JP2007083850A - 車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置及び該固定装置を構成する固定枠部材の装着方法 - Google Patents

車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置及び該固定装置を構成する固定枠部材の装着方法 Download PDF

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Abstract


【課題】荷崩れ防止構造物を構成する支柱部材等の立設部材を、車両荷台のアオリの上部に、簡易なボルト固定手段によって安全且つ簡易に固定し得る固定装置を提供する。
【解決手段】立設部材6の下端に固定される固定枠部材11と、固定枠部材11に螺合される水平固定ボルト12と、垂直固定ボルト13を具える。固定枠部材11は、アオリの上部9の水平板部17に載置される水平片部27と、その内外端で下方に突出する内側垂下片部31と外側垂下片部33と、外側垂下片部33の下端で内方に突出する突出片部35を具える。外側垂下片部33の下側部分に前記水平固定ボルト12が螺合され、突出片部35に前記垂直固定ボルト13が螺合されている。内側垂下片部31と外側垂下片部33との間にアオリの上部9を嵌入し、この嵌入状態で水平固定ボルト12及び垂直固定ボルト13を締め付けることにより固定枠部材11をアオリの上部9に固定できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、軽トラック等の車両の荷台に積載した荷物の荷崩れを防止する荷崩れ防止構造物を構成する支柱部材等としての立設部材や、車両の荷台を被う幌を支持する幌枠を構成する支柱部分等としての立設部材をアオリの上部に固定するための、車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置に関するものである。又、該固定装置を構成する固定枠部材をアオリの上部に装着する固定枠部材の装着方法に関するものである。
車両荷台のアオリに立設される立設部材を該アオリの上部に固定するための、車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置としては、特開2004−237916号公報が開示するものが提案されている。該立設部材の固定装置は、トラック車両の荷台に設ける屋根装置に応用されており、図25に示すように、アオリaの上部bに装着される被嵌部cを具えている。該上部bは、アオリ側板部dの上端eに、外方に向けて突出する水平板部fが連設されると共に該水平板部fの先端gに、下方に向けて突出する垂下板部hが連設されてなる。又前記被嵌部cは、前記上部bに被嵌する、下端開放のコ字状を呈しており、保護材jを介して前記上部bに被嵌されるものであった。そして、該被嵌部cの、前記アオリ側板部dの上端部分に対向する部位に締付具(締付けボルト)kが螺合されており、該締付具kを締め付けることによって、前記被嵌部cをアオリaの上部bに固定する構成を有していた。
しかしながら、かかる構成の固定装置によるときは、車両走行時の振動等の影響を受けて前記締付具(締付けボルト)kが緩むと、前記被嵌部cがアオリの上部bから脱落し易い危険があり、安全性に問題があった。
特開2004−237916号公報(5−6項、図4)
本発明は、前記従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、車両荷台のアオリの上部に対する支柱部材等の立設部材の固定を、簡易なボルト固定手段によって安全に行うことのできる、車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置の提供を課題とするものである。又、該固定装置を構成する固定枠部材をアオリの上部に合理的に装着し得る、固定装置を構成する固定枠部材の装着方法の提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため本発明は以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係る車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置(以下固定装置という)の第1の態様は、車両荷台のアオリに立設される立設部材を該アオリの上部に固定するための、車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置であって、固定枠部材と水平固定ボルトと垂直固定ボルトとを具えている。前記アオリの上部は、アオリ内側板部の上端に、外方に向けて突出する水平板部が連設されると共に、該水平板部の先端に、下方に向けて突出する垂下板部が連設され、該垂下板部の下端に、内方に向けて突出する突出板部が連設されてなる。又前記固定枠部材は、前記水平板部の上面に載置され且つ前記立設部材の下端に固定される水平片部と、該水平片部の内端で下方に突出して前記アオリ内側板部の外表面に当接し得る内側垂下片部と、前記水平板部の外端で下方に突出する外側垂下片部と、該外側垂下片部の下端で内方に突出する突出片部とを具え、前記水平片部が前記水平板部の上面に載置された状態で前記外側垂下片部の上側部分が前記垂下板部の外表面に対向でき、該外側垂下片部の下側部分に、水平方向で螺進退し得る前記水平固定ボルトを螺合させる水平ネジ孔が設けられ、又、前記突出片部には、上下方向で螺進退し得る前記垂直固定ボルトを螺合させる垂直ネジ孔が設けられている。そして、前記突出片部が前記突出板部の下面に当接した状態で、前記内側垂下片部の下端が、前記水平板部の上面と同高さに存し或いは該上面の稍上側に存する如くなされている。又、前記水平ネジ孔に螺合する前記水平固定ボルトを締め付けることによって該水平固定ボルトの先端が前記アオリ内側板部の内表面を押圧する一方、前記垂直ネジ孔に螺合する前記垂直固定ボルトを締め付けることによって該垂直固定ボルトの上端が前記水平板部の下面を前記水平片部に向けて押圧することを特徴とするものである。
本発明に係る固定装置の第2の態様は、車両荷台のアオリに立設される立設部材を該アオリの上部に固定する車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置であって、固定枠部材と水平固定ボルトと垂直固定ボルトとを具えている。前記アオリの上部は、アオリ内側板部の上端に、外方に向けて突出する水平板部が連設されると共に、該水平板部の先端に、下方に向けて突出する垂下板部が連設されてなる。又、前記固定枠部材は、前記水平板部の上面に載置される水平片部と、該水平片部の内端で下方に突出して前記アオリ内側板部の外表面に当接し得る内側垂下片部と、前記水平板部の外端で下方に突出する外側垂下片部と、該外側垂下片部の下端で内方に突出する突出片部とを具え、前記水平片部が前記水平板部の上面に載置された状態で前記外側垂下片部の上側部分が前記垂下板部の外表面に対向でき、該外側垂下片部の下側部分に、水平方向で螺進退し得る前記水平固定ボルトを螺合させる水平ネジ孔が設けられ、又、前記突出片部には、上下方向で螺進退し得る前記垂直固定ボルトを螺合させる垂直ネジ孔が設けられている。そして、前記突出片部が前記垂下板部の下端に当接した状態で、前記内側垂下片部の下端が、前記水平板部の上面と同高さに存し或いは該上面の稍上側に存する如くなされている。又、前記水平ネジ孔に螺合する前記水平固定ボルトを締め付けることによって該水平固定ボルトの先端が前記アオリ内側板部の内表面を押圧する一方、前記垂直ネジ孔に螺合する前記垂直固定ボルトを締め付けることによって該垂直固定ボルトの上端が前記水平板部の下面を前記水平片部に向けて押圧することを特徴とするものである。
本発明に係る固定装置の第3の態様は、車両荷台のアオリに立設される立設部材を該アオリの上部に固定する車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置であって、固定枠部材と水平固定ボルトと垂直固定ボルトとを具えている。前記アオリの上部は、アオリ内側面部の上端に、外方に向けて突出する水平面部が連設されると共に、該水平面部の先端に、下方に向けて延長する垂下面部が連設され、該垂下面部の下端に、内方に向けて延長する突出面部が連設され、該突出面部の先端に、下方に向けて延長するアオリ外側面部が連設されてなる。又前記固定枠部材は、前記水平面部に載置される水平片部と、該水平片部の内端において下方に突出して前記アオリ内側面部に当接し得る内側垂下片部と、前記水平片部の外端において下方に突出する外側垂下片部と、該外側垂下片部の下端において内方に突出する突出片部とを具え、前記水平片部が前記水平面部に載置された状態で前記外側垂下片部の上側部分が前記垂下面部に対向でき、該外側垂下片部の下側部分に、水平方向で螺進退し得る前記水平固定ボルトを螺合させる水平ネジ孔が設けられ、又、前記突出片部には、上下方向で螺進退し得る垂直固定ボルトを螺合させる垂直ネジ孔が設けられている。そして、前記突出片部が前記突出面部に当接した状態で、前記内側垂下片部の下端が、前記水平面部と同高さに存し或いは該水平面部の稍上側に存する如くなされている。又、前記水平ネジ孔に螺合する前記水平固定ボルトを締め付けることによって該水平固定ボルトの先端が前記アオリ外側面部を押圧する一方、前記垂直ネジ孔に螺合する前記垂直固定ボルトを締め付けることによって該垂直固定ボルトの上端が前記突出面部を押圧することを特徴とするものである。
前記第1、第2、第3の態様に係る固定装置において、前記水平ネジ孔に螺合する前記水平固定ボルトを締め付けることによって、該水平固定ボルトの先端が、前記アオリ内側板部の内表面を前記内側垂下片部の下側部分に向けて押圧するように構成するのがよい。
又、前記第1、第2、第3の態様に係る固定装置において、前記突出片部には、前記水平固定ボルトを両側から挟むように2本の垂直固定ボルトを螺合させる2つの垂直ネジ孔を設け、各垂直ネジ孔に螺合する前記垂直固定ボルトを締め付けることによって該垂直固定ボルトの上端が前記水平板部の下面を前記水平片部に向けて押圧し、或いは、該垂直固定ボルトの上端が前記突出面部を押圧するように構成するのがよい。
又前記各固定装置において、前記垂直固定ボルトの、前記突出片部より上側の部分に、該垂直固定ボルトが締め付けられた状態で締め付けられる緩み止めナットを螺合するのがよい。
本発明に係る固定枠部材の装着方法は、前記第1、第2の態様に係る固定装置を構成する固定枠部材を該アオリの上部に装着する固定枠部材の装着方法であって、前記水平固定ボルトと前記垂直固定ボルトとを取り外した状態で、或いは、該水平固定ボルトの先端が前記水平ネジ孔の内端に突出しないように該水平固定ボルトが水平ネジ孔に螺合され、該垂直固定ボルトの上端が前記垂直ネジ孔の上端に突出しないように該垂直固定ボルトが垂直ネジ孔に螺合された状態で(何れか一方のボルトのみが螺合された状態を含む)、前記水平片部を水平状態にすると共に前記内側垂下片部の下端を前記水平板部の上面の稍上側に位置させて前記固定枠部材を荷台に向けて内方に移動させ、これにより、前記突出片部が前記突出板部の下面に当接乃至該下面の下側に位置する状態とし、前記外側垂下片部の内面が前記垂下板部の外表面に当接乃至接近する状態とし、その後、前記固定枠部材を下方に移動させて、前記水平片部を前記水平板部の上面に載置させることを特徴とするものである。
本発明に係る固定枠部材の装着方法の他の態様は、前記第3の態様に係る固定装置を構成する固定枠部材を該アオリの上部に装着する固定枠部材の装着方法であって、前記水平固定ボルトと前記垂直固定ボルトとを取り外した状態で、或いは、該水平固定ボルトの先端が前記水平ネジ孔の内端に突出しないように該水平固定ボルトが水平ネジ孔に螺合され、該垂直固定ボルトの上端が前記垂直ネジ孔の上端に突出しないように該垂直固定ボルトが垂直ネジ孔に螺合された状態で(何れか一方のボルトのみが螺合された状態を含む)、前記水平片部を水平状態にすると共に前記内側垂下片部の下端を前記水平面部の稍上側に位置させて前記固定枠部材を荷台に向けて内方に移動させ、これにより、前記突出片部が前記突出面部に当接乃至該突出面部の下側に位置する状態とし、前記外側垂下片部の内面が前記垂下面部に当接乃至接近する状態とし、その後、前記固定枠部材を下方に移動させて、前記水平片部を前記水平面部に載置させることを特徴とするものである。
本発明は以下の如き優れた効果を奏する。
(1) 本発明に係る固定装置によるときは、車両荷台のアオリの上部に対する固定枠部材の固定を、ボルト固定手段によって強固に行うことができる。そして、水平固定ボルトや垂直固定ボルトが緩んだとしても、前記した従来の固定装置とは異なり固定枠部材がアオリの上部から脱落する恐れがなく、固定枠部材の固定の安全性向上が図られている。かかることから本発明によるときは、軽トラック等の車両の荷台に積載した荷物の荷崩れを防止する荷崩れ防止構造物を構成する支柱部材等としての立設部材や、車両の荷台を被う幌を支持する幌枠を構成する支柱部分等としての立設部材を、アオリの上部に安全に固定できる。
然も本発明は、簡易なボルト固定手段を採用するため固定装置全体がシンプルな構造であり、取り扱い性に優れると共に固定装置のコスト低減を期し得る。
(2) 又、前記開口部39を有するアオリの上部を対象とする本発明の固定装置は、締め付けられた垂直固定ボルトの上端がアオリの上部の水平板部の下面を水平片部に向けて押圧する構成であるため、該垂直固定ボルトの締め付けによって、その上端と水平片部との間で水平板部が強固に挾持された状態となる。かかることから、アオリの上部に対する固定枠部材の固定が強固なものとなる。特に、締め付けられた垂直固定ボルトの先端が前記アオリ内側板部の内表面を前記内側垂下片部の下側部分に向けて押圧するように構成した場合は、該水平固定ボルトの先端と前記内側垂下片部との間で前記アオリ内側板部が強固に挾持された状態となるため、内側垂下片部がアオリ内側板部に強固に固定された状態となり、これによって、アオリの上部に対する固定枠部材の固定強度を一層向上させることができる。
(3) 垂直固定ボルトに緩み止めナットを螺合させることにより、垂直固定ボルトが緩みにくい。
(4) 水平固定ボルトの両側に2本の垂直固定ボルトを配置する場合は、固定枠部材を左右バランスよくアオリの上部に固定できて好ましい。この場合、前記垂直固定ボルトに緩み止めナットを螺合させる場合は、該垂直固定ボルトが突出片部の両側に配置されるために、該緩み止めナットを締め付けやすい利点がある。
(5) 又、本発明に係る装着方法によるときは、固定枠部材を、アオリの上部を損傷することなく該上部に容易且つ能率的に装着できる利点がある。
図1〜5において本発明に係る固定装置1は、例えば、1トン車までのトラック車両2の荷台3に荷崩れ防止構造物5を構成するために応用されている。より具体的には、該トラック車両2の車両荷台(以下荷台という)3に積載した荷物の荷崩れを防止する荷崩れ防止構造物5を構成するために用いられる、例えば角筒状の支柱部材6aとしての立設部材6を、前記荷台3のアオリ7の上部9に固定するために応用されており、該立設部材6の下端10に固定される固定枠部材11と、該固定枠部材11に水平状態に取り付けられる水平固定ボルト12と、該固定枠部材11に垂直状態に取り付けられる垂直固定ボルト13とを具えている。
前記アオリ7の上部9は、図2〜3に示すように、アオリ内側板部15の上端16に、外方に向けて水平状態で突出する水平板部17が連設されると共に、該水平板部17の先端19に、下方に向けて垂下状態で突出する垂下板部20が連設され、該垂下板部20の下端21に、内方に向けて水平状態で突出する突出板部22が連設されてなり、全体が一連に屈曲形成されている。そして、該突出板部22の先端18と前記アオリ内側板部15との間に開口部39が形成されている。
前記固定枠部材11は、図2〜5に示すように、前記水平板部17の上面23に下面25で載置されると共にその上面26の中央部分に前記支柱部材6aの下端10が溶接により固定される水平状態の水平片部27と、該水平片部27の内端29で下方に向けて垂下状態で突出して前記アオリ内側板部15の外表面30に当接し得る内側垂下片部31と、前記水平片部27の外端32で下方に向けて垂下状態で突出する外側垂下片部33と、該外側垂下片部33の下端34で内方に向けて水平状態で突出する突出片部35とを具えており、該突出片部35の先端36と前記内側垂下片部31の下端49との間に開放部38が形成されている。該固定枠部材11は本実施例においては、肉厚が4mmで50mm幅の例えばステンレス製板体を一連に屈曲して形成されている。
そして前記水平片部27が前記水平板部17の上面23に載置された状態で、前記外側垂下片部33の上側部分40が前記垂下板部20の外表面41に対向できる。本実施例においては、前記内側垂下片部31が前記アオリ内側板部15の外表面30に当接した状態で、前記上側部分40の内面44と前記外表面41との間に1〜2mm程度の間隙42が形成されるようになされている。これは、固定枠部材11の製作誤差やアオリ7の捩じれ等を考慮して、前記内側垂下片部31と前記外側垂下片部33との間に前記アオリの上部9を容易に嵌入可能とするためである。
又、前記外側垂下片部33の下側部分43の略中央部位に、水平方向で螺進退し得る前記水平固定ボルト12を螺合させる水平ネジ孔45が設けられると共に、前記突出片部35には、前記水平ネジ孔45の両側で、上下方向で螺進退し得る前記垂直固定ボルト13,13を螺合させる垂直ネジ孔46,46が設けられている。本実施例においては、かかる水平固定ボルト12及び垂直固定ボルト13として、8mm径のステンレス製のものを用いている。
又、前記突出片部35が前記突出板部22の下面47に当接した状態で、図6に示すように、前記内側垂下片部31の下端49が前記水平板部17の上面23と同高さに存し、或いは該上面23の稍上側に存するようになされている。本実施例においては、固定枠部材11の製作誤差等を考慮して、内側垂下片部31の下端49が、前記水平板部17の上面23の1〜2mm程度上側に存するようになされている。なお本実施例においては、図3〜4に示すように、前記垂直固定ボルト13,13の、前記突出片部35より上側の部分に、緩み止めナット50,50が螺合されている。
又図3に示すように、前記水平固定ボルト12を締め付けることによって該水平固定ボルト12の先端51が前記アオリ内側板部15の内表面52を押圧する一方、前記垂直固定ボルト13,13を締め付けることによって該垂直固定ボルト13,13の上端53,53が前記水平板部17の下面55を前記水平片部27に向けて押圧する。そしてこの押圧状態で前記緩み止めナット50,50を締め付けることにより、該垂直固定ボルト13,13の緩みを防止する。
なお本実施例においては、前記アオリ内側板部15の内表面52を保護するために、該内表面52に保護片56を接着等により固定し、前記水平固定ボルト12の先端51が該保護片56を介して該内表面52を押圧するようにしている。又、前記水平板部17を保護するために、水平板部17の下面55に保護片57を接着等により固定し、前記垂直固定ボルト13の上端53が該保護片57を介して該下面55を押圧するように構成している。該保護片56,57としては、例えば、2mm程度の肉厚を有するステンレス製の矩形板片を用いることができる。
かかる構成を有する固定装置1を用いて前記立設部材6を前記アオリ7の上部9に固定する作業工程を次に説明する。先ず、例えば図7に示すように、前記水平固定ボルト12と垂直固定ボルト13,13を取り外した状態で、前記水平片部27を水平状態にすると共に前記内側垂下片部31の下端49を前記水平板部17の上面23の稍上側に位置させて前記固定枠部材11を荷台3に向けて内方(図7(A)に示す矢印方向)に移動させる。これにより図7(B)に示すように、前記突出片部35が前記突出板部22の下面47に当接乃至該下面47の下側に位置すると共に、前記外側垂下片部33の下側部分43の内面44が前記垂下板部20の外表面41に当接した状態となる。
その後、前記固定枠部材11を図7(B)に矢印で示すように下方に移動させると、図7(C)に示すように、前記水平片部27が前記水平板部17に載ると共に、前記内側垂下片部31が、前記アオリ内側板部15の外表面30に当接乃至若干離れた状態で、該アオリ内側板部15に対向状態となる。その後図3に示すように、前記水平ネジ孔45に水平固定ボルト12を螺合すると共に前記垂直ネジ孔46,46の夫々に前記垂直固定ボルト13,13を螺合する。これらのボルトを締め付けるに際しては、先ず、前記内側垂下片部31を前記アオリ内側板部15の外表面30に当接させた状態で、前記垂直固定ボルト13,13を前記開放部39を通して上方向に螺進させて締め付け、その後に前記水平固定ボルト12を締め付けるのがよく、これらのボルトを交互に徐々に強く締め付けていくのがよい。もしも水平固定ボルト12を先に締め付けると、その後に垂直固定ボルト13を締め付けたとしても、前記水平片部27の先端側の部分59と前記水平板部17の先端側の部分60との間に間隙が生ずる場合があるので好ましくない。このようにボルト締めして後、前記緩み止めナット50,50を締め付ける。本実施例においては、垂直固定ボルト13,13が突出片部35の両側に存するため、各垂直固定ボルト13,13に螺合されている前記緩み止めナット50,50を締め付けやすい利点がある。
前記垂直固定ボルト13の螺締は、前記のように、その上端53が、前記保護片57を介して前記水平板部17の下面55を前記水平片部27に向けて押圧するように行われる。又前記水平固定ボルト12の螺締は、前記のように、その先端51が、前記保護片56を介して前記アオリ内側板部15の内表面52を押圧するように行われる。そして、このように水平固定ボルト12及び垂直固定ボルト13,13を締め付けた状態で、前記外側垂下片部33と前記垂下板部20との間に、1〜2mm程度の間隙が生ずる。又前記突出片部35の上面61が、前記水平片部27の下面25と前記内側垂下片部31の下端49との間の距離(本実施例においては20mm程度)に1〜2mmを加えた分だけ、前記突出板部22の下面47の下側に位置する。
このような作業工程を経て前記固定枠部材11がアオリ7の上部9に安定的に固定され、従って、前記立設部材(支柱部材6a)6が該上部9に立設状態に安定的に強固に固定される。前記垂直固定ボルト13,13の上端53,53と前記水平片部27との間で前記水平板部17が挾持された状態(本実施例においては、保護片57を介しての挾持状態)となるために、該水平片部27を該水平板部17に強固に固定できるのである。
そして本実施例においては、前記垂直固定ボルト13,13に緩み止めナット50,50が螺合されて締め付けられているために、該垂直固定ボルト13,13が緩みにくく、従って、前記水平板部17に対する前記水平片部27の強固な固定状態を安定的に維持できることとなる。もしも、車両走行時の振動等によって前記水平固定ボルト12と前記垂直固定ボルト13,13が緩んだときは、前記のように、内側垂下片部31の内面58と外側垂下片部33の内面44との間の距離が、前記アオリ内側板部15の外表面30と前記垂下板部20の外表面41との間の距離よりも1〜2mm程度大きいために、水平方向でガタツキが発生する恐れがあり、又、前記垂直固定ボルト13が緩むことによって上下方向でガタツキが発生する恐れがあるが、前記した従来の固定装置における場合とは異なり、固定枠部材11がアオリの上部9から脱落する恐れはない。
なお、極めて考えにくいことではあるが、万一、前記水平固定ボルト12と垂直固定ボルト13,13の全てが外れたとしても、前記内側垂下片部31と前記外側垂下片部33との間に前記上部9が嵌入状態にあるために、前記固定枠部材11が水平方向で脱落する恐れがない。又、前記固定枠部材11が浮き上がったとしても、図6に示すように、前記突出片部35が前記突出板部22の下面47に当接することによって該固定枠部材11が前記上部9の上方に脱落する恐れがない。かかることから本発明によるときは、固定枠部材11がアオリ7の上部9から脱落する恐れがない。
図8は、固定枠部材11をアオリの上部9から取り外す作業工程を説明するものであり、先ず図8(A)に示すように、前記水平固定ボルト12と前記垂直固定ボルト13,13を固定枠部材11から取り外す。その後、図8(B)に示すように、該固定枠部材11を持ち上げて前記突出片部35の上面61を前記突出板部22の下面47に当接させる。この状態で、前記内側垂下片部31の下端49が前記水平板部17の上面23から若干浮き上がる。その後図8(C)に示すように、該固定枠部材11を外方に向けて水平状態で移動させる。これにより、固定枠部材11が前記上部9から取り外されることになる。
なお前記固定枠部材11は、次のような回転作業を伴う作業工程を経ることによっても、アオリ7の上部9に固定できないわけではない。即ち図9(A)に示すように、水平固定ボルト12と垂直固定ボルト13,13とが取り外された状態で、該固定枠部材11を、前記開放部38を斜め上方に向けた傾斜状態とし、該開放部38内に前記上部9の外側部分64を嵌め入れる。次に、図9(B)に示すように、該固定枠部材11内に前記上部9を挿入させる。その後、図9(C)に示すように、該固定枠部材11を、前記内側垂下片部31を下向きに回転させながら内方向に移動させ、外側垂下片部33の内面44が前記垂下板部20の外表面63に当接した状態とする。然る後、図9(C)に矢印で示すように、該固定枠部材11を下方向に移動させると、固定枠部材11が、図7(C)に示すと同様に、前記上部9に装着された状態になる。
しかしながら、かかる回転作業工程を行う際に、前記アオリの上部9が前記固定枠部材11の内面66や内側垂下片部31の下端49等で擦られやすく、その結果、該上部9の表面の塗装が剥がれてアオリの腐食を招きやすい問題がある。そのため、かかる作業工程は適切ではない。
図1は、本発明に係る固定装置1を応用して構成されたトラック車両2の荷台3の荷崩れ防止構造物5を示すものである。該荷崩れ防止構造物5は、左右側部のアオリ7,7の上部9,9の夫々に固定される荷崩れ防止枠体67,67の前端69,69相互を前の横連結バー70で連結すると共に、その後端71,71相互を後の横連結バー72で連結した構成を有している。本実施例においては、該前後の横連結バー70,72の高さが、トラック車両2の運転席の屋根部75の稍上側に存するようになされている。そして該荷崩れ防止枠体67は、前記アオリ7の上部9の前後端部分とその中間部分に略等間隔で立設された5本の支柱部材(立設部材)6a,6a,6a,6a,6aの上端76,76,76,76,76を、縦連結バー77に、溶接やビス固定(例えば溶接)等の連結手段によって連結した構成を有しており、該縦連結バー77の前後端には、上方に例えば20cm程度に突出する角状突出片79,79が立設状態に固設されている。そして各支柱部材6aの下端には、前記のように、固定枠部材11の前記水平片部27が溶接されている。
本実施例において前記縦連結バー77は、図10〜12に示すように、前記5本の支柱部材6aの上端76に被る水平片80と、その内端81において下方に屈曲された垂下片82とからなるアングル材を以って構成されており、前記支柱部材6aの上端部分の内面83と該垂下片82との間に、合板等の荷崩れ防止板85の上端部分86を嵌め入れる嵌入溝87が形成されている。
前記構成を有する荷崩れ防止枠体67は、夫々の支柱部材6aの下端10に固定された固定枠部材11と水平固定ボルト12と垂直固定ボルト13,13とによって、前記上部9に、前記作業工程を経て固定される。これによって、左右の荷崩れ防止枠体67,67を左右のアオリ7,7の上部9,9に固定する。その後、該左右の荷崩れ防止枠体67,67の前端69,69相互及び後端71,71相互を、アングル材を以ってなる前記前後の横連結バー70,72で、例えばビス固定によって連結する。その後必要に応じて、図10〜12に示すように、左右の荷崩れ防止板85,85を、その上端部分86を前記嵌入溝87に嵌め入れることによって、該荷崩れ防止枠体67に垂直状態に装着する。
なお前記左右の荷崩れ防止枠体67,67には、前記縦連結バー77,77の下側で、各支柱部材6a,6a,6a,6a,6a、6a,6a,6a,6a,6aを連結するように補強バーが、ビス固定等によって架設されることもある。
然して、前記構成を有する荷崩れ防止構造物によるときは、砂や砂利、廃タイヤ、街路樹等を剪定して生じた枝や葉等を車両荷台に積んで運搬する際、前記荷崩れ防止枠体67,67によって荷崩れを防止できる。又、前記前後の横連結バー70,72上に、パイプ材やアングル材、木材等の長尺材を積載して運搬する場合は、前記左右の角状突出片79,79、79,79によって該長尺材の荷崩れを防止できる。
図13〜15は、本発明に係る固定装置1の他の態様を示すものであり、立設部材6は、前記と同様に、荷崩れ防止枠体67を構成する支柱部材6aとして構成されており、該立設部材6が固定されるアオリ7の上部9は、図13に示すように、アオリ内側面部88の上端に、外方に向けて突出する水平面部92が連設されると共に、該水平面部92の先端に、下方に向けて延長する垂下面部95が連設され、該垂下面部95の下端に、内方に向けて、例えば20mm程度の幅寸法で水平状態に延長する突出面部97が連設され、該突出面部97の先端で、前記アオリ内側面部88と対向するアオリ外側面部100が連設されている。実施例1におけるアオリの上部9の構成と異なる点は、実施例1におけるような開口部39が形成されておらず、突出面部97の先端にアオリ外側面部100が連設されている点である。なお、該アオリ7の上部9は中空でも中実でもよい。
前記固定枠部材11は、図13〜14に示すように、前記水平面部92に載置される水平片部27と、該水平片部27の内端29において下方に突出して前記アオリ内側面部88に当接し得る内側垂下片部31と、前記水平片部27の外端32において下方に突出する外側垂下片部33と、該外側垂下片部33の下端34において内方に突出する突出片部35とを具え、前記水平片部27が前記水平面部92に載置された状態で前記外側垂下片部33の上側部分40が前記垂下面部95に対向でき、該外側垂下片部33の下側部分43に、水平方向で螺進退し得る前記水平固定ボルト12を螺合させる水平ネジ孔45が設けられ、又、前記突出片部35には、上下方向で螺進退し得る垂直固定ボルト13を螺合させる垂直ネジ孔46が、前記水平ネジ孔45の両側に設けられている。
そして図15に示すように、前記突出片部35が前記突出面部97に当接した状態で、前記内側垂下片部31の下端49が、前記水平面部92と同高さに存し或いは該水平面部92の稍上側に存する如くなされている。本実施例においては1〜2mm程度上側に存するようになされている。
そして、前記水平ネジ孔45に螺合する前記水平固定ボルト12を締め付けることによって該水平固定ボルト12の先端51が前記アオリ外側面部100を押圧した状態にすると共に、前記垂直ネジ孔46に螺合する前記垂直固定ボルト13,13を締め付けることによって、該垂直固定ボルト13,13の上端53,53が前記突出面部97を押圧した状態にすると、図13に示すように、固定枠部材11がアオリ7の上部9に固定されることになる。なお、アオリの上部9を保護するために、前記と同様にして保護片56,57を設け、水平固定ボルト12と垂直固定ボルト13,13を該保護片56,57を介して締め付けるようにするのがよい。
本発明は、前記実施例で示したものに限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。その一例を挙げれば次のようである。
(1) 図16、図17は、水平固定ボルト12と垂直固定ボルト13を1本ずつ用いて構成された固定装置1を示すものであり、前記と同様構成の固定枠部材11を構成する外側垂下片部33の下側部分43の一側縁101寄り部位において水平ネジ孔45が設けられると共に、前記突出片部35の、前記一側縁101と反対側の側縁102寄り部位に垂直ネジ孔46が設けられている。
そして、前記開口部39を有するアオリの上部9を対象とする場合は、図16(A)に示すように、前記水平ネジ孔45に螺合する水平固定ボルト12を締め付けることによって、該水平固定ボルト12の先端51が前記アオリ内側板部15の内表面52を押圧する一方、前記垂直ネジ孔46に螺合する前記垂直固定ボルト13を締め付けることによって、該垂直固定ボルト13の上端53が、前記水平板部17の下面55を前記水平片部27に向けて押圧し、これにより、立設部材6が固定枠部材11を介してアオリ7の上部9に固定される。
又、前記開口部39を有さないアオリの上部9を対象とする場合は、図17(A)に示すように、前記水平ネジ孔45に螺合する水平固定ボルト12を締め付けることによって、該水平固定ボルト12の先端51が前記アオリ外側面部100を押圧する一方、前記垂直ネジ孔46に螺合する前記垂直固定ボルト13を締め付けることによって、該垂直固定ボルト13の上端53が前記突出面部97を押圧し、これにより、立設部材6が固定枠部材11を介してアオリ7の上部9に固定される。
(2) 図18は、前記開口部39を有するアオリの上部9に固定される固定装置1のその他の実施例を示すものであり、固定枠部材11を構成する外側垂下片部33の下側部分43に設けた水平ネジ孔45に螺合する水平固定ボルト12を締め付けた際に、該水平固定ボルト12の先端51が前記アオリ内側板部15の内表面52を、前記内側垂下片部31の下側部分103に向けて押圧するように構成されている。
この場合は、内側垂下片部31の上下長さが実施例1に示したものに比べて長く形成されることになるが、図18(B)に示すように、突出片部35が前記突出板部22の下面47に当接した状態で、前記内側垂下片部31の下端49が前記水平板部17の上面23と同高さに存し或いは該上面23の稍上側に存する如くなされている。
(3) 図19は、アオリ7の上部9が前記突出板部22を有さない場合に関するものである。即ち該アオリの上部9は、アオリ内側板部15の上端16に、外方に向けて突出する水平板部17が連設されると共に該水平板部17の先端19に、下方に向けて突出する垂下板部20が連設された構成を有している。
この場合は図19(B)に示すように、固定枠部材11を構成する前記突出片部35が前記垂下板部20の下端105に当接した状態で、前記内側垂下片部31の下端49が、前記水平板部17の上面23と同高さに存し或いは該上面23の稍上側に存する如くなされる。その他の構成は実施例1における場合と同様である。
(4) 立設部材6の固定強度を向上させるために、前記水平固定ボルト12の本数を複数本とし、又、前記垂直固定ボルト13の本数を前記した2本よりも多くすることがある。
図20〜21に示す固定装置1は、立設部材6の固定をより強固に行う必要のある場合の一例を示すものであり、固定枠部材11を構成する外側垂下片部33の下側部分43に、上下2個の水平ネジ孔45,45を設けると共に、前記突出片部35の両側に夫々2個ずつの垂直ネジ孔46,46、46,46を設けてなる。このように構成することにより、該水平ネジ孔45,45に螺合する水平固定ボルト12,12の締め付けと、該垂直ネジ孔46,46,46,46に螺合する垂直固定ボルト13,13、13,13の締め付けによって、立設部材6をアオリの上部9に強固に固定できる。なお、前記2本の水平固定ボルト12,12を螺合させる水平ネジ孔45,45は、上下ではなく左右に設けられてもよい。
図22、23は、立設部材6の固定をより強固に行う必要のある場合の他の実施例を示すものであり、図22は、図5に示す場合において、2本の水平固定ボルト12,12を螺合させる水平ネジ孔45,45を上下に設けた場合を示している。又図23は、図14に示す場合において、2本の水平固定ボルト12,12を螺合させる水平ネジ孔45,45を上下に設けた場合を示している。なお該水平ネジ孔45,45は、上下ではなく左右に設けられてもよい。
(5) 前記実施例においては、前記水平ネジ孔45を外側垂下片部33に直接設けると共に、前記垂直ネジ孔46を前記突出片部35に直接設けているが、該水平ネジ孔45や該垂直ネジ孔46は、外側垂下片部33や該突出片部35に固設したナットのネジ孔として構成することもある。又前記水平固定ボルト12や垂直固定ボルト13としては、六角レンチ等を用いて回転操作可能となされた、ボルト頭のないボルトを用いることもできる。
(6) 前記立設部材6は、前記実施例においては、荷崩れ防止構造物を構成する支柱部材を以て構成されているが、立設される板体を以て構成されることもある。なお該支柱部材は、前記した角パイプを以って構成できる他、丸パイプやアングル材等を用いて構成することもできる。
又前記立設部材6は、幌を支持するための幌枠の支柱部分等を以て構成されることもある。この場合は、例えば前記した荷崩れ防止構造物に幌を被せて幌付き荷台を構成できる。その際、幌の上部を下方から支持するために、前記左右の縦連結バー77,77相互を、前後方向に所要間隔で、幌支持バーで連結するのがよい。又、前記のように角状突出片79が設けられる場合は、該幌に、各角状突出片79を納める袋状部を設けるのがよい。
(7) アオリ7の上部9に対する固定枠部材11の装着は、前記のように、水平固定ボルト45と垂直固定ボルト46を固定枠部材11から取り外して行うことの他、例えば図24に示すように、該水平固定ボルト12及び該垂直固定ボルト13の双方、又は一方が、前記水平ネジ孔45、垂直ネジ孔46にねじ込まれた状態で行うこともある。この場合、かかる装着に支障のないように、該水平固定ボルト45の先端51が前記水平ネジ孔45の内端106に突出しないようにし、又、該垂直固定ボルト13の上端53が前記垂直ネジ孔46の上端107に突出しないようにするのがよい。これらのことは、該固定枠部材11をアオリ7の上部9から取外す場合も同様である。
本発明に係る固定装置を応用して構成された荷崩れ防止構造物を示す斜視図である。 立設部材を固定装置を介してアオリの上部に固定した状態を示す斜視図である。 その断面図である。 その断面図である。 固定装置を示す分解斜視図である。 固定装置を構成する固定枠部材の構成を説明する断面図である。 固定枠部材をアオリの上部に装着する作業工程を説明する断面図である。 アオリの上部に装着された固定枠部材を取り外す作業工程を説明する断面図である。 固定枠部材をアオリの上部に装着する他の作業工程を説明する断面図である。 荷崩れ防止構造物に荷崩れ防止板を装着した状態を示す断面図である。 その荷崩れ防止板の上端部分の装着状態を示す断面図である。 荷崩れ防止構造物に荷崩れ防止板を装着した状態を示す斜視図である。 本発明に係る固定装置の他の使用状態を示す断面図である。 その固定装置の分解斜視図である。 その固定装置を構成する固定枠部材の構成を説明する断面図である。 水平固定ボルトと垂直固定ボルトを1本ずつ用いて構成された固定装置を示す断面図と斜視図である。 水平固定ボルトと垂直固定ボルトを1本ずつ用いて構成された固定装置の他の態様を示す断面図と分解斜視図である。 固定装置のその他の実施例を説明する断面図である。 突出板部が省略されたアオリの上部に用いられる固定装置を説明する断面図である。 2本の水平固定ボルトと4本の垂直固定ボルトとを用いる固定装置を説明する断面図である。 その固定装置を構成する固定部材を示す斜視図である。 2本の水平固定ボルトと2本の垂直固定ボルトとを用いる固定装置を示す分解斜視図である。 2本の水平固定ボルトと2本の垂直固定ボルトとを用いる固定装置の他の実施例を示す分解斜視図である。 固定装置を構成する固定枠部材をアオリの上部に装着する他の態様を説明する断面図である。 アオリの上部に立設部材を固定する従来装置を説明する断面図である。
符号の説明
1 固定装置
2 車両
3 荷台
5 荷崩れ防止構造物
6 立設部材
7 アオリ
9 アオリの上部
11 固定枠部材
12 水平固定ボルト
13 垂直固定ボルト
15 アオリ内側板部
17 水平板部
20 垂下板部
22 突出板部
27 水平片部
31 内側垂下片部
33 外側垂下片部
35 突出片部
39 開口部
45 水平ネジ孔
46 垂直ネジ孔
50 緩み止めナット
56 保護片
57 保護片
88 アオリ内側面部
92 水平面部
95 垂下面部
97 突出面部
100 アオリ外側面部

Claims (9)

  1. 車両荷台のアオリに立設される立設部材を該アオリの上部に固定するための、車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置であって、固定枠部材と水平固定ボルトと垂直固定ボルトとを具えており、
    前記アオリの上部は、アオリ内側板部の上端に、外方に向けて突出する水平板部が連設されると共に、該水平板部の先端に、下方に向けて突出する垂下板部が連設され、該垂下板部の下端に、内方に向けて突出する突出板部が連設されてなり、
    前記固定枠部材は、前記水平板部の上面に載置され且つ前記立設部材の下端に固定される水平片部と、該水平片部の内端で下方に突出して前記アオリ内側板部の外表面に当接し得る内側垂下片部と、前記水平板部の外端で下方に突出する外側垂下片部と、該外側垂下片部の下端で内方に突出する突出片部とを具え、前記水平片部が前記水平板部の上面に載置された状態で前記外側垂下片部の上側部分が前記垂下板部の外表面に対向でき、該外側垂下片部の下側部分に、水平方向で螺進退し得る前記水平固定ボルトを螺合させる水平ネジ孔が設けられ、又、前記突出片部には、上下方向で螺進退し得る前記垂直固定ボルトを螺合させる垂直ネジ孔が設けられており、
    前記突出片部が前記突出板部の下面に当接した状態で、前記内側垂下片部の下端が、前記水平板部の上面と同高さに存し或いは該上面の稍上側に存する如くなされており、
    前記水平ネジ孔に螺合する前記水平固定ボルトを締め付けることによって該水平固定ボルトの先端が前記アオリ内側板部の内表面を押圧する一方、前記垂直ネジ孔に螺合する前記垂直固定ボルトを締め付けることによって該垂直固定ボルトの上端が前記水平板部の下面を前記水平片部に向けて押圧することを特徴とする車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置。
  2. 車両荷台のアオリに立設される立設部材を該アオリの上部に固定する車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置であって、固定枠部材と水平固定ボルトと垂直固定ボルトとを具えており、
    前記アオリの上部は、アオリ内側板部の上端に、外方に向けて突出する水平板部が連設されると共に、該水平板部の先端に、下方に向けて突出する垂下板部が連設されてなり、
    前記固定枠部材は、前記水平板部の上面に載置される水平片部と、該水平片部の内端で下方に突出して前記アオリ内側板部の外表面に当接し得る内側垂下片部と、前記水平板部の外端で下方に突出する外側垂下片部と、該外側垂下片部の下端で内方に突出する突出片部とを具え、前記水平片部が前記水平板部の上面に載置された状態で前記外側垂下片部の上側部分が前記垂下板部の外表面に対向でき、該外側垂下片部の下側部分に、水平方向で螺進退し得る前記水平固定ボルトを螺合させる水平ネジ孔が設けられ、又、前記突出片部には、上下方向で螺進退し得る前記垂直固定ボルトを螺合させる垂直ネジ孔が設けられており、
    前記突出片部が前記垂下板部の下端に当接した状態で、前記内側垂下片部の下端が、前記水平板部の上面と同高さに存し或いは該上面の稍上側に存する如くなされており、
    前記水平ネジ孔に螺合する前記水平固定ボルトを締め付けることによって該水平固定ボルトの先端が前記アオリ内側板部の内表面を押圧する一方、前記垂直ネジ孔に螺合する前記垂直固定ボルトを締め付けることによって該垂直固定ボルトの上端が前記水平板部の下面を前記水平片部に向けて押圧することを特徴とする車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置。
  3. 車両荷台のアオリに立設される立設部材を該アオリの上部に固定する車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置であって、固定枠部材と水平固定ボルトと垂直固定ボルトとを具えており、
    前記アオリの上部は、アオリ内側面部の上端に、外方に向けて突出する水平面部が連設されると共に、該水平面部の先端に、下方に向けて延長する垂下面部が連設され、該垂下面部の下端に、内方に向けて延長する突出面部が連設され、該突出面部の先端に、下方に向けて延長するアオリ外側面部が連設されてなり、
    前記固定枠部材は、前記水平面部に載置される水平片部と、該水平片部の内端において下方に突出して前記アオリ内側面部に当接し得る内側垂下片部と、前記水平片部の外端において下方に突出する外側垂下片部と、該外側垂下片部の下端において内方に突出する突出片部とを具え、前記水平片部が前記水平面部に載置された状態で前記外側垂下片部の上側部分が前記垂下面部に対向でき、該外側垂下片部の下側部分に、水平方向で螺進退し得る前記水平固定ボルトを螺合させる水平ネジ孔が設けられ、又、前記突出片部には、上下方向で螺進退し得る垂直固定ボルトを螺合させる垂直ネジ孔が設けられており、
    前記突出片部が前記突出面部に当接した状態で、前記内側垂下片部の下端が、前記水平面部と同高さに存し或いは該水平面部の稍上側に存する如くなされており、
    前記水平ネジ孔に螺合する前記水平固定ボルトを締め付けることによって該水平固定ボルトの先端が前記アオリ外側面部を押圧する一方、前記垂直ネジ孔に螺合する前記垂直固定ボルトを締め付けることによって該垂直固定ボルトの上端が前記突出面部を押圧することを特徴とする車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置。
  4. 前記水平ネジ孔に螺合する前記水平固定ボルトを締め付けることによって、該水平固定ボルトの先端が、前記アオリ内側板部の内表面を前記内側垂下片部の下側部分に向けて押圧することを特徴とする請求項1又は2記載の車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置。
  5. 前記突出片部には、前記水平固定ボルトを両側から挟むように2本の前記垂直固定ボルトを螺合させる2つの垂直ネジ孔が設けられており、各垂直ネジ孔に螺合する前記垂直固定ボルトを締め付けることによって該垂直固定ボルトの上端が前記水平板部の下面を前記水平片部に向けて押圧することを特徴とする請求項1又は2記載の車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置。
  6. 前記突出片部には、前記水平固定ボルトを両側から挟むように2本の前記垂直固定ボルトを螺合させる2つの垂直ネジ孔が設けられており、各垂直ネジ孔に螺合する前記垂直固定ボルトを締め付けることによって該垂直固定ボルトの上端が前記突出面部を押圧することを特徴とする請求項3記載の車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置。
  7. 前記垂直固定ボルトの、前記突出片部より上側の部分に、該垂直固定ボルトが締め付けられた状態で締め付けられる緩み止めナットが螺合されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置。
  8. 請求項1又は2記載の車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置を構成する固定枠部材を該アオリの上部に装着する固定枠部材の装着方法であって、前記水平固定ボルトと前記垂直固定ボルトとを取り外した状態で、或いは、該水平固定ボルトの先端が前記水平ネジ孔の内端に突出しないように該水平固定ボルトが水平ネジ孔に螺合され、該垂直固定ボルトの上端が前記垂直ネジ孔の上端に突出しないように該垂直固定ボルトが垂直ネジ孔に螺合された状態で、前記水平片部を水平状態にすると共に前記内側垂下片部の下端を前記水平板部の上面の稍上側に位置させて前記固定枠部材を荷台に向けて内方に移動させ、これにより、前記突出片部が前記突出板部の下面に当接乃至該下面の下側に位置する状態とし、前記外側垂下片部の内面が前記垂下板部の外表面に当接乃至接近する状態とし、その後、前記固定枠部材を下方に移動させて、前記水平片部を前記水平板部の上面に載置させることを特徴とする、固定装置を構成する固定枠部材をアオリの上部に装着する固定枠部材の装着方法。
  9. 請求項3記載の車両荷台のアオリに対する立設部材の固定装置を構成する固定枠部材を該アオリの上部に装着する固定枠部材の装着方法であって、前記水平固定ボルトと前記垂直固定ボルトとを取り外した状態で、或いは、該水平固定ボルトの先端が前記水平ネジ孔の内端に突出しないように該水平固定ボルトが水平ネジ孔に螺合され、該垂直固定ボルトの上端が前記垂直ネジ孔の上端に突出しないように該垂直固定ボルトが垂直ネジ孔に螺合された状態で、前記水平片部を水平状態にすると共に前記内側垂下片部の下端を前記水平面部の稍上側に位置させて前記固定枠部材を荷台に向けて内方に移動させ、これにより、前記突出片部が前記突出面部に当接乃至該突出面部の下側に位置する状態とし、前記外側垂下片部の内面が前記垂下面部に当接乃至接近する状態とし、その後、前記固定枠部材を下方に移動させて、前記水平片部を前記水平面部に載置させることを特徴とする、固定装置を構成する固定枠部材をアオリの上部に装着する固定枠部材の装着方法。
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