JP2004185460A - 運転履歴データ管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】運転履歴データ管理装置1側に、プラントの運転履歴データを保存する運転履歴データベース5と、光ディスク装置21に保存されたバックアップデータから復元された運転履歴データを保存する運転履歴復元エリアデータベース9を設け、クライアント端末17側に、運転履歴データベース5から抽出されたバックアップデータが保存される光ディスク装置21を設けて、クライアント端末17から、運転履歴データ管理装置1にデータ検索要求を行い、受信した運転履歴データを表示するようにした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば火力発電、水力発電などの運転データを管理する必要のあるプラントにおいて、運転員の要求により指定された日時の運転データを、長時間保存された運転データから検索して表示する運転履歴データ管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の発電プラントの運転履歴データ管理装置は、運転履歴データ管理装置に光ディスク装置や光ディスクオートチェンジャーを接続し、発電プラントからの運転データを長期間保存するとともに、クライアントからの検索要求に応答している。光ディスク装置や光ディスクオートチェンジャーを用いているのは、データ量が多く、しかも長期間の保存が必要であるため、故障の可能性が高い固定ディスクへの保存だけでなく、半永久的に保存可能なものとして光ディスクに保存している。固定ディスクには保存容量に限界があり、一定の保存期間に達すると、最も古いデータから消去され、新しいデータが保存されていく。固定ディスクにない過去のデータを検索する場合は、光ディスクに保存されたデータを利用する(特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−335110号公報(段落番号0064〜0068、図1)
【特許文献2】
特開2000−148779号公報(段落番号0066〜0068、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の発電プラントの運転履歴データ管理装置は、以上のように構成されているので、長期間のデータ保存には、高価で機械故障発生率の高い光ディスクオートチェンジャーが必要であった。
また、水力発電プラントのように、運転履歴データ管理装置が、普段は無人の発電所構内に設置されている場合において、離れた場所にある制御所等の端末で監視を行っている場合で、過去の光ディスク内のデータを検索するために光ディスクを光ディスク装置に入れる場合や、保存容量が一杯になった光ディスクを新しい光ディスクに交換するためには、運転履歴データ管理装置を設置してある、離れた場所まで移動する必要があり、時間がかかるという問題があった。特にオートチェンジャーでない光ディスク装置の場合は、交換頻度が多くなり利便性が悪いという問題があった。
【0005】
また、クライアント側に安価で取扱いやすい光ディスク装置を接続し、バックアップを取る場合やデータ復元をする場合は、データ量が大きい場合に通信処理に時間がかかる問題があった。
また、クライアント側に安価で取扱いやすい光ディスク装置を接続し、バックアップを取る場合やデータを復元する場合は、どれくらいのデータ通信時間がかかるのか事前に把握できない問題があった。
また、クライアント側に安価で取扱いやすい光ディスク装置を接続し、データを復元する場合は、偶然同じファイル名であっても全く別のファイルである可能性もあり、復元する際のデータの信頼性が分からないという問題があった。
また、クライアント側に安価で取扱いやすい光ディスク装置を接続し、バックアップを取る場合やデータを復元する場合は、インターネットや公衆回線で運転履歴データ管理装置とネットワーク接続されているような場合に、盗聴や盗み見、改ざんが行われる危険があるという問題があった。
【0006】
また、クライアント側に安価で取扱いやすい光ディスク装置を接続し、バックアップを取る場合やデータを復元する場合は、光ディスクがチェンジャータイプでない場合は、入れ替える手間が必要であったり、どの光ディスクを挿入すればよいかが分かり難いという問題があった。
また、クライアント側に安価で取扱いやすい光ディスク装置を接続し、バックアップを取る場合は、クライアント側でバックアップをマンマシン画面から人が指示する必要があり、手間がかかるという問題があった。
また、クライアント側に安価で取扱いやすい光ディスク装置を接続し、バックアップを取る場合は、光ディスクに入っている過去のデータを一度運転履歴データ管理装置へ転送するため、時間がかかるという問題があった。
また、クライアント側に安価で取扱いやすい光ディスク装置を接続し、バックアップを取る場合で、さらにクライアントの設置場所がそれぞれ離れている場合において、複数台のクライアントからバックアップがとれないため、複数のクライアントから検索することができないという問題があった。
また、クライアント側に安価で取扱いやすい光ディスク装置を接続し、データ復元する場合で、さらにクライアントの設置場所がそれぞれ離れており、過去のデータを検索したい場合、バックアップを取り忘れ、紛失、故障で他のクライアントが持っている光ディスクを使用したい場合に、問い合わせや連絡等で時間を必要とし、利便性が悪いという問題があった。
【0007】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、第1の目的は、光ディスクオートチェンジャーを不要にし、安価で取扱いやすいクライアント側に接続された光ディスク装置を代用可能とすることができる運転履歴データ管理システムを得るものである。
また、第2の目的は、バックアップとデータ復元時間を短縮できる運転履歴データ管理システムを得るものである。
また、第3の目的は、バックアップとデータ復元時間を事前に把握でき、利便性を向上することができる運転履歴データ管理システムを得るものである。
また、第4の目的は、データ復元の際にデータの信頼性を事前に把握でき、利便性を向上することができる運転履歴データ管理システムを得るものである。
また、第5の目的は、インターネット等の公衆回線を使用するものにあっては、バックアップとデータ復元中のデータを盗聴や盗み見、改ざんされることが困難な運転履歴データ管理システムを得るものである。
【0008】
また、第6の目的は、データ復元の際にどの光ディスクを装置に入れれば良いかが把握でき、利便性を向上することができる運転履歴データ管理システムを得るものである。
また、第7の目的は、事前にバックアップスケジュールを組むことができて、利便性を向上することができる運転履歴データ管理システムを得るものである。
また、第8の目的は、データ復元の際にデータ転送を不要にし、時間を短縮できる運転履歴データ管理システムを得るものである。
また、第9の目的は、クライアントが離れた場所でも、複数の端末でバックアップとデータ復元を行うことができ、利便性を向上することができる運転履歴データ管理システムを得るものである。
また、第10の目的は、クライアントが離れた場所でも、複数の端末でバックアップとデータ復元を行うことができる場合に、容易に他クライアントが持っている光ディスクを要求でき、利便性を向上することができる運転履歴データ管理システムを得るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる運転履歴データ管理システムにおいては、プラントの運転データを保存する運転履歴データ管理装置と、この運転履歴データ管理装置にネットワークを介して接続され、運転データのバックアップデータを保存するバックアップ装置が接続されたクライアント端末とを備え、
運転履歴データ管理装置は、プラントから入力される運転データを保存する運転履歴データベース、クライアント端末からの要求に基づき、運転履歴データベースからバックアップデータを抽出してクライアント端末に送信するバックアップデータ送信処理部、バックアップ装置に保存されたバックアップデータから復元された運転データを保存する運転履歴復元エリアデータベース、クライアント端末から復元要求され、クライアント端末から送信された運転データを運転履歴復元エリアデータベースに書込むデータ復元受信処理部、及びクライアント端末からの要求に基づき、運転履歴データベース及び運転履歴復元エリアデータベースの運転データを抽出編集してクライアント端末に送信するデータ検索編集処理部によって構成され、
クライアント端末は、運転履歴データ管理装置に自身が必要とするバックアップデータの送信を要求し、受信したバックアップデータをバックアップ装置に保存するデータパックアップ要求処理部、運転履歴データベースに保存されていない運転データについて、運転履歴データ管理装置にバックアップ装置に保存されたバックアップデータを用いてデータ復元要求を行うデータ復元要求処理部、及び運転履歴データ管理装置にデータ検索要求を行い、運転履歴データ管理装置から受信した運転データを表示するデータ検索要求/データ表示部によって構成されているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムを示すブロック図である。
図1において、運転履歴データ管理装置1は、発電プラント2から運転データを取り込む。運転履歴データ管理装置1は、次のように構成されている。
運転データ収集部3により発電プラント2の運転データを取り込み、運転データ編集/保存部4により、編集して、運転履歴データベース5内の当日運転履歴データベース6に保存する。運転履歴データベース5には、前日運転履歴データベース7と、N日前運転履歴データベース8が設けられている。
【0011】
運転履歴復元エリアデータベース9には、復元エリア管理情報10と復元エリア1(11)〜復元エリアN(12)が設けられている。データ検索・編集処理部13は、クライアント端末から要求を受けたデータ検索要求受信/返信部14からの要求に応じて、運転履歴データベース5または運転履歴復元エリアデータベース9から運転データを検索し、編集を行い、データ検索要求受信/返信部14に編集したデータを返す。データ検索要求受信/返信部14は、データをクライアント端末に送信する。バックアップデータ送信処理部15は、クライアント端末からの要求に応じて、運転履歴データベース5から該当する運転データを読み出し、クライアント端末へ送信する。データ復元受信処理部16は、クライアント端末からのデータ復元要求を受けて、受信したデータを運転履歴復元エリアデータベース9の該当する復元エリアにデータを書込む。
【0012】
クライアント端末17は、ネットワーク22を介して運転履歴データ管理装置1に接続され、データ検索要求受信/返信部14にデータ検索要求を行い、受信したデータを表示するデータ検索要求/データ表示部18を有している。また、クライアント端末17は、データ復元要求処理部19とデータバックアップ要求処理部20を有し、それぞれ、光ディスク装置21のバックアップ装置と運転履歴データ管理装置1との間で、データの復元およびデータバックアップ処理を行う。
【0013】
次に動作について説明する。
クライアント端末17のデータバックアップ要求処理部20は、バックアップを取りたいデータの種類、バックアップ期間を指定し、運転履歴データ管理装置1に対し要求を行うと、バックアップデータ送信処理部15が運転履歴データベース5から該当するデータを読み出し、ファイルのヘッダにデータ種類、データ期間を付けて、要求元のクライアント端末17へデータを送信する。データを受信したデータバックアップ要求処理部20は、予め指定された任意のフォルダ/ファイル名で、クライアント端末17に接続されている光ディスク装置21のバックアップ装置に保存する。
【0014】
クライアント端末17から運転履歴データベース5には保存されていない過去のデータを検索したい場合は、光ディスク装置21に当該期間が保存されている光ディスクを挿入し、データ復元要求処理部19により光ディスク内の復元したいファイル名及び運転履歴復元エリアデータベース9内の復元エリアを指定すると、運転履歴データ管理装置1にデータが転送される。運転履歴データ管理装置1のデータ復元受信処理部16がデータを受信すると、運転履歴復元エリアデータベース9の該当する復元エリアNにデータを書き込むとともに、当該復元エリア情報として受信したファイルのヘッダ情報からデータ種類、データ期間を読み取り、復元エリア管理情報10に記録する。
【0015】
クライアント端末17からデータ検索要求/データ表示部18によりデータ検索要求を行うと、運転履歴データ管理装置1のデータ検索要求受信/返信部14がデータ検索要求を受け付け、データ検索・編集処理部13に対し、データの検索要求を行う。データ検索・編集処理部13は、検索要求の期間が運転履歴データベース5に保存されている期間かどうかを判定し、該当すれば運転履歴データベース5からデータを読み出し、なければ運転履歴復元エリアデータベース9の復元エリア管理情報10を参照し、該当する復元エリアからデータを読み出す。データ検索・編集処理部13が2箇所からの読み出したデータを編集し、データ検査要求受信/返信部14にデータを返す。データ検索要求受信/返信部14は、検索要求のあったクライアント端末17に対してデータを返信する。クライアント端末17のデータ検索要求/データ表示部18では受け取ったデータをもとに、トレンドグラフやデータ一覧、散布図などに加工してデータを表示する。
なお、運転履歴復元エリアデータベース9は、復元要求をしたクライアント端末以外のネットワークに接続されている端末からも検索しデータ表示が可能である。
【0016】
従って、実施の形態1によれば、クライアント端末側に接続された安価で取扱いやすい光ディスク装置を使って、バックアップ及び過去データの検索が可能となり、運転履歴データ管理装置に高価な光ディスクオートチェンジャーを設置することを不要とすることができる。
【0017】
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
図2において、1〜22は、図1におけるものと同一のものである。運転履歴データ管理装置1のバックアップデータ送信処理部15に、データ圧縮処理23を設け、データ復元受信処理部16内にデータ解凍処理24を設けている。
【0018】
実施の形態1では、バックアップデータ送信処理部15で、運転履歴データベース5で読み出したデータを、そのままクライアント端末に送信していたが、図2では、バックアップデータ送信処理部15内に、データ圧縮処理23を設けてデータ圧縮後にクライアント端末17にデータを送信し、クライアント端末17からのデータ復元要求時には、データ復元受信処理部16内に、データ解凍処理24を設けて、圧縮されたデータを解凍するようにしたものである。
【0019】
実施の形態2によれば、従って、ネットワークに流れるデータ量を少なくすることができ、プラントデータ量が多い場合で、ネットワーク性能への影響を少なくしたい場合に効果的である。
また、データが圧縮され光ディスクに保存されるため、光ディスクの容量を節約でき、保存時間も短くてすむ。
【0020】
実施の形態3.
図3は、この発明の実施の形態3による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
図3において、1〜22は、図1におけるものと同一のものである。クライアント端末17のデータバックアップ要求処理部20内に、データバックアップ完了時間予測処理25を設け、データ復元要求処理部19内に、データ復元完了時間予測処理26を設けている。
【0021】
実施の形態1では、データバックアップ要求処理部17やデータ復元要求処理部19での処理完了予定時間が利用者には分からなかったが、図3では、データバックアップ要求処理部17にデータバックアップ完了時間予測処理25を設け、データ復元要求処理部19にデータ復元完了時間予測処理26を設けるように構成したものである。
データバックアップ完了予測処理25は、データ種類、バックアップ期間からネットワーク22の平均通信時間と運転履歴データベース5の平均読み出し時間を計算して足し合わせ、利用者に完了予測時間を表示する。
データ復元完了時間予測処理26は、データ種類、バックアップ期間からネットワーク22の平均通信時間と運転履歴復元エリアデータベース9への平均書き込み時間を足し合わせて、利用者に完了予測時間を表示する。
【0022】
実施の形態3によれば、従って、一度に大量のデータをバックアップ、復元するような状況において、利用者は完了予測時間を知ることができ、利用者の利便性を向上することができる。
【0023】
実施の形態4.
図4は、この発明の実施の形態4による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
図4において、1〜22は、図1におけるものと同一のものである。クライアント端末17のデータ復元要求処理部19に、復元データ信頼性確認処理27を設けている。
【0024】
実施の形態1では、データ復元要求処理部19で、光ディスク内の復元したいファイル名を指定して、そのままデータを運転履歴データ管理装置1へデータを送信していたが、図4では、データ復元要求処理部19に復元データ信頼性確認処理27を設け、データをチェックしてから送信するように構成したものである。
復元データ信頼性確認処理27は、ファイル内のヘッダ情報に書かれているデータ種類、期間を読み取り、光ディスク内のデータの中身がヘッダ情報に記載されているデータ種類であり、期間分が保存されていることをチェックする。
【0025】
実施の形態4によれば、従って、データの信頼性を確認してからデータを送信でき、利用者が複数の運転履歴データ管理装置を扱っている場合で、光ディスクが間違って読み込まれることがないなど、利用者の利便性を向上することができる。
【0026】
実施の形態5.
図5は、この発明の実施の形態5による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
図5において、1〜22は、図1におけるものと同一のものである。運転履歴データ管理装置1のバックアップデータ送信処理部15内にデータ暗号化処理28を設け、データ復元受信処理部16内に、データ復号化処理29を設けている。
【0027】
実施の形態1では、バックアップデータ送信処理部15で、運転履歴データベース5から読み出したデータを、そのままクライアント端末17に送信していたが、図5では、バックアップデータ送信処理部15内に、データ暗号化処理28を設けて、データ暗号化後にクライアント端末17にデータを送信し、クライアント端末17からのデータ復元要求時には、データ復元受信処理部16内に、データ復号化処理29を設けて、データ復号化をするようにしたものである。
【0028】
実施の形態5によれば、従って、ネットワークが、インターネットや公衆回線であっても、データの盗聴や盗み見、改ざんを防止することができ、データの信頼性を保ちながら、安価なネットワークを使う場合に効果的である。
【0029】
実施の形態6.
図6は、この発明の実施の形態6による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
図6において、1〜22は、図1におけるものと同一のものである。クライアント端末17にデータバックアップ/復元管理情報30(端末用データバックアップ/復元管理情報)を設け、データ復元要求処理部19内に、挿入ディスクガイダンス処理31を設けている。ラベル印刷プリンタ41は、クライアント端末17に接続されている。
【0030】
実施の形態1では、データバックアップ要求処理部20とデータ復元要求処理部19で情報を共有していなかったが、図6では、データバックアップ/復元管理情報30を設けて、情報の共有ができるようにしたものである。
データバックアップ要求処理部20では、バックアップ保存した光ディスクに一意のラベル情報を書き込むとともに、ラベル情報とバックアップの記録(データ種類、期間)をデータバックアップ/復元管理情報30に書き込む。また、ラベル情報は、クライアント端末17に接続されたラベル印刷プリンタ41から出力され、光ディスクに貼り付けることができる。
データ復元要求処理部19では、復元したいデータを指定する際に、挿入ディスクガイダンス処理31によって、データバックアップ/復元管理情報30を参照し、必要な光ディスクのラベル情報を利用者に表示し、光ディスクの挿入を促すことができる。
【0031】
実施の形態6によれば、従って、データ復元時に複数の光ディスクを使用したい場合の混乱防止や、光ディスクの保存枚数が多いために管理が煩雑になる場合に利用者の利便性を向上することができる。
【0032】
実施の形態7.
図7は、この発明の実施の形態7による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
図7において、1〜22は、図1におけるものと同一のものである。クライアント端末17のデータバックアップ要求処理部20内にバックアップスケジュール入力処理32(バックアップスケジュール入力処理部)を設け、運転履歴データ管理装置1のバックアップデータ送信処理部15内にバックアップスケジュール起動処理33(バックアップスケジュール起動処理部)を設けている。
【0033】
実施の形態1では、データバックアップ要求処理部20で、利用者が指示したときにバックアップ処理が実行されていたが、図7においては、データバックアップ要求処理部20内にバックアップスケジュール入力処理32と、運転履歴データ管理装置1のバックアップ送信処理部15内にバックアップスケジュール起動処理33を設けたものである。
バックアップスケジュール入力処理32は、利用者があらかじめ、指定日時と、データ種類及びバックアップ期間を入力しておくことができる。バックアップスケジュール入力された情報が、運転情報履歴データ管理装置1のバックアップスケジュール起動処理33に送られる。バックアップスケジュール起動処理33は、指定日時になると運転履歴データベース5からデータを読み出し、一時的に蓄積することができる。クライアント端末17が起動されている場合は、蓄積されたデータをクライアント端末のデータバックアップ要求処理部20に送信する。
【0034】
実施の形態7によれば、従って、定期的にバックアップを取る場合や、夜間に無人で自動バックアップを取る場合において、利用者の利便性を高めることができる。
【0035】
実施の形態8.
図8は、この発明の実施の形態8による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
図8において、1〜8、13〜15、17、18、20〜22、30、31、41は、図6におけるものと同一のものである。クライアント端末17に、データ検索要求・編集/データ表示部34と、挿入ディスクガイダンス表示処理31を有するデータ復元処理部35とを設けている。
【0036】
クライアント端末17のデータバックアップ要求処理部20から、バックアップを取りたいデータの種類、バックアップ期間を指定し、運転履歴データ管理装置1に対し要求を行うと、運転履歴データ管理装置1のバックアップデータ送信処理部15が、運転履歴データベース5から該当するデータを読み出し、ファイルのヘッダにデータ種類、データ期間を付けて、要求元のクライアント端末17へデータを送信する。データを受信したデータバックアップ要求処理部20は、予め指定された任意のフォルダ/ファイル名とバックアップ保存した光ディスクに一意のラベル情報を書き込むとともに、ラベル情報とバックアップ内容についての情報(データ種類、期間)をデータバックアップ/復元管理情報30(端末用データバックアップ/復元管理情報)に書き込む。また、ラベル情報は、クライアント端末17に接続されたラベル印刷プリンタ41から出力され、光ディスクに貼り付けることができる。
【0037】
クライアント端末17からデータ検索要求・編集/データ表示部34により、データ検索要求を行うと、データ検索要求・編集/データ表示部34は、検索要求の期間が運転履歴データベース5に保存されている期間かどうかを判定し、該当すれば運転履歴データ管理装置1のデータ検索要求受信/返信部14がデータ検索要求を受け付け、データ検索・編集処理部13に対し、データの検索要求を行う。該当しなければ、データバックアップ/復元管理情報30をもとに、データ復元処理部35に対して、挿入ガイダンス処理31によってクライアント端末17に接続されている光ディスク装置21に挿入すべきディスクガイダンスを表示する。当該ディスクが光ディスク装置21に挿入されたら、データ復元処理部35がデータを読み出し、データ検索要求・編集/データ表示部34で運転履歴データベース5から読み出されたデータと編集し、トレンドグラフやデータ一覧、散布図などに加工してデータを表示する。
【0038】
実施の形態8によれば、従って、過去のデータを復元し、参照するクライアント端末が限定されている場合は、データ復元のためのデータ送信時間を省略することができ高速な検索が可能となる。
【0039】
実施の形態9.
図9は、この発明の実施の形態9による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
図9において、1〜14、17〜22は、図1におけるものと同一のものである。運転履歴データ管理装置1に、バックアップデータ送信処理部36と、データ復元受信処理部37と、データバックアップ/復元管理情報38(管理装置用データバックアップ/復元管理情報)とを設けている。
【0040】
クライアント端末17のデータバックアップ要求処理部20は、バックアップを取りたいデータの種類、バックアップ期間を指定し、運転履歴データ管理装置1に対し要求を行うと、バックアップデータ送信処理部36が、運転履歴データベース5から該当するデータを読み出し、ファイルのヘッダにデータ種類、データ期間を付けて、要求元のクライアント端末へデータを送信するとともに、要求があったクライアント端末名と、データ種類、バックアップ期間のバックアップ内容についての情報とをデータバックアップ/復元管理情報38に保存する。データを受信したクライアント端末17のデータバックアップ要求処理部20は、予め指定された任意のフォルダ/ファイル名で、クライアント端末17に接続されている光ディスク装置21に保存する。
【0041】
各クライアント端末17のデータバックアップ要求処理部20では、どのクライアント端末17が、どの種類のデータをどの期間バックアップしたかを参照し、利用者に表示することができる。
クライアント端末17から、運転履歴データベース5には保存されていない過去のデータを検索したい場合は、光ディスク装置21に当該機関が保存されている光ディスクを挿入し、データ復元要求処理部19により光ディスク内の復元したいファイル名及び運転履歴復元エリアデータベース9内の復元エリアを指定すると、運転履歴データ管理装置1にデータが転送される。運転履歴データ管理装置1のデータ復元受信処理部37がデータを受信すると、運転履歴復元エリアデータベース9の該当する復元エリアNにデータを書き込むとともに、当該復元エリア情報として受信したファイルのヘッダ情報からデータ種類、データ期間を読み取り、復元エリア管理情報10に記録する。さらに、要求があったクライアント端末名と、データ種類、データ期間の復元内容についての情報をデータバックアップ/復元管理情報38に保存する。
各クライアント端末17のデータ復元要求処理部19では、どのクライアント端末17がどの種類のデータをどの期間復元したかを参照し、利用者に表示することができる。
【0042】
クライアント端末17からデータ検索要求/データ表示部18により、データ検索要求を行うと、運転履歴データ管理装置1のデータ検索要求受信/返信部14がデータ検索要求を受け付け、データ検索・編集処理部13に対し、データの検索要求を行う。データ検索・編集処理部13は、検索要求の期間が運転履歴データベース5に保存されている期間かどうかを判定し、該当すれば運転履歴データベース5からデータを読み出し、該当しなければ、運転履歴復元エリアデータベース9の復元エリア管理情報10を参照し、該当する復元エリアからデータを読み出す。データ検索・編集処理部13が、2箇所からの読み出したデータを編集し、データ検索要求受信/返信部14にデータを返す。データ検索要求受信/返信部14は、検索要求のクライアント端末17に対してデータを返信する。クライアント端末17のデータ検索要求/データ表示部18では受け取ったデータをもとに、トレンドグラフやデータ一覧、散布図などに加工してデータを表示する。
なお、運転履歴復元エリアデータベース9は、復元要求をしたクライアント端末以外のネットワークに接続されている端末からも検索でき、データ表示することが可能である。
【0043】
実施の形態9によれば、従って、クライアント端末の設置場所が離れている場合でも、複数の端末からバックアップ/復元が可能となり、各端末のバックアップ/復元状況も参照することができ、利用者の利便性を向上することができる。
【0044】
実施の形態10.
図10は、この発明の実施の形態10による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
図10において、1〜12、14、17〜22、36〜38は図9におけるものと同一のものである。クライアント端末17に、データバックアップ/復元管理情報30と、データ復元要求処理部19内に、挿入ディスクガイダンス表示処理40を設けている。また、クライアント端末17には、ラベル印刷プリンタ41が接続されている。運転履歴データ管理装置1には、データ検索・編集処理部39が設けられている。
【0045】
クライアント端末17のデータバックアップ要求処理部20は、バックアップを取りたいデータの種類、バックアップ期間を指定し、運転履歴データ管理装置1に対し要求を行うと、バックアップデータ送信処理部36が運転履歴データベース5から該当するデータを読み出し、ファイルのヘッダにデータ種類、データ期間を付けて、要求元のクライアント端末17へデータを送信するとともに、要求があったクライアント端末名と、データ種類、バックアップ期間のバックアップ内容についての情報とをデータバックアップ/復元管理情報38(管理装置用データバックアップ/復元管理情報)に保存する。
データを受信したデータバックアップ要求処理部20は、予め指定された任意のフォルダ/ファイル名とバックアップ保存した光ディスクに一意のラベル情報を書き込むとともに、ラベル情報とバックアップ内容についての情報(データ種類、期間)をデータバックアップ/復元管理情報30に書き込む。また、ラベル情報は、クライアント端末17に接続されたラベル印刷プリンタ41から出力され、光ディスクに貼り付けることができる。
【0046】
各クライアント端末17のデータバックアップ要求処理部20では、どのクライアント端末17がどの種別のデータをどの期間バックアップしたかを参照し、利用者に表示することができる。
運転履歴データベース5に保存されていない過去のデータを検索したい場合は、データ復元要求処理部19の挿入ディスクガイダンス表示処理40が行う表示に従い、該当ラベルの光ディスクを光ディスク装置21に挿入し、データ復元要求処理部19により、運転履歴データ管理装置1にデータが転送される。運転履歴データ管理装置1のデータ復元受信処理部37がデータを受信すると、運転履歴復元エリアデータベース9の該当する復元エリアNにデータを書き込むとともに、当該復元エリア情報として受信したファイルのヘッダ情報からデータ種類、データ期間を読み取り、復元エリア管理情報10に記録する。さらに、要求があったクライアント端末名と、データ種類、データ期間の復元内容についての情報とをデータバックアップ/復元管理情報38に保存する。
各クライアント端末17のデータ復元要求処理部19では、どのクライアント端末17がどの種類のデータをどの期間復元したかを参照し、利用者に表示することができる。
【0047】
クライアント端末17からデータ検索要求/データ表示部18により、データ検索要求を行うと、運転履歴データ管理装置1のデータ検索要求受信・返信部14が、データ検索要求を受け付け、データ検索・編集処理部39に対し、データの検索要求を行う。データ検索・編集処理部39は、検索要求の期間が運転履歴データベース5に保存されている期間かどうかを判定し、該当すれば、運転履歴データベース5からデータを読み出し、該当しなければ、運転履歴復元エリアデータベース9の復元エリア管理情報10を参照し、該当する復元エリアからデータを読み出す。
【0048】
さらになければ、データバックアップ/復元管理情報38を参照し、データバックアップを持っているクライアント端末17を特定する。データ検索要求受信/返信部14が、当該クライアント端末17のデータ検索要求/データ表示部18に対して、問い合わせを行う。問い合わせを受けたデータ検索要求/データ表示部18は、挿入ディスクガイダンス表示処理40によって、該当するラベルの光ディスクを光ディスク装置21に挿入するようにメッセージを表示する。該当するラベルの光ディスクを光ディスク装置21に挿入し、データ復元要求処理部19により運転履歴データ管理装置1にデータが転送され、復元エリアにデータが格納されたときに、データ検索・編集処理部39が、2箇所からの読み出したデータを編集し、データ検索要求受信/返信部14にデータを返す。
データ検索要求受信/返信部14は、検索要求のあったクライアント端末17に対してデータを返信する。クライアント端末17のデータ検索要求/データ表示部18では、受け取ったデータをもとに、トレンドグラフやデータ一覧、散布図などに加工してデータを表示する。
【0049】
実施の形態10によれば、従って、クライアント端末の設置場所が離れている場合で、バックアップの光ディスクが離れた場所にあっても、他クライアント端末に対して復元要求をかけることができ、利用者の利便性を向上することができる。
【0050】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
プラントの運転データを保存する運転履歴データ管理装置と、この運転履歴データ管理装置にネットワークを介して接続され、運転データのバックアップデータを保存するバックアップ装置が接続されたクライアント端末とを備え、
運転履歴データ管理装置は、プラントから入力される運転データを保存する運転履歴データベース、クライアント端末からの要求に基づき、運転履歴データベースからバックアップデータを抽出してクライアント端末に送信するバックアップデータ送信処理部、バックアップ装置に保存されたバックアップデータから復元された運転データを保存する運転履歴復元エリアデータベース、クライアント端末から復元要求され、クライアント端末から送信された運転データを運転履歴復元エリアデータベースに書込むデータ復元受信処理部、及びクライアント端末からの要求に基づき、運転履歴データベース及び運転履歴復元エリアデータベースの運転データを抽出編集してクライアント端末に送信するデータ検索編集処理部によって構成され、
クライアント端末は、運転履歴データ管理装置に自身が必要とするバックアップデータの送信を要求し、受信したバックアップデータをバックアップ装置に保存するデータパックアップ要求処理部、運転履歴データベースに保存されていない運転データについて、運転履歴データ管理装置にバックアップ装置に保存されたバックアップデータを用いてデータ復元要求を行うデータ復元要求処理部、及び運転履歴データ管理装置にデータ検索要求を行い、運転履歴データ管理装置から受信した運転データを表示するデータ検索要求/データ表示部によって構成されているので、クライアント端末側に接続された安価な光ディスク装置を使って、バックアップ及びバックアップからの復元が可能となり、運転履歴データ管理装置に高価な光ディスクオートチェンジャーを設置することを不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態2による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施の形態3による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施の形態4による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態5による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施の形態6による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の実施の形態7による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の実施の形態8による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
【図9】この発明の実施の形態9による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
【図10】この発明の実施の形態10による発電プラントに適用した場合の運転履歴データ管理システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 運転履歴データ管理装置、2 発電プラント、3 運転データ収集部、
4 運転データ編集/保存部、5 運転履歴データベース、
6 当日運転履歴データベース、7 前日運転履歴データベース、
8 N日前運転履歴データベース、9 運転履歴復元エリアデータベース、
10 復元エリア管理情報、11 復元エリア1、12 復元エリアN、
13 データ検索・編集処理部、14 データ検索要求受信/返信部、
15 バックアップデータ送信処理部、16 データ復元受信処理部、
17 クライアント端末、18 データ検索要求/データ表示部、
19 データ復元要求処理部、20 データバックアップ要求処理部、
21 光ディスク装置、22 ネットワーク、23 データ圧縮処理、
24 データ解凍処理、25 データバックアップ完了時間予測処理、
26 データ復元完了時間予測処理、27 復元データ信頼性確認処理、
28 データ暗号化処理、29 データ復号化処理、
30 データバックアップ/復元管理情報、
31 挿入ディスクガイダンス表示処理、
32 バックアップスケジュール入力処理、
33 バックアップスケジュール起動処理、
34 データ検索要求・編集/データ表示部、
35 挿入ディスクガイダンス表示処理、
36 バックアップデータ送信処理部、37 データ復元受信処理部、
38 データバックアップ/復元管理情報、39 データ検索/編集処理部、
40 挿入ディスクガイダンス表示処理、41 ラベル印刷プリンタ。
Claims (10)
- プラントの運転データを保存する運転履歴データ管理装置と、この運転履歴データ管理装置にネットワークを介して接続され、上記運転データのバックアップデータを保存するバックアップ装置が接続されたクライアント端末とを備え、
上記運転履歴データ管理装置は、プラントから入力される運転データを保存する運転履歴データベース、上記クライアント端末からの要求に基づき、上記運転履歴データベースからバックアップデータを抽出して上記クライアント端末に送信するバックアップデータ送信処理部、上記バックアップ装置に保存されたバックアップデータから復元された運転データを保存する運転履歴復元エリアデータベース、上記クライアント端末から復元要求され、上記クライアント端末から送信された運転データを上記運転履歴復元エリアデータベースに書込むデータ復元受信処理部、及びクライアント端末からの要求に基づき、上記運転履歴データベース及び上記運転履歴復元エリアデータベースの運転データを抽出編集して上記クライアント端末に送信するデータ検索編集処理部によって構成され、
上記クライアント端末は、上記運転履歴データ管理装置に自身が必要とするバックアップデータの送信を要求し、受信したバックアップデータを上記バックアップ装置に保存するデータパックアップ要求処理部、上記運転履歴データベースに保存されていない運転データについて、上記運転履歴データ管理装置に上記バックアップ装置に保存されたバックアップデータを用いてデータ復元要求を行うデータ復元要求処理部、及び上記運転履歴データ管理装置にデータ検索要求を行い、上記運転履歴データ管理装置から受信した上記運転データを表示するデータ検索要求/データ表示部によって構成されていることを特徴とする運転履歴データ管理システム。 - 上記運転履歴データ管理装置のバックアップデータ送信処理部は、バックアップデータを圧縮して送信すると共に、上記運転履歴データ管理装置のデータ復元受信処理部は、上記クライアント端末から復元要求され、送信された運転データを解凍して運転履歴復元エリアデータベースに書込むことを特徴とする請求項1記載の運転履歴データ管理システム。
- 上記クライアント端末のデータバックアップ要求処理部は、バックアップ完了時間の予測を行い、上記予測されたバックアップ完了時間を表示すると共に、上記クライアント端末のデータ復元供給処理部は、データ復元完了時間の予測を行い、上記予測されたデータ復元完了時間を表示するように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の運転履歴データ管理システム。
- 上記クライアント端末のデータ復元供給処理部は、上記バックアップ装置から復元される運転データの信頼性を確認した後に、上記運転履歴データ管理装置に送信することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の運転履歴データ管理システム。
- 上記運転履歴データ管理装置のバックアップデータ送信処理部は、バックアップデータを暗号化して送信すると共に、上記運転履歴データ管理装置のデータ復元受信処理部は、上記クライアント端末から復元要求され、送信された運転データを復号化して運転履歴復元エリアデータベースに書込むことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の運転履歴データ管理システム。
- 上記クライアント端末装置は、バックアップデータが保存された光ディスクのラベル情報を含むバックアップの内容についての情報が、バックアップのつど書込まれた端末用データバックアップ/復元管理情報を有し、上記データ復元要求処理部は、上記端末用データバックアップ/復元管理情報を参照して、復元要求するバックアップデータが保存された光ディスクのラベル情報を表示することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の運転履歴データ管理システム。
- プラントの運転データを保存する運転履歴データ管理装置と、この運転履歴データ管理装置にネットワークを介して接続され、上記運転データのバックアップデータを保存するバックアップ装置が接続されたクライアント端末とを備え、
上記運転履歴データ管理装置は、プラントから入力される運転データを保存する運転履歴データベース、上記クライアント端末からの要求に基づき、上記運転履歴データベースからバックアップデータを抽出して上記クライアント端末に送信するバックアップデータ送信処理部、及びクライアント端末からの要求に基づき、上記運転履歴データベースの運転データを抽出編集して上記クライアント端末に送信するデータ検索編集処理部によって構成され、
上記クライアント端末は、上記運転履歴データ管理装置に自身が必要とするバックアップデータの送信を要求し、受信したバックアップデータを上記バックアップ装置に保存するデータパックアップ要求処理部、バックアップデータが保存された光ディスクのラベル情報を含むバックアップの内容についての情報が、バックアップのつど書込まれた端末用データバックアップ/復元管理情報、この端末用データバックアップ/復元管理情報を参照して復元要求するバックアップデータが保存された光ディスクのラベル情報を表示すると共に、上記ラベル情報を有する光ディスクが挿入された上記バックアップ装置からバックアップデータを読み出すデータ復元処理部、及び上記運転履歴データ管理装置にデータ検索要求を行い、上記運転履歴データ管理装置から受信した上記運転データを表示するデータ検索要求編集/データ表示部によって構成され、上記データ検索要求編集/データ表示部は、上記運転履歴データ管理装置から上記運転データが得られないとき、上記データ復元処理部によって上記バックアップ装置からバックアップデータを読み出し、上記読み出されたバックアップデータを表示することを特徴とする運転履歴データ管理システム。 - 上記運転履歴データ管理装置は、バックアップデータを送信したクライアント端末名と上記バックアップの内容についての情報及びデータ復元を行ったクライアント端末名及び上記データ復元の内容についての情報を保存した管理装置用データバックアップ/復元管理情報を有し、上記管理装置用データバックアップ/復元管理情報は、上記クライアント端末によって表示されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の運転履歴データ管理システム。
- 上記運転履歴データ管理装置は、上記運転履歴データベース及び運転履歴復元エリアデータベースに、上記クライアント端末から要求された運転データがない場合には、上記管理装置用データバックアップ/復元管理情報を参照して、上記運転データのバックアップデータを保存しているクライアント端末に上記バックアップデータの送信要求を行うことを特徴とする請求項8記載の運転履歴データ管理システム。
- 上記クライアント端末のデータバックアップ要求処理部には、利用者によってバックアップスケジュールが入力されるバックアップスケジュール入力処理部を設け、上記運転履歴データ管理装置のバックアップデータ送信処理部には、上記バックアップスケジュールにしたがってバックアップデータを運転履歴データベースから抽出処理するバックアップスケジュール起動処理部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の運転履歴データ管理システム。
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JP2007087117A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Kurita Water Ind Ltd | データ収集装置 |
JP2007257209A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Fujitsu Ltd | ログデータ圧縮プログラム及び方法 |
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-
2002
- 2002-12-05 JP JP2002353245A patent/JP2004185460A/ja active Pending
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