JP6695152B2 - キックプレート用取付金具 - Google Patents

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Description

本発明は、歩廊用床板の端部近傍部に沿うように配設されるキックプレートを手摺用支柱に取り付ける為のキックプレート用取付金具に関する。
従来、例えば、図9に示すように、工場や建設現場等で用いられる枠組足場100は、複数の梁部材101、複数の梁部材101に支持された複数の歩廊用床板102、枠組足場100の外端側に位置する梁部材101に固定された複数の支柱103a(手摺用支柱103a)を有する手摺103等により形成され、歩廊用床板102から作業者が転落したり工具等の部品が落下したりするのを防止するために、複数の手摺用支柱103aが固定された梁部材101上に、複数のキックプレート104が鉛直姿勢に配設され、複数の手摺用支柱103aに溶接されている。
しかし、歩廊用床板102や手摺103の構造や組立て施工の誤差等によって、手摺用支柱103aに溶接されたキックプレート104と歩廊用床板102との間に比較的大きな隙間が生じることがあり、そうなると、梁部材101と歩廊用床板102との段差により安全性の面で問題が生じる。ここで、特許文献1には、幅木(キックプレート)と足場板(歩廊用床板)との間に隙間を生じさせないように、幅木を手摺用支柱に取り付け可能な幅木固定用金具が開示されている。
この幅木固定用金具では、手摺用支柱に固定されたクランプから、ロッド状の部材を曲げて形成された幅木支持部材が足場板側へ傾斜状に延び、幅木は幅木支持部材に形成された幅木受部に挿入されて、幅木支持部材に装着されたストッパプレート及び蝶ネジにより固定される。手摺用支柱と足場板間の間隔に応じて、クランプの固定位置、及び幅木支持部材の傾斜角度を調節し、幅木を幅木支持部材と共に傾斜姿勢にして足場板上に配設して、手摺用支柱に取り付けることができる。
特開2011−6877号公報
図9に示す枠組足場では、前記のように、手摺用支柱に溶接されたキックプレートと歩廊用床板との間に比較的大きな隙間が生じることがある他、その溶接によってキックプレートを含む枠組足場の組立/解体の作業負荷が大きくなること、キックプレートが溶接変形する虞があること、キックプレートの損傷等による取り換えに手間がかかること、等の問題がある。
特許文献1の幅木固定用金具では、幅木と足場板との間に隙間を生じさせないように、幅木を手摺用支柱に取り付け可能であるが、幅木は傾斜姿勢で取り付けられるため、足場板から作業者が転落したり工具等の部品が落下したりするのを防止する幅木の機能が低下する。しかも、幅木は幅木支持部材と共に足場板上に配設されるため、足場板上の作業者の歩行スペースを狭め、安全性の面でも課題が残る。
本発明の目的は、キックプレートを鉛直姿勢にして歩廊用床板の端部近傍部に沿うように配設して、つまりキックプレートと歩廊用床板間の隙間を極力小さくするようにして、キックプレートを手摺用支柱に容易に取り付け可能なキックプレート用取付金具を提供することである。
請求項1のキックプレート用取付金具は、梁部材に支持された歩廊用床板の端部近傍部に沿うように配設されるキックプレートを、梁部材に固定された手摺用支柱に取り付ける為のキックプレート用取付金具において、前記キックプレートを上側から差し込んで鉛直姿勢に保持可能なプレート保持部と、このプレート保持部に一端が固着されて前記手摺用支柱側へ所定長さ延びる本体部とを有するプレート取付体と、前記プレート取付体を前記手摺用支柱に前記プレート保持部と直交する水平な第1方向と、前記手摺用支柱と平行な鉛直な第2方向とに位置調節可能に前記本体部を介して固定解除可能に固定する為の固定機構とを備え、前記固定機構は、前記本体部に前記第1方向へ延びるように形成された水平スリットと、前記手摺用支柱にU形部を外嵌させて1対の脚部を前記水平スリットに挿入されたUボルトと、前記本体部に対して前記手摺用支柱と反対側で前記1対の脚部に螺合される1対のナットとを備えたことを特徴としている。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記プレート保持部は、キックプレートを挟み込む鉛直な1対の板状部を有し、前記1対の板状部の一方に形成されたネジ孔と、このネジ孔に貫通状に螺合されて前記1対の板状部の他方にキックプレートを押圧可能なボルト部材とを備えたことを特徴としている。
請求項1のキックプレート用取付金具によれば、プレート取付体のプレート保持部にキックプレートを上側から差し込んで鉛直姿勢に保持することができ、固定機構により、プレート取付体をプレート保持部と直交する水平な第1方向と、手摺用支柱と平行な鉛直な第2方向とに位置調節して、手摺用支柱にプレート取付体をその本体部を介して固定解除可能に固定することができるので、歩廊用床板や手摺の構造や組立て施工の誤差等によって、手摺用支柱と歩廊用床板間の間隔が変わることがあっても、キックプレートを鉛直姿勢にして歩廊用床板の端部近傍部に沿うように配設して、つまりキックプレートと歩廊用床板間の隙間を極力小さくするようにして、キックプレートを手摺用支柱に容易に取り付け可能になる。
そして、プレート取付体、Uボルト、1対のナットを分解した状態で、UボルトのU形部を手摺用支柱に外嵌させ、Uボルトの1対の脚部をプレート取付体の水平スリットに挿入し、Uボルトの1対の脚部に1対のナットを螺合させて、プレート取付体を手摺用支柱に連結することができる。1対のナットを弛めてプレート取付体を手摺用支柱から固定解除した状態で、プレート取付体を第1方向と第2方向に位置調節してから、1対のナットを締めてプレート取付体を手摺用支柱に固定することができる。
依って、手摺用支柱へのキックプレート用取付金具の着脱、プレート取付体の固定・固定解除、及び固定解除状態での位置調節が容易になる。
請求項のキックプレート用取付金具によれば、キックプレートをプレート保持部の1対の板状部に挟み込み、一方の板状部のネジ孔に貫通状に螺合されたボルト部材を締めて、そのボルト部材によりキックプレートを他方の板状部に押圧固定して、プレート保持部にキックプレートを鉛直姿勢に保持することができる。つまり、キックプレートのプレート保持部への取り付け、及びプレート保持部からの取り外しが容易になり、故に、溶接を用いずにキックプレートを手摺用支柱に取り付け可能になる。
本発明の実施例に係る枠組足場の斜視図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のAで示す部分の斜視図である。 図1のAで示す部分の反対側からの斜視図である。 図1のBで示す部分の反対側からの斜視図である。 図3のVI−VI線断面図である。 キックプレート用取付金具の分解斜視図である。 キックプレート用取付金具の取り付け状態を示す正面図であり、(1)が手摺用支柱と歩廊用床板間の間隔が狭い場合を示し、(2)が同間隔が広い場合を示す。 従来の枠組足場の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
本実施例は、工場や建設現場等で用いられる枠組足場に本発明を適用した場合の一例である。尚、図1に矢印で示す上方、前方、左方を上方、前方、左方として説明する。
図1、図2に示すように、枠組足場1は、複数の梁部材2(例えば、H型鋼)と、複数の梁部材2に支持された複数の歩廊用床板3(例えば、チェッカープレートやグレーチング)と、枠組足場1の外端側に設けられた手摺4、複数のキックプレート5、及び複数のキックプレート用取付金具6(以下、取付金具6という)等により形成されている。
図1に示す左右2つの梁部材2は前後方向に平行に延び、そのうちの左側の梁部材2が枠組足場1の外端側に位置するものである。複数の歩廊用床板3が前後方向に並設され、これら複数の歩廊用床板3の左右両端部分が、左右2つの梁部材2に支持されて、複数の留具(図示略)や溶接により固定されている。各歩廊用床板3は、例えば、前後長が2000mm、左右長が1800mm、厚さが30mm程度の矩形板状に形成されている。
左側の梁部材2には、その上部フランジ2aの右側部分に、複数の歩廊用床板3の左端部分が支持され、上部フランジ2aの左側部分に、手摺4の複数の円筒状(又は円柱状)の支柱4a(手摺用支柱4a)の下端部が溶接等により固定されている。
複数のキックプレート5は、前後方向へ延びるように直列状に並設されて、左側の梁部材2に支持された歩廊用床板3の左端部近傍部に沿うように梁部材2上に配設され、複数の取付金具6により鉛直姿勢に保持された状態で複数の手摺用支柱4aに取り付けられている。各キックプレート5は、例えば、前後長が2000mm、上下長が120mm 、厚さが5mm 程度の帯板状に形成されている。
各キックプレート5が、複数(例えば、3つ)の取付金具6により複数(例えば、3つ)の手摺用支柱4aに取り付けられている。そのうちの第1の取付金具6Aは、1つのキックプレート5の長さ方向途中部を手摺用支柱4aに取り付ける為のものであり、第2の取付金具6Bは、2つのキックプレート5の継ぎ目部分に使用され、その継ぎ目部分となる2つのキックプレート5の両端部分を手摺用支柱4aに取り付ける為のものである。
次に、取付金具6について詳しく説明する。
尚、前記第1,第2の取付金具6A,6Bについては、後述のプレート固定機構15A,15Bが異なる構成になるが、それ以外は同じ構成であり、同一の構成については同一符号を付し、取付金具6として説明する。
図2〜図7に示すように、取付金具6は、キックプレート5を上側から差し込んで鉛直姿勢に保持可能なプレート保持部11と、このプレート保持部11に右端が固着されて左側(手摺用支柱4a側)へ所定長さ延びる本体部12とを有するプレート取付体10と、プレート取付体10を手摺用支柱4aに左右方向(プレート保持部11と直交する水平な第1方向)と、上下方向(手摺用支柱4aと平行な鉛直な第2方向)とに位置調節可能に本体部12を介して固定解除可能に固定する為の固定機構20とを備えている。
プレート保持部11は、キックプレート5を挟み込む鉛直な左右1対の板状部11a,11bと、これら1対の板状部11a,11bに挟み込まれたキックプレート5を載置状に支持する底部11cとを有し、その下面(底部11cの下面)が梁部材2の上部フランジ2aに載置されている。
1対の板状部11a,11bは、側面視矩形状に形成され、キックプレート5の厚さよりも少し広い間隔を空けて対向状に配置され、挟み込んだキックプレート5の上端よりも少し低い高さに形成されている。尚、挟み込んだキックプレート5の上端と略同じ高さに、或いはそれよりも高い高さに形成されてもよい。
プレート保持部11には、1対の板状部11a,11bに挟み込まれたキックプレート5を固定解除可能に固定するプレート固定機構15が設けられ、そのプレート固定機構15は、左側の板状部11aの上部に形成されたネジ孔16と、このネジ孔16に貫通状に螺合されて右側の板状部11bにキックプレート5を押圧可能なボルト部材17とを備えている。
ここで、第1の取付金具6Aの固定機構15Aは、左側の板状部11aの上部の前後方向中央部に形成された1つのネジ孔16と、このネジ孔16に対応する1つのボルト部材17とを有し、一方、第2の取付金具6Bの固定機構15Bは、左側の板状部11aの上部に前後方向に適当な間隔を空けて形成された1対のネジ孔16と、これらネジ孔16に対応する2つボルト部材17とを有する。
特に、第2の取付金具6Bにおいては、プレート保持部11に、継ぎ目部分となる2つのキックプレート5の両端部分を前後方向に重ね合わせることなく、1対の板状部11a,11bに挟み込むようにして保持可能であり、前側のボルト部材17により前側のキックプレート5の後端部分が、また、後側のボルト部材17により後側のキックプレート5の前端部分が夫々右側の板状部11bに押圧固定される。
この第2の取付金具6Bのプレート保持部11において、継ぎ目部分となる2つのキックプレート5の両端部分間に隙間が生じても、その隙間の大部分を板状部11a,11bがカバーして、その2つのキックプレート5をプレート保持部11を介して連結することができる。
本体部12は左右方向に長い鉛直の矩形板状に形成され、その右端部がプレート保持部11の左側の板状部11aの下部(前後方向中央部の左面)に溶接等により固着され、その下面が梁部材2の上部フランジ2aに載置されている。
固定機構20は、本体部12に左右方向へ延びるように形成された水平スリット21と、手摺用支柱4aにU形部22aを外嵌させて1対の脚部22bを水平スリット21に挿入されたUボルト22と、本体部12に対して手摺用支柱4aと反対側で1対の脚部22bに螺合される1対のナット23とを備えている。
この固定機構20において、ナット23が弛められ、プレート取付体10が手摺用支柱4aから固定解除された状態で、プレート取付体10がUボルト22及びナット23と共に手摺用支柱4aに沿って上下方向へ移動可能になり、また、プレート取付体10が水平スリット21によりUボルト22に対して左右方向へ移動可能になるので、プレート取付体10を上下方向と左右方向に位置調節可能になる。
次に、手摺用支柱4aへの取付金具6の取り付け、及び取付金具6の取り付け後のキックプレート5の取り付けについて説明する。
取付金具6については、プレート取付体10、Uボルト22、1対のナット23を分解した状態で、プレート取付体10をその水平スリット21が手摺用支柱4aに近接するように位置させる一方、Uボルト22のU形部22aを手摺用支柱4aに外嵌させ、Uボルト22の1対の脚部22bを水平スリット21に挿入し、1対のナット23をUボルト22の1対の脚部22bに螺合させて、取付金具6を手摺用支柱4aに連結する。
そして、1対のナット23を弛めてプレート取付体10を手摺用支柱4aから固定解除した状態で、プレート取付体10(プレート保持部11、本体部12)が梁部材2の上部フランジ2aに載置されるように、プレート取付体10を上下方向に位置調節するとともに、プレート取付体10のプレート保持部11が梁部材2に支持された歩廊用床板3の左端部に当接(近接)するように、プレート取付体10を左右方向に位置調節する。
このように、取付金具6を手摺用支柱4aに連結し、プレート取付体10を位置調節してから、1対のナット23を締めてプレート取付体10を手摺用支柱4aに固定して、取付金具6を手摺用支柱4aに取り付ける。他の複数の取付金具6についても、同様に、複数の手摺用支柱4aに夫々取り付けて、複数の取付金具6のプレート保持部11が前後方向に一直線上に並ぶようにしておく。
次に、第1の取付金具6Aにおいては、キックプレート5の長さ方向途中部をプレート保持部11に上側から差し込み、つまり1対の板状部11a,11bに挟み込み、その後、固定機構15Aにより、板状部11aのネジ孔16に貫通状に螺合されたボルト部材17を締めると、このボルト部材17によりキックプレート5の長さ方向途中部が板状部11bに押圧固定される。
第2の取付金具6Bにおいては、キックプレート5の一端部分を、同様に、プレート保持部11に上側から差し込み、つまり1対の板状部11a,11bに挟み込み、その後、固定機構15Bにより、板状部11aの対応する1つのネジ孔16に貫通状に螺合されたボルト部材17を締めると、このボルト部材17によりキックプレート5の一端部分が板状部11bに押圧固定される。
こうして、キックプレート5が、梁部材2に支持された歩廊用床板3の左端部近傍部に沿うように配設されて、プレート保持部11に保持され、プレート保持部11を介して梁部材2に支持された状態で、手摺用支柱4aに取り付けられる。
枠組足場1の解体や、キックプレート5の損傷等による取り換えにあたっては、対応する各取付金具6のボルト部材17を弛め、キックプレート5をプレート保持部11から上側へ引き抜くことで、取り外すことができる。
この取付金具6によれば、次の作用・効果を奏する。
取付金具6のプレート取付体10(プレート保持部11、本体部12)、固定機構20により、歩廊用床板3や手摺4の構造や組立て施工の誤差等によって、手摺用支柱4aと歩廊用床板3間の間隔が変わることがあっても、キックプレート5を鉛直姿勢にして歩廊用床板3の左端部近傍部に沿うように、つまり歩廊用床板3の左端部との間の隙間を極力小さくするように配設して、キックプレート5を手摺用支柱4aに容易に取り付けることが可能になる。
例えば、図8(1)は、手摺用支柱4aの下端部が梁部材2上に立設状に固定されたもの(前記実施例に開示)を示し、図8(2)は、手摺用支柱4aが梁部材2よりも外側に配設されて、梁部材2に固定されたものを示し、この(1)(2)では、手摺用支柱4aと歩廊用床板3間の間隔が異なるが、この(1)(2)の何れにも取付金具6を採用して、キックプレート5を鉛直姿勢にして歩廊用床板3の端部近傍部に沿うように配設して、手摺用支柱4aに取り付けることが可能になる。
しかも、固定機構20の水平スリット21、Uボルト22、1対のナット23により、手摺用支柱4aへの取付金具6の着脱、プレート取付体10の固定・固定解除、及び固定解除状態での位置調節が容易になり、更に、プレート保持部11の1対の板状部11a,11b、プレート固定機構15(ネジ孔16、ボルト部材17)により、キックプレート5のプレート保持部11への取り付け、及びプレート保持部11からの取り外しが容易になり、故に、溶接を用いずにキックプレート5を手摺用支柱4aに取り付け可能になる。
つまり、従来の図9のような枠組足場と比べると、キックプレート5と歩廊用床板3との間に比較的大きな隙間が生じること、キックプレート5を含む枠組足場1の組立/解体の作業負荷が大きくなること、キックプレート5が溶接変形する虞があること、キックプレート5の損傷等による取り換えに手間がかかること、等の問題を改善できる。
そして、キックプレート5の取り付け位置が変わっても、キックプレート5は鉛直姿勢で取り付けられるため、歩廊用床板3から作業者が転落したり工具等の部品が落下したりするのを防止するキックプレート5の機能を十分に実現し、また、キックプレート5及び取付金具6は、歩廊用床板3上ではなく、梁部材2上に配設されるので、歩廊用床板3上の作業者の歩行スペースを狭めることもない。
尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前記実施例に種々の変更を付加して実施可能である。例えば、プレート取付体10のプレート保持部11と本体部12のサイズや形状、また、水平スリット21の長さ等について、適宜変更可能である。
1 枠組足場
2 梁部材
3 歩廊用床板
4a 手摺用支柱
5 キックプレート
6 キックプレート用取付金具
10 プレート取付体
11 プレート保持部
11a,11b 板状部
12 本体部
15 プレート固定機構
16 ネジ孔
17 ボルト部材
20 固定機構
21 水平スリット
22 Uボルト
22a U形部
22b 脚部
23 ナット

Claims (2)

  1. 梁部材に支持された歩廊用床板の端部近傍部に沿うように配設されるキックプレートを、梁部材に固定された手摺用支柱に取り付ける為のキックプレート用取付金具において、 前記キックプレートを上側から差し込んで鉛直姿勢に保持可能なプレート保持部と、このプレート保持部に一端が固着されて前記手摺用支柱側へ所定長さ延びる本体部とを有するプレート取付体と、
    前記プレート取付体を前記手摺用支柱に前記プレート保持部と直交する水平な第1方向と、前記手摺用支柱と平行な鉛直な第2方向とに位置調節可能に前記本体部を介して固定解除可能に固定する為の固定機構とを備え、
    前記固定機構は、前記本体部に前記第1方向へ延びるように形成された水平スリットと、前記手摺用支柱にU形部を外嵌させて1対の脚部を前記水平スリットに挿入されたUボルトと、前記本体部に対して前記手摺用支柱と反対側で前記1対の脚部に螺合される1対のナットとを備えたことを特徴とするキックプレート用取付金具。
  2. 前記プレート保持部は、キックプレートを挟み込む鉛直な1対の板状部を有し、
    前記1対の板状部の一方に形成されたネジ孔と、このネジ孔に貫通状に螺合されて前記1対の板状部の他方にキックプレートを押圧可能なボルト部材とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のキックプレート用取付金具。
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