JP2007101836A - プロジェクタ装置 - Google Patents

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JP2007101836A JP2005290808A JP2005290808A JP2007101836A JP 2007101836 A JP2007101836 A JP 2007101836A JP 2005290808 A JP2005290808 A JP 2005290808A JP 2005290808 A JP2005290808 A JP 2005290808A JP 2007101836 A JP2007101836 A JP 2007101836A
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亮二 羯磨
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Abstract

【課題】室内の特定位置に設置されたスクリーンに画像を投射することができ、スクリ
ーンに距離検出のための装置を設ける必要がなく、セットアップが簡単なプロジェクタを
提供すること。
【解決手段】プロジェクタ10から壁WA1までの距離D1,D3、傾き角α等を利用
してプロジェクタ10の部屋RM内における座標が分かり、投射方位DRを算出すること
ができるので、プロジェクタ10をスクリーンSCに対して正確に正対させることができ
る。この場合、回路装置17の画像処理部81に設けた補正部81aによって縦方向に関
する台形補正を行うことにより、スクリーンSCのうちプロジェクタ10から離れた領域
で画像が縦方向に伸びる現象を回避できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋内に移動可能に設置され、スクリーンに画像を投射するプロジェクタ装置
に関する。
従来のプロジェクタとして、プロジェクタとスクリーンとに距離計測用の交信機を設け
てこれらの相対距離を検出し、この相対距離に基づいてレンズシフト、電動フォーカス等
を制御することによって、投射像の有効領域をスクリーンの有効領域に近づけるものが存
在する(特許文献1参照)。
また、別のプロジェクタとして、画像を投射する投射機構部と、投射機構部を方位調整
可能に支持する支持機構部とを備え、投射機構部の角度に応じて台形歪みの補正を行うも
のが存在する(特許文献2参照)。
特開2004−341029号公報 特開2004−77545号公報
しかし、前者のプロジェクタでは、プロジェクタとスクリーンとに距離検出用の交信機
を設けており、スクリーン側に設けた交信機が視聴の妨げとなる場合がある。
また、後者のプロジェクタでは、四方の壁面のいずれかに定めた投射位置に応じて台形
補正できるだけであり、室内に配置された特定のスクリーンに一致するように狙いを定め
て投射像を形成することができない。
なお、スクリーンにマークを投影して読み込んだ画像から位置決めや台形補正を行うこ
とも考えられるが、画面位置の検出が困難であり、また、ランプの動作が安定し投影が開
始されるまでの起動直後においてスクリーン上の投影位置を検出することができないので
、セットアップに時間を要する。
そこで、本発明は、室内の特定位置に設置されたスクリーンに画像を投射することがで
き、スクリーンに距離検出のための装置を設ける必要がなく、セットアップが簡単なプロ
ジェクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るプロジェクタは、(a)部屋の形状及びサイズ
に関する部屋情報と、当該部屋中におけるスクリーンの位置情報とを記憶する記憶手段と
、(b)画像形成及び画像投射用の映像光学装置と、(c)複数の測距センサを含み、映
像光学装置による投射の基準位置を計測する計測装置と、(d)映像光学装置による投射
方位を調節する駆動装置とを備える。
上記プロジェクタでは、記憶手段が部屋中におけるスクリーンの位置情報を記憶してい
るので、計測装置が部屋内における投射の基準位置を計測するだけで、映像光学装置に対
するスクリーンの方位と距離とを特定することができる。このようなスクリーンの方位等
を含む情報は、駆動装置が映像光学装置を駆動することによって映像光学装置による投射
方位を調節する際に活用される。これにより、プロジェクタを部屋内のどこに配置しても
、スクリーンに向けて適切な画像を投射することができる。
本発明の具体的な態様又は観点によれば、上記プロジェクタにおいて、複数の測距セン
サのうち少なくとも2つは、同一方向に関してそれぞれ位置計測を行う。この場合、映像
光学装置の部屋内の壁面に対する傾きを決定することができる。なお、測距センサによっ
て位置計測を行う方向については、これを水平面内に設定することで、位置計測やその後
の演算処理が間に迅速となる。
本発明の別の態様によれば、同一方向に関して位置計測を行う複数の測距センサが、面
する方向を一致させて配置される。この場合、部屋内の特定壁面に対する映像光学装置の
傾きを直接的に決定することができる。
本発明の別の態様によれば、複数の測距センサのうち少なくとも2つが、異なる方向に
向かってそれぞれ位置計測を行う。この場合、異なる方向の設定により、映像光学装置の
部屋内の複数の壁面に対する位置すなわち室内の2次元的な位置等を決定することができ
る。
本発明のさらに別の態様によれば、駆動装置が、映像光学装置の姿勢を調節する。具体
的には、例えば映像光学装置を例えば鉛直軸のまわりに回転させる。この場合、駆動装置
によって映像光学装置を簡易・確実にスクリーンに向けることができる。
本発明のさらに別の態様によれば、駆動装置が、映像光学装置に設けた投射光学系の少
なくとも一部の配置を調整する。この場合、映像光学装置自体の姿勢を変更することなく
、投射光学系の一部等の配置調整によってスクリーンに向けて画像を投射することができ
る。
本発明のさらに別の態様によれば、複数の測距センサ、映像光学装置を含む本体部分に
対して着脱自在に固定されており、本体部分の異なる箇所に付け替え可能である。この場
合、使用しない測距センサを本体部分から取り外すことができ、また、単一の測距センサ
を複数方向の測距に用いることができる。
本発明のさらに別の態様によれば、測距センサは、壁側に固定されて映像光学装置まで
の距離を計測するセンサ部分を有する。この場合、壁側にも測距の機能を持つ部分を設け
ることができ、測距の精度を高めることができる。
本発明のさらに別の態様によれば、記憶手段が、複数の部屋情報又はスクリーンについ
ての複数の位置情報を記憶している。この場合、部屋やスクリーンを変えてプロジェクタ
による投射対象を変更する場合にも、簡単に対応することができ、プロジェクタの使い易
さが増す。
本発明のさらに別の態様によれば、投影光学装置が、スクリーンに投射される投射像の
ズーム、フォーカス、台形補正、及びレンズシフトを利用したアオリの少なくとも1つに
関する調節が可能であり、駆動装置が、投射基準位置とスクリーンの位置情報とに基づい
て投影光学装置を動作させて、ズーム、フォーカス、台形補正、及びアオリの少なくとも
1つの調節を行う。この場合、スクリーンに投射される投射像の適切な補正・調整が可能
になり、ユーザは、適切に調整された投射像を見ることができる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタを概念的に説明するブロック図であ
る。このプロジェクタ10は、光学エンジンユニットとも呼ばれる主光学装置11と、ラ
ンプ光源等に電力を供給する電源装置14と、ランプ光源等を空冷するための冷却ファン
ユニット15と、装置全体の動作を制御するための回路装置17と、装置全体を覆う外装
ケース19と、外装ケース19を下部で支持して外装ケース19すなわち主光学装置11
の姿勢を調節する姿勢調節装置20とを備える。なお、回路装置17は、プリント基板上
に搭載された電子部品からなり、外装ケース19内の適所に収められるものであるが、図
面では便宜上外装ケース19外に表示している。
このうち、主光学装置11は、画像形成及び画像投射用の映像光学装置として機能し、
光源光を均一化した照明光を発生する光源装置30と、光源装置30を経た照明光を赤・
緑・青の3色に分割する分割照明系40と、分割照明系40から射出された各色の照明光
によって照明される光変調部50と、光変調部50を経た各色の変調光を合成するクロス
ダイクロイックプリズム60と、クロスダイクロイックプリズム60から射出された像光
をスクリーン(不図示)に投射する投射レンズ70とを備える。これらの光源装置30、
分割照明系40、光変調部50、クロスダイクロイックプリズム60、及び投射レンズ7
0は、遮光性を有するケース部材11a中に略全体が収納されている。
ここで、光源装置30は、平行な光源光束を形成するためのランプ及び凹面鏡からなる
ランプ部31と、ランプ部31から射出された光源光を均一な照明光とするとともに照明
光を所定の偏光成分に変換する均一化光学系33とを備える。
分割照明系40は、各色の照明光を形成する色分離光学系であり、第1及び第2ダイク
ロイックミラー41a,41bと、反射ミラー42a,42b,42cとを備える。この
分割照明系40は、均一化光学系33を経た照明光を赤色光、青色光、及び緑色光の3つ
の光束に分離する。すなわち、第1ダイクロイックミラー41aは、赤・青・緑(R・G
・B)の3色のうち赤色光LRを反射し、青色光LBと緑色光LGとを透過させる。また
、第2ダイクロイックミラー41bは、入射した青色光LB及び緑色光LGのうち青色光
LBを反射し緑色光LGを透過させる。
光変調部50は、3色の照明光LR,LB,LGがそれぞれ入射する3つの液晶ライト
バルブ51r,51b,51gを備える。各液晶ライトバルブ51r,51b,51gは
、液晶パネル(液晶表示パネル)と、これを挟む一対の偏光フィルタとで構成される。こ
の光変調部50において、赤色光LRは、液晶ライトバルブ51rの画像形成領域に入射
し、青色光LBは、液晶ライトバルブ51bの画像形成領域に入射し、緑色光LGは、液
晶ライトバルブ51gの画像形成領域に入射する。各液晶ライトバルブ51r,51b,
51gは、入射した照明光に対してその偏光方向の空間的分布を変化させる。つまり、各
液晶ライトバルブ51r,51b,51gにそれぞれ入射した各色光LR,LB,LGは
、各液晶ライトバルブ51r,51b,51gに電気的信号として入力された駆動信号或
いは制御信号に応じて、画素単位で偏光状態が調整され、不図示の偏光フィルタの通過に
伴って画素単位で強度変調される。
クロスダイクロイックプリズム60は、カラー画像を合成するための光合成光学系であ
り、その内部には、赤色光反射用の第1ダイクロイック膜61と、緑色光反射用の第2ダ
イクロイック膜62とが、X字状に配置されている。このクロスダイクロイックプリズム
60は、液晶ライトバルブ51rからの赤色光LRを第1ダイクロイック膜61で反射し
、液晶ライトバルブ51bからの青色光LBを両ダイクロイック膜61,62を介して直
進させ、液晶ライトバルブ51gからの緑色光LGを第2ダイクロイック膜62で反射す
る。
このようにクロスダイクロイックプリズム60で合成された像光は、投射光学系である
投射レンズ70を経て、適当な拡大率でスクリーン(不図示)にカラー画像として投射さ
れる。
投射レンズ70は、投射レンズを構成するレンズ要素を光軸OAに垂直な方向に任意量
だけ移動させるレンズシフト駆動機構71と、投射レンズを構成する一部レンズ要素を光
軸OAに平行な方向に任意量だけ移動させるズーム・フォーカス駆動機構73とを備える
。前者のレンズシフト駆動機構71は、投射レンズ70を光軸OAに垂直に移動させるこ
とによって投射像のアオリ調整を行う。つまり、レンズシフト駆動機構71を適宜動作さ
せることによって、主光学装置11自体の姿勢を変更することなく、主光学装置11によ
る投射方位を光軸OAから所定角度それた任意の方向に設定することができる。この際、
光軸OAに対する投射方位の傾き角に応じて光学的台形補正がかかるので、光軸OAに垂
直な壁面上のスクリーンに台形歪の無い画像を投射することができる。なお、レンズシフ
ト駆動機構71は、投射レンズ70を水平方向(紙面に平行)に移動させる水平アオリ調
整と、投射レンズ70を垂直方向(紙面に垂直)に移動させる垂直アオリ調整とが可能で
ある。一方、後者のズーム・フォーカス駆動機構73は、投射レンズ70の一部レンズ要
素を光軸OAに垂直に移動させることによって投射像のズーム調整(倍率調整)やフォー
カス調整を行う。つまり、レンズシフト駆動機構71を適宜動作させることによって、投
射像をスクリーン中にぴったり収めるような投影倍率に設定することができ、同時にスク
リーン上の投射像のピント状態を適切に調整することができる。
回路装置17は、ビデオ信号等の外部画像信号が入力される画像処理部81と、画像処
理部81の出力に基づいて各液晶ライトバルブ51r,51b,51gを駆動するライト
バルブ駆動部82と、3つの測距センサ91a,91b,91cを駆動して距離データを
収集するセンサ駆動部83と、投射レンズ70の投射像についてアオリ調整や倍率調整を
行うための駆動信号を生成するレンズ駆動部85と、後述する姿勢調節装置20に駆動信
号を出力して主光学装置11を内蔵する外装ケース19を水平面内で回転させたり鉛直方
向の仰角を変化させたりする姿勢装置駆動部87と、これらの回路部分81,83,85
,86等の動作を統括的に制御する主制御部88とを備える。
回路装置17において、画像処理部81は、入力された外部画像信号に対して適宜補正
を行う補正部81aを備える。補正部81aは、主制御部88からの指令に基づいて、外
部画像信号に対して歪補正や色補正等の各種画像処理を行う。例えば、主制御部88から
画像処理部81に対して台形補正のコマンドが出力されている場合、画像信号に対して台
形補正処理(所謂キーストーン補正処理)を施す。具体的には、矩形輪郭の画像を上下の
辺の長さが異なる横方向に変形した台形画像に変換する画像処理、矩形輪郭の画像を左右
の辺の長さが異なる縦方向に変形した台形画像に変換する画像処理、さらに、これらを組
み合わせた画像処理が行われる。その他、補正部81aは、様々な歪補正、諧調補正、色
補正等を行うことができる。
ライトバルブ駆動部82は、画像処理部81から出力された画像処理後の画像信号に基
づいて各液晶ライトバルブ51r,51b,51gの状態を調節する駆動信号を発生する
。これにより、画像処理部81から入力された画像信号に対応して、液晶パネル及びこれ
らに付随する偏光板からなる液晶ライトバルブ51r,51b,51gにおいて、透過率
分布としての画像を形成することができる。
センサ駆動部83は、測距センサ91a,91b,91cとともに計測装置として機能
する。すなわち、センサ駆動部83は、測距センサ91a,91b,91cを利用してプ
ロジェクタ10が配置される室内の壁面からの距離や壁面に対する傾きを検出する。セン
サ駆動部83に駆動される測距センサ91a,91b,91cは、例えば壁画像を取り込
む際の視差を検出することによって距離検出を可能にするイメージセンサとすることがで
き、或いは、高周波の赤外線を射出するとともに反射光の位相ずれを計測して距離データ
に変換する送受光回路や、超音波を壁に射出するとともに反射音波の位相ずれを計測して
距離データに変換する超音波回路とすることができる。
ここで、3つの測距センサ91a,91b,91cを設けているのは、室内における主
光学装置11すなわちプロジェクタ10の位置を計測するためである。このうち、第1及
び第2測距センサ91a,91bは、図2に示すように、外装ケース19の上部に面する
方向を一致させて配置されている。すなわち、両測距センサ91a,91bは、外装ケー
ス19の同一側面に、検査光の入射出用の端部Pa,Pbを有して配置されており、同一
方向に関してそれぞれ位置計測を行う。また、第3測距センサ91cは、外装ケース19
の上部において異なる側面に配置されている。すなわち、第3測距センサ91cは、外装
ケース19の第1及び第2測距センサ91a,91bとは異なる側面に、検査光の入射出
用の端部Pcを有して配置されており、第1及び第2測距センサ91a,91bとは90
°異なる方向に向かって位置計測を行う。
図1に戻って、レンズ駆動部85は、投射レンズ70に設けたレンズシフト駆動機構7
1及びズーム・フォーカス駆動機構73に駆動信号を出力することにより、投射レンズ7
0に対して投射像のアオリ調整や倍率調整等を行わせる。なお、レンズ駆動部85は、レ
ンズシフト駆動機構71とともに、プロジェクタ10による投射方位を調節するための駆
動装置として機能する。つまり、レンズ駆動部85は、レンズシフトを利用して投射像の
アオリ調整を可能にするが、その際、主光学装置11による投射方位を光軸OAから水平
方向や垂直方向に所定角度だけ外れた任意の方向に設定することができるだけでなく、光
軸OAに対する投射方位の傾き角に応じて光学的台形補正をかけることができ、光軸OA
から外れた方向にあるスクリーンに台形歪の無い画像を投射することができる。
姿勢装置駆動部87は、姿勢調節装置20に駆動信号を出力することにより、後述する
ように、姿勢調節装置20に支持された外装ケース19を任意の方位に向けることができ
、外装ケース19の傾きを自在に調整することができる。
主制御部88は、制御装置としてプロジェクタ10の全体的な動作を制御するものであ
り、マイクロコンピュータ等からなるとともに、プロジェクタ10の動作に必要な各種デ
ータを保持するための記憶手段である記憶部88aを内蔵する。記憶部88aは、部屋情
報として、プロジェクタ10による後述する投射方位等の調節に際して必要となる部屋デ
ータを記憶している。具体的には、記憶部88aは、プロジェクタ10が設置される部屋
の縦横寸法を記憶しており、また、部屋内におけるスクリーンの座標位置を記憶している
。また、記憶部88aは、部屋内の必要な家具等のデータを記憶している。
なお、主制御部88に接続されたキー入力部93は、主制御部88に対してユーザの指
示を入力するための入力装置として機能する。ユーザは、キー入力部93の操作によって
、プロジェクタ10による投射状態の調節を可能にする。
姿勢調節装置20は、外装ケース19を下部で支持する台座となっており、回路装置1
7に設けた姿勢装置駆動部87とともに、プロジェクタ10による投射方位を調節するた
めの駆動装置として機能する。姿勢調節装置20は、機械機構やモータ等を内蔵しており
、外装ケース19を鉛直軸VXのまわりに回転させることによって、外装ケース19すな
わち主光学装置11の水平面内の向きを調節することができる(図2参照)。また、姿勢
調節装置20は、外装ケース19を横方向の水平軸HA1のまわりに回転させることによ
って、外装ケース19すなわち主光学装置11の正面方向に関する傾きである仰角を調節
することができる。また、姿勢調節装置20は、外装ケース19を縦方向の水平軸HA2
のまわりに回転させることによって、外装ケース19すなわち主光学装置11の横方向に
関する傾きである傾斜角を調節することができる。
図3は、図1等に示すプロジェクタ10を設置する部屋内部を説明する斜視図である。
部屋RM中には、複数の家具FA1〜FA4が配置されており、その中央のテーブルFA
4上にプロジェクタ10が設置されている。また、部屋RMには、複数の壁WA1,WA
2が設けられており、一方の壁WA1には、スクリーンSCが取り付けられている。プロ
ジェクタ10は、3つの測距センサ91a,91b,91cを利用して、部屋RM内にお
けるプロジェクタ10の平面的な位置を検出することができる。すなわち、3つの測距セ
ンサ91a,91b,91cによって、プロジェクタ10による画像投射の基準位置であ
る投射レンズ70の位置を検出することができる。具体的には、一対の測距センサ91a
,91bの距離検出結果を利用することによって、測距センサ91a,91bから壁WA
1までの距離と、一方の壁WA1に対するプロジェクタ10の傾き角とを決定することが
できる。また、残った測距センサ91cの距離検出結果を利用することによって、測距セ
ンサ91cから他方の壁WA2までの距離を決定することができる。これにより、部屋R
M内におけるプロジェクタ10すなわち投射レンズ70の位置を検出することができる。
図4は、部屋RMの平面図である。テーブルFA4上のプロジェクタ10により、測距
センサ91a,91b,91cを利用した位置計測を行う場合、まず、第1測距センサ9
1aの距離検出出力に基づいて、プロジェクタ10から壁WA1までの距離D1が求まり
、第1及び第2測距センサ91a,91bの距離検出出力の差分RE=D1−D2に基づ
いて、投射レンズ70の光軸OAの壁WA1に対する傾き角αが求まる。一方、第3測距
センサ91cの距離検出出力に基づいて、プロジェクタ10から壁WA2までの距離D3
が求まる。ここで、記憶部88aに部屋RMの縦横寸法が値a,bとして予め保管されて
いることから、測距センサ91a,91cの相対的位置差を考慮して、例えば第2測距セ
ンサ91bの部屋RM内における座標を決定することができ、結果的に、位置情報として
投射レンズ70の部屋RM内における座標や光軸OAの傾き角αを算出することができる
ここで、部屋RM中におけるスクリーンSCの位置データすなわち位置情報は、例えば
スクリーンSCの四隅の座標として予め記憶部88aに保管されており、上記のようにし
て決定した投射レンズ70の部屋RM内の座標に基づいて座標変換等を行うことにより、
プロジェクタ10による画像投射を実現すべき投射方位DRを算出することができる。投
射方位DRは、例えばスクリーンSCの中心とすることもできるが、プロジェクタ10か
らスクリーンSCを見込んだ角度範囲の中心とすることもできる。
なお、プロジェクタ10の部屋RM内における座標が分かると、プロジェクタ10の設
置箇所が分かるので、プロジェクタ10の床からの高さも分かり、プロジェクタ10のス
クリーンSCに対する仰角が分かる。
プロジェクタ10からスクリーンSCに画像を投射する方法の一例を説明する。プロジ
ェクタ10を水平に保って、プロジェクタ10すなわち投射レンズ70をスクリーンSC
に正対させる。この際、上述したプロジェクタ10から壁WA1までの距離D1,D3、
傾き角α等を利用してプロジェクタ10の部屋RM内における座標が分かり、投射方位D
Rを算出することができるので、プロジェクタ10をスクリーンSCに対して正確に正対
させることができる。この場合、プロジェクタ10からの投射像は、傾斜角βだけ傾いて
設置されたスクリーンSCに入射する。よって、回路装置17の画像処理部81に設けた
補正部81aによって縦方向に関する台形補正を行うことにより、スクリーンSCのうち
プロジェクタ10から離れた側の領域で画像が縦方向に伸びる現象を回避できる。また、
プロジェクタ10の高さ位置がスクリーンSCの中心よりも例えば低い場合、プロジェク
タ10からの投射像は、スクリーンSCまでの距離によって定まる仰角で上方に投射され
る必要がある。この場合、例えばレンズ駆動部85を介してレンズシフト駆動機構71を
動作させることにより、投射像のアオリ調整が可能になり、プロジェクタ10からの投射
像をスクリーンSCの高さ位置に入射させることができるとともに、投射レンズ70の光
軸OAの仰角すなわち投射方位DRの垂直方向に関する傾き角に応じて横方向に関する光
学的台形補正をかけることができる。以上の結果、プロジェクタ10は、矩形のスクリー
ンSCに収まる矩形の画像を投射することができる。さらに、位置検出の結果としてプロ
ジェクタ10からスクリーンSCまでの距離が得られるので、例えばレンズ駆動部85を
介してズーム・フォーカス駆動機構73を動作させることにより、投射像の倍率調整が可
能になり、矩形のスクリーンSCに過不足なく収まる矩形の画像を投射することができる
。また、同様にプロジェクタ10からスクリーンSCまでの距離に基づいてズーム・フォ
ーカス駆動機構73を動作させることにより、投射像のフォーカス調整が可能になり、ス
クリーンSC上にシャープに合焦した画像を投射することができる。
なお、以上の説明では、スクリーンSCに投射すべき画像の縦方向の台形歪を画像処理
部81の台形補正処理によって達成し、横方向の台形歪をレンズシフト駆動機構71のア
オリ調整を利用した光学的補正処理によって達成しているが、スクリーンSCに投射すべ
き画像の縦方向及び横方向の台形歪をともに画像処理部81での台形補正処理によって達
成することもできる。また、スクリーンSCに投射すべき画像の縦方向及び横方向の台形
歪をともにレンズシフト駆動機構71のアオリ調整を利用した光学的補正処理によって達
成することもできる。さらに、スクリーンSCに投射すべき画像の縦方向の台形歪をレン
ズシフト駆動機構71のアオリ調整を利用した光学的補正処理によって達成し、投射すべ
き画像の横方向の台形歪を画像処理部81での台形補正処理によって達成することもでき
る。さらに、スクリーンSCに投射すべき画像の縦方向及び横方向の台形歪を、レンズシ
フト駆動機構71のアオリ調整と画像処理部81での台形補正処理との併用によって達成
することもできる。
また、以上の説明では、プロジェクタ10の位置や姿勢を検出する目的で3つの測距セ
ンサ91a,91b,91cを用いているが、4つ以上の測距センサを用いることで、よ
り位置検出の精度を高めることができる。例えばプロジェクタ10の上面に測距センサを
設けることで、天井までの距離すなわちプロジェクタ10の設置高さを直接計測すること
ができる。
以下、以下、プロジェクタ10の主な動作を主制御部88の動作の説明を中心として説
明する。
図5は、プロジェクタ10の一動作例を説明するフローチャートである。まず、プロジ
ェクタ10の始動と同時に姿勢調節装置20を適宜動作させてプロジェクタ10を水平に
する(ステップS11)。つまり、投射レンズ70の仰角が0°となり、横方向の傾き角
も0°となる。次に、主制御部88は、3つの測距センサ91a,91b,91cを動作
させて、3つの測距データすなわち距離D1,D2、D3をセンサ駆動部83に取り込ま
せる(ステップS13)。次に、主制御部88は、記憶部88aに保管された部屋RMの
縦横寸法a,bや、スクリーンSCの位置、プロジェクタ10が設置される可能性のある
テーブル等の配置に関する部屋データを取り込む(ステップS14)。次に、主制御部8
8は、ステップS13で得た測距データと部屋データとに基づいて、プロジェクタ10の
配置情報を算出する(ステップS15)。プロジェクタ10の配置情報として算出される
ものには、プロジェクタ10の部屋RM内における座標や、プロジェクタ10からスクリ
ーンSCに向かっての画像の投射方位DR、プロジェクタ10からスクリーンSCまでの
距離等が含まれる。次に、主制御部88は、姿勢装置駆動部87を介して姿勢調節装置2
0を動作させ、プロジェクタ10をスクリーンSCに正対させる(ステップS16)。ス
テップS15で得た投射方位DRを利用すれば、プロジェクタ10すなわち投射レンズ7
0をスクリーンSCに簡単に正対させることができる。次に、プロジェクタ10によって
スクリーンSCに投射される画像の台形歪みの補正を行う(ステップS17)。具体的に
説明すると、主制御部88は、画像処理部81での画像処理によって、スクリーンSCに
投射すべき画像の縦方向の台形歪を台形補正する。また、主制御部88は、レンズ駆動部
85を介してレンズシフト駆動機構71を動作させ、スクリーンSCに投射すべき画像の
横方向の台形歪をレンズシフト駆動機構71を利用した光学的に補正する。この際、レン
ズシフト駆動機構71の動作によってスクリーンSCに投射された画像の高さ方向の位置
も調整される。次に、主制御部88は、レンズ駆動部85を介してズーム・フォーカス駆
動機構73を動作させ、スクリーンSC上における投射倍率の調整を行う(ステップS1
8)。これにより、矩形のスクリーンSCに過不足なく画像を納める準備ができる。また
、主制御部88は、レンズ駆動部85を介してズーム・フォーカス駆動機構73を動作さ
せ、スクリーンSC上におけるフォーカス調整を行う(ステップS19)。これにより、
スクリーンSC上にシャープに合焦した画像を投射することができる。
以上のような動作は、部屋RM内でプロジェクタ10を移動させるごとに行うことがで
きる。プロジェクタ10が移動したことは、加速度センサ等を用いて検出することができ
るが、ユーザがキー入力部93を操作することによって図5に例示するような一連の初期
化処理を行うこともできる。さらに、電源がオンになったスタンバイ状態で、上記一連の
初期化処理を行うこともできる。
主制御部88の記憶部88aに保管された部屋データは、例えば適当なアプリケーショ
ンソフトによってパソコンに蓄積されたデータをプロジェクタ10にデータ転送すること
によって行われる。また、ユーザがキー入力部93を利用して直接入力することができる
。その際、部屋の形状やサイズを何畳という規格化されたフォームで簡単に入力できるよ
うにすることもできるが、プロジェクタ10のOSDCを利用して詳細なデータとして入
力することもできる。その他、プロジェクタ10をその部屋RMに最初に持ち込んだ際に
、位置計測を行いつつスクリーンSC上に適切なサイズ及び台形補正で画像を投射した際
の状況データを記憶しておき、このデータを次の投射に利用することができる。この場合
、例えば上記状況データから部屋RMのサイズやスクリーンSCの位置に関する直接的情
報或いはこれに関連する間接的情報を収集することができ、このような情報を主制御部8
8の記憶部88aに保管して再利用することで、ユーザに複雑な操作が要求されなくなる
使い勝手のよいプロジェクタ10を提供できる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態のプロジェクタについて説明する。なお、第2実施形態のプロジェ
クタは、第1実施形態のプロジェクタを一部変更したものであり、同一部分には同一の符
号を付して重複説明を省略する。また、特に説明しない部分については、第1実施形態と
同様であるものとする。
図6は、第2実施形態のプロジェクタ110を説明する平面図である。この場合、第1
測距センサ91aと第2測距センサ91bとは、外装ケース19の上部において方向は同
じであるが面する方向を逆にして配置されている。すなわち、第1測距センサ91aや第
3測距センサ91cの配置に変更はないが、第2測距センサ91bが前面側ではなく裏面
側に配置されている。この場合、第1及び第2測距センサ91a,91bの距離検出出力
の和SU=D1+D2と、部屋RMの寸法bとに基づいて、投射レンズ70の光軸OAの
壁WA1に対する傾き角αが求まる。
なお、第2測距センサ91bは、プロジェクタ110に固定的に取り付けられる必要が
なく、外装ケース19に対して着脱自在とすることができる。これにより、所望のタイミ
ングで、図4に示す状態と図6に示す状態との間の切替が可能になる。同様に、第1測距
センサ91aや第3測距センサ91cも着脱自在とすることができる。この場合、部屋の
状況に合わせてセンサを適宜付け替えて測距を行うことができ、測距の確実性を高めるこ
とができる。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態のプロジェクタについて説明する。なお、第3実施形態のプロジェ
クタは、第1実施形態のプロジェクタを一部変更したものである。
図7は、第3実施形態のプロジェクタ210を説明する平面図である。この場合、プロ
ジェクタ210に設けたセンサ部分291aと、壁WA1側に固定されたセンサ部分29
1dとによって第1測距センサが構成される。第1測距センサを構成する両センサ部分2
91a,291bは互いに通信可能になっており、応答時間の差から相互の距離を求める
ことができるようになっている。同様に、プロジェクタ210に設けたセンサ部分291
bと、壁WA1側に固定されたセンサ部分291eとによって第2測距センサが構成され
る。第2測距センサを構成する両センサ部分291b,291eは互いに通信可能になっ
ており、応答時間の差から相互の距離を求めることができるようになっている。また、同
様に、プロジェクタ210に設けたセンサ部分291cと、壁WA2側に固定されたセン
サ部分291fとによって第3測距センサが構成される。第3測距センサを構成する両セ
ンサ部分291c,291fは互いに通信可能になっており、応答時間の差から相互の距
離を求めることができるようになっている。以上により、壁WA1,WA2上のセンサ部
分291d,291e,291fからプロジェクタ210のセンサ部分291a,291
b,291cまでの距離を求めることができ、結果的にプロジェクタ210の部屋RM内
における座標や投射レンズ70の光軸の傾き角を算出することができる。なお、センサ部
分291d,291e,291fは、通常動作しておりず、センサ部分291a,291
b,291cからの指令信号に応答して動作を開始するものとする。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態のプロジェクタについて説明する。なお、第4実施形態のプロジェ
クタは、第1実施形態のプロジェクタを一部変更したものである。
図8は、第4実施形態のプロジェクタ10の動作を説明するフローチャートである。こ
の場合、プロジェクタ10に設けたディスプレイに部屋データの切替を促す表示を行わせ
て、部屋データの切替を受け付ける工程を事前に設ける(ステップS110)。この場合
、主制御部88の記憶部88aに部屋データが複数保管されている。この場合、プロジェ
クタ10を複数の部屋間で移動させても、移動したどの部屋においてもプロジェクタ10
によって適切な画像が投射される。なお、複数の部屋ごとに準備される部屋データには、
各部屋RMの縦横寸法a,bや、各部屋RM中のスクリーンSCの位置等が含まれる。
なお、この発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲において種々の態様で実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である
例えば、上記実施形態では、プロジェクタ10が四角の部屋RMに配置されるとしたが
、プロジェクタ10が四角を除く多角形の部屋に配置される場合もある。この場合も、プ
ロジェクタ10に取り付けるべき測距センサの個数等を適宜変更することによって、部屋
内での位置を正確に計測することができる。
また、上記実施形態では、測距センサ91a,91b,91cで赤外線や超音波等を利
用する場合について例示したが、測距すなわち計測のための手段は、これらに限らず任意
のものとすることができる。
また、プロジェクタ10の内部に重力センサを設けて、プロジェクタ10が自動的に水
平に設置されるようにすることもできる。
第1実施形態に係るプロジェクタの構造を示すブロック図である。 プロジェクタの外観を説明する斜視図である。 図1等に示すプロジェクタを設置する部屋内部を説明する斜視図である。 部屋の平面図であり、プロジェクタの位置決定を説明する図である。 第1実施形態のプロジェクタの動作を説明する図である。 第2実施形態のプロジェクタを説明する図である。 第3実施形態のプロジェクタを説明する図である。 第4施形態のプロジェクタを動作について説明するフローチャートである。
符号の説明
10…プロジェクタ、 11…主光学装置、 17…回路装置、 19…外装ケース、
20…姿勢調節装置、 30…光源装置、 33…均一化光学系、 40…分割照明系
、 50…光変調部、 51r,51b,51g…液晶ライトバルブ、 60…クロスダ
イクロイックプリズム、 70…投射レンズ、 71…レンズシフト駆動機構、 73…
ズーム・フォーカス駆動機構、 81…画像処理部、 81a…補正部、 82…ライト
バルブ駆動部、 83…センサ駆動部、 85…レンズ駆動部、 87…姿勢装置駆動部
、 88…主制御部、 88a…記憶部、 91a,91b,91c…測距センサ、 D
R…投射方位、 OA…光軸、 SC…スクリーン、 VX…鉛直軸、 WA1,WA2
…壁

Claims (10)

  1. 部屋の形状及びサイズに関する部屋情報と、当該部屋中におけるスクリーンの位置情報
    とを記憶する記憶手段と、
    画像形成及び画像投射用の映像光学装置と、
    複数の測距センサを含み、前記映像光学装置による投射の基準位置を計測する計測装置
    と、
    前記映像光学装置による投射方位を調節する駆動装置と
    を備えるプロジェクタ。
  2. 前記複数の測距センサのうち少なくとも2つは、同一方向に関してそれぞれ位置計測を
    行う請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 同一方向に関して位置計測を行う前記複数の測距センサは、面する方向を一致させて配
    置される請求項2記載のプロジェクタ。
  4. 前記複数の測距センサのうち少なくとも2つは、異なる方向に向かってそれぞれ位置計
    測を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  5. 前記駆動装置は、前記映像光学装置の姿勢を調節することを特徴とする請求項1から請
    求項4のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  6. 前記駆動装置は、前記映像光学装置に設けた投射光学系の少なくとも一部の配置を調整
    する請求項1から請求項5のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  7. 前記複数の測距センサは、前記映像光学装置を含む本体部分に対して着脱自在に固定さ
    れており、前記本体部分の異なる箇所に付け替え可能である請求項1から請求項6のいず
    れか一項記載のプロジェクタ。
  8. 前記測距センサは、壁側に固定されて前記映像光学装置までの距離を計測するセンサ部
    分を有する請求項1から請求項7のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  9. 前記記憶手段は、複数の部屋情報又はスクリーンについての複数の位置情報を記憶して
    いる請求項1から請求項8のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  10. 前記投影光学装置は、スクリーンに投射される投射像のズーム、フォーカス、台形補正
    、及びレンズシフトを利用したアオリの少なくとも1つに関する調節が可能であり、前記
    駆動装置は、前記投射基準位置と前記スクリーンの位置情報とに基づいて前記投影光学装
    置を動作させて、ズーム、フォーカス、台形補正、及びアオリの少なくとも1つの調節を
    行う請求項1から請求項8のいずれか一項記載のプロジェクタ。
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