JP2007089267A - アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動回路装置が一体化されるアクチュエータにおいて、モータ部と駆動回路装置とを容易に接続することのできるアクチュエータを提供する。
【解決手段】アクチュエータは、出力軸4と、出力軸4を駆動するために回転される回転軸22を有するモータ部10と、モータ部10の駆動を制御するための回路素子62、及び回路素子62が実装された基板61を有する駆動回路装置60とを備えている。そして、モータ部10には、回転軸22の回転軸線L1を含む平面S1に対して垂直となる方向に沿って延びるオス端子17が設けられている。また、基板61上には、メス端子71が立設されている。そして、モータ部10と駆動回路装置60とは、メス端子71に対して、オス端子17が回転軸22の回転軸線L1を含む平面S1に対して垂直となる方向に沿って挿入されることにより電気的に接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は駆動回路装置にて駆動されるモータ部を備えたアクチュエータに関する。
従来、モータ部の駆動力にて出力軸を駆動するアクチュエータが知られている。例えば、特許文献1に記載のアクチュエータでは、当該アクチュエータに備えられたモータ部は、アクチュエータの外部に設けられた駆動回路装置によりその駆動が制御される。即ち、アクチュエータの外部に設けられた駆動回路装置によって、モータ部に供給する電流が制御される。このように外部の駆動回路装置によりモータ部が駆動されるアクチュエータでは、アクチュエータと駆動回路装置とを接続するためにある程度の長さを持ったハーネスが必要となる。従って、このアクチュエータを備えた車両等では、ハーネスを配置するための場所を設ける必要があり、その配置場所が限られてしまう。また、外部の駆動回路装置にて駆動されるアクチュエータにおいては、当該アクチュエータと外部の駆動回路装置との間を接続するワイヤから、周辺の電子機器に影響を与えるラジオノイズが発生し易いという問題もある。これらのことから、駆動回路装置をアクチュエータに一体化することが望まれている。
特開2000−276927号公報
ところで、駆動回路装置をアクチュエータに一体化するにあたり、導電線や導電板を用いて駆動回路装置とモータ部とを電気的に接続して同駆動回路装置をアクチュエータに一体化させることが考えられる。しかしながら、導電線や導電板を用いて駆動回路装置をアクチュエータに一体化させる場合には、導電線や導電板を位置決めして配置する工程、及び溶接や半田付けを行う工程等を順次行うことになるため、工程数が増加し、アクチュエータの組立てが煩雑になってしまう虞がある。また、アクチュエータに対して駆動回路装置を配置した後に、駆動回路装置とモータ部とを接続するための前記工程を行う場合には、同工程を行うための作業スペースが制限されてしまうため、その作業は容易とは言い難い。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、駆動回路装置が一体化されるアクチュエータにおいて、モータ部と駆動回路装置とを容易に接続することのできるアクチュエータを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、出力軸と、前記出力軸を駆動するために回転される回転軸を有するモータ部と、前記モータ部の駆動を制御するための回路素子、及び前記回路素子が実装された基板を有する駆動回路装置と、前記モータ部が電流供給を受けるために前記モータ部に設けられ、前記回転軸の回転軸線を含む平面に対して垂直となる方向に沿って延びる第1の接続端子と、前記第1の接続端子と前記駆動回路装置とを電気的に接続するために前記基板上に立設された第2の接続端子と、を備え、前記モータ部と前記駆動回路装置とは、前記第1の接続端子及び前記第2の接続端子の何れか一方に対して、前記第1の接続端子及び前記第2の接続端子の何れか他方が前記回転軸の回転軸線を含む前記平面に対して垂直となる方向に沿って挿入されることにより電気的に接続されていることを特徴とするアクチュエータとした。
同構成によれば、モータ部と駆動回路装置とは、第1の接続端子及び第2の接続端子の何れか一方に対して、第1の接続端子及び第2の接続端子の何れか他方が回転軸の回転軸線を含む平面に対して垂直となる方向に沿って挿入されることにより電気的に接続される。従って、モータ部と駆動回路装置とを電気的に接続するために、導電線や導電板を用いなくてもよいため、アクチュエータを組み立てる際の工程数の増加が抑えられる。また、第1の接続端子と第2の接続端子とは、何れか一方の接続端子に何れか他方の接続端子を挿入するだけで接続されるため、基板及びモータ部を回転軸の回転軸線を含む平面に対して垂直となる方向に沿って相対移動させるだけで、第1の接続端子と第2の接続端子とを接続することができる。これらのことから、駆動回路装置が一体化されるアクチュエータにおいて、モータ部と駆動回路装置とを容易に接続することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアクチュエータにおいて、前記第2の接続端子は、隣り合う側壁部同士が直角をなす4つの側壁部よりなり前記第1の接続端子が挿入される筒部と、少なくとも2つの前記側壁部における前記基板側の平らな端面から該端面と直交する方向に沿って延び、且つ前記筒部の前記基板側の開口部から見て前記筒部の4つの角部から離間した位置に形成された、前記基板上に前記第2の接続端子を直立させるための複数の爪部とを有しており、前記基板は、前記回転軸の回転軸線を含む前記平面と平行に配置され、前記筒部側に平らな平坦面を有すると共に、前記基板の板厚方向に沿って形成され前記側壁部の前記基板側の端面が前記平坦面に当接するまで前記爪部が挿入される取付け孔を有しており、前記モータ部と前記駆動回路装置とは、前記第2の接続端子に対して前記第1の接続端子が挿入されることにより電気的に接続されていることその要旨としている。
同構成によれば、第2の接続端子を構成する筒部には、第2の接続端子を基板上に直立させるための複数の爪部が形成されている。そして、爪部は、筒部を構成する少なくとも2つの側壁部における基板側の平らな端面から該端面と直交する方向に沿って延び、且つ筒部の基板側の開口部から見て筒部の4つの角部から離間した位置に形成されている。そのため、爪部の基端部の両側には、爪部の延びる方向と直交する、側壁部の基板側の端面が存在する。そして、このような爪部は、側壁部の基板側の端面が基板の平坦面に当接するまで取付け孔に挿入されている。従って、第2の接続端子に対して該第2の接続端子が傾斜する方向に何らかの外力が加えられたとしても、爪部の基端部の両側にある側壁部の基板側の端面が基板の平坦面に当接していることから、第2の接続端子は基板に対して傾斜することが抑制される。その結果、第2の接続端子に対して第1の接続端子を挿入し易くなり、モータ部と駆動回路装置との接続をより容易なものとすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のアクチュエータにおいて、前記爪部は、対向する1組の前記側壁部のそれぞれに2つずつ形成されていることをその要旨としている。
同構成によれば、対向する一組の側壁部のそれぞれに爪部が2つずつ形成されていることから、第2の接続端子は、基板に対してより安定して直立される。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のアクチュエータにおいて、前記爪部は、前記筒部における前記基板側の平らな端面の中心を対称の中心として点対称となる2つの位置にそれぞれ形成されていることをその要旨としている。
同構成によれば、筒部における基板側の平らな端面の中心を対称の中心として点対称となる2つの位置に爪部が形成されていることから、第2の接続端子は、基板に対してより安定して直立される。また、筒部に形成される爪部の数が2つであることから、基板の平坦面と当接する側壁部の基板側の端面の面積が、爪部が3つ以上形成された場合に比べて大きくなる。即ち、筒部に爪部が3つ以上形成された場合に比べて、互いに当接することにより第2の接続端子の基板に対する傾斜を防止する側壁部の基板側の端面と基板の平坦面との当接面積がより大きくなる。よって、第2の接続端子に対して該第2の接続端子が傾斜する方向に何らかの外力が加えられた場合に、当該第2の接続端子は基板に対してより傾斜し難いものとなる。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載のアクチュエータにおいて、少なくとも1つの前記側壁部に形成された2つの前記爪部の互いに対向する部分は、前記取付け孔の内側面に圧接されていることをその要旨としている。
同構成によれば、側壁部に形成された2つの爪部の互いに対向する部分が、取付け孔の内側面に圧接されることにより、爪部は取付け孔から脱落し難くなる。よって、第2の接続端子は基板から脱落し難くなる。また、同構成により、第2の接続端子は、基板に対して移動し難くなるため、第2の接続端子が基板に対して傾斜することが更に抑制される。
請求項6に記載の発明は、請求項3又は請求項5に記載のアクチュエータにおいて、少なくとも1つの前記側壁部に形成された2つの前記爪部の互いに外向きとなる部分は、前記取付け孔の内側面に圧接されていることをその要旨としている。
同構成によれば、側壁部に形成された2つの爪部の互いに外向きとなる部分が、取付け孔の内側面に圧接されることにより、爪部は取付け孔から脱落し難くなる。よって、第2の接続端子は基板から脱落し難くなる。また、同構成により、第2の接続端子は、基板に対して移動し難くなるため、第2の接続端子が基板に対して傾斜することが更に抑制される。
請求項7に記載の発明は、少なくとも一組の対向する前記側壁部は、該側壁部における前記基板と逆側の端部で互いに対向する部位に、面取された形状のガイド面を有していることをその要旨としている。
同構成によれば、側壁部の基板と逆側の端部、即ち、筒部において第1の接続端子が挿入される側の開口部を構成する端部に、面取された形状のガイド面が形成されている。従って、第2の接続端子に対するモータ部における第1の接続端子の配置位置がずれていたとしても、筒部に対して第1の接続端子が挿入される際に、第1の接続端子がガイド面に当接した場合には、第1の接続端子はガイド面に沿って筒部の内部に挿入されることになる。よって、モータ部と駆動回路装置とを接続する際に、第1の接続端子が第2の接続端子に挿入され損なうといった組付け不良の発生を抑制することができる。
本発明によれば、駆動回路装置が一体化されるアクチュエータにおいて、モータ部と駆動回路装置とを容易に接続可能なアクチュエータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に、本実施形態にかかるアクチュエータの軸方向断面図を示す。このアクチュエータは、例えば、図2に示す車両用ヘッドライト装置に備えられる。ここで、車両用ヘッドライト装置について説明すると、図2に示すように、車両用ヘッドライト装置の筐体1には、支持部材2及び本実施形態にかかるアクチュエータ3が固定されている。そして、支持部材2及びアクチュエータ3の出力軸4の先端に、縦側断面が横U字型をなす反射鏡5が揺動可能に取着されている。この反射鏡5には、光源バルブ6が固定されている。このような車両用ヘッドライト装置では、出力軸4が図1における左右方向に移動すると、その移動距離に応じて反射鏡5が上下方向に傾き、光源バルブ6の光軸が上下に動いて該光源バルブ6の光軸の傾斜角度が調整される。
次に、本実施形態にかかるアクチュエータについて説明する。
図1に示すように、アクチュエータ3は、モータ部10と、該モータ部10の駆動力によって駆動される出力部30と、前記モータ部10の駆動を制御する駆動回路装置60と、該駆動回路装置60を収容するコネクタハウジング40とを備えて構成されている。
まず、モータ部10について説明する。本実施形態のモータ部10は、ステッピングモータである。モータ部10を構成するモータハウジング11は、その側壁11aに切欠き部11bを有する有底円筒状をなしている。モータハウジング11の開口部には、合成樹脂製のハウジングカバー12が設けられており、モータ部10はこのハウジングカバー12に対して固定されている。
モータハウジング11の内周面には、円環状をなすステータ13が固定されている。ステータ13を構成する2つのステータコア14は、軸方向に並んで配置され、径方向に沿って切った断面の形状がそれぞれコの字状をなしている。各ステータコア14が構成するコの字の内側には、絶縁性の合成樹脂よりなると共に、径方向に沿って切った断面形状がコの字状をなすコイルボビン15が配置されている。各コイルボビン15が構成するコの字の内側には、当該コイルボビン15に対して巻回された巻線16が収容されている。巻線16は、電流が供給されると、回転磁界を発生する。
コイルボビン15において、前記モータハウジング11の切欠き部11bと対応する位置には、導電性を有する金属材料よりなり略短冊状をなす4本のオス端子17(第1の接続端子)の基端部が固定されている。尚、図1には、4本のオス端子17のうち、2本のみを図示している。各オス端子17は、その基端部付近で2回折り曲げられることにより軸方向に沿って延びる部分を有しているが、その先端部側は、後述するロータ21の回転軸22の回転軸線L1を含む平面S1に対して垂直となる方向に沿って延びている。尚、図1において、平面S1は、紙面に対して垂直となる面である。そして、各オス端子17の先端部は、モータハウジング11の切欠き部11bから同モータハウジング11の外方に向かって突出している。これら各オス端子17には、前記巻線16の端部がかしめにより固定され、これによりオス端子17と巻線16とが電気的に接続されている。
ステータ13の径方向内側には、ロータ21が、モータハウジング11に対して回転可能に配設されている。ロータ21を構成する回転軸22には、その径方向中央部に、軸方向に沿って貫通した挿入孔22aが形成されている。この回転軸22は、モータハウジング11の底部11cの径方向中央部に配設された軸受23と、前記ハウジングカバー12における軸受23と軸方向に対向する位置に配設された軸受24とによって軸支されている。そして、回転軸22の外周面には、公知の方法で着磁が施された略円筒状のマグネット25が固定されている。また、回転軸22の内周面、即ち挿入孔22aを構成する面において、ハウジングカバー12寄りの位置には、螺子部22bが形成されている。このようなロータ21は、巻線16にて発生される回転磁界によって回転される。
次に、出力部30について説明する。出力部30を構成する出力軸4は、軸方向の約半分が前記挿入孔22a内に収容されている。そして、出力軸4において挿入孔22a内に収容された部分の外周面には、前記螺子部22bと螺合する螺子部4bが形成されている。一方、出力軸4において挿入孔22a内に収容されていない部分は、ハウジングカバー12に形成された貫通孔12aからモータ部10の外部に向かって突出している。そして、出力軸4においてモータ部10の外部に向かって突出した部分には、該出力軸4に対して周方向に回転不能且つ抜脱不能に出力軸カバー31が装着されている。出力軸4の先端には、出力軸カバー31の上から前記車両用ヘッドライト装置の反射鏡5が揺動可能に連結される。尚、出力軸カバー31のモータ部10側の端部には、径方向外側に向かって延びる鍔部31aが形成されている。
前記貫通孔12aの周縁部には、出力軸カバー31の外周部を囲むような略筒状の収容部32が形成されている。この収容部32により、出力軸カバー31は、該収容部32に対する周方向の回転が不能となるように、且つ軸方向の移動が許容されるように保持されている。そして、この収容部32の先端側には、抜け止めリング33が取着されている。
このような出力部30では、ロータ21が回転すると、ロータ21の回転方向に応じて、回転軸22に形成された螺子部22bと螺合する螺子部4bを有する出力軸4が該出力軸4の軸方向に沿って移動される。尚、出力軸4が収容部32から外部に突出する方向(図1における左方向)に移動される場合には、出力軸4が所定距離だけ移動したところで、鍔部31aが抜け止めリング33に当接し、それ以上の出力軸4の同方向への移動が規制される。
次に、コネクタハウジング40について説明する。コネクタハウジング40は、合成樹脂よりなり、モータハウジング11の切欠き部11bを閉塞するように配置されている。図3に示すように、コネクタハウジング40は、回転軸22の回転軸線L1を含む平面S1に対して垂直となる方向から見た形状が四角形状をなす回路収容部41と、図3における回路収容部41の下方に配置され略筒状をなすコネクタ部42とが一体に形成されてなる。尚、図3に示すコネクタハウジング40は、駆動回路装置60を配置する前の状態を示している。
図4に示すように、コネクタ部42の内部には、3本のコネクタ端子43が配設されている。このコネクタ端子43は、前記駆動回路装置60と車両のバッテリ(図示略)等とを電気的に接続するためのものである。
図1に示すように、回路収容部41には、モータ部10の径方向外側に向かって開口する回路収容凹部44が凹設されている。回路収容凹部44の開口部は、前記平面S1と平行に配設される蓋部45にて閉塞されている。回路収容凹部44の底部は、第1底部46aと、該第1底部46aよりもモータ部10の径方向外側となる第2底部46bとを備えて構成されている。そして、図1及び図3に示すように、第2底部46bには、モータ部10と逆側に開口する4つの端子収容凹部47が形成されている。各端子収容凹部47は、回転軸22の回転軸線L1を含む平面S1に対して垂直となる方向から見た形状が四角形状をなしており、4つの端子収容凹部47全体で正方形状をなすような位置に形成されている。そして、各端子収容凹部47の底部には、前記オス端子17が挿入される挿通孔47aが形成されている。
図3に示すように、回路収容凹部44内において、端子収容凹部47とハウジングカバー12との間には、3本の中継端子48がモータ部10の軸方向に沿って一列に並ぶように配置されている。これらの中継端子48は、それぞれ前記コネクタ端子43に電気的に接続されている。
図1及び図3に示すように、回路収容凹部44の側壁44aには、該側壁44aの板厚を薄くすることにより位置決め段部49が形成されている。詳しくは、位置決め段部49は、側壁44aにおいて端子収容凹部47の開口部よりもモータ部10の径方向外側となる位置の板厚を薄くすることにより形成されている。因みに、ハウジングカバー12と当接する回路収容凹部44の側壁44aは、位置決め段部49が形成されることにより、その板厚がゼロとなる。そして、図3に示すように、位置決め段部49上において、モータ部10の径方向から見て回路収容部41の対角線上となる2箇所には、位置決め凸部51がそれぞれ形成されている。このような位置決め段部49上には、図1に示すように、後述する駆動回路装置60の基板61が配置される。そして、位置決め段部49は、回路収容凹部44内における基板61の位置決めを行う。即ち、位置決め段部49上に配置された基板61は、該位置決め段部49によって、回転軸22の回転軸線L1を含む前記平面S1と平行となるように位置決めされる。
次に、上記のコネクタハウジング40内に収容される駆動回路装置60について説明する。図5に、駆動回路装置60の平面図を示す。駆動回路装置60は、前記モータ部10への通電を制御するものである。駆動回路装置60の基板61は、前記回路収容凹部44に応じた長方形の板状をなしている(図3参照)。この基板61には、前記位置決め段部49上に形成された位置決め凸部51に係合する位置決め孔61aが形成されている。この位置決め孔61aは、基板61を位置決め段部49上に配置した際に、位置決め凸部51と対応する位置に形成されている。また、基板61には、該基板61が位置決め段部49上に配置された際に前記中継端子48が挿入される3つの中継端子挿入孔61bが形成されている。更に、基板61上には、モータ部10の駆動を制御するための、即ち前記巻線16への通電を制御するための複数の回路素子62が実装されている。また更に、基板61上には、該基板61を位置決め段部49上に配置した際に前記オス端子17と対向する位置に、4つのメス端子71(第2の接続端子)が、基板61に対して垂直となるように直立されている。これらのメス端子71にオス端子17がそれぞれ挿入されることにより、駆動回路装置60とモータ部10とが電気的に接続される。尚、基板61において、回路素子62やメス端子71が配置される側の面は、平らな平坦面61cとなっている。
ここで、メス端子71について詳述する。図6(a)はメス端子の平面図、図6(b)はメス端子の正面図、図6(c)はメス端子の底面図、図6(d)はメス端子の側面図である。
メス端子71は、導電性を有する金属材料により形成されている。図6(a)に示すように、メス端子71は、長方形の板状をなし隣り合う側壁部同士が直角をなす4つの側壁部72〜75が一体的に構成されてなる筒部76を有している。そして、図6(b)〜図6(c)に示すように、筒部76の下端面、即ち基板61側の端面は、平らに形成されている。尚、筒部76は、前記端子収容凹部47に挿入可能な太さに形成されている(図1参照)。また、対向する側壁部72,74間の距離がオス端子17の厚さよりも長いと共に、対向する側壁部73,75間の距離がオス端子17の幅よりも十分長くなっている。
図6(d)に示すように、互いに対向する1組の側壁部73,75には、該側壁部73,75における基板61と逆側の端部(図6(d)における上側の端部)で互いに対向する部位に、面取りされた形状のガイド面73a,75aが設けられている。本実施形態では、ガイド面73a,75aは、平面状をなしている。
一方、互いに対向する1組の側壁部72,74の図6(b)及び図6(d)における上側の端面には、該端面から延設されると共に、筒部76の内部に向かって折り返された板ばね部77がそれぞれ形成されている。これら2つの板ばね部77は、図6(b)及び図6(d)における上方側からオス端子17が筒部76内に挿入されると、当該オス端子17を挟持する。
また、図6(c)及び図6(d)に示すように、2枚の側壁部72,74における基板61側の平らな端面72a,74aには、該端面72a,74aから該端面72a,74aと直交する方向に沿って延びる爪部81〜84がそれぞれ形成されている。詳しくは、側壁部72における基板61側の端面72aから、爪部81,82が延設されており、側壁部74における基板61側の端面74aから、爪部83,84が延設されている。これらの爪部81〜84は、略四角柱状をなしている。そして、各爪部81〜84は、図6(c)に示すように、筒部76の基板61側の開口部から見ると、筒部76の4つの角部76a〜76dから離間した位置に形成されている。従って、爪部81,82の基端部の両側には端面72aが存在し、爪部83,84の基端部の両側には端面74aが存在することになる。
図6(d)に示すように、前記基板61には、メス端子71を基板61に対して組付ける際に爪部81〜84が挿入される4つの取付け孔61d(図6(d)には2つのみ図示)が形成されている。4つの取付け孔61dは、基板61の板厚方向に貫通して形成され、各取付け孔61dの開口部側から見た該取付け孔61dの形状は、爪部81〜84を該爪部81〜84の延設方向と直交する方向に沿って切った断面の形状と略等しい大きさの四角形状をなしている。そして、側壁部72に形成された爪部81,82に対応する2つの取付け孔61dは、メス端子71が基板61に取り付けられる前の状態において、爪部81,82を対応する取付け孔61dに挿入可能な範囲内で、側壁部72と直交する方向から見て爪部81,82の互いに外向きとなる面81a,82aの間となる位置に形成されている。同様に、側壁部74に形成された2つの爪部83,84に対応する2つの取付け孔61dも、メス端子71が基板61に取り付けられる前の状態において、爪部83,84を対応する取付け孔61dに挿入可能な範囲内で、側壁部74と直交する方向から見て爪部83,84の互いに外向きとなる2つの面の間となる位置に形成されている。
上記のように構成されたメス端子71は、取付け孔61dに爪部81〜84が挿入されることにより基板61上に配置される。この時、各爪部81〜84は、側壁部72,74の基板61側の端面72a,74aを含む筒部76の基板61側の端面が基板61の平坦面61cに当接するまで、即ち各爪部81〜84の基端部の両側にある端面72a,74aが基板61の平坦面61cに当接するまで取付け孔61dに挿入される。
またこの時、爪部81,82に対応する2つの取付け孔61dは、メス端子71が基板61に取り付けられる前の状態において、爪部81,82の互いに外向きとなる面81a,82aの間となる位置に形成されていることから、爪部81,82の互いに外向きとなる面81a,82aは、取付け孔61dの内側面に圧接されることになる。同様に、側壁部74に形成された2つの爪部83,84に対応する2つの取付け孔61dも、メス端子71が基板61に取り付けられる前の状態において、爪部83,84の互いに外向きとなる2つの面の間となる位置に形成されていることから、爪部83,84の互いに外向きとなる2つの面は、取付け孔61dの内側面に圧接されることになる。従って、爪部81〜84は、取付け孔61dから脱落し難い。
尚、本実施形態のメス端子71の各爪部81〜84は、取付け孔61dに挿入された後、図1に示すように、取付け孔61dから突出した爪部81〜84(図1では爪部82,83のみ図示している)の先端側から半田付けされる。これにより、メス端子71の基板61に対する固定がより強固なものとされる。また、半田付けが行われることにより、各回路素子62とメス端子71との電気的な接続を確実なものとし、メス端子71からオス端子17への通電の確実性を向上させることができる。
上記のように構成された駆動回路装置60をコネクタハウジング40に収容する際には、回路素子62及びメス端子71がモータ部10側に向くように、且つ位置決め孔61aに位置決め凸部51が係入されるように、基板61を、回転軸22の回転軸線L1を含む平面S1と直交する方向に沿って回路収容凹部44の底部側に移動させる。すると、基板61の移動に伴って、メス端子71も前記平面S1と直交する方向に沿ってオス端子17に近づくように移動され、4つのメス端子71は、その先端から端子収容凹部47内に挿入される。同時に、前記平面S1と直交する方向に沿って延びるオス端子17の先端部が、各メス端子71の先端側から筒部76内に挿入されて電気的に接続される。これにより駆動回路装置60とモータ部10とが電気的に接続される。また同時に、3つの中継端子48が、中継端子挿入孔61bにそれぞれ挿通される。そして、基板61が位置決め段部49上に配置されると、位置決め孔61aに位置決め凸部51が完全に係入されて基板61のコネクタハウジング40に対する位置決めがなされる。即ち、基板61は、回路収容部41内において、回転軸22の回転軸線L1を含む平面S1と平行に配置される。
この時、メス端子71の筒部76を構成する側壁部73,75間の距離がオス端子17の幅よりも十分長くなっていることから、メス端子71に対するオス端子17の位置がモータ部10の周方向に若干ずれていたとしても、メス端子71にオス端子17を挿入することができる。
また、互いに対向する側壁部73,75における基板61と逆側の端部に、ガイド面73a,75aが形成されている。そのため、メス端子71に対するオス端子17の配置位置がモータ部10の周方向に若干ずれていたとしても、オス端子17の先端がガイド面73a若しくはガイド面75aに当接した場合には、オス端子17はガイド面73a若しくはガイド面75aに案内されて筒部76の内部に挿入される。
更に、爪部81〜84の基端部の両側にある側壁部72,74の基板61側の端面72a,74aが基板61の平坦面61cに当接している。そのため、例えばオス端子17が接触することによりメス端子71に対して該メス端子71を傾斜させる方向の外力が加えられたとしても、爪部81〜84の基端部の両側にあると共に基板61の平坦面61cに当接している端面72a,74aによって、メス端子71が基板61に対して傾斜することが抑制される。
尚、中継端子挿入孔61bに挿入された中継端子48は、駆動回路装置60が回路収容凹部44内に配置された後に半田付けによって駆動回路装置60に電気的に接続される。その後、回路収容凹部44の開口部は蓋部45によって閉塞される。
上記したように、本実施形態によれば、以下の作用・効果を有する。
(1)モータ部10と駆動回路装置60とは、回転軸22の回転軸線L1を含む平面S1に対して垂直となる方向に沿って、メス端子71にオス端子17を挿入することにより電気的に接続される。従って、モータ部10と駆動回路装置60とを電気的に接続するために、導電線や導電板を用いなくてもよいため、アクチュエータ3を組み立てる際の工程数の増加が抑えられる。また、オス端子17とメス端子71とは、オス端子17をメス端子71に挿入するだけで接続されるため、基板61及びモータ部10を回転軸22の回転軸線L1を含む平面S1に対して垂直となる方向に沿って相対移動させるだけで、オス端子17とメス端子71とを接続することができる。従って、オス端子17とメス端子71とは、基板61を回路収容凹部44内に配置する時に、同時に接続することができる。これらのことから、駆動回路装置60が一体化されるアクチュエータ3において、モータ部10を駆動回路装置60とを容易に接続することができる。
(2)メス端子71を構成する筒部76には、メス端子71を基板61上に直立させるための4つの爪部81〜84が形成されている。そして、爪部81〜84は、筒部76を構成すると共に対向する一組の側壁部72,74における基板61側の平らな端面72a,74aから該端面72a,74aと直交する方向に沿って延び、且つ筒部76の基板61側の開口部から見て筒部76の4つの角部76a〜76dから離間した位置に形成されている。そのため、爪部81〜84の基端部の両側には、爪部81〜84の延びる方向と直交する、側壁部72,74の基板61側の端面72a,74aが存在する。そして、このような爪部81〜84は、側壁部72,74の基板61側の端面72a,74aが基板61の平坦面61cに当接するまで取付け孔61dに挿入されている。従って、メス端子71に対して該メス端子71が傾斜する方向に何らかの外力が加えられたとしても、爪部81〜84の基端部の両側にある側壁部72,74の端面72a,74aが平坦面61cに当接していることから、メス端子71は基板61に対して傾斜することが抑制される。その結果、メス端子71に対してオス端子17を挿入し易くなり、モータ部10と駆動回路装置60との接続をより容易なものとすることができる。
(3)側壁部72,74は、筒部76において対向している側壁部である。そして、側壁部72に2つの爪部81,82が形成され、側壁部74に2つの爪部83,84が形成されている。従って、爪部81〜84を取付け孔61dに挿入することにより基板61に対して直立されるメス端子71は、例えば爪部81〜84が隣り合う側壁部72,73に2つずつ形成された場合に比べて、基板61に対してより安定して直立される。
(4)側壁部72に形成された2つの爪部81,82の互いに外向きとなる面81a,82aは、取付け孔61dの内側面に圧接されている。同様に、側壁部74に形成された2つの爪部83,84の互いに外向きとなる2つの面は、取付け孔61dの内側面に圧接されている。従って、各爪部81〜84は、取付け孔61dから脱落し難くなっている。その結果、メス端子71は、基板61から脱落し難くなる。また、爪部81,82の互いに外向きとなる面81a,82a、及び爪部83,84の互いに外向きとなる2つの面が取付け孔61dの内側面に圧接されていると、メス端子71は、基板61に対して移動し難くなる。よって、メス端子71が基板61に対して傾斜することが更に抑制される。
(5)側壁部73,75の基板61と逆側の端部、即ち、筒部76においてオス端子17が挿入される側の開口部を構成する端部に、ガイド面73a,75aが形成されている。従って、メス端子71に対するオス端子17の配置位置がモータ部10の周方向にずれていたとしても、筒部76に対してオス端子17が挿入される際に、オス端子17がガイド面73a,若しくはガイド面75aに当接した場合には、オス端子17は当接したガイド面73a,75aの何れか一方に沿ってメス端子71の内部に挿入されることになる。よって、モータ部10と駆動回路装置60とを接続する際に、オス端子17がメス端子71に挿入され損なうといった組付け不良の発生を抑制することができる。
(6)一般的に、モータ部10に設けられ巻線16が接続されるオス端子17は、位置ずれし易い。そのため、中継端子48のように基板61に対して半田付けする構成であると、オス端子17と基板61との間の半田に亀裂が生じ、接続不良となる虞がある。そこで、本実施形態のように、オス端子17と駆動回路装置60とを接続するにあたり、メス端子71を用いると、メス端子71内、即ち筒部76内でオス端子17の位置ずれを許容することができる。その結果、オス端子17と駆動回路装置60との接続不良の発生を防止することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ガイド面73a,75aは、平面状をなしているが、曲面状に形成されていてもよい。また、メス端子71は、ガイド面73a,75aを備えない構成であってもよい。
・上記実施形態では、爪部81〜84は、互いに外向きとなる2つの面がそれぞれ取付け孔61dの内側面に圧接される。しかしながら、図7に示すように、爪部81〜84(図7には爪部81,82のみ図示)は、互いに対向する面が取付け孔61dの内側面に圧接されてもよい。この場合には、側壁部72に形成された爪部81,82に対応する2つの取付け孔61dは、メス端子71が基板61に取り付けられる前の状態において、爪部81,82を対応する取付け孔61dに挿入可能な範囲内で、側壁部72と直交する方向から見て爪部81,82の互いに対向する面81b,82b間に入らない位置に形成される。同様に、図示は省略するが、側壁部74に形成された2つの爪部83,84に対応する2つの取付け孔61dも、メス端子71が基板61に取り付けられる前の状態において、爪部83,84を対応する取付け孔61dに挿入可能な範囲内で、側壁部74と直交する方向から見て爪部83,84の互いに対向する2つの面の間入らない位置に形成される。このようにしても、上記実施形態の(4)の作用・効果と同様の作用・効果を得ることができる。また、爪部81〜84は、互いに外向きとなる面、及び互いに対向する面の両方が取付け孔61dの内側面に圧接されるものであってもよい。また、側壁部72に形成された爪部81,82の互いに外向きとなる面81a,82aのみ、若しくは側壁部74に形成された爪部83,84の互いに外向きとなる2つの面のみが取付け孔61dの内側面に圧接されるものであってもよい。更に、側壁部72に形成された爪部81,82の互いに対向する面81b,82bのみ、若しくは側壁部74に形成された爪部83,84の互いに対向する2つの面のみが取付け孔61dの内側面に圧接されるものであってもよい。
・上記実施形態では、メス端子71は、対向する1組の側壁部72,74に2つずつ形成された合計4つの爪部81〜84を有している。しかしながら、メス端子71が有する爪部の数、及びその形成位置は、これに限らない。例えば、図8(a)〜図8(d)に示すメス端子91は、2つの爪部92,93を有している。爪部92,93は、筒部76における基板61側の平らな端面76eの中心O1を対称の中心として点対称となる2つの位置にそれぞれ形成されている。このように構成すると、メス端子91は、例えば端面76eの中心O1を対称の中心として点対称となる位置に2つの爪部が形成されない場合に比べて、基板61に対して安定して直立される。また、筒部76に形成される爪部92,93の数が2つであることから、基板61の平坦面61cと当接する側壁部72,74の基板61側の端面72a,74aの面積が、爪部が3つ以上形成された場合に比べて大きくなる。即ち、筒部76に爪部が3つ以上形成された場合に比べて、互いに当接することによりメス端子91の基板61に対する傾斜を防止する側壁部72,74の基板61側の端面72a,74aと基板61の平坦面61cとの当接面積がより大きくなる。よって、メス端子91に対して該メス端子91が傾斜する方向に何らかの外力が加えられた場合に、当該メス端子91は基板61に対してより傾斜し難いものとなる。
尚、図8に示した爪部の数及び配置の例以外に、爪部は、筒部76を構成する全ての側壁部72〜75にそれぞれ少なくとも1つ形成されるものであってもよい。また、爪部は、隣り合う側壁部72,73にそれぞれ形成されるものであってもよい。更に、4つ以上の偶数個の爪部が、筒部76における基板61側の端面76eの中心O1を対称の中心として点対称となる位置に形成されるものであってもよい。
・上記実施形態では、メス端子71の各爪部81〜84は、取付け孔61dに挿入された後、図1に示すように、各爪部81〜84の先端側から半田付けされるが、半田付けされない構成であってもよい。
・上記実施形態のメス端子71は、基板61に対して傾斜し難い構成であるため、隣り合うメス端子71間の間隔を縮めた場合であっても、隣り合うメス端子71同士が傾斜して接触するといった不具合が生じ難い。従って、上記実施形態のメス端子71を使用した場合には、1つの端子収容凹部47内に4つのメス端子71が挿入される構成とし、隣り合うメス端子71間の間隔を縮めることが可能である。このように隣り合うメス端子71間の間隔を縮めると、コネクタハウジング40の小型化を図ることができ、ひいては駆動回路装置60が一体化されたアクチュエータ3の小型化を図ることができる。
・上記実施形態では、基板61は、コネクタハウジング40内において、回転軸22の回転軸線L1を含む平面S1と平行に配置されるが、これに限らない。基板61は、該基板61上に立設されたメス端子71に対して、回転軸22の回転軸線L1を含む平面S1に対して垂直となる方向に沿って延びるオス端子17を挿入可能に配置されるものであればよい。従って、例えば、基板61は、回転軸22の回転軸線L1を含む平面S1と垂直をなすように配置されてもよい。尚、基板61の配置の向きが変更される場合には、それに応じて、メス端子71の基板61に対する立設方向が変更される。
・上記実施形態では、モータ部10に設けられたオス端子17が、基板61上に立設されたメス端子71に対して挿入されることにより、モータ部10と駆動回路装置60とが電気的に接続される。しかしながら、モータ部10に第1の接続端子としてメス端子71を設け、基板61上に第2の接続端子としてオス端子17を設けてもよい。このようにしても、モータ部10と駆動回路装置60とを容易に接続することができる。
・上記実施形態では、アクチュエータ3は、車両用ヘッドライト装置において光源バルブ6の光軸の傾斜角度を調整するために用いられているが、これ以外の用途に使用されてもよい。
アクチュエータの断面図。 車両用ヘッドライト装置の断面図。 アクチュエータの正面図。 アクチュエータの側面図。 駆動回路装置の正面図。 (a)はメス端子の上面図、(b)はメス端子の正面図、(c)はメス端子の底面図、(d)はメス端子の側面図。 別の形態のメス端子における爪部付近の拡大図。 (a)は別の形態のメス端子の上面図、(b)は別の形態のメス端子の正面図、(c)は別の形態のメス端子の底面図、(d)は別の形態のメス端子の側面図。
符号の説明
3…アクチュエータ、4…出力軸、10…モータ部、17…第1の接続端子としてのオス端子、22…回転軸、60…駆動回路装置、61…基板、61c…平坦面、61d…取付け孔、62…回路素子、71,91…第2の接続端子としてのメス端子、72〜75…側壁部、72a,74a…側壁部の基板側の端面、73a,75a…ガイド面、76…筒部、76a〜76d…筒部の基板側の開口部から見た角部、76e…筒部の基板側の端面、81〜84,92,93…爪部、81a,82a…爪部の互いにと外向きとなる部分としての爪部の互いに外向きとなる面、81b,82b…爪部の互いに対向する部分としての爪部の互いに対向する面、L1…回転軸線、O1…筒部の基板側の端面の中心、S1…平面。

Claims (7)

  1. 出力軸と、
    前記出力軸を駆動するために回転される回転軸を有するモータ部と、
    前記モータ部の駆動を制御するための回路素子、及び前記回路素子が実装された基板を有する駆動回路装置と、
    前記モータ部が電流供給を受けるために前記モータ部に設けられ、前記回転軸の回転軸線を含む平面に対して垂直となる方向に沿って延びる第1の接続端子と、
    前記第1の接続端子と前記駆動回路装置とを電気的に接続するために前記基板上に立設された第2の接続端子と、を備え、
    前記モータ部と前記駆動回路装置とは、前記第1の接続端子及び前記第2の接続端子の何れか一方に対して、前記第1の接続端子及び前記第2の接続端子の何れか他方が前記回転軸の回転軸線を含む前記平面に対して垂直となる方向に沿って挿入されることにより電気的に接続されていることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 請求項1に記載のアクチュエータにおいて、
    前記第2の接続端子は、隣り合う側壁部同士が直角をなす4つの側壁部よりなり前記第1の接続端子が挿入される筒部と、少なくとも2つの前記側壁部における前記基板側の平らな端面から該端面と直交する方向に沿って延び、且つ前記筒部の前記基板側の開口部から見て前記筒部の4つの角部から離間した位置に形成された、前記基板上に前記第2の接続端子を直立させるための複数の爪部とを有しており、
    前記基板は、前記回転軸の回転軸線を含む前記平面と平行に配置され、前記筒部側に平らな平坦面を有すると共に、前記基板の板厚方向に沿って形成され前記側壁部の前記基板側の端面が前記平坦面に当接するまで前記爪部が挿入される取付け孔を有しており、
    前記モータ部と前記駆動回路装置とは、前記第2の接続端子に対して前記第1の接続端子が挿入されることにより電気的に接続されていることを特徴とするアクチュエータ。
  3. 請求項2に記載のアクチュエータにおいて、
    前記爪部は、対向する1組の前記側壁部のそれぞれに2つずつ形成されていることを特徴とするアクチュエータ。
  4. 請求項2に記載のアクチュエータにおいて、
    前記爪部は、前記筒部における前記基板側の平らな端面の中心を対称の中心として点対称となる2つの位置にそれぞれ形成されていることを特徴とするアクチュエータ。
  5. 請求項3に記載のアクチュエータにおいて、
    少なくとも1つの前記側壁部に形成された2つの前記爪部の互いに対向する部分は、前記取付け孔の内側面に圧接されていることを特徴とするアクチュエータ。
  6. 請求項3又は請求項5に記載のアクチュエータにおいて、
    少なくとも1つの前記側壁部に形成された2つの前記爪部の互いに外向きとなる部分は、前記取付け孔の内側面に圧接されていることを特徴とするアクチュエータ。
  7. 請求項2乃至請求項6の何れか1項に記載のアクチュエータにおいて、
    少なくとも一組の対向する前記側壁部は、該側壁部における前記基板と逆側の端部で互いに対向する部位に、面取りされた形状のガイド面を有していることを特徴とするアクチュエータ。
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