JP2007112513A - 物品支持体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構成が簡単で組立が容易であり、スペースを取らず保管や輸送が容易であって、安価で、しかも物品をしっかりと支持することができる物品支持体を得る。
【解決手段】 矩形状に形成されたシート状基材1の左右対称位置に切り込み2a,2bと、その略中央を結ぶように中央切り込み3と、左右の切り込みとシート状基材の左右辺との間に、左右の山折線4a,4bを設け、左右の切り込みの上下端部とシート状基材の上下辺との間に、所定の角度をもって傾斜する上下の山折線5a,5bを設けてなり、シート状基材における左右の切り込みと中央切り込みと上下の山折線5a,5bで囲まれた上下の部分を物品支持パネル6,7とし、左右の切り込みと上下の山折線と左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分を脚パネル10,11とし、上下の山折線5a,5bを山折りするとともに、左右の山折線4a,4bを山折りした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1枚のシート状基材に切り込みと折れ線を入れ、折れ線に沿って折り曲げて組み立てる物品支持体に関する。
従来から、主に紙を素材とする基材を立体形状に組み立てた物品支持体が、食品その他の物品を支持する支持体として使用されている。これらの物品支持体としては、スペースを取らず保管や輸送が容易である、安価である、といった点から、1枚のシート状基材に折れ線や切り込みを入れ、折れ線に沿って折り曲げ組み立てる物品支持体が数多く提案され、使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
実用新案登録第3090023号公報
しかしながら、従来この種の物品支持体はシート状基材の形状が複雑であったり、また折れ線が多く、組立が面倒であるといった問題があった。
本発明の目的とするところは、構成が簡単で組立が容易であり、スペースを取らず保管や輸送が容易であって、安価で、しかも物品をしっかりと支持することができる物品支持体を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の物品支持体は、矩形状に形成されたシート状基材の左右対称位置に、上下方向にそれぞれ切り込みを設けるとともに、該左右の切り込みの略中央を結ぶように中央切り込みを設け、前記左右の切り込みとシート状基材の左右辺との間に、シート状基材の上下辺と概ね平行な左右の山折線を、前記左右の切り込みの略中央を起点として設け、前記左右の切り込みの上下端部とシート状基材の上下辺との間に、それぞれ該シート状基材の上下辺の中央部分に向かって所定の角度をもって傾斜する上下の山折線を設けてなり、前記シート状基材における前記左右の切り込みと前記中央切り込みと前記上下の山折線で囲まれた上下の部分を物品支持パネルとし、前記左右の切り込みと前記上下の山折線と前記左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分を脚パネルとし、前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りしたことを特徴とする。
かかる構成から、前記シート状基材における前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りすると、前記シート状基材における前記左右の切り込みと前記中央切り込みと前記上下の山折線で囲まれた上下の部分からなる上下の物品支持パネルが前記上下の山折線の傾斜に応じて内側に傾斜して対向し、対向する上下の物品支持パネル間が物品載置部となり、同時に、前記左右の切り込みと前記上下の山折線と左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分からなる脚パネルが前記上下の物品支持パネルに対して起立して脚部となる。
そして、前記対向する上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部に物品を載置すると、該物品の重さにより対向する上下の物品支持パネルが開いて、物品載置部に載置した物品の下部を挟み込むと共に、該物品の重さに対する反作用として生じる力が、前記対向する上下の物品支持パネルを互いに接近させる方向、即ち閉じる方向に働き、物品載置部に載置した物品を前記対向する上下の物品支持パネルによりしっかりと保持する。同時に、前記物品の重さにより、上下の物品支持パネルを介して、脚パネルを仕切る前記左右の山折線の折り角度を大きくする方向にも力が働くので、これにより該脚パネルによって構成される脚部の重量に対する強度が大きくなり、上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部に載置した物品を安定した状態で支持する。
請求項2に記載の物品支持体は、矩形状に形成されたシート状基材の左右対称位置に、上下方向にそれぞれ切り込みを設け、前記左右の切り込み間の略中央を結ぶように中央谷折線を設け、前記左右の切り込みとシート状基材の左右辺との間に、シート状基材の上下辺と概ね平行な左右の山折線を前記中央谷折線の延長線上に設け、前記左右の切り込みの上下端部とシート状基材の上下辺との間に、それぞれ該シート状基材の上下辺の中央部分に向かって所定の角度をもって傾斜する上下の山折線を設けてなり、前記シート状基材における前記左右の切り込みと前記中央谷折線と前記上下の山折線で囲まれた上下の部分を物品支持パネルとし、前記左右の切り込みと前記上下の山折線と左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分を脚パネルとし、前記中央谷折線を谷折りし、前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りしたことを特徴とする。
かかる構成から、前記シート状基材における前記中央谷折線を谷折りし、前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りすると、前記シート状基材における前記左右の切り込みと前記中央谷折線と前記上下の山折線で囲まれた上下の部分からなる上下の物品支持パネルが前記上下の山折線の傾斜に応じて内側に傾斜して対向し、対向する上下の物品支持パネル間が中央谷折線を底部とする物品載置部となり、同時に、前記左右の切り込みと前記上下の山折線と左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分からなる脚パネルが前記上下の物品支持パネルに対して起立して脚部となる。
そして、前記対向する上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部の底部は閉じているので、物品載置部に載置した物品が物品載置部の底部から落ちるおそれはなく、また、前記対向する上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部に物品を載置すると、該物品の重さが対向する上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部の底部にかかることにより、対向する上下の物品支持パネルを互いに接近させる方向、即ち閉じる方向に力が働き、物品載置部に載置した物品を前記対向する上下の物品支持パネルによりしっかりと保持する。
請求項3に記載の物品支持体は、請求項1又は2に記載の、前記シート状基材に設けた左右の切り込みを、それぞれ中央方向に向かって凸となる山形とし、前記山形とした左右の切り込みで囲まれた部分を物品押さえパネルとしたことを特徴とする。
かかる構成から、前記シート状基材における前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りすることにより、前記左右の切り込みと前記上下の山折線と左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分からなる脚パネルが前記上下の物品支持パネルに対して起立したとき、前記山形とした左右の切り込みで囲まれた部分からなる物品押さえパネルが上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部の両側に立ち上がり、上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部に載置した物品を押さえる。
そして、物品載置部に載置した物品の重さが前記物品押さえパネルにかかると、対向する上下の物品支持パネルを互いに接近させる方向、即ち閉じる方向に力が働き、物品載置部に載置した物品を前記対向する上下の物品支持パネルによりしっかりと保持する。
請求項4に記載の物品支持体は、請求項1、2又は3に記載の、前記シート状基材の左右辺は凹状に形成されていることを特徴とする。
かかる構成から、前記シート状基材における前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りすることにより、前記左右の切り込みと前記上下の山折線と左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分からなる脚パネルが前記上下の物品支持パネルに対して起立して脚部となったとき、シート状基材の左右辺の上下端部が当接部となって設置面へ当接する。
そして、前記対向する上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部に物品を載置すると、該物品の重さにより、シート状基材の凹状に形成された左右の全面が設置面に当接して、脚部が安定した状態で設置面に設置できる。
請求項5に記載の物品支持体は、請求項1,2,3又は4に記載の1のシート状基材の上辺或いは下辺に、他のシート状基材の下辺或いは上辺を連接して設けてシート状基材群を構成し、前記隣接するシート状基材の連接部には、前記シート状基材の上下の山折線が前記シート状基材の上下辺と接する左右の接点間に山折線を設けるとともに、該接点の左右側に谷折線を設けてなり、前記左右の接点間の山折線を山折りするとともに、前記接点の左右側の谷折線を谷折りしたことを特徴とする。
かかる構成から、隣接するシート状基材の連接部に設けられた山折線を山折し、谷折線を谷折りすることにより、請求項1,2,3又は4に記載のシート状基材で形成される物品支持体が複数連なった物品支持体が形成される。
請求項1に記載の物品支持体によれば、前記シート状基材における前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りすると、前記シート状基材における前記左右の切り込みと前記中央切り込みと前記上下の山折線で囲まれた上下の部分からなる上下の物品支持パネルが、前記上下の山折線の傾斜に応じて内側に傾斜して対向することになり、対向する上下の物品支持パネル間で物品載置部を構成することができ、同時に、前記左右の切り込みと前記上下の山折線と左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分からなる脚パネルが前記上下の物品支持パネルに対して起立して脚部を構成することができる。
そして、前記対向する上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部に物品を載置したとき、該物品の重さにより対向する上下の物品支持パネルが開いて、物品載置部に載置した物品の下部を挟み込むと共に、該物品の重さに対する反作用として生じる力が、前記対向する上下の物品支持パネルを閉じる方向に働き、物品載置部に載置した物品を前記対向する上下の物品支持パネルによりしっかりと保持することができる。また同時に、前記物品の重さにより、上下の物品支持パネルを介して、脚パネルを仕切る前記左右の山折線の折り角度を大きくする方向にも力が働くので、これにより該脚パネルによって構成される脚部の重量に対する強度が大きくなり、上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部に載置した物品を安定した状態で支持することができる。
更には、構成が簡単であり、また、前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りして畳むことにより物品支持パネルと脚パネルを扁平状態にして保管や輸送をすることができ、そして使用に当たっては、扁平状態の物品支持パネルと脚パネルを拡げることにより物品支持体を組み立てることができるので、組立が容易であると共に、スペースを取らず保管や輸送が容易であって、又前記のように構成が簡単なので安価であるといった効果がある。
請求項2に記載の物品支持体によれば、前記シート状基材における前記中央谷折線を谷折りし、前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りすると、前記シート状基材における前記左右の切り込みと前記中央谷折線と前記上下の山折線で囲まれた上下の部分からなる上下の物品支持パネルが、前記上下の山折線の傾斜に応じて内側に傾斜して対向することになり、対向する上下の物品支持パネル間が中央谷折線を底部とする物品載置部を構成し、同時に、前記左右の切り込みと前記上下の山折線と左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分からなる脚パネルが前記上下の物品支持パネルに対して起立して脚部を構成することができる。
そして、前記対向する上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部の底部は閉じているので、物品載置部に載置した物品が物品載置部の底部から落ちるおそれはなく、また、前記対向する上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部に物品を載置したとき、物品載置部の底部にかかる物品の重さにより、対向する上下の物品支持パネルを互いに接近させる方向、即ち閉じる方向に力が働き、これにより物品載置部に載置した物品を前記対向する上下の物品支持パネルによりしっかりと保持することができる。
更には、構成が簡単であり、また、前記中央谷折線を谷折りし、前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りして畳むことにより物品支持パネルと脚パネルを扁平状態にして保管や輸送をすることができ、そして使用に当たっては、扁平状態の物品支持パネルと脚パネルを拡げることにより物品支持体を組み立てることができるので、組立が容易であると共に、スペースを取らず保管や輸送が容易であって、又前記のように構成が簡単なので安価であるといった効果がある。
請求項3に記載の物品支持体によれば、請求項1又は2に記載の、前記シート状基材に設けた左右の切り込みを、それぞれ中央方向に向かって凸となる山形とし、前記山形とした左右の切り込みで囲まれた部分を物品押さえパネルとしたので、前記シート状基材における前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りすることにより、前記左右の切り込みと前記上下の山折線と左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分からなる脚パネルが前記上下の物品支持パネルに対して起立したとき、前記山形とした左右の切り込みで囲まれた部分からなる物品押さえパネルが上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部の両側に立ち上がり、上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部に載置した物品を押さえることができる。そして、物品載置部に載置した物品の重さが前記物品押さえパネルにかかると、対向する上下の物品支持パネルを互いに接近させる方向、即ち閉じる方向に力が働き、物品載置部に載置した物品を前記対向する上下の物品支持パネルによりしっかりと保持することができる。
請求項4に記載の物品支持体によれば、請求項1、2又は3に記載の、前記シート状基材の左右辺は凹状に形成されているので、前記シート状基材における前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りすることにより、前記左右の切り込みと前記上下の山折線と左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分からなる脚パネルが前記上下の物品支持パネルに対して起立して脚部となったとき、シート状基材の左右辺の上下端部が当接部となって設置面へ当接する。そして、前記対向する上下の物品支持パネル間で構成される物品載置部に物品を載置すると、該物品の重さにより、シート状基材の凹状に形成された左右の全面が設置面に当接して、脚部が安定した状態で設置面に設置することができる。
請求項5に記載の物品支持体によれば、請求項1,2,3又は4に記載の1のシート状基材の上辺或いは下辺に、他のシート状基材の下辺或いは上辺を連接して設けてシート状基材群を構成し、前記隣接するシート状基材の連接部には、前記シート状基材の上下の山折線が前記シート状基材の上下辺と接する左右の接点間に山折線を設けるとともに、該接点の左右側に谷折線を設けてなり、前記左右の接点間の山折線を山折りするとともに、前記接点の左右側の谷折線を谷折りしたので、請求項1,2,3又は4に記載のシート状基材で形成される物品支持体が複数連なった物品支持体を得ることができる。このように、物品支持体が複数連なった物品支持体は、例えば、種類の異なった物品を種分けして支持させる物品支持体として、頗る便利である。しかも、前記シート状基材群は1枚のシート状素材により形成することができるので、かかる物品支持体も製造が容易であり安価に得ることができる。
以下、本発明に係る物品支持体を実施するための最良の形態の一例について説明する。図1乃至図5は本発明に係る物品支持体の実施の形態の第1例を示すもので、図1は本例の物品支持体の展開図、図2は本例の物品支持体の正面図、図3は図2に示す物品支持体の平面図、図4は本例の物品支持体の斜視図、図5は本例の物品支持体の折り畳んだ状態を示す説明図である。
本例の物品支持体は、矩形状に形成されたシート状基材1が使用される。シート状基材1としては、折り線付与可能であれば、紙シート、合成樹脂シート等特に限定されない。本例では、坪量が、190g/m〜600g/mの範囲の紙シートが使用されている。
前記シート状基材1を使用した本例の物品支持体にあっては、図1に示す展開形状を有しており、横長の矩形状に形成されたシート状基材1の左右対称位置に、上下方向にそれぞれ切り込み2a,2bを設ける。
本例では、シート状基材1の上下方向略中央に、左右方向に向かって仮想基準線Lを設定し、シート状基材1の左右辺から同寸の位置に、前記切り込み2a,2bを前記仮想基準線Lと交差し、仮想基準線Lに対して上下方向が線対称となるように設けている。
また、前記シート状基材1に設けた左右の切り込み2a,2bの形状にあっては特に限定されないが、本例では、左右の切り込み2a,2bは、それぞれシート状基材1の中央方向に向かって凸となる山形としている。また、左右の切り込み2a,2bによって形成される前記山形の形状にあっても特に限定されるものではなく、本例では、円弧状となっている。
更に、前記シート状基材1には、前記左右の切り込み2a,2bの略中央を結ぶように中央切り込み3を設けている。この中央切り込み3にあっては、本例では直線となっているが、後述するようにシグザグ線や波状線であってもよく、特に限定されない。
また、前記左右の切り込み2a,2bとシート状基材1の左右辺との間にシート状基材1の上下辺と概ね平行な左右の山折線4a,4bを、該左右の切り込み2a,2bの略中央を起点として設けている。即ち、この左右の山折線4a,4bは、本例にあっては、前記仮想基準線L上に設けられている。
また、前記左右の切り込み2a,2bの上下端部とシート状基材1の上下辺との間に、それぞれシート状基材1の上下辺の中央部分に向かって所定の角度をもって傾斜する上下の山折線5a,5bを設けている。前記上下の山折線5a,5bの傾斜は、上下の山折線5a,5bと前記仮想基準線Lとの為す角度Qで設定され、この傾斜角度Qは、後述するように脚部の安定した起立を得る観点から、45度〜75度の範囲であることが好ましい。また、前記上下の山折線5a,5bにあっては、本例では直線となっているが、僅かにカーブした曲線であってもよい。
前記シート状基材1には、前記左右の切り込み2a,2bと中央切り込み3と左右の山折線4a,4bと上下の山折線5a,5bとで仕切られて、物品支持パネル6,7と物品押さえパネル8,9と脚パネル10,11が形成されている。即ち、左右の切り込み2a,2bと中央切り込み3と上下の山折線5a,5bで囲まれた部分を物品支持パネル6,7とし、山形とした左右の切り込み2a,2bで囲まれた部分を物品押さえパネル8,9とし、左右の切り込み2a,2bと上下の山折線5a,5bと左右の山折線4a,4bで仕切られたシート状基材1の左右の部分を脚パネル10,11としている。
更に、本例では、前記シート状基材1の左右辺は凹状に形成されている。この左右辺に形成された凹状部12は、その凹状の頂点Tが前記仮想基準線L上になるように形成されている。
上記の展開構造を有する前記シート状基材1を、前記上下の山折線5a,5bを山折りするとともに、前記左右の山折線4a,4bを山折りすることにより、本例の物品支持体が組み立てられる。
更に詳細には、前記シート状基材1における前記上下の山折線5a,5bを山折りするとともに、前記左右の山折線4a,4bを山折りすると、前記シート状基材1における前記左右の切り込み2a,2bと前記中央切り込み3と前記上下の山折線5a,5bで囲まれた上下の部分からなる上下の物品支持パネル6,7が前記上下の山折線5a,5bの傾斜に応じて内側に傾斜して対向し(図4参照)、対向する上下の物品支持パネル6,7間が物品載置部13となり、同時に、前記左右の切り込み2a,2bと前記上下の山折線5a,5bと左右の山折線4a,4bで仕切られたシート状基材1の左右の部分からなる脚パネル10,11が前記上下の物品支持パネル6,7に対して起立して脚部14となる。
このとき、前記上下の山折線5a,5bと前記仮想基準線Lとが為す角度Qが45度〜75度の範囲であると、前記脚部14は内側に向かって傾斜した状態、即ち、上下の物品支持パネル6,7間で構成される物品載置部13に向かって傾斜した状態で起立し(図2、図3、図4参照)、脚部14への力がこの内側方向に掛かることになり、これにより前記対向する上下の物品支持パネル6,7間で構成される物品載置部13に載置された物品の重量を確実に受け止め安定した状態で支持することができるものとなる。
また、前記対向する上下の物品支持パネル6,7間で構成される物品載置部13に物品を載置すると、該物品の重さにより対向する上下の物品支持パネル6,7が開いて、物品載置部13に載置した物品の下部を挟み込むと共に、該物品の重さに対する反作用として生じる力が、前記対向する上下の物品支持パネル6,7を互いに接近させる方向、即ち閉じる方向に働き、物品載置部13に載置した物品を前記対向する上下の物品支持パネル6,7によりしっかりと保持する。また同時に、前記物品の重さにより、上下の物品支持パネル6,7を介して、脚パネル10,11を仕切る前記左右の山折線4a,4bの折り角度を大きくする方向にも力が働くので、これにより該脚パネル10,11によって構成される脚部14の重量に対する強度が大きくなり、上下の物品支持パネル6,7間で構成される物品載置部13に載置した物品を安定した状態で支持する。
更に、本例では、前記シート状基材1に設けた左右の切り込み2a,2bを、それぞれ中央方向に向かって凸となる山形とし、前記山形とした左右の切り込みで囲まれた部分を物品押さえパネル8,9としたので、前記シート状基材1における前記上下の山折線5a,5bを山折りするとともに、前記左右の山折線4a,4bを山折りすることにより、前記左右の切り込み2a,2bと前記上下の山折線5a,5bと左右の山折線4a,4bで仕切られたシート状基材1の左右の部分からなる脚パネル10,11が前記上下の物品支持パネル6,7に対して起立したとき、前記山形とした左右の切り込み2a,2bで囲まれた部分からなる物品押さえパネル8,9が上下の物品支持パネル6,7間で構成される物品載置部13の両側に立ち上がり、前記物品載置部13に載置した物品を押さえ、安定した載置状態を得ることができる。
そして、物品載置部13に載置した物品の重さが前記物品押さえパネル8,9にかかると、対向する上下の物品支持パネル6,7を互いに接近させる方向、即ち閉じる方向に力が働き、物品載置部13に載置した物品を前記対向する上下の物品支持パネル6,7によりしっかりと保持することができるものとなる。
また、本例では、前記シート状基材1の左右辺を凹状に形成したので、前記シート状基材1における前記上下の山折線5a,5bを山折りするとともに、前記左右の山折線4a,4bを山折りすることにより、前記脚パネル10,11が前記上下の物品支持パネル6,7に対して起立して脚部14となったとき、シート状基材1の左右辺の上下端部が当接部となって設置面へ当接する。そして、前記上下の物品支持パネル6,7間で構成される物品載置部13に物品を載置すると、該物品の重さにより、前記上下の物品支持パネル6,7を介して、前記脚パネル10,11を仕切る前記左右の山折線4a,4bの折り角度を大きくする方向に力が働くので、シート状基材1の凹状に形成された左右の全面が設置面に当接して、脚部14が安定した状態で設置面に設置できるものとなる。
更に本例では、前記上下の山折線5a,5bを山折りするとともに、前記左右の山折線4a,4bを山折りして畳むことにより物品支持パネル6,7と脚パネル10,11を扁平状態にしておくことができるので(図5参照)保管や輸送に便利である。
図6は本発明に係る物品支持体の実施の形態の第2例を示す展開図である。本例に係る物品支持体は、前記第1例とは基本構成を同じくするものであって、シート状基材1の左右に設けた切り込み2a,2bの形状を、シート状基材1の中央方向に向かって凸となる略台形状の山形としている点、前記左右の切り込み2a,2bの略中央を結ぶように設けられた中央切り込み3が鋸歯状にジグザグ線となっている点、及び左右の切り込み2a,2bと中央切り込み3と上下の山折線5a,5bで囲まれた上下の部分からなる上下の物品支持パネル6,7にエンボス15が設けられている点が相違するだけであって、他の組立構造及びそれに基づく作用効果にあっては第1例と同じなので、本例独自の構成と作用効果を除き、第1例の説明を援用して、本例の説明を省略する。
前記エンボス15は上下の物品支持パネル6,7のほぼ全面に設けているが、その配置については特に限定されない。またエンボス15の形状にあっても特に限定されない。
本例では、前記左右の切り込み2a,2bの略中央を結ぶように設けられた中央切り込み3が鋸歯状にジグザグ線となっているので、上下の物品支持パネル6,7間で構成される物品載置部13の底部では、中央切り込み3により歯状部が形成され、該歯状部が交差した状態となるので、物品載置部13に載置した物品が上下の物品支持パネル6,7により、一層しっかりと保持できるようになる。また、左右の切り込み2a,2bと中央切り込み3と上下の山折線5a,5bで囲まれた上下の部分からなる上下の物品支持パネル6,7にエンボス15が設けられているので、上下の物品支持パネル6,7の強度が向上し、上下の物品支持パネル6,7間で構成される物品載置部13における物品の載置力が向上するとともに、エンボス15により上下の物品支持パネル6,7と物品載置部13に載置した物品との接触面積が小さくなるので、物品載置部13は透気性・透湿性に優れたものとなり、更に、表面が剥離し易い物品の載置にも適するものとなる。
図7は本発明に係る物品支持体の実施の形態の第3例を示す展開図である。本例に係る物品支持体は、前記第1例とは基本構成を同じくするものであって、シート状基材1の左右に設けた切り込み2a,2bの形状を、シート状基材1の中央方向に向かって凸となる略三角形状の山形としている点、前記左右の切り込み2a,2bの略中央を結ぶように設けられた中央切り込み3が櫛歯状にジグザグ線となっている点、及び左右の切り込み2a,2bと中央切り込み3と上下の山折線5a,5bで囲まれた上下の部分からなる上下の物品支持パネル6,7にエンボス15が設けられている点が相違するだけであって、他の組立構造及びそれに基づく作用効果にあっては第1例と同じなので、本例独自の構成と作用効果を除き、第1例の説明を援用して、本例の説明を省略する。
前記エンボス15は、第2例と同様、上下の物品支持パネル6,7のほぼ全面に設けているが、その配置については特に限定されない。またエンボス15の形状にあっても特に限定されない。
本例では、前記左右の切り込み2a,2bの略中央を結ぶように設けられた中央切り込み3が櫛歯状にジグザグ線となっているので、上下の物品支持パネル6,7間で構成される物品載置部13の底部では、中央切り込み3により長歯状部が形成され、該長歯状部が深く交差した状態となり、物品載置部13に載置した物品が、交差した該長歯状部に支えられて設置面に接することなく保持できるようになる。また、左右の切り込み2a,2bと中央切り込み3と上下の山折線5a,5bで囲まれた上下の部分からなる上下の物品支持パネル6,7にエンボス15が設けられているので、第2例と同様に、上下の物品支持パネル6,7の強度が向上し、上下の物品支持パネル6,7間で構成される物品載置部13における物品の載置力が向上するとともに、エンボス15により上下の物品支持パネル6,7と物品載置部13に載置した物品との接触面積が小さくなるので、該物品載置部13に載置した物品が、交差した長歯状部に支えられて設置面に接することなく保持されることとあいまって、物品載置部13は透気性・透湿性に優れたものとなり、更に、表面が剥離し易い物品の載置にも適するものとなる。
図8は本発明に係る物品支持体の実施の形態の第4例を示す展開図である。本例に係る物品支持体も、前記第1例とは基本構成を同じくするものであって、シート状基材1の左右に設けた切り込み2a,2bを、それぞれ中央切り込み3を挟んでシート状基材1の中央方向に向かって凸となる円弧状の山形2つで構成した形状としている点、前記左右の切り込み2a,2bの略中央を結ぶように設けられた中央切り込み3が互いに離反する方向に波打つ波状線となっている点、及び左右の切り込み2a,2bと中央切り込み3と上下の山折線5a,5bで囲まれた上下の部分からなる上下の物品支持パネル6,7にエンボス15が設けられている点が相違するだけであって、他の組立構造及びそれに基づく作用効果にあっては第1例と同じなので、本例独自の作用効果を除き、第1例の説明を援用して、本例の説明を省略する。
前記エンボス15は、第2例と同様、上下の物品支持パネル6,7のほぼ全面に設けているが、その配置については特に限定されない。またエンボス15の形状にあっても特に限定されない。
本例では、第2例と同様に、左右の切り込み2a,2bと中央切り込み3と上下の山折線5a,5bで囲まれた部分からなる上下の物品支持パネル6,7にエンボス15が設けられているので、上下の物品支持パネル6,7の強度が向上し、上下の物品支持パネル6,7間で構成される物品載置部13における物品の載置力が向上するとともに、エンボス15により上下の物品支持パネル6,7と物品載置部13に載置した物品との接触面積が小さくなるので、物品載置部13は透気性・透湿性に優れたものとなり、更に、表面が剥離し易い物品の載置にも適するものとなる。
なお、以上説明した本発明に係る物品支持体の実施の形態の第1例から第4例において、中央切り込み3は、切断部と非切断部とを交互に配置した破断線又はミシン目により構成してもよい。このように中央切り込み3を破断線又はミシン目により構成した場合は、本発明に係る物品支持体を組み立てて使用する際に、これらの破断線又はミシン目を切断すればよい。このとき、物品載置部13に載置する物品の重さによっては、あえて切断操作を行うことなく、その物品を物品載置部13に載置した際に、該物品の重さ自体により、これらの破断線又はミシン目を切断することも可能である。
図9、図10は本発明に係る物品支持体の実施の形態の第5例を示すもので、図9は本例の物品支持体の展開図、図10は本例の物品支持体の斜視図である。本例に係る物品支持体も、前記第1例とは基本構成を同じくするものであって、本例では、シート状基材1に設けられた前記第1例の中央切り込み3が谷折線となっている点が相違するだけであって、他の組立構造及びそれに基づく作用効果にあっては第1例と同じなので、本例独自の作用効果を除き、第1例の説明を援用して、本例の説明を省略する。
本例の物品支持体は、図9に示す展開形状を有しており、本例では、シート状基材1の上下方向略中央に、左右方向に向かって仮想基準線Lを設定し、シート状基材1の左右辺から同寸の位置に、前記切り込み2a,2bを前記仮想基準線Lと交差し、仮想基準線Lに対して上下方向が線対称となるように設けている。
更に、前記シート状基材1には、前記左右の切り込み2a,2b間の略中央を結ぶように中央谷折線16を設けており、また、前記左右の切り込み2a,2bとシート状基材1の左右辺との間には、シート状基材1の上下辺と概ね平行な左右の山折線4a,4bを前記中央谷折線16の延長線上に設けている。即ち、この左右の山折線4a,4bは、前記第1例と同様に、仮想基準線L上に設けられている。そして、前記左右の切り込み2a,2bの上下端部とシート状基材1の上下辺との間には、シート状基材1の上下辺の中央部分に向かって所定の角度をもって傾斜する上下の山折線5a,5bを設けている。
前記シート状基材1にあっては、前記左右の切り込み2a,2bと前記中央谷折線16と前記上下の山折線5a,5bで囲まれた部分を物品支持パネル6,7とし、前記左右の切り込み2a,2bと前記上下の山折線5a,5bと左右の山折線4a,4bで仕切られたシート状基材の左右の部分を脚パネル10,11とし、前記中央谷折線16を谷折りし、前記上下の山折線5a,5bを山折りするとともに、前記左右の山折線4a,4bを山折りすることにより、本例の物品支持体が組み立てられる(図10参照)。
このようにして組み立てられた物品支持体もまた、前記第1例と同様の作用効果を生じるが、本例では、前記対向する上下の物品支持パネル6,7間で構成される物品載置部13の底部は閉じているので、物品載置部13に載置した物品が物品載置部13の底部から落ちるおそれはなく、また、前記物品載置部13に物品を載置したとき、物品載置部13の底部にかかる物品の重さにより、対向する上下の物品支持パネル6,7を互いに接近させる方向、即ち閉じる方向に力が働き、これにより物品載置部13に載置した物品を前記対向する上下の物品支持パネル6,7によりしっかりと保持することができる。
図11、図12は本発明に係る物品支持体の実施の形態の第6例を示すもので、図11は本例の物品支持体の展開図、図12は本例の物品支持体の斜視図である。本例に係る物品支持体も、前記第1例とは基本構成を同じくするものであって、本例では、シート状基材1の物品支持パネル6,7の部分における上辺と下辺に、山折線17,18を介して補助脚パネル19,20を連設したものであって(図11参照)、他の組立構造及びそれに基づく作用効果にあっては第1例と同じなので、本例独自の作用効果を除き、第1例の説明を援用して、本例の説明を省略する。
この補助脚パネル19,20は、前記シート状基材1を、前記上下の山折線5a,5bを山折りするとともに前記左右の山折線4a,4bを山折りして、本例の物品支持体を組み立てる際に、山折線17,18を山折りし、補助脚パネル19,20を脚部14の内側に折り込んで補助脚部21としている(図12参照)。
このようにすることにより、補助脚パネル19,20で構成される補助脚部21が物品載置部13に載置した物品の重さを脚部14とともに受けるので、これにより重量に対する強度が大きくなり、物品載置部13に載置した物品を安定した状態で支持することができる。また、このとき、脚パネル10,11を仕切る前記左右の山折線4a,4bの折り角度を大きくする方向に働く力はある程度規制されるので、この結果、物品載置部13に物品を載置した際に、前記対向する上下の物品支持パネル6,7に生じる、該物品の重さに対する反作用がより強くなり、前記対向する上下の物品支持パネル6,7を互いに接近させる方向、即ち閉じる方向に働く力もより大きくなって、物品載置部13に載置した物品を前記対向する上下の物品支持パネル6,7に更にしっかりと保持することができるものとなる。
図13、図14は本発明に係る物品支持体の実施の形態の第7例を示すもので、図13は本例の物品支持体の展開図、図14は本例の物品支持体の斜視図である。本例に係る物品支持体は、前記第1例の展開構造を有する1つのシート状基材1の上辺或いは下辺に、他のシート状基材1の下辺或いは上辺を連接して設けてシート状基材群1Aを構成している。前記連接されてシート状基材群1Aを構成するシート状基材1の数にあっては特に限定されない。
前記隣接するシート状基材1,1の連接部22には、前記シート状基材1,1の左右に設けた左右の切り込み2a,2bの上下端部と前記シート状基材1,1の上下辺間に設けた、上下の山折線5a,5bが前記シート状基材1,1の上下辺と接する左右の接点S1,S2間に山折線23を設けるとともに、該接点S1,S2の左右側に谷折線24を設けている。なお、前記連接部22は、切断部と非切断部とを交互に配置した破断線又はミシン目により構成し、この破断線又はミシン目により構成した連接部22に、前記山折線23及び谷折線24を設けてもよい。前記シート状基材1の個々の展開構造については、第1例の説明を援用して、本例の説明を省略する(図13参照)。
上記の展開構造を有するシート状基材群1Aを、前記左右の接点S1,S2間の山折線23を山折りするとともに、前記接点S1,S2の左右側の谷折線24を谷折りすることにより、本例の物品支持体が組み立てられる。前記シート状基材1の組立については、第1例の説明を援用して、本例の説明を省略する(図14参照)。
このようにして組み立てられた本例の物品支持体は、シート状基材1で形成される物品支持体が複数連なった構成となり、例えば、種類の異なった物品を種分けして支持させる物品支持体として、頗る便利なものとなる。また、連接部22を破断線又はミシン目により構成した場合には、これら複数連なった物品支持体を、適宜、必要な数だけ切り離せるので、一層便利なものとなる。さらには、前記複数のシート状基材群は1枚のシート状素材により形成することができるので、製造が容易であり安価に得られる。前記シート状基材1で形成される個々の物品支持体の作用効果にあっては、第1例の説明を援用して、本例の説明を省略する。
なお、本例では、連接するシート状基材1が、第1例のシート状基材1であるとしているが、これに限られるものではなく、第2例、第3例、第4例又は第5例のシート状基材1であってもよく、又、第1例、第2例、第3例、第4例又は第5例のシート状基材1が混在していてもよい。
本発明に係る物品支持体の実施の形態の第1例を示す展開図。 第1例の物品支持体を示す正面図。 図2に示す物品支持体の平面図。 第1例の物品支持体を示す斜視図。 第1例の物品支持体の折り畳んだ状態を示す説明図。 本発明に係る物品支持体の実施の形態の第2例を示す展開図。 本発明に係る物品支持体の実施の形態の第3例を示す展開図。 本発明に係る物品支持体の実施の形態の第4例を示す展開図。 本発明に係る物品支持体の実施の形態の第5例を示す展開図。 第5例の物品支持体を示す斜視図。 本発明に係る物品支持体の実施の形態の第6例を示す展開図。 第6例の物品支持体を示す斜視図。 本発明に係る物品支持体の実施の形態の第7例を示す展開図。 第7例の物品支持体を示す斜視図。
符号の説明
1 シート状基材
1A シート状基材群
2a 左の切り込み
2b 右の切り込み
3 中央切り込み
4a 左の山折線
4b 右の山折線
5a 上の山折線
5b 下の山折線
6,7 物品支持パネル
8,9 物品押さえパネル
10,11 脚パネル
12 凹状部
13 物品載置部
14 脚部
15 エンボス
16 中央谷折線
17,18 山折線
19,20 補助脚パネル
21 補助脚部
22 連接部
23 山折線
24 谷折線
L 仮想基準線
Q 傾斜角度
T 頂点
X 交点
S1,S2 接点

Claims (5)

  1. 矩形状に形成されたシート状基材の左右対称位置に、上下方向にそれぞれ切り込みを設けるとともに、該左右の切り込みの略中央を結ぶように中央切り込みを設け、前記左右の切り込みとシート状基材の左右辺との間に、シート状基材の上下辺と概ね平行な左右の山折線を、前記左右の切り込みの略中央を起点として設け、前記左右の切り込みの上下端部とシート状基材の上下辺との間に、それぞれ該シート状基材の上下辺の中央部分に向かって所定の角度をもって傾斜する上下の山折線を設けてなり、前記シート状基材における前記左右の切り込みと前記中央切り込みと前記上下の山折線で囲まれた上下の部分を物品支持パネルとし、前記左右の切り込みと前記上下の山折線と前記左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分を脚パネルとし、前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りしたことを特徴とする物品支持体。
  2. 矩形状に形成されたシート状基材の左右対称位置に、上下方向にそれぞれ切り込みを設け、前記左右の切り込み間の略中央を結ぶように中央谷折線を設け、前記左右の切り込みとシート状基材の左右辺との間に、シート状基材の上下辺と概ね平行な左右の山折線を前記中央谷折線の延長線上に設け、前記左右の切り込みの上下端部とシート状基材の上下辺との間に、それぞれ該シート状基材の上下辺の中央部分に向かって所定の角度をもって傾斜する上下の山折線を設けてなり、前記シート状基材における前記左右の切り込みと前記中央谷折線と前記上下の山折線で囲まれた上下の部分を物品支持パネルとし、前記左右の切り込みと前記上下の山折線と左右の山折線で仕切られたシート状基材の左右の部分を脚パネルとし、前記中央谷折線を谷折りし、前記上下の山折線を山折りするとともに、前記左右の山折線を山折りしたことを特徴とする物品支持体。
  3. 前記シート状基材に設けた左右の切り込みを、それぞれ中央方向に向かって凸となる山形とし、前記山形とした左右の切り込みで囲まれた部分を物品押さえパネルとしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の物品支持体。
  4. 前記シート状基材の左右辺は凹状に形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の物品支持体。
  5. 請求項1,2,3又は4に記載の1のシート状基材の上辺或いは下辺に、他のシート状基材の下辺或いは上辺を連接して設けてシート状基材群を構成し、前記隣接するシート状基材の連接部には、前記シート状基材の上下の山折線が前記シート状基材の上下辺と接する左右の接点間に山折線を設けるとともに、該接点の左右側に谷折線を設けてなり、前記左右の接点間の山折線を山折りするとともに、前記接点の左右側の谷折線を谷折りしたことを特徴とする物品支持体。
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