JP2007087117A - データ収集装置 - Google Patents

データ収集装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007087117A
JP2007087117A JP2005275231A JP2005275231A JP2007087117A JP 2007087117 A JP2007087117 A JP 2007087117A JP 2005275231 A JP2005275231 A JP 2005275231A JP 2005275231 A JP2005275231 A JP 2005275231A JP 2007087117 A JP2007087117 A JP 2007087117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
data collection
operating state
equipment
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005275231A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Fukue
晋 福江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP2005275231A priority Critical patent/JP2007087117A/ja
Publication of JP2007087117A publication Critical patent/JP2007087117A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】 通信手段に不具合があったとしても設備稼働状態が収集できるとともに、設備の稼働状態を示す情報を運転データとして一元管理できるデータ収集装置を提供する。
【解決手段】 データ収集端末は、設備の稼働状態情報を収集するによって収集された稼働状態情報を所定時間ごとに設備ごとのファイルとして一時保持し、この保持されたファイルを所定時間ごとに通信回線を介して記情報センタに送出する一方、情報センタは、送出されたファイルに含まれる各設備の稼働状態情報を保持する運転データベースと、一時記憶手段によって作成されるファイルの書式および運転データベースの登録ルールをそれぞれ保持するルール保持手段と、このルール保持手段が保持する登録ルールに従い、運転データベースに収集端末が送出したファイルを解釈して登録するデータベース登録手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明はデータ収集装置に係り、特に水処理設備等の稼働状態を情報センタで一元管理するべく設備の稼働状態を示す情報を収集するに好適なデータ収集装置に関する。
従来から例えば冷却水系またはボイラ水系の水処理設備においては、処理水に含まれる各種の不純物によって、その配管内にスライムやスケールが発生したり、処理水中の塩類濃度が上昇することがある。そこで水処理設備の稼働状況に応じて、適宜、その水処理対象水系にスケール除去剤等の水処理薬剤を注入(薬注)することが行われている。また水処理設備に組み込んだ各種センサにより求められる水質等の情報に従って、その薬注を自動制御することも行われている。
そこで、このような水処理設備の稼働状態をモニタするべく、上述したようにして求められた水質の情報や設備機器の動作(制御)状態を示す情報を、その水処理設備の操作部(制御盤)に設けられた表示装置にて表示することも行われている。
ところでこの種の水処理設備の稼働状態を把握するために、その都度、当該水処理設備が設けられた現場に赴くことは、多大な労力と時間を必要とする。このような不具合を解消するべく、例えば水処理設備が設けられた現場と、その水処理設備を管理する管理センタとの間を例えばインターネットや公衆回線等の通信回線を介して結び、管理センタにて水処理設備の稼働状態を示す情報を定期的に収集する等して、その稼働状態を管理することが試みられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−265426号公報
しかしながら上述した通信回線には通信回線上の不具合、即ち回線断やデータ輻輳時のデータ破棄等があることが否めない。またインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)を介して稼働情報を伝送する場合、ISPのメンテナンスや通信回線の不具合によって一時的な通信断が起こることもあり得る。つまりこれらの通信の不具合によって水処理設備の稼働状態を含むデータが管理センタに伝送できないことがある。そしてこの種の伝送不具合は、水処理設備の管理や設備診断の精度に悪影響を及ぼす懸念がある。
また水処理設備の稼働状態を示す情報は、工業計器(センサ)によって検出した物理量を所定の電気信号に変換した後、所定の通信回線を介して伝送される。しかしながら物理量等を電気信号に変換する相応しいセンサがない場合、具体的には機械的手段によって圧力や流量を測定して現場表示する現場指示計の情報や、運転担当者の目視によって確認される情報、例えば凝集沈殿処理の処理水への凝集物リーク状況や加圧浮上装置のマイクロエアの出来具合等、電気信号に変換し難い情報もある。それゆえ、管理センタにて設備の稼働状態を一元管理することが困難であるという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、通信手段に不具合があったとしても設備稼働状態が収集できるとともに、設備の稼働状態を示す情報を運転データとして一元管理できるデータ収集装置を提供することにある。
上述した目的を達成するべく本発明に係るデータ収集装置は、被処理物に所定の処理を施す設備、例えば冷却水系またはボイラ水系からなる水処理設備の稼働状態を示す情報(稼働状態情報)を収集し、所定の通信回線を介してこの情報を送出するデータ収集端末と、前記通信回線に接続されて上記送出された稼働状態情報を収集する情報センタと、を有するデータ収集装置であって、
前記データ収集端末は、前記設備の稼働状態を示す情報を収集する設備稼働状態情報収集手段と、この設備稼働状態収集手段によって収集された前記設備の稼働状態を示す情報を所定の時間ごとにデータファイルとして一時保持する一時記憶手段と、この一時記憶手段に保持された前記データファイルを所定の時間ごとに前記通信回線を介して前記情報センタに送出するファイル送信手段とを具備し、
前記情報センタは、前記データ収集端末から送出された前記データファイルを受けて、このデータファイルに含まれる前記設備の稼働状態を示す情報を保持する運転データベースと、前記運転データベースに登録される前記設備の稼働状態を示す情報の登録ルールを保持するルール保持手段と、このルール保持手段が保持する登録ルールに従い、前記運転データベースに前記収集端末が送出した前記設備の稼働状態を示す情報を登録するデータベース登録手段とを備えることを特徴としている。
上述のデータ収集装置は、データ収集端末が収集した設備の稼働状態情報を所定時間周期でデータファイルとして一時記憶手段に保持するとともに、このデータファイルとして保持した稼働状態情報を例えばインターネット等の所定の通信回線によって情報センタに送出する。
一方、情報センタは、所定の通信回線を介して前記データ収集端末から送出された設備の稼働状態情報を含むデータファイルを受けて、この稼働状態情報を運転データベースに保持する。
なお、前記運転データベースに保持される設備の稼働状態情報は、ルール保持手段に予め保持された登録ルールに従って保持される。
好ましくは、前記設備稼働状態情報収集手段は、前記設備における複数の稼働状態を示す情報を収集するものであって、
前記一時記憶手段は、前記設備稼働状態情報収集手段が収集した前記複数の稼働状態を示す情報ごとに所定のデータファイルとして一時保持する。
また、前記ファイル送信手段は、前記一時記憶手段が保持する前記データファイルのうち、少なくとも更新された前記設備の稼働状態を示す情報を含む前記データファイルを送出するよう構成される。
したがって上記データ収集装置は、通信回線の不具合時には一時記憶手段にデータファイルを保持するともに、通信回線が復旧したときには一時記憶手段のうち更新された前記設備の稼働状態を示す情報を含むデータファイルを情報センタに送出する。
好ましくは、前記一時記憶手段は、前記データファイルに前記稼働状態を示す情報を保持する際、現在の日付および/または時刻で特定される所定の文字列からなるファイル名を付与することが望ましい。
上記のファイル構成をとるデータ収集装置は、ファイル名に設備稼働状態情報を保持した日付や時刻がファイル名として付与される。
より好ましくは、前記データファイルは、前記一時記憶手段が所定の期間だけ保持するものとして構成される。
したがって上述のデータ収集装置は、時間の経過に伴って不要になった稼働状態情報を破棄し、常に最新の稼働状態情報を保持する。
本発明の請求項1〜6に記載のデータ収集装置によれば、データ収集端末が収集した設備の稼働状態情報を所定の時間周期でデータファイルとして一時記憶手段に保持するとともに、このデータファイルとして保持された設備の稼働状態情報を例えばインターネット等の所定の通信回線によって情報センタに送出する一方、情報センタは、所定の通信回線を介してデータ収集端末から送出された設備の稼働状態情報を含むデータファイルを受けて、この稼働状態情報を運転データベースに保持しているので、情報センタの運転データベースには、常に最新の稼働状態情報を保持することができる。また、通信回線の不具合等でデータ収集端末が保持する設備の稼働状態を示す情報を含むデータファイルが情報センタに送出できなかったとしても、一時保持手段にこのデータファイルを保持しているので、通信回線の不具合が復旧した際には一時記憶手段に保持されたファイルを通信回線を介して情報センタに送出し、情報センタが備える運転データベースに保持させることができる。
また本発明に係る運転データベースに保持される稼働状態情報は、ルール保持手段に予め保持された登録ルールに従って保持されるとともに、設備における複数の稼働状態情報ごとに所定のデータファイルとしてそれぞれの稼働状態情報を分類して保持しているので、稼働状態の情報項目の追加・削除等の修正が容易で、また、これらの稼働状態情報を二次加工して利用することができる。
また本発明に係るデータ収集装置のファイル送信手段は、一時記憶手段が保持するファイルのうち、少なくとも更新された稼働状態情報を含むデータファイルを送出するよう構成されているので通信回線のトラフィックの増大を防ぐこともできる。
更に本発明に係るデータ収集装置の一時記憶手段は、データファイルに設備稼働状態情報を保持する際、現在の日付および/または時刻で特定される所定の文字列からなるファイル名を付与しているので、ファイル名を参照して必要な稼働状態情報を素早く取り出すことが可能である。
また本発明に係るデータ収集装置が扱う設備の稼働状態情報を含むデータファイルは、一時記憶手段が所定の期間だけ当該データファイルを保持するようになっているので、時間の経過に伴って不要になった古い稼働状態情報を破棄し、常に最新の稼働状態情報を保持することができ、無駄な記憶容量の増大を抑えることができる等の実用上多大なる効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態に係るデータ収集装置について添付図面を参照しながら説明する。
尚、図1〜図4は、本発明を実施する形態の一例であって、これらの図によって本発明が限定されるものではない。
さて、本実施形態に係るデータ収集装置は、例えば図1にその概略的な構成を示すように冷却水系またはボイラ水系からなる水処理設備1の稼働状態を収集する現場に設けられたデータ収集端末10と、このデータ収集端末10が設けられた現場とは異なる場所に設けられた情報センタ20にて当該設備の稼働状態を示す情報(稼働状態情報)を収集するように構成される。この情報センタ20とデータ収集端末10とはインターネットや電話回線等の所定の通信回線2を介して結ばれている。
尚、この図には一つのデータ収集端末10だけを示しているが、一般的には互いに異なる場所に配設された複数の水処理設備1ごとにそれぞれ設けられた複数のデータ収集端末10が、情報センタ20と通信回線2を介してそれぞれ接続されている。そして情報センタ20は、これら複数のデータ収集端末10からそれぞれ通信回線2を介して送出される稼働状態情報を設備ごとに個別に管理する役割を担う。
ちなみに水処理設備1は、基本的には図2に示すように制御盤31の制御の下で駆動されるポンプ32により、給水タンク33から供給される処理水をボイラ/冷却塔34に供給して所定の水処理(熱交換)をする。そしてボイラ/冷却塔34やその配管系に組み込まれた各種センサ35(35a,〜35d)によって検出される水質情報やスライム・スケール情報等に従い、制御処理部30からその処理対象水系にスライム除去剤等の薬液を注入(薬注)する。
尚、制御処理部30は、薬液タンク41に準備された薬液を処理対象水系に注入するポンプ42や、各種センサ35(35a,〜35f)を介して処理対象水の水質等を検出するセンシング部43、このセンシング部43にて検出された情報に従って前記ポンプ42の作動、即ち、薬注を制御するPLC3等を備える。そしてPLC3は、キーボード等の操作部45から入力される処理動作の指示や、設定部46に登録された薬注制御条件を示す設定値(制御パラメータ)等に従って薬注動作を制御する。
一方、データ収集端末10の稼働情報収集手段11は、PLC3が監視・制御する複数の各種工業計器(例えばセンサ)の信号、ポンプ・弁などの補記類の状態信号をPLC3に直接アクセスして収集する。
またデータ収集端末10は、特に図示しないが例えば水処理設備1が備える現場指示計をカメラ等(図示せず)で撮影して得られた画像情報に所定の画像処理を施して計測値を読み出す現場データ収集システム4、現場の作業員が水処理設備1を巡視して得られる情報を例えばキー入力して、当該情報を内部に保持するパトロール計測システム5などからのデータを収集できるよう構成される。
上述の現場データ収集システム4は、例えば現場指示計を撮像した画像に含まれる計測指示体の位置と、予め記憶手段に保持された当該現場指示計の最大目盛位置と最小目盛位置との位置関係に基づいて現場指示計の計測値を演算して求めるものである。
また上述した稼働情報収集手段11、現場データ収集システム4およびパトロール計測システム5が収集した当該設備の稼働状態情報は、複数の設備稼働情報ごとに記憶処理手段12によって所定のデータファイル13に変換された後、一時記憶手段14に保持される。この一時記憶手段14は、例えばハードディスク等の記憶装置を備え、複数の設備ごと、または複数の収集手段ごとの稼働状態情報をデータファイル13としてそれぞれ保持する。
またデータ収集端末10は、一時記憶手段14に複数の設備ごと、または収集手段ごとにデータファイル13としてそれぞれ保持された稼働状態情報のうち予め指定したデータファイル13を所定の周期(たとえば1時間ごと)に通信回線2を介して情報センタ20に送出する端末通信手段15を備える。この端末通信手段15は、更に通信回線2を介して情報センタ20が出力するデータファイル13のデータ格納フォーマットを取り込む機能も備えている。
一方、前記情報センタ20は、例えば大型コンピュータにより各種の処理機能を構築するもので、具体的には、通信回線2を介してデータ収集端末10と相互通信を行うセンタ通信手段21およびデータ収集端末10が送出した稼働状態情報を含むデータファイル13を保持する運転データベース22aを備える。この運転データベース22aは、センタ通信手段21が受け取ったデータを予め登録されたデータベース格納フォーマットを保持するルール保持手段23のフォーマットに従ってデータファイル13を登録する。この運転データベース22aへのデータファイル13の登録は、データベース登録手段24によってアクセス制御される。また情報センタ20には、ルール保持手段23や情報センタ20に対するコマンド等を入力する入力手段25、運転データベース22aに保持された稼働状態情報等を表示または印字等して出力する出力手段26が設けられている。またこの情報センタ20には、管理対象とする水処理設備1の前述したボイラ/冷却塔34の形式等からなる設備仕様の情報を予め登録し、設備仕様データベース22bや、各種設備における種々の稼働状態において生じた不具合等の情報、更にその不具合に対して施された最適なメンテナンス方法等の事例等の情報を登録したメンテナンスデータベース22cが設けられている。
ちなみに前記データ収集端末10が水処理設備1から収集する稼働状態情報は、当該水処理設備1が冷却水系である場合には、設備機能としてタイマ薬注やバッチ薬注の情報、その設備情報として薬注量や運転時間、電気伝導度、ブロー量、給水量、また処理水のポリマ濃度や塩化物イオン濃度、更には処理水に生じたスライムやスケールの情報および汚れの情報等のほか、巡視員等が水処理プラントをパトロールして得られた画像情報(例えば、図示しない凝集沈殿処理の処理水への凝集物リーク状況や加圧浮上装置のマイクロエアの出来具合等)、機械的に圧力や流量を測定する測定機器の指示情報を撮影した画像情報等からなる。また水処理設備1がボイラ水系である場合には、設備機能として給水量や給水温度に応じた薬注の情報や希釈の情報、その設備情報として薬注量や運転時間、電気伝導度、ブロー量、給水量、更には軟水量やスケール化の要因となる水質硬度等の情報のほか、機械的に圧力や流量を測定する測定機器の指示情報を撮影した画像情報を画像処理して得られる指示値情報等からなっている。
そして情報センタ20は、上述した水処理設備1の稼働状態情報を通信回線2を介して所定の周期で収集して稼働状態情報を一元管理するとともに、この収集した稼働状態情報に従って当該水処理設備1の稼働状態を逐次認識し、例えば異常や不具合の発生を検知し、或いは予知したり、薬液の残量をモニタする等してその稼働状態の変化を逐次的に管理するよう構成される。
また情報センタ20は、上述した稼働状態監視機能に加えて、更に前述した設備仕様データベース22b、メンテナンスデータベース22cにそれぞれ蓄積された設備仕様や事例等の情報を参照しながら、前述した如くして収集した水処理設備1の稼働状態情報に従って当該水処理設備1を稼働するに有用な情報(価値情報)を作成して提示する出力手段(情報提示機能)26を備えている。この水処理設備1を稼働するに有用な情報(価値情報)は、前述したようにして収集した稼働状態情報や分析結果そのものではなく、データベース22b,22cを参照しながら上記各情報を解析して求められた情報(加工した情報)からなる。具体的には水処理設備1の稼働状態を評価する上で着目した主要なセンシング情報とその制御目標値や、当該水処理設備1をメンテナンスするに必要な作業の種別(形態)とそのメンテナンス手順、更には各種制御目標の設定変更値等の情報からなる。
概略的には上述したように構成されるデータ収集装置のデータ連携機能について図3を参照しながら詳細に説明する。
まず、稼働情報収集手段11は、所定の時間ごと(例えば1分ごと)にPLC3から水処理設備1の稼働状態情報を収集する。収集した稼働状態情報は、記憶処理手段12に与えられる。また、現場データ収集システム4が備える図示しないカメラ等によって撮影された当該水処理設備1の稼働状態情報(例えば、図示しない凝集沈殿処理の処理水への凝集物リーク状況や加圧浮上装置のマイクロエアの出来具合等)のほか、水処理設備1の巡視員等が当該水処理設備1をパトロールする際、パトロール計測システム5に入力された稼働状態情報は、それぞれ記憶処理手段12に与えられて、所定のフォーマットに整形されたデータファイル13として一時記憶手段14に保持される。
そうして一時記憶手段14に保持されたデータファイル13は、所定時間経過後(例えば1時間ごと)に、一時記憶手段14に保持された稼働状態情報を含むデータファイル13のうち、未送信のデータファイル13を端末通信手段15によって所定の通信回線2(例えばインターネット等)を介して情報センタ20へ送出される。
尚、上述したデータ収集端末10の一時記憶手段14に保持するデータファイル13は、例えばリングバッファ構成とし、古い稼働状態情報を含むデータファイル13から順次消去されるようになっている。つまり一時記憶手段14は、所定時間ごと(例えば1時間ごと)に新しいデータファイル13が生成されて保持する一方、古い稼働状態情報を含むデータファイル13が順次消去するよう構成される。
また稼働状態情報は、端末通信手段15で所定のデータ圧縮手法を用いてデータサイズを縮小した状態に加工され、データ収集端末10から情報センタ20へ通信回線2を介して送出される。情報センタ20は、受け取った稼働状態情報をセンタ通信手段21によって圧縮前の稼働状態情報に復元する。
ちなみに端末通信手段15は、通信回線2が何らかの不具合によって通信不能となった場合(例えば通信回線2の回線異常や、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)を介してデータ収集端末10と情報センタ20との間でデータファイル13の受け渡しをするように構成された場合でISPがメンテナンスを行い通信が不能になったとき等)、通信回線2が復旧するまで収集した稼働状態情報を一時記憶手段14に保持し続けるよう指令を出す。そして、端末通信手段15は、データ収集端末10と情報センタ20との間の通信が復旧したことを検出したとき、一時記憶手段14が保持している稼働状態情報の中から、情報センタ20へ送出していない稼働状態情報を送出する。
尚、一時記憶手段14に保持されるデータファイル13のファイル名には、例えば水処理設備1の稼働状態情報を収集した日時が判明するファイル名、具体的には日付および/または時刻で特定される所定の文字列からなるファイル名を付与することが望ましい。
ちなみに一時記憶手段14の記憶保持容量は、データ収集端末10と情報センタ20との間の通信が不能になる時間が例えば24時間であると見積もられた場合、少なくとも24時間分のデータファイル13を保持できる容量、より好ましくは余裕をみて48時間分以上の稼働状態情報を保持することが可能な記憶容量とすることが望ましい。
一方、情報センタ20は、上述したようにして通信回線2に送出された稼働状態情報をセンタ通信手段21が受け取る。そして情報センタ20は、運転データベース22aに登録する登録ルールが保持されたルール保持手段23の登録ルールに従ってデータベース登録手段24が登録して分析データを出力する。この登録ルールは、データ収集端末10から送出される稼働状態情報の中から運転データベース22へ登録すべきデータ(稼働状態情報)の種類を示すものである。
尚、分析データには、設備仕様データベース22bに保持された設備の正常稼働範囲を示す情報と、収集した稼働状態情報とを比較して、適切な稼働状態にあるかどうかを判定した結果を出力してもよい。このようにして得られた分析データおよび稼働状態情報は、例えばその内容を表示または印字してユーザ等に提供するためユーザインタフェース機能27によって所定の加工が施されて出力手段26から提供される。
尚、ルール保持手段23に保持される登録ルールは、各種データベース22a,22b,22cがそれぞれ保持する各種データの登録ルールであり、例えばキーボード等の入力手段25によってユーザインタフェース機能27を介して登録される。
かくして本発明のデータ収集装置は、複数の水処理設備1ごとにデータ収集端末10が収集した各水処理設備1における稼働状態情報を一時記憶手段14にデータファイル13として複数の設備ごとにそれぞれ保持するとともに、これら保持したデータファイル13を例えばインターネット等の所定の通信回線2によって情報センタ20に送出する一方、情報センタ20は、データ収集端末10から送出された各設備の稼働状態情報を含むデータファイル13を受けて、これらの稼働状態情報を運転データベース22aに設備ごとに保持して一元管理するものとなっている。
したがって、情報センタ20の運転データベース22aには、各設備の稼働状態を示す情報を一元管理することができる。
また情報センタ20の運転データベース22aに保持される稼働状態情報は、ルール保持手段23に予め保持された登録ルールに従って保持されるとともに、複数の設備のそれぞれの稼働状態情報ごとに所定のデータファイルとして分類して一時保存しているので、複数種の水処理設備の運転データを一元管理でき、さらにデータを二次加工して利用することが可能である。
また本発明に係るデータ収集装置の端末通信手段15は、一時記憶手段14が保持するデータファイル13のうち、少なくとも更新されたデータファイル13を送出するよう構成されている。このため通信回線2の不具合等でデータ収集端末10が保持するデータを情報センタ20に送出できなかったとしても設備の稼働状態情報をデータ収集端末10の一時記憶手段14に保持する一方、通信回線2が復旧した際には、一時記憶手段14に保持された設備の稼働状態情報を含むデータファイル13を情報センタ20が備える運転データベース22aに転送して保持しているので、情報センタ20は、各設備の稼働状態を一元管理することができる。
また一時記憶手段14に保持された稼働状態情報のうち更新された稼働状態情報だけを所定の通信回線2にて送出しているので、当該通信回線2のトラフィックの増大を防ぐことや情報センタ20の大型コンピュータにおける無駄な処理率の負担を軽減することも可能である。
更に本発明に係るデータ収集装置の一時記憶手段14は、データファイル13に設備の稼働状態情報を保持する際、現在の日付および/または時刻で特定される所定の文字列からなるファイル名を付与しているので、必要な稼働状態情報をそのファイル名を参照しながら素早く取り出すことができる。更にデータファイル13は、一時記憶手段14が所定の期間だけ保持するようになっているので、時間の経過に伴って不要になった稼働状態情報を破棄し、常に最新の稼働状態情報を保持することができる。
また本発明のデータ収集装置は、情報センタ20の運転データベース22aに複数の水処理設備1の稼働状態情報を一元管理して保持しているので、例えば複数の水処理設備1ごとの診断レポート作成機能、日報・月報作成機能、グラフ作成機能等のレポートを出力することも可能である。また運転データベース22aに保持された稼働状態情報から予め情報センタ20に保持された稼働状態の異常を示す判定基準値と比較することで水処理設備1に異常があるか否かを判定し、警報出力することもできる。
一例をあげれば本発明のデータ収集装置は、図4に示すように水処理設備1の水処理ユニット(たとえば濾過器、RO(逆浸透膜)等)の稼働状態情報を示す差圧情報を用いて、この差圧が急上昇したとき設備に異常兆候が見られるとして水処理設備1の現場担当者や情報センタ20の担当者等に異常告知することができる。勿論、本発明のデータ収集装置は、これらの異常診断のほか、情報センタ20に各水処理設備1における稼働状態情報の経時変化(トレンド情報)を運転データベース22aに保持しているので、その経時変化から各水処理設備1の予測診断を行うこともできる。例えば本発明のデータ収集装置は、ROの運転トレンドデータから、ROが目詰まりする時期を予測し、ROを薬品洗浄して再生操作が必要となる時期を予測したり、イオン交換樹脂の前後の原水流量、水質および処理水質からイオンブレイクの時期(イオン交換樹脂がイオン交換できなくなる時期)を予測すること等が可能である。
尚、本発明のデータ収集装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。ここでは冷却水系やボイラ水系の水処理設備1の管理について説明したが、食器洗浄装置等の水処理設備や、純水製造装置や排水処理装置等の設備の監視についても同様に適用することができる。また空調整備等の水処理設備以外の設備を管理する場合にも適用可能なことは言うまでもない。更には通信回線2を介する設備稼働情報の収集の形態や、価値情報の提示の形態についても種々変形可能である。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態に係るデータ収集装置の要部の概略構成を示す図。 図1に示すデータ収集装置にてその稼働状態情報が収集される水処理設備の概略的な構成を示す図。 図1に示すデータ収集装置のデータの流れを示す図。 図1に示す出力手段が表示する警報出力の一例を示す図。
符号の説明
1 水処理設備
2 通信回線
3 PLC
4 現場データ収集システム
5 パトロール計測システム
10 データ収集端末
11 稼働情報収集手段
12 記憶処理手段
13 データファイル
14 一時記憶手段
15 端末通信手段
20 情報センタ
21 センタ通信手段
22a 運転データベース
23 ルール保持手段
24 データベース登録手段

Claims (6)

  1. 設備の稼働状態を示す情報を収集し、所定の通信回線を介して該情報を送出するデータ収集端末と、前記通信回線に接続されて上記送出された設備の稼働状態を示す情報を収集する情報センタと、を有するデータ収集装置であって、
    前記データ収集端末は、前記設備の稼働状態を示す情報を収集する設備稼働状態情報収集手段と、
    この設備稼働状態収集手段によって収集された前記設備の稼働状態を示す情報を所定の時間ごとにデータファイルとして一時保持する一時記憶手段と、
    この一時記憶手段に保持された前記データファイルを所定の時間ごとに前記通信回線を介して前記情報センタに送出するファイル送信手段と
    を具備し、
    前記情報センタは、前記データ収集端末から送出された前記データファイルを受けて、このデータファイルに含まれる前記設備の稼働状態を示す情報を保持する運転データベースと、
    前記運転データベースに登録される前記設備の稼働状態を示す情報の登録ルールを保持するルール保持手段と、
    このルール保持手段が保持する登録ルールに従い、前記運転データベースに前記収集端末が送出した前記設備の稼働状態を示す情報を登録するデータベース登録手段と
    を備えることを特徴とするデータ収集装置。
  2. 前記設備稼働状態情報収集手段は、前記設備における複数の稼働状態を示す情報を収集するものであって、
    前記一時記憶手段は、前記設備稼働状態情報収集手段が収集した前記複数の稼働状態を示す情報ごとに所定のデータファイルとして一時保持するものである請求項1に記載のデータ収集装置。
  3. 前記ファイル送信手段は、前記一時記憶手段が保持する前記データファイルのうち、少なくとも更新された前記設備の稼働状態を示す情報を含む前記データファイルを送出するものである請求項2に記載のデータ収集装置。
  4. 前記一時記憶手段は、前記データファイルに前記設備の稼働状態を示す情報を保持する際、現在の日付および/または時刻で特定される所定の文字列からなるファイル名を付与するものである請求項2または3に記載のデータ収集装置。
  5. 前記データファイルは、前記一時記憶手段により所定の期間だけ保持されるものである請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ収集装置。
  6. 前記設備は、水処理設備である請求項1または2に記載のデータ収集装置
JP2005275231A 2005-09-22 2005-09-22 データ収集装置 Pending JP2007087117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005275231A JP2007087117A (ja) 2005-09-22 2005-09-22 データ収集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005275231A JP2007087117A (ja) 2005-09-22 2005-09-22 データ収集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007087117A true JP2007087117A (ja) 2007-04-05

Family

ID=37974034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005275231A Pending JP2007087117A (ja) 2005-09-22 2005-09-22 データ収集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007087117A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015215725A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 栗田工業株式会社 設備管理システム
JP2017027519A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 株式会社東芝 監視システム、情報提供方法及びコンピュータプログラム
JP2017143441A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 株式会社東芝 ゲートウェイ装置
JP2017151923A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 株式会社アニモ ゲートウェイ装置及びプログラム
JP2019159868A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 オムロン株式会社 制御システム、制御装置および表示装置
JPWO2020240937A1 (ja) * 2019-05-29 2020-12-03
CN113079055A (zh) * 2019-12-17 2021-07-06 北京京东乾石科技有限公司 一种agv运行数据的动态采集方法和装置
CN113536753A (zh) * 2021-07-05 2021-10-22 无锡信捷电气股份有限公司 一种可自由配置的配方管理系统
US11915572B2 (en) 2019-05-29 2024-02-27 Sintokogio, Ltd. Information processing device and information processing method

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09325809A (ja) * 1996-06-06 1997-12-16 Fuji Electric Co Ltd 状変検出方法
JPH10198419A (ja) * 1997-01-14 1998-07-31 Mitsubishi Electric Corp プラント情報監視装置とその入出力点リスト編集処理装置
JP2002251505A (ja) * 2001-02-23 2002-09-06 Toshiba Corp 水処理事業支援システム
JP2004070587A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Pioneer Electronic Corp 製造/検査装置管理システム
JP2004178233A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Hitachi Industries Co Ltd 遠隔保守通知システム
JP2004185460A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Mitsubishi Electric Corp 運転履歴データ管理システム
JP2005168144A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Tm T & D Kk 分散監視制御装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09325809A (ja) * 1996-06-06 1997-12-16 Fuji Electric Co Ltd 状変検出方法
JPH10198419A (ja) * 1997-01-14 1998-07-31 Mitsubishi Electric Corp プラント情報監視装置とその入出力点リスト編集処理装置
JP2002251505A (ja) * 2001-02-23 2002-09-06 Toshiba Corp 水処理事業支援システム
JP2004070587A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Pioneer Electronic Corp 製造/検査装置管理システム
JP2004178233A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Hitachi Industries Co Ltd 遠隔保守通知システム
JP2004185460A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Mitsubishi Electric Corp 運転履歴データ管理システム
JP2005168144A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Tm T & D Kk 分散監視制御装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015215725A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 栗田工業株式会社 設備管理システム
JP2017027519A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 株式会社東芝 監視システム、情報提供方法及びコンピュータプログラム
JP2017143441A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 株式会社東芝 ゲートウェイ装置
JP2017151923A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 株式会社アニモ ゲートウェイ装置及びプログラム
JP7102801B2 (ja) 2018-03-14 2022-07-20 オムロン株式会社 制御システム、制御装置および表示装置
JP2019159868A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 オムロン株式会社 制御システム、制御装置および表示装置
JPWO2020240937A1 (ja) * 2019-05-29 2020-12-03
WO2020240937A1 (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 新東工業株式会社 情報処理システム、ゲートウェイ、サーバ、および情報処理方法
JP7276442B2 (ja) 2019-05-29 2023-05-18 新東工業株式会社 情報処理システム、ゲートウェイ、サーバ、および情報処理方法
US11915572B2 (en) 2019-05-29 2024-02-27 Sintokogio, Ltd. Information processing device and information processing method
US11962959B2 (en) 2019-05-29 2024-04-16 Sintokogio, Ltd. Information processing system, gateway, server, and information processing method
CN113079055A (zh) * 2019-12-17 2021-07-06 北京京东乾石科技有限公司 一种agv运行数据的动态采集方法和装置
CN113536753A (zh) * 2021-07-05 2021-10-22 无锡信捷电气股份有限公司 一种可自由配置的配方管理系统
CN113536753B (zh) * 2021-07-05 2024-05-14 无锡信捷电气股份有限公司 一种可自由配置的配方管理系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007087117A (ja) データ収集装置
TWI354051B (en) Integrated supervision and diagnosis apparatus
JP5081999B1 (ja) 異常予兆診断結果の表示方法
JP5991329B2 (ja) 制御装置、管理装置、プラント制御システム、及びデータ処理方法
US8803702B2 (en) Instrument status displaying device and instrument status displaying method
EP3979025B1 (en) Information processing system, gateway and information processing method
JP2006143473A (ja) 遠隔監視システムおよび端末装置
WO2015037113A1 (ja) 異常診断方法、及びその装置
JP2007156653A (ja) 水処理プラントの運転管理方法および装置
JP2012058937A (ja) 原子力プラントの機器診断方法および機器診断装置
JPWO2020003460A1 (ja) 異常検知装置
JP2007257444A (ja) 機器管理システム
JP2011076334A (ja) プラントの診断方法及び診断装置
JP2008250805A (ja) 水処理プラントの運転管理装置
CN101930228A (zh) 设施管理装置以及设施管理方法
JP3624940B2 (ja) 設備管理システム
JP2007293553A (ja) フィールド機器診断システムおよびフィールド機器診断方法
JP3624941B2 (ja) 設備管理システム
KR20050005827A (ko) 웹기반 원격무인 중소규모 하폐수처리장 시설감시 제어용수질측정 및 공정최적관리를 위한 의사결정시스템이결합된 일체형 통합시스템
JP2011239196A (ja) 遠隔監視制御システム
JP2008076353A (ja) 自動分析装置のリモートサービスシステムおよびリモートサービス方法
JP5292182B2 (ja) 水処理設備管理システム
JP2008140109A (ja) プロセス操作支援装置およびプロセス操作支援方法
WO2014013314A2 (en) Equipment and method for remote monitoring, diagnostics and maintenance of batteries
KR101147888B1 (ko) 산업유의 온라인 모니터링 및 정제를 위한 통합 관리 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100910

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101124