JP2007088308A - 固体撮像素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の固体撮像素子では、1画素内のトランジスタに使用する面積が多く、開口率が減少する。また、信号の変換効率の向上のためにウェル内に設けたポテンシャルポケットは高濃度であるため、不純物濃度調整範囲がその分限られてしまう。
【解決手段】 ゲート電極45と、n型のソース領域46及びドレイン領域48と、ソース近傍p型領域47とからなる増幅用MOSFETは、ソース近傍p型領域47がゲート電極45の下方の基板位置においてドレイン領域48と接触しておらず、また、ソース領域46とドレイン領域48との分離は、nウェル43のゲート電極45の下方の部分と、ソース近傍p型領域47とにより行われている。埋め込み領域49に光電変換により蓄積された電荷は、転送ゲート電極51の直下を通過してソース近傍p型領域47に転送される。ポテンシャルポケットは不要であり、リセットトランジスタも不要にできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は固体撮像素子に係り、特に被写体像を撮影する固体撮像素子に関する。
被写体像を撮影する固体撮像素子の中には、全画素の蓄積の開始、終了のタイミングを同時とする固体撮像素子が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。図5はこの種の従来の固体撮像素子の1画素分の等価回路図を示す。図5に示す従来の固体撮像素子の画素1は、被写体光を光電変換するフォトダイオード2の蓄積電荷を全画素一斉に、PチャネルMOS型電界効果トランジスタである転送トランジスタ3を通して、NチャネルMOS型電界効果トランジスタである増幅トランジスタ5のウェル拡散層15に転送する。転送された電荷量に応じてウェル拡散層15の電位が変わるので、増幅トランジスタ5のソースから、しきい値電圧の変化あるいはオン抵抗の変化として画素信号出力線16に画素信号を取り出す。
次に、図5の固体撮像素子の駆動方法を図6のタイミングチャートに従って説明する。ここで各MOS型電界効果トランジスタの特性として、転送トランジスタ3はゲート配線13の電位がハイレベル(High)のときオフ、ローレベル(Low)のときオンとなり、PチャネルMOS型電界効果トランジスタであるリセットトランジスタ4は、ゲート配線12の電位がLowのときオン、中間レベル(Middle)、及びハイレベル(High)のときオフ、NチャネルMOS型電界効果トランジスタである増幅トランジスタ5はゲート配線12の電位がLow、Middleのときはオフ、Highのときにオンとなるようにしきい値電圧が設定されているものとする。
リセットトランジスタ4と増幅トランジスタ5の両ゲートはゲート配線12に共通接続され、増幅トランジスタ5のソースは画素信号出力線16に接続されている。また、転送トランジスタ3は、ゲートがゲート配線13に接続され、ソースがリセットトランジスタ4のドレインと増幅トランジスタ5のバックゲートを構成するウェル拡散層15に接続されている。また、画素信号出力線16には負荷10がつながっており、負荷10には、スイッチ6とキャパシタ7とからなる第1の直列回路と、スイッチ8とキャパシタ9とからなる第2の直列回路とが並列に接続されている。これにより、光信号出力時とリセット信号出力時の負荷電圧をキャパシタ7、9に記憶できるようになっている。
まず、図6(A)、(B)に示すように全画素のゲート配線13、12の電位がそれぞれLowになり、転送トランジスタ3とリセットトランジスタ4とがそれぞれオンとなり、フォトダイオード2とウェル拡散層15の両方の電荷が基板に排出されリセットされる。その後、図6(A)に示すように全画素のゲート配線13の電位がHigh、同図(B)に示すように全画素のゲート配線12の電位がMiddleとなり、転送トランジスタ3とリセットトランジスタ4とがそれぞれオフとなり、全画素一斉にフォトダイオード2による光信号電荷の蓄積が開始される。
所定の蓄積時間終了後、図6(A)に示すように全画素のゲート配線13の電位がLowとなり、全画素でフォトダイオード2の光信号電荷が、オンとされた転送トランジスタ3を通して増幅トランジスタ5のウェル拡散層15へ転送され、転送終了後、ゲート配線13の電位はHighになり、転送トランジスタ3がオフとされる。この後読み出し処理は全画素から各行毎の順次読み出しとなる。
この行順次読み出しの際には、まず、図6(B)に示すように、ゲート配線12の電位をHighにすると、増幅トランジスタ5がオンとなり、ウェル拡散層15の光信号電荷に応じた出力を、増幅トランジスタ5を通して画素信号出力線16に出し、図6(D)にハイレベルで模式的に示すようにオンとされたスイッチ6を通して、キャパシタ7に記憶する(このときスイッチ8はオフである。)。続いて、図6(B)に示すように、ゲート配線12の電位がLowになり、増幅トランジスタ5がオフ、リセットトランジスタ4がオンとなり、ウェル拡散層15の光信号電荷がリセットトランジスタ4を通して基板に排出される(リセット)。
続いて、再び図6(B)に示すようにゲート配線12の電位をHighにすると、増幅トランジスタ5がオン、リセットトランジスタ4がオフとなり、画素信号出力線16にリセット時の信号出力が、増幅トランジスタ5を通して出力され、その信号出力は、図6(C)にハイレベルで模式的に示すようにオンとされたスイッチ8を通してキャパシタ9に記憶される(このときスイッチ6はオフである。)。これで画素からの読み出し処理は終わり、図示されていない減算処理手段を用いて、キャパシタ7、9に記憶された信号を減算処理し、センサ外に出力する。
図7は図5におけるフォトダイオード2、転送トランジスタ(PMOSFET)3、増幅トランジスタ(NMOSFET)5の部分に対応する素子断面図である。図7において、N型基板20上にP型拡散領域21が形成されており、これらにより図5のフォトダイオード2を構成する。また、基板20上のP型拡散領域21に近接した位置にP型拡散領域24が形成され、そのP型拡散領域24内にはN型拡散領域25が形成されている。P型拡散領域21、24をドレイン拡散層、ソース拡散層とし、それらの上方に形成されたゲート電極22とにより図5の転送トランジスタ3が構成される。
また、上記のN型拡散領域25、基板20上に形成されたN型拡散領域26は、それらをソース拡散層、ドレイン拡散層とし、それらの上方に形成されたゲート電極23とにより図5の増幅トランジスタ5が構成される。上記のP型拡散領域24は図5のウェル拡散層15に相当する。N型拡散領域25には図5の画素信号出力線16が接続され、また、N型拡散領域26には図5の電源ライン11が接続される。
ここで、P型拡散領域24(ウェル拡散層15)には、ポテンシャルポケット30が存在し、これはソース近傍でウェル拡散層と同じP型で不純物濃度が高くなっているので、ポテンシャルが一番低くなり、ここにホールがたまりやすくなる。従って、ポテンシャルポケット30がない場合より、しきい値の変動の影響が大きくなるので、信号の変換効率が向上する。
特開平2003−17677号公報
しかしながら、上記従来の固体撮像素子では、1画素当りトランジスタを3つ(転送トランジスタ3、リセットトランジスタ4、増幅トランジスタ5)使っているので、トランジスタに使用する面積が多くなり、開口率が減少するという課題がある。
また、図7に示したポテンシャルポケット30はP型拡散領域24よりも原理的に高濃度になるため、不純物濃度調整範囲がその分限られてしまう。一方、ポテンシャルポケット30を省くと、転送されたホールがゲート電極23の下全面に広がるため、変換効率が低下する。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、開口率を向上できると共に、ポテンシャルポケットのような高濃度な領域を作らずにソース近傍にフォトダイオードから転送されたホールを局在させることができる固体撮像素子を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、入力された電荷の量をしきい値の変化として出力する増幅用トランジスタと、光を電荷に変換して蓄積する光電変換領域と、光電変換領域に蓄積された電荷を増幅用トランジスタに転送する電荷転送手段とを含む単位画素が規則的に複数配列された固体撮像素子であって、増幅用トランジスタは、基板上のゲート電極と、基板に形成された第1の導電型で高濃度不純物のソース領域及びドレイン領域と、ソース領域の近傍に設けられた第2の導電型のソース近傍領域とから構成され、ソース近傍領域は、ゲート電極下においてはドレイン領域と接触しておらず、電荷転送手段は光電変換領域に蓄積された電荷をソース近傍領域へ転送することを特徴とする。
この発明では、光電変換領域に蓄積された電荷をソース近傍領域へ転送し、リセット時にはソース近傍領域から基板に排出する構成をとることができるので、画素内に従来必要としたリセットトランジスタを有しない構造とすることができ、また、第1の導電型で高濃度のソース領域の近傍だけに第2の導電型のソース近傍領域を作成するようにしたため、ポテンシャルポケットのような高濃度な領域の作成を不要にできる。
ここで、ソース領域とドレイン領域は、ゲート電極の下方位置において分離されると共に、ゲート電極の下方位置以外ではソース近傍領域により分離されていることを特徴とする。また、ソース領域とドレイン領域は、ゲート電極の下方位置において分離されると共に、ゲート電極の下方位置以外では絶縁物により分離されていてもよい。
本発明によれば、画素内に従来必要としたリセットトランジスタを有しない構造とするようにしたので、画素内のトランジスタ数を1つ減らすことにより、従来よりも開口率をあげることができる。
また、本発明によれば、第1の導電型で高濃度のソース領域の近傍だけに第2の導電型のソース近傍領域を作成することにより、ポテンシャルポケットのような高濃度な領域の作成を不要にしたため、ソース近傍領域に電荷蓄積手段から転送されたホールを局在させることができ、また、ソース近傍領域の濃度は自由に設定することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1(A)は本発明になる固体撮像素子の第1の実施の形態の上面図、図1(B)は同図(A)のX−X’線に沿う縦断面図を示す。図1(A)、(B)に示すように、本実施の形態の固体撮像素子は、p型基板41上にp型エピタキシャル層42を成長させてある。このエピタキシャル層42の層内にnウェル43がある。nウェル43上にはゲート酸化膜44を挟んで、図1(A)に示すように、第1のゲート電極として平面形状がU字形のゲート電極45が形成されている。
ゲート電極45の上面図両端の一方にはn型のドレイン領域48があり、もう一方にはn型のソース領域46がある。n型のソース領域46に隣接して、ソース領域46を取り囲むようにp型のソース近傍領域(ソース近傍p型領域)47がある。ソース近傍p型領域47は、ゲート電極45の他端のドレイン領域48に、少なくとも全てのゲート幅方向では達していない。ソース近傍p型領域47は、ゲー卜電極45の一端であるソース領域46と同じ側のドレイン領域48には接しており、ソース領域46とドレイン領域48を分離している。
ソース領域46とソース近傍p型領域47の外側の離間した位置に形成されているn型のドレイン領域48の下のnウェル43中には、埋め込みのp型領域49がある。この埋め込みのp型領域49とnウェル43とは、図1(A)に示す埋め込みフォトダイオード50を構成している。
埋め込みフォトダイオード50とゲート電極45との間には、第2のゲート電極である転送ゲート電極51がある。ドレイン領域48、ゲート電極45、ソース領域46、転送ゲート電極51には、それぞれメタル配線であるドレイン電極配線52、ソース電極配線(出力線)54、転送ゲート電極配線55が接続されている。また、上記の各構成の上方には、図1(B)に示すように遮光膜56が形成されており、その遮光膜56の埋め込みフォトダイオード50に対応した位置には開口部57が穿設されている。この遮光膜56は金属、あるいは有機膜等で形成される。光は、開口部57を通して埋め込みフォトダイオード50に達して光電変換される。
この第1の実施の形態では、ゲート電極45と、高濃度不純物であるn型のソース領域46及びドレイン領域48と、ソース近傍p型領域47とからなる増幅用MOSFETは、ソース近傍p型領域47がゲート電極45の下方の基板位置においてドレイン領域48と接触しておらず、また、ソース領域46とドレイン領域48との分離は、nウェル43のゲート電極45の下方の部分(ゲート電極45による分離部)と、ソース近傍p型領域47とにより行われている。
従って、この第1の実施の形態では、ソース領域46とドレイン領域48との分離には、素子分離を用いていないので、素子分離領域で発生する欠陥に起因する雑音が発生しないという特長がある。
次に、本発明の固体撮像素子の第2の実施の形態の構造について説明する。図2(A)は本発明になる固体撮像素子の第2の実施の形態の上面図、図2(B)は同図(A)のY−Y’線に沿う縦断面図を示す。図2(A)、(B)に示すように、本実施の形態の固体撮像素子は、p型基板41上にp型エピタキシャル層42を成長させてある。このエピタキシャル層42の層内にnウェル43がある。nウェル43上にはゲート酸化膜44を挟んで、図2(A)に示すように、第1のゲート電極として平面形状がU字形のゲート電極45が形成されている。
ゲート電極45の上面図両端の一方にはn型のドレイン領域48があり、もう一方にはn型のソース領域46がある。n型のソース領域46に隣接してp型のソース近傍領域(ソース近傍p型領域)47がある。ソース近傍p型領域47は、ゲート電極45の他端のドレイン領域48に、少なくとも全てのゲート幅方向では達していない。以上の構造は図1に示した第1の実施の形態の構造と同じであるが、本実施の形態では、ソース領域46と同じ側のドレイン領域48の間には、図2(A)、(B)に示すように、絶縁分離領域60が存在している点に特徴があり、この絶縁分離領域60でソース領域46及びソース近傍p型領域47とドレイン領域48とを分離している。この絶縁分離領域60はフィールド酸化膜、あるいはSTI(Sallow Trench Isolation)などで形成する。
なお、第1の実施の形態と同様に、ソース領域46とソース近傍p型領域47の外側の離間した位置に形成されているn型のドレイン領域48の下のnウェル43中には、埋め込みのp型領域49があり、この埋め込みのp型領域49と、その上のドレイン領域48とは、図2(A)に示す埋め込みフォトダイオード50を構成している。
埋め込みフォトダイオード50とゲート電極45との間には、第2のゲート電極である転送ゲート電極51がある。ドレイン領域48、ソース領域46、転送ゲート電極51には、それぞれメタル配線であるドレイン電極配線52、ソース電極配線(出力線)54、転送ゲート電極配線55が接続されている。また、上記の各構成の上方には、第1の実施の形態と同様に、図2(B)に示すように遮光膜56が形成されており、その遮光膜56の埋め込みフォトダイオード50に対応した位置には開口部57が穿設されている。
この第2の実施の形態では、ゲート電極45と、高濃度不純物であるn型のソース領域46及びドレイン領域48と、ソース近傍p型領域47とからなる増幅用MOSFETは、ソース近傍p型領域47がゲート電極45の下方の基板位置においてドレイン領域48と接触しておらず、また、ソース領域46とドレイン領域48との分離は、nウェル43のゲート電極45の下方の部分(ゲート電極45による分離部)と、絶縁分離領域60とにより行われている。
従って、この第2の実施の形態では、ソース領域46とドレイン領域48との分離には、絶縁分離領域60を用いているため、絶縁分離領域を用いない第1の実施の形態に比べて、電気的に安定した分離を行うことができるという特長がある。なお、図1、図2では図示を省略したが、ゲート電極45にはゲート電極配線が接続される。
次に、本発明になる固体撮像素子の画素構造と撮像素子全体の構造について、電気回路で表現した図3と共に説明する。同図において、画素は画素敷き詰め領域61にm行n列で配置されている。図3ではこれらm行n列の画素のうち、s行t列の一画素62を代表として等価回路で表現している。この画素62は、増幅用MOSFET63と、フォトダイオード64と、転送ゲートMOSFET65とからなり、増幅用MOSFET63のドレインがフォトダイオード64のn側端子とドレイン電極配線66(図1、図2の52に相当)に接続され、転送ゲートMOSFET65のソースがフォトダイオード64のp側端子に接続され、ドレインが増幅用MOSFET63のバックゲート(図1、図2のソース近傍p型領域47)に接続されている。
なお、上記の増幅用MOSFET63は、図1(B)、図2(B)ではゲート電極45直下のソース近傍p型領域47をゲート領域とし、n型のソース領域46及びn型のドレイン領域48を有するnチャネルMOSFETである。また、上記の転送ゲートMOSFET65は、図1(B)、図2(B)では転送ゲート電極51直下のnウェル43をゲート領域、フォトダイオード50の埋め込みのp型領域49をソース領域、ソース近傍p型領域47をドレインとするpチャネルMOSFETである。
図3において、m行n列の各画素から1フレーム分の信号を読み出すために、まず読み出しを始める合図を出すフレームスタート信号を発生させる回路67がある。このフレームスタート信号は撮像素子の外から与えられてもよい。このフレームスタート信号は垂直シフトレジスタ68に供給される。垂直シフトレジスタ68は、m行n列の各画素のうちの何行目の画素を読み出すかを指示する信号を出力する。
s行目のゲート電位制御回路70は、増幅用ゲート電極配線69を通してs行目の各画素内の増幅用MOSFET63のゲート電極(図1、図2の45に相当)に接続され、s行目の転送ゲート電位制御回路72は転送ゲート電極配線71(図1、図2の55に相当)を通して転送ゲートMOSFET65のゲート電極(図1、図2の51に相当)と接続され、s行目のドレイン電位制御回路73はドレイン電極配線66(図1、図2の52に相当)を通して増幅用MOSFET63のドレイン、フォトダイオード64のn側端子と接続されている。
また、ゲート電位制御回路70は垂直シフトレジスタ68から信号を受け、転送ゲート電位制御回路72はフレームスタート信号発生回路67から信号を受け、ドレイン電位制御回路73はフレームスタート信号発生回路67と垂直シフトレジスタ68から信号を受けて、演算処理し、ゲート電極配線69、転送ゲート電極配線71、ドレイン電極配線66の各電位を制御する。
増幅用MOSFET63のゲート電極は行毎に制御するので、ゲート電極配線69は横方向に配線する。転送ゲートMOSFET65のゲート電極は全画素一斉に制御するので、縦方向の配線でもよいが、ここでは横方向で表現している。ドレイン電位制御は、全画素一斉に制御する場合と、行毎に制御する場合とがあり、ドレイン電極配線66は、ここでは横方向で表現している。
画素62の増幅用MOSFET63のソース電極につながるソース電極配線74(図1、図2の54に相当)は縦方向に配線され、配線の一方はスイッチSW1を介してソース電位制御回路75に接続され、もう一方はスイッチSW2を介して、信号読み出し回路76に接続されている。信号を読み出すときにはSW1をオフ、SW2をオンにし、ソース電位を制御するときにはSW1をオン、SW2をオフにする。
信号読み出し回路76には負荷77があり、また、ソース電極配線74を通じて増幅用MOSFET63のソース電極と接続されており、ソースフォロア回路を形成する。負荷77は例えば電流源である。負荷(電流源)77の一端は接地されており、他端はスイッチsc1、sc2を介してキャパシタC1,C2の一端と接続されている。キャパシタC1,C2の他端は接地され、またその一端は差動アンプ78の反転入力端子、非反転入力端子にそれぞれ接続されC1,C2の電位差を出力するようになっている。
このような信号読み出し回路76はCDS回路と呼ばれ、ここに描かれた以外にも種々の回路が開示されており、この回路に限るわけではない。信号読み出し回路76から出力された信号は、水平シフトレジスタ79により制御されるスイッチswtを介して出力される。
次に、図3に示す等価回路の駆動方法について、図4のタイミングチャートと共に説明する。代表してs行t列の画素62に注目する。まず、図4(1)に示す期間では、埋め込みのフォトダイオード64(図1(A)、図2(A)の50)に光が入射し、光電変換効果により電子・ホール対が発生し、フォトダイオード64の埋め込みp型領域(図1、図2の49)にホールが蓄積される。このとき転送ゲート電極配線71の電位はドレイン電位Vddと同じになっており、転送ゲートMOSFET65はオフ状態である。これらの蓄積は、前フレームの読み出し操作が行われている時に同時に実行されている。
前フレームの読み出しが終了すると、図4(A)に示すように、フレームスタート信号発生回路67からパルスが出力される。続く、図4に示す期間(2)では、全画素で電荷が一斉にフォトダイオード64から増幅用MOSFET63のバックゲートへ、ホール電荷を転送するために、図4(B)に示すように、転送ゲート電位制御回路72の制御信号電位がVddからLow2に下がり、転送ゲートMOSFET65がオン状態にされる。
このとき、ゲート電位制御回路70により制御されるゲート電極配線69の電位は、図4(C)に示すように、LowからLow1になるが、Low2の方がLow1よりも大きい。Low1はLowと同じでもよい。最も簡便にはLow1=Low=0(V)に設定する。
一方、ソース電位制御回路75からスイッチSW1を介してソース電極配線74から増幅用MOSFET63のソースに供給されるソース電位をはじめとする、全画素のソース電位は図4(D)に示すように電位S1に設定される。S1>Low1であり、これにより、増幅用MOSFET63がオフのままであり、電流が流れないようにする。この結果、全画素のフォトダイオードに蓄積された電荷(ホール)が、対応する画素の増幅用MOSFETのゲート電極の下に一斉に転送される。
図1(B)、図2(B)に示すゲート電極45の下の領域で、ソース近傍p型領域47が最もポテンシャルが低いので、フォトダイオード64に蓄積されていたホールは、増幅用MOSFET63のバックゲート(ソース近傍p型領域47)に達し、そこに蓄積される。ホールが蓄積される結果、ソース近傍p型領域47の電位が上昇する。
続いて、図4(3)に示す期間では、同図(B)に示すように転送ゲート電極が再びVddになり、転送ゲートMOSFET65がオフになる。これにより、フォトダイオード64では再び光電変換効果により電子・ホール対が発生し、フォトダイオード64の埋め込みp型領域49にホールが蓄積され始める。この蓄積動作は次の電荷転送時まで続けられる。
一方、読み出し操作は行単位で順番に行われるので、1行目〜(s−1)行目を読み出す期間(3)では、増幅用MOSFET63のゲート電極の電位は図4(C)に示すようにLowの状態で、バックゲート(ソース近傍p型領域47)にホールを蓄積したまま待機状態となる。ソース電位は他の行からの信号読み出しが行われている間、その画素からの信号の値により、様々な値をとり得る。また、増幅用MOSFET63のゲート電極電位は行毎に様々な値をとり得るが、s行目ではLowに設定され、増幅用MOSFET63がオフ状態である。
続く図4(4)〜(6)に示す期間では、s行t列目の画素62からの信号読み出しが行われる。まず、増幅用MOSFET63がバックゲート(ソース近傍p型領域47)にホールを蓄積した状態で、図4(E)に示す垂直シフトレジスタ68の出力信号が、同図(H)に示すようにローレベルである期間(4)において、ゲート電位制御回路70からゲート電極配線69に出力される制御信号により、増幅用MOSFET63のゲート電極45の電位を図4(K)に示すように、LowからVg1に上げる。
ここで、上記の電位Vg1は、前述した各電位Low、Low1、Vddとの間に
Low≦Low1≦Vg1≦Vdd (ただし、Low<Vdd)
なる不等式が成立する電位である。また、上記の期間(4)ではスイッチSW1が図4(I)に示すようにオフ、スイッチSW2が同図(J)に示すようにオン、スイッチsc1が同図(M)に示すようにオン、スイッチsc2が同図(N)に示すようにオフとされる。この結果、増幅用MOSFET63のソースに接続されたソースフォロア回路が働き、増幅用MOSFET63のソース電位は、図4(L)に示すように期間(4)ではS2(=Vg1−Vth1)となる。ここで、Vth1とはバックゲート(ソース近傍p型領域47)にホールがある状態での、増幅用MOSFET63のしきい値電圧である。このソース電位S2がオンとされているスイッチsc1を通してキャパシタC1に記憶される。
続く図4(5)に示す期間では、ゲート電位制御回路70からゲート電極配線69に出力される制御信号により、増幅用MOSFET63のゲート電極の電位を図4(K)に示すようにHigh1に上げると同時に、同図(I)、(J)に示すようにスイッチSW1をオン、スイッチSW2をオフとすると共に、ソース電位制御回路75から出力されるソース電位を同図(L)に示すようにHighsに上げる。ここで、High1、Highs>Low1である。
上記の電位High1及びHighsの値は同じであっても異なっていてもよいが、設計の簡単のためにはHigh1、Highs≦Vddが望ましい。簡便な設定では、High1=Highs=Vddとする。また、増幅用MOSFET63がオンして電流が流れないような電位設定にすることが望ましい。この結果、ソース近傍p型領域47のポテンシャルが上昇し、nウェル43のバリアを越えてホールがエピタキシャル層42に排出される(リセット)。
続く図4(6)に示す期間では、再び前記期間(4)と同じ信号読み出し状態にする。ただし、期間(4)とは異なり、図4(M)、(N)に示すように、スイッチsc1はオフ、スイッチsc2はオンとする。リング状ゲート電極は図4(K)に示すように期間(4)と同じVg1とする。しかし、この期間(6)では直前の期間(5)でホールが基板に排出されていて、ソース近傍p型領域47にはホールが存在しないので、増幅用MOSFET63のソース電位は、図4(L)に示すように期間(6)ではS0(=Vg1−Vth0)となる。ここでVth0は、バックゲート(ソース近傍p型領域47)にホールがない状態での増幅用MOSFET63のしきい値電圧である。このソース電位S0はオンとされたスイッチsc2を介してキャパシタC2に記憶される。
図3に示す差動アンプ78はキャパシタC1とC2の電位差を出力する。すなわち、差動アンプ78は(Vth0−Vth1)を出力する。この出力値(Vth0−Vth1)は、ホール電荷によるしきい値変化分である。その後、水平シフトレジスタ79から出力される図4(F)に示すパルスのうち、同図(O)に示すt列目の出力パルスに基づき、図3の出力スイッチswtがオンとされ、このswtのオン期間に図4(P)にハッチングにより模式的に示すように、差動アンプ78からのホール電荷によるしきい値変化分が画素62の出力信号Voutとしてセンサ外へ出力される。
続いて、図4に(7)で示す期間では、再びリング状ゲート電極45の電位を図4(B)に示すようにLowにし、ソース近傍p型領域47にはホールがない状態で、全ての行の信号処理が終了するまで(s+1行〜n行の画素の読み出しが終了するまで)待機する。これらの読み出し期間中、フォトダイオード64では光電変換効果によるホールの蓄積が進行している。その後、前記期間(1)に戻って、ホールの転送から繰り返す。これにより、各画素から図4(G)に示す出力信号が読み出される。すべての画素から信号を読み出すと、再び次のフレームが開始される。
このように、図1、図2に示した本発明の固体撮像素子の第1、第2の実施の形態では、図3に示したようにその画素52内のトランジスタは、増幅用MOSFET63及び転送ゲートMOSFET65の2つであり、フォトダイオード64に蓄積された電荷は、基板であるエピタキシャル層42に排出してリセットすることで、リセットトランジスタを有しない構造としたため、トランジスタ数が従来よりも1つ少なくなった分だけ開口率を上げることができる。
また、図1、図2に示した本発明の固体撮像素子の第1、第2の実施の形態では、p型半導体拡散層をソース近傍p型領域47として、ソース領域46の近傍だけに作るようにしているので、図7のポテンシャルポケット30のような高濃度な領域を作らずにソース領域46の近傍にフォトダイオード64から転送されたホールを局在させることができ、また、ソース近傍p型領域47の濃度は自由に設定することができる。
なお、図4の期間(5)のリセット時のソース電極配線74の電位供給はソース電位制御回路75から供給する以外の方法もある。期間(5)でスイッチSW1、SW2を共にオフとして、ソース電極配線74をフローティングにする。ここでゲート電極配線69の電位をHigh1とすると増幅用MOSFET63がオン状態となり、ソース電極にドレインから電流が供給され、ソース電極電位が上昇する。この結果、ソース近傍p型領域47のポテンシャルが持ち上げられ、nウェル43のバリアを越えて、ホールがp型エピタキシャル層42に排出される(リセット)。ホールが完全に排出されたときの増幅用MOSFET63のソース電極電位は、High1−Vth0になる。この方法では、ソース電位制御回路75のうち、Highsを供給するトランジスタを削減することができ、チップ面積を減らすことができる。
なお、図3の画素62の回路構成は簡略化して示してある。画素62の回路は、厳密には、増幅用MOSFET65のソースと増幅用MOSFET63のバックゲートとの間に、ゲート電極配線69と転送ゲート電極配線71の各電位に連動したスイッチが設けられる構成である。このスイッチは、ゲート電極配線69の電位Low1と、転送ゲート電極配線71の電位Low2との間に、Low1≦Low2の関係があるときはオン状態になり、Low1>Low2の関係があるときにはオフ状態になる。
このスイッチを設けることにより、ゲート電極45(電位Low1)の下の基板電位が、転送ゲート電極61(電位Low2)の下の基板電位よりも高くなっていて、ゲート電極45(電位Low1)の下の基板電位がバリアとして働き、ホールがソース近傍p型領域47に達することができないという現象を回路的に表現できる。しかしながら、転送時は上記のLow1≦Low2の条件は、電位制御回路70、72等により常に満たされているので、図3ではこのスイッチを省略して図示している。
本発明の固体撮像素子の第1の実施の形態の1画素分の素子構造の上面図とそのX−X‘線に伴う縦断面図である。 本発明の固体撮像素子の第2の実施の形態の1画素分の素子構造の上面図とそのY−Y‘線に伴う縦断面図である。 本発明の固体撮像素子の一実施の形態の一画素分の電気等価回路図である。 図3の固体撮像素子の動作を説明するタイミングチャートである。 従来の固体撮像素子の1画素分の一例の等価回路図である。 図5の画素の駆動方法の説明用タイミングチャートである。 図5の画素のフォトダイオード、転送トランジスタ(PMOSFET)、増幅トランジスタ(NMOSFET)の部分に対応する一例の素子断面図である。
符号の説明
43 nウェル
45 ゲート電極
46 n型ソース領域
47 ソース近傍p型領域
48 n型ドレイン領域
49 埋め込みp型領域
50、64 フォトダイオード
51 転送ゲート電極
52、66 ドレイン電極配線
54、74 ソース電極配線(出力線)
55、71 転送ゲート電極配線
60 絶縁分離領域
61 画素敷き詰め領域
62 画素
63 増幅用MOSFET
65 転送ゲートMOSFET

Claims (3)

  1. 入力された電荷の量をしきい値の変化として出力する増幅用トランジスタと、光を電荷に変換して蓄積する光電変換領域と、前記光電変換領域に蓄積された前記電荷を前記増幅用トランジスタに転送する電荷転送手段とを含む単位画素が規則的に複数配列された固体撮像素子であって、
    前記増幅用トランジスタは、基板上のゲート電極と、前記基板に形成された第1の導電型で高濃度不純物のソース領域及びドレイン領域と、前記ソース領域の近傍に設けられた第2の導電型のソース近傍領域とから構成され、
    前記ソース近傍領域は、前記ゲート電極下においては前記ドレイン領域と接触しておらず、前記電荷転送手段は前記光電変換領域に蓄積された前記電荷を前記ソース近傍領域へ転送することを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記ソース領域と前記ドレイン領域は、前記ゲート電極の下方位置において分離されると共に、前記ゲート電極の下方位置以外では前記ソース近傍領域により分離されていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 前記ソース領域と前記ドレイン領域は、前記ゲート電極の下方位置において分離されると共に、前記ゲート電極の下方位置以外では絶縁物により分離されていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
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