JP2009278619A - マルチチャンネル音声出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】音源が対応する多チャンネル数の再生環境でも利用可能であるとともに、より少ない再生環境においてもユーザーが機器の設定や接続を切り替える必要がない音声出力装置を提供する。
【解決手段】
音声出力装置は、複数のチャンネル数の音声信号を、チャンネルごとに複数の音声出力部から出力可能である。音声出力装置は、複数の音声出力部から第1チャンネル数である第1音声信号を出力する第1音声出力モードと、第1チャンネル数より少ない第2チャンネル数である第2音声信号と第1チャンネル数より少ない第3チャンネル数である第3音声信号とを、複数の音声出力部を用いて、同時に出力可能である第2音声出力モードとを備えている。第2音声モードにおいて第2音声信号および第3音声信号を出力するために使用される複数の音声出力部は、第1音声モードにおいては第1音声信号を出力するために使用される。
【選択図】図3
【解決手段】
音声出力装置は、複数のチャンネル数の音声信号を、チャンネルごとに複数の音声出力部から出力可能である。音声出力装置は、複数の音声出力部から第1チャンネル数である第1音声信号を出力する第1音声出力モードと、第1チャンネル数より少ない第2チャンネル数である第2音声信号と第1チャンネル数より少ない第3チャンネル数である第3音声信号とを、複数の音声出力部を用いて、同時に出力可能である第2音声出力モードとを備えている。第2音声モードにおいて第2音声信号および第3音声信号を出力するために使用される複数の音声出力部は、第1音声モードにおいては第1音声信号を出力するために使用される。
【選択図】図3
Description
本発明は、ブルーレイディスクプレーヤーや、ブルーレイディスクレコーダーなどに適用され、マルチチャンネル音声出力装置に関するものである。
近年、映画用のパッケージメディアは、DVDから、ハイビジョンに対応したブルーレイディスクにメディアが移行しつつある。音声システムも、DVDでの5.1チャンネル(ch)の音声サラウンドシステムから、7.1chのロスレスサラウンド音声記録がされたディスクが多く発売されるようになり、7.1ch音声の再生に対するニーズが増大しつつある。なお、これらの表記のうちの「0.1ch」は、いわゆるサブウーファーと呼ばれる、低音域専用のチャンネルを意味する。
たとえば特許文献1には、5.1ch音声の再生システムで、7.1ch音声の再生システムと同様の音場効果を得るための音像定位処理装置が開示されている。図15は、特許文献1による装置の構成例を示す。
以下、図15に示す従来の音像定位処理装置の動作を説明する。この装置は、7.1ch音声のデジタル信号が入力されると、独自の信号処理回路により、5.1ch音声の再生システムで7.1ch再生システムと同様の音場効果を得るための処理を行う。
たとえばブルーレイディスクを利用すると、最大7.1chの音声信号を再生することが可能である。7.1ch音声信号は、フロント信号301、サラウンド信号302、センターサブウーファー信号303、サラウンドバック信号304により構成される。これらの信号は、ブルーレイディスクプレーヤーの再生処理の結果得られる。
フロント信号301のデジタル信号は、第2のDAコンバーター102によって、デジタルアナログ変換される。同様にサラウンド信号302のデジタル信号は、加算回路502に入力される。センターサブウーファー信号303のデジタル信号は、第4のDAコンバーター104によってデジタルアナログ変換される。また、サラウンドバック信号304のデジタル信号は、信号処理回路501により信号処理されて、加算回路502に入力される。加算回路502の出力信号は、第3のDAコンバーター103によって、デジタルアナログ変換される。信号処理回路501を付加することにより、5.1ch音声の再生環境で7.1ch音声の音場効果を擬似的に得ることが可能になる。
また、特許文献2には、5.1ch音声の再生システムにおいて、DVDの音声信号を劣化させることなく、マルチチャンネルと2chとの切り替えを可能にする音声信号処理装置が開示されている。図16は、特許文献2による装置の構成例を示す。
以下、図16に示される装置の動作を説明する。この装置の処理の対象は、DVD等に記録される5.1chのデジタル音声信号である。
デジタル信号であるサラウンド信号302は、第3のDAコンバーター103によってデジタルアナログ変換される。また、デジタル信号であるセンターサブウーファー信号303は、第4のDAコンバーター104によってデジタルアナログ変換される。
ダウンミックス2ch信号305は、2chのフロント信号301、2chのサラウンド信号302および0.1chのセンターサブウーファー信号303から構成される5.1chのデジタル信号をミキシングした2chの信号である。フロント信号301のデジタル信号と、ダウンミックス2ch信号305のデジタル信号は、第2のスイッチ202に入力され、第2の制御信号402によって、どちらかの一方の信号を選択出力される。制御信号402は、スピーカーシステムが、2chの場合と5.1chの場合を切り替える信号である。第2のスイッチ202は、5.1chの場合は、フロント信号301を出力し、2chの場合は、ダウンミックス2ch信号305を出力する。
上記構成により、第2のDAコンバーター102は、スピーカーが、5.1chの場合は、サラウンド信号のフロント信号を出力し、2chの場合は、5.1chを2chにダウンミックスした音声を出力することができる。
また、図16に示す構成を応用した、図17のような構成を有する音声出力装置も知られている。図17の装置が図16の装置と相違する点は、ダウンミックス2ch信号305は、フロント信号301と切り替える第2のスイッチ202に入力されると同時に、第1のDAコンバーター101にも入力される点である。デジタル信号であるダウンミックス2ch信号305は、第1のDAコンバーター101によってデジタルアナログ変換される。このため、第1のDAコンバーター101は、常に、5.1chを2chにダウンミックスした信号を出力している。
この装置には、5.1chのスピーカーおよび2chのスピーカーを独立して同時に接続できる。ダウンミックスされた2ch信号が常に出力され、その一方、5.1ch信号も出力可能である。この装置によれば、2chで再生する場合と5.1chで再生する場合のいずれにおいても、機器の設定や接続を切り替える必要はなくなる。
上述したいずれの装置にも、ユーザーの利便性の観点から改善の余地が多く残されている。
たとえば図15に示す装置は、信号処理回路501でサラウンドバック信号304を信号処理し、サラウンド信号302に信号を加算している。しかしながら、この技術は5.1ch音声の再生環境下で7.1ch音声の音場効果を狙ったもの、言い換えれば擬似的な再生を目的とするものであって本来の7.1ch音声のサラウンド効果を提供できない。7.1ch音声信号を記録可能なブルーレイディスクが普及してきたなかで、7.1chのスピーカーを設置するユーザーにとっては、図15の装置にはメリットはない。
また、図16に示す装置は、5.1chのスピーカー接続時と2chのスピーカー接続時に、DAコンバーター102の出力をダウンミックス2ch信号305かフロント信号301かに切り替えることは可能である。しかしながら、これは、逆に言えば、DAコンバーター102には、5.1chのスピーカーの一部、または、2chのスピーカーしか接続できないことを意味する。ユーザーが、2chで再生する場合と5.1chで再生する場合とにおいて、機器の設定や接続を切り替える必要がある。
また、図17に示す装置の構成では、昨今、市場の主流となってきたブルーレイディスクの7.1chの音声には対応できない。ダウンミックスされた2ch信号を常に出力する経路を確保しつつ、7.1chの音声に対応するためには、サラウンド信号とは異なるサラウンドバック信号(2ch)を処理するためのDAコンバーター(DAC)の追加を要するためである。これでは、回路数および端子数が増加し、コストを抑えることができない。
本発明は、上記従来の問題点を解決するものであって、その目的は、音源が対応する多チャンネル数の再生環境でも利用可能であるとともに、より少ない再生環境においてもユーザーが機器の設定や接続を切り替える必要がない音声出力装置を提供することである。
本発明による音声出力装置は、複数のチャンネル数の音声信号を、チャンネルごとに複数の音声出力部から出力可能な音声出力装置であって、前記複数の音声出力部から第1チャンネル数である第1音声信号を出力する第1音声出力モードと、前記第1チャンネル数より少ない第2チャンネル数である第2音声信号と前記第1チャンネル数より少ない第3チャンネル数である第3音声信号とを、前記複数の音声出力部を用いて、同時に出力可能である第2音声出力モードとを備え、前記第2音声モードにおいて前記第2音声信号および前記第3音声信号を出力するために使用される複数の音声出力部は、前記第1音声モードにおいては前記第1音声信号を出力するために使用される。
前記第1音声信号は7.1チャンネル、前記第2音声信号は5.1チャンネル、前記第3音声信号は2チャンネルであってもよい。
前記複数の音声出力部のうち、前記第2音声出力モードにおける前記第3音声信号を出力する音声出力部は、前記第1音声出力モードにおける前記第1音声信号のサラウンドバック信号を出力する音声出力部と同じであってもよい。
前記第2チャンネル数および前記第3チャンネル数の和は、前記第1チャンネル数以下であってもよい。
本発明の音声出力装置によれば、第1チャンネル数の第1音声信号音声出力モードと、それぞれが第1チャンネル数より少ない第2チャンネル数の第2音声信号および第3チャンネル数の第3音声信号を同時に出力可能である第2音声出力モードとを備えている。音源が第1チャンネル数のときにおいて、第1チャンネル数のスピーカーを有するユーザーは、第1チャンネル数で音声信号を忠実に再生できる。一方、音源が第1チャンネル数であっても、第1チャンネル数よりも少ないスピーカーしか有しないユーザーは、チャンネル数の少ない第2の音声出力モードを用いて音源を再生できる。
特に、第2の音声出力モードは、第2チャンネル数の音声信号および第3チャンネル数の音声信号を、独立かつ同時に出力可能である。言い換えると、音声出力装置は、第2チャンネル数と第3チャンネル数とを合計したチャンネル数のスピーカーを接続可能である。そのため、たとえば第2チャンネル数のスピーカーを有するテレビからの出力、および、第3チャンネル数のスピーカーが接続されたAVアンプからの出力の両方を選択可能になる。
また、第2の音声出力モードにおいて第2音声信号と第3音声信号を出力するために使用される音声出力部は、第1の音声出力モードにおいて第1の音声信号を出力する場合にも使用される。そのため、第1の音声信号を出力するために必要な音声出力部の数を超える数に音声出力部を増やすことなく、たとえば第2チャンネル数のスピーカーを有するテレビからの出力、および、第3チャンネル数のスピーカーが接続されたAVアンプからの出力の両方を選択可能になる。
さらに、第2チャンネル数と第3チャンネル数との和は、第1チャンネル以下である。これにより、たとえば、第2音声出力モードを利用する再生環境を有していたユーザーがスピーカーを追加購入し、上述のAVアンプに接続すると、容易に第1音声出力モードでの再生環境に移行することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明によるマルチチャンネル音声出力装置の実施形態を説明する。マルチチャンネル音声出力装置は、たとえばデジタル放送番組をブルーレイ・ディスク(BD)またはハードディスクに録画し、かつ、録画されたデジタル放送番組を再生することが可能な、HDD内蔵BDレコーダとして実現される。また、このBDレコーダは、たとえば7.1chの音声信号が記録されたBD−ROMを再生することも可能である。
(実施形態1)
図1は、本実施形態によるマルチチャンネル音声出力装置100(以下「音声出力装置100」と記述する。)の構成を示すブロック図である。音声出力装置100は、チューナ151、復調部152、AVエンコーダ153、AVデコーダ154、アナログ映像出力部155、アナログ音声出力部156、マイコン157、リモコン受光部158、メモリ159、ハードディスクドライブ(HDD)161、光ディスクドライブ162、および、放送受信アンテナ163を備えている。
図1は、本実施形態によるマルチチャンネル音声出力装置100(以下「音声出力装置100」と記述する。)の構成を示すブロック図である。音声出力装置100は、チューナ151、復調部152、AVエンコーダ153、AVデコーダ154、アナログ映像出力部155、アナログ音声出力部156、マイコン157、リモコン受光部158、メモリ159、ハードディスクドライブ(HDD)161、光ディスクドライブ162、および、放送受信アンテナ163を備えている。
放送受信アンテナ163は放送電波を受信する。チューナ151は、放送受信アンテナ163で受信した放送信号を選局する。復調部152はチューナ151で選局した放送信号をTS(Transport Stream:トランスポートストリーム)データに復調する。
AVエンコーダ153は、復調部152で復調されたTSデータを変換し、圧縮記録するためのAVデータを生成する。
HDD161は、復調部152で復調されたTSデータ、または、AVエンコーダ部153で生成されたAVデータを記録する。光ディスクドライブ162は、装填された光ディスク165に対し、復調部152で復調されたTSデータ、または、AVエンコーダ部153で生成されたAVデータを記録する。また、光ディスクドライブ162は、装填された光ディスク165に記録されたAVデータを再生する。なお、光ディスク165は、たとえば記録可能なBD−R、BD−RE、再生専用のBD−ROMである。
AVデコーダ154は復調部152によって復調されたTSデータ、HDD161によって再生されたAVデータ、または、光ディスクドライブ162によって再生されたAVデータを所定のAV信号に復号する。
アナログ映像出力部155は、AVデコーダ154から出力されるアナログ映像信号を受け取って出力する。なお、アナログ映像出力部155に加えて、HDMI端子などのデジタル映像信号を出力可能な端子および回路を設けてもよい。
アナログ音声出力部156は、AVデコーダ154から出力されるアナログ音声信号を受け取って出力する。後述のように、アナログ音声出力部156は、DAコンバーター、および、各チャンネルに対応するオーディオ出力端子を有している。DAコンバーターは、各チャンネルに対して1つ、または、2チャンネルに対して1つ設けられている。一方、オーディオ出力端子は、各チャンネルに対して1つ設けられている。なお、アナログ音声出力部156に加えて、光出力端子、上述のHDMI端子などのデジタル音声信号を出力可能な端子および回路を設けてもよい。
マイコン部157は、チューナ151、復調部152、AVエンコーダ部153、AVデコーダ154、出力部155、HDD161、光ディスクドライブ162の各動作を制御すルことにより、音声出力装置100の動作を制御する。
メモリ159には、音声出力装置100が起動する際に、動作の手順が記述されたコンピュータプログラムが展開される。たとえば、メモリ159には、後述する図9〜16に記載されたフローチャートに対応するコンピュータプログラムが展開される。このようなコンピュータプログラムは、光ディスクやフラッシュメモリカードに記録され得る。またはネットワークを通じて伝送され得る。なお、メモリ159は、例えば、AVエンコーダ153やAVデコーダ154が動作する場合のワークメモリとして使用されてもよい。
リモコン164は音声出力装置100の動作を制御する赤外線制御信号を送信する。リモコン受光部158はリモコン164からの赤外線制御信号を受信する。ユーザーはリモコン164を利用して、音声出力装置100を操作することができる。
図2は、AVデコーダ154の構成を示す。AVデコーダ154は、スイッチ201、TS分析部250、音声デコーダ251、および、映像デコーダ252を有する。
TS分析部250は、復調部152からのTSデータを受け取る。そしてTS分析部250は、TSデータのデータ構造を解析し、その中に重畳されている音声と映像のデータストリームを分離して出力する。分離されたデータストリームは、音声についてはオーディオエレメンタリストリームと呼ばれ、映像についてはビデオエレメンタリストリームと呼ばれている。
映像デコーダ252は、ビデオエレメンタリストリームをデコードして、その結果をアナログ映像出力部155に出力する。
音声デコーダ251は、オーディオエレメンタリストリームをデコードして、その結果をアナログ音声出力部156に出力する。より具体的には以下のとおりである。
オーディオエレメンタリストリームには、たとえば、7.1chのデジタル音声信号が含まれている。音声デコーダ251は、そのデジタル音声信号をチャンネルごとに分離して出力する。出力される音声信号のチャンネルは、フロントの左右2チャンネル(L/R)、サラウンドの左右2チャンネル(LS/RS)、センターとサブウーファーの1.1チャンネル(C/SW)、サラウンドバックの左右の2チャンネル(SBL/SBR)である。
音声デコーダ251は、さらに、上述の7.1chを利用したミキシング処理(ダウンミックス処理)を行い、ダウンミックスされた左右2チャンネル(Lmix/Rmix)を出力する。ダウンミックス処理は、7.1ch音声を5.1ch音声に変換し、その後さらに2ch音声に変換することによって実現される。具体的には下記の数式を用いて実現される。左辺が生成されるチャンネルの出力である。
まず下記の式1により、7.1ch音声を5.1ch音声に変換する。
(式1)
L = L
R = R
LS = LS + SBL
RS = RS + SBR
C = C
SW = SW
(式1)
L = L
R = R
LS = LS + SBL
RS = RS + SBR
C = C
SW = SW
次に、下記の式2により、5.1ch音声を2ch音声に変換する。
(式2)
Lmix = L + K * C + K * LS
Rmix = R + K * C + K * RS
(式2)
Lmix = L + K * C + K * LS
Rmix = R + K * C + K * RS
ここで K = 0.707(−3dB)である。式2では、サブウーファーのチャンネルSWは利用されずに捨てられる。
上述の式1および式2に示す処理により、ダウンミックスされた2chの信号が得られる。
図2に示すように、本実施形態では、サラウンドバックの左右の2チャンネル(SBL/SBR)、および、ダウンミックスされた左右の2チャンネル(SBL/SBR)の一方が選択的に出力される。その出力は、図2に示すスイッチ201によって決定される。スイッチ201はマイコン157(図1)からの制御信号によって制御される。
なお、図2では、便宜上、スイッチ201に対する制御信号のみを記述している。マイコン157からの制御信号はTS分析部250、音声デコーダ251および映像デコーダ252に対してもそれぞれ送信され、その動作が制御される。 図3は、図2に示す第1のスイッチSW1(201)周辺の接続構成を示す模式図である。SW201はAVデコーダ154の構成要素であり、DAC1(101)〜DAC4(104)は、図1に示すアナログ音声出力部156の構成要素である。なお、アナログ音声出力部156は各チャンネルの出力端子(図示せず)を備えており、DAC1(101)〜DAC4(104)の出力は出力端子に接続されている。
説明の便宜上、以下ではL/Rの2chの信号を「フロント信号301」と記述し、LS/RSの2chの信号を「サラウンド信号302」と記述し、C/SWの1.1chの信号を「センターサブウーファー信号303」と記述し、SBL/SBRの2chの信号を「サラウンドバック信号304」と記述する。
デジタル信号であるフロント信号301は、第2のDAコンバーター102でデジタルアナログ変換される。同様に、サラウンド信号302は、第3のDAコンバーター103でデジタルアナログ変換され、センターサブウーファー信号303は、第4のDAコンバーター104でデジタルアナログ変換される。
一方、ダウンミックス2ch信号305およびサラウンドバック信号304は、それぞれ第1のスイッチSW1(201)に入力される。第1のスイッチSW1(201)は、第1の制御信号401により、制御され、出力信号を選択される。
ユーザーが音声出力装置100を7.1chのスピーカーシステムで使用する場合には、サラウンドバック信号304を出力させるための制御信号401がスイッチ201に送られる。ユーザーが音声出力装置100を5.1chまたは2chのスピーカーシステムで使用する場合には、ダウンミックス2ch信号305を出力させるための制御信号401がスイッチ201に送られる。 制御信号401は、ユーザーが7.1chのスピーカーシステムを所有するか、それよりもチャンネル数が少ないスピーカーシステムを所有するかに応じて変化する。ユーザーは、いずれのスピーカーシステムを所有するかを、たとえば音声出力装置100の動作環境の設定作業を設置時に行う。設定された結果は、オーディオ設定データとしてメモリ109に保持される。
図4は、本実施形態における音声出力装置100が、7.1chスピーカーシステムの設置環境において利用されるときの接続形態を示す。全てのDAコンバーター(DAC1−DAC4)の出力(アナログ7.1ch出力)は、AVアンプ602のアナログ7.1ch入力端子に接続される。そしてAVアンプ602の出力は、7.1chのスピーカーシステム605に接続される。
図4の構成のときは、ユーザーは、音声出力装置100の動作環境設定において、7.1chのアナログ音声出力を選択する。これにより、ブルーレイディスクの7.1ch音声に対応することが可能である。
一方、図5は、本実施形態における音声出力装置100が、2chのTV603および5.1chスピーカーシステムの設置環境において利用されるときの接続形態を示す。
第1のDAコンバーター(DAC1)の出力は、TV603のアナログ2ch音声入力に接続される。一方、第2のDAコンバーター102、第3のDAコンバーター103および第4のDAコンバーター104の出力は、AVアンプ602のアナログ5.1ch入力(フロント、サラウンド、センター、サブウーファー)に接続される。AVアンプ602の出力は、5.1chのスピーカーシステム605に接続される。
図5の構成のときは、ユーザーは、音声出力装置100の動作環境設定において、2ch+5.1chのアナログ音声出力を選択する。これにより、2ch出力と5.1ch出力とが同時に行われる。よって、このような接続下においては、ユーザーは、機器の設定や、接続を変えることなく、TV603の2chの音声や、AVアンプ602と5.1chスピーカーシステム605の音声で、7.1ch音声が記録されたブルーレイディスクの映画等を鑑賞することができる。
なお、5.1ch音声が記録されたDVDに関しても、上記式2を用いて5.1chを2chにダウンミキシングすることにより、TV603の2chの音声を楽しむことができる。このときもまた、ユーザーの好みに応じて、AVアンプ602と5.1chスピーカーシステム605の音声を楽しむこともできる。
図6は、音声出力装置100の動作環境設定において、2ch+5.1chおよび7.1chのうちから、アナログ音声出力方法を選択する画面例701および702を示す。選択は、音声出力装置100のユーザーインターフェース等で行うことが可能である。音声出力装置100の動作環境設定項目の中に、アナログ音声出力設定701を設ける。ユーザーがその項目を選択すると、選択画面702が表示される。ユーザーが、2ch+5.1chか7.1chかを選択することにより、第1の制御信号401が決定される。
すなわち、ユーザーが7.1chを選択した場合には、制御信号401により、第1のスイッチ201からはサラウンドバック信号303が出力される。図7は、7.1ch選択時に表示されるユーザーへの説明例である。図7では、図3に示すDAC1(101)に対応する出力端子L/SBLおよびR/SBRからは、左右のサラウンドバック信号303(SBLおよびSBR)が出力されることが説明されている。この説明により、ユーザーは自己の7.1chスピーカーシステムのサラウンドバック信号の接続を確認することができる。
一方、図6においてユーザーが2ch+5.1chを選択した場合には、制御信号401により、第1のスイッチ201からはダウンミックス2ch信号305が出力される。図8は、2ch+5.1ch選択時に表示されるユーザーへの説明例である。図8では、図3に示すDAC1(101)に対応する出力端子L/SBLおよびR/SBRからは、左右の音声信号(LおよびR)が出力されることが説明されている。この音声信号は、ダウンミックス2ch信号305である。この説明により、ユーザーは自己のスピーカーシステムの接続を確認することができる。
図9〜11は、音声出力装置100の処理の手順を示すフローチャートである。図9の処理の結果、さらに図10または図11の処理が行われる。なお、以下で説明するマイコン157からの指示は、制御信号によって各構成要素に伝送される。その制御信号を受けた各構成要素は、その制御信号にしたがって動作し、各々の機能を発揮する。
まずステップS101において、リモコン164を介して、リモコン受光部158はユーザーからコンテンツの再生指示を受け取る。するとマイコン157は、メモリ159に格納された、現在のオーディオ設定データを確認する。オーディオ設定データは、ユーザが図6に示す画面で、7.1chおよび2ch+5.1chのいずれを選択したかを示す。オーディオ設定データが7.1chの選択を示すときは、マイコン157はステップS103に進み、7.1chモードで音声を再生する。オーディオ設定データが2ch+5.1chの選択を示すときは、マイコン157はステップS104に進み、2ch+5.1chモードで音声を再生する。その後、処理は終了する。
ステップS103の処理の詳細は、図10に示される。図10は、7.1chモードでの音声出力処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS201において、マイコン157は、再生対象となるコンテンツの音声チャンネル数を確認する。たとえばTSデータには、音声チャンネル数を示す情報が記述されている。マイコン157は、AVデコーダ154に対してその情報の抽出を指示する。
ステップS202において、マイコン157は、音声チャンネル数が7.1chか否かを判定する。音声チャンネル数が7.1chのときは処理はステップS203に進み、7.1chでないときは処理はステップS204に進む。
ステップS203では、マイコン157は、コンテンツの音声を7.1chで出力する。
ステップS204では、マイコン157は、コンテンツの音声を7.1chに変換して出力する。たとえばコンテンツの音声が5.1chであるときは、マイコン157は、左右のフロント信号(L/R)をそれぞれそのまま、左右のサラウンドバック信号303(SBLおよびSBR)として出力する。
その後、処理は終了する。
図9のステップS104の処理の詳細は、図11に示される。図11は、2ch+5.1chモードでの音声出力処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS301において、マイコン157は、再生対象となるコンテンツの音声チャンネル数を確認する。この処理は図10のステップS201と同じである。
ステップS302において、マイコン157は、音声チャンネル数が5.1chより多いか否かを判定する。音声チャンネル数が5.1chより多いときは処理はステップS303に進み、5.1ch以下のときは処理はステップS304に進む。
ステップS303では、マイコン157は、コンテンツの音声を、ダウンミックスした5.1ch、および、ダウンミックスした2chで出力する。この処理は、上述の式1および式2に基づいて行われる。
一方、ステップS304では、マイコン157は、コンテンツの音声を、5.1ch、および、ダウンミックスした2chで出力する。コンテンツの音声が5.1chよりも少ない場合、たとえば2chの場合には、マイコン157は、少なくとも1チャンネルの音声を利用して5.1chの音声を生成するとともに、2chの音声を出力する。
その後、処理は終了する。
上述の構成によれば、サラウンドバック信号と、ダウンミックス2ch信号を切り替える第1のスイッチを第1のDAコンバーターの入力側に設けることにより、DVDプレーヤーと同じ5.1chのDAコンバーターの回路構成や出力端子構成を利用しつつ、ブルーレイディスクの7.1chの音声出力にも対応することが可能になる。さらに、5.1chのスピーカーを接続した場合は、AVアンプのアナログ5.1ch入力に接続するアナログ5.1ch出力と同時にTVの音声入力に接続するダウンミックス2ch出力を装備することができる。
さらに、5.1chと2chの再生環境で音声出力装置100を利用していたユーザーがサラウンドバック音声の再生のためのスピーカーを2つ増設した場合には、非常に簡単に7.1ch再生環境に移行できるという利点がある。すなわち、ダウンミックス2ch信号が出力されていた端子に増設した2つのスピーカーを接続し、7.1chの音声出力に対応するよう第1のスイッチを切り替えるだけで、7.1chの再生に対応することができる。
(実施形態2)
図12は、本実施形態による音声出力装置200の接続構成を示す模式図である。この構成は、実施形態1において説明した図3に代わる構成である。本実施形態による音声出力装置200の他の構成は実施形態1と同じであるため、その説明は省略する。
図12は、本実施形態による音声出力装置200の接続構成を示す模式図である。この構成は、実施形態1において説明した図3に代わる構成である。本実施形態による音声出力装置200の他の構成は実施形態1と同じであるため、その説明は省略する。
以下、図12の動作を説明する。図12に示す構成が図3に示す構成と相違する点は、第2のスイッチ(SW2)202が設けられたことにある。その目的は、独立した2chの再生信号を、2系統設けることにある。たとえば、1系統はTVに接続され、他の1系統は2chオーディオ専用のアンプに入力することを想定している。
ダウンミックス2ch信号305のデジタル信号は、第1のスイッチ201に入力される。また、サラウンドバック信号304のデジタル信号は、同様に第1のスイッチ201に入力される。第1のスイッチ201は、第1の制御信号401により、制御され、出力信号を選択される。
第1の制御信号401は、音声出力装置200が7.1chのシステムで使用される場合には、サラウンドバック信号304を出力し、5.1chのシステムで使用する場合には、ダウンミックス2ch信号305を出力する。
一方、フロント信号301のデジタル信号は、第2のスイッチ202に入力される。そしてダウンミックス2ch信号305のデジタル信号は、第1のスイッチ201と同時に、第2のスイッチ202にも入力される。第2のスイッチ202は、第2の制御信号402によってその出力を制御される。
第2の制御信号402は、ユーザーが2chの接続を選択した場合には、ダウンミックス2ch信号305を出力し、ユーザーが、2ch+5.1chまたは7.1chの接続を選択した場合には、フロント信号301を出力する。
図13は、本実施形態における音声出力装置200が、2chスピーカーシステムの設置環境において利用されるときの接続形態を示す。7.1chおよび2ch+5.1chの再生環境は、図4および図5にそれぞれ示されるとおりであるため、説明は省略する。
図13では、TV603による2ch音声再生に加えて、独立した2ch音声信号がAVアンプ602に入力されている。これにより、2chスピーカーシステム605を利用した再生が可能になる。本実施形態の音声出力装置200によれば、ユーザーは、2ch、2ch+5.1ch、7.1chの3つの再生環境を実現することができる。
図14は、音声出力装置200の動作環境設定において、2ch、2ch+5.1ch、7.1chのうちから、アナログ音声出力方法を選択する画面例701および702を示す。選択は、音声出力装置200のユーザーインターフェース等で設定することが可能である。音声出力装置200の動作環境設定項目の中に、アナログ音声出力設定701を設ける。ユーザーがその項目を選択すると、選択画面702が表示される。ユーザーが、2ch、2ch+5.1ch、7.1chかを選択することにより、第1の制御信号401および第2の制御信号402が決定される。
ユーザーが、7.1chの接続を選択した場合には、第1の制御信号401により、第1のスイッチ201の出力にはサラウンドバック信号304が出力される。ユーザーが、2ch、または、2ch+5.1chの接続を選択した場合には、制御信号401により、第1のスイッチ201からはダウンミックス2ch信号305が出力される。
一方、ユーザーが2chの接続を選択した場合には、第2の制御信号402により、第2のスイッチ202の出力にはダウンミックス2ch信号305が出力される。ユーザーが、2ch+5.1chまたは7.1chの接続を選択した場合には、第2のスイッチ202からはフロント信号301が出力される。
なお、選択内容に応じて、図7および図8に例示したようなユーザーへの説明を提示してもよい。
本実施形態によれば、実施形態1の音声出力装置100によって得られた利点に加え、さらにAVアンプや、通常のアンプによる2ch音声再生を、機器の設定や、接続を変更することなく可能になる、という利点も得られる。
上述の実施形態では、少なくとも、7.1chの音声信号を出力するモードと、2ch+5.1chの音声信号を出力するモードとを含む音声出力装置を説明した。7.1chの音声出力に必要な端子数(チャンネル数)は8である。そして、2ch+5.1chの音声出力に必要な端子数(チャンネル数)も8である。後者のチャンネル数の和が、前者のチャンネル数以下であれば、最大の接続端子数の中で異なる再生環境を実現できる。
上述の説明では、いわゆるホームシアターシステムとTVとが混在する、7.1ch、5.1ch、2chの再生環境を説明した。しかしながら、このような再生環境は一例である。同様の構成を含む再生環境であれば、ホームシアターシステムおよびテレビの構成に限定されない。映画館のような、上映のための多チャンネル再生と、上映以外の宣伝、告知等で利用される、より少ないチャンネル数での再生とが行われる再生環境であってもよい。
また、チャンネルは、7.1ch、5.1ch、2chとしたが、これも一例である。本発明は異なるチャンネル数のチャンネルであっても適用することができる。たとえば、たとえば22.2ch、12.2ch、9.1chの組み合わせでもよいし、12.2chと7.1ch+5.1chの組み合わせでもよい。また、9.1chと7.1ch+2chの組み合わせでもよい。また、サブウーファー信号が2つ存在する12.2chと、9.1ch+2chとの組み合わせなどにおいても、本発明を適用することが可能である。
本発明のマルチチャンネル音声出力装置は、DVDと同じ5.1chのDAコンバーター回路や出力端子の構成を使用し、サラウンドバック信号とダウンミックス2ch信号を切り替える第1のスイッチを第1のDAコンバーターの入力に設ける。これにより、ブルーレイディスクの7.1chの音声出力にも対応することが可能になる。同時に、従来と同様の、5.1chのスピーカーシステムの場合は、TV用の2ch音声出力とAVアンプ用の5.1ch音声出力に対応することが可能になる。7.1chの音声が記録されている、ブルーレイディスクプレーヤーや、ブルーレイディスクレコーダー等において有用である。
100 音声出力装置
101 第1のDAコンバーター
102 第2のDAコンバーター
103 第3のDAコンバーター
104 第4のDAコンバーター
201 第1のスイッチ
202 第2のスイッチ
301 フロント信号の音声デジタル信号
302 サラウンド信号の音声デジタル信号
303 センターサブウーファー信号の音声デジタル信号
304 サラウンドバック信号の音声デジタル信号
305 ダウンミックス信号の音声デジタル信号
401 第1の制御信号
402 第2の制御信号
501 信号処理回路
601 ブルーレイディスクプレーヤー
602 AVアンプ
603 TV
604 7.1chスピーカーシステム
605 5.1chスピーカーシステム
606 2chスピーカーシステム
101 第1のDAコンバーター
102 第2のDAコンバーター
103 第3のDAコンバーター
104 第4のDAコンバーター
201 第1のスイッチ
202 第2のスイッチ
301 フロント信号の音声デジタル信号
302 サラウンド信号の音声デジタル信号
303 センターサブウーファー信号の音声デジタル信号
304 サラウンドバック信号の音声デジタル信号
305 ダウンミックス信号の音声デジタル信号
401 第1の制御信号
402 第2の制御信号
501 信号処理回路
601 ブルーレイディスクプレーヤー
602 AVアンプ
603 TV
604 7.1chスピーカーシステム
605 5.1chスピーカーシステム
606 2chスピーカーシステム
Claims (4)
- 複数のチャンネル数の音声信号を、チャンネルごとに複数の音声出力部から出力可能な音声出力装置であって、
前記複数の音声出力部から第1チャンネル数である第1音声信号を出力する第1音声出力モードと、
前記第1チャンネル数より少ない第2チャンネル数である第2音声信号と前記第1チャンネル数より少ない第3チャンネル数である第3音声信号とを、前記複数の音声出力部を用いて、同時に出力可能である第2音声出力モードと
を備え、
前記第2音声モードにおいて前記第2音声信号および前記第3音声信号を出力するために使用される複数の音声出力部は、前記第1音声モードにおいては前記第1音声信号を出力するために使用される、音声出力装置。 - 前記第1音声信号は7.1チャンネル、前記第2音声信号は5.1チャンネル、前記第3音声信号は2チャンネルである、請求項1に記載の音声再生装置。
- 前記複数の音声出力部のうち、前記第2音声出力モードにおける前記第3音声信号を出力する音声出力部は、前記第1音声出力モードにおける前記第1音声信号のサラウンドバック信号を出力する音声出力部と同じである、請求項2に記載の音声再生装置。
- 前記第2チャンネル数および前記第3チャンネル数の和は、前記第1チャンネル数以下である、請求項1に記載の音声再生装置。
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