JP2007095155A - コンテンツ選択方法およびコンテンツ選択装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プレイリストの作成・選択やコンテンツの検索といった作業を発生させないために、ランダム再生モード時に利用者の嗜好やそのときの気分により合ったコンテンツを選択する方法および装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本コンテンツ選択方法は、コンテンツをランダム再生する際のコンテンツ選択方法であって、コンテンツを再生した順序を履歴情報として記憶する第1のステップと、再生中のコンテンツの次に再生するコンテンツを前記履歴情報から選択する第2のステップとを有する。
【選択図】図2
【解決手段】本コンテンツ選択方法は、コンテンツをランダム再生する際のコンテンツ選択方法であって、コンテンツを再生した順序を履歴情報として記憶する第1のステップと、再生中のコンテンツの次に再生するコンテンツを前記履歴情報から選択する第2のステップとを有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、特に、記憶装置に記憶された音楽や音声等のコンテンツをその記憶装置から選択するコンテンツ選択方法、およびそのコンテンツの選択に用いるコンテンツ選択装置に関する。
大容量の記憶装置に音楽や音声ならびに映像等のコンテンツを格納して再生させる装置が一般化してきている。例えば、1Gバイトの記憶容量を持つコンテンツ再生装置を想定した場合、コンテンツ1つあたりの容量を4Mバイトとすれば約250のコンテンツの記録が可能となる。
従来のコンテンツ再生では、コンテンツはCDやMD、カセットテープといった小容量のメディアに記録されており、再生は基本的にこれらのメディア単位で行うという制限があった。
一方、コンテンツが大容量記憶装置に格納されている場合、メディアの交換といった煩雑な作業が従来の再生装置ほど頻繁に起こらないため、利用者の嗜好や気分によって、再生するコンテンツを従来より多くのコンテンツから選択する必要が出てくる。
しかし、上述のように膨大なコンテンツの中から希望するコンテンツを検索することは容易ではなく、再生するコンテンツを選択するために、利用者は大変な労力を必要とし、また、そのために要する時間も大きい。
そこで、このような煩雑な手順を回避するため、従来は、コンテンツの再生順序を指定したプレイリストをあらかじめいくつか作成しておき、それらのプレイリストのなかから1つを選択して再生するといった方法や、記憶装置内の一部のコンテンツの集合のなかから再生を行うといった方法が用いられてきた。また、コンテンツごとに再生が行われた回数を記憶しておき、その値に基づいて再生するコンテンツを決定するといった方法も提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記のコンテンツごとの再生回数に基づいた方法では、そのときの利用者の気分や状況に関係なく、常に特定のコンテンツに優先度が偏ってしまうという課題がある。
また、プレイリストの作成・選択による再生を行う場合でも、コンテンツの量が多くなるのに伴い、プレイリストを作成する作業自体が非常に煩雑なものとなるため、利用者の負担となるという課題もある。
特開2002−150664号公報
したがって、本発明により解決すべき課題は、プレイリストの作成といった煩雑な手順を必要とせず、再生時の利用者の気分や状況により合ったコンテンツを選択することを可能にすることである。
(1)本発明に係るコンテンツ選択方法は、コンテンツをランダム再生する際のコンテンツ選択方法であって、コンテンツを再生した順序を履歴情報として記憶する第1のステップと、再生中のコンテンツの次に再生するコンテンツを前記履歴情報から選択する第2のステップとを備えることを特徴とするものである。
上記の構成により、次に再生される候補となるコンテンツの情報だけでなく、加えて現在再生中のコンテンツや、これまでの再生における履歴情報をもとに次のコンテンツを選択するので、いかなる状況でも同じコンテンツに優先度が偏るということが起こらなくなる。
(2)本発明の好適な態様は、上記(1)において、前記履歴情報に、再生されたコンテンツとそのコンテンツを再生する直前に再生されたコンテンツとの組合わせで再生した回数を含むことである。
この態様とすることにより、この回数の大きい2つのコンテンツは連続して再生されることが多い、すなわち同じ状況で再生されることが多いということがわかるので、再生順序の履歴情報を利用することで、利用者の嗜好に加えてそのときの状況や気分を反映したコンテンツの選択が可能となる。
(3)本発明の好適な態様は、上記(1)または(2)において、前記第1のステップは、コンテンツを所定の時間以上再生した場合にのみその再生した順序を履歴情報として記憶することである。所定の時間以上にはコンテンツを最後まで聞いた場合を含む。
この態様の場合、コンテンツの先頭を聞いて再生をスキップしたときなど、ごく短時間の再生で次のコンテンツへと移行した場合は、該コンテンツはそのとき利用者の聞きたいものではない可能性が高いと判断できるため、履歴情報として記憶しないことによって、履歴情報に利用者の嗜好が正確に反映される。
(4)本発明の好適な態様は、上記(1)ないし(3)のいずれかにおいて、前記第1のステップは、コンテンツを順に再生するだけの再生モードにおいてはコンテンツを再生した順序は履歴情報として記憶しないことである。
この態様により、第1のステップは、記録媒体内の全部または一部のコンテンツをプレイリストなどによらず、単にコンテンツの順で再生するモードにおいてはそのモードでの再生順序については履歴情報として記憶しないこととした。この態様の場合、利用者の意思が伴いにくいと考えられる情報は履歴情報に反映させないため、より正確な嗜好の反映が可能となる。
(5)本発明の好適な態様は、上記(1)ないし(4)のいずれかにおいて、前記第1のステップは、リピート再生において2回目以降の再生順序は履歴情報として記憶しないことである。
この態様の場合、リピート再生のモードによって特定のコンテンツが繰り返し再生されるときに、履歴情報が極端にそれらのコンテンツに偏ってしまうということが起こらなくなる。
(6)本発明の好適な態様は、上記(1)ないし(5)のいずれかにおいて、前記第2のステップは、再生中のコンテンツの直後に再生されたことが多いコンテンツほど選択される確率を大きくする重み付けをして選択を行うことである。
この態様の場合、利用者の嗜好や、過去の似た状況での選択の履歴情報をコンテンツの選択に反映することが可能となる。
(7)本発明に係るコンテンツ選択装置は、上記(1)ないし(6)のいずれかのコンテンツ選択方法に記載するステップを実行制御するCPUと、前記ステップの実行制御に用いる履歴情報を記憶する記憶装置と、を有することを特徴とするものである。
本発明のコンテンツ選択装置においては、上記(1)ないし(6)に記載した作用効果を発揮することができる装置である。
本発明によれば、プレイリストの作成といった煩雑な作業を行うことなく、ランダム再生時に利用者の嗜好に合ったコンテンツを選択することができる。
本発明によればまた、コンテンツの再生順序情報を履歴情報として記憶しておくので、コンテンツ間の相関の強さも考慮することができるため、あるコンテンツを再生している最中に利用者が同様に聞きたいと考えている可能性の高いコンテンツを選択することも可能となる。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態にかかるコンテンツ選択方法を詳細に説明する。
図1に本実施の形態にかかるコンテンツ選択方法を実施するためのコンテンツ選択装置の構成を示す。このコンテンツ選択装置はコンテンツ再生装置と称することもできる。コンテンツは音楽や音声に関するコンテンツだけでなくその音楽や音声に映像を付帯したコンテンツも含む。
図1において、101はコンテンツ選択装置の全体を制御するCPU、102はコンテンツ選択装置の操作パネル等に配備された1つまたは複数の操作キー、103はRAM、104はコンテンツの圧縮・伸張を行うCODEC、105はD/A変換するD/Aコンバータ、106は表示装置107の表示を制御する表示コントローラ、107は再生されるコンテンツ情報等を表示する表示装置、108は記憶装置109へのコンテンツの読出しと書き込みとを制御するストレージコントローラである。
109はコンテンツに関する情報および後述するごとくコンテンツの再生順序等を履歴情報として記憶する記憶装置である。記憶装置109は、当該コンテンツ選択装置に内蔵の記憶装置でもよいし、あるいは当該コンテンツ選択装置に装着する記録媒体で構成することができる。記録媒体にはMD、CD−ROMあるいは半導体メモリー等のデジタル情報メディア等を用いることができる。
以上の操作キー101、RAM103、CODEC104、表示コントローラ106、ストレージコントローラ108はそれぞれシステムバス110に接続される。
記憶装置109に記憶されているコンテンツは、CPU101からの命令によって呼び出され、CODEC104において伸長処理が行われる。伸長処理されたコンテンツのデジタルデータは、D/Aコンバータ105へ渡され、D/Aコンバータ105によってアナログデータへと変換され、図示されていないアンプからスピーカ等へと渡され、再生される。
再生されるコンテンツは操作キー102単独あるいは表示装置107に表示される情報でコンテンツを確認しながら操作キー102の操作により利用者が選択することができる。あるいは表示装置107の表示画面に直接、利用者が手指でタッチ操作することによりコンテンツを選択することができる。
また、コンテンツリストの中からコンテンツを再生するプレイリスト再生、コンテンツを順に再生するだけの再生操作、コンテンツをランダムに再生するランダム再生といった再生操作、コンテンツを再生中にスキップするスキップ操作、コンテンツの再生を停止する停止操作等の各種の操作も同様に操作キー102等で操作することができる。
(履歴情報記憶)
図2を参照してコンテンツを再生した順序を履歴情報として記憶する履歴情報記憶を説明する。
(履歴情報記憶)
図2を参照してコンテンツを再生した順序を履歴情報として記憶する履歴情報記憶を説明する。
CPU101は、記憶装置109からコンテンツを読出してコンテンツの再生を行うに際して、その再生の直前に再生されたコンテンツ(直前再生コンテンツ)と現在再生中のコンテンツ(現在再生中コンテンツ)との再生順序の組み合わせ(n,m)とその組み合わせ(n,m)の利用回数とを記録媒体である記憶装置109に書き込み、履歴情報として記憶する。
CPU101は、例えば、直前再生コンテンツをn、現在再生中コンテンツをmとすると、その組み合わせは(n,m)となる。この組み合わせ(n,m)に係る再生順序情報とこの組み合わせ(n,m)の利用回数とを履歴情報として記憶装置109にテーブル化して書き込む。
上記履歴情報の記憶例を図2に示す。図2に示す履歴情報テーブルにおいて、上横一覧のアルファベットA,B,…,Hは現在再生中コンテンツであり、左縦一覧のコンテンツA,コンテンツB,…,コンテンツHは直前再生コンテンツであり、数値は組み合わせ(n,m)の利用回数である。
この履歴情報テーブルによると例えば直前再生コンテンツがコンテンツB(=n)とした場合、次に再生された履歴の最も多いコンテンツはコンテンツEとなる。この組合わせ利用回数の情報から、当該コンテンツ再生装置の利用者が現在再生中のコンテンツからその次に聞きたいと考えているコンテンツ情報を得ることができる。
CPU101ではコンテンツ再生装置が利用者の操作キー102によるランダム再生モードにおいては、記憶装置109に書き込まれている図2の履歴情報テーブルをもとに次のコンテンツが選択されて再生されるようにする。
図2の履歴情報テーブルはRAM103に記憶させてもよい。
(履歴情報更新)
図3を参照して再生順序についての履歴情報の更新を説明する。
図3を参照して再生順序についての履歴情報の更新を説明する。
再生が開始してステップS31でコンテンツnの再生が終了する。
ステップS32ではCPU101は記憶装置109に記憶されている図2の履歴情報テーブルから直前再生コンテンツnの次に選択される頻度が最多の現在再生中コンテンツがmである場合、次に再生するコンテンツがmであると判断し、ストレージコントローラ108を制御して記憶装置109からそのコンテンツmをシステムバス110に読み出すとともにCODEC104、D/Aコンバータ105を経てアンプ、スピーカで再生する一方で表示コントローラ106を制御して表示装置107に例えばコンテンツmの情報を表示する。
ステップS33ではコンテンツmの再生中に利用者がコンテンツmの再生を中止させて操作キー102の中でスキップ操作キーを操作して次のコンテンツにスキップする場合がある。CPU101はコンテンツmの再生中にスキップ操作キーの操作の有無をステップS33において監視する。スキップ操作キーが操作されずスキップされていないのでNOと判断するとステップS34に移行し、スキップされてYESと判断するとステップS36に移行する。
ステップS34ではスキップされておらず、コンテンツmの再生時間情報と内蔵タイマーとからコンテンツmの再生開始からスキップ操作キーが操作されるまでの時間が所定の時間を経過しているかあるいはコンテンツmが全部最後まで再生されたか否かの判断をする。NOと判断した場合はステップS33に戻り、YESと判断した場合はステップS35に移行する。コンテンツmが全部最後まで再生された場合も所定の時間を経過しているに含ませることができる。
ステップS35では再生順序の組み合わせ(n,m)を所定の値だけ増加させる。再生順序の組み合わせ(n,m)においてnは直前再生コンテンツ、mは現在再生中のコンテンツである。再生順序の組み合わせ(n,m)を所定の値だけ増加させるとは、例えば、(n,m)の利用回数をプラス1する。すなわち、図2の履歴情報テーブルにおいて直前再生コンテンツnがコンテンツBであり、現在再生中コンテンツmがコンテンツEである場合、再生順序組み合わせ(B,E)はプラス1であり、履歴情報テーブルの利用回数「30」をプラス1して「31」とする。
ステップS36では、スキップされたので、組み合わせ(n,m)の利用回数を所定の値だけ減算する。例えば、(n,m)の利用回数をマイナス1する。すなわち、図2の履歴情報テーブルにおいて直前再生コンテンツnがコンテンツBであり、現在再生中コンテンツmがコンテンツEである場合、再生順序組み合わせ(B,E)はマイナス1であり、履歴情報テーブルの利用回数「30」をマイナス1して「29」とする。これは、利用者がコンテンツnの後にはコンテンツmを聞きたいとは思わないと考えている可能性が高いといえるため、上記再生順序情報を所定の値だけ減少させる。
なおステップS32において、直前再生コンテンツnの次の再生コンテンツとして、特定のコンテンツmを検索して選択した場合には、この組み合わせはより利用者の嗜好に合っているとみなし、通常の利用回数の増加値(上記ではプラス1)よりも大きな値例えばプラス2を加えるようにしてもよい。すなわち、図2の履歴情報テーブルにおいて図2の履歴情報テーブルにおいて直前再生コンテンツnがコンテンツBであり、現在再生中コンテンツmがコンテンツEである場合、再生順序組み合わせ(B,E)をプラス2とし、履歴情報テーブルの利用回数「30」をプラス2して「32」とする。
なお利用者の再生操作内容が記憶装置109に番号順に記憶されているコンテンツをランダム再生ではなく、その番号順に再生するだけの番号順再生モードの場合も、再生順序として図2の履歴情報テーブルに履歴情報として記憶させるのではなく、このような番号順再生モードは、通常、利用者の嗜好が反映されにくいものであるから、履歴情報テーブルにはランダム再生とは異なり、通常の再生順序組み合わせ(n,m)の増加値を小さな値とするか、あるいはまったく値を増加させないようにしてもよい。例えば、組み合わせ(n,m)の利用回数の増加値を1、それより小さい増加値を0.5とするか、あるいは増加値を0とする。
なお記憶装置109内の全コンテンツ、または一部のコンテンツあるいは単一のコンテンツを繰り返し再生するリピート再生モードにおいては、特定のコンテンツを繰り返し再生することによって再生順序情報が偏りすぎないように、2回目以降の再生においては値の更新を行わないようにしてもよい。
すなわち、リピート再生では利用者の嗜好ではなく例えば新曲を覚えたい場合あるいは特定のスピーチを繰り返し聞きたい場合があり、利用者の嗜好の反映でないことが多い。そこで、リピート再生により再生順序組み合わせ(n,m)の利用回数が増加して図2の履歴情報テーブルに利用回数が増加して書き込まれるが、2回目以降のリピート再生でさらに図2の履歴情報テーブルに利用回数が増加して書き込まれると極端にその履歴情報テーブルでのリピート再生箇所の利用回数が増加し、既に利用者がリピート再生を希望しない場合に、直前再生コンテンツがリピート再生の直前再生コンテンツに対応すると、次のコンテンツがリピート再生済みのコンテンツとなり、不都合だからである。コンテンツのランダム再生が行われる際には、以上の手順で得られた再生順序情報と再生中のコンテンツをもとに、次に再生されるコンテンツが決定される。
(コンテンツ選択)
図4および図5を参照して全コンテンツのランダム再生においてコンテンツDが再生中である場合の、次に再生されるコンテンツの選択を説明する。
図4および図5を参照して全コンテンツのランダム再生においてコンテンツDが再生中である場合の、次に再生されるコンテンツの選択を説明する。
図4は現在再生中のコンテンツがコンテンツDであり、左縦一覧のコンテンツA−Hは次に再生されるコンテンツであり、数値はその組み合わせ(n,m)の利用回数である。
図5を参照してステップS51では、出現する値に規則性のない数である乱数を用いて再生対象のコンテンツのなかから次に再生されるコンテンツA−Hの中から候補として1つのコンテンツ、例えばコンテンツBを仮選択する。
ステップS52では、再生順序情報から、現在再生中のコンテンツの次に対象コンテンツが選択される場合を参照する。
例の場合は現在再生中のコンテンツがコンテンツD、対象コンテンツは全コンテンツA−Hとするので、参照される履歴情報テーブルは図4に示すものとなる。
この図4に示す履歴情報テーブルをもとに、0以上かつ対象となる順序の回数の和(11+3+3+1+2+1+7+8=36)以下の乱数rを発生させる。
ステップS53では、履歴情報テーブルにおいて、再生中のコンテンツの次に仮選択されたコンテンツが再生された回数がr以上か否かを判断する。以上でなかった場合はNOと判断して次に再生されるコンテンツの仮選択からやり直す。以上である場合はYESと判断してステップS54に移行する。
ステップS54では以上である場合は仮選択されたコンテンツを次に選択されるコンテンツとして選択する。
例の場合はコンテンツDの後にコンテンツBが再生された回数である3以下の数値が乱数として発生されれば、コンテンツBをコンテンツDの次に再生するコンテンツとして選択する。4以上であった場合は仮選択からやり直す。
なお、以上の方法で選択を行った場合、過去の再生回数が少ない組み合わせを選び続けた場合、2回目の乱数によって仮選択されたコンテンツが実際に次に再生されるコンテンツとして選択される確率が小さくなる。
そのため、なかなか次に再生すべきコンテンツが決まらないという問題が起こりえるため、コンテンツの仮選択からやりなおす場合は2回目に発生させる乱数の値の最大値をより小さくすることで、仮選択されたコンテンツが実際に選択される確率を上げるようにしてもよい。
また、次に再生するコンテンツを選ぶときに、履歴情報を利用する度合いをパラメータとして設定することによって、ランダムさの調節ができるようにしてもよい。
また、選択される可能性が所定の確率以上となった組み合わせをつなげていくことにより、プレイリストの自動生成を行うことも可能である。
以上のようなコンテンツ選択を用いることによって、プレイリストの作成などの作業を行うことなく、ランダム再生時に利用者の嗜好やそのときの気分が反映されたコンテンツを選択することが可能となる。
本発明によれば、コンテンツの再生時に利用者の嗜好や気分にあったコンテンツを選択することができるため、コンテンツ再生装置や再生機能を有する情報端末機器等において有用である。
101 CPU
102 操作キー
109 記憶装置
102 操作キー
109 記憶装置
Claims (7)
- コンテンツをランダム再生する際のコンテンツ選択方法であって、
コンテンツを再生した順序を履歴情報として記憶する第1のステップと、
再生中のコンテンツの次に再生するコンテンツを前記履歴情報から選択する第2のステップと、
を有することを特徴とするコンテンツ選択方法。 - 前記履歴情報に、再生されたコンテンツとそのコンテンツを再生する直前に再生されたコンテンツとの組合わせで再生した回数を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ選択方法。
- 前記第1のステップは、コンテンツを所定の時間以上再生した場合にのみその再生した順序を履歴情報として記憶することを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ選択方法。
- 前記第1のステップは、コンテンツを順に再生するだけの再生モードにおいてはコンテンツを再生した順序を履歴情報として記憶しないことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のコンテンツ選択方法。
- 前記第1のステップは、リピート再生において2回目以降の再生順序は履歴情報として記憶しないことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のコンテンツ選択方法。
- 前記第2のステップは、再生中のコンテンツの直後に再生されたことが多いコンテンツほど選択される確率を大きくする重み付けをして選択を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のコンテンツ選択方法。
- 請求項1ないし6のうちのいずれかに記載のコンテンツ選択方法に記載するステップを実行制御するCPUと、
前記ステップの実行制御に用いる履歴情報を記憶する記憶装置と、
を有することを特徴とするコンテンツ選択装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005282001A JP2007095155A (ja) | 2005-09-28 | 2005-09-28 | コンテンツ選択方法およびコンテンツ選択装置 |
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Publications (1)
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ID=37980702
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010073344A1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | パイオニア株式会社 | プレイリスト生成装置、プレイリスト生成方法、プレイリスト生成プログラムおよび記録媒体 |
JP2015141729A (ja) * | 2014-01-30 | 2015-08-03 | オンキヨー株式会社 | コンテンツ再生装置及びコンテンツ再生プログラム |
JP2015149072A (ja) * | 2008-08-28 | 2015-08-20 | オムニフォン リミテッドOmnifone Limited | 分散型デジタルメディア計測および報告システム |
-
2005
- 2005-09-28 JP JP2005282001A patent/JP2007095155A/ja active Pending
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