JP4325788B2 - デジタル検出器においてデータ収集速度を増加させる方法及び装置 - Google Patents

デジタル検出器においてデータ収集速度を増加させる方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般にX線撮影システムなどの撮影システムに関し、特に、そのようなシステムで使用されるデジタル検出器に関する。特に、本発明は、固体X線検出器を読み取ることに関連する時間を短縮する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
有用なX線写真画像に再構成できるデジタルデータを生成することを目的として、デジタル撮影システムはますますその利用範囲を広げてきている。デジタル撮影システムの用途の1つである医療診断の分野においては、放射線源からの放射線を被写体、通常は患者に向けて射出し、その放射線の一部が被写体を通過して、検出器に衝突する。検出器の表面は放射線を光光子に変換し、それらの光子が感知される。
【0003】
検出器は個別のピクチャエレメント、すなわち、画素のアレイに分割されており、各画素領域に衝突する放射線の量又は強さに基づいて出力信号を符号化する。放射線が被写体を通過するときに放射線の強さは変化するため、出力信号に基づいて再構成される画像は従来の写真フィルム技法によって利用可能である画像と同様に、組織やその他の特徴を投射した画像になる。
【0004】
利用可能であるデジタル検出器においては、検出器の表面はピクチャエレメント、すなわち、画素のアレイとして分割されており、画素の行と列は互いに隣接して編成されて、全体として1つの画像領域を形成している。検出器が放射線にさらされると、画像領域と同じ広さのシンチレータに光子が衝突する。一連の検出器素子は行と列の交差箇所に形成され、各交差箇所は画像行列を構成する1つの画素に対応する。ある種の検出器では、各素子はフォトダイオード及び薄膜トランジスタから構成されている。トランジスタとフォトダイオードは、通常、アモルファスシリコンから製造されており、その上面にヨウ化セシウムが蒸着されている。ヨウ化セシウムはX線を吸収し、それらを光に変換する。光はフォトダイオードにより検出される。当業者には理解できるであろうが、フォトダイオードはコンデンサとして作用し、フォトダイオードは一般に何らかの既知の電圧まで充電される。X線束に比例して放出される光はフォトダイオードを部分的に放電させる。露光が完了すると、フォトダイオードの電荷は初期電荷まで回復される。そこで、フォトダイオードの初期電圧を回復するために必要とされる電荷の量が測定され、それが露光の持続時間中に画素に衝突したX線放射を表す尺度となる。
【0005】
以上説明した種類の検出器においては、各フォトダイオードの陰極はトランジスタのソースに接続され、全てのフォトダイオードの陽極は負バイアス電圧に接続されている。更に、1つの行にあるトランジスタのゲートは一体に接続され、行電極は走査電子回路に接続されている。各列にあるトランジスタのドレインは一体に接続され、各列電極は追加の読み出し電子回路に接続されている。行を順次走査すると同時に、列電極に現れる信号を読み出すことにより、システムは信号のアレイ、すなわち、行列全体を収集し、その後、信号を処理し、表示することができる。このため、検出器は各フォトダイオードと関連するトランジスタによる制御により行ごとに読み取られる、すなわち、「スクラビング」されることになる。尚、検出器により生成される画像が有用なデータ、主に露光データ又はオフセットデータを含む画像を含んでいる場合、検出器の読み取りとはフォトダイオードの再充電とデータの収集を表すが、データが重要ではなく、データを廃棄すること又は全く収集しないことが可能であっても、「スクラビング」が同様の再充電を表すことに注意すべきである。スクラビングはフォトダイオードの電荷を回復するために実行される。更に重要であるのは、スクラビングがアイドル期間中にフォトダイオードにおいて適正なバイアスを維持するため、又はフォトダイオードの不完全な電荷回復である遅延の影響を軽減するために実行されるという点である。従って、スクラビングは、通常、アモルファスシリコントランジスタにおける連続DC電圧バイアスを防止することに加えて、フォトダイオードの電荷を回復し且つ維持するために実行される。
【0006】
検出器は、通常、そのアレイ構造に従って、すなわち、行ごとに読み取られるか、又はスクラビングされる。先に述べた通り、検出器の読み取り又はスクラビングは各フォトダイオードと関連する電界効果トランジスタ(FET)により制御される。FETは、検出器に対してなされなければならないと考えられる電気的接点の数を最小限に抑える。FETは必要とされる接点の数をアレイの周囲に沿った画素の数以下まで減少させる。更に、アレイの特定の1つの行にある画素の全てのFETのゲートに装着された走査線が起動されるときに、その行全体が同時に制御される。特定の行にある各々の画素はFETを介して、フォトダイオードに対して電荷を回復するために読み出し電子回路により使用される別個のデータ線に接続されていることに注意すべきである。従って、各行が起動又は読み取りイネーブルされるたびに、読み取り電子回路により列ごとに個別のデータ線を介してその行にある各画素について同時に電荷が回復される。そのため、各データ線は関連する専用の読み出しチャネルを有する。
【0007】
使用中、検出器の画素場所で発生された信号はサンプリングされ、デジタル化される。デジタル値は処理回路へ送信され、そこでフィルタリングされ、スケーリングされ、画像データセットを生成するために更に処理される。その後、データセットは結果画像を再構成するため、コンピュータモニタなどに画像を表示するため、画像を従来の写真フィルムに転写するためなどに使用される。医療を目的とした撮影の分野においては、画像は主治医やX線技師が患者の物理的症状を評価し、疾患及び外傷を診断する際に使用される。
【0008】
先に説明したような面積の広い固体検出器アレイは、医療分野での撮影、デジタル再生及び非破壊試験などのデジタル撮影への適用に関して解決策を提供する。この種の検出器はすぐれた画像データを提供するが、より一層の改善が必要である。例えば、空間分解能の高い、画素サイズの小さな検出器では、収集フレーム速度が遅くなる。更に、画素サイズが一定であれば、大型の検出器は必要とされる支援電子回路の費用の関係で一般に高価になり、また、同じ帯域幅を有する小型の検出器ほど速いフレーム速度を支援しない。特定の用途を目標とする場合、その用途に関して検出器の性能を最適にするために、検出器の設計で何らかの妥協を行うことが多い。その結果の1つは、通常は高いフレーム速度を支援する帯域幅を持たない小さな画素を含む大型の検出器である。
【特許文献1】
欧州特許出願公開第EP0833505A号
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、画質を低下させる他の変数に影響を及ぼすことなく収集フレーム速度を増加させるように設計された技法が必要とされている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような必要性に対応したデジタル検出器の構成を特徴としている。本発明の技法の1つの面は、検出器の複数の個別の画素から信号を収集する方法を提供する。検出器は画素の行及び列から成る行列を含み、各々の画素は放射線源から受け取られる放射線に基づいて、改善されたフレーム速度で信号を発生するように構成されている。
【0011】
本発明の技法の別の面は、放射線源と、放射線源を調整するための制御回路と、放射線源から放射線を受け取り、その放射線から信号を発生する検出器とを含む撮影システムに関する。検出器は、複数の走査線に結合された複数の行及び複数の列を形成する画素のアレイを有し、各走査線は複数の画素の行に結合されている。検出器は縮小された視野の中で露光を処理するように構成されている。
【0012】
本発明の技法の更に別の面は、複数の行及び複数の列を成す画素のアレイを具備し、衝突する放射線に基づいて信号を発生するように構成された検出器に関する。検出器は複数の走査線を更に有し、各走査線は複数の画素の行に結合されている。更に、アレイの画素は、画素が走査されるときに、その走査により生成されるデータがデータ線を介してデータ収集サブシステムへ送信されるように、一連のデータ線に結合されている。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、個別画素画像データを収集し且つ処理する撮影システム10を概略的に示す。図示されている実施例において、撮影システム10は原画像データを収集し且つ本発明の技法に従って表示のために画像データを処理するように設計されているデジタルX線システムである。図1に示す実施例では、撮影システム10は、コリメータ14に隣接して配置されたX線放射源12を含む。コリメータ14は放射線の流れ16を患者18などの被写体が位置決めされている領域へ導く。放射線の一部20は被写体又はその周囲を通過して、図中符号22により指示されるデジタルX線検出器に当たる。以下に更に詳細に説明するが、検出器22はその表面で受け取ったX線光子をより低いエネルギーの光子に変換し、その後、電気信号に変換する。それらの電気信号は収集され、被写体内部の特徴の画像を再構成するために処理される。
【0014】
X線放射源12は、検査シーケンスの給電信号と制御信号の双方を供給する電源/制御回路24により制御される。更に、検出器22は、検出器22で発生される信号の収集を指令する検出器コントローラ26に結合されている。検出器コントローラ26は、ダイナミックレンジの初期調整、デジタル画像データのインタリービングなどの様々な信号処理機能及び信号フィルタリング機能を更に実行できる。電源/制御回路24と検出器コントローラ26は、共に、システムコントローラ28からの信号に応答する。一般に、システムコントローラ28は検査プロトコルを実行し且つ収集された画像データを処理することを撮影システムの動作に指令する。本発明に関しては、システムコントローラ28は、通常は汎用デジタルコンピュータ又は特定アプリケーション向けデジタルコンピュータに基づく信号処理回路と、コンピュータにより実行されるプログラム及びルーチン、並びに構成パラメータ及び画像データを格納する関連メモリ回路、インタフェース回路などを更に含む。
【0015】
図1に示す実施例では、システムコントローラ28は図中符号30により指示される表示装置又はプリンタのような少なくとも1つの出力装置にリンクされている。出力装置は標準コンピュータモニタ又は専用コンピュータモニタと、関連処理回路とを更に含む。システムパラメータの出力、検査の要求、画像の閲覧などのために、1つ以上のオペレータワークステーション32をシステムに更にリンクしても良い。一般に、システム内に提供される表示装置、プリンタ、ワークステーション及びそれらに類似する装置はデータ収集用構成要素に対してローカルであっても良いし、あるいはインターネット、仮想専用ネットワークなどの1つ以上の構成可能なネットワークを介して画像収集システムにリンクされている研究機関又は病院内の他の場所、又は全く別の場所などの、データ収集用構成要素から遠く離れた場所に配置されていても良い。
【0016】
図2は、デジタル検出器22の機能要素の概略図である。図2は、通常は検出器コントローラ26の内部に構成される撮影検出器コントローラ、略してIDC34を更に示す。IDC34はCPU又はデジタルシグナルプロセッサと、検出器からの感知信号の収集を指令するメモリ回路とを含む。IDC34は2方向光ファイバー導線を介して検出器22内の検出器制御回路36に結合されている。これにより、IDC34は、動作中、検出器内部で指令信号を画像データと交換する。
【0017】
検出器制御回路36は図中符号38により指示される電源からDC電力を受け取る。検出器制御回路36は、システムの動作のデータ収集段階の間に画像データを収集するために使用される行電子回路及び列電子回路に対してタイミング指令及び制御指令を発生するように構成されている。従って、検出器制御回路36は基準/調整器回路40へ電力信号及び制御信号を送信し、基準/調整器回路40からデジタル画像画素データを受信する。
【0018】
この実施例においては、検出器22は、検査中に検出器表面で受け取ったX線光子をより低いエネルギーの(光)光子に変換するシンチレータから構成されている。その後、光検出器のアレイが光光子を光子の数、すなわち、検出器表面の個々の画素領域に当たった放射線の強さを表す電気信号に変換する。読み取り電子回路は得られたアナログ信号をデジタル値に変換し、それらのデジタル値を処理し、格納し、画像の際構成に続いて表示装置30又はワークステーション32などで表示することができる。この実施形態では、光検出器のアレイはアモルファスシリコンから形成されている。アレイ要素は行と列を成して編成されており、各要素は1つのフォトダイオードと、1つの薄膜トランジスタから構成されている。各フォトダイオードの陰極はトランジスタのソースに接続され、全てのダイオードの陽極は負バイアス電圧に接続されている。各行のトランジスタのゲートは一体に接続され、行電極は以下に説明するように走査電子回路に接続されている。1つの列のトランジスタのドレインは一体に接続され、各列の電極は読み出し電子回路の個別のチャネルに接続されている。
【0019】
図2に示す特定の実施例においては、一例として、行バス42は、検出器の様々な行からの読み出しをイネーブルすると共に、必要に応じて行をディスエーブルし且つ選択された行に電荷補正電圧を印加する複数の導線を含む。列バス44は、行が順次イネーブルされる間に列からの読み出しを指令する追加の導線を含む。行バス42は、各々が検出器の一連の行のイネーブルを指令する一連の行ドライバ46に結合されている。同様に、読み出し電子回路48は検出器の全ての列の読み出しを指令するために列バス44に結合されている。本発明の技法においては、検出器22の部分読み出しを採用することにより画像収集速度を増加させている。
【0020】
図示されている実施例においては、行ドライバ46及び読み出し電子回路48は検出器パネル50に結合されている。検出器パネル50は複数のセクション52に分割されている。各セクション52は行ドライバ46のうちの1つに結合され、いくつかの行を含む。同様に、各列ドライバ48は一連の列に結合されている。これにより、先に述べたフォトダイオードと薄膜トランジスタの構造は56及び58を成して配列された一連の画素、すなわち、個別ピクチャエレメント54を規定する。行と列は高さ62及び幅64を有する画像行列60を規定している。以下に説明するが、本発明の技法においては、行ドライバ及び列読み出し電子回路を介して読み出される画素の数も増加させることができる。
【0021】
また、図2に示すように、各画素54は、通常、列電極68が行電極70と交差する行と列の交差箇所に規定されている。先に述べた通り、薄膜トランジスタ72は画素ごとに各交差箇所に設けられており、フォトダイオード74も同様である。各行が行ドライバ46によりイネーブルされるにつれて、各々のフォトダイオード74からの信号は読み出し電子回路48を介してアクセスされ、デジタル信号に変換され、その後、処理され、画像再構成に利用される。従って、アレイ中の1つの行にある画素の全てのトランジスタのゲートに接続された走査線が起動されるとき、その行の画素は同時に制御される。そのため、その特定の行にある各々の画素は、読み出し電子回路によりフォトダイオード74に対する電荷を回復するために使用される1つのデータ線にスイッチを介して接続される。
【0022】
尚、関連する専用読み出しチャネルの各々により1つの行にある全ての画素に対して同時に電荷が回復される間、読み出し電子回路は先の行からの測定値をアナログ電圧からデジタル値に変換していることに注意すべきである。更に、読み出し電子回路は2つ前の行からのデジタル値を収集サブシステムへ転送しており、収集サブシステムは診断画像をモニタに表示する前又は診断画像をフィルムに書き込む前に何らかの処理を実行する。従って、読み出し電子回路は、ある特定の1つの行の画素に関して電荷を測定又は回復する機能、先行する行の画素に関してデータを変換する機能、及び2つ前の行の画素に関して変換済みデータを転送する機能という3つの機能を同時に実行している。
【0023】
図3は、一般に図2に概略的に示した構成要素の物理的配列の一例を示す。図3に示すように、検出器はガラス基板76を含み、その上に以下に説明する構成要素が配置されている。基板上には列電極68と行電極70が設けられており、先に説明した薄膜トランジスタ及びフォトダイオードを含むアモルファスシリコンフラットパネルアレイ78が規定されている。アモルファスシリコンアレイの上面に、先に説明したように検査シーケンスの間に放射線を受け取るシンチレータ80が設けられている。列電極及び行電極との間で信号を通信するための接点フィンガ82が形成され、接点フィンガと外部回路との間で信号を通信するための接点リード84が設けられている。
【0024】
検出器パネル22の特定の構成、並びに行ドライバ及び列読み出しチャネルにより制御される行及び列へのパネルの分割に関しては、これに代わる様々な構成が可能であることに注意すべきである。具体的には、使用される行ドライバ及び列読み出しチャネルの数は図示されている数より多くても、あるいは少なくても良く、それにより、様々な行列寸法を有する検出器パネルを規定できるであろう。検出器パネル22は垂直又は水平の中心に沿って分割するなどの方法により複数のセクションから成る領域に更に細分されても良い。
【0025】
更に、検出器の読み出し電子回路は一般にパイプライン型構造を採用していることにも注意すべきである。例えば、1つの特定の行にある全ての画素に対して関連する専用読み出しチャネルの各々により同時に電荷が回復されている間に、読み出し電子回路は先行する行からの測定値をアナログ信号からデジタル信号に変換する。それと同時に、読み出し電子回路は2つ前の行からの測定デジタル値をデータ収集サブシステムへ転送する。データ収集サブシステムは、通常、診断画像を表示装置に表示するのに先立って何らかの処理を実行する。従って、本発明の技法における読み出し電子回路は3つの機能を同時に実行する。
【0026】
図4は、複数の列線及び複数の行線を有する検出器の一例に配置された画素のアレイ86を示す。画素のアレイ86により示すように、各画素はトランジスタ72と、フォトダイオード74とを具備する。尚、アレイは複数の走査線88、90、92と、複数のデータ線94、96及び98とから構成されていることに注意すべきである。走査線88、90、92は撮影プロセスの間に走査される画素の行を表す。同様に、データ線94、96及び98は、画像データを表す信号情報が読み出し電子回路へ送信されるときに通過する画素の列を表す。当業者には理解できるであろうが、走査線は、通常、読み出し電子回路が移動される電荷の量を測定する間にフォトダイオードの再充電を制御する。次に、読み出し電子回路は、通常、各々の画素の行からのデータをデータ収集システムへ送信する。
【0027】
図示されるように、走査線88(図4にNと指示されている)はその特定の行にある画素の各々に接続されている。更に、走査線88は走査線/データ線の交差と、画素FETのゲートとドレインとの間のキャパシタンスの双方によってデータ線の各々に容量結合されている。例えば、走査線88はデータ線94(図4にKと指示されている)及びデータ線98(K+1)に容量結合されている。同様に、データ線の各々は走査線の各々に容量結合されている。従って、画素のアレイ86について示されているように、走査線88(N)、走査線90(N−1)及び走査線92(N+1)はデータ線94(K)、データ線96(K−1)及びデータ線98(K+1)にそれぞれ容量結合され、その他の走査線とデータ線の結合も同様である。各データ線は通常は特定の1つの画素の列に接続され、各走査線は特定の1つの画素の行に接続されていることを理解すべきである。更に、図4の実施例には30個の画素が示されているが、言うまでもなく画素アレイにこの他にも画素が含まれていても良いことに注意すべきである。
【0028】
図5を参照すると、先に説明した種類の撮影システムを動作させる方法100を示すフローチャートが示されている。まず、ステップ102により表されるように、オペレータによりX線露光が開始される。X線露光が完了すると、ステップ104により指示されるように、検出器22内の読み出し電子回路が起動される。先に述べた通り、患者に対して露光を実行することにより、X線が患者を透過し、検出器により受け取られる。画素のアレイ86は、通常、個々の画素の中に設けられているフォトダイオードを介して、検出器22により受け取られたX線の強さを測定する。読み出し電子回路は、通常、ステップ106により指示されるように、各々のデータ線と関連する回路を利用して画素からデータを収集する。特定の1つの画素の行についてデータが収集されると、ステップ108により指示されるようにデータはデータ収集サブシステムへ送信される。特定の1つの画素の行からのデータがデータ収集サブシステムへ送信されている間に、次の画素の行からの信号がアナログからデジタルに変換される。更に、送信中の行の2つ先の行からの画素が走査され、読み取られている。このプロセスは検出器22が、更に特定すれば全ての画素が読み出されるまで継続することを理解すべきである。その後、収集されたデータは処理され、最終的には露光領域の画像を再構成するために使用される。
【0029】
図6は、撮影システムの一例で利用される検出器の機能回路及び対応する読み出し電子回路を示すブロック線図である。具体的には、図6は、各々がトランジスタ72と、フォトダイオード74とを具備する複数の画素54を示す。各々の画素54の対応するFET72に接続された走査線70及びデータ線68も示されている。更に、走査線70は駆動電子回路112に接続されていることに注意すべきである。連続する各々の画素の行も同様に走査線により駆動電子回路112に接続されている。これに対し、各々のデータ線68は対応する再充電測定部分回路114に接続されている。尚、各部分回路114は各々の画素54に対して電荷を回復することに注意すべきである。更に、各部分回路114は放射線への露光の結果としてフォトダイオードが受ける放電を測定する。また、各部分回路114は変換部分回路116に接続されている。変換部分回路116は画素54から受信されるアナログ信号をデジタル信号に変換するように構成されている。各々の回復/測定部分回路114は特定の変換部分回路116に接続されていることを理解すべきである。各変換部分回路116からの信号は、全体が図示されていない出力部分回路の一部を構成するラインバッファ118へ送信される。その後、ラインバッファはデータ収集サブシステム120へデジタルデータを出力する。
【0030】
従って、要するに、駆動電子回路112が各々の画素の行を走査している間に、列線、すなわち、データ線は画素を再充電すると共に、関連するフォトダイオードの放電を測定する。その後、測定データは変換部分回路へ送信されて、アナログ信号からデジタル信号、すなわち、デジタルデータに変換される。次に、変換部分回路は画素ごとのデジタル信号をラインバッファへ送信し、ラインバッファはデータを収集し、画素のアレイを表す収集データをデータ収集サブシステム120へ出力する。
【0031】
図7を参照すると、「X」行×「Y」列から構成される検出器の正規の読み出しのタイミング図が示されている。具体的には、軸122及び124は撮影システム10の機能を示す。軸122は患者の関心領域の撮影露光のパルスパターンを表し、これに従って検出器により画像信号が発生される。画像露光の時間に、軸122により示すように信号が供給され、検出器は軸124により指示するように信号を読み出す。従って、検出器が軸126から136により指示するように特定の1つの検出器行を読み出すとき、それらの行は順次イネーブル、すなわち、起動される。詳細には、軸126は、検出器の読み出しが開始されるときに起動される行1を示す。尚、軸138は検出器読み出し電子回路により実行される回復機能のパルスを示すことに注意すべきである。すなわち、軸138は図6に示すような回復部分回路114の動作を表す。更に、軸138は、画素が放電されるときに消耗された電荷の行ごとの回復を示す。例えば、行1は行1の画素が再充電されるときに軸138に沿ってハイレベルにあるように示されている。その後、行1に続いて行2が再充電され、それ以降も同様にして再充電が実行される。
【0032】
軸140は検出器読み出し電子回路により実行されるリセット機能を示す。具体的には、リセット信号は画素の行の測定の準備をする。このように、軸140は、まさに起動されようとしている行の各画素の電荷の回復に先立つ回復部分回路114のリセットを示す。軸142は、読み出し電子回路の変換機能のパルスを表す。具体的には、図示されるように、変換プロセスは常に回復プロセスより1行分遅延する。更に、この実施例で表現するところの第1の行からの、この時点では変換が完了してデジタル形態であるデータを収集サブシステムへ転送できるのは、第3の行になってからである。いくつかの行に関する転送機能は軸144により示されている。軸146は1つの行からのデータの転送を表す。
【0033】
従って、この例においては、X線露光はフォトダイオードを先に説明したように部分的に放電させる。露光が完了すると、1つの行の画素ごとに、行1から始めるなどして、FETを起動することにより、検出器を読み出すプロセスが実行される。図示するように軸126に関して、各行が読み取られるにつれて、読み出し電子回路は各フォトダイオードの電荷を所望の電圧に達するまで回復する。放電は、各フォトダイオードを元の電荷まで回復するのに必要とされる電荷に基づいて読み出し電子回路により測定される。例えば、軸138により表される行2で電荷が回復される間、行1について測定されたアナログ信号は軸142に沿って表されるように変換される。次に、行N−1(軸130を参照)が軸138により表すように元の電荷まで回復されている間、行N−2の信号はデジタル信号に変換され(軸142を参照)、デジタル形態になっている行N−3の信号はデータ収集システムへ転送される(軸144を参照)。具体的には、図7に示す通り、行N−2はチャネル1から軸146により示されるチャネル「X」を介してデータ信号を送信している。
【0034】
図8は、読み取られていない行をスクラビングすることなく行Nから始めて、「X」列のデータ全てを転送する検出器の省略読み出しのタイミング図を示す。具体的には、図8は、軸132、134及び136にそれぞれ対応する特定の行NからYの検出器22による読み出しを示す。尚、行1、行2及び行N−1は図8に示すスキーマでは活動していないことに注意すべきである。従って、先に行1について説明したように、回復軸138及び軸132により示す通り、行Nはその電荷が回復されている間に読み取られる。短時間の遅延の後、行N+1が元の電荷まで回復される。その後、軸136及び回復軸138により指示するように、行Yの電荷が元の電荷まで再充電される。更に、軸140により示すように、各行のフォトダイオードの実際の充電の前に回復/測定部分回路114にはリセット信号が印加されることに注意すべきである。この実施例では、アナログ信号からデジタル信号への変換は変換軸142により示すように行ごとに実行される。詳細には、行Nの信号は行N+1が再充電されている間にデジタル信号に変換される。同様に、行Y−1の信号は行Yのフォトダイオードが再充電されている間にデジタル信号に変換される。更に、行Yの信号も同様に軸142により示すようにデジタル信号に変換される。
【0035】
次に、軸146により1つの行について表されるように、デジタル信号はデータ収集システムへ転送される。図示されている実施例においては、行Y−1からの信号がアナログ形態からデジタル形態に変換されるのと同時に、行Y−2の信号がデータチャネルへ転送される。また、同時に行Yの画素が再充電されていることも理解すべきである。同様に、行Y−1からの信号がデータチャネルへ転送されている間に、行Yからの信号はアナログ形態からデジタル形態に変換されている。従って、図8のタイミングからわかるように、露光により発生された信号を回復する機能、変換する機能及び転送する機能は、それぞれ、個別の行について順次、一連の行について時間の上で部分的に重複しながら実行される。
【0036】
図9は、読み取られていない行をスクラビングすることなく行Nから始めて、「X/2」列のデータを転送する検出器の省略読み出しを示すタイミング図である。図9は一連の軸122〜146を示す。尚、この実現形態では検出器の読み出しは軸132により示すように行Nで始まることに注意すべきである。また、図示されているように、行Nが読み出された後、軸134及び136によりそれぞれ示すように、行N+1と行Yが読み出される。行Nが読み出されている間、行Nを構成する画素のフォトダイオードは軸138により示すように再充電される。その後、短時間の遅延の後、行N+1が再充電される。個別の行の起動に先立つ回復/測定部分回路114のリセットは軸140により示されている。その後、短い時間の後、行Yの画素は元の電荷まで回復される。更に、行N+1の画素が再充電されている間、行Nから受信された信号は軸142により示すようにアナログ信号からデジタル信号に変換される。次に、行Y−1からのデータ信号がアナログ信号からデジタル信号に変換されている間に、行Yの画素は再充電される。同様に、行Yからの信号は短時間の遅延の後にアナログ信号からデジタル信号に変換される。行Y−1からの信号がアナログ形態からデジタル形態に変換され、且つ行Yの画素が再充電されている間に、行Y−2からの信号は検出器からデータ収集システムへ転送される。具体的には、信号は軸146に示すように送信される。その後、行Yからの信号がデジタル信号に変換されている間に、行Y−1からの信号はデータチャネルへ転送される。この図は、軸144により示すように行Y−1からの信号の転送の後に、行Yから同様にして信号が転送されることを表している。
【0037】
図10は、Y行×「X/2」列から構成される縮小視野を示すタイミング図である。この図では、行1から行Yは軸126〜136により示すように起動される。軸138〜146は検出器の回復機能、変換機能及び転送機能を示す。従って、軸124により示すような検出器の読み出しは軸126〜144により示されていることに注意すべきである。この図には、行1からYの読み出しが示されている。先に説明した手続きと同様に、軸122及び124は撮影システム10の露光機能と、読み出し機能とを示す。軸122は、撮影システムが患者の関心領域を露光することを表し、その画像信号は検出器により発生される。患者が放射線にさらされると、先に説明したように信号が供給され、検出器はそれらの信号を軸124により指示するように読み出す。従って、検出器の行が読み取られるにつれて、行は軸126から136により指示するように順次起動される。詳細には、軸126は、検出器の読み出しが開始されたときに起動される行1を示す。尚、先に説明したように、軸138は検出器読み出し電子回路により実行される回復機能を表すことに注意すべきである。軸138は図6に表されるような回復部分回路114の動作を表す。更に、軸138は、検出器の画素が露光により放電されるときに消耗される電荷の行ごとの回復を示す。例えば、行1は、行1の画素が再充電されるときに軸138に沿ってハイレベルにあるように示されている。ある長さの時間が経過した後、行2は再充電され、これ以降も同様である。次に、軸140は検出器読み出し電子回路により実行されるリセット機能を表すリセット軸を示す。リセット信号は画素の行の測定を準備する。従って、軸140は、各画素における電荷の回復機能に先立つ行ごとの回復/測定部分回路114のリセットを示す。軸142は読み出し電子回路の変換機能を表す。図示されるように、変換プロセスは常に回復プロセスより1行分遅延する。更に、この実施例で表現するところの第1の行からの、この時点では第2の行の回復の間に変換された後でデジタル形態になっているデータを収集サブシステムへ転送できるのは、第3の行になってからである。転送機能は軸144により示されている。
【0038】
従って、この例においては、X線露光はフォトダイオードを先に説明したように部分的に放電させる。露光が完了すると、関心画素の各々についてFETを起動することにより、検出器を読み出すプロセスが実行される。図10により表されるように、軸126は図示される通りに起動される。同時に、読み出し電子回路は各フォトダイオードの電荷を所望の電圧まで回復し、読み出し電子回路により放電が測定される。例えば、軸138により表される行2の画素の電荷が回復されている間に、行1について測定されたアナログ信号は軸142により表されるようにデジタル形態に変換される。次に、行N−1の画素の電荷が軸138により表されるように回復される間に、行N−2の信号はデジタル信号に変換され、且つ行N−3の信号はデータ収集システムへ転送される。具体的には、行N−2の信号は、図10においては、軸146により示すようにチャネルX/4+1からチャネル3X/4を介して送信されるとして示されている。
【0039】
図11は、読み取られていない行の並列スクラビングを伴って行Nから始まり、「X」列のデータの全てを転送する検出器の省略読み出しを表すタイミング図を示す。図11は、軸130、132、134及び136に関して特定の行N−1、N、N+1及びYによる検出器22の読み出しを示す。尚、行1及び行2はこの実現形態においては活動していることに注意すべきである。具体的には、検出器が露光されている時間中に、行1及び2の画素はスクラビングされる。従って、これらの行の画素の電荷は回復されるが、データの測定および収集は実行されない。軸140により示すように、各々の回復機能の前に短時間の遅延が規定されていることに注意すべきである。従って、短時間の遅延の後、軸134により表される行N+1の画素の電荷は元の電荷まで回復される。その後、軸136及び回復軸138により指示するように、行Yの画素が再充電される。更に、軸140により示すように各行のフォトダイオードの実際の再充電が起こる前に、回復部分回路にリセット信号が印加されることに注意すべきである。この実施例では、アナログ信号からデジタル信号への変換は変換軸142により示すように行ごとに実行される。具体的には、行N+1が再充電されている間に、行Nからの信号はデジタル信号に変換される。同様に、行Yのフォトダイオードが再充電されている間に、行Y−1の信号はデジタル信号に変換される。更に、行Yの信号は軸142により示すようにデジタル信号に変換される。
【0040】
先に述べた通り、変換されたデジタル信号は軸146により表されるようにデータ収集システムへ転送される。この実現形態においては、行Y−1の信号がアナログ形態からデジタル形態に変換されるのと同時に、行Y−2のデータは検出器コントローラ26へ転送される。また、それと同時に、行Yの画素が元の電荷まで再充電されていることを理解すべきである。同様に、行Y−1のデータが検出器コントローラ26へ転送されている間に、行Yの信号はアナログ形態からデジタル形態に変換される。従って、図11のタイミング図からわかるように、X線ビームの露光により発生される信号を回復する機能、変換する機能及び転送する機能は、それぞれ、行ごとに順次、検出器から読み取られる一連の行について時間の上で重複して起こる。
【0041】
図12は、本発明の技法のプロセスを表すフローチャートである。ステップ150により指示するように、関心被写体に対して初期X線露光が実行される。露光が実行される間、検出器22は放射線の一部を受け取り、その後、ステップ152により指示するように検出器の読み出しが開始される。尚、検出器の読み出しは制御システムにより開始されることに注意すべきである。検出器の読み出しはステップ154により示すような各行の読み出しに先立つ回復部分回路のリセットと、ステップ156により指示するような画素の各フォトダイオードにおける電荷の回復とから成る。更に、ステップ158により示すように、測定されたアナログ信号はデジタル信号に変換される。検出器の読み出しは、ステップ160により指示するように、検出器電子回路からデータ収集サブシステムへのデジタル信号の転送を実行する。その特定の行の回復が実行されたならば、ステップ164により示すようにその行の読み出しは停止される。
【0042】
次に、ステップ166により示すように後続の行の読み出しが始動される。先の行の場合と同様に、次の行の画素の読み出しはステップ168〜176により指示するようにリセット、回復、変換及び転送の各機能を開始することにより実行され、出力を発生する。同様に、その特定の行が読み出されたならば、ステップ178により示すように、この後、その行は活動停止される。次に、システムは、一般に、ステップ180により示すように次の行が読み取られるべき最後の行であるか否かを検査する。読み出したばかりの行が最後の行であった場合、ステップ182により指示するように検出器の読み出しは終了する。そうでない場合には、ステップ166により示すように次の行の読み出しが開始される。
【0043】
図13は、この実現形態において、先に説明したプロセスに類似するプロセスを実行するときの様々な段階を示す。図13では全体を図中符号184により指示される実現プロセスにおいては、走査機能、変換機能及び転送機能を制御するためのコードは、この例では「次の行」と呼ばれる行変数を「第1の行」と呼ばれる初期値に設定するステップ186で始まる。ステップ188では、先に説明したように露光を実行する。尚、パルス露光及び連続露光を含めて、様々な型の露光を実行できることに注意すべきである。
【0044】
露光が実行され、且つ露光中に検出器に入射する放射線により検出器が変化されると、ステップ190に指示するように再充電部分回路がリセットされる。その後、ステップ192に指示するように、現時点で「次の行」として指示されている行が読み出しのためにイネーブルされる。次に、ステップ194に指示するように待機期間が開始され、その行の画素の完全な再充電を実行するのに十分な時間が経過する。この待機期間に続いて、ステップ196に示すように「次の行」はディスエーブルされ、測定は完了する。
【0045】
ステップ196に続いて、プロセスの残りの部分を通して先に説明した同時動作が実行される。すなわち、ステップ198に示すように、ステップ196の結果として得られた「次の行」に関する測定データがデジタル値に変換される。尚、この変換は読み出し電子回路の全てのチャネルについて並列して実行されることに注意すべきである。変換に続いて、ステップ200で先に説明したようにデータは収集システムへ出力される。
【0046】
変換動作と転送動作が実行されている間、図13のステップ202に指示するように読み出しは継続している。具体的には、制御コードは「次の行」が走査されるべき検出器の「最後の行」であるか否かを判定する。走査される所望の最後の行が「次の行」の現在値ではない場合、プロセスはステップ204へ進み、「次の行」の値を増分する。変数「次の行」の値を増分した後、制御コードはステップ190に戻り、その行の画素の再充電、測定、変換及び転送を実行する。走査されるべき最後の行が再充電され、ステップ202の結果は肯定になったならば、プロセスはステップ206へ進み、コントローラは再充電された最後の行の変換及び出力の完了を待つ。ステップ208で、読み出しは完了したと指示され、コントローラは次の検査のためにステップ186に戻る。
【0047】
画素サイズの小さい大型検出器でより速いフレーム速度を支援するための技法は検出器の一部のみを露光し、読み取ることに注意すべきである。従って、走査される行の数は少なくなり、転送されるデータも少なくなる。デジタル診断撮影部門では、これにより、検出器のフルサイズを表現する画像をネットワーク転送し、格納する場合と比べて、必要とされる記憶容量は少なくて済み且つネットワーク帯域幅も狭くて良い。許容視野と許容フレーム速度とのバランスをとらなければならない。従って、処理すべき視野が小さくなれば、フレーム収集速度は増加する。より小さな視野を選択した結果として、各行の最も長い処理機能が検出器により供給される信号の測定又は変換ではなくデータを転送する機能であり、行ごとに転送される画素の数が少なくなれば、更に時間を節約できるであろう。しかし、読み出し電子回路が実行する3つの機能のうちでデータ転送が最も長い時間を要する機能ではない場合であっても、測定及び変換について他に妥協点を見出すことは可能であろうということにも注意すべきである。
【0048】
更に、この実施例においては、検出器の駆動電子回路は別個の入力と関連する高電圧出力を伴うシフトレジスタとして実現されている。一例として、正規の動作中、シフトレジスタへ1つのビットがシフトされる。第1の画素の行を読み取ることが望まれた時点で、入力信号が起動され、第1の行と関連する駆動電子回路の出力は「ON」状態とされる。その後、各画素の中のトランジスタは導通し、回復部分回路は第1の行にある画素のフォトダイオードを完全に回復するために必要な電荷を供給する。フォトダイオードを充電するのに十分な時間が経過した後、起動された入力信号は不作動状態となって、出力を「OFF」状態に戻し、画素のトランジスタは導通を停止する。第2の行を駆動する準備中、シフトレジスタはクロッキングされ、内部ビットは第1の位置から第2の位置へ進む。第1のビットがシフトされるにつれて、連続する行を駆動するシーケンスはイネーブル、ディスエーブル、シフト、イネーブル、ディスエーブル、シフト、イネーブル、ディスエーブル等々となるであろう。
【0049】
別の技法においては、検出器は個々の画素の特性が時間の経過に伴って劣化するのを防止するためにスクラビングを実行する機能を与えられる。先に説明したようなパルス露光の場合、露光中に縮小視野の一部として走査されていない画素の行をスクラビングすることができ、その時点で視野は読み取られていない。一度に2行以上をスクラビングすることが可能である。連続露光の場合には、先に述べたように画像の読み出しのたびに短い時間がスクラビングのために与えられ、それにより、視野の外の行をスクラビングできる。別の代替実現形態によれば、一度に2行以上をスクラビングし且つ読み出すことができる。更に、視野の一部であるデータのみを転送することにより、行ごとの時間を最短にすることができる。従って、視野を制限することで、第1に、読み出す必要がある行の数を減少させ、第2に、各行において転送される必要があるデータのデータチャネルの数を減少させることにより、2つの方法で読み出し時間が節約される。同様に、測定と変換とについて別の妥協点を見出すことも可能であろうということに注意すべきである。
【0050】
検出器の(中心ではなく)縁部に沿って限定視野が規定される場合、獲得される本発明のもう1つの利点は、患者を検出器に対して位置決めするときのアンギュレーションが改善されるということである。検出器の縁部に沿って限定視野を規定すると、患者に対して「正規の」角度以外の角度で発生されるX線の検出を要求するような検査手続きにおいて、検出器を患者により近接させて位置決めすることが可能になる。
【0051】
本発明では様々な変形及び代替形態を実施できるであろうが、一例として図面に特定の実施例を示し且つ詳細に説明した。しかし、本発明は開示された特定の形態に限定されるべきでないことを理解しなければならない。本発明は特許請求の範囲により定義される本発明の趣旨の範囲内に入る全ての変形、等価の構成及び代替構成を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の技法を利用できるデジタルX線撮影システムの概略的な概要図。
【図2】 再構成時に画像データを作成するための図1のシステムの検出器における機能回路を示す概略図。
【図3】 画像データを作成する検出器構造の一例を示す部分断面図。
【図4】 検出器の一例における画素の行及び列を示す概略回路図。
【図5】 画像データを提供するために撮影システムの一例を動作させる方法を表すフローチャート。
【図6】 検出器の一例の接続を示すブロック線図。
【図7】 検出器の一例の読み出し動作を示すタイミング図。
【図8】 本発明の技法により利用される読み出し動作を示すタイミング図。
【図9】 図8に示すような読み出し動作に代わる読み出し動作を示すタイミング図。
【図10】 検出器の一例における縮小視野の読み出し動作を示すタイミング図。
【図11】 読み出し動作とスクラビング動作を同時に開始する本発明の技法を示すタイミング図。
【図12】 本発明の技法を実行するときに利用されるステップの例を示すフローチャート。
【図13】 一実現形態に従って本発明の技法を実行するときの特定の段階を幾分詳細に示すフローチャート。
【符号の説明】
10…撮影システム、22…検出器、24…電源/制御回路、26…検出器コントローラ、28…システムコントローラ、30…出力装置、32…オペレータワークステーション、46…行ドライバ、48…読み出し電子回路、50…検出器パネル、54…画素、56…、58…、60…画素行列、68…列電極、70…行電極、72…薄膜トランジスタ、74…フォトダイオード、78…アモルファスシリコンフラットパネルアレイ、86…画素のアレイ、88、90、92…走査線、94、96、98…データ線、112…駆動電子回路、114…回復/測定部分回路、116…変換部分回路、118…ラインバッファ

Claims (10)

  1. 撮影システム用の検出器において、
    複数の行(56)及び複数の列(58)を形成し、且つ前記検出器(22)に衝突する放射線に基づいて信号を発生するように構成された画素のアレイ(60)と、
    各々がそれぞれ対応する1つの画素の行に結合されている複数の走査線(88、90、92)及び各々がそれぞれ対応する1つの画素の列に結合されている複数のデータ線(94、96、98)と、
    信号の読み出しのために画素の行をそれぞれ対応する走査線に選択的に結合し且つ画素の列をそれぞれ対応するデータ線に結合し、放射線の衝突により放電された画素の行に電荷を再充電し、且つ第1の画素の行で電荷を回復するために必要とされる電荷を測定する読み出し部分回路(114)と、
    第2の画素の行が再充電されている間、同時に前記第1の画素の列における測定値を変換するように構成された変換部分回路(116)と、
    第3の画素の行が再充電され且つ前記第2の画素の行の測定値が変換されているのと同時に前記第1の画素の行が転送されるように、変換データをデータ収集システムへ転送するように構成された出力部分回路(118)とを具備する検出器。
  2. 前記測定データはデータ収集システム(32)に格納され、
    前記測定データは画像を生成するために利用される請求項1記載の検出器。
  3. 前記読み出し部分回路(114)は特定の1つの画素の行(124)からデータを読み出すように構成され且つ別の特定の1つの画素の行(138)を別個にスクラビングするように構成されている請求項1記載の検出器。
  4. 前記別の特定の1つの画素の行(138)は露光開始時間に対応する時間にスクラビングされる請求項3記載の検出器。
  5. 前記変換部分回路は、前記読み出し部分回路から受信されるアナログ信号をデジタル信号に変換するように構成されており、
    前記変換部分回路(116)は測定及び変換済み信号を一連のデータチャネル(94、96、98)から送信するように構成されている請求項1記載の検出器。
  6. 前記検出器(22)は画素のスクラビングを周期的に実行する請求項5記載の検出器。
  7. 前記検出器(22)は複数の行を別個にスクラビングし且つ読み出す請求項5記載の検出器。
  8. 前記検出器はオペレータ制御システム(32)により動作され、
    各々の画素(54)は薄膜トランジスタ(72)と、フォトダイオードとを含む請求項1記載の検出器。
  9. デジタル検出器の所望の視野からの画像データを処理する方法において、
    複数の行(56)及び複数の列(58)を形成する画素のアレイを有する前記検出器(22)に衝突する放射線に基づいて信号を発生する過程(150)と、
    各々がそれぞれ対応する1つの画素の行に結合されている複数の走査線(88、90、92)及び各々がそれぞれ対応する1つの画素の列に結合されている複数のデータ線を介して前記検出器の読み出しを開始する過程(152)と、
    放射線の衝突により放電された各々の画素の行の画素を再充電し、且つ各々の画素に電荷を回復するために必要とされる電荷の量を測定する過程(156、170)と、
    第1の画素の行における測定値を変換し、且つ同時に第2の画素の行を再充電する過程(158、172)と、
    第3の画素の行が再充電され且つ前記第2の画素の行における測定値が変換されているのと同時に前記第1の画素の行の測定された再充電データが転送されるように、変換された再充電データをデータ収集システムへ転送する過程(160、174)とから成る方法。
  10. デジタル検出器の所望の視野からの画像データを処理するシステムにおいて、
    複数の行及び複数の列を形成する画素のアレイを有する前記検出器に衝突する放射線に基づいて信号を発生する手段(72、74)と、
    各々がそれぞれ対応する1つの画素の行(56)に結合されている複数の走査線(88、90、92)及び各々がそれぞれ対応する1つの画素の列(58)に結合されている複数のデータ線(94、96、98)を介して前記検出器の読み出しを開始する手段(112)と、
    放射線の衝突により放電された各々の画素の行の画素を再充電し、且つ各々の画素に電荷を回復するために必要とされる電荷の量を測定する手段(114)と、
    第1の画素の行における測定値を変換し、且つ同時に第2の画素の行を再充電する手段(116、114)と、
    第3の画素の行が再充電され且つ前記第2の画素の行における測定値が変換されているのと同時に第1の画素の行の測定され且つ変換されたデータをデータ収集システムへ転送する手段(118)とを具備するシステム。
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