JP2007088774A - 映像信号並びにマルチチャネル音声信号の伝送信号処理装置およびこれを含む映像音声再生システム - Google Patents

映像信号並びにマルチチャネル音声信号の伝送信号処理装置およびこれを含む映像音声再生システム Download PDF

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Abstract

【課題】 映像音声再生システムに関し、HDMIやIEEE1394等の映像信号並びにマルチチャネル音声信号が多重化された伝送信号形式を用いてディスプレイ装置とAVアンプを接続しても、ディスプレイ装置が備えるスピーカーを、センタースピーカーとして使用できるような伝送信号処理装置を提供する。
【解決手段】 伝送信号処理装置は、多重化された伝送信号データを受けて、それぞれ映像信号データと、マルチチャンネル音声信号データとに分離して出力する伝送信号データ分離回路と、マルチチャンネル音声信号データをデコードして、少なくとも前方中央チャンネル音声信号データ含む各マルチチャンネル音声信号データを出力するデコード回路と、映像信号データと、前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する伝送信号データ合成回路を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、AVアンプ等の映像信号並びにマルチチャネル音声信号の伝送信号処理装置、および、さらにこれにディスプレイ等の映像機器を加えて構成する映像音声再生システムに関する。
映画等の映像並びにマルチチャネル音声を含むコンテンツを再生する場合に、例えば、スピーカーを内蔵したディスプレイを含む映像音声再生システムが使用されることがある。図8は、従来の映像音声再生システムを説明する図であり、映像音声再生システムは、ディスプレイ装置90と、AVアンプ70と、前方左スピーカー3と、前方右スピーカー4と、サラウンド左スピーカー5と、サラウンド右スピーカー6と、サブウーファー7と、から構成される。AVアンプ70からディスプレイ装置90へは、出力端子72から映像信号Vが、出力端子78から音量を制御されて増幅された前方中央音声信号Cが、それぞれ供給される。ディスプレイ装置90は、映像入力端子92に接続するディスプレイ91と、音声入力端子98に接続しステレオ音声を再生する左内蔵スピーカー93および右内蔵スピーカー94と、を備えているので、この映像音声再生システムでは、マルチチャネル音声に含まれている前方中央音声信号(センター信号)を、これらの内蔵スピーカーが音声再生することができる。つまり、従来技術の映像音声再生システムにおいては、ディスプレイ装置の内蔵スピーカーを、(図示しない)センタースピーカーの代用にしている。
従来には、ディスプレイの内蔵スピーカーを、マルチチャネル音声の前方中央音声信号(センター信号)を再生するセンタースピーカーの代用として使用するために、入力信号端子もしくはスピーカーを切り換えるスイッチを設けたテレビジョン装置がある。マルチチャンネル音声を再生する場合には、ディスプレイの内蔵スピーカーには、アンプ等の外部機器から増幅されたセンター信号が供給される(特許文献1、2)。
特開平5−244685号公報 (第1図) 特開2000−69379号公報 (第2図)
また、従来には、ディスプレイとAVアンプとの、映像信号及び音声信号の接続を、HDMI(High−Definition Multimeda Interface)や、IEEE1394(i−Link)等の、映像信号並びにマルチチャネル音声信号が多重化された伝送信号形式により行うものがある。これらの伝送信号形式では、映像音声再生システムを構成するディスプレイとAVアンプを接続するのに、実質的に1本の接続ケーブルだけで接続が済み、映像信号並びにマルチチャネル音声信号が伝送できる利点がある。
しかしながら、HDMIやIEEE1394等の映像信号並びにマルチチャネル音声信号が多重化された伝送信号形式を用いてディスプレイとAVアンプを接続すると、ディスプレイ内蔵スピーカーをセンタースピーカーの代用にしようとする図8のような映像音声再生システムにおいては、前方中央音声信号の音量を制御することが難しくなり、実質的に使用できないという問題がある。映像音声再生システム全体の音量制御、つまり、マスターボリュームの制御は、マルチチャネル音声信号をデコードし増幅してスピーカーへ供給するAVアンプが司るが、HDMIやIEEE1394等に多重化されるマルチチャネル音声信号は、デコード前のデータであって、マスターボリュームによる音量制御がなされておらず、前方中央音声信号の音量を制御できないからである。
本発明は、上記の従来技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、AVアンプ等の映像信号並びにマルチチャネル音声信号の伝送信号処理装置、および、さらにこれにディスプレイ等の映像機器を加えて構成する映像音声再生システムに関し、HDMIやIEEE1394等の映像信号並びにマルチチャネル音声信号が多重化された伝送信号形式を用いてディスプレイ装置とAVアンプを接続しても、ディスプレイ装置が備えるスピーカーを、センタースピーカーとして使用できるような伝送信号処理装置を提供することにある。
本発明の伝送信号処理装置は、映像信号と、マルチチャンネル音声信号とが多重化された伝送信号データを受けて、それぞれ映像信号データと、マルチチャンネル音声信号データとに分離して出力する伝送信号データ分離回路と、マルチチャンネル音声信号データをデコードして、少なくとも前方中央チャンネル音声信号データ含む各マルチチャンネル音声信号データを出力するデコード回路と、映像信号データと、前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する伝送信号データ合成回路と、伝送信号データ分離回路と、デコード回路と、伝送信号データ合成回路とを制御する制御回路とを備える。
好ましくは、本発明の伝送信号処理装置は、制御回路が出力する音量レベル制御データに基づいてマルチチャンネル音声信号の音量レベルを調節する音量調節回路を含み、音量調節回路が、乗算器を備え、乗算器が、デコードされた各マルチチャンネル音声信号データに、音量レベル制御データに基づく係数を乗算し、各マルチチャンネル音声信号データを、音量レベルを調節された各マルチチャンネル音声信号データに変換して出力する。
好ましくは、本発明の伝送信号処理装置は、音量調節回路が、デコードされた各マルチチャンネル音声信号データからアナログ信号に変換されたマルチチャンネル音声出力信号を、音量レベル制御データに基づく係数に連動して、音量レベルを調整して出力するアッテネータを備える。
好ましくは、本発明の伝送信号処理装置は、伝送信号データ合成回路が、映像信号データと、音量レベルが調節された前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する。
また、好ましくは、本発明の伝送信号処理装置は、伝送信号データ合成回路が、映像信号データと、乗算器入力側の前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データに合成して出力し、制御回路から出力された音量レベル制御データを出力する音量レベル制御データ出力回路を、さらに備える。
また、好ましくは、本発明の伝送信号処理装置は、デコード回路が、前方中央チャンネル音声信号データに、デコードした低音チャンネル音声信号データを加算して出力し、伝送信号データ合成回路が、映像信号データと、低音チャンネル音声信号データを加算した前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する。
また、好ましくは、本発明の伝送信号処理装置は、デコード回路が、前方中央チャンネル音声信号データに、デコードした前方左チャンネル音声信号データおよび前方右チャンネル音声信号データを加算して出力し、伝送信号データ合成回路が、映像信号データと、前方左チャンネル音声信号データおよび前方右チャンネル音声信号データを加算した前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する。
また、好ましくは、本発明の伝送信号処理装置は、デコード回路から伝送信号データ合成回路へ入力される前方中央チャンネル音声信号データが、ステレオPCM(Pulse Code Modulation)データであり、PCM左チャンネル信号およびPCM右チャンネル信号に、それぞれに等しいレベルの前方中央チャンネル音声信号データが含まれる。
好ましくは、本発明の伝送信号処理装置は、デコード回路が、低音チャンネル音声信号データを出力し、伝送信号データ合成回路が、映像信号データと、前方中央チャンネル音声信号データと、低音チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する。
さらに好ましくは、本発明の伝送信号処理装置は、デコード回路が、前方左チャンネル音声信号データおよび前方右チャンネル音声信号データを出力し、伝送信号データ合成回路が、映像信号データと、前方中央チャンネル音声信号データと、前方左チャンネル音声信号データと、前方右チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する。
また、好ましくは、本発明の伝送信号処理装置は、多重化されて伝送される伝送信号データが、少なくとも前方中央チャンネル音声信号データを含むマルチチャンネルPCMデータである。
さらに、本発明の映像音声再生システムは、上記のいずれかの伝送信号処理装置と、伝送信号処理装置から出力された伝送出力信号データを受けて映像信号と前方チャンネル音声信号データとに分離して出力する伝送信号分離回路と、映像信号を表示する表示器と、前方中央チャンネル音声信号データを前方中央チャンネル音声信号に変換するD/A変換器と、前方中央チャンネル音声信号を再生する少なくとも1チャンネルの増幅器およびスピーカーと、を備えるディスプレイ装置と、を含む。
好ましくは、本発明の映像音声再生システムは、ディスプレイ装置が、前方中央チャンネル音声信号を再生する2チャンネルの増幅器およびスピーカーを備える。
また、好ましくは、本発明の映像音声再生システムは、ディスプレイ装置が、低音チャンネル音声信号を再生する増幅器およびスピーカーと、を備える。
また、好ましくは、本発明の映像音声再生システムは、ディスプレイ装置が、音量レベル制御データを受けて、前方中央チャンネル音声信号ならびに低音チャンネル音声信号を再生する増幅器のゲインを制御する。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明の映像音声再生システムは、AVアンプ等の伝送信号処理装置と、前方中央チャンネル音声信号を再生する少なくとも1チャンネルの増幅器およびスピーカーを備えるディスプレイ装置と、を含む。この伝送信号処理装置は、HDMIやIEEE1394等の伝送信号の伝送信号データ分離回路と、マルチチャンネル音声信号データをデコードするデコード回路と、伝送信号データ合成回路と、これらを制御する制御回路と、を備える。さらに、このディスプレイ装置は、伝送信号処理装置から出力された伝送出力信号データを受けて映像信号と前方中央チャンネル音声信号データとに分離して出力する伝送信号分離回路と、映像信号を表示する表示器と、前方中央チャンネル音声信号データを前方中央チャンネル音声信号に変換するD/A変換器と、を備える。ディスプレイ装置は、前方中央チャンネル音声信号を再生する2チャンネルの増幅器およびスピーカーを備えていてもよい。したがって、本発明の伝送信号処理装置は、ディスプレイ装置が備えるスピーカーを、センタースピーカーとして使用する映像音声再生システムを構成することができる。
伝送信号処理装置の伝送信号データ分離回路は、映像信号とマルチチャンネル音声信号とが多重化された伝送信号データを受けて、それぞれ映像信号データと、マルチチャンネル音声信号データとに分離して出力する。デコード回路は、マルチチャンネル音声信号データをデコードして、少なくとも前方中央チャンネル音声信号データを含む各マルチチャンネル音声信号データを出力する。伝送信号データ合成回路は、映像信号データと、前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データに合成する。したがって、HDMIやIEEE1394等の映像信号並びにマルチチャネル音声信号が多重化された伝送信号形式を用いてディスプレイ装置と伝送信号処理装置とを接続しても、ディスプレイ装置が備えるスピーカーを、前方中央チャンネル音声信号を再生するセンタースピーカーとして使用できる。
伝送信号処理装置は、制御回路が出力する音量レベル制御データに基づいてマルチチャンネル音声信号の音量レベルを調節する音量調節回路を含む。音量調節回路は、乗算器を備え、乗算器が、デコードされた各マルチチャンネル音声信号データに、音量レベル制御データに基づく係数を乗算し、各マルチチャンネル音声信号データを、音量レベルを調節された各マルチチャンネル音声信号データに変換して出力する。そして、伝送信号データ合成回路は、映像信号データと、音量レベルが調節された前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する。また、音量調節回路は、デコードされた各マルチチャンネル音声信号データからアナログ信号に変換されたマルチチャンネル音声出力信号を、音量レベル制御データに基づく係数に連動して音量レベルを調整して出力するアッテネータを備える。したがって、音量調節回路のマスターボリュームによる音量制御がなされた前方中央チャンネル音声信号データが映像信号と多重化されてディスプレイ装置に伝送されるので、前方中央チャンネル音声信号の音量を制御しながら、ディスプレイ装置が備えるスピーカーを、前方中央チャンネル音声信号を再生するセンタースピーカーとして使用することができる。また、前方中央チャンネル音声信号を除く他のチャンネル音声信号についても、音量レベル制御データに基づく係数に連動して音量レベルを調整できる。
また、本発明の伝送信号処理装置は、伝送信号データ合成回路が、映像信号データと、乗算器入力側の前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データに合成して出力し、制御回路から出力された音量レベル制御データを出力する音量レベル制御データ出力回路を、さらに備えていてもよい。したがって、音量レベル制御データを独立してディスプレイ装置に伝送できるので、ディスプレイ装置の増幅器の制御が容易になり、映像音声再生システムのマスターボリュームによる音量制御が可能になる。
伝送信号処理装置のデコード回路から伝送信号データ合成回路へ入力される前方中央チャンネル音声信号データは、ステレオPCM(Pulse Code Modulation)データであればよく、PCM左チャンネル信号およびPCM右チャンネル信号に、それぞれに等しいレベルの前方中央チャンネル音声信号データが含まれていればよい。多重化されて伝送される伝送信号データが、少なくとも前方中央チャンネル音声信号データを含むマルチチャンネルPCMデータであってもよい。したがって、HDMIやIEEE1394等の伝送信号形式を用いてディスプレイ装置と伝送信号処理装置とを接続しても、ディスプレイ装置が備えるスピーカーを、前方中央チャンネル音声信号を再生するセンタースピーカーとして使用できる。
ディスプレイ装置が低音チャンネル音声信号を再生する増幅器およびスピーカーを備えている場合には、伝送信号処理装置のデコード回路は、デコードした前方中央チャンネル音声信号データに、デコードした低音チャンネル音声信号データを加算して出力し、伝送信号データ合成回路が、映像信号データと、低音チャンネル音声信号データを加算した前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データに合成してもよい。また、伝送信号処理装置のデコード回路は、低音チャンネル音声信号をデコードした低音チャンネル音声信号データを出力し、伝送信号データ合成回路が、映像信号データと、前方中央チャンネル音声信号データと、低音チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データに合成してもよい。したがって、ディスプレイ装置の低音用スピーカーを、映像音声再生システムの低音チャンネル音声信号を再生するサブウーファーとしても利用できる。
ディスプレイ装置が、前方中央チャンネル音声信号を再生する増幅器およびスピーカーを備えているので、伝送信号処理装置のデコード回路は、前方中央チャンネル音声信号データに、デコードした前方左チャンネル音声信号データおよび前方右チャンネル音声信号データを加算して出力し、これを伝送信号データ合成回路で映像信号データと多重化して伝送出力信号データに合成してもよい。また、デコード回路は、前方左チャンネル音声信号データおよび前方右チャンネル音声信号データを出力し、伝送信号データ合成回路が、映像信号データと、前方中央チャンネル音声信号データと、前方左チャンネル音声信号データと、前方右チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データに合成してもよい。前方中央チャンネル音声信号と相関の高い事が多い前方左チャンネル音声信号および前方右チャンネル音声信号を、HDMIやIEEE1394等の伝送信号形式を利用してディスプレイ装置に伝送できるので、使用者の前方に定位すべき音像をディスプレイ装置が備えるスピーカーから再生できる。
本発明の映像信号並びにマルチチャネル音声信号の伝送信号処理装置およびこれを含む映像音声再生システムは、HDMIやIEEE1394等の映像信号並びにマルチチャネル音声信号が多重化された伝送信号形式を用いてディスプレイ装置とAVアンプを接続しても、ディスプレイ装置が備えるスピーカーを、センタースピーカーとして使用することができる。
本発明の伝送信号処理装置は、HDMIやIEEE1394等の映像信号並びにマルチチャネル音声信号が多重化された伝送信号形式を用いてディスプレイ装置と伝送信号処理装置を接続しても、ディスプレイ装置が備えるスピーカーを、センタースピーカーとして使用できるようにするという目的を、映像信号と、マルチチャンネル音声信号とが多重化された伝送信号データを受けて、それぞれ映像信号データと、マルチチャンネル音声信号データとに分離して出力する伝送信号データ分離回路と、マルチチャンネル音声信号データをデコードして、少なくとも前方中央チャンネル音声信号データ含む各マルチチャンネル音声信号データを出力するデコード回路と、映像信号データと、前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する伝送信号データ合成回路と、伝送信号データ分離回路と、デコード回路と、伝送信号データ合成回路とを制御する制御回路とを備えるようにすることにより、実現した。
以下、本発明の好ましい実施形態による映像信号並びにマルチチャネル音声信号の伝送信号処理装置およびこれを含む映像音声再生システムについて説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1は、本発明の好ましい実施形態による映像音声再生システムについて説明する図である。映像音声再生システムは、少なくとも映像信号並びにマルチチャネル音声信号が多重化されたHDMI伝送信号形式により接続するAVアンプ10およびディスプレイ装置30と、使用者1の周囲に配置される複数のスピーカーから構成される。ディスプレイ装置30は、左内蔵スピーカー33および右内蔵スピーカー34と、を備えているので、この映像音声再生システムでは、マルチチャネル音声に含まれている前方中央音声信号(センター信号)を、これらの内蔵スピーカーにより音声再生する。なお、複数のスピーカーは、前方左スピーカー3と、前方右スピーカー4と、サラウンド左スピーカー5と、サラウンド右スピーカー6と、マルチチャネル音声の低音信号(もしくは低音成分)を再生するサブウーファー7と、を含み、AVアンプ10に内蔵される各チャンネル用のアンプ回路と、それぞれ出力端子13〜17を介してスピーカー接続線により接続されている。
AVアンプ10のHDMI入力端子11には、(図示しない)DVDプレーヤーから、映像信号並びにマルチチャネル音声信号が多重化されたHDMI信号が供給されている。AVアンプ10の入力端子11に供給されるHDMI信号のマルチチャネル音声信号は、前方中央音声信号Cと、前方左音声信号Lと、前方右音声信号Rと、サラウンド左音声信号SLと、サラウンド右音声信号SRと、低音音声信号SWとがエンコードされたマルチチャネル音声信号データである。また、AVアンプ10のHDMI出力端子12は、ディスプレイ装置30のHDMI入力端子32に接続している。すなわち、AVアンプ10は、(図示しない)DVDプレーヤーとディスプレイ装置30とを、HDMI信号伝送方式で接続する。
図2は、第1の実施例に係るAVアンプ10aを説明する概略図である。AVアンプ10aは、HDMI入力端子11に接続する伝送信号データ分離回路RXと、HDMI出力端子12に接続する伝送信号データ合成回路TXと、を備える。また、AVアンプ10aは、伝送信号データ分離回路RXに接続するデコード回路100と、デコード回路のマルチチャンネル音声出力信号データをアナログ信号に変換するD/A変換器DA、アナログ信号のマルチチャンネル音声出力信号のレベルを調整するアッテネータATT、および、マルチチャンネル音声出力信号を増幅する増幅器AMPならびに出力端子13〜18を備える。さらに、AVアンプ10aは、伝送信号データ分離回路路RXと、デコード回路100と、伝送信号データ合成回路TXとを制御する制御回路CPUと、ボリューム回路VLMとを備える。なお、図においては、説明を簡単にするために、制御回路CPUとAVアンプ10aを構成する各部分との制御線の接続、ならびに、説明に不用な構成部分(例えば、電源、表示器、等)は省略する。
伝送信号データ分離回路RXは、映像信号と、マルチチャンネル音声信号とが多重化された伝送信号データHDMI Inputを受けて、それぞれ映像信号データVDataと、マルチチャンネル音声信号データADataとに分離して、それぞれ、伝送信号データ合成回路TXと、デコード回路100とへ出力する。マルチチャンネル音声信号データADataは、デコード回路100のデコード部101において、前方中央チャンネル音声信号データC0と、低音チャンネル音声信号データSW0と、前方左チャンネル音声信号データL0と、前方右チャンネル音声信号データR0と、サラウンド左チャンネル音声信号データSL0と、サラウンド右チャンネル音声信号データSR0とにデコードされる。なお、マルチチャンネル音声信号データADataが、上記のいわゆる5.1チャンネルの場合に限らず、後方サラウンド左チャンネル音声信号データSBL0と後方サラウンド右チャンネル音声信号データSBR0とを含む7.1チャンネルであってもよい。
ここで、デコード回路100のデコード部101の出力音声信号データC0、SW0、L0、R0、SL0およびSR0は、マルチチャンネル音声信号データADataをそのまま変換した、いわばフルスケールのPCM(Pulse Code Modulation)形式の音声信号データであるので、音量調節回路102において音量レベルを調節され、音声再生される。つまり、AVアンプ10のデコード回路100は音量調節回路102を含み、制御回路CPUが出力する音量レベル制御データGkに基づいてマルチチャンネル音声信号の音量レベルを調節する。例えば、ロータリエンコーダを含むボリューム回路VLMは、マルチチャンネル音声の全てのチャンネルのマスターボリューム含み、ボリューム回路VLMで設定されたボリューム情報が制御回路CPUに送られて、音量レベル制御データGkが生成される。具体的には、音量調節回路102は、乗算器103を備え、乗算器が、デコード部101でデコードされた出力音声信号データC0、SW0、L0、R0、SL0およびSR0に、音量レベル制御データGkに基づく係数k(ここでは、0≦k≦1とする。)をそれぞれ乗算して、音量レベルを調節した出力音声信号データCk、SWk、Lk、Rk、SLkおよびSRkを出力する。なお、音量調節回路102は、デコード回路100に含まれていても、また、デコード回路100とは別の回路として構成されていてもよく、具体的には、アッテネータATTが音量レベル制御データGkに基づく係数kに連動して動作するものであってもよい。
音量レベルを調節された出力音声信号データCk、Lk、Rk、SLk、SRk およびSWkのうち、前方中央チャンネル音声信号に基づくCkを除くLk、Rk、SLk、SRk およびSWkは、PCM形式の音声信号データであるので、それぞれD/A変換器DAを介してアナログ信号L1、R1、SL1 SR1およびSW1に変換される。アナログ信号L1、R1、SL1、SR1 およびSW1は、アッテネータATT、および、増幅器AMPを介して増幅され、スピーカー出力信号L2、R2、SL2、SR2およびSW2として、出力端子13〜17へ供給される。なお、ここでは、それぞれのアッテネータATTはスルー(減衰は0dB)であるとする。出力端子13〜17は、各スピーカー3〜7へ、すなわち、前方左スピーカー3と、前方右スピーカー4と、サラウンド左スピーカー5と、サラウンド右スピーカー6と、マルチチャネル音声の低音信号(もしくは低音成分)を再生するサブウーファー7とにそれぞれ接続されているので、前方中央チャンネル音声信号Cを除く各チャンネル音声信号は、使用者1の周囲に配置されたこれらの複数のスピーカーから音声再生される。
一方で、前方中央チャンネル音声信号に基づき音量レベルを調節された出力音声信号データCkは、スイッチ回路104により、デコード回路100からモノラルのPCM形式の音声信号データで出力され、伝送信号データ合成回路TXに供給される。伝送信号データ合成回路TXには、伝送信号データ分離回路RXで分離された映像信号データVDataが供給されている。したがって、伝送信号データ合成回路TXは、映像信号データVDataと、音量レベルが調節された前方チャンネル音声信号データCkとを、多重化して伝送出力信号データHDMI Output(VData|Ck)として、HDMI出力端子12からディスプレイ装置30へ出力することができる。
ディスプレイ装置30のHDMI入力端子32に供給されるHDMI信号HDMI Outputは、HDMI入力端子32に接続するHDMI分離回路35において、映像信号データVDataと前方チャンネル音声信号データCkとに分離され、映像信号データVDataは映像信号Vに変換されてディスプレイ31に映写される。また、前方チャンネル音声信号データCkはモノラルのPCM形式の音声信号データであるので、D/A変換器38に供給されてアナログ信号Cに変換される。アナログ信号Cは、増幅器36ならびに37に供給されて増幅され、それぞれ接続する左内蔵スピーカー33ならびに右内蔵スピーカー34から音声再生される。その結果、ディスプレイ装置30は、伝送出力信号データHDMI Outputを受けて、映像信号Vをディスプレイ31に映写するとともに、音量レベルが調節された前方チャンネル音声信号を、左内蔵スピーカー33ならびに右内蔵スピーカー34から音声再生することができる。
したがって、マルチチャネル音声信号が多重化された伝送信号形式を用いてAVアンプ10とディスプレイ装置30とを接続しても、ディスプレイ装置30が備える左内蔵スピーカー33ならびに右内蔵スピーカー34を、センタースピーカーとして使用することができ、使用者1に対してマルチチャンネル音場を提供することができる。ディスプレイ装置30が備える左内蔵スピーカー33ならびに右内蔵スピーカー34を、センタースピーカーとして使用することで、映像と前方音声信号の音像との方向がよく一致したマルチチャンネル音場が得られる。さらに、音量調節回路のマスターボリュームによる音量制御がなされた前方チャンネル音声信号データが映像信号と多重化されてディスプレイ装置に伝送されるので、マスターボリュームに連動して前方チャンネル音声信号の音量を制御しながら、ディスプレイ装置が備えるスピーカーを、前方チャンネル音声信号を再生するセンタースピーカーとして使用することができる。
なお、前述のそれぞれのアッテネータATTをスルー(減衰は0dB)とするのは、AVアンプ10のD/A変換器DAと増幅器AMPがいわゆるデジタルアンプである場合に好ましい方法であるが、増幅器AMPがいわゆるアナログアンプの場合には、これらのアッテネ−タ(ATT)を用いて音量調節を行うのが好ましい。デジタル信号に1より小さい係数を乗算器で乗算処理すると、下位ビットが欠落し精度が劣化するが、この方法では、AVアンプ10の出力の精度劣化を防ぐ事が出来る。その場合、伝送信号データ合成回路TXに送られる音量レベルが調節された前方チャンネル音声信号データCk以外(すなわち、SWk、Lk、Rk、SLkおよびSRk)のチャンネルに対応する乗算器103の係数は1とされ、D/A変換器DAと増幅器AMPとの間に設けられたアッテネ−タATTへは、音量レベル制御データGkに基づく係数kを含むコントロ−ル信号が制御回路CPUから送られる。アッテネ−タATTへのコントロ−ル信号に含まれる係数kと、前方チャンネル音声信号データCOに対応する乗算器103の係数kとは連動するので、AVアンプ10の出力とディスプレイ31の出力の音量とを、連動して変化させる事ができる。
図3は、第2の実施例に係るAVアンプ10bを説明する概略図である。第2の実施例に係るAVアンプ10bが第1の実施例に係るAVアンプ10aと異なるのは、伝送信号データ合成回路TXに供給される前方中央チャンネル音声信号に基づき音量レベルを調節された出力音声信号データCkが、デコード回路100からステレオのPCM形式の音声信号データで出力されているところである。PCM左チャンネル信号およびPCM右チャンネル信号には、それぞれに等しいレベルの前方中央チャンネル音声信号データが含まれていればよい。つまり、前方中央チャンネル音声信号に基づき音量レベルを調節された出力音声信号データCkは、CklおよびCkrの2チャンネルのモノラル信号に分岐されてステレオのPCM信号に変換される。スイッチ回路104により、デコード回路100からステレオのPCM形式の音声信号データで出力され、伝送信号データ合成回路TXに供給されると、伝送信号データ合成回路TXは、映像信号データVDataと、音量レベルが調節された前方中央チャンネル音声信号データCklおよびCkrとを、多重化して伝送出力信号データHDMI Output(VData|Ckl|Ckr)に合成して、HDMI出力端子12からディスプレイ装置30へ出力する。
ディスプレイ装置30のHDMI入力端子32に供給されるHDMI信号HDMI Outputは、HDMI入力端子32に接続するHDMI分離回路35において、映像信号Vと前方中央チャンネル音声信号データCklおよびCkrとに分離される。映像信号Vはディスプレイ31に映写され、また、前方チャンネル音声信号データCklおよびCkrはステレオのPCM形式の音声信号データであるので、D/A変換器38に供給されてアナログ信号ClおよびCrに変換される。アナログ信号ClおよびCrは、それぞれ増幅器36ならびに37に供給されて増幅され、それぞれ接続する左内蔵スピーカー33ならびに右内蔵スピーカー34から音声再生される。その結果、ディスプレイ装置30は、伝送出力信号データHDMI Outputを受けて、映像信号をディスプレイ31に映写するとともに、音量レベルが調節された前方チャンネル音声信号を、左内蔵スピーカー33ならびに右内蔵スピーカー34から音声再生することができる。
なお、ディスプレイ装置30が備える左内蔵スピーカー33ならびに右内蔵スピーカー34を、センタースピーカーとして使用する場合に、モノラル信号の前方中央チャンネル音声信号をそれぞれに供給すると、使用者1の位置においては、左内蔵スピーカー33ならびに右内蔵スピーカー34で再生された音声が合成される結果、約3dB高いレベルになることが想定される。したがって、AVアンプ10の音量調節回路102は、Ckを除くLk、Rk、SLk、SRk およびSWkに、乗算器103により音量レベル制御データGkに基づく係数k(ここでは、0≦k≦1とする。)をそれぞれ乗算する場合、一方で、乗算器103cにより係数k/(√2)を乗算して、Ckを約3dB低いレベルに設定してもよい。また、AVアンプ10の増幅器AMPの利得、ならびに、スピーカー3〜7の能率と、ディスプレイ装置30の増幅器AMPの利得、ならびに、左内蔵スピーカー33ならびに右内蔵スピーカー34の能率が異なる場合には、乗算器103cにより、前方中央チャンネル音声信号のレベルを、他のチャンネルの音声信号に合わせてもよい。
図4は、本発明の他の好ましい実施形態による映像音声再生システムについて説明する図である。映像音声再生システムは、HDMI伝送信号形式により接続するAVアンプ10cおよびディスプレイ装置30cと、使用者1の周囲に配置される複数のスピーカーから構成される。この映像音声再生システムは、AVアンプ10cが、制御回路CPUから出力された音量レベル制御データGkを出力端子19から出力する音量レベル制御データ出力回路をさらに備え、ディスプレイ装置30cが、制御回路40に接続する制御データ入力端子39を更に備える。ディスプレイ装置30cは、左内蔵スピーカー33および右内蔵スピーカー34を備える点では、最初の実施例のディスプレイ装置30と変わらない。なお、上記の実施例と重複する部分の説明は省略する。
図5は、図4の映像音声再生システムを構成する、第3の実施例に係るAVアンプ10cを説明する概略図である。第3の実施例に係るAVアンプ10cが第1および第2の実施例に係るAVアンプと異なるのは、制御回路CPUから出力された音量レベル制御データGkを出力端子19から出力する音量レベル制御データ出力回路CTLをさらに備えることと、伝送信号データ合成回路TXに供給されるのがデコードされた前方中央チャンネル音声信号データ、つまり、乗算器入力側の前方中央チャンネル音声信号データC0であることである。すなわち、デコード回路100の音量調節回路102が音量レベルを調節した出力音声信号データCkではなく、デコードされたフルスケールの前方中央チャンネル音声信号データC0が、ディスプレイ装置30cに伝送される。AVアンプ10cの伝送信号データ合成回路TXは、映像信号データVDataと、乗算器入力側の前方中央チャンネル音声信号データC0とを、多重化して伝送出力信号データHDMI Output(VData|C0)に合成して出力する。
一方で、音量レベル制御データ出力回路CTLは、制御回路CPUから出力された音量レベル制御データGkを端子19からディスプレイ装置30cの制御データ入力端子39へ出力する。端子19と、制御データ入力端子39との接続は、音量レベル制御データGkを通信することができる接続であればよく、例えば、AVアンプおよびディスプレイ装置のリモコン信号を通信するコントロールライン、HDMIのCEC、IEEE1394のVender Unique、等で接続するものであればよい。したがって、音量レベル制御データGkを独立してディスプレイ装置30cに伝送できるので、ディスプレイ装置30cの制御回路40が、増幅器36および37の増幅ゲインを制御する。AVアンプ10cの音量調整は、音量調節回路102で行われてもよく、あるいは、D/A変換器DAと増幅器AMPとの間に設けられたアッテネ−タATTによって行われてもよく、ディスプレイ装置30cの音量調整と連動することができる。その結果、デコードされた前方中央チャンネル音声信号を他のマルチチャンネル音声信号と同レベルの音量で再生でき、マスターボリュームにより音量制御が可能になる。この映像音声再生システムでは、マルチチャネル音声に含まれている前方中央音声信号をフルスケールで伝送するので、S/Nに優れたマルチチャンネル音場再生が得られる。また、本実施例では、AVアンプ10cの音量調整をアッテネ−タATTによって行なった場合には、音量調節回路102の全ての乗算器103の係数を1にできるので、全てのマルチチャンネル音声信号において下位ビットが欠落し精度が劣化することがないので、システムの全出力の精度劣化が生じない。
図6は、本発明の他の好ましい実施形態による映像音声再生システムについて説明する図である。映像音声再生システムは、HDMI伝送信号形式により接続するAVアンプ10dおよびディスプレイ装置50と、使用者1の周囲に配置される複数のスピーカーから構成される。ディスプレイ装置50は、左内蔵スピーカー53および右内蔵スピーカー54に加えて、サブウーファー59を備えているので、この映像音声再生システムでは、マルチチャネル音声に含まれている前方中央音声信号をこれらの内蔵スピーカーにより音声再生するとともに、マルチチャネル音声の低音信号(もしくは低音成分)も、ディスプレイ装置50が内蔵するサブウーファー59で再生する。なお、上記の実施例と重複する部分の説明は省略する。
図7は、図6の映像音声再生システムを構成する、第4の実施例に係るAVアンプ10dを説明する概略図である。第4の実施例に係るAVアンプ10dが上記の実施例に係るAVアンプと異なるのは、デコード回路100の音量調節回路102が、加算回路106を含み、音量レベルを調節した出力音声信号データCkおよびSWkを加算し、音声信号データ(Ck+SWk)を伝送信号データ合成回路TXに供給することである。前方中央音声信号データC0および低音チャンネル音声信号データSW0は、それぞれ乗算器103cおよび103wで音量レベル制御データGkに基づく係数k(ここでは、0≦k≦1とする。)を乗算して、音量レベルを調節した出力音声信号データCkおよびSWkとされ、加算回路106において加算される。スイッチ回路104が、音声信号データ(Ck+SWk)を伝送信号データ合成回路TXに供給すると、映像信号データVDataと、音量レベルが調節された音声信号データ(Ck+SWk)とを、多重化して伝送出力信号データHDMI
Output(VData|(Ck+SWk))に合成して、HDMI出力端子12からディスプレイ装置50へ出力する。
ディスプレイ装置50の伝送信号分離回路55は、伝送出力信号データHDMI Outputから音量レベルが調節された音声信号データ(Ck+SWk)を分離し、D/A変換器58に入力する。アナログ信号に変換されたD/A変換器58の出力をLPF(ローパスフィルター)61に入力し、低域成分のみを増幅器60に供給し、増幅器60で増幅された低音信号を、内蔵するサブウーファー59で再生する。したがって、マルチチャネル音声信号が多重化された伝送信号形式を用いてAVアンプ10dとディスプレイ装置50とを接続しても、ディスプレイ装置50が備える左内蔵スピーカー53ならびに右内蔵スピーカー54を、センタースピーカーとして使用することができるとともに、ディスプレイ装置50の低音用スピーカー59を、映像音声再生システムの低音チャンネル音声信号を再生するサブウーファーとしても利用できる。
なお、ディスプレイ装置50の伝送信号分離回路55が、低音チャンネル音声信号データSWkを分離して出力できる場合には、AVアンプ10cの伝送信号データ合成回路TXは、映像信号データVDataと、前方チャンネル音声信号データCkと、低音チャンネル音声信号をデコードした低音チャンネル音声信号データSWkとを、多重化して伝送出力信号データ(VData|Ck|SWk)に合成してもよい。ディスプレイ装置50の低音用スピーカー59を、映像音声再生システムの低音チャンネル音声信号を再生するサブウーファーとしても利用できる。
多重化されて伝送される伝送信号データが、少なくとも前方中央チャンネル音声信号データを含むマルチチャンネルPCMデータであってもよい。したがって、HDMIやIEEE1394等の伝送信号形式を用いてディスプレイ装置と伝送信号処理装置とを接続しても、ディスプレイ装置が備えるスピーカーを、前方中央チャンネル音声信号を再生するセンタースピーカーとして使用できる。
また、上記の実施例には限定されず、映像音声再生システムは、AVアンプとディスプレイ装置とを下記のように変更してもよい。例えば、AVアンプのデコード回路は、前方中央チャンネル音声信号データに、デコードした前方左チャンネル音声信号データおよび前方右チャンネル音声信号データを加算して出力し、これを伝送信号データ合成回路で映像信号データと多重化して伝送出力信号データに合成してもよい。ディスプレイ装置が、前方中央チャンネル音声信号を再生する増幅器およびスピーカーを備えているので、前方中央チャンネル音声信号と相関の高い事が多い前方左チャンネル音声信号および前方右チャンネル音声信号を、HDMIやIEEE1394等の伝送信号形式を利用してディスプレイ装置に伝送し、使用者の前方に定位すべき音像をディスプレイ装置が備えるスピーカーから再生できる。
また、AVアンプとディスプレイ装置との信号伝送方式が、IEEE1394等のマルチチャンネルPCMの音声信号を伝送できる方式であれば、AVアンプのデコード回路は、映像信号データと、前方中央チャンネル音声信号データと、前方左チャンネル音声信号データと、前方右チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データに合成してもよい。もちろん、HDMIやIEEE1394等の伝送信号形式に限らず、映像信号とマルチチャネル音声信号とが多重化できる伝送信号形式であればよい。
本発明の伝送信号処理装置は、増幅器を内蔵するマルチチャンネル音声再生用のAVアンプのみならず、増幅器を備えないコントロールアンプ等にも適用が可能である。
本発明の好ましい実施形態による映像音声再生システムについて説明する図である。(実施例1) 本発明の第1の実施例に係るAVアンプ10aを説明する概略図である。(実施例1) 本発明の第2の実施例に係るAVアンプ10bを説明する概略図である。(実施例2) 本発明の他の好ましい実施形態による映像音声再生システムについて説明する図である。(実施例3) 本発明の第3の実施例に係るAVアンプ10cを説明する概略図である。(実施例3) 本発明の他の好ましい実施形態による映像音声再生システムについて説明する図である。(実施例4) 本発明の第4の実施例に係るAVアンプ10dを説明する概略図である。(実施例3) 従来の映像音声再生システムについて説明する図である。
符号の説明
3 前方左スピーカー
4 前方右スピーカー
5 サラウンド左スピーカー5
6 サラウンド右スピーカー6
7 サブウーファー
10 AVアンプ
30、50 ディスプレイ装置

Claims (15)

  1. 映像信号と、マルチチャンネル音声信号とが多重化された伝送信号データを受けて、それぞれ映像信号データと、マルチチャンネル音声信号データとに分離して出力する伝送信号データ分離回路と、
    該マルチチャンネル音声信号データをデコードして、少なくとも前方中央チャンネル音声信号データ含む各マルチチャンネル音声信号データを出力するデコード回路と、
    該映像信号データと、該前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する伝送信号データ合成回路と、
    該伝送信号データ分離回路と、該デコード回路と、該伝送信号データ合成回路と、を制御する制御回路と、
    を備える、伝送信号処理装置。
  2. 前記制御回路が出力する音量レベル制御データに基づいて前記マルチチャンネル音声信号の音量レベルを調節する音量調節回路を含み、
    該音量調節回路が、乗算器を備え、
    該乗算器が、デコードされた前記各マルチチャンネル音声信号データに、該音量レベル制御データに基づく係数を乗算し、該各マルチチャンネル音声信号データを、音量レベルを調節された各マルチチャンネル音声信号データに変換して出力する、
    請求項1に記載の伝送信号処理装置。
  3. 前記音量調節回路が、
    デコードされた前記各マルチチャンネル音声信号データからアナログ信号に変換されたマルチチャンネル音声出力信号を、前記音量レベル制御データに基づく係数に連動して音量レベルを調整して出力するアッテネータを備える、
    請求項1または2に記載の伝送信号処理装置。
  4. 前記伝送信号データ合成回路が、前記映像信号データと、前記音量レベルが調節された前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する、
    請求項2または3に記載の伝送信号処理装置。
  5. 前記伝送信号データ合成回路が、前記映像信号データと、前記乗算器入力側の前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データに合成して出力し、
    前記制御回路から出力された前記音量レベル制御データを出力する音量レベル制御データ出力回路を、さらに備える、
    請求項2または3に記載の伝送信号処理装置。
  6. 前記デコード回路が、前記前方中央チャンネル音声信号データに、デコードした低音チャンネル音声信号データを加算して出力し、
    前記伝送信号データ合成回路が、前記映像信号データと、該低音チャンネル音声信号データを加算した該前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する、
    請求項1から5のいずれかに記載の伝送信号処理装置。
  7. 前記デコード回路が、前記前方中央チャンネル音声信号データに、デコードした前方左チャンネル音声信号データおよび前方右チャンネル音声信号データを加算して出力し、
    前記伝送信号データ合成回路が、前記映像信号データと、該前方左チャンネル音声信号データおよび該前方右チャンネル音声信号データを加算した該前方中央チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する、
    請求項1から5のいずれかに記載の伝送信号処理装置。
  8. 前記デコード回路から前記伝送信号データ合成回路へ入力される前方中央チャンネル音声信号データが、ステレオPCM(Pulse Code Modulation)データであり、PCM左チャンネル信号およびPCM右チャンネル信号に、それぞれに等しいレベルの前方中央チャンネル音声信号データが含まれる、
    請求項1から7のいずれかに記載の伝送信号処理装置。
  9. 前記デコード回路が、低音チャンネル音声信号データを出力し、
    前記伝送信号データ合成回路が、前記映像信号データと、前記前方中央チャンネル音声信号データと、該低音チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する、
    請求項1から5のいずれかに記載の伝送信号処理装置。
  10. 前記デコード回路が、前方左チャンネル音声信号データおよび前方右チャンネル音声信号データを出力し、
    前記伝送信号データ合成回路が、前記映像信号データと、前記前方中央チャンネル音声信号データと、該前方左チャンネル音声信号データと、該前方右チャンネル音声信号データとを、多重化して伝送出力信号データとして出力する、
    請求項1から5のいずれかに記載の伝送信号処理装置。
  11. 前記多重化されて伝送される伝送信号データが、
    少なくとも前方中央チャンネル音声信号データを含むマルチチャンネルPCMデータである、
    請求項9または10に記載の伝送信号処理装置。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載の伝送信号処理装置と、
    該伝送信号処理装置から出力された前記伝送出力信号データを受けて映像信号と前方チャンネル音声信号データとに分離して出力する伝送信号分離回路と、
    該映像信号を表示する表示器と、該前方中央チャンネル音声信号データを前方中央チャンネル音声信号に変換するD/A変換器と、該前方中央チャンネル音声信号を再生する少なくとも1チャンネルの増幅器およびスピーカーと、を備えるディスプレイ装置と、
    を含む映像音声再生システム。
  13. 請求項12に記載の映像音声再生システムであって、
    前記ディスプレイ装置が、前記前方中央チャンネル音声信号を再生する2チャンネルの増幅器およびスピーカーを備える、映像音声再生システム。
  14. 請求項12または13に記載の映像音声再生システムであって、
    前記ディスプレイ装置が、前記低音チャンネル音声信号を再生する増幅器およびスピーカーと、を備える、映像音声再生システム。
  15. 請求項12から14のいずれかに記載の映像音声再生システムであって、
    前記ディスプレイ装置が、前記音量レベル制御データを受けて、前記前方中央チャンネル音声信号ならびに前記低音チャンネル音声信号を再生する増幅器のゲインを制御する、映像音声再生システム。
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