JP2007086904A - 加速度軌跡生成装置 - Google Patents

加速度軌跡生成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007086904A
JP2007086904A JP2005272367A JP2005272367A JP2007086904A JP 2007086904 A JP2007086904 A JP 2007086904A JP 2005272367 A JP2005272367 A JP 2005272367A JP 2005272367 A JP2005272367 A JP 2005272367A JP 2007086904 A JP2007086904 A JP 2007086904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
region
trajectory
speed
constant speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005272367A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Akiyama
茂樹 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2005272367A priority Critical patent/JP2007086904A/ja
Priority to US11/523,625 priority patent/US7462998B2/en
Publication of JP2007086904A publication Critical patent/JP2007086904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/416Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by control of velocity, acceleration or deceleration
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/43Speed, acceleration, deceleration control ADC
    • G05B2219/43051Translate generic motion description into acceleration profiles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

【課題】 制御対象の目標速度や目標位置を高精度に制御することができると共に、駆動源の駆動エネルギーを高効率に利用することができる加速度軌跡生成装置を提供すること。
【解決手段】 変速領域に対応する加速度軌跡は変速領域の遷移時間に基づいて曲線状に生成されるので、ジャークの変化率が抑制され、制御対象の目標速度や目標位置が高精度に制御される。また、加速度軌跡とモータのトルク軌跡との間に生ずる差が減少し、モータのエネルギーが高効率に利用される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、制御対象の目標速度や目標位置を高精度に制御することができると共に、駆動源の駆動エネルギーを高効率に利用することができる加速度軌跡生成装置に関する。
従来より、制御対象の目標速度や目標位置を制御する制御方法としてバンバン制御が知られている。バンバン制御は、入力を矩形波的に不連続に変化させて制御する方法である。図12は、バンバン制御を利用して制御対象の目標速度軌跡を生成する方法を説明するための図であり、図12(a)は時間経過に伴う加速度の変化を表す加速度軌跡を示し、図12(b)は図12(a)に示す加速度軌跡に基づいて生成される時間経過に伴う速度の変化を表す目標速度軌跡を示し、図12(c)は各種パラメータが記憶されたテーブルを示している。
図12(c)に示すテーブルには、加速領域の遷移時間を示すT1(=100msec)と、定速領域の遷移時間を示すT2(=100msec)と、減速領域の遷移時間を示すT3(=100msec)と、定速領域における定速度を示すV(=15inch/sec)とが記憶されている。
バンバン制御では、図12(b)に示す目標速度軌跡を生成するために、図12(c)に示すテーブルに記憶されている各種パラメータを利用して、図12(a)に示す矩形波によって形成される加速度軌跡が生成される。図12(b)に示す目標速度軌跡は、図12(a)に示す加速度軌跡を積分することで生成される。尚、時間経過に伴う制御対象の位置の変化を示す目標位置軌跡は、図12(b)に示す目標速度軌跡を更に積分することで生成される。
また、次の特許文献1には、制御対象の目標速度を制御する制御方法として、制御対象を駆動する駆動源としてのモータのトルクに着目し、加速領域における目標速度軌跡が、加速開始時から直線状に上昇する等加速度部分と、定速領域に至る前に指数関数的に上昇する指数加速度部分とを組み合わせた軌跡となるように生成する技術が開示されている。
特開平11−353029号公報(第15段落、図3)
しかしながら、上述したバンバン制御によって制御対象の目標速度や目標位置を制御すると、加速度の時間変化(以下、「ジャーク」と称す)の変化率が大きくなり、制御対象に振動が発生し、制御対象の目標速度や目標位置を高精度に制御することができないという問題点があった。
また、制御対象を駆動する駆動源としてのモータのトルクは、理論的には、加速度に比例するものの、実際には、モータへの電流供給が遮断された後でも、モータは慣性によって回転するので、横軸にモータの回転速度、縦軸にトルクを取った場合、モータのトルク軌跡は、モータに電流が供給されると上昇し、その後、一定のトルクを維持し、電流の供給が遮断されると指数関数的に減少してゼロとなる軌跡を辿る。即ち、バンバン制御によって生成される矩形波的な加速度軌跡とモータのトルク軌跡との間には差が生じ、その差がロスとなり、モータのエネルギーを高効率に利用することができないという問題点があった。
また、上述した特許文献1に記載された技術を利用すれば、上述したバンバン制御によって制御する場合に比べ、モータのエネルギーを効率的に利用することができるものの、上述した特許文献1に記載された技術では、加速領域の開始時において、加速度軌跡はステップ状に生成されるので、モータのピーク電流値が上がり、ドライバへの負担が大きくなるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、制御対象の目標速度や目標位置を高精度に制御することができると共に、駆動源の駆動エネルギーを高効率に利用することができる加速度軌跡生成装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために請求項1記載の加速度軌跡生成装置は、制御対象の時間経過に伴う目標速度の変化を示す目標速度軌跡または制御対象の時間経過に伴う目標位置の変化を示す目標位置軌跡を生成するために時間経過に伴う加速度の変化を示す加速度軌跡を生成するものであって、前記目標速度軌跡が時間経過に伴って変化する変速領域の遷移時間を記憶する第1記憶手段と、その第1記憶手段に記憶されている前記変速領域の遷移時間に基づいて、前記変速領域に対応する前記加速度軌跡を曲線状に生成する加速度軌跡生成手段とを備えている。
請求項2記載の加速度軌跡生成装置は、請求項1記載の加速度軌跡生成装置において、前記加速度軌跡生成手段は、前記変速領域に対応する前記加速度軌跡を正弦波で生成する。
請求項3記載の加速度軌跡生成装置は、請求項1又は2に記載の加速度軌跡生成装置において、前記加速度軌跡生成手段は、前記変速領域に対応する前記加速度軌跡を半周期πの正弦波で生成する。
請求項4に記載の加速度軌跡生成装置は、請求項1から3のいずれかに記載の加速度軌跡生成装置において、前記変速領域に挟まれ前記目標速度軌道が略一定速度で推移する定速領域の遷移時間を記憶する第2記憶手段を備え、前記加速度軌跡生成手段は、前記第2記憶手段に記憶されている定速領域の遷移時間に基づいて、前記定速領域に対応する前記加速度軌跡の出力をゼロに設定する。
請求項5記載の加速度軌跡生成装置は、請求項4に記載の加速度軌跡生成装置において、前記定速領域の速度を記憶する第3記憶手段を備え、前記加速度軌跡生成手段は、前記変速領域に対応する加速度軌跡を前記変速領域の遷移時間で定積分して算出される速度と、前記変速領域の後ろに連続する前記第3記憶手段に記憶されている前記定速領域の速度とが、一致するように前記変速領域に対応する前記加速度軌跡を生成する。
請求項6記載の加速度軌跡生成装置は、請求項5に記載の加速度軌跡生成装置において、前記加速度軌跡生成手段は、aを加速度、Veを各変速領域の終速度または各定速領域の終速度、Vsを各変速領域の初速度または各定速領域の初速度、Tiを各変速領域の遷移時間または各定速領域の遷移時間、tを時間、とした場合、
(1)a=(π(Ve−Vs)/2Ti)・sin((π/Ti)・t)
上記の(1)式に基づいて前記加速度軌跡を生成する。
請求項1記載の加速度軌跡生成装置によれば、変速領域に対応する加速度軌跡は変速領域の遷移時間に基づいて曲線状に生成されるので、従来のバンバン制御によって目標速度軌跡や目標位置軌跡を生成する場合に比べ、ジャークの変化率が抑制されるので、制御対象の目標速度や目標位置を高精度に制御することができる。また、加速度軌跡とモータのトルク軌跡との間に生ずる差が減少するので、モータのエネルギーを高効率に利用することができる。更に、加速領域の開始時における、モータのピーク電流値が上昇するのが抑制されるので、ドライバへの負担が大きくなるのを抑制することができるという効果がある。
請求項2記載の加速度軌跡生成装置によれば、請求項1に記載の加速度軌跡生成装置の奏する効果に加え、変速領域に対応する加速度軌跡は正弦波で生成されるので、例えば、この加速度軌跡を余弦波で生成することも可能であるが加速度軌跡を余弦波で生成する場合に比べて、簡単な演算処理で曲線状の加速度軌跡を生成することができるという効果がある。
請求項3記載の加速度軌跡生成装置によれば、請求項1又は2に記載の加速度軌跡生成装置の奏する効果に加え、変速領域に対応する加速度軌跡は半周期πの正弦波で生成されるので、一層、簡単な演算処理で曲線状の加速度軌跡を生成することができるという効果がある。
請求項4記載の加速度軌跡生成装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の加速度軌跡生成装置の奏する効果に加え、定速領域に対応する加速度軌跡の出力は、定速領域の遷移時間に基づいてゼロに設定されるので、一連の加速度軌跡の中で定速領域を設定することができる。よって、制御対象の移動距離が長い場合にも対応することができるという効果がある。
請求項5記載の加速度軌跡生成装置によれば、請求項4に記載の加速度軌跡生成装置の奏する効果に加え、変速領域に対応する加速度軌跡は、変速領域の遷移時間で定積分して算出される速度と、変速領域の後ろに連続する定速領域の速度とが一致するように生成されるので、変速領域から定速領域への移行を円滑にすることができるという効果がある。
請求項6記載の加速度軌跡生成装置によれば、請求項5に記載の加速度軌跡生成装置の奏する効果に加え、加速度軌跡は、aを加速度、Veを各変速領域の終速度または各定速領域の終速度、Vsを各変速領域の初速度または各定速領域の初速度、Tiを各変速領域の遷移時間または各定速領域の遷移時間、tを時間、とした場合、a=(π(Ve−Vs)/2Ti)・sin((π/Ti)・t)という式に基づいてを生成されるので、簡単な演算式で加速度軌跡が生成され、演算処理に要する負担を軽減することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の加速度軌跡生成装置1を搭載したサーボ系機構2を示す機能的なブロック図である。サーボ系機構2は、加速度軌跡生成装置1と、2つの積分器3,4と、位置制御回路5と、ドライバ回路6と、制御対象装置7とを備えている。
加速度軌跡生成装置1は、制御対象7bの目標位置軌跡を生成するための加速度軌跡を生成する装置であり、パラメータ設定部1aと、加速度軌跡演算部1bとを備えている。パラメータ設定部1aには、加速度軌跡を生成するための各種パラメータとして、加速領域、定速領域、減速領域の各領域の遷移時間Tiと、定速領域における定速度Viとが記憶されている。加速度軌跡演算部1bは、パラメータ設定部1aに記憶されている各種パラメータに従って加速度軌跡(a=f(Ti,Vi,N))を生成する。尚、この生成される加速度軌跡(a=f(Ti,Vi,N))については後述する。
積分器3は、加速度軌跡生成装置1によって生成される加速度軌跡を積分して、目標速度軌跡を生成するものであり、積分器4は、積分器3によって生成される目標速度軌跡を積分して目標位置軌跡を生成するものである。
位置制御回路5は、積分器4によって生成される目標位置軌跡と、後述するエンコーダシステム7cによって検出される制御対象7bの位置軌跡との差分をとり、目標位置軌跡と制御対象7bの位置軌跡との誤差を相殺することで、制御対象7bを目標位置軌跡に沿って移動させる回路である。
制御対象装置7は、モータ7aと、制御対象7bと、エンコーダシステム7cとを備えている。モータ7aは、制御対象7bを駆動する駆動源である。制御対象7bは、モータ7aによって駆動される制御対象である。エンコーダシステム7cは、モータ7aの回転を検出し、制御対象7bの位置検出パルスを位置制御回路5に出力するものである。
このように構成されるサーボ系機構2によれば、加速度軌跡生成装置1によって生成される加速度軌跡に従って、目標速度軌跡、目標位置軌跡が生成され、その目標位置軌跡に従ってフィードバック制御されるので、制御対象7bが目標位置軌跡に沿うように制御することができる。
図2は、本発明の加速度軌跡生成装置を搭載したインクジェット記録装置10の電気的構成を示すブロック図である。インクジェット記録装置10は、記録媒体に対してインクを吐出するヘッド11と、そのヘッド11を搭載して主走査方向に往復移動可能なキャリッジとを備えており、キャリッジが後述する加速度軌跡生成プログラム33aによって位置制御されている。
インクジェット記録装置10は、本体に搭載されている本体側制御基板12と、キャリッジに搭載されているキャリッジ基板13とを備えている。本体側制御基板30には、主に、1チップ構成のマイクロコンピュータ(CPU)32と、ROM33と、RAM34と、EEPROM31と、イメージメモリ37と、ゲートアレイ(G/A)36とが搭載されている。
CPU32は、ROM33に予め記憶された制御プログラムに従い、印刷処理を実行したり、タイミング信号およびリセット信号を生成し、各信号をG/A36へ転送するものである。また、CPU32には、発信器35、CRモータ駆動回路39、LFモータ駆動回路41、第1積分器42、第2積分器43、位置制御回路44などが接続されており、各デバイスの動作はCPU32により制御されている。
発信器35は一定周期のクロック信号を出力するものである。CRモータ駆動回路39は、キャリッジを往復移動させるキャリッジモータ(CRモータ)16を駆動する回路である。キャリッジモータ16には、キャリッジモータ16の回転を検出するCR用エンコーダ17が接続されており、CR用エンコーダ17の検出信号はCPU32に帰還されている。LFモータ駆動回路41は、記録媒体を搬送する搬送モータ(LFモータ)40を駆動する回路である。LFモータ40には、LFモータ40の回転を検出するLF用エンコーダ18が接続されており、LF用エンコーダ18の検出信号はCPU32に帰還されている。
第1積分器42は、後述する加速度軌跡生成プログラム33aにより生成される加速度軌跡を積分することで目標速度軌跡を生成するものである。第2積分器43は、第1積分器42によって生成される目標速度軌跡を積分することで目標位置軌跡を生成するものである。位置制御回路44は、第2積分器43によって生成される目標位置軌跡と、CR用エンコーダ17によって検出されるキャリッジの位置軌跡との差分をとり、目標位置軌跡とキャリッジの位置軌跡との誤差を相殺することで、キャリッジを目標位置軌跡に沿って移動させるための回路である。
ROM33には、加速度軌跡生成プログラム33aが格納されている。加速度軌跡生成プログラム33aは、キャリッジの加速度軌跡を生成するためのプログラムであり、図9および図10に示す加速度軌跡生成処理は、この加速度軌跡生成プログラム33aに従って実行される。
EEPROM31には、パラメータメモリ31aが割り当てられている。パラメータメモリ31aには、加速度軌跡を生成するために必要なパラメータとして、加速領域、定速領域、中間過渡領域、減速領域の各領域の遷移時間Tiと、定速領域における定速度Viとが記憶されている。加速度軌跡生成プログラム33aは、このパラメータメモリ31aに記憶されているパラメータに基づいて加速度軌跡を生成する。
G/A36は、CPU32から転送されるタイミング信号と、イメージメモリ37に記憶されている画像データとに基づいて、その画像データを記録媒体に記録するための記録データ(駆動信号)と、その記録データと同期する転送クロックと、ラッチ信号と、基本駆動波形信号を生成するためのパラメータ信号と、一定周期で出力される吐出タイミング信号とを出力し、それら各信号を、ヘッドドライバが実装されたキャリッジ基板13へ転送する。
また、G/A36は、コンピュータなどの外部機器からセントロ・インターフェース(I/F)44を介して転送されてくる画像データを、イメージメモリ37に記憶させる。そして、G/A36は、コンピュータなどからI/F44を介して転送されてくるセントロ・データに基づいてセントロ・データ受信割込信号を生成し、その信号をCPU32へ転送する。なお、G/A36とキャリッジ基板13との間で通信される各信号は、両者を接続するハーネスケーブルを介して転送される。また、CPU32と、ROM33、RAM34、EEPROM31及びG/A36とは、バスライン45を介して接続されている。
キャリッジ基板13は、実装されたヘッドドライバ(駆動回路)によってヘッド11を駆動するための基板である。ヘッド11とヘッドドライバとは、厚さ50〜150μmのポリイミドフィルムに銅箔配線パターンを形成したフレキシブル配線板19により接続されている。ヘッドドライバは、本体側制御基板12に実装されたG/A36を介して制御され、記録モードに合った波形の駆動パルスを圧電アクチュエータに印加するものである。これにより、インクがヘッド11に穿設されているノズルから記録媒体に向けて吐出される。
次に、図3を参照して上述した加速度軌跡生成プログラム33aによって生成される加速度軌跡について説明する。図3(a)は、時間経過に伴う加速度の変化を表す加速度軌跡を示し、図3(b)は、図3(a)に示す加速度軌跡に基づいて生成される時間経過に伴う目標速度の変化を表す目標速度軌跡を示し、図3(c)は、図3(b)に示す目標速度軌跡に基づいて生成される時間経過に伴う目標位置の変化を表す目標位置軌跡を示し、図3(d)は、図3(a)に示す加速度軌跡を生成するためにパラメータメモリ31aに記憶されているテーブルを示している。
図3(d)に示すテーブルには、加速領域の遷移時間T1として50msec、第1定速領域の遷移時間T2として100msec、中間過渡領域の遷移時間T3として50msec、第2定速領域の遷移時間T4として100msec、減速領域の遷移時間T5としての100msec、第1定速領域の第1定速度V1として3inch/sec、第2定速領域の第2定速度V2として8inch/secが記憶されている。
この場合、図3(a)に示す加速度軌跡は、加速度軌跡生成プログラム33aによって図3(d)に示すテーブルに記憶されている各パラメータを利用して生成され、図3(b)に示す目標速度軌跡は、第1積分器42によって図3(a)に示す加速度軌跡を積分することで生成され、図3(c)に示す目標位置軌跡は、第2積分器43によって図3(b)に示す目標速度軌跡を積分することで生成される。
図3(a)に示すように加速度軌跡は、加速領域の遷移時間T1の間でゼロからスタートし上方に凸の曲線状に変化し再びゼロに至り、第1定速領域の遷移時間T2の間でゼロのまま推移し、中間過渡領域の遷移時間T3の間でゼロからスタートし上方に凸の曲線状に変化し再びゼロに至り、第2定速領域の遷移時間T4の間でゼロのまま推移し、減速領域の遷移時間T5の間でゼロからスタートし下方に凸の曲線状に変化し再びゼロに至るような軌跡に生成される。
具体的には、図3(a)に示す加速度軌跡は、aを加速度、Veを加速領域、中間過渡領域、減速領域、各定速領域の終速度、Vsを加速領域、中間過渡領域、減速領域、各定速領域の初速度、Tiを加速領域、中間過渡領域、減速領域、各定速領域の遷移時間、tを時間とした場合、次の(1)式に基づいて生成される。
(1)a=(π(Ve−Vs)/2Ti)・sin((π/Ti)・t)
ここで、(1)式の導入過程について略述する。
まず、基準となる加速度軌跡aを、次の(2)式として設定する。尚、Aは振幅、wは角速度、tは時間を示している。
(2)a=Asin(ωt)
この場合、目標速度軌跡vは、(2)式を積分することで次の(3)式で表される。
(3)v=A/ω(1−cos(ωt))
また、目標位置軌道pは、(3)式を積分することで次の(4)式で表される。
(4)p=A/ω(ωt−sin(ωt))
今、加速領域だけに着目し、加速領域を半周期πの正弦波で実現するには、周期2T1の正弦波となるため角速度ωは、次の(5)式で表される。
(5)ω=2πf=2π/2T1=π/T1
ここで、第1定速領域における第1定速度V1と(5)式とを(3)式に代入することで次の(6)式を得る。
(6)V1=A/ω(1−cos(ωt))
=T1A/π(1−cos(πT1/T1)
=2T1A/π
また、(6)式を変形することで、次の(7)式を得る。
(7)A=πV1/2T1
そして、(7)式を(2)式に代入することで、加速領域における加速度軌跡は次の(8)式で表されることになる。
(8)a=(πV1/2T1)sin((π/T1)・t)
同様に過渡領域、減速領域についても加速度軌跡を示す式を導入できるので、加速度軌跡に関する一般式は(1)式として表される。
即ち、図4(a)に示す加速度軌跡は、加速領域においてa=30πsin20πt、第1定速領域においてa=0、過渡領域においてa=50πsin20πt、第2定速領域においてa=0、減速領域においてa=−40πsin10πtとして生成される。
このように生成される加速度軌跡は、変速領域(加速領域、中間過渡領域、減速領域)において、なだらかに上昇、下降するので、変速領域の開始時における、モータのピーク電流値が上昇するのが抑制され、ドライバへの負担が大きくなるのを抑制することができる。また、変速領域において、半周期πの正弦波で生成されるので、例えば、この加速度軌跡を余弦波で生成することも可能であるが加速度軌跡を余弦波で生成する場合に比べて、簡単な演算処理で曲線状の加速度軌跡を生成することができる。また、定速領域における加速度軌跡の出力は、定速領域の遷移時間に基づいてゼロに設定されるので、一連の加速度軌跡の中で1以上の定速領域を設定することができ、制御対象の移動距離が長い場合にも対応することができる。更に、変速領域と定速領域とが連続した軌跡として生成されるので、変速領域から定速領域への移行を円滑にすることができる。
次に、図4乃至図8を参照して、図3を参照して説明した加速度軌跡とは異なる加速度軌跡が生成される場合について説明する。尚、図4乃至図8の各々に示す(a)乃至(d)は、図3の(a)乃至(d)に相当する図であるため、各図の説明は省略する。
まず、図4において、図4(d)に示すテーブルには、加速領域の遷移時間T1として100msec、第1定速領域の遷移時間T2として100msec、中間過渡領域の遷移時間T3として50msec、第2定速領域の遷移時間T4として100msec、減速領域の遷移時間T5として50msec、第1定速領域の第1定速度V1として8inch/sec、第2定速領域の第2定速度V2として3inch/secが記憶されている。
かかる場合、図4(a)に示す加速度軌跡は、加速領域においてa=40πsin10πt、第1定速領域においてa=0、過渡領域においてa=−50πsin20πt、第2定速領域においてa=0、減速領域においてa=−30πsin20πtとして生成される。
次に、図5において、図5(d)に示すテーブルには、加速領域の遷移時間T1として200msec、第1定速領域の遷移時間T2として0msec、中間過渡領域の遷移時間T3として0msec、第2定速領域の遷移時間T4として0msec、減速領域の遷移時間T5として200msec、第1定速領域の第1定速度V1として15inch/sec、第2定速領域の第2定速度V2として0inch/secが記憶されている。かかる場合、図5(a)に示す加速度軌跡は、加速領域においてa=75/2πsin5πt、減速領域においてa=−75/2πsin5πtとして生成される。
次に、図6において、図6(d)に示すテーブルには、加速領域の遷移時間T1として100msec、第1定速領域の遷移時間T2として0msec、中間過渡領域の遷移時間T3として0msec、第2定速領域の遷移時間T4として0msec、減速領域の遷移時間T5として300msec、第1定速領域の第1定速度V1として15inch/sec、第2定速領域の第2定速度V2として0inch/secが記憶されている。
かかる場合、図6(a)に示す加速度軌跡は、加速領域においてa=75πsin10πt、減速領域においてa=−25πsin10/3πtとして生成される。
次に、図7において、図7(d)に示すテーブルには、加速領域の遷移時間T1として100msec、第1定速領域の遷移時間T2として200msec、中間過渡領域の遷移時間T3として0msec、第2定速領域の遷移時間T4として0msec、減速領域の遷移時間T5として100msec、第1定速領域の第1定速度V1として8inch/sec、第2定速領域の第2定速度V2として0inch/secが記憶されている。かかる場合、図7(a)に示す加速度軌跡は、加速領域においてa=40πsin10πt、第1定速領域においてa=0、減速領域においてa=−40πsin10πtとして生成される。
次に、図8において、図8(d)に示すテーブルには、加速領域の遷移時間T1として50msec、第1定速領域の遷移時間T2として50msec、第1中間過渡領域の遷移時間T3として100msec、第2定速領域の遷移時間T4として50msec、第2中間過渡領域の遷移時間T5として50msec、第3定速領域の遷移時間T6として50msec、減速領域の遷移時間T7として50msec、第1定速領域の第1定速度V1として3inch/sec、第2定速領域の第2定速度V2として10inch/sec、第3定速領域の第3定速度V3として5inch/secが記憶されている。
かかる場合、図8(a)に示す加速度軌跡は、加速領域においてa=30πsin20πt、第1定速領域においてa=0、第1中間過渡領域においてa=35πsin10πt、第2定速領域においてa=0、第2中間過渡領域においてa=−50πsin20πt、第3定速領域においてa=0、減速領域においてa=−50πsin20πtとして生成される。
次に、図9のフローチャートを参照して、上述した加速度軌跡生成プログラム33aに従って実行される加速度軌跡生成処理の概略について説明する。図9は、加速度軌跡生成処理を示すフローチャートである。
加速度軌跡生成処理では、まず、パラメータを初期設定する(S901)。次に、加速領域における加速度軌跡を生成する(S902)。次に、定速領域における加速度軌跡を生成する(S903)。そして、全定速領域について加速度軌跡を生成したか否か判断し(S904)、終了していない場合には(S904:No)、過渡領域における加速度軌跡を生成し(S905)、S903からの処理を繰り返す。一方、S904の処理において、全定速領域について加速度軌跡が生成された場合には(S904:Yes)、減速領域における加速度軌跡を生成し(S906)、本処理を終了する。
次に、図10のフローチャートを参照して、上述した加速度軌跡生成プログラム33aに従って実行される加速度軌跡生成処理をより具体的に説明する。図10は、加速度軌跡生成処理を示すフローチャートである。
尚、本フローチャートは、パラメータとして、加速領域の遷移時間T1、第1定速領域の遷移時間T2、中間過渡領域の遷移時間T3、第2定速領域の遷移時間T4、減速領域の遷移時間T5、第1定速領域の第1定速度V1、第2定速領域の第2定速度V2が与えられ、減速領域の終速度がゼロとされている場合について説明する。
加速度軌跡生成処理では、まず、S1001からS1003の処理において加速領域における加速度軌跡を生成する。具体的には、加速領域における遷移時間T1の間で加速度aをカウンタNi個だけ算出し、加速領域における加速度軌跡を生成する。
まず、カウンタ値Niを設定する。カウンタ値NiはTi/Tsにより設定される。Tiは加速領域、中間過渡領域、減速領域、定速領域の各遷移時間を示し、Tsはサンプリング周期を示している。よって、Ni=Ti/Tsにより各遷移時間Ti内におけるサンプリング回数が設定される。従って、上述した加速度軌跡の一般式a=(π(Ve−Vs)/2Ti)・sin((π/Ti)・t)は、Ve−Vs=Vとすれば、a=f(N,Ti,V)と表現され、この式にカウンタNとしての初期値(=0)、Tiとして加速領域における遷移時間T1、Vとして0−V1(=V1)を代入する(S1001)。次に、カウンタNに「1」を加算し、加速度aを算出する(S1002)。その後、カウンタNがN1になるまでS1002の処理を繰り返すことで(S1003:No)、加速領域における加速度軌跡が生成される。
次に、カウンタNがN1になった場合(S1003:Yes)、S1004からS1007の処理において第1定速領域における加速度軌跡を生成する。具体的には、第1定速領域の遷移時間T2がゼロか否かを判断する(S1004)。その結果、第1定速領域の遷移時間T2がゼロでなければ(S1004:No)、定速領域が存在することを意味するので、カウンタNに「1」を加算し、加速度aをゼロに設定する(S1005)。その後、カウンタNがN1+N2になるまでS1005の処理を繰り返すことで(S1006:No)、第1定速領域における加速度軌跡が生成される。
次に、S1007からS1011の処理において中間過渡領域における加速度軌跡を生成する。まず、カウンタN(=N1+N2)をオフセットする(S1007)。カウンタNをオフセットすることで次の位相開始位置がゼロに調節される。よって、加速度軌跡を連続的に生成することができる。そして、中間過渡領域の遷移時間T3がゼロか否かを判断する(S1008)。その結果、中間過渡領域の遷移時間T3がゼロでなければ(S1008:No)、中間過渡領域が存在することを意味するので、中間過渡領域の後ろに続く第2定速領域の第2定速度V2から中間過渡領域の前に続く第1定速領域の第1定速度V1を減算する(S1009)。そして、カウンタNに「1」を加算し、加速度aを算出する(S1010)。その後、カウンタNがN1+N2+N3になるまでS1010の処理を繰り返すことで(S1011:No)、中間過渡領域における加速度軌跡が生成される。
次に、S1012からS1014の処理において第2定速領域における加速度軌跡を生成する。具体的には、第2定速領域の遷移時間T4がゼロか否かを判断する(S1012)。その結果、第2定速領域の遷移時間T4がゼロでなければ(S1012:No)、第2定速領域が存在することを意味するので、カウンタNに「1」を加算し、加速度aをゼロに設定する(S1013)。その後、カウンタNがN1+N2+N3+N4になるまでS1013の処理を繰り返すことで(S1014:No)、第2定速領域における加速度軌跡が生成される。
次に、S1015からS1018の処理において減速領域における加速度軌跡を生成する。具体的には、まず、カウンタN(=N1+N2+N3+N4)をオフセットする(S1015)。そして、減速領域の後ろに続く終速度ゼロから減速領域の前に続く第2定領域の第2定速度V2を減算する(S1016)。そして、カウンタNに「1」を加算し、加速度aを算出する(S1017)。その後、カウンタNがN1+N2+N3+N4+N5(=ΣNi)になるまでS1017の処理を繰り返すことで(S1018:No)、減速領域における加速度軌跡が生成される。そして、最後に加速度aをゼロに設定し(S1019)、本処理を終了する。ここまでの処理によって図3または図4で説明したような軌跡の加速度軌跡が生成される。
一方、S1004の処理において、第1定速領域の遷移時間T2がゼロである場合(S1004:Yes)、第1定速領域は存在しないことを意味するので、カウンタN(=N1)をオフセットし(S1020)、加速領域の後ろに続く終速度ゼロから第1定速度V1を減算し(S1021)、S1017の処理に移行し、減速領域における加速度軌跡が生成される。これらの処理によって図5または図6で説明したような軌跡の加速度軌跡が生成される。
また、S1008の処理において、中間過渡領域の遷移時間T3がゼロである(S1008:Yes)、中間過渡領域が存在しないことを意味するので、カウンタN(=N1+N2+N3)をオフセットし(S1022)、S1021、S1017の処理に移行し、減速領域における加速度軌跡が生成される。これらの処理によって図7で説明したような軌跡の加速度軌跡が生成される。
また、S1012の処理において、第2定速領域の遷移時間T4がゼロである場合(S1012:Yes)、第2定速領域が存在しないことを意味するので、カウンタN(=N1+N2+N3)をオフセットし(S1023)、S1016、S1017の処理に移行し、減速領域における加速度軌跡が生成される。
尚、図10に示すフローチャートでは、例えば、図8で説明した加速度軌跡は生成できないものの、図8で説明した加速度軌跡は、S1015の後に再び、S1008からのステップを繰り返すことで生成することができる。
次に、図11を参照して、本実施例のように加速度軌跡を生成した場合の効果について説明する。図11(a)は、単純矩形波で形成される加速度軌跡を示し、図11(b)は、パラメータを記憶したテーブルを示し、図11(c)は、図11(a)に示す単純矩形波で形成される加速度軌跡のジャーク(図中一点鎖線参照)と、図11(b)に示すテーブルを利用して本発明の加速度生成装置によって生成される加速度軌跡(a=(π(Ve−Vs)/2Ti)・sin((π/Ti)・t)のジャーク(図中実線参照)とを重ね合わせた図である。
このように、図11(b)に示すテーブルが与えられることで、従来のバンバン制御のように加速度軌跡を単純矩形波で形成することも可能である。しかし、図11(c)に示すように、単純矩形波で形成される加速度軌跡のジャーク(図中一点鎖線参照)と、本発明の加速度生成装置によって生成される加速度軌跡のジャーク(図中実線参照)とでは、単純矩形波で形成される加速度軌跡のジャークの方が、変化率が大きくなり、制御対象に振動が発生し、制御対象の目標速度や目標位置を高精度に制御することができない。
一方、本発明の加速度生成装置によって生成される加速度軌跡のジャークの変化率は低いので、制御対象の目標速度や目標位置を高精度に制御することができる。また、加速度軌跡とモータのトルク軌跡との間に生ずる差が減少するので、モータのエネルギーを高効率に利用することができる。
本発明の加速度軌跡生成装置を搭載したサーボ系機構2を示す機能的なブロック図である。 本発明の加速度軌跡生成装置を搭載したインクジェット記録装置の電気的構成を示すブロック図である。 加速度軌跡生成プログラムによって生成される加速度軌跡を説明するための図である。 加速度軌跡生成プログラムによって生成される加速度軌跡を説明するための図である。 加速度軌跡生成プログラムによって生成される加速度軌跡を説明するための図である。 加速度軌跡生成プログラムによって生成される加速度軌跡を説明するための図である。 加速度軌跡生成プログラムによって生成される加速度軌跡を説明するための図である。 加速度軌跡生成プログラムによって生成される加速度軌跡を説明するための図である。 加速度軌跡生成処理を示すフローチャートである。 加速度軌跡生成処理を示すフローチャートである。 本発明の効果について説明するための図である。 バンバン制御を利用して制御対象の目標速度軌跡を生成する方法を説明するための図である。
符号の説明
1 加速度軌跡生成装置
33a 加速度軌跡生成プログラム(加速度軌跡生成手段)
31b パラメータメモリ(第1,第2,第3記憶手段)

Claims (6)

  1. 制御対象の時間経過に伴う目標速度の変化を示す目標速度軌跡または制御対象の時間経過に伴う目標位置の変化を示す目標位置軌跡を生成するために時間経過に伴う加速度の変化を示す加速度軌跡を生成する加速度軌跡生成装置において、
    前記目標速度軌跡が時間経過に伴って変化する変速領域の遷移時間を記憶する第1記憶手段と、
    その第1記憶手段に記憶されている前記変速領域の遷移時間に基づいて、前記変速領域に対応する前記加速度軌跡を曲線状に生成する加速度軌跡生成手段とを備えていることを特徴とする加速度軌跡生成装置。
  2. 前記加速度軌跡生成手段は、前記変速領域に対応する前記加速度軌跡を正弦波で生成することを特徴とする請求項1に記載の加速度軌跡生成装置。
  3. 前記加速度軌跡生成手段は、前記変速領域に対応する前記加速度軌跡を半周期πの正弦波で生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の加速度軌跡生成装置。
  4. 前記変速領域に挟まれ前記目標速度軌道が略一定速度で推移する定速領域の遷移時間を記憶する第2記憶手段を備え、
    前記加速度軌跡生成手段は、前記第2記憶手段に記憶されている定速領域の遷移時間に基づいて、前記定速領域に対応する前記加速度軌跡の出力をゼロに設定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の加速度軌跡生成装置。
  5. 前記定速領域の速度を記憶する第3記憶手段を備え、
    前記加速度軌跡生成手段は、前記変速領域に対応する加速度軌跡を前記変速領域の遷移時間で定積分して算出される速度と、前記変速領域の後ろに連続する前記第3記憶手段に記憶されている前記定速領域の速度とが、一致するように前記変速領域に対応する前記加速度軌跡を生成することを特徴とする請求項4に記載の加速度軌跡生成装置。
  6. 前記加速度軌跡生成手段は、aを加速度、Veを各変速領域の終速度または各定速領域の終速度、Vsを各変速領域の初速度または各定速領域の初速度、Tiを各変速領域の遷移時間または各定速領域の遷移時間、tを時間、とした場合、
    (1)a=(π(Ve−Vs)/2Ti)・sin((π/Ti)・t)
    上記の(1)式に基づいて前記加速度軌跡を生成することを特徴とする請求項5に記載の加速度軌跡生成装置。
JP2005272367A 2005-09-20 2005-09-20 加速度軌跡生成装置 Pending JP2007086904A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005272367A JP2007086904A (ja) 2005-09-20 2005-09-20 加速度軌跡生成装置
US11/523,625 US7462998B2 (en) 2005-09-20 2006-09-20 Apparatus and method for generating acceleration profile for controlling object using optimized waveform shaping

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005272367A JP2007086904A (ja) 2005-09-20 2005-09-20 加速度軌跡生成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007086904A true JP2007086904A (ja) 2007-04-05

Family

ID=37901255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005272367A Pending JP2007086904A (ja) 2005-09-20 2005-09-20 加速度軌跡生成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7462998B2 (ja)
JP (1) JP2007086904A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012215947A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Brother Ind Ltd モータ制御装置及び画像形成装置
CN102999012A (zh) * 2011-09-16 2013-03-27 兄弟工业株式会社 电机控制装置以及图像形成设备
US8587236B2 (en) 2010-09-30 2013-11-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Motor control device
US8866432B2 (en) 2011-09-16 2014-10-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Motor control device and image forming apparatus
JP2018060290A (ja) * 2016-10-03 2018-04-12 オムロン株式会社 制御装置、制御装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7479751B2 (en) * 2007-01-29 2009-01-20 Rockwell Automation Technologies, Inc. Elimination of unintended velocity reversals in s-curve velocity profiles
US7919940B2 (en) * 2007-10-21 2011-04-05 Ge Intelligent Platforms, Inc. System and method for jerk limited trajectory planning for a path planner
JP5241919B2 (ja) * 2009-04-28 2013-07-17 三菱電機株式会社 指令生成装置
JP5120435B2 (ja) * 2010-09-30 2013-01-16 ブラザー工業株式会社 モータ制御装置
JP5320420B2 (ja) * 2011-02-18 2013-10-23 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ モータ制御装置およびモータ制御方法
WO2013129294A1 (ja) * 2012-03-01 2013-09-06 三菱電機株式会社 モータ制御装置
US9041337B2 (en) * 2012-05-18 2015-05-26 Linestream Technologies Motion profile generator
TW201426231A (zh) * 2012-12-24 2014-07-01 Metal Ind Res & Dev Ct 加工設備之運動位置檢知裝置及其方法
CN103894885B (zh) * 2012-12-27 2016-11-16 财团法人金属工业研究发展中心 加工设备的运动位置检知装置及其方法
JP6290619B2 (ja) * 2013-12-19 2018-03-07 オークマ株式会社 モータの制御装置
US10061275B2 (en) 2014-07-29 2018-08-28 Linestream Technologies Optimized parameterization of active disturbance rejection control
US10035266B1 (en) 2016-01-18 2018-07-31 X Development Llc Generating robot trajectories using a real time trajectory generator and a path optimizer
CN106843207A (zh) * 2017-01-03 2017-06-13 北京京东尚科信息技术有限公司 穿梭车速度规划控制方法、装置及穿梭车
CA3157767C (en) * 2017-02-20 2024-01-02 Iris Dynamics Ltd. Methods and apparatus for linear electric machine
JP6694404B2 (ja) * 2017-03-17 2020-05-13 ファスフォードテクノロジ株式会社 ダイボンディング装置および半導体装置の製造方法
JP6899099B2 (ja) * 2019-04-22 2021-07-07 株式会社安川電機 機械制御システム、機械制御装置、及び制振指令生成方法
JP7331779B2 (ja) * 2020-05-27 2023-08-23 株式会社安川電機 機械制御システム、波形生成装置、波形生成方法、および波形生成プログラム

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193204A (ja) * 1985-02-20 1986-08-27 Tokico Ltd 工業用ロボツト
JPH01145704A (ja) * 1987-12-01 1989-06-07 Mitsubishi Electric Corp プログラマブルコントローラ用位置決めユニット
JPH01191910A (ja) * 1988-01-27 1989-08-02 Omron Tateisi Electron Co 移動体の加減速制御方法
JPH01251112A (ja) * 1988-03-31 1989-10-06 S G:Kk アブソリュートサーボ制御方式
JPH0517707U (ja) * 1991-08-09 1993-03-05 新明和工業株式会社 空走動作制御信号発生装置
JPH0553631A (ja) * 1991-08-27 1993-03-05 Yokogawa Electric Corp ロボツト制御装置
JPH06114764A (ja) * 1992-10-01 1994-04-26 Mitsubishi Electric Corp ロボットの制御装置
JPH07244517A (ja) * 1994-03-04 1995-09-19 Mitsubishi Electric Corp モーション制御装置
JPH09141581A (ja) * 1995-11-20 1997-06-03 Mitsubishi Electric Corp ロボット制御装置
JPH1195826A (ja) * 1997-09-17 1999-04-09 Honda Motor Co Ltd 加減速パターンの作成方法
JPH11202922A (ja) * 1998-01-19 1999-07-30 Gunze Ltd 運動制御装置
JP2000148251A (ja) * 1998-11-09 2000-05-26 Nissan Motor Co Ltd 位置決め制御装置及び方法
JP2001175334A (ja) * 1999-12-21 2001-06-29 Nsd Kk 負荷の位置制御装置
JP2002236519A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Mitsubishi Electric Corp 位置決め制御方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3673395A (en) * 1971-02-05 1972-06-27 Inductosyn Corp High speed digital tracking system
US3813592A (en) * 1971-08-12 1974-05-28 Honeywell Inf Systems Stepping motor acceleration and deceleration control
US3969615A (en) * 1974-12-20 1976-07-13 The United States Of America As Represented By The United States Energy Research And Development Administration Interpolator for numerically controlled machine tools
US4226546A (en) * 1978-12-06 1980-10-07 Sci Systems, Inc. Printer control system
US4808895A (en) * 1987-11-30 1989-02-28 Toshiba Machine Co., Ltd. Acceleration control apparatus
JP3038972B2 (ja) * 1991-04-03 2000-05-08 ソニー株式会社 加減速パターン生成装置及びパターン生成方法
JPH0538861A (ja) 1991-08-06 1993-02-19 Nec Corp プリンタの印字ヘツド送り制御方法
US5325028A (en) * 1993-03-26 1994-06-28 Storage Technology Corporation System and method for magnetic tape leader block extraction
US5434489A (en) * 1993-07-30 1995-07-18 Fanuc Robotics North America, Inc. Method and system for path planning in cartesian space
JP3538319B2 (ja) 1998-06-04 2004-06-14 オークマ株式会社 サーボモータを用いた位置制御装置
JP2000203115A (ja) 1999-01-11 2000-07-25 Canon Inc 記録装置
JP3658339B2 (ja) * 2001-05-17 2005-06-08 キヤノン株式会社 モータの制御のための方法及び装置
JP3977086B2 (ja) * 2002-01-18 2007-09-19 キヤノン株式会社 ステージシステム
US6873490B2 (en) * 2002-10-10 2005-03-29 Seagate Technology Llc Control object positioning using jerk, current and time optimized control profiles
JP2004166458A (ja) 2002-11-15 2004-06-10 Canon Inc モータの制御方法
US7016019B2 (en) * 2003-12-16 2006-03-21 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
JP2005203567A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Canon Inc 駆動装置、露光装置及びデバイス製造方法
KR100586994B1 (ko) * 2004-09-07 2006-06-08 삼성전자주식회사 로봇제어장치 및 그 제어방법
US20060082922A1 (en) * 2004-10-15 2006-04-20 Teng-Yuan Shih Trajectories-based seek

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193204A (ja) * 1985-02-20 1986-08-27 Tokico Ltd 工業用ロボツト
JPH01145704A (ja) * 1987-12-01 1989-06-07 Mitsubishi Electric Corp プログラマブルコントローラ用位置決めユニット
JPH01191910A (ja) * 1988-01-27 1989-08-02 Omron Tateisi Electron Co 移動体の加減速制御方法
JPH01251112A (ja) * 1988-03-31 1989-10-06 S G:Kk アブソリュートサーボ制御方式
JPH0517707U (ja) * 1991-08-09 1993-03-05 新明和工業株式会社 空走動作制御信号発生装置
JPH0553631A (ja) * 1991-08-27 1993-03-05 Yokogawa Electric Corp ロボツト制御装置
JPH06114764A (ja) * 1992-10-01 1994-04-26 Mitsubishi Electric Corp ロボットの制御装置
JPH07244517A (ja) * 1994-03-04 1995-09-19 Mitsubishi Electric Corp モーション制御装置
JPH09141581A (ja) * 1995-11-20 1997-06-03 Mitsubishi Electric Corp ロボット制御装置
JPH1195826A (ja) * 1997-09-17 1999-04-09 Honda Motor Co Ltd 加減速パターンの作成方法
JPH11202922A (ja) * 1998-01-19 1999-07-30 Gunze Ltd 運動制御装置
JP2000148251A (ja) * 1998-11-09 2000-05-26 Nissan Motor Co Ltd 位置決め制御装置及び方法
JP2001175334A (ja) * 1999-12-21 2001-06-29 Nsd Kk 負荷の位置制御装置
JP2002236519A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Mitsubishi Electric Corp 位置決め制御方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8587236B2 (en) 2010-09-30 2013-11-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Motor control device
JP2012215947A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Brother Ind Ltd モータ制御装置及び画像形成装置
US9323198B2 (en) 2011-03-31 2016-04-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Motor control apparatus and image forming apparatus
CN102999012A (zh) * 2011-09-16 2013-03-27 兄弟工业株式会社 电机控制装置以及图像形成设备
US8833894B2 (en) 2011-09-16 2014-09-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Motor control device and image forming apparatus
US8866432B2 (en) 2011-09-16 2014-10-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Motor control device and image forming apparatus
JP2018060290A (ja) * 2016-10-03 2018-04-12 オムロン株式会社 制御装置、制御装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US7462998B2 (en) 2008-12-09
US20070075670A1 (en) 2007-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007086904A (ja) 加速度軌跡生成装置
CN102457219B (zh) 电机控制装置
JP2006202368A (ja) 振動を抑制したヘッドシーク制御方法、及び回転記録再生装置
JP3866772B2 (ja) リニアモータ制御装置
CN108469849A (zh) 一种随机角振动控制方法
JP2015217538A (ja) 三次元造形装置、三次元造形方法、及びプログラム
CN102207166A (zh) 多模式系统中的残留振动消除方法
JP2003108230A5 (ja)
JP2007052608A (ja) パターンの実機への実装方法
CN107046382B (zh) 一种基于三角函数的迭代速度控制方法
EP0041100B1 (en) Improved acoustical tone generator and printing system using said generator
Koekebakker et al. Piezo printhead control: jetting any drop at any time
JP5459662B2 (ja) 位置決め装置及び位置決め方法
JPH0981600A (ja) 機構設計支援方法およびこの方法を実施する装置
JP3411104B2 (ja) 記録媒体転送装置
JP4762219B2 (ja) メカニカルシステムの制御装置
CN104796042A (zh) 用于运行电气传动系的方法
JP2021045891A (ja) 電子機器及びその制御方法
CN105474533B (zh) 电机控制装置、图像形成装置、电机控制方法和图像形成装置的控制方法
JP6361017B2 (ja) モータ駆動装置の指令生成方法
JP4840987B2 (ja) 電子部品実装関連装置の位置決め制御装置
JP2002078387A (ja) ステッピングモータの駆動方法
JP4228878B2 (ja) モータ制御装置
JP2008152523A (ja) 位置制御装置とその制御方法
JP2007164260A (ja) モータ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080702

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110215