JP2007106248A - ステアリングホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステアリングの操作性を低下させることなく、衝撃吸収性を高めることができるステアリングホイールを提供する。
【解決手段】 ステアリングホイール1は、ステアリングリム11を備えており、ステアリングリム11の内側にはエアバッグモジュール12が設けられている。これらのステアリングリム11とエアバッグモジュール12とは、スポーク13によって接続されて固定されている。ステアリングリム11とエアバッグモジュール12との間の領域には、サブリム14が配設されている。ステアリングリム11およびサブリム14は、いずれも正面視した形状が円形状をなし、サブリム14は、ステアリングリム12よりも運転席側に突出する形状をなしている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両に取り付けられるステアリングホイールに関する。
車両の運転席には、操舵輪を作動させるために操作するステアリングホイールが設けられている。このステアリングホイールには、車両が衝突等した場合に、ドライバが当接することがあり、このときにドライバに与える影響を少なくするために、衝撃エネルギーを吸収することが求められている。このような衝撃エネルギーの吸収性に優れたステアリングホイールとして、特開2001−106091号公報に開示されたものがある。
このステアリングホイールは、ステアリングシャフトを連結するハブ部と、環状のリム部とを板状のスポーク部で連結し、このスポーク部に開口部を形成し、この開口部の周囲に沿って折曲部を有する幅狭部を形成したものである。このステアリングホイールでは、ステアリングホイールに乗員等が当接してスポーク部に沿って大きな圧縮荷重が掛かったに場合に、幅狭部が折曲で折曲することにより、スポーク部が座屈する。このスポーク部の座屈によって衝撃が吸収され、衝撃エネルギーの吸収性に優れたものとなる。
特開2001−106091号公報
上記特許文献1に開示されたステアリングホイールにより、衝撃エネルギーの吸収性を高めることができるものの、さらなる衝撃エネルギーの吸収性の向上が求められる。ここで、衝撃エネルギーの吸収性を高めるためには、たとえばステアリングホイールに接触する面圧を低くすることが考えられ、そのためにたとえばステアリングホイールのリムを太くすることが考えられる。ところが、ステアリングホイールのリムを太くすると、ステアリングの操作性が低下するという問題があった。
そこで、本発明の課題は、ステアリングの操作性を低下させることなく、衝撃吸収性を高めることができるステアリングホイールを提供することにある。
上記課題を解決した本発明に係るステアリングホイールは、操作用ステアリングリムと、操作用ステアリングリムの内側に配設されたボス部とを備えるステアリングホイールにおいて、操作用ステアリングリムの内側であり、かつボス部の外側の領域を囲む位置に衝撃吸収部材が配設されているものである。
本発明に係るステアリングホイールにおいては、操作用ステアリングリムと、その内側に配設されたボス部とを備えており、操作用ステアリングリムの内側であり、かつボス部の外側の領域を囲む位置に衝撃吸収部材が配設されている。この衝撃吸収部材により、ドライバ等に当接するステアリングホイールの表面積を広くすることができ、衝撃エネルギーの吸収性を高めることができる。また、操作用ステアリングリムとは別個に衝撃吸収部材を設けることから、ステアリングの操作性を低下させないようにすることができる。
ここで、衝撃吸収部材は、操作用ステアリングリムから所定の間隔を置いた位置に配置されている態様とすることができる。
このように、衝撃吸収部材が操作用ステアリングリムから所定の間隔を置いた位置に配置されていることにより、衝撃吸収部材が操作用ステアリングリムを握るドライバの邪魔にならないようにすることができる。したがって、さらにステアリングの操作性を低下させないようにすることができる。
また、操作用ステアリングリムの正面視形状が円形とされているとともに、衝撃吸収部材の正面視形状が円形とされている態様とすることもできる。
このように、操作用ステアリングリムの正面視形状が円形とされているとともに、衝撃吸収部材の正面視形状が円形とされていることにより、ドライバが操作用ステアリングリムを握りやすくすることができるとともに、衝撃吸収部材が操作用ステアリングリムを握るドライバの邪魔にならないようにすることができる。
さらに、衝撃吸収部材は、操作用ステアリングリムよりも小径のサブリムである態様とすることもできる。
このように、衝撃吸収部材は、操作用ステアリングリムよりも小径のサブリムであることにより、操作性の低下を招かないようにすることができるとともに、ドライバとの接触面性を十分に広くすることができる。したがって、衝撃エネルギーの吸収性を高めることができる。
本発明に係るステアリングホイールによれば、ステアリングの操作性を低下させることなく、衝撃吸収性を高めることができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態に係るステアリングホイールの斜視図、図2はステアリングホイールの正面図、図3はステアリングホイールの側面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態に係るステアリングホイール1は、車両に取り付けられるものであり、操作用ステアリングリム(以下「ステアリングリム」という)11を備えている。ステアリングリム11は、正面視した形状が円形をなし、また、その周方向の断面が円形をなしている。
また、ステアリングリム11の内側には、本発明のボス部となるエアバッグモジュール12が設けられている。エアバッグモジュール12には、車両が衝突等したときに展開するバッグやこのバッグを展開させるための圧縮ガスを噴出するインフレータが設けられている。エアバッグモジュール12の表面は、樹脂製とされており、エアバッグモジュール12のバッグが展開する際に、破られて内部のバッグが展開する。
さらに、エアバッグモジュール12は、スポーク13によってステアリングリム11に支持されている。スポーク13は、金属製であり板状をなしている。このスポーク13は、左右方向に延在する部位と上下方向に延在する部位とを備えており、左右方向に延在する部位によって側方からエアバッグモジュール12を支持するとともに、上下方向に延在する部位によって下方からエアバッグモジュール12を支持する。
また、ステアリングリム11の内側には、本発明の衝撃吸収部材であるサブリム14が設けられている。サブリム14は、正面視した形状がステアリングリム11よりも小径である円形をなしている。また、サブリム14は、エアバッグモジュール12を囲む位置に配置されており、スポーク13に固定されて支持されている。
さらに、サブリム14は、ステアリングリム11から所定の間隔を置いた位置に配置されている。本実施形態では5cm程度内側に配置されており、3〜10cm程度内側位置に配置される態様としてもよい。また、図3に示すように、サブリム14は、ステアリングリム11よりも運転席側(車両進行方向Fに対して後方)に突出して設けられている。さらに、サブリム14よりも内側に配置されているエアバッグモジュール12は、サブリム14よりも運転席側に突出して設けられている。
以上の構成を有する本実施形態に係るステアリングホイール1においては、通常の運転動作中、ドライバはステアリングホイール1におけるステアリングリム11を握って運転を行う。ここで、サブリム14は、ステアリングリム11から所定の距離を置いた位置に配置されているので、ドライバがステアリングリムを握るにあたり、サブリム14が邪魔にならないようにすることができる。
また、たとえば自動車が車外の障害物に正面側から衝突し、ドライバがステアリングホイール1に当接する状態となった場合でも、本実施形態に係るステアリングホイール1では、サブリム14が設けられていることから、ステアリングホイール1におけるドライバに当接する部分の表面積を大きくすることができる。このため、衝撃エネルギーの吸収性を高めることができる。
しかも、サブリム14を設けていることから、ドライバが運転時に握るステアリングリム11を太くすることなく、表面積を大きくすることができる。ステアリングリム11を太くすると、ドライバの操作性の低下を招くおそれがあるものの、ステアリングホイール1では、ステアリングリム11を太くする必要もないので、ステアリングホイール1の操作性の低下を招かないようにすることができる。
さらに、ステアリングリム11の正面視形状が円形とされているとともに、サブリム14の正面視形状が円形とされている。このため、ドライバがステアリングリム11を握りやすくすることができるとともに、サブリム14がステアリングリム11を握るドライバの邪魔にならないようにすることができる。
他方、本実施形態に係るステアリングホイール1では、ステアリングリム11よりも小径のサブリム14が、ステアリングリム11よりも運転席側にわずかに突出している。このため、ドライバがステアリングホイール1に当接する際に、ステアリングリム11とサブリム14に確実に当接するようになり、接触面積を確保することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、上記実施形態ではサブリム14がステアリングリム11よりも運転席側に突出するように配置されているが、サブリム14がステアリングリム11とが、運転席側に対してほぼ同じ位置であったり、ステアリングリム11の方が突出していたりする態様とすることもできる。
また、上記実施形態では、エアバッグモジュール12が設けられたステアリングホイール1としているが、エアバッグモジュールが設けられていない態様とすることもできる。さらに、上記実施形態では、サブリム14が正面視して円形をなしているが、円形以外の形状でもよく、あるいは複数のサブリムが設けられている態様とすることもできる。
本発明の実施形態に係るステアリングホイールの斜視図である。 本発明の実施形態に係るステアリングホイールの正面図である。 本発明の実施形態に係るステアリングホイールの側面図である。
符号の説明
1…ステアリングホイール、11…ステアリングリム、12…エアバッグモジュール、13…スポーク、14…サブリム。

Claims (4)

  1. 操作用ステアリングリムと、前記操作用ステアリングリムの内側に配設されたボス部とを備えるステアリングホイールにおいて、
    前記操作用ステアリングリムの内側であり、かつ前記ボス部の外側の領域を囲む位置に衝撃吸収部材が配設されていることを特徴とするステアリングホイール。
  2. 前記衝撃吸収部材は、前記操作用ステアリングリムから所定の間隔を置いた位置に配置されている請求項1に記載のステアリングホイール。
  3. 前記操作用ステアリングリムの正面視形状が円形とされているとともに、
    前記衝撃吸収部材の正面視形状が円形とされている請求項2に記載のステアリングホイール。
  4. 前記衝撃吸収部材は、前記操作用ステアリングリムよりも小径のサブリムである請求項2または請求項3に記載のステアリングホイール。
JP2005299003A 2005-10-13 2005-10-13 ステアリングホイール Pending JP2007106248A (ja)

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