JP2007114097A - 検査具用ケース及び液体試料検査具 - Google Patents

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Abstract

【課題】正確な検査結果を速やかに得ることができるようにし、また、液体試料検査具の生産性を向上させる。
【解決手段】液体試料検査具20は、サンプルパッド3とメンブレン5とが横並びに設けられ、かつこれらの端部がコンジュゲートパッド4を挟んで積層されたテストストリップ1と、このテストストリップ1が収納されるケース22とを有する。ケース22には、液体試料の滴下孔24と検査結果の判定窓25とが横並びに設けられている。ケース22の内部であって滴下孔24と判定窓25との間には、これらの配列方向に延びるテストストリップ押圧用の突条28が設けられており、ケース22に収納されたテストストリップ1のうちサンプルパッド3、コンジュゲートパッド4およびメンブレン5の積層部分がこの突条28により押圧されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、免疫クロマトグラフ法を用いた液体試料検査具に用いられる検査具用ケース、およびこの検査具用ケースを用いた液体試料検査具に関するものである。
従来から、インフルエンザ検査具や妊娠検査具等の検査具として免疫クロマトグラフ法を用いた液体試料検査具が一般に知られている。
図6(a)は、この種の液体試料検査具の一般的な構成を示している。同図に示すように液体試料検査具(以下、検査具と略す)は、テストストリップ1とこれを収納するケース10とからなり、ケース10の上蓋12に形成された滴下孔13からテストストリップ1に液体試料を添加することにより、この滴下孔13に対して横並びに設けられた判定窓14を介して検査結果を確認できるように構成されている。
テストストリップ1は、例えば図6(b)に示すように、短冊状に形成されたベースカード2上にその一端側(滴下孔13側)から順にサンプルパッド3、メンブレン5および吸収パッド6を備え、メンブレン5の末端部分に、コンジュゲートパッド4を挟み込んだ状態でサンプルパッド3の末端部分が積層された構成となっている。すなわち、滴下孔13からサンプルパッド3上に液体試料を添加すると、この試料がコンジュゲートパッド4に浸透して当該パッド4に担持された特異抗体(金コロイド、カラーラテックス等の物質で標識した抗体;着色標識)と反応しながらメンブレン5に浸透して行く。そして、液体試料に被測定物である抗原が存在していると、この抗原とメンブレン5に固定された抗体とが抗原抗体反応を起こし、メンブレン5上に着色標識がシグナルとして現れるようになっている。
このような検査具では、サンプルパッド3上に添加された液体試料をコンジュゲートパッド4に確実に浸透させながらスムーズにメンブレン5上に展開(浸透、流動)させることが正確、かつ速やかな検査結果を得るために重要となる。そのためには、メンブレン5の末端部分においてサンプルパッド3、コンジュゲートパッド4及びメンブレン5が互いに密着している必要があり、従来では、図6(a),(b)に示すように、ケース10の上蓋12に、テストストリップ1の長手方向(液体試料の展開方向)と直交する方向(幅方向)に延びる凸部15を、同長手方向に複数設け、テストストリップ1のうちサンプルパッド3、コンジュゲートパッド4及びメンブレン5の積層部分をこれら凸部15によりその積層方向に押圧するようにしていた(例えば特許文献1)。
特開2005−37384号公報
ところが、テストストリップ1をその幅方向に横断する(すなわち試料の展開方向と直交する)上記のような凸部15によってテストストリップ1を押圧する上記特許文献1の構成では、テストストリップ1の寸法誤差等により、上記積層部分と凸部15とがテストストリップ1の長手方向に相対的にずれると、押さえ付けが不十分、あるいは不能となり、その結果、サンプルパッド3、コンジュゲートパッド4及びメンブレン5の密着性が損なわれて液体試料の展開が悪くなる。従って、これを防止すべく、上記積層部分に凸部15が確実に対応するように細心の注意を払って検査具を組立てることが求められ、その結果、検査具の生産性が悪いものとなっている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、免疫クロマトグラフ法を用いた液体試料検査具に関して、正確な検査結果を速やかに得ることができるようにし、また、液体試料検査具の生産性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の検査具用ケースは、液体試料の滴下孔と検査結果の判定窓とが横並びに形成された上蓋と、これに組み付けられる下蓋とを備えたケースを有し、このケースの内部にテストストリップを備えた液体試料検査具の前記ケースであって、前記上蓋における下蓋への対向面のうち前記滴下孔と判定窓との間の部分に、前記対向面から下蓋側に向かって突出し、かつ前記滴下孔と判定窓との配列方向に延びるテストストリップ押圧用の突条が設けられているものである(請求項1)。
そして、本発明の液体試料検査具は、液体試料を受けるサンプルパッドと抗体を固定したメンブレンとが横並びに配置され、かつサンプルパッドの端部とメンブレンの端部とが標識物質を担持したコンジュゲートパッドを介して積層されたテストストリップと、このテストストリップを収納するケースとを有し、このケースに、前記サンプルパッドに液体試料を添加する滴下孔とメンブレンを確認する判定窓とがそれぞれ前記テストストリップに対応して横並びに設けられた液体試料検査具において、前記ケースとして請求項1又は2に記載の検査具用ケースを有し、テストストリップのうち少なくとも前記サンプルパッド、コンジュゲートパッドおよびメンブレンの積層部分に前記突条が押し付けられた状態で当該テストストリップが前記検査具用ケース内に収納されているものである(請求項4)。
このような構成によると、ケース上蓋に設けられた突条によりサンプルパッド、コンジュゲートパッドおよびメンブレンの積層部分をその積層方向に押さえ付けてサンプルパッド等を互いに密着させることができ、サンプルパット側からメンブレン側へと突条に沿ってスムーズに液体試料が展開することとなる。さらに、突条が当該展開方向(滴下窓と判定窓との配列方向)に幅を有している結果、寸法誤差や組付け誤差等によってテストストリップの上記積層部分と突条との位置が正規の位置から多少上記展開方向にずれた場合でも、当該突条によって上位積層部分を適切に押さえ付けることが可能となる。
なお、上記の検査具用ケースにおいて上記突条は一つであってもよいが、複数の前記突条が、前記滴下孔と判定窓との配列方向と直交する方向に間隔を隔てて並設されているのが好適である(請求項2)。
この構成によれば、当該積層部分のより広い範囲をしっかりと押圧しつつ、液体試料のスムーズな展開性を享受することが可能となる。
また、上記の検査用ケースにおいては、前記上蓋における下蓋への対向面のうち前記滴下孔と判定窓との間の部分に、さらに、前記滴下孔と判定窓との配列方向と直交する方向に延びるテストストリップ押圧面を備えた突条が設けられているのが好適である(請求項3)。
この構成によると、テストストリップ全体に液体試料がより均一に展開するようになり、これによって着色標識をより鮮明に表示させることが可能となる。
本発明の検査具用ケースおよびこの検査具用ケースを用いた液体試料検査具によると、ケース内に収納されたテストストリップのサンプルパッド、コンジュゲートパッドおよびメンブレンの積層部分をその積層方向にしっかりと押さえ付けてこれらを確実に密着させることができ、またその一方で、液体試料の展開性も向上させることができる。従って、免疫クロマトグラフ法を用いた液体試料検査において、正確な検査結果を速やかに得ることができるようになる。また、テストストリップに多少の寸法誤差や組付け誤差があるような場合、あるいはサンプルパッドとコンジュゲートパッド、コンジュゲートパッドとメンブレンのように2層ずつ重なったような積層状態であっても、上記積層部分を適切に押さえ付けることが可能となるため、テストストリップに高い寸法精度が要求され、あるいは液体試料検査具の組立に高い精度が要求されることがなくなり、その結果、液体試料検査具の生産性が向上する。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明に係る液体試料検査具を斜視図で概略的に示している。この図に示す液体試料検査具20(以下、検査具20と略す)は、一軸方向に細長い扁平なケース22(本発明に係る検査具用ケース)を有し、このケース22内にテストストリップ1が収納された構成となっている。
テストストリップ1は、従来技術(図6)で説明したものと基本的に共通のものである。すなわち、短冊状に形成されたベースカード2上にその一端側から順にサンプルパッド3、メンブレン5および吸収パッド6が配列され、コンジュゲートパッド4を挟み込んだ状態でメンブレン5の末端部分とサンプルパッド3の末端部分とが積層された構造となっている。
ケース22は、共に扁平な細長の上蓋22A及び下蓋22Bから構成されており、これら蓋22A,22Bを互いに嵌合させることによりその内部に上記テストストリップ1の収納スペースを形成するように構成されている。
上蓋22Aには、その長手方向一端側から順に、液体試料の滴下孔24、判定窓25および液量確認窓26が一列に並んだ状態で設けられており、それぞれ前記テストストリップ1のサンプルパッド3、メンブレン5、吸収パッド6に対応して設けられている。滴下孔24は、図1に示すように漏斗状に形成されており、これによって液体試料を漏れなくサンプルパッド3に案内できるようになっている。
上蓋22Aのうち下蓋22Bへの対向面には、図2及び図3に示すように、ケース22の長手方向(滴下孔24と判定窓25の配列方向)、すなわちテストストリップ1の長手方向に延びる複数の突条28が設けられている。これらの突条28は、テストストリップ1をその厚み方向に押圧するためのもの、具体的には、テストストリップ1のうちサンプルパッド3、コンジュゲートパッド4及びメンブレン5の積層部分(以下、単に積層部分という)を押圧するためのもので、当該積層部分に対応する前記滴下孔24と判定窓25との間の部分に設けられている。
図示の例では、3つの突条28がケース22の幅方向(滴下孔24と判定窓25の配列方向と直交する方向)に所定の間隔で設けられており、これによってテストストリップ1の幅方向中央部分および両端部分を突条28により押圧するようになっている。なお、突条28は、後述するリブ30によりテストストリップ1が位置決めされた状態で上記積層部分を含むやや広い範囲を押圧し得るように長手方向の寸法が設定されている。
一方、下蓋22Bのうち上蓋22Aへの対向面には、テストストリップ1を位置決めするためのリブ30が突設されている。このリブ30は、テストストリップ1を囲むように設けられており、このリブ30の内側にテストストリップ1を嵌め込むことによりテストストリップ1をケース22中で長手方向および幅方向に位置決めするようになっている。
リブ30の内側の領域は略フラットに形成されているが、判定窓25および液量確認窓26に対向する部分には長手方向に延びる溝31が幅方向に複数本形成されており、これら溝の間の部分には上蓋22A側に向かって突出する複数の微小突起32が設けられている。
これらの突起32は、判定窓25の両端(図3では左右両端)および液量確認窓26の部分に対応して設けられており、それぞれ3つずつ幅方向に並べられた状態で設けられている。すなわち、テストストリップ1のうち判定窓25に対応する部分(メンブレン5)および液量確認窓26に対応する部分(吸収パッド6の端部)をこれら突起32によってベースカード2側から持ち上げることにより、メンブレン5を判定窓25に、また吸収パッド6の端部を液量確認窓26にそれぞれ接近させ、これにより検査の結果確認、又は液量確認時の視認性を高めるように構成されている。
このように構成されたケース22対して、テストストリップ1は、サンプルパッド3等が上蓋22A側を向き、かつ滴下孔24側にサンプルパッド3が位置するようにして下蓋22Bの前記リブ30の内側部分に嵌め込まれている。そして、この状態でテストストリップ1の上側から上蓋22Aが下蓋22Bに嵌合されることにより、図4に模式的に示すように、上記積層部分が突条28によりその上側から押圧された状態でテストストリップ1がケース22内に収納されている。
次に、この検査具20の使用方法と作用効果について説明する。
この検査具20を使用するには、従来と同様に液体試料を滴下孔24からテストストリップ1のサンプルパッド3上に添加すればよい。つまり、サンプルパッド3に液体試料を添加すると、試料がコンジュゲートパッド4に浸透しつつ当該パッド4に担持された特異抗体と反応しながらメンブレン5に浸透して行く。そして、液体試料に被測定物である抗原が存在していると、この抗原とメンブレン5に固定された抗体とが抗原抗体反応を起こしてメンブレン5上に着色標識が現れる。そのため、この着色標識を、ケース22の判定窓25を介して視認することにより検査結果を知ることができる。また、メンブレン5に浸透した余分な試料は吸収パッド6によって吸収され、この際、吸収パッド6が着色されるため、この着色度合をケース22の液量確認窓26を介して視認することにより試料の過不足を確認することができる。
なお、液体試料を滴下孔24からテストストリップ1上に添加すると、上記のようにサンプルパッド3からメンブレン5側に当該試料が展開していくが、この際、上記検査具20では、ケース22に設けた突条28によってテストストリップ1の上記積層部分、つまりサンプルパッド3、コンジュゲートパッド4および吸収パッド6の積層部分をその積層方向に押圧し、これらを互いに密着させるようにしているので、パッド4に担持された特異抗体と液体試料とを確実に反応させつつメンブレン5側に展開(浸透、流動)させることができる。しかも、突条28がテストストリップ1の長手方向、つまり液体試料の展開方向に延びる形状とされているため、突条28に沿ってサンプルパッド3側からメンブレン5側へとスムーズに液体試料が展開して行くこととなる。
従って、液体試料を、パッド4に担持された特異抗体と確実に反応させつつ速やかにメンブレン5側に展開させることができ、その結果、正確な検査結果を速やかに得ることができるようになる。
また、検査具20の生産性を向上させることができるという利点もある。すなわち、突条28がテストストリップ1の長手方向に延びる細長い形状となっているので、テストストリップ1の寸法誤差や、ケース22へのテストストリップ1の組付け誤差によりテストストリップ1の上記積層部分と突条28とが多少長手方向にずれた場合でも、突条28によって上記積層部分を押さえ付けることが可能となる。従って、テストストリップ1を高い寸法精度で製造し、あるいは検査具20を高い精度で組立てることをしなくてもテストストリップ1の上記積層部分を確実に、かつ適切に押圧することが可能となり、その結果、液体試料検査具の生産性が向上することとなる。
なお、上述した検査具20およびこれに使用されるケース22は、本発明に係る液体試料検査具およびこれに使用される検査具用ケースの一実施形態であって、その具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、テストストリップ1の上記積層部分を押圧するための突条として、上記ケース22(上蓋22A)の滴下孔24と判定窓25との間の部分に、前記突条28と交差してケース22の幅方向に延びる突条を設けるようにしてもよい。
図5はその一例を示している。この図の例では、判定窓25の近傍とこれよりも滴下孔24側の部分とに大小(広、狭)2つの幅方向に延びる突条29a,29bが設けられている。これらの突条29a,29bのうち狭幅の突条29bは、その端面が前記突条28と面一に形成されている。一方、広幅の突条29aは上記積層部分の広い領域を均等に押圧し得るように他方側の突条29bよりも十分に広幅に形成されており、かつその端面(テストストリップ1の押圧面)はフラットで、他の突条28,29bよりも僅かに下蓋22B側に突出している。このような構成によると、実施形態の検査具20に比べて、液体試料をより一層均一に展開させることが可能となり、その結果、着色標識をより鮮明に表示させることができるようになる。
なお、ケース22に設けられる滴下孔24、判定窓25および液量確認窓26の間隔や形状は上記実施形態に限定されるものではない。また、不要な場合には、液量確認窓26を省略したものであっても構わない。
また、テストストリップ1のサンプルパッド3、コンジュゲートパッド4およびメンブレン5は、必ずしも三位一体で積層されている必要はなく、例えばサンプルパッド3とメンブレン5とが互いに長手方向にオフセットされることにより、サンプルパッド3とコンジュゲートパッド4の積層部分と、コンジュゲートパッド4とメンブレン5の積層部分とが長手方向に多少ずれているようなものであっても構わない。
また、メンブレン5は、クロマトグラフ媒体として機能するものであればよく、多孔性を有するようニトロセルロース、ナイロンをベースカード2に塗布したものや、ガラス繊維ろ紙や、ニトロセルロース膜などの多孔質の材料等を適宜使用することができる。
本発明に係る液体試料検査具(本発明に係る検査具用ケースが使用される液体試料検査具)を示す斜視図である。 液体試料検査具に使用されるケース(検査具用ケース)を示す縦断面略図である。 ケース(検査具用ケース)を開いた状態を示す図で、図3中上図は上蓋を、同下図は下蓋をそれぞれ示している。 液体試料検査具の構造を示す縦断面模式図である。 ケース(上蓋)の変形例を示す図(図3に対応する図)である。 従来の液体試料検査具の構造を示す図で、(a)は液体試料検査具を示す縦断面略図で、(b)は液体試料検査具に使用されるテストストリップを示す平面図である。
符号の説明
1 テストストリップ
2 ベースカード
3 サンプルパッド
4 コンジュゲートパッド
5 メンブレン
6 吸収パッド
20 液体試料検査具
22 ケース
22A 上蓋
22B 下蓋
24 滴下孔
25 判定窓
26 液量確認窓
28 突条

Claims (4)

  1. 液体試料の滴下孔と検査結果の判定窓とが横並びに形成された上蓋と、これに組み付けられる下蓋とを備えたケースを有し、このケースの内部にテストストリップを備えた液体試料検査具の前記ケースであって、
    前記上蓋における下蓋への対向面のうち前記滴下孔と判定窓との間の部分に、前記対向面から下蓋側に向かって突出し、かつ前記滴下孔と判定窓との配列方向に延びるテストストリップ押圧用の突条が設けられていることを特徴とする検査具用ケース。
  2. 請求項1に記載の検査具用ケースにおいて、
    複数の前記突条が、前記滴下孔と判定窓との配列方向と直交する方向に間隔を隔てて並設されていることを特徴とする検査具用ケース。
  3. 請求項1又は2に記載の検査用ケースにおいて、
    前記上蓋における下蓋への対向面のうち前記滴下孔と判定窓との間の部分に、さらに、前記滴下孔と判定窓との配列方向と直交する方向に延びるテストストリップ押圧面を備えた突条が設けられていることを特徴とする検査具用ケース。
  4. 液体試料を受けるサンプルパッドと抗体を固定したメンブレンとが横並びに配置され、かつサンプルパッドの端部とメンブレンの端部とが標識物質を担持したコンジュゲートパッドを介して積層されたテストストリップと、このテストストリップを収納するケースとを有し、このケースに、前記サンプルパッドに液体試料を添加する滴下孔とメンブレンを確認する判定窓とがそれぞれ前記テストストリップに対応して横並びに設けられた液体試料検査具において、
    前記ケースとして請求項1乃至3の何れかに記載の検査具用ケースを有し、テストストリップのうち少なくとも前記サンプルパッド、コンジュゲートパッドおよびメンブレンの積層部分に前記突条が押し付けられた状態で当該テストストリップが前記検査具用ケース内に収納されていることを特徴とする液体試料検査具。
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