JP4646758B2 - モータの製造方法、およびモータ - Google Patents

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本発明は、モータの製造方法およびモータに関するものである。さらに詳しくは、ステータに対する軸受ホルダおよびモータ取り付け板の固定技術に関するものである。
デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、FDD、ODDなどに用いられるステッピングモータは、一般に、筒状のステータにおいてモータ軸線方向で開口するロータ配置穴の内側にロータが配置されており、回転軸の一方の軸端は、球体を介して軸受で支持されている。ここで、軸受は、軸受ホルダの貫通穴内に挿入されており、軸受ホルダよりもさらに一方端側に配置された与圧付与部材の板バネ部によって回転軸に向けて付勢されている。ここで、与圧付与部材には2本の爪部が延びている一方、軸受ホルダの出力側端面には、軸受ホルダの反出力側端面に与圧付与部材を重ねた状態で与圧付与部材を回転させると爪部が引っ掛かる係合部が形成されており、このような爪部と係合部とによって、与圧付与部材は軸受ホルダに保持される。また、ステータの出力側端面には、モータを機器に搭載するときに用いられるモータ取り付け板が固定されており、このモータ取り付け板は、モータ軸線方向に延びた水平板部の端部から垂直板部が垂直に折れ曲がった形状を有している(特許文献1参照)。
特開2003−299298号公報
このようなモータでは、ステータの出力側端面に突起を設けておき、モータ取り付け板の垂直板部をステータの出力側端面に重ねた状態で通電し、突起を使用してスポット溶接を行いモータ取り付け板をステータに固定した構造が採用されることが多い。この場合、モータ取り付け板とステータとの溶接は、その安定性を確保するのに少なくとも3箇所で行う必要があるので、突起を3箇所に形成することになる。ここで、モータ取り付け板は、モータを各種機器へ取り付けるのに用いられる。このため、モータの端子位置などによりモータを取り付ける機器によっては、モータ取り付け板のモータへの取り付け角度やモータ取り付け板の形状を変えることがあり、その際、例えば、3つの突起のうちの1つが垂直板部と水平板部との折れ曲がり部分に位置することになった場合、そこに切り欠きを形成して垂直板部をステータの出力側端面に重ねることになるが、このような構成では、位置決めや溶接が2箇所でしかできないことになる。それ故、従来は、機種毎に突起の形成位置を変える必要があり、このような設計変更は、製造コストを増大させる原因となるという出力側での問題点がある。
一方、ステータは、モータ出力軸方向に重ねて配置された出力側ステータ組と反出力側ステータ組とから構成されており、出力側ステータ組および反出力側ステータ組は各々、モータ軸線方向における外側に配置された外ステータコアと、コイルと、モータ軸線方向における内側でコイルを外ステータコアとの間に挟む内ステータコアとを備えている。また、ステータの出力側端面は、出力側ステータ組の外ステータコアによって構成されているので、ステータの出力側端面に突起を設ける場合、出力側ステータ組の外ステータコアに突起を形成することになる。
ここで、出力側ステータ組と反出力側ステータ組とでは、モータ軸線方向における外側に配置された外ステータコア同士、コイル同士、および内ステータコア同士が各々、同一構造の部品から構成すれば製造コストを低減できるとともに、出力側ステータ組と反出力側ステータ組とを同一ロットの部品で構成でき、磁気的なバランスが向上する。
しかしながら、出力側ステータ組と反出力側ステータ組とを外ステータコア同士、同一構造とした場合に、出力側ステータ組の外ステータコアに3つの突起を形成すると、反出力側ステータ組の外ステータコアにも3つの突起が形成されることになり、出力側ステータ組の外ステータコアに軸受けホルダを固定する際、突起が邪魔になるため、出力側ステータ組と反出力側ステータ組とで外ステータコア、コイル、および内ステータコアを同一構造の部品で構成するのが困難である。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、モータ取り付け板とステータとの取り付け角度などが変更になっても外ステータコアを設計変更することなく、少なくとも3箇所でのスポット溶接を行うことができ、かつ、出力側ステータ組および反出力側ステータ組で外ステータコアを同一構造の部品を使用可能とするモータの製造方法、およびモータを提案することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、モータ軸線方向で開口するロータ配置穴を備えた筒状のステータと、前記ロータ配置穴に配置されたロータと、モータ軸線方向における反出力側で前記ロータの回転軸の一方側軸端を支持する軸受と、該軸受が装着された貫通穴を備えた軸受ホルダと、該軸受ホルダよりもさらに一方端側に配置され、前記軸受を前記回転軸に向けて付勢する板バネ部を備えた与圧付与部材と、前記ステータの出力側端面に重ねられたモータ取り付け板とを有するモータの製造方法において、前記モータ取り付け板は、モータ軸線方向に延びた水平板部と、該水平板部の端部から垂直に折れ曲がった垂直板部とを備えているとともに、前記垂直板部と前記水平板部との折れ曲がり部分に切り欠きを形成しておき、前記ステータを、モータ出力軸方向に重ねて配置された出力側ステータ組と反出力側ステータ組とから構成するとともに、前記出力側ステータ組と前記反出力側ステータ組とでは、モータ軸線方向における外側に配置された外ステータコア同士、コイル同士、およびモータ軸線方向における内側で前記コイルを前記外ステータコアとの間に挟む内ステータコア同士を各々、同一構造の部品から構成し、かつ、前記外ステータコアの端面には、前記ロータ配置穴の周りでモータ軸線方向の外側に向けて突出するスポット溶接用の突起を4つ以上形成しておき、前記反出力側ステータ組で反出力側端面を構成する前記外ステータコアに前記軸受ホルダを押圧した状態で通電して前記4つ以上の突起を全て用いてスポット溶接を行う軸受ホルダ固定工程と、前記出力側ステータ組で出力側端面を構成する前記外ステータコアに前記モータ取り付け板の前記垂直板部を押圧した状態で通電して前記4つ以上の突起のうち、前記切り欠きと重ならない少なくとも3つ突起を用いてスポット溶接を行い、前記切り欠きと重なる箇所には前記突起を残すモータ取り付け板固定工程とを行うことを特徴とする。
このような方法で製造したモータでは、前記モータ取り付け板は、モータ軸線方向に延びた水平板部と、該水平板部の端部から垂直に折れ曲がった垂直板部とを備えているとともに、前記垂直板部と前記水平板部との折れ曲がり部分には切り欠きが形成されており、前記ステータは、モータ出力軸方向に重ねて配置された出力側ステータ組と反出力側ステータ組とから構成されているとともに、前記出力側ステータ組と前記反出力側ステータ組とでは、モータ軸線方向における外側に配置された外ステータコア同士、コイル同士、およびモータ軸線方向における内側で前記コイルを前記外ステータコアとの間に挟む内ステータコア同士が各々、同一構造の部品から構成され、前記反出力側ステータ組で反出力側端面を構成する前記外ステータコアと前記軸受ホルダとは前記ロータ配置穴の周りにおいて4箇所以上でスポット溶接が施され、前記出力側ステータ組で出力側端面を構成する前記外ステータコアと前記モータ取り付け板の前記垂直板部とは、前記ロータ配置穴の周りにおいて、反出力側での溶接箇所に対応する4箇所以上のうち、前記切り欠きと重ならない少なくとも3箇所でスポット溶接が施され、前記切り欠きと重なる他の箇所には、当該外ステータコアから出力側に突出するスポット溶接用の突起が位置していることを特徴とする
本願においては、回転軸が突出している側を出力側といい、回転軸が突出している側とは反対側を反出力側という。
本発明では、出力側ステータ組で出力側端面を構成する外ステータコアには出力側に突出する4つ以上のスポット溶接用の突起が形成されているため、少なくとも3箇所での溶接が可能である。すなわち、ステータに対するモータ取り付け板の取り付け角度が変って突起の一部が溶接を行えない場所に位置するようになった場合でも、外ステータコアには4つ以上のスポット溶接用の突起が形成されているため、残り3つの突起を用いて溶接を行うことができる。従って、外ステータコアを設計変更しなくても、種々のモータ取り付け板を安定した状態に固定することができる。ここで、出力側ステータ組と反出力側ステータ組を構成する外ステータコア同士、コイル同士、および内ステータコア同士を各々、同一構造の部品から構成しようとすると、反出力側ステータ組で反出力側端面を構成する外ステータコアにも4つ以上の突起が形成されることになるが、本発明では、ステータの反出力側端面を構成する外ステータコアと軸受ホルダとの間では4つ以上の突起の全てを用いてスポット溶接を行う。このため、ステータの反出力側端面に軸受ホルダを重ねることができるので、出力側ステータ組と反出力側ステータ組を構成する外ステータコア同士、コイル同士、および内ステータコア同士を各々、同一構造の部品から構成することができる。
より具体的には、本発明においては、モータ取り付け板は、モータ軸線方向に延びた水平板部と、該水平板部の端部から垂直に折れ曲がった垂直板部とを備えているとともに、前記垂直板部と前記水平板部との折れ曲がり部分には切り欠きが形成されている。このため、垂直板部と水平板部との折れ曲がり部分ではスポット溶接が行えないが、折れ曲がり部分には切り欠きが形成されているので、かかる折れ曲がり部分に突起が位置しても、他の箇所でのスポット溶接に支障がない。
本発明において、前記ステータコアに形成する前記突起が4つである場合、前記与圧付与部材には、外周縁から出力側に向けて突出した4つの爪部を周方向で離間した位置に形成する一方、前記軸受ホルダには、出力側端面の外周側領域を反出力側に凹ませて前記爪部が係合可能とした係合凹部を形成するとともに、前記係合凹部について周方向で4つの領域に分割して形成し、前記軸受ホルダ固定工程では、当該分割により前記係合凹部の間に形成された領域で前記スポット溶接を行うことが好ましい。このように構成すると、軸受ホルダの外周側において係合凹部が占有する面積が狭いので、4つに分割した係合凹部の間、あるいは4つに分割した係合凹部の間近傍にスポット溶接箇所を確保することができる。
本発明において、前記軸受ホルダは、前記モータ軸線方向からみたとき概ね、四角形状を有している場合、当該四角形状の辺に相当する領域の一部に前記係合凹部を形成し、前記軸受ホルダ固定工程では、当該四角形状の角に相当する領域で前記スポット溶接を行うことが好ましい。このように構成すると、軸受ホルダの係合凹部の間に広いスペースを確保できるので、軸受ホルダの外周側領域にスポット溶接箇所を確保することができる。
本発明では、ステータに対するモータ取り付け板の取り付け角度が変って突起の一部が溶接を行えない場所に位置するようになった場合でも、外ステータコアには4つ以上のスポット溶接用の突起が形成されているため、残り3つの突起を用いて溶接を行うことができる。従って、外ステータコアを設計変更しなくても、種々のモータ取り付け板を安定した状態に固定することができる。ここで、出力側ステータ組と反出力側ステータ組を構成する外ステータコア同士、コイル同士、および内ステータコア同士を各々、同一構造の部品から構成しようとすると、反出力側ステータ組で反出力側端面を構成する外ステータコアにも4つ以上の突起が形成されることになるが、本発明では、ステータの反出力側端面を構成する外ステータコアと軸受ホルダとの間では4つ以上の突起の全てを用いてスポット溶接を行う。このため、ステータの反出力側端面に軸受ホルダを重ねることができるので、出力側ステータ組と反出力側ステータ組を構成する外ステータコア同士、コイル同士、および内ステータコア同士を各々、同一構造の部品から構成することができる。それ故、モータのコストを低減できる。また、出力側ステータ組と反出力側ステータ組とを同一ロットの部品で構成できるので、磁気的なバランスが向上する。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は、本発明を適用したステッピングモータの断面図である。
この図に示すように、本形態のモータ1は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、FDD、ODDなどに用いられる小型のPM型ステッピングモータであり、回転軸21を備えるロータ2と、このロータ2の基端側が同軸状に配置されているロータ配置穴30を備えるステータ3とを有している。
ステータ3は、反出力側のステータ組4Aと出力側のステータ組4B(出力側ステータ組)とから構成され、これらのステータ組4A、4Bは、モータ軸線Lの方向に重ねて2相構造に配設されている。ステータ組4A、4Bはいずれも、外ステータコア41と、コイル42が巻回されている環状のボビン43と、このボビン43を外ステータコア41との間に挟む内ステータコア44とを備え、内ステータコア44の端面同士が固着されている。外ステータコア41および内ステータコア44の内周縁からは、複数本の極歯411、441が起立しており、これら極歯411、441は、ボビン43の内周面に沿って周方向に交互に並んだ構成となっている。このようにして、ロータ配置穴30を備えた円筒状のステータ3が構成されており、このロータ配置穴30の内側には、ロータ2の基端側が同軸状に配置されている。ロータ2は、回転軸21の基端側の周りに、周方向に分極着磁されたロータマグネット22を備えており、このロータマグネット22は、ロータ配置穴30の内側において、ステータの極歯411、441と所定の間隔を介して対向している。本形態では、外ステータコア41の外周部分および底部分によって円筒状のケース10が構成され、かかるケース10の内部に、コイル42、内ステータコア44、および外ステータコア441を備えたステータ3と、ロータ2の基端側とが配置されている。
ここで、反出力側のステータ組4Aと、出力側のステータ組4Bとでは、外ステータコア41同士、コイル42同士、ボビン43同士、および内ステータコア44同士各々、同一の構造をもった部品が用いられている。
反出力側のステータ組4Aにおいて、外ステータコア41の反出力側には、反出力側軸受7が配置されており、この反出力側軸受7は鋼球71を介して回転軸21の反出力側端部を支持している。また、ステータ3に対して反出力側には、ステータ3と少なくとも一部が重なるように、焼結体からなる板状の軸受ホルダ8が配置され、反出力側軸受7は、軸受ホルダ8の貫通穴80に挿入された状態にある。さらに、軸受ホルダ8よりさらに反出力側には、金属薄板からなるバネ部材9が配置され、このバネ部材9において切り起こされた板バネ部90は、貫通穴80内の反出力側軸受7の端部を回転軸21に向けて付勢している。ここで、板バネ部90は、反出力側軸受7の中心からずれた位置に当接している。
出力側のステータ組4Bにおいて、外ステータコア41の出力側には、断面コの字状の金属製のモータ取り付け板6が配置されており、モータ取り付け板6は、モータ軸線方向に延びた水平板部63と、水平板部63の反出力側端部で垂直に折り曲げられた基端側垂直板部61と、水平板部63の出力側端部で垂直に折り曲げられて基端側垂直板部61と対向する先端側垂直板部62とを備えている、回転軸21は、基端側垂直板部61に形成された穴610を貫通し、その先端部は、鋼球51を介して、先端側垂直板部62に保持された出力側軸受5に支持されている。モータ取り付け板6において、水平板部63は、各種機器へモータを取り付けるための固定板として用いられる。回転軸21の出力側外周面部分にはリードスクリュー溝25が形成され、このリードスクリュー溝25に係合する機器側の被送り体(図示せず)を、回転軸21の回転に伴い、モータ軸線Lの方向(スラスト方向)へ移動させるようになっている。
(反出力側の詳細構成)
図2(a)、(b)は、図1に示すステッピングモータ1の反出力側を分解して示す分解斜視図、および軸受ホルダ8の出力側端面の構造を示す斜視図である。図3(a)ないし(c)は、図1に示すステッピングモータ1の軸受ホルダ8の出力側端面の構成を示す平面図、縦断面図、および反出力側端面の構成を示す底面図である。図4(a)ないし(c)は、図1に示すステッピングモータ1のバネ部材9を示す平面図、そのI−I線で切断した部分の縦断面図、および板バネ部90の部分の断面図である。
本形態では、軸受ホルダ8およびバネ部材9をステータ4の反出力側に固定するにあたって、以下の構造が採用されている。
まず、図2(a)に示すように、外ステータコア41は、ケース10の反出力側端面を構成する略円環状の底板部分412と、ケース10の外周面に当たる外周面部分413と、底板部分412の中央穴の内周縁で起立する複数の極歯411とを備えている。
ここで、外ステータコア41の底板部分412(ステータ3の反出力側端面)には、反出力方向に突出する4つの突起451(スポット溶接用の突起)がロータ配置穴30の周りに形成されている。これらの突起451は、モータ軸線Lを中心に略90度間隔で形成されている。
次に、図2(a)、(b)および図3(a)ないし(c)に示すように、軸受ホルダ8は焼結体であり、その平面形状は、モータ軸線Lに直交する2方向の辺を備えた略四角形状を備えている。ここでいう略四角形状とは、本形態のようにその隅部にRを付与した形状も含む意味である。軸受ホルダ8の中心には、反出力側軸受7が挿入される円形の貫通穴80が形成されている。軸受ホルダ8からは半径方向外側に溝81が延びており、反出力側のステータ組4Aの外ステータコア41と軸受ホルダ8とのスポット溶接時、外ステータコア41の隣接する極歯411の間と溝81とに位置決めピン(図示せず)を差し込むことにより、外ステータコア41に対する軸受ホルダ8の位置決めを行うことができるようになっている。なお、位置決めピンの太さ(外径)は、位置決めの際に極歯411に接触しないように、極歯411の間隔よりも小さく設定されている。
軸受ホルダ8の出力側端面の外周側には、四角形状の辺に相当する部分の中央に、反出力側に凹む4つの係合凹部821、822、823、824が周方向に分割された状態に形成されている。また、軸受ホルダ8において、貫通穴80の周り(すなわち、ロータ配置穴30の周り)のうち、係合凹部821、822、823、824の各間の部分(四角形の角部分)には、外ステータコア41の突起451を用いてスポット溶接を行うための4つの溶接予定領域85が平坦面として確保されている。
従って、モータ1を組み立てる際、軸受ホルダ8の4つの溶接予定領域85に外ステータコア41の4つの突起451が各々当接するように外ステータコア41に軸受ホルダ8を重ね、双方を加圧しながら通電すれば、4つの突起451の全てを用いてスポット溶接を施すことができ、それにより、ステータ3に軸受ホルダ8を固定することができる。
図2、図4(a)ないし(c)に示すように、バネ部材9は、略円形の端板部91を備えており、この端板部91の中央部分では、軸受ホルダ8が位置する側に向けて板バネ部90が切り起こされている。板バネ部90は、先端部で折り曲げられており、その付勢力や付勢方向が調整されている。
また、端板部91の縁部の4箇所には、出力側に突出して軸受ホルダ8の外周側面を回り込んだ後、係合凹部821、822、823、824に係合する4つの爪部921、922、923、924が形成されている。ここで、4つの爪部921、922、923、924は、その端部に内側への折れ曲がり部分を備えているので、バネ部材9の端板部91を軸受ホルダ8に重ねると、4つの爪部921、922、923、924は各々、軸受ホルダ8の外周側面を回り込み、折れ曲がりが係合凹部821、822、823、824に係合することになる。この状態で、4つの爪部921、922、923、924は、4つの係合凹部821、822、823、824に各々弾性をもって係合するので、バネ部材9は、軸受ホルダ8に固定された状態となる。なお、軸受ホルダ8の反出力側では、4つの係合凹部821、822、823、824に対応する箇所などがテーパ面となっており、バネ部材9を軸受ホルダ8に固定した状態で、バネ部材9の爪部921〜924の根元が軸受ホルダ8に当接しないようになっている。また、軸受ホルダ8およびバネ部材9は、モータ軸線Lに直交する2方向の寸法が等しいので、バネ部材9を前後左右いずれの方向に向けても軸受ホルダ8に固定できるようになっている。
(出力側の詳細構成)
図5は、図1に示すステッピングモータ1の出力側を分解して示す分解斜視図である。図6(a)ないし(d)は、図1に示すステッピングモータ1のモータ取り付け板を示す平面図、縦断面図、底面図、および側面図である。
本形態では、モータ取り付け板6を出力側に固定するにあたって、以下の構造が採用されている。
まず、図5に示すように、出力側のステータ組4Bに用いられている外ステータコア41は、上述した反出力側のステータ組4Aの外ステータコア41と同一構成であるので、その詳細な説明は省略するが、ケース10の出力側端面を構成する底板部分412には、出力側に突出する4つの突起452(スポット溶接用の突起)がロータ配置穴30の周りに形成され、これらの突起452は、モータ軸線Lを中心に略90度間隔で形成されている。
図5、図6(a)ないし(d)に示すように、モータ取り付け板6において、先端側垂直板部62は略半円形形状を備えており、その中心部分には、出力側軸受5を保持する穴620が形成されている。水平板部63は、各種機器へモータ1を取り付けるための取付け部分とされ、各種機器へ取り付けるための複数の取付け穴631が形成されている。
基端側垂直板部61は、外ステータコア41の底板部分412と略同一輪郭をした略半円形形状を備えている。基端側垂直板部61の中心部分には、回転軸21を通すための円形の穴610が形成されている。また、基端側垂直板部61にはピン穴68が形成されており、出力側のステータ組4Bの外ステータコア41とモータ取り付け板6とのスポット溶接時、外ステータコア41の隣接する極歯411の間とピン穴68とに位置決めピン(図示せず)を差し込むことにより、外ステータコア41に対するモータ取り付け板6の位置決めを行うことができるようになっている。なお、位置決めピンの太さ(外径)は、位置決めの際に極歯411に接触しないように、極歯411の間隔よりも小さく設定されている。
さらに、基端側垂直板部61では、穴610の周り(すなわち、ロータ配置穴30の周り)に、外ステータコア41の4つの突起452のうち、3つの突起452を用いてスポット溶接を行うための3つの溶接予定領域65が平坦面として確保されている。また、基端側垂直板部61と水平板部63との折り曲げ部分において、残り1つの突起452と重なる位置には、この突起452が当たらないように逃がすための切り欠き66が形成されている。
従って、モータ1を組み立てた際、モータ取り付け板6の3つの溶接予定領域65に外ステータコア41の3つの位置決め用の突起452が各々当接するように外ステータコア41にモータ取り付け板6を重ね、双方を加圧しながら通電すれば、4つの突起452のうち、3つの突起452を用いてスポット溶接を施すことができ、それにより、ステータ3にモータ取り付け板6を固定することができる。その際、モータ取り付け板6の折り曲げ部に位置する突起452は、溶接予定領域を形成できない位置にあるが、そこには切り欠き66が形成されているので、突起452を切り欠き66で逃がすことができる。それ故、外ステータコア41にモータ取り付け板6を重ねた状態でのスポット溶接により、ステータ3にモータ取り付け板6を固定することができる。
ここで、モータ取り付け板6のステータ3への取り付け角度は、ステッピングモータ1の端子位置などによりモータを取り付ける機器に応じて変更される。従って、4つの突起452のいずれもが、モータ取り付け板6の基端側垂直板部62において折り曲げ部分を避けた領域に位置する場合には、これら4つの突起452が重なる位置に4つの溶接予定領域65を形成すればよい。
(モータの製造方法)
本形態のモータ1は、上記の構成を有するため、その製造方法では、ステータ4を、モータ出力軸方向に重ねて配置された出力側のステータ組4Bと反出力側のステータ組4Aとから構成するとともに、ステータ組4A、4Bでは、外ステータコア41同士、コイル42同士、および内ステータコア44同士を各々、同一構造の部品から構成し、かつ、外ステータコア41の端面には、ロータ配置穴の周りでモータ軸線方向の外側に向けて突出するスポット溶接用の突起451、452を4つ形成しておき、軸受ホルダ固定工程およびモータ取り付け板固定工程においてスポット溶接を行う。その際、軸受ホルダ8の溝81およびモータ取り付け板6のピン穴68の各々に位置決めピン(図示せず)を差し込み、ステータ4に対する軸受ホルダ8およびモータ取り付け板6の位置決めを行う。
すなわち、軸受ホルダ固定工程では、軸受ホルダ8の溝81に反出力側から位置決めピンを差し込み、位置決めピンの先端部を極歯411の間に挿入することにより、反出力側のステータ組4Aの外ステータコア41と軸受ホルダ8との位置決めを行い、しかる後に、外ステータコア41に軸受ホルダ8を押圧した状態で通電して4つ以上の突起451を全て用いてスポット溶接を行う。スポット溶接後は、位置決めピンを引き抜く。
一方、モータ取り付け板固定工程では、モータ取り付け板6のピン穴68に出力側から位置決めピンを差し込み、位置決めピンの先端部を極歯411の間に挿入することにより、出力側のステータ組4Bの外ステータコア41とモータ取り付け板6との位置決めを行い、しかる後に、外ステータコア41にモータ取り付け板6を押圧した状態で通電して少なくとも3つの突起451を用いてスポット溶接を行う。スポット溶接後は、位置決めピンを引き抜く。
軸受ホルダ固定工程およびモータ取り付け板固定工程の終了後、反出力側から軸受ホルダ8の貫通穴80を介して、ロータ配置穴30内にロータ2を挿入し、ロータ配置穴30の内側にロータ2の基端側を配置した後に、鋼球71、反出力側軸受7、およびバネ部材9を取り付ける。
(本形態の効果)
以上説明したように、本形態のステッピングモータ1において、出力側のステータ組4Bで出力側端面を構成する外ステータコア41には出力側に突出する4つの突起452が形成されているため、モータを搭載する機器によって、ステータ3に対するモータ取り付け板6の取り付け角度が変って、4つの突起452のうちの一部が溶接できない場所に位置するような場合でも、残り3つの突起452を用いてスポット溶接を行うことができる。また、基端側垂直板部61において折り曲げ部分を避けた領域に4つの溶接予定領域65を確保できるモータ取り付け板6を用いる場合には、4つの溶接予定領域65の各々において突起452を用いてスポット溶接を行えばよい。従って、外ステータコア41を設計変更しなくても、各種機器にステッピングモータ1を搭載することができる。
また、本形態では、軸受ホルダ8は、4つの突起451の全てを用いて外ステータコア41と溶接されているため、出力側のステータ組4Bで出力側端面を構成する外ステータコア41に4つの突起452が形成されていても、ステータ組4Bで出力側端面に軸受ホルダ8を重ねた状態で固定することができる。それ故、反出力側のステータ組4Aと出力側のステータ組4Bとでは、外ステーコア41同士、コイル42同士、ボビン43同士、および内ステータコア44同士を各々、同一構造の部品から構成することができ、部品の標準化を図ることができる。また、磁気的なバランスを向上させることができる。
ここで、与圧付与部材9では、その外周縁から出力側に向けて突出した4つの爪部921、922、923、924が周方向で離間した位置に形成され、軸受ホルダ8には、爪部921、922、923、924が係合可能とした係合凹部821、822、823、824が形成されているが、4つの係合凹部821、822、823、824は、軸受ホルダ8の辺のうち、約2/3に相当する部分のみに分割して形成されている。このため、軸受ホルダ8の外周側において係合凹部821、822、823、824が占有する面積が狭く、かつ、4つの係合凹部821、822、823、824の間には広いスペースが確保されている。このため、四角形状の角に相当する領域のうち、軸受ホルダ8の外周寄りの位置に溶接予定領域86を確保することができなど、突起451の形成位置などに対する制約が少なく、設計の自由度が高い。
(その他の実施の形態)
図7(a)、(b)は、本発明を適用した別のステッピングモータ1の反出力側を分解して示す分解斜視図、および軸受ホルダ8の出力側端面の構造を示す斜視図である。図8(a)ないし(c)は、図7に示すステッピングモータ1の軸受ホルダ8の出力側端面の構成を示す平面図、縦断面図、および反出力側端面の構成を示す底面図である。なお、本形態のステッピングモータの基本的な構成は、図1〜図6を参照して説明したステッピングモータと同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図7および図8に図示することにして、それらの説明を省略する。
図7および図8に示すステッピングモータにおいても、軸受ホルダ8は、モータ軸線Lに直交する2方向の辺を備えた略矩形形状を備えており、軸受ホルダ8の出力側端面の外周側には、四角形状の辺に沿って、反出力側に凹む4つの係合凹部821、822、823、824が周方向に分割された状態に形成されている。このため、軸受ホルダ8の外周側において係合凹部821、822、823、824が占有する面積が狭く、かつ、4つに分割した係合凹部821、822、823、824の間付近の各々に4つの溶接予定領域85を形成することができる。その他の構成は、図1〜図6を参照して説明したステッピングモータと同様であるため、説明を省略する。
なお、上記形態では、突起451、452が各々4つ形成されている例を説明したが、突起451、452を4つ以上形成してもよい。また、上記形態ではステッピングモータを例に説明したが、その他のモータに本発明を適用してもよい。
本発明を適用したステッピングモータの断面図である。 (a)、(b)は、本発明を適用したステッピングモータの反出力側を分解して示す分解斜視図、および軸受ホルダ8の出力側端面の構造を示す斜視図である。 (a)ないし(c)は、図1に示すステッピングモータの軸受ホルダの出力側端面の構成を示す平面図、縦断面図、および反出力側端面の構成を示す底面図である。 (a)ないし(c)は、図1に示すステッピングモータのバネ部材を示す平面図、そのI−I線で切断した部分の縦断面図、および板バネ部の部分の断面図である。 図1に示すステッピングモータの出力側を分解して示す分解斜視図である。 (a)ないし(d)は、図1に示すステッピングモータのモータ取り付け板を示す平面図、縦断面図、底面図、および側面図である。 (a)、(b)は、本発明を適用した別のステッピングモータの反出力側を分解して示す分解斜視図、および軸受ホルダの出力側端面の構造を示す斜視図である。 (a)ないし(c)は、図7に示すステッピングモータの軸受ホルダの出力側端面の構成を示す平面図、縦断面図、および反出力側端面の構成を示す底面図である。
符号の説明
1 ステッピングモータ
2 ロータ
3 ステータ
4A 反出力側のステータ組
4B 出力側のステータ組
5 出力側軸受
6 モータ取り付け板
7 反出力側軸受
8 軸受ホルダ
9 バネ部材
21 回転軸
22 ロータマグネット
30 ロータ配置穴
41 外ステータコア
42 コイル
44 内ステータコア
451、452 突起(スポット溶接用の突起)
65、85 溶接予定領域
80 貫通穴
821〜824 係合凹部
90 板バネ部
921〜924 爪部

Claims (6)

  1. モータ軸線方向で開口するロータ配置穴を備えた筒状のステータと、前記ロータ配置穴に配置されたロータと、モータ軸線方向における反出力側で前記ロータの回転軸の一方側軸端を支持する軸受と、該軸受が装着された貫通穴を備えた軸受ホルダと、該軸受ホルダよりもさらに一方端側に配置され、前記軸受を前記回転軸に向けて付勢する板バネ部を備えた与圧付与部材と、前記ステータの出力側端面に重ねられたモータ取り付け板とを有するモータの製造方法において、
    前記モータ取り付け板は、モータ軸線方向に延びた水平板部と、該水平板部の端部から垂直に折れ曲がった垂直板部とを備えているとともに、前記垂直板部と前記水平板部との折れ曲がり部分に切り欠きを形成しておき、
    前記ステータを、モータ出力軸方向に重ねて配置された出力側ステータ組と反出力側ステータ組とから構成するとともに、前記出力側ステータ組と前記反出力側ステータ組とでは、モータ軸線方向における外側に配置された外ステータコア同士、コイル同士、およびモータ軸線方向における内側で前記コイルを前記外ステータコアとの間に挟む内ステータコア同士を各々、同一構造の部品から構成し、かつ、前記外ステータコアの端面には、前記ロータ配置穴の周りでモータ軸線方向の外側に向けて突出するスポット溶接用の突起を4つ以上形成しておき、
    前記反出力側ステータ組で反出力側端面を構成する前記外ステータコアに前記軸受ホルダを押圧した状態で通電して前記4つ以上の突起を全て用いてスポット溶接を行う軸受ホルダ固定工程と、
    前記出力側ステータ組で出力側端面を構成する前記外ステータコアに前記モータ取り付け板の前記垂直板部を押圧した状態で通電して前記4つ以上の突起のうち、前記切り欠きと重ならない少なくとも3つ突起を用いてスポット溶接を行い、前記切り欠きと重なる箇所には前記突起を残すモータ取り付け板固定工程と
    を行うことを特徴とするモータの製造方法。
  2. 請求項1において、前記ステータコアに形成する前記突起は4つであり、
    前記与圧付与部材には、外周縁から出力側に向けて突出した4つの爪部を周方向で離間した位置に形成する一方、
    前記軸受ホルダには、出力側端面の外周側領域を反出力側に凹ませて前記爪部が係合可能とした係合凹部を形成するとともに、前記係合凹部について周方向で4つの領域に分割して形成し、
    前記軸受ホルダ固定工程では、当該分割により前記係合凹部の間に形成された領域で前記スポット溶接を行うことを特徴とするモータの製造方法。
  3. 請求項2において、前記軸受ホルダは、前記モータ軸線方向からみたとき概ね、四角形状を有し、
    当該四角形状の辺に相当する領域の一部に前記係合凹部が形成され、
    前記軸受ホルダ固定工程では、当該四角形状の角に相当する領域で前記スポット溶接を行うことを特徴とするモータの製造方法。
  4. モータ軸線方向で開口するロータ配置穴を備えた筒状のステータと、前記ロータ配置穴に配置されたロータと、モータ軸線方向における反出力側で前記ロータの回転軸の一方側軸端を支持する軸受と、該軸受が装着された貫通穴を備えた軸受ホルダと、該軸受ホルダよりもさらに一方端側に配置され、前記軸受を前記回転軸に向けて付勢する板バネ部を備えた与圧付与部材と、前記ステータの出力側端面に重ねられたモータ取り付け板とを有するモータにおいて、
    前記モータ取り付け板は、モータ軸線方向に延びた水平板部と、該水平板部の端部から垂直に折れ曲がった垂直板部とを備えているとともに、前記垂直板部と前記水平板部との折れ曲がり部分には切り欠きが形成されており、
    前記ステータは、モータ出力軸方向に重ねて配置された出力側ステータ組と反出力側ステータ組とから構成されているとともに、前記出力側ステータ組と前記反出力側ステータ組とでは、モータ軸線方向における外側に配置された外ステータコア同士、コイル同士、およびモータ軸線方向における内側で前記コイルを前記外ステータコアとの間に挟む内ステータコア同士が各々、同一構造の部品から構成され、
    前記反出力側ステータ組で反出力側端面を構成する前記外ステータコアと前記軸受ホルダとは、前記ロータ配置穴の周りにおいて4箇所以上でスポット溶接が施され、
    前記出力側ステータ組で出力側端面を構成する前記外ステータコアと前記モータ取り付け板の前記垂直板部とは、前記ロータ配置穴の周りにおいて、反出力側での溶接箇所に対応する4箇所以上のうち、前記切り欠きと重ならない少なくとも3箇所でスポット溶接が施され、前記切り欠きと重なる他の箇所には、当該外ステータコアから出力側に突出するスポット溶接用の突起が位置していることを特徴とするモータ。
  5. 請求項4において、前記反出力側ステータ組で反出力側端面を構成する前記外ステータコアと前記軸受ホルダとは前記ロータ配置穴の周りにおいて4箇所でスポット溶接され、
    前記与圧付与部材には、外周縁から出力側に向けて突出した4つの爪部が周方向で離間した位置に形成され、
    前記軸受ホルダには、出力側端面の外周側領域を反出力側に凹ませて前記爪部が係合可能とした係合凹部が形成され、
    前記係合凹部は、周方向で4つの領域に分割して形成されているとともに、当該分割により前記係合凹部の間に形成された領域に前記スポット溶接が施されていることを特徴とするモータ。
  6. 請求項5において、前記軸受ホルダは、前記モータ軸線方向からみたとき概ね、四角形状を有し、
    当該四角形状の辺に相当する領域の一部に前記係合凹部が形成され、
    当該四角形状の角に相当する領域に前記スポット溶接が施されていることを特徴とするモータ。
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