JP2007114105A - 2次元放射線検出器、及び、該2次元放射線検出器を備えた放射線撮像装置 - Google Patents

2次元放射線検出器、及び、該2次元放射線検出器を備えた放射線撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画素データの一部収集を行なう際、X線検出信号の取り出しや画素データの選択に必要なコントローラが簡単となるのに加え、X線検出素子の検出動作が不安定になるのを防止する。
【解決手段】この発明は、2次元X線検出器2が、画素データの一部収集を行なう際も、全検出信号取り出し機構により全てのX線検出素子8からX線検出信号を取り出すのに加え、FIFO型記憶機構19からコントローラ20により全ての画素データを読み出して収集対象の画素データだけを画素データ選択出力部23で選別するので、X線検出信号の取り出しや画素データの選択出力に必要なコントローラの構成が簡単となる。また、全てのX線検出素子8からX線検出信号が取り出される結果、画素データの収集対象でないX線検出素子8の存在が、画素データの収集対象のX線検出素子8の検出動作の不安定要因となる心配もない。
【選択図】 図5

Description

この発明は、X線像や光像などの検出対象の放射線像が投影される放射線検出面に放射線を検出する放射線検出素子が2次元マトリックス状に配列されていると共に、各放射線検出素子からアナログ電気信号の放射線検出信号を取り出して増幅してからディジタル電気信号に変換して検出対象の放射線像に相応する画素データにして出力する2次元放射線検出器、及び、該2次元放射線検出器を備えた放射線撮像装置に係り、特に、放射線検出面における一部の領域の内の放射線検出素子に対応する一部の画素データだけを選択的に出力させる(画素データの一部収集を行なう)ための技術に関する。
従来の2次元放射線検出器の一つであるX線像を検出対象とする2次元X線検出器80の場合、図13および図14に示すように、検出対象のX線像が投影されるX線検出面(放射線検出面)xaにX線を検出する多数のX線検出素子82が横・縦の2次元マトリックス状に配列されているX線センサ本体81と、X線検出素子82からX線検出信号をX線検出素子82毎に取り出す検出信号取り出し機構83を備えている。
検出信号取り出し機構83は、各X線検出素子82にそれぞれ付設された薄膜トランジスタ等の電子スイッチ(図示省略)と、X線検出素子82の横列毎に列内のX線検出素子82の電子スイッチを一斉にオンにするスイッチ制御ライン84と、スイッチ制御ライン84に順番にスイッチオン信号を与えるスイッチドライバー85と、X線検出素子82の縦列毎に列内のX線検出素子82からX線検出信号を取り出すのに共用される信号取り出しライン86を有している。
検出信号取り出し機構83の作動中は、通常、先ずスイッチドライバー85から最上段のスイッチ制御ライン84にスイッチオン信号が与えられるのに伴って、最上段の横列の各X線検出素子82に付設の各電子スイッチがオンとなることにより、各X線検出素子82から電子スイッチを経由してアナログ電気信号のX線検出信号が各信号取り出しライン86に送出される。
検出信号取り出し機構83の後段では、信号取り出しライン86が順番にアナログマルチプレクサ87によりA/D変換器88に接続されると共に、A/D変換器88に接続された信号取り出しライン86のX線検出信号がA/D変換器88でディジタル電気信号に順次変換されてからFIFO型メモリ(FIFO型記憶手段)89に送られて検出対象のX線像に相応する画素データとして記憶されると、最上段の横列のX線検出素子82のX線検出信号が取り出されて画素データとして記憶されたことになる。
なお、FIFO型メモリ89は先入れ先出し(First In First Out) タイプのメモリであり、記憶されている画素データが読み出される際には記憶時点が最も古い画素データが最初に読み出されるタイプのメモリである。
こうして最上段の横列のX線検出素子82のX線検出信号が画素データとしてFIFO型メモリ89に格納されたら、次にスイッチドライバー85から最上段の次の段のスイッチ制御ライン84にスイッチオン信号が与えられる。そうすると、最上段の一段下の段の横列の各X線検出素子82のX線検出信号が、最上段の場合と同様にしてディジタル電気信号の画素データとなってFIFO型メモリ89に格納される。
そして、その後も、スイッチドライバー85からスイッチオン信号が与えられるスイッチ制御ライン84が1ラインずつ下に移りながら、X線検出信号の取り出しから画素データの格納までの処理が繰り返し行なわれることによって、全ての各X線検出素子82のX線検出信号が取り出されてディジタル電気信号の画素データとしてFIFO型メモリ89に記憶される。
他方、例えば2次元X線検出器80がX線撮像装置に配備されていて、2次元X線検出器80により撮影対象のX線像の検出が行なわれる構成とされている場合は、FIFO型メモリ89に記憶された画素データは、FIFO型メモリ89からディジタルマルチプレクサ90を経由して読み出されて2次元X線検出器80から出力されると共に、2次元X線検出器80の後段では画素データにしたがってX線撮影画像が表示される。
加えて、2次元X線検出器80は、X線検出面xaにおける一部の領域(例えば真ん中の1/4の領域)の内のX線検出素子82に対応する一部の画素データだけを選択的に出力する(画素データの一部収集を行なう)ことができる構成とされている。
従来の2次元X線検出器80で画素データの一部収集を行なう場合、画素データの収集対象となるX線検出素子82についてだけX線検出信号の取り出しを行なったり、FIFO型メモリ89に記憶されている画素データのうち必要な画素データを選択的に読み出したりする(特許文献1を参照)。
特開平10−206553号公報(4頁〜6頁,図1〜図5)
しかしながら、上記従来の2次元X線検出器80は、画素データの一部収集を行なう場合、X線検出信号の取り出しや画素データの選択出力に必要なコントローラの構成が複雑となるという問題がある。すなわち、画素データの収集対象となるX線検出素子82についてだけX線検出信号の取り出しを行なうので、スイッチドライバー85などのX線検出信号の取り出しに必要なコントローラの構成が複雑になり、またFIFO型メモリ89に対し記憶されている画素データの一部だけを選択的に読み出さなければならないので、画素データの読み出しに必要なコントローラの構成が複雑になる。
加えて、従来の2次元X線検出器80は、画素データの一部収集を行なう場合、X線検出素子82の検出動作が不安定となる心配があるという問題もある。画素データの収集対象でないX線検出素子82の内に取り出されずに残留したままとなるX線検出信号が、画素データの収集対象であるX線検出素子82の検出動作を不安定にする恐れがある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、特に、放射線検出面における一部の領域の内の放射線検出素子に対応する一部の画素データだけを選択的に出力する際に、放射線検出信号の取り出しや画素データの選択に必要なコントローラの構成が簡単となるのに加え、放射線検出素子の検出動作が不安定となる心配がない2次元放射線検出器、及び、放射線撮像装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明に係る2次元放射線検出器は、(A)検出対象の放射線像が投影される放射線検出面に放射線をアナログ電気信号に変換して検出する放射線検出素子が2次元マトリックス状に配列されている放射線検出手段と、(B)全放射線検出素子から放射線検出信号を放射線検出素子毎に取り出す全検出信号取り出し手段と、(C)全検出信号取り出し手段により取り出された放射線検出信号を増幅する検出信号増幅手段と、(D)検出信号増幅手段により増幅された放射線検出信号をディジタル電気信号に変換するA/D変換手段と、(E)A/D変換手段から出力される画素データを検出対象の放射線像に相応する放射線画像の画素データとして記憶するFIFO型記憶手段と、(F)FIFO型記憶手段に記憶されている放射線画像の全画素データを読み出す全データ読み出し手段と、(G)放射線検出面における一部の領域を実際に放射線検出を行なう必要のある放射線実検出域として設定する放射線実検出域設定手段と、(H)全データ読み出し手段によりFIFO型記憶手段から読み出される全画素データのうち放射線実検出域設定手段により設定された放射線実検出域としての一部の領域の内の放射線検出素子に対応する画素データだけを選択的に通過させる画素データ選択出力手段とを備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1の発明の2次元放射線検出器で放射線検出面における一部の領域の内の放射線検出素子に対応する一部の画素データだけを選択的に出力する(以下、適宜「画素データの一部収集を行なう」と記述)場合、先ず放射線実検出域設定手段によって、放射線をアナログ電気信号に変換して検出する放射線検出素子が2次元マトリックス状に配列された放射線検出面における一部の領域を実際に放射線検出を行なう必要のある放射線実検出域として設定する。そして、放射線検出手段の放射線検出面に検出対象の放射線像を投影させると共に、全検出信号取り出し手段により全放射線検出素子から放射線検出信号を放射線検出素子毎に取り出して検出信号増幅手段で増幅したうえでA/D変換手段によりディジタル電気信号に変換してからFIFO型記憶手段で検出対象の放射線像に相応する放射線画像の画素データとして記憶する。更に、FIFO型記憶手段に記憶された放射線像に相応する画素データは全データ読み出し手段により全て読み出されると共に、全画素データのうち放射線実検出域設定手段により設定された放射線実検出域としての一部の領域の内の放射線検出素子に対応する画素データだけが画素データ選択出力手段により選択的に通過させられる結果、放射線検出面における一部の領域の内の放射線検出素子に対応する一部の画素データだけが選択的に出力される。
即ち、請求項1の発明の2次元放射線検出器の場合、画素データの一部収集を行なう際、放射線検出面に2次元マトリックス状に配列されている放射線検出素子のうち一部の放射線検出素子だけから放射線検出信号を取り出すのではなく、全検出信号取り出し手段により全ての放射線検出素子から放射線検出信号を取り出すので、放射線検出信号の取り出しに必要なコントローラの構成が簡単となる。
加えて、FIFO型記憶手段に記憶されている検出対象の放射線像に相応する放射線画像の画素データの一部だけを読み出すのではなく、全データ読み出し手段によりFIFO型記憶手段から全ての画素データを読み出すのに加え、常に先入れ先出しという一定の順序で読み出されてくる全画素データのうち放射線実検出域設定手段で設定された放射線実検出域の内の放射線検出素子に対応する画素データだけを画素データ選択出力手段で選別する制御も容易である結果、一部の画素データの選択出力に必要なコントローラの構成も簡単となる。
また、請求項1の発明の2次元放射線検出器の場合、画素データの一部収集を行なう際、上記のように画素データの収集対象でない放射線検出素子も含めて全ての放射線検出素子から放射線検出信号が取り出されるので、画素データの収集対象でない放射線検出素子の存在が、画素データの収集対象である放射線検出素子の検出動作の不安定要因となる恐れもないことになる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の2次元放射線検出器において、全検出信号取り出し手段は、放射線検出素子列毎に列内の放射線検出素子から放射線検出信号を取り出すのに共用される信号取り出しラインを有しており、検出信号増幅手段は、各信号取り出しラインを経由して取り出される放射線検出信号を増幅するアナログ増幅器を信号取り出しライン毎に有しているものである。
[作用・効果]請求項2の発明の2次元放射線検出器では、全検出信号取り出し手段により取り出される放射線検出信号が転送される信号取り出しラインは、放射線検出素子列毎に列内の放射線検出素子から放射線検出信号を取り出すのに共用されるので、信号取り出しラインの数は放射線検出素子列の数だけ設ければ済む。また、各信号取り出しラインを経由して取り出された放射線検出信号は、信号取り出しライン毎に設けられたアナログ増幅器により直ちに増幅されるので、検出信号増幅手段による放射線検出信号の増幅は、極めて速やかに進行する。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の2次元放射線検出器において、A/D変換手段は所定個数のアナログ増幅器毎に1個ずつ割り当てられたA/D変換器を有しているのに加え、A/D変換器の前段に各アナログ増幅器を順番に割り当てられているA/D変換器に接続するアナログマルチプレクサを備えているものである。
[作用・効果]請求項3の発明の2次元放射線検出器の場合、A/D変換手段としてのA/D変換器は、アナログマルチプレクサにより所定個数のアナログ増幅器に時分割的に切替接続されるので、1個のA/D変換器が所定個数のアナログ増幅器で共用される結果、A/D変換器の数が少なくて済む。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の2次元放射線検出器において、A/D変換手段とFIFO型記憶手段の間にディジタルマルチプレクサが介在しているものである。
[作用・効果]請求項4の発明の2次元放射線検出器の場合、A/D変換手段とFIFO型記憶手段の間にディジタルマルチプレクサが介在しているので、A/D変換手段をFIFO型記憶手段に直接接続する場合に比べ、FIFO型記憶手段の構成を簡素化することが可能となる。
さらに、請求項5の発明は、上記の目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項5に記載の発明に係る放射線撮像装置は、請求項1から4のいずれかに記載の2次元放射線検出器を備えていて、この2次元放射線検出器により撮影対象の放射線像の検出が行なわれることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項5の発明の放射線撮像装置の場合、請求項1から4のいずれかに記載の2次元放射線検出器によって撮影対象の放射線像の検出が行なわれるので、2次元放射線検出器における放射線検出面における一部の領域の内の放射線検出素子に対応する一部の画素データだけを選択的に2次元放射線検出器から出力する際に、放射線検出信号の取り出しや画素データの選択出力に必要なコントローラの構成が簡単となるのに加え、放射線検出素子の検出動作が不安定となる心配がない。
請求項1の発明の2次元放射線検出器の場合、画素データの一部収集を行なう際、放射線検出面に2次元マトリックス状に配列されている放射線検出素子のうち一部の放射線検出素子だけから放射線検出信号を取り出すのではなくて、全検出信号取り出し手段により全ての放射線検出素子から放射線検出信号を取り出すので、放射線検出信号の取り出しに必要なコントローラの構成が簡単となる。
加えて、FIFO型記憶手段に記憶されている検出対象の放射線像に相応する放射線画像の画素データの一部だけを読み出すのではなく、全データ読み出し手段によりFIFO型記憶手段から全ての画素データを読み出すのに加え、常に先入れ先出しという一定の順序で読み出されてくる全画素データのうち放射線実検出域設定手段で設定された放射線実検出域の内の放射線検出素子に対応する画素データだけを画素データ選択出力手段で選別する制御も容易である結果、一部の画素データの選択出力に必要なコントローラの構成も簡単となる。
また、請求項1の発明の2次元放射線検出器の場合、画素データの一部収集を行なう際、上記のように画素データの収集対象でない放射線検出素子も含めて全ての放射線検出素子から放射線検出信号が取り出されるので、画素データの収集対象でない放射線検出素子の存在が、画素データの収集対象である放射線検出素子の検出動作の不安定要因となる恐れもない。
よって、請求項1の発明の2次元放射線検出器によれば、放射線検出面における一部の領域の内の放射線検出素子に対応する一部の画素データだけを選択的に出力する際に、放射線検出信号の取り出しや画素データの選択出力に必要なコントローラの構成が簡単となるのに加え、放射線検出素子の検出動作が不安定となる心配がない。
さらに、請求項5の発明の放射線撮像装置の場合、請求項1から4のいずれかに記載の2次元放射線検出器により撮影対象の放射線像の検出が行なわれるので、請求項5の発明の放射線撮像装置によれば、2次元放射線検出器における放射線検出面における一部の領域の内の放射線検出素子に対応する一部の画素データだけを選択的に2次元放射線検出器から出力する際に、放射線検出信号の取り出しや画素データの選択出力に必要なコントローラの構成が簡単となるのに加え、放射線検出素子の検出動作が不安定となる心配がない。
この発明の2次元放射線検出器および放射線撮像装置の実施例を図面を参照して説明する。図1はこの発明の2次元放射線検出器の実施例としての2次元X線検出器を備えているこの発明の放射線撮像装置の実施例である医用のX線撮像装置の構成を示すブロック図、図2は実施例の2次元X線検出器のX線検出面におけるX線検出素子の配列状況を示す模式図、図3は実施例の2次元X線検出器における1個のX線検出素子の構成を中心に示す模式図、図4は実施例の2次元X線検出器の信号読み出し機構の構成を中心に示すブロック図、図5は実施例の2次元X線検出器全体の構成を示すブロック図である。
実施例のX線撮像装置は、図1に示すように、X線撮影対象である被検体MにX線を照射するX線管1と、被検体MへのX線照射に伴って生じる被検体Mの透過X線像を検出する2次元X線検出器2を備えており、X線管1により被検体MにX線が照射されるのに伴って生じる被検体Mの透過X線像が2次元X線検出器2により検出されて被検体Mの透過X線像に相応する画素データが出力されるのに加え、2次元X線検出器2から出力される画素データに基づいて2次元X線検出器2の後段に設けられたX線画像取得部3によりX線撮影画像が取得された後、必要に応じて取得されたX線撮影画像が、表示モニタ4の画面に映し出されたり、また画像保存媒体(図示省略)に記憶されたりする。
また、実施例の装置の場合、表示モニタ4の画面にはX線撮影画像以外にX線撮影の実行に必要な操作メニュー等も映し出されるのに加え、X線撮影の実行に必要な条件設定やデータ入力を行なう為の操作部5を備えている他、操作部5の入力操作やX線撮影の進行状況に応じて必要なデータや命令信号を適当な箇所に送出して装置の稼働を司る役割を担っている撮像制御部6なども備えている。なお、撮像制御部6はコンピュータおよび作動プログラムを中心に構成されているものである。
2次元X線検出器2は、図2に示すように、検出対象の透過X線像が投影されるX線検出面(放射線検出面)XAにX線をアナログ電気信号に変換して検出する多数のX線検出素子8が横・縦の2次元マトリックス状に配列されているX線センサ本体(放射線検出手段)7を備えている。X線検出素子8の2次元マトリックス配列の具体例としては、横4000列×縦4000列程度の2次元マトリックス配列が挙げられる。この実施例では、X線検出素子8はX線が直に電気信号に変換される直接変換タイプであるが、X線検出素子8はX線がいったん光に変換されてから更に電気信号に変換される間接変換タイプであってもよい。
各X線検出素子8は、図3に示すように、X線を直接電荷に変換するX線感応型半導体8Aと、X線感応型半導体8Aの表側へ他素子と共用のかたちで形成されているバイアス電圧印加電極8Bと、X線感応型半導体8Aの裏側へ各素子別に形成されている個別電極8Cと、電荷蓄積用コンデンサ8Dとを有していて、検出動作中は、バイアス電圧用電源9からバイアス電圧印加電極8Bに数キロボルト〜数十キロボルト程度のバイアス電圧が与えられると共に、X線感応型半導体8AでX線が電荷(キャリア)に直接変換されて個別電極8Cを経由して電荷蓄積用コンデンサ8DにX線検出信号としてアナログ電気信号のかたちで蓄えられる。
2次元X線検出器2は、図4に示すように、全X線検出素子8からX線検出信号をX線検出素子8毎に取り出す全検出信号取り出し機構10と、全検出信号取り出し機構10により取り出されたX線検出信号を増幅する検出信号増幅機構15を備えている。全検出信号取り出し機構10は、各X線検出素子8にそれぞれ付設された薄膜トランジスタ等の電子スイッチ11と、X線検出素子8の横列毎に列内のX線検出素子8の電子スイッチを一斉にオンにするスイッチ制御ライン12と、スイッチ制御ライン12に順番にスイッチオン信号を与えるスイッチドライバー13と、X線検出素子8の縦列毎に列内のX線検出素子8からX線検出信号を取り出すのに共用される信号取り出しライン14を有している。
全検出信号取り出し機構10の作動中は、通常、先ずスイッチドライバー13から最上段のスイッチ制御ライン12にスイッチオン信号が与えられるのに伴って、最上段の横列の各X線検出素子8に付設の各電子スイッチ11がオンとなる(閉じる)ことにより、最上段の横列の各X線検出素子8のコンデンサ8Dから電子スイッチ11を経由してアナログ電気信号のX線検出信号が各信号取り出しライン14にそれぞれ取り出されてから検出信号増幅機構15により増幅される。
さらに、全検出信号取り出し機構10は、X線検出素子8の縦列毎に列内のX線検出素子8からX線検出信号を取り出すのに共用される信号取り出しライン14を有しており、検出信号増幅機構15は、各信号取り出しライン14を経由して取り出されるX線検出信号を増幅するアナログ増幅器15Aを信号取り出しライン14毎に有している。その結果、信号取り出しライン14は、X線線検出素子8の縦列毎に列内のX線検出素子8からX線検出信号を取り出すのに共用されるので、信号取り出しライン14はX線検出素子8の縦の列の数だけ設ければ済む。また、各信号取り出しライン14を経由して取り出されたX線検出信号は、信号取り出しライン14毎に設けられたアナログ増幅器15Aにより直ちに増幅されるので、検出信号増幅機構15によるX線検出信号の増幅は、極めて速やかに進行する。
続いて、検出信号増幅機構15の後段の構成を、主として図5を参照しながら説明するが、以下では便宜上から、信号取り出しライン14の数を15本として説明する。図5に示すように、検出信号増幅機構15の後段では、検出動作中、検出信号増幅機構15により増幅されたX線検出信号がアナログマルチプレクサ機構16を経由してA/D変換機構17に送り込まれてディジタル電気信号に変換されてから、更にディジタルマルチプレクサ18を経由してFIFO型記憶機構19へ送り込まれて検出対象の透過X線像に相応するX線撮影画像の画素データとして記憶されるX線検出プロセスが進行することになる。以下、実施例の2次元X線検出器2のX線検出プロセスを具体的に説明する。
A/D変換機構17は、5個のアナログ増幅器15A毎(つまり5本の信号取り出しライン14毎)に1個ずつ割り当てられているかたちで3個のA/D変換器17Aを有しているのに加え、各A/D変換器17Aの前段に5個のアナログ増幅器15Aを順番に割り当てられたA/D変換器17Aと接続する3個のアナログマルチプレクサ16Aをそれぞれ有している。そして、15個のアナログ増幅器15Aの(増幅後の)X線検出信号を左から順番に♯01〜♯15とすると、X線検出信号♯01〜♯15は3個の各アナログマルチプレクサ16Aにより、図6に示すように、3個のA/D変換器17Aにパラレルに送り込まれてディジタル電気信号へ変換される。つまり、左端のアナログマルチプレクサ16AからX線検出信号♯01〜♯05が番号順に送り出され、真ん中のアナログマルチプレクサ16AからはX線検出信号♯06〜♯10が番号順に送り出され、右端のアナログマルチプレクサ16AからはX線検出信号♯11〜♯15が番号順に送り出されるように、アナログマルチプレクサ機構16の切替制御が行なわれるのである。
A/D変換器17Aによるディジタル変換後のX線検出信号を♯01〜♯15の番号と対応させることとして♭01〜♭15とすると、3個のA/D変換器17Aからは、X線検出信号♭01〜♭15が、図7に示すように、同時に3個(例えば♭01、♭06,♭11)ずつX線検出信号(例えば♭01、♭06,♭11)がパラレルにディジタルマルチプレクサ18に順番に送り込まれる。
そして、ディジタルマルチプレクサ18は、図8に示すように、パラレルに送り込まれてくる3個のX線検出信号(例えば♭01、♭06,♭11)をアナログマルチプレクサ16Aの3倍の速度で時分割して出力することによりFIFO型記憶機構19へ順に送り込む。
FIFO型記憶機構19は、3個のA/D変換器17Aのそれぞれに対応する3個のFIFO型メモリ19Aを有していて、左端のA/D変換器17Aから送り出されるX線検出信号♭01〜♭05は左端のFIFO型メモリ19Aに番号順に書き込み記憶され、真ん中のA/D変換器17Aから送り出されるX線検出信号♭06〜♭10は真ん中のFIFO型メモリ19Aに番号順に書き込み記憶され、左端のA/D変換器17Aから送り出されるX線検出信号♭11〜♭15は左端のFIFO型メモリ19Aに番号順に書き込み記憶されるように、FIFO型記憶機構19の読み込み制御が行なわれる。
したがって、FIFO型記憶機構19の場合、図9に示すように、X線検出信号♭01〜♭15は3個のFIFO型メモリ19Aに画素データとして記憶される。
なお、FIFO型メモリ19Aは先入れ先出し(First In First Out) タイプのメモリであり、記憶されている画素データが読み出される際には記憶時点が最も古い画素データが最初に読み出されるタイプのメモリである。
こうして最上段の横列のX線検出素子8のX線検出信号が画素データとしてFIFO型記憶機構19に格納されたら、次にスイッチドライバー13から最上段の次の段のスイッチ制御ライン12にスイッチオン信号が与えられる。そうすると、最上段の一段下の段の横列の各X線検出素子8のX線検出信号が、最上段の場合と同様にしてディジタル電気信号の画素データとなってFIFO型記憶機構19に格納される。
そして、その後も、スイッチドライバー13からスイッチオン信号が与えられるスイッチ制御ライン12が1ラインずつ下に移りながら、X線検出信号の取り出しから画素データの格納までのプロセスが繰り返し行なわれることによって、全ての各X線検出素子8のX線検出信号が取り出されてディジタル電気信号の画素データとしてFIFO型記憶機構19に記憶される。
FIFO型記憶機構19に記憶された全画素データは検出動作全般を制御するコントローラ(全データ読み出し手段)20の制御にしたがって読み出し動作を実行するディジタルマルチプレクサ21によりFIFO型記憶機構19から読み出されてX線画像取得部3へ出力することができる。FIFO型記憶機構19からは画素データとしてのX線検出信号♭01〜♭15が数字の順番で先入れ先出しのかたちで読み出されてくる。
さらに、実施例の2次元X線検出器2は、X線検出面XAにおける一部の領域の内のX線検出素子8に対応する一部の画素データだけを選択的に出力することができる構成とされている。即ち、実施例の2次元X線検出器2は、X線検出面XAにおける一部の領域を実際にX線検出を行なう必要のあるX線実検出域として設定するX線実検出域設定部22と、コントローラ(全データ読み出し手段)20によりFIFO型記憶機構19から読み出される全画素データのうちX線実検出域設定部22により設定されたX線実検出域としての一部の領域の内のX線検出素子8に対応する画素データだけを選択的に通過させる画素データ選択出力部23を備えている点を構成上の特徴としている。
そこで、以下、X線実検出域設定部22および画素データ選択出力部23について、具体的に全画素データのうちX線検出信号♭03〜♭13についての画素データだけを選択出力する場合に即しながら説明することとする。つまり、図10に示すように、X線検出面XAの左端と右端のそれぞれについて縦2列分のX線検出素子8を除いたX線実検出域XBの内のX線検出素子8に対応する画像データを選択的に出力する場合に即して説明する。
まず、オペレータが図1に示す操作部5の入力操作でX線検出信号♭03〜♭13についての画素データだけを選択出力する設定操作を行なうと、設定結果が撮像制御部6から図5に示すコントローラ20を経由してX線実検出域設定部22にセットされる。具体的にはX線実検出域設定部22がレジスタ(図示省略)を有していて、「03」と「13」の数値がレジスタによって保持される。
画素データ選択出力部23はディジタルマルチプレクサ21から送り出される画素データが通り抜けるゲート23Aと、ゲート23Aを開閉するカウンタ23Bとを有している。カウンタ23Bはコントローラ20から送出される画素データの読み出し個数とX線実検出域設定部22にセットされる数値を比較し画素データの読み出し個数がX線実検出域設定部22のレジスタのセットされている「03」と「13」の間にある時だけゲート23Aを開く。
したがって、X線実検出域設定部22および画素データ選択出力部23の働きにより、FIFO型記憶機構19からディジタルマルチプレクサ21を介して読み出される全画素データのうちX線検出信号♭03〜♭13についての画素データだけが選択されてX線画像取得部3へ出力される。
以上に詳述したように、実施例の2次元X線検出器2の場合、画素データの一部収集を行なう際、X線検出面XAに2次元マトリックス状に配列されているX線検出素子8のうち一部のX線検出素子8だけからX線検出信号を取り出すのではなく、全検出信号取り出し機構10により全てのX線検出素子からX線検出信号を取り出すので、X線検出信号の取り出しに必要なコントローラの構成が簡単となる。
加えて、FIFO型記憶機構19から検出対象の透過X線像に相応するX線撮影画像の画素データの一部だけを読み出すのではなく、コントローラ20によりFIFO型記憶機構19から全ての画素データを読み出すのに加え、画素データが常に先入れ先出しという一定の順序で読み出されてくる全画素データのうちX線実検出域設定部22で設定されたX線実検出域の内のX線検出素子8に対応する画素データだけを画素データ選択出力部23で選別することも容易である結果、一部の画素データの選択出力に必要なコントローラの構成も簡単となる。
さらに、実施例の2次元X線検出器2の場合、画素データの一部収集を行なう際、上記のように画素データの収集対象ではないX線検出素子8も含めて全てのX線検出素子8からX線検出信号が取り出されるので、画素データの収集対象でないX線検出素子8の存在が、画素データの収集対象であるX線検出素子8の検出動作の不安定要因となる恐れもない。
よって、実施例の2次元X線検出器2および該2次元X線検出器2を備えたX線撮像装置によれば、X線検出面XAにおける一部の領域の内のX線検出素子8に対応する一部の画素データだけを選択的に出力する際に、X線検出信号の取り出しや画素データの選択出力に必要なコントローラの構成が簡単となるのに加え、X線検出素子8の検出動作が不安定となる心配がない。
また、全検出取り出し機構10により取り出される放射線検出信号が転送される信号取り出しライン14は、放射線検出素子列毎に列内のX線検出素子8から放射線検出信号を取り出すのに共用されるので、信号取り出しライン14の数は放射線検出素子列の数だけ設ければ済む。また、各信号取り出しライン14を経由して取り出された放射線検出信号は、信号取り出しライン14毎に設けられたアナログ増幅器15Aにより直ちに増幅されるので、検出信号増幅機構15による放射線検出信号の増幅は、極めて速やかに進行する。
また、A/D変換機構17としてのA/D変換器17Aは、アナログマルチプレクサ16Aにより所定個数(例えば5個)のアナログ増幅器15Aに時分割的に切替接続されるので、1個のA/D変換器17Aが5個のアナログ増幅器15Aで共用される結果、A/D変換器17Aの数が少なくて済む。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)実施例の2次元X線検出器では、A/D変換器17Aの数だけFIFO型メモリ19Aを設けていたが、図11に示すように、2個のA/D変換器17Aで1個のFIFO型メモリ19Aを共用してFIFO型メモリ19Aの数を減らすようにしてもよい。つまり、2個のA/D変換器17AとFIFO型メモリ19Aとの間にディジタルマルチプレクサ18が介在しているので、A/D変換器17AをFIFO型メモリ19Aに直接接続する場合に比べ、FIFO型メモリ19Aの構成を簡素化することが可能となる。
(2)実施例において、X線実検出域設定部22によりX線検出面XAにおける一部の領域を実際にX線検出を行なう必要のあるX線実検出域として設定する場合、図12に示すように、X線検出面XAの左端や右端だけでなく上端や下端のX線検出素子8を除いたX線実検出域XCを設定することも当然できる。
(3)実施例の場合は放射線がX線であったが、この発明はX線以外の放射線にも適用することができる。
(4)実施例の2次元X線検出器およびX線撮像装置は医用のものであったが、この発明は医用に限らず、工業用あるいは原子力用にも適用することができる。
実施例のX線撮像装置の構成を示すブロック図である。 実施例の2次元X線検出器のX線検出素子の配列状況を示す模式図である。 実施例の2次元X線検出器の1個のX線検出素子の構成を中心に示す模式図である。 実施例の2次元X線検出器の信号読み出し機構を中心に示すブロック図である。 実施例の2次元X線検出器全体の構成を示すブロック図である。 実施例の2次元X線検出器におけるディジタル変換前のX線検出信号の経時変化を示すタイムチャートである。 実施例の2次元X線検出器におけるディジタル変換後のX線検出信号の経時変化を示すタイムチャートである。 実施例の2次元X線検出器においてディジタルマルチプレクサにより時分割されるX線検出信号の経時変化を示すタイムチャートである。 実施例の2次元X線検出器におけるFIFO型メモリのX線検出信号の記憶状況を示す模式図である。 実施例の2次元X線検出器のX線実検出域設定部により設定されるX線実検出域の一例を示す模式図である。 変形例の2次元X線検出器のFIFO型メモリ周りの構成を示すブロック図である。 実施例の2次元X線検出器のX線実検出域設定部により設定されるX線実検出域の他の例を示す模式図である。 従来の2次元X線検出器のX線検出素子の配列状況を示す模式図である。 従来の2次元X線検出器全体の構成を示すブロック図である。
符号の説明
2 …2次元X線検出器(2次元放射線検出器)
7 …X線センサ本体(放射線検出手段)
8 …X線検出素子(放射線検出素子)
10 …全検出信号取り出し機構(全検出信号取り出し手段)
14 …信号取り出しライン
15 …検出信号増幅機構(検出信号増幅手段)
15A …アナログ増幅器
16A …アナログマルチプレクサ
17 …A/D変換機構(A/D変換手段)
17A …A/D変換器
18 …ディジタルマルチプレクサ
19 …FIFO型記憶機構(FIFO型記憶手段)
19A …FIFO型メモリ
20 …(全データ読み出し手段としての)コントローラ
22 …X線実検出域設定部(放射線実検出域設定手段)
23 …画素データ選択出力部(画素データ選択出力手段)
XA …X線検出面(放射線検出面)
XB,XC …X線実検出域(放射線実検出域)

Claims (5)

  1. (A)検出対象の放射線像が投影される放射線検出面に放射線をアナログ電気信号に変換して検出する放射線検出素子が2次元マトリックス状に配列されている放射線検出手段と、(B)全放射線検出素子から放射線検出信号を放射線検出素子毎に取り出す全検出信号取り出し手段と、(C)全検出信号取り出し手段により取り出された放射線検出信号を増幅する検出信号増幅手段と、(D)検出信号増幅手段により増幅された放射線検出信号をディジタル電気信号に変換するA/D変換手段と、(E)A/D変換手段から出力される画素データを検出対象の放射線像に相応する放射線画像の画素データとして記憶するFIFO型記憶手段と、(F)FIFO型記憶手段に記憶されている放射線画像の全画素データを読み出す全データ読み出し手段と、(G)放射線検出面における一部の領域を実際に放射線検出を行なう必要のある放射線実検出域として設定する放射線実検出域設定手段と、(H)全データ読み出し手段によりFIFO型記憶手段から読み出される全画素データのうち放射線実検出域設定手段により設定された放射線実検出域としての一部の領域の内の放射線検出素子に対応する画素データだけを選択的に通過させる画素データ選択出力手段とを備えていることを特徴とする2次元放射線検出器。
  2. 請求項1に記載の2次元放射線検出器において、全検出信号取り出し手段は、放射線検出素子列毎に列内の放射線検出素子から放射線検出信号を取り出すのに共用される信号取り出しラインを有しており、検出信号増幅手段は、各信号取り出しラインを経由して取り出される放射線検出信号を増幅するアナログ増幅器を信号取り出しライン毎に有している2次元放射線検出器。
  3. 請求項2に記載の2次元放射線検出器において、A/D変換手段は所定個数のアナログ増幅器毎に1個ずつ割り当てられたA/D変換器を有しているのに加え、A/D変換器の前段に各アナログ増幅器を順番に割り当てられているA/D変換器に接続するアナログマルチプレクサを備えている2次元放射線検出器。
  4. 請求項3に記載の2次元放射線検出器において、A/D変換手段とFIFO型記憶手段の間にディジタルマルチプレクサが介在している2次元放射線検出器。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の2次元放射線検出器を備えていて、この2次元放射線検出器により撮影対象の放射線像の検出が行なわれることを特徴とする放射線撮像装置。
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