低濃度不純物層138に比べ、不純物濃度を濃くすることができる。オフセット絶縁層22は、半導体層10の上面側に埋め込まれて形成されている。オフセット絶縁層22は、ソース領域136と第1ゲート絶縁層130a下のチャネル領域との間、および、ドレイン領域136と第1ゲート絶縁層130a下のチャネル領域との間に形成されている。オフセット絶縁層22は、p型低濃度不純物層138に内包されている。
p型低濃度不純物層138は、n型ウェル144内の上部に形成されている。低濃度不純物層138は、ソース領域/ドレイン領域136の全てと重なっており、ソース領域/ドレイン領域136よりも深く形成されている。即ち、p型低濃度不純物層138は、ソース領域/ドレイン領域136を内包している。n型ウェル144は、半導体層10内の上部に形成されている。
さらに、高耐圧トランジスタ100Pは、n型のガードリング140により囲まれている。ガードリング140は、高耐圧トランジスタ100Pとは分離絶縁層20により離間された半導体層10に設けられている。そして、ガードリング140は、n型低濃度不純物領域142に内包されている。n型低濃度不純物領域142は、n型ウェル144に内包されている。つまり、n型ウェル144は、p型低濃度不純物層138、ソース領域/ドレイン領域136およびn型低濃度不純物領域142を内包している。なお、図1では、ガードリング領域10HGpのうち、半導体層10の最表面に設けられているガードリング140のみを示している。
n型の高耐圧トランジスタ100Nは、図1に示すように、第1ゲート絶縁層110aと、第2ゲート絶縁層110bと、ゲート電極112と、サイドウォール絶縁層114と、n型の高濃度不純物層であるソース領域/ドレイン領域136と、オフセット絶縁層24と、n型低濃度不純物層118と、n型ウェル124と、を含む。それぞれの部材の構成については、不純物の導電型が異なる以外は、上述の高耐圧トランジスタ100Pと同様であるため、その詳細な説明を省略する。また、高耐圧トランジスタ100Nは、高耐圧トランジスタ100Pと同様に、p型のガ−ドリング120により囲まれている。なお、図2では、ガードリング120に、後述の素子分離領域400の410と別の符号を付して説明しているが、図1に示すように、がードリング120と高濃度不純物領域410とは、連続した一つの不純物領域である。
1.2.中耐圧トランジスタ形成領域
次に、図1および図3を参照しつつ、中耐圧トランジスタ形成領域200について説明する。図3は、図1のII−II線に沿った断面図である。
図1および図3に示すように、本実施の形態にかかる半導体装置は、半導体層10を有する。半導体層10に設けられた分離絶縁層422により、まず、中耐圧トランジスタ形成領域200が画定されている。中耐圧トランジスタ形成領域200においては、分離絶縁層20により、第1トランジスタ領域10MVnと、第2トランジスタ領域10MVpと、第1トランジスタ領域10MVnおよび第2トランジスタ領域10MVpを囲むガードリング領域10MGと、が設けられている。第1トランジスタ領域10MVnには、n型の中耐圧トランジスタ200Nが形成されている。第2トランジスタ領域10MVpには、p型の中耐圧トランジスタ200Pが形成されている。さらに、ガードリング領域10MGには、中耐圧トランジスタ200Pと中耐圧トランジスタ200Nとを囲むように、n型不純物層であるガードリング204が形成されている。そして、中耐圧トランジスタ形成領域200を囲むように、素子分離領域400が形成されている。すなわち、中耐圧トランジスタ形成領域200では、中耐圧トランジスタ200P、200Nが、ガードリング領域10MGと素子分離領域400とに囲まれていることになる。
図3に示すように、中耐圧トランジスタ200Pは、ゲート絶縁層210と、ゲート電極212と、サイドウォール絶縁層214と、p型低濃度不純物層218と、p型高濃度不純物層であるソース領域/ドレイン領域216と、n型ウェル222と、を含む。
ゲート絶縁層210は、n型ウェル222内のチャネル領域の上に設けられている。ゲート電極212は、ゲート絶縁層210の上に形成されている。サイドウォール絶縁層214は、ゲート電極212の側方に形成されている。ソース領域/ドレイン領域216は、n型ウェル222内であって、ゲート電極214を長さ方向にみたときのゲート電極214の側方に位置する半導体層10に形成されている。p型低濃度不純物層218は、ソース領域/ドレイン領域216よりも浅く形成されている。p型低濃度不純物層218は、サイドウォール絶縁層214の下方に形成されている。p型低濃度不純物層218では、ソース領域/ドレイン領域216に比べ、不純物濃度を薄くすることができる。n型ウェル222は、半導体層10内の上部に形成されている。n型ウェル222は、p型低濃度不純物層218、ソース領域/ドレイン領域216を内包している。
また、n型ウェル222には、中耐圧トランジスタ200Pとは、分離絶縁層20により分離された位置に、ウェル222の電位をとるためのコンタクト領域220が設けられている。コンタクト領域は、n型の不純物領域からなる。
中耐圧トランジスタ200Nは、ゲート絶縁層230と、ゲート電極232と、サイドウォール絶縁層234と、n型低濃度不純物層238と、n型の高濃度不純物層であるソース領域/ドレイン領域236と、p型ウェル242と、を含む。さらに、p型ウェル242内には、中耐圧トランジスタ200Nとは、分離絶縁層20により分離された位置に、p型ウェル242の電位をとるためのコンタクト領域240が設けられている。なお、それぞれの部材の位置関係については、上述の中耐圧トランジスタ100Pと同様であるため、その詳細な説明を省略する。
中耐圧トランジスタ200P、200Nを囲むように、ガードリング領域10MGが設けられている。ガードリング領域10MGは、素子分離絶縁層20と、分離絶縁層422とによって画定されている。そして、図3に示すように、素子分離絶縁層20と、分離絶縁層422との間に位置する半導体層10にn型の高濃度不純物層であるガードリング204が設けられている。なお、分離絶縁層422は、後述する素子分離領域400をも画定している。さらに、ガードリング204は、n型不純物領域206に内包され、n型不純物領域206は、n型ウェル202に内包されている。n型ウェル202は、n型ウェル222およびp型ウェル242を内包している。また、本実施の形態では、n型ウェル202とn型ウェル222とに、異なる符号を付して説明したが、双方は、不純物濃度が異なるのみで、図示したように明確な境界があるわけではない。
1.3.低耐圧トランジスタ形成領域
次に、図1および図4を参照しつつ、低耐圧トランジスタ形成領域300について説明する。図4は、図1のIII−III線に沿った断面図である。
図1および図4に示すように、本実施の形態にかかる半導体装置は、半導体層10を有する。半導体層10に設けられた分離絶縁層424により、まず、低耐圧トランジスタ形成領域300が画定されている。低耐圧トランジスタ形成領域300では、分離絶縁層20により第1トランジスタ領域10LVnと、第2トランジスタ領域10LVpと、第1トランジスタ領域10LVnおよび第2トランジスタ領域10LVpを囲むガードリング領域10LGと、が設けられている。第1トランジスタ領域10LVnには、n型の低耐圧トランジスタ300Nが形成されている。第2トランジスタ領域10LVpには、p型の低耐圧トランジスタ300Pが形成されている。ガードリング領域10LGには、n型不純物層であるガードリング304が形成されている。そして、低耐圧トランジスタ形成領域300を囲むように、素子分離領域400が形成されている。すなわち、低耐圧トランジスタ形成領域300では、低耐圧トランジスタ300P、300Nが、ガードリング領域10LGと素子分離領域400とに囲まれていることになる。
図4に示すように、低耐圧トランジスタ300Pは、ゲート絶縁層310と、ゲート電極312と、サイドウォール絶縁層314と、p型低濃度不純物層318と、p型の高濃度不純物層であるソース領域/ドレイン領域316と、n型ウェル322と、を含む。
ゲート絶縁層310は、n型ウェル322内のチャネル領域の上に設けられている。ゲート電極312は、ゲート絶縁層310の上に形成されている。サイドウォール絶縁層314は、ゲート電極312の側方に形成されている。ソース領域/ドレイン領域316は、n型ウェル322内であって、ゲート電極314を長さ方向にみたときのゲート電極314の側方に位置する半導体層10に形成されている。p型低濃度不純物層318は、ソース領域/ドレイン領域316よりも浅く形成されている。p型低濃度不純物層318は、サイドウォール絶縁層314の下方に形成されている。p型低濃度不純物層318では、p型のソース領域/ドレイン領域316に比べ、不純物濃度を薄くすることができる。n型ウェル322は、半導体層10内の上部に形成されている。n型ウェル322は、p型低濃度不純物層318、ソース領域/ドレイン領域316を内包している。
また、n型ウェル322には、低耐圧トランジスタ300Pとは、分離絶縁層20により分離された位置に、n型ウェル322の電位をとるためのコンタクト領域220が設けられている。コンタクト領域は、n型の不純物領域からなる。
低耐圧トランジスタ300Nは、ゲート絶縁層330、ゲート電極332と、サイドウォール絶縁層334と、n型低濃度不純物層338と、n型の高濃度不純物層であるソース領域/ドレイン領域336と、p型ウェル342と、を含む。さらに、p型ウェル342内には、低耐圧トランジスタ300Nとは、分離絶縁層20により分離された位置に、p型ウェル342の電位をとるためのコンタクト領域240が設けられている。なお、それぞれの部材の位置関係については、上述の低耐圧トランジスタ300Pと同様であるため、その詳細な説明を省略する。
低耐圧トランジスタ300P、300Nを囲むように、ガードリング領域10LGが設けられている。ガードリング領域10LGは、素子分離絶縁層20と、分離絶縁層424とによって画定されている。そして、図4に示すように、素子分離絶縁層20と、分離絶縁層424との間に位置する半導体層10にn型の高濃度不純物層であるガードリング304が設けられている。なお、分離絶縁層424は、後述する素子分離領域400をも画定している。さらに、ガードリング304は、n型不純物領域306に内包され、n型不純物領域306は、n型ウェル302に内包されている。n型ウェル302は、n型ウェル322およびp型ウェル342を内包している。また、本実施の形態では、n型ウェル302とn型ウェル322とに、異なる符号付して説明したが、双方は、不純物濃度が異なるのみで、図示したように明確な境界があるわけではない。
1.4.素子分離領域
次に、素子分離領域400の構造について、図1ないし図4を参照しつつ説明する。
上述したように、素子分離領域400は、高耐圧トランジスタ形成領域100、中耐圧トランジスタ形成領域200および低耐圧トランジスタ形成領域300を囲んでいる。そして、隣り合う素子領域同士では、素子分離領域400の一辺を共通にしている。
この素子分離領域400について、図3を参照しつつ説明する。素子分離領域400は、中耐圧トランジスタ形成領域200を囲む分離絶縁層422(「第1分離絶縁層」に相当する。)と、分離絶縁層422の端から所定の距離を有して設けられた分離絶縁層(「第2分離絶縁層」に相当する。)と、を含む。図3に示すように、高耐圧トランジスタ形成領域100との境界では、高耐圧トランジスタ形成領域100を囲む分離絶縁層420の一部が第2分離絶縁層の役割を果たし、低耐圧トランジスタ形成領域300の境界では、低耐圧トランジスタ形成領域300を囲む分離絶縁層424の一部が第2分離絶縁層の役割を果たす。つまり、第1分離絶縁層および第2分離絶縁層は、素子分離領域400の一辺を共有する素子領域同士を画定している分離絶縁層がその役割を果たすこととなる。
そして、分離絶縁層422と、分離絶縁層424との間の半導体層10に設けられた、p型の高濃度不純物領域410と、高濃度不純物領域410を内包するp型の中濃度不純物領域412と、中濃度不純物領域412を内包するp型の低濃度不純物領域414と、を含む。つまり、素子分離領域400には、不純物濃度が半導体層10の表面に近づくにつれて濃くなるよう3重の不純物領域が設けられている。
ついで、図2を参照しつつ、高耐圧トランジスタ形成領域100を囲む素子分離領域400について説明する。高耐圧トランジスタ形成領域100では、上述したように、高耐圧トランジスタ100Pおよび高耐圧トランジスタ100Nのそれぞれが素子分離領域400に囲まれている。このとき、高耐圧トランジスタ100Nを囲むp型のガードリング120が、素子分離領域400の役割を果たすこととなる。つまり、分離絶縁層20は、図4を参照して説明した素子分離領域400の第1分離絶縁層422に相当し、ガードリング120は高濃度不純物領域410に相当し、p型の低濃度不純物領域122は、中濃度不純物領域412に相当し、p型ウェル124は、低濃度不純物領域414に相当することとなる。
素子分離領域400に設けられる不純物領域のうち底面がもっとも深い位置にある低濃度不純物領域414の底面は、中耐圧トランジスタ形成領域200に設けられているウェル302の底面と比して深い位置に設けられている。
本実施の形態にかかる半導体装置は、以下の利点を有する。
第1に、本実施の形態にかかる半導体装置では、中耐圧トランジスタ形成領域200および低耐圧トランジスタ形成領域300のそれぞれの素子領域を囲む素子分離領域400が設けられている。素子分離領域400は、各素子領域に設けられたn型ウェル202、302と比して深い位置に低濃度不純物領域414を有している。これにより、隣接する中耐圧トランジスタ形成領域200と低耐圧トランジスタ形成領域300同士の間を確実に電気的に離間することができる。その結果、隣接する素子領域同士でのリークを抑制することができ、信頼性の向上した半導体装置を提供することができる。
第2に、本実施の形態にかかる半導体装置によれば、素子分離領域400は、素子領域を画定する第1分離絶縁層と、この第1分離絶縁層と離間された第2分離絶縁層と、3重の不純物領域で形成されている。通常、素子分離領域としては半導体層中に設けられた酸化膜の幅により、隣接する素子領域との距離を確保することがある。しかし、トランジスタに印加される電圧が上昇するにつれて、酸化膜の幅も大きくなってしまい、半導体装置の微細化をはかれないことがある。しかし、本実施の形態にかかる半導体装置によれば、素子分離領域400に、低濃度不純物領域414、中濃度不純物領域412および高濃度不純物領域410が3重に設けられていることで、耐圧を維持を図りつつ、その幅が小さい素子分離領域400を形成することができる。その結果、微細化が図られた半導体装置を提供することができる。
第3に、本実施の形態にかかる半導体装置によれば、トランジスタが形成される領域の周囲に少なくとも低濃度不純物領域414を含む素子分離領域400により囲まれている。これにより、素子分離領域400の幅を小さくした場合であっても隣接する素子領域間でのリークを抑制することができる。その結果、信頼性の向上および微細化が図られた半導体装置を提供することができる。
第4に、本実施の形態にかかる半導体装置によれば、各素子領域が、四辺形の素子分離領域400に囲まれている。このように、一つの素子領域の末端構造をいずれの素子領域においても共通にし、また四辺形の形状とすることにより、駆動電圧の異なるトランジスタを混載する場合であっても、配置の制限を軽減することができ、半導体回路の設計を行いやすくすることができる。また、隣接する2つの素子領域を囲む素子分離領域400同士の一部が重なっている。そのため、複数のトランジスタが混載された半導体装置であっても、微細化が図られた半導体装置を提供することができる。さらに、それぞれの素子形成領域を囲む素子分離領域400には、それぞれ、少なくとも低濃度不純物領域414が設けられている。これにより、分離領域400の幅を小さくした場合であっても、隣接する素子領域間でのリークを抑制することができる。その結果、信頼性の向上および微細化が図られた半導体装置を提供することができる。
2.半導体装置の製造方法
次に、本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法について図5ないし図19を参照しつつ説明する。図5ないし19は、本実施の形態にかかる半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図である。なお、図5ないし図19では、中耐圧トランジスタ形成領域200の中耐圧トランジスタ200Pおよび低耐圧トランジスタ形成領域300の低耐圧トランジスタ300Nを省略した図面で説明する。
(1)図5に示すように、まず、半導体層10を準備する。なお、以下の説明では、半導体層10として、p型のシリコン基板を用いた場合を例として説明する。ついで、半導体層10の上に、酸化シリコン膜12aおよび窒化シリコン膜12bを形成する。酸化シリコン膜12aおよび窒化シリコン膜12bは、公知の形成方法、たとえば、CVD法などにより形成することができる。
ついで、図5に示すように、高耐圧トランジスタ形成領域100においてp型ウェル124およびn型ウェル144と、素子分離領域400においてp型低濃度不純物領域414とを形成する。この工程では、まず、p型ウェル124および低濃度不純物領域414の形成領域の上方に開口を有するマスク層(図示せず)を形成し、半導体層10にp型の不純物を導入する。その後、マスク層を公知の除去方法により除去することで形成される。
ついで、n型ウェル144が形成される領域の上方に開口を有するマスク層(図示せず)を形成し、半導体層10にn型の不純物を導入する。その後、導入された不純物を拡散するための熱処理を施す。この熱処理により、導入された不純物が拡散され、高耐圧トランジスタ形成領域100においては、p型ウェル124およびn型ウェル144と、素子分離領域400において、低濃度不純物領域414が形成される。なお、p型の不純物の導入とn型の不純物の導入順序は、上記と逆であってもよい。また、p型ウェル124と低濃度不純物領域414とは、異なる符号で図示しているが、連続した一つのウェルである。
(2)次に、半導体層10に高耐圧トランジスタ形成領域100、中耐圧トランジスタ形成領域200および低耐圧トランジスタ形成領域300を画定する分離絶縁層420、422、424と、各トランジスタ形成領域において、第1トランジスタ領域10HVn、10MVn、10LVnと第2トランジスタ領域10HVp、10MVp、10LVpを画定する分離絶縁層20と、高耐圧トランジスタ形成100において、オフセット絶縁層22を形成する。
本実施の形態にかかる半導体装置では、STI(Shallow Trench Isolation)法により、分離絶縁層20、420、422、424およびオフセット絶縁層22を形成する場合について説明する。まず、窒化シリコン膜12bの上に、所定のパターンを有するマスク層(図示せず)を形成する。ついで、マスク層を用いて窒化シリコン膜12b、酸化シリコン膜12aおよび半導体層10をエッチングする。これにより、図6に示すように、半導体層10にトレンチ18が形成される。その後、マスク層を、材質に応じた除去方法により除去する。
(3)次に、図7に示すように、トレンチ18に絶縁層を埋め込む。以下に、トレンチ18に絶縁層を埋め込む方法の一例を説明する。まず、図6に参照されるトレンチ18を埋め込むように、半導体層10の上方の全面に絶縁層(図示せず)を形成する。その後、絶縁層を窒化シリコン膜12b(図6参照)が露出するまで、たとえば、CMP法により除去する。その後、窒化シリコン膜12aを、たとえば、熱リン酸を用いたウェットエッチングにより選択的に除去する。その後、半導体層10の上面方向に、窒化シリコン膜12bの膜厚分突出した絶縁層を除去し、半導体層10の面内の高さをほぼ均一とする。この工程で、酸化シリコン膜12aをも除去されることとなる。
(4)次に、図8に示すように、高耐圧トランジスタ形成領域100では、第2トランジスタ領域10HVpにソース領域/ドレイン領域を内包するp型低濃度不純物領域138を、ガードリング領域10HGpにガードリングを内包するn型低濃度不純物領域142を、第1トランジスタ領域10HVnにn型低濃度不純物領域118を、ガードリング領域10HVGnにガードリングを内包するp型低濃度不純物領域122を、素子分離領域400に低濃度不純物領域414に内包される中濃度不純物領域412を形成する。この工程では、まず、半導体層10の上に、酸化シリコン膜14を形成する。ついで、p型低濃度不純物領域138、p型低濃度不純物領域122および中濃度不純物領域412が形成される領域の上方にマスク層(図示せず)を形成した後、半導体層10にp型の不純物の導入を行う。その後、マスク層を除去し、新たに、n型低濃度不純物領域118およびn型低濃度不純物領域142が形成される領域の上方に開口を有するマスク層(図示せず)を形成する。ついで、半導体層10にn型の不純物の導入を行う。その後、マスク層を除去し、必要に応じて拡散のための熱処理を施す。なお、上記の説明では、n型の不純物を導入した後にp型の不純物の導入を行った場合を例としたが、不純物の導入の順序は、これに限定されない。
(5)次に、高耐圧トランジスタ100Nの第1ゲート絶縁層110aおよび高耐圧トランジスタ100Pの第1ゲート絶縁層130a(図2参照)の形成を行う。この工程では、まず、図9に示すように、半導体層10の上に、酸化シリコン膜16aを形成し、その後、酸化シリコン膜16aの上に第1ゲート絶縁層110a、130aが形成される領域に開口を有する窒化シリコン膜16bを形成する。窒化シリコン膜16bは、半導体層10の上方の全面に窒化シリコン膜(図示せず)を形成した後、公知の一般的なパターニング技術により形成される。
(6)次に、熱酸化処理を施すことにより、窒化シリコン膜16b(図9参照)に覆われていない領域では、図10に示すように、第1ゲート絶縁層110a、130aが形成される。ついで、窒化シリコン膜16bを、たとえば、熱リン酸を用いたウェットエッチングにより選択的に除去する。
(7)次に、図11に示すように、中耐圧トランジスタ形成領域200および低耐圧トランジスタ形成領域300において、n型ウェル202およびn型ウェル302を形成する。この工程では、まず、高耐圧トランジスタ形成領域100および素子分離領域400を覆うマスク層M1を形成する。その後、マスク層M1を用いて半導体層10にn型の不純物を導入する。このとき、n型ウェル202およびn型ウェル302の底面は、素子分離領域400の低濃度不純物領域414の底面と比して浅い位置となるように、たとえば、注入エネルギーを適宜調整して行う。また、このn型ウェル202およびn型ウェル302の形成では、熱拡散を行わないことが好ましい。これによれば、底面の位置を調整を容易に行うことができる。さらに、同様の理由により、n型ウェル202およびn型ウェル302の形成工程は、長時間で高温の熱処理工程を全て終えた後に行うことが好ましい。
(8)次に、図12に示すように、中耐圧トランジスタ形成領域200において、p型ウェル222およびn型ウェル242(図3参照)およびガードリングを内包するn型低濃度不純物領域206の形成を行う。この工程では、n型ウェル242およびn型低濃度不純物領域206が形成される領域の上方に開口を有するマスク層(図示せず)を形成した後、n型不純物を半導体層10に導入することで形成される。ついで、p型ウェル222が形成される領域の上方に開口を有するマスク層(図示せず)を形成した後、p型不純物を半導体層10に導入することで形成される。なお、n型不純物およびp型不純物の導入順序に制限がないのは言うまでもない。その後、マスク層および酸化シリコン膜16aを、公知の方法により除去する。
(9)次に、図13に示すように、中耐圧トランジスタ200N、200Pのゲート絶縁層となる絶縁層1000を形成する。また、この絶縁層1000は、高耐圧トランジスタ100N、100Pの第2ゲ−ト絶縁層110b、130bともなる。
ついで、図13に示すように、低耐圧トランジスタ形成領域300において、p型ウェル322(図4参照)およびn型ウェル342(図4参照)および素子分離領域ガードリングを内包するn型低濃度不純物領域306の形成を行う。この工程は、上記工程(8)と同様に行うことができる。
(10)次に、図14に示すように、低耐圧トランジスタ形成領域300に形成された、絶縁層1000を除去する。絶縁層1000の除去は、低耐圧トランジスタ形成領域300以外を覆うマスク層M2を形成した後、たとえば、フッ酸によるウェットエッチングにより行うことができる。
(11)次に、図15に示すように、低耐圧トランジスタ形成領域300において、低耐圧トランジスタ300P、300Nのためのゲート絶縁層となる絶縁層2000を形成する。絶縁層2000の形成は、たとえば、熱酸化法により行うことができる。絶縁層2000は、全領域に亘って形成されているため、特に図示はしないが、第1ゲート絶縁層110a130aと、絶縁層1000との上にも形成されていることになる。その後、半導体層10の上方に、ゲート電極のための導電層500を形成する。導電層500としては、たとえば、多結晶シリコン層を形成することができる。
(12)次に、図16に示すように、導電層500をパターニングすることで、ゲート電極32、54、214、344を形成する。この工程では、絶縁層1000および絶縁層2000が同時にパターニングされることとなり、ゲート絶縁層210、230、310、330が形成される。ついで、中耐圧トランジスタ形成領域200および低耐圧トランジスタ形成領域300において、p型低濃度不純物領域218、318と、n型低濃度不純物領域238、338の形成を行う。
(13)次に、図17に示すように、各トランジスタのゲート電極112、132、212、232、312、332の側面にサイドウォール絶縁層114、134、214、234、314、334を形成する。サイドウォール絶縁層の形成は、半導体層10の上方全面に絶縁層(図示せず)を形成し、この絶縁層に異方性のエッチングを施すことで行われる。
(14)次に、図18に示すように、高耐圧トランジスタ形成領域100、中耐圧トランジスタ形成領域200および低耐圧トランジスタ形成領域300において、n型のソース領域/ドレイン領域116、236、336(図2ないし図4参照)の形成、およびガ−ドリング140、204、304(図2ないし図4参照)の形成を行う。この工程では、ソース領域/ドレイン領域116、236、336およびガードリング140、204、304を形成したい領域の上方に開口を有するマスク層(図示せず)を形成し、マスク層を用いて不純物を導入することで形成することができる。
(15)次に、図19に参照されるように、高耐圧トランジスタ形成領域100、中耐圧トランジスタ形成領域200および低耐圧トランジスタ形成領域300において、p型のソース領域/ドレイン領域136、216、316の形成と、素子分離領域400において、高濃度不純物領域410(122も含む)の形成を行う。この工程では、p型の不純物領域を形成したい領域の上方に開口を有するマスク層を形成した後、マスク層を用いてp型の不純物を導入することで形成することができる。
(16)次に、必要に応じて、各トランジスタのゲート電極、ソース領域およびドレイン領域の上方にシリサイド層(図示せず)を公知の方法により形成することができる。以上の工程により、本実施の形態にかかる半導体装置を製造することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。たとえば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(たとえば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
本実施の形態にかかる半導体装置を説明する図。 図1のI−I線に沿った断面図。 図1のII−II線に沿った断面図。 図1のIII−III線に沿った断面図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。 本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する図。
符号の説明
10…半導体層、 12a、14a、16a…酸化シリコン膜、 12b、14b、16b…窒化シリコン膜、 18…トレンチ、 20…分離絶縁層、 24…オフセット絶縁層、 100…高耐圧トランジスタ形成領域、 200…中耐圧トランジスタ形成領域、 300…低耐圧トランジスタ形成領域、 100N、100P…高耐圧トランジスタ、 110a、130a…第1ゲート絶縁層、 110b、130b…第2ゲート絶縁層、 112、132…ゲート電極、 114、134…サイドウォール絶縁層、 116、136…ソース領域/ドレイン領域、 118、142…n型低濃度不純物層、 122、138…p型低濃度不純物層、 120、140…ガードリング、 124…p型ウェル、 144…n型ウェル、 200N、200P…中耐圧トランジスタ、 202…n型ウェル、 204…ガードリング、 206…n型低濃度不純物領域、 210、230…ゲート絶縁層、 212、232…ゲート電極、 214、234…サイドウォール絶縁層、 216、236…ソース領域/ドレイン領域、 218…型低濃度不純物層、 220、240…コンタクト領域、 222…n型ウェル、 242…p型ウェル、300N、300P…低耐圧トランジスタ、 302…n型ウェル、 304…ガードリング、 306…n型低濃度不純物領域、 310、330…ゲート絶縁層、 312、332…ゲート電極、 314、334…サイドウォール絶縁層、 316…ソース領域/ドレイン領域、 318…n型低濃度不純物層、 322…p型ウェル、 338…p型低濃度不純物層、 342…n型ウェル、 400…素子分離領域、 410…高濃度不純物領域、 412…中濃度不純物領域、 414…低濃度不純物領域、 420、422…分離絶縁層、 500…導電層、 1000、2000…絶縁層

Claims (4)

  1. 半導体層に設けられた素子領域と素子分離領域とを含み、
    前記素子領域は、
    前記素子領域に設けられた第1導電型の第1ウェルと、
    前記第1ウェルに設けられた第1トランジスタと、を含み、
    前記素子分離領域は、
    前記素子領域を画定する第1分離絶縁層と、
    前記第1分離絶縁層と離間して設けられた第2分離絶縁層と、
    少なくとも前記第1分離絶縁層と前記第2分離絶縁層との間の前記半導体層に設けられた第2導電型の第1不純物領域と、を含み、
    前記第1ウェルの深さは、前記第1不純物領域の深さと比して浅い、半導体装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1ウェルに内包された第2導電型の第2ウェルと、
    前記第2ウェルに設けられた第2トランジスタと、を含む、半導体装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記素子分離領域の前記第1不純物領域に内包され、該第1不純物領域と比して不純物濃度が大きい第2不純物領域を、含む、半導体装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記素子分離領域の前記第2不純物領域に内包され、該第2不純物領域と比して不純物濃度が大きい高濃度不純物領域を、含む、半導体装置。
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