JP4646758B2 - モータの製造方法、およびモータ - Google Patents
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Description
図1は、本発明を適用したステッピングモータの断面図である。
図2(a)、(b)は、図1に示すステッピングモータ1の反出力側を分解して示す分解斜視図、および軸受ホルダ8の出力側端面の構造を示す斜視図である。図3(a)ないし(c)は、図1に示すステッピングモータ1の軸受ホルダ8の出力側端面の構成を示す平面図、縦断面図、および反出力側端面の構成を示す底面図である。図4(a)ないし(c)は、図1に示すステッピングモータ1のバネ部材9を示す平面図、そのI−I線で切断した部分の縦断面図、および板バネ部90の部分の断面図である。
図5は、図1に示すステッピングモータ1の出力側を分解して示す分解斜視図である。図6(a)ないし(d)は、図1に示すステッピングモータ1のモータ取り付け板を示す平面図、縦断面図、底面図、および側面図である。
本形態のモータ1は、上記の構成を有するため、その製造方法では、ステータ4を、モータ出力軸方向に重ねて配置された出力側のステータ組4Bと反出力側のステータ組4Aとから構成するとともに、ステータ組4A、4Bでは、外ステータコア41同士、コイル42同士、および内ステータコア44同士を各々、同一構造の部品から構成し、かつ、外ステータコア41の端面には、ロータ配置穴の周りでモータ軸線方向の外側に向けて突出するスポット溶接用の突起451、452を4つ形成しておき、軸受ホルダ固定工程およびモータ取り付け板固定工程においてスポット溶接を行う。その際、軸受ホルダ8の溝81およびモータ取り付け板6のピン穴68の各々に位置決めピン(図示せず)を差し込み、ステータ4に対する軸受ホルダ8およびモータ取り付け板6の位置決めを行う。
以上説明したように、本形態のステッピングモータ1において、出力側のステータ組4Bで出力側端面を構成する外ステータコア41には出力側に突出する4つの突起452が形成されているため、モータを搭載する機器によって、ステータ3に対するモータ取り付け板6の取り付け角度が変って、4つの突起452のうちの一部が溶接できない場所に位置するような場合でも、残り3つの突起452を用いてスポット溶接を行うことができる。また、基端側垂直板部61において折り曲げ部分を避けた領域に4つの溶接予定領域65を確保できるモータ取り付け板6を用いる場合には、4つの溶接予定領域65の各々において突起452を用いてスポット溶接を行えばよい。従って、外ステータコア41を設計変更しなくても、各種機器にステッピングモータ1を搭載することができる。
図7(a)、(b)は、本発明を適用した別のステッピングモータ1の反出力側を分解して示す分解斜視図、および軸受ホルダ8の出力側端面の構造を示す斜視図である。図8(a)ないし(c)は、図7に示すステッピングモータ1の軸受ホルダ8の出力側端面の構成を示す平面図、縦断面図、および反出力側端面の構成を示す底面図である。なお、本形態のステッピングモータの基本的な構成は、図1〜図6を参照して説明したステッピングモータと同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図7および図8に図示することにして、それらの説明を省略する。
2 ロータ
3 ステータ
4A 反出力側のステータ組
4B 出力側のステータ組
5 出力側軸受
6 モータ取り付け板
7 反出力側軸受
8 軸受ホルダ
9 バネ部材
21 回転軸
22 ロータマグネット
30 ロータ配置穴
41 外ステータコア
42 コイル
44 内ステータコア
451、452 突起(スポット溶接用の突起)
65、85 溶接予定領域
80 貫通穴
821〜824 係合凹部
90 板バネ部
921〜924 爪部
Claims (6)
- モータ軸線方向で開口するロータ配置穴を備えた筒状のステータと、前記ロータ配置穴に配置されたロータと、モータ軸線方向における反出力側で前記ロータの回転軸の一方側軸端を支持する軸受と、該軸受が装着された貫通穴を備えた軸受ホルダと、該軸受ホルダよりもさらに一方端側に配置され、前記軸受を前記回転軸に向けて付勢する板バネ部を備えた与圧付与部材と、前記ステータの出力側端面に重ねられたモータ取り付け板とを有するモータの製造方法において、
前記モータ取り付け板は、モータ軸線方向に延びた水平板部と、該水平板部の端部から垂直に折れ曲がった垂直板部とを備えているとともに、前記垂直板部と前記水平板部との折れ曲がり部分に切り欠きを形成しておき、
前記ステータを、モータ出力軸方向に重ねて配置された出力側ステータ組と反出力側ステータ組とから構成するとともに、前記出力側ステータ組と前記反出力側ステータ組とでは、モータ軸線方向における外側に配置された外ステータコア同士、コイル同士、およびモータ軸線方向における内側で前記コイルを前記外ステータコアとの間に挟む内ステータコア同士を各々、同一構造の部品から構成し、かつ、前記外ステータコアの端面には、前記ロータ配置穴の周りでモータ軸線方向の外側に向けて突出するスポット溶接用の突起を4つ以上形成しておき、
前記反出力側ステータ組で反出力側端面を構成する前記外ステータコアに前記軸受ホルダを押圧した状態で通電して前記4つ以上の突起を全て用いてスポット溶接を行う軸受ホルダ固定工程と、
前記出力側ステータ組で出力側端面を構成する前記外ステータコアに前記モータ取り付け板の前記垂直板部を押圧した状態で通電して前記4つ以上の突起のうち、前記切り欠きと重ならない少なくとも3つの突起を用いてスポット溶接を行い、前記切り欠きと重なる箇所には前記突起を残すモータ取り付け板固定工程と
を行うことを特徴とするモータの製造方法。 - 請求項1において、前記ステータコアに形成する前記突起は4つであり、
前記与圧付与部材には、外周縁から出力側に向けて突出した4つの爪部を周方向で離間した位置に形成する一方、
前記軸受ホルダには、出力側端面の外周側領域を反出力側に凹ませて前記爪部が係合可能とした係合凹部を形成するとともに、前記係合凹部について周方向で4つの領域に分割して形成し、
前記軸受ホルダ固定工程では、当該分割により前記係合凹部の間に形成された領域で前記スポット溶接を行うことを特徴とするモータの製造方法。 - 請求項2において、前記軸受ホルダは、前記モータ軸線方向からみたとき概ね、四角形状を有し、
当該四角形状の辺に相当する領域の一部に前記係合凹部が形成され、
前記軸受ホルダ固定工程では、当該四角形状の角に相当する領域で前記スポット溶接を行うことを特徴とするモータの製造方法。 - モータ軸線方向で開口するロータ配置穴を備えた筒状のステータと、前記ロータ配置穴に配置されたロータと、モータ軸線方向における反出力側で前記ロータの回転軸の一方側軸端を支持する軸受と、該軸受が装着された貫通穴を備えた軸受ホルダと、該軸受ホルダよりもさらに一方端側に配置され、前記軸受を前記回転軸に向けて付勢する板バネ部を備えた与圧付与部材と、前記ステータの出力側端面に重ねられたモータ取り付け板とを有するモータにおいて、
前記モータ取り付け板は、モータ軸線方向に延びた水平板部と、該水平板部の端部から垂直に折れ曲がった垂直板部とを備えているとともに、前記垂直板部と前記水平板部との折れ曲がり部分には切り欠きが形成されており、
前記ステータは、モータ出力軸方向に重ねて配置された出力側ステータ組と反出力側ステータ組とから構成されているとともに、前記出力側ステータ組と前記反出力側ステータ組とでは、モータ軸線方向における外側に配置された外ステータコア同士、コイル同士、およびモータ軸線方向における内側で前記コイルを前記外ステータコアとの間に挟む内ステータコア同士が各々、同一構造の部品から構成され、
前記反出力側ステータ組で反出力側端面を構成する前記外ステータコアと前記軸受ホルダとは、前記ロータ配置穴の周りにおいて4箇所以上でスポット溶接が施され、
前記出力側ステータ組で出力側端面を構成する前記外ステータコアと前記モータ取り付け板の前記垂直板部とは、前記ロータ配置穴の周りにおいて、反出力側での溶接箇所に対応する4箇所以上のうち、前記切り欠きと重ならない少なくとも3箇所でスポット溶接が施され、前記切り欠きと重なる他の箇所には、当該外ステータコアから出力側に突出するスポット溶接用の突起が位置していることを特徴とするモータ。 - 請求項4において、前記反出力側ステータ組で反出力側端面を構成する前記外ステータコアと前記軸受ホルダとは前記ロータ配置穴の周りにおいて4箇所でスポット溶接され、
前記与圧付与部材には、外周縁から出力側に向けて突出した4つの爪部が周方向で離間した位置に形成され、
前記軸受ホルダには、出力側端面の外周側領域を反出力側に凹ませて前記爪部が係合可能とした係合凹部が形成され、
前記係合凹部は、周方向で4つの領域に分割して形成されているとともに、当該分割により前記係合凹部の間に形成された領域に前記スポット溶接が施されていることを特徴とするモータ。 - 請求項5において、前記軸受ホルダは、前記モータ軸線方向からみたとき概ね、四角形状を有し、
当該四角形状の辺に相当する領域の一部に前記係合凹部が形成され、
当該四角形状の角に相当する領域に前記スポット溶接が施されていることを特徴とするモータ。
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