JP2007103646A - 半導体装置 - Google Patents

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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

【目的】寄生pnpトランジスタによる有害な寄生電流を低減すると共に、ハイサイド側トランジスタにIGBT構造を内在させない構成とすることにより、発熱が少なく、熱破壊が起きにくい半導体装置の提供。
【構成】p形半導体基板1表面に、それぞれ離間する第1p領域2とnウエル領域3と、該nウエル領域3の表面層にそれぞれ離間する第2p領域14と第3p領域6とp領域4と、該p領域4の表面層に配置される第4p領域7と、前記第2p領域14と前記第3p領域6に挟まれる第1n領域5を備え、前記第1p領域2表面に接するGND8と、前記第3p領域6と前記p領域4に挟まれた前記nウエル領域3表面に絶縁膜を介して配置されるゲート電極11と、前記第2p領域14と前記第3p領域6と前記第1n領域5とに共通に接するVDH9と、前記第4p領域7表面に接するDO10とで構成される高電位側MOSFETを備える半導体装置とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラズマディスプレイなどを駆動するプッシュプル型出力回路などが集積されたパワー集積回路などの半導体装置に関する。
図4は、プラズマ表示パネル駆動用ICの一例で、一ドット当たりの出力回路を示す。表示セルである放電管53の両端にプッシュプル型ドライバICを構成するデータドライバIC51(鎖線で示す枠内)の出力端子DOとスキャンドライバIC52(鎖線で示す枠内)の出力端子DOとがそれぞれ接続されている。各ドライバIC51、52の出力回路は、nチャネルMOSFETを直列に接続したプッシュプル型となっていて、出力端子DOはこれら直列接続された二つのMOSFET(N1とN2、N3とN4)の間からそれぞれ取り出されている。電源54、55の高電位端子(電源端子:VDH)に接続される素子をハイサイド素子(半導体装置)(ここではN2とD2およびN4とD4を指す)、電源54、55の低電位端子(グランド端子:GND)側に接続される素子をローサイド素子(ここではN1とD1およびN3とD3を指す)とそれぞれ呼ぶ。図4に示すように、データドライバIC51では、ハイサイドトランジスタN2とローサイドトランジスタN1に、それぞれハイサイドダイオードD2、ローサイドダイオードD1が並列接続される構成となっている。スキャンドライバIC52でも同様に、ハイサイドトランジスタN4とローサイドトランジスタN3にそれぞれハイサイドダイオードD4、ローサイドダイオードD3が並列接続されている。前記図4において並列に接続される前記ダイオードD2、D1、D4、D3は、素子(半導体装置)としての観点から見ると、それぞれ前記トランジスタ素子に内在する寄生pnダイオードである。
制御回路56、57からの信号によりハイサイドトランジスタN2、N4とローサイドトランジスタN1、N3をオン・オフすることにより、出力端子DOの電位を制御して、表示セル53を充放電し、発光させる方式が一般的である。
図5は前記データドライバIC51の出力部のハイサイドトランジスタN2(PMOS)とローサイドトランジスタN1(NMOS)とをCMOS構造で構成した場合の半導体基板の概略断面図である。このCMOS構造でも寄生ダイオードD2とD1が含まれる。それらの寄生ダイオードをダイオード記号で図5に示した。なお、以下の説明において、n、pを冠した層、領域等はそれぞれ、電子、正孔を多数キャリアとする層、領域を意味することとする。
通常、CMOS構造(Complimenntary MOSFETのことで、pチャネルMOSFETとnチャネルMOSFETで構成される構造)の形成方法は、p形半導体基板101の表面層にnウェル領域102を形成し、nウェル領域102の表面層にpソース領域103とpドレイン領域104とを形成し、pソース領域103と接するようにn領域105を形成し、pソース領域103とpドレイン領域104に挟まれたnウェル領域102上にゲート絶縁膜106を介してゲート電極107が形成され、pソース領域103上とn領域105上にソース電極108が形成され、pドレイン領域104上にドレイン電極109が形成され、pチャネル型のハイサイドトランジスタN2が形成される。一方、p形半導体基板101の表面層にnソース領域110とnドレイン領域111が形成され、nソース領域110に接してp領域112が形成され、nソース領域110とnドレイン領域111とに挟まれたp形半導体基板101上にゲート絶縁膜113を介してゲート電極114が形成され、nソース領域110上とp領域112上にソース電極115が形成され、pドレイン領域111上にドレイン電極116が形成されて、nチャネル型のローサイドトランジスタN1が形成される。また、ハイサイドトランジスタN2のソース電極108は電源(高電位端子)VDHに接続され、ハイサイドトランジスタN2のドレイン電極109とローサイドトランジスタN1のドレイン電極116とは互いに出力端子DOに接続され、ローサイドトランジスタN1のソース電極115はグランド(低電位)端子GNDに接続される。
一方、図5に示すように、このCMOS構造では、出力端子DOとグランド端子GNDとの間にp形半導体基板101とnドレイン領域111とで並列ダイオードD1が形成され、出力端子DOと電源端子VDHとの間にnウェル領域102とpドレイン領域104とでやはり並列ダイオードD2が形成され、グランド端子GNDと、出力端子DOが接続されるハイサイドトランジスタN2との間に、pドレイン領域104、nウェル領域102、p形半導体基板101とにより、有害な寄生効果を伴う、寄生pnpトランジスタT1が形成されるという問題がある。
この寄生効果の問題点について、詳細に説明する。図6は図4の片方のドライバIC回路51を示し、実際には、ハイサイドダイオードD2にさらに寄生pnpトランジスタT1が接続されていることを等価回路により示す。寄生pnpトランジスタT1のエミッタとベースはハイサイドダイオードD2と並列に点線で示すように接続される。図4で示すデータドライバIC51とスキャンドライバIC52のそれぞれの出力端子DOは放電管53に接続され、電気的に容量結合されている。そのため、放電管53の充放電のタイミングによっては、出力端子DOの電位は電源端子VDHより高電位となる場合もあり、その場合には図6で示すように出力端子DOからハイサイドダイオードD2を経由して電源端子VDHに電流Idが流れる。
このように、データドライバIC51では出力端子DOの電位が電源端子VDHより高くなった場合、出力端子DOから電源端子VDHにハイサイドダイオードD2を介して電流Idが流れる。ところが、この電流Idの一部が寄生pnpトランジスタT1のベース電流となり寄生pnpトランジスタT1のコレクタ電流はこのベース電流に寄生pnpトランジスタT1の電流増幅率を乗じた大きな値となり、このコレクタ電流がグランド端子側に寄生電流Ilとなって流出することになる。この寄生電流Ilが大きいと、消費電力が増大して、データドライバIC51が発熱する。またこの寄生電流Ilが過大になるとデータドライバIC51が破壊する場合も生じるのである。このことが前述した有害な寄生効果を伴う寄生トランジスタによる問題点の詳細である。以上説明した問題点はスキャンドライバIC52でも全く同様に見られる。
一方、このような問題点の解消を計った発明として、図7(特許文献1に記載の図3に相当)に示すような構造とすることにより、前記寄生トランジスタT1の電流I1による発熱や、熱破壊を抑制する発明が知られている(特許文献1−要約、0016欄)。前記図7に示される発明の半導体装置の構造は、前記特許文献1の記載によれば、寄生pnダイオードD2と前述の寄生pnpトランジスタT1に対して、特許文献1の発明の特徴部分である、出力端子DO側に接続されるp領域24の表面に、さらに第2n領域26を付加することにより、前記寄生pnpトランジスタT1のベースとコレクタを短絡するように、第2n領域26、p領域24およびnウェル領域23で付加npnトランジスタT2を形成したものである。そのため、プッシュプル型出力回路の電源の高電位端子VDHより出力端子DOの電位が高い場合、寄生pnpトランジスタT1に寄生電流I1が流れようとしても、寄生pnpトランジスタT1のベース電流が付加npnトランジスタのコレクタ電流として吸い取られ、ベース電流が減少することにより、寄生電流I1が抑制される効果を有するのである。また、見方を変えると寄生pnpトランジスタT1のエミッタ注入効率を付加npnトランジスタT2で抑えて、結果として寄生トランジスタT1の電流増幅率を低下させて電流を抑制するとも言える。これらのことにより、寄生pnpトランジスタT1を流れる寄生電流I1は従来の構造に対して1/10〜1/20に減少し、シリコンチップの発熱は抑制される。
特開平10−173068号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の発明によれば、出力端子DO側のp領域24に第2n領域26が設けられるので、p領域27、nウエル領域23、p領域24、第2n領域26がハイサイド(高電位側)トランジスタに寄生するIGBTとして構成される結果、出力電流が大きくなると、トランジスタT2の電流の一部はp領域24、n領域23、p領域27からなるトランジスタのベース電流として流れ込み増幅されるため、ラッチアップ破壊に至る可能性が生じるという問題のあることが分かった。
本発明は、以上述べた点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、前記問題点を解消して、寄生pnpトランジスタによる有害な寄生電流を低減すると共に、ハイサイド側トランジスタにIGBT構造を内在させない構成とすることにより、発熱が少なく、熱破壊が起きにくい半導体装置を提供することにある。
特許請求の範囲の請求項1記載の本発明によれば、第1導電形半導体基板(p形シリコン基板1)表面に、それぞれ選択的に離間して配置される第1導電形の第1領域(第1p領域2)と第2導電形の第2領域(nウエル領域3)と、該第2領域の表面層にそれぞれ選択的に離間して配置される第1導電形の第3領域(第2p領域14)と第1導電形の第4領域(第3p領域6)と第1導電形の第5領域(p領域4)と、該第5領域(4)の表面層に配置される第1導電形の第6領域(第4p領域7)と、前記第3領域(14)と前記第4領域(6)に挟まれる第2導電形の第7領域(第1n領域5)を備え、前記第1領域(2)に接するグランド端子側電極(8)と、前記第4領域(6)と前記第5領域(4)に挟まれた前記第2領域(3)表面に絶縁膜を介して配置されるゲート電極(11)と、前記第3領域(14)と前記第4領域(6)と前記第7領域(5)とに共通に接する高電位端子側電極(9)と、前記第6領域(7)に接する出力端子側電極(10)とで構成される高電位側MOSFETを備える半導体装置とすることにより、前記本発明の目的は達成される。
特許請求の範囲の請求項2記載の本発明によれば、第1導電形半導体基板(1)表面に、それぞれ選択的に離間して配置される第1導電形の第1領域(2)と第2導電形の第2領域(3)と、第2領域の表面層にそれぞれ選択的に離間して配置される第1導電形の第4領域(6)と第1導電形の第5領域(4)と、該第5領域(4)の表面層に配置される第1導電形の第6領域(7)と、前記第4領域(6)に対向する前記第5領域(4)とは反対側の前記第2領域(3)の表面層に第2導電形の第7領域(5)を備え、前記第1領域(2)に接するグランド端子側電極(8)と、前記第4領域(6)と前記第5領域(4)とに挟まれた前記第2領域(3)表面に絶縁膜を介して配置されるゲート電極(11)と、前記第4領域(6)、前記第7領域(5)に共通に接する高電位端子側電極(9)と、前記第6領域に接する出力端子側電極(10)とを備え、前記第1領域(2)と前記第7領域(15)に挟まれた前記第2領域(3)の表面から前記第2領域(3)の下側の前記半導体基板に届くトレンチ(12)を有し、該トレンチ(12)が誘電体で充填されている高電位側MOSFETを備える半導体装置とすることにより、前記本発明の目的は達成される。
特許請求の範囲の請求項3記載の本発明によれば、前記トレンチ(12)と前記第7領域(5)との間の前記第2領域(3)に前記トレンチ(12)側壁に隣接して配置され、前記高電位端子側電極(9)と接する第8領域(13)を有する特許請求の範囲の請求項2記載の半導体装置とすることが好ましい。
本発明によれば、前記問題点を解消して、寄生pnpトランジスタによる有害な寄生電流を低減すると共に、ハイサイド側トランジスタにIGBT構造を内在させない構成とすることにより、発熱が少なく、熱破壊が起きにくい半導体装置を提供することができる。
言い換えると、この発明によれば、ハイサイドトランジスタをpチャネルMOSFETで形成した場合、このpチャネルMOSFETのpドレインはそのままで、nソース領域に短絡するようにn領域を設けてこれら領域に共通に接する電極を形成することで、付加pnpトランジスタT2を形成して、寄生pnpトランジスタT1の寄生電流の減少を図ることにより、寄生IGBTを内在させることなく、発熱が少なく、熱破壊の惧れの少ない半導体装置とするものである。
[実施例1]
図1はこの発明の半導体装置にかかる第1実施例の半導体基板の要部断面図である。図1に示す半導体基板から基板上の電極などを除いて上面から見た要部平面図を図8に示す。図8のA−A’線で示す部分の断面が図1の断面図に対応する。同一符号は同一相当個所を示す。この図はプッシュプル型出力回路を集積する半導体装置のハイサイドトランジスタ(前記N2)と並列に形成されるハイサイドダイオード(寄生ダイオードD2)部の断面図を示す。p形シリコン基板1の表面層に第1p領域2と第1p領域2と離れてp形シリコン基板1の表面層にnウエル領域3を備え、nウエル領域3の表面層に第2p領域14と第3p領域6とp領域4とをそれぞれ離間して有し、第2p領域14と第3p領域6の間に第1n領域5が両領域のそれぞれ接して挟まれるように配置される。p領域4の表面層に第4p領域7を有する。第1p領域2上に第1金属配線8を、第3p領域6と第1n領域5と第2p領域14の表面上に共通の第2金属配線9を、第4p領域7上に第3金属配線10をそれぞれ備える。さらに第3p領域6上とp領域4の間のnウエル領域3の表面層にゲート酸化膜を介してゲート電極11を備えることにより、p領域4と第4p領域7および前記第1n領域5と第3p領域6と第2p領域14とをそれぞれドレインまたはソース領域とするpチャネルMOSFET(前記N2に相当する)を構成する。
プッシュプル型出力回路の電源の低電位端子GNDと第1金属配線8とが接続され、電源の高電位端子VDHと第2金属配線9とが接続され、出力端子DOと第3金属配線10とが接続される。この構造では、図1において、内在するデバイスを等価回路で示したように、p領域4とnウェル領域3とで形成される寄生pnダイオードD2(寄生という意味は他の領域を形成される時に同時に形成されることから付けられた。実回路では積極的に電流を流すダイオードで回路的には必須のダイオードである)と同時にp領域4とnウェル領域3およびp形シリコン基板1で形成される寄生pnpトランジスタT1(このトランジスタは不要のトランジスタで文字通り寄生のダイオードである)が存在し、さらに、この寄生pnpトランジスタT1のベースとコレクタを短絡するように、第2p領域14、p領域4およびnウェル領域3で付加pnpトランジスタT2が形成される。そのため、プッシュプル型出力回路の電源の高電位端子VDHより出力端子DOの電位が高くなると、寄生pnpトランジスタT1に寄生電流Ilが流れる。しかし、付加pnpトランジスタT2を形成することで、寄生pnpトランジスタT1のコレクタ電流が付加pnpトランジスタT2に一部流され、寄生pnpトランジスタT1のコレクタ電流が減少する。また、見方を変えると寄生pnpトランジスタT1のベース電流を付加npnトランジスタT2で抑えて、結果として電流増幅率が低下するともいえる。これらのことにより、寄生pnpトランジスタT1を通って流れる出力端子DOから低電位端子GNDに流れる寄生電流Ilは従来の構造に対して1/2に減少し、シリコンチップの発熱は抑制される。
また、以上説明した半導体装置によれば、従来のように寄生IGBTを構成しないので、出力電流が大きくなった場合でも、ラッチアップ破壊を起こす惧れは小さい。
ここではプッシュプル型出力回路を集積する半導体装置を例にとって説明したが、それ以外のパワーIC(集積回路)を形成する際、同時に作り込まれる寄生ダイオードを有する半導体装置にも当てはまる。
[実施例2]
図2はこの発明の半導体装置にかかる第2実施例の半導体基板の要部断面図である。図1との違いはpチャネルMOSFETのソース領域とGND端子に接続されている第1p領域2との間に、p型シリコン基板1に達するトレンチ12を備えていることである。トレンチ12には絶縁性ポリシリコンまたはTEOS酸化膜などが充填される。このようなトレンチ12を形成することで、前記図1に内在した横方向の寄生pnpトランジスタT1の形成が妨げられるので、前記図6記載の寄生電流I1を低減することができる。トレンチ12の深さは図1ではnウエル領域3内とされているが、p型シリコン基板1に達していてもよい。トレンチ12の深さは浅くなると、加工技術的には容易であるが、前記寄生電流I1の低減効果は小さくなる。
[実施例3]
図3はこの発明の半導体装置にかかる第3実施例の半導体基板の要部断面図である。図2との違いはトレンチ12の側壁に第5p領域13を形成したことである。p領域13の形成は、トレンチ12の形成後、トレンチの側壁にボロンのイオン注入を注入角度を傾斜させて行う。p領域(第8領域)13を形成することにより、さらに寄生トランジスタT1のコレクタ電流を付加トランジスタT2により引き抜きやすくなるので、寄生電流I1をさらに低減することができる。
この発明の第1実施例にかかる半導体基板の要部断面図、 この発明の第2実施例にかかる半導体基板の要部断面図、 この発明の第3実施例にかかる半導体基板の要部断面図、 プラズマ表示パネル駆動用ICの例で、一ドット当たりの出力回路を示すプッシュプル回路図、 データドライバIC51をCMOS構造で構成した半導体基板の概略断面図、 従来構造でハイサイドトランジスタに内在する寄生ダイオードと寄生pnpトランジスタを示す等価回路図、 従来構造の半導体基板の要部断面図である。 この発明の第1実施例にかかる半導体基板の要部平面図、
符号の説明
1、21 p形シリコン基板 2 第1p領域
3、23 nウェル領域 4、24 p領域
5、25 第1n領域 6、27 第3p領域
7 第4p領域 8 第1金属配線
9 第2金属配線 10 第3金属配線
11 ゲート電極 12 トレンチ
13 p領域 14 第2p領域
51 データドライバIC 52 スキャンドライバIC
53 放電管 54 電源
55 電源 56 制御回路
57 制御回路 101 p形半導体基板
102 nウェル領域 103 pソース領域
104 pドレイン領域 105 n領域
106 ゲート絶縁膜 107 ゲート電極
108 ソース電極 109 ドレイン電極
110 nソース領域 111 nドレイン領域
112 p領域 113 ゲート絶縁膜
114 ゲート電極 115 ソース電極
116 ドレイン電極 GND グランド端子
DO 出力端子 VDH 電源端子
T1 寄生pnpトランジスタ
T2 付加npnトランジスタ
Il 寄生電流
D1 ローサイドダイオード
D2 ハイサイドダイオード
D3 ローサイドダイオード
D4 ハイサイドダイオード
N1 ローサイドトランジスタ
N2 ハイサイドトランジスタ
N3 ローサイドトランジスタ
N4 ハイサイドトランジスタ。

Claims (3)

  1. 第1導電形半導体基板表面に、それぞれ選択的に離間して配置される第1導電形の第1領域と第2導電形の第2領域と、該第2領域の表面層にそれぞれ選択的に離間して配置される第1導電形の第3領域と第1導電形の第4領域と第1導電形の第5領域と、該第5領域の表面層に配置される第1導電形の第6領域と、前記第3領域と前記第4領域に挟まれる第2導電形の第7領域を備え、前記第1領域に接するグランド端子側電極と、前記第4領域と前記第5領域に挟まれた前記第2領域表面に絶縁膜を介して配置されるゲート電極と、前記第3領域と前記第4領域と前記第7領域とに共通に接する高電位端子側電極と、前記第6領域に接する出力端子側電極とで構成される高電位側MOSFETを備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 第1導電形半導体基板表面に、それぞれ選択的に離間して配置される第1導電形の第1領域と第2導電形の第2領域と、第2領域の表面層にそれぞれ選択的に離間して配置される第1導電形の第4領域と第1導電形の第5領域と、該第5領域の表面層に配置される第1導電形の第6領域と、前記第4領域に対向する前記第5領域とは反対側の前記第2領域の表面層に接する第2導電形の第7領域を備え、前記第1領域に接するグランド端子側電極と、前記第4領域と前記第5領域とに挟まれた前記第2領域表面に絶縁膜を介して配置されるゲート電極と、前記第4領域、前記第7領域に共通に接する高電位端子側電極と、前記第6領域に接する出力端子側電極とを備え、前記第1領域と前記第7領域に挟まれた前記第2領域の表面から前記第2領域の下側の前記半導体基板に届くトレンチを有し、該トレンチが誘電体で充填されている高電位側MOSFETを備えることを特徴とする半導体装置。
  3. 前記トレンチと前記第7領域との間の前記第2領域に前記トレンチ側壁に隣接して配置され、前記高電位端子側電極と接する第8領域を有することを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
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