JP2007076771A - 昇降装置 - Google Patents

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博光 泉田
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Abstract

【課題】 ラックレールに対する昇降機の着脱を容易にすること。
【解決手段】 ラックレール2は、断面略コ字状の一対の形鋼6,6と、これらを突き合わせて相互間を結合する多数のラックピン7とで構成する。昇降機3はキャスター13で移動でき、ラックレール2に着脱自在で、取付状態においてラックピン7に駆動ギア4を噛み合わせると共に上下のガイドローラ5,5を形鋼6の対向片6aに係合させる。ガイドローラ5は、フレーム杆8に固定された取付片16に水平方向に回転自在に枢支された支持片17に設ける。取付片16及び支持片17には係止ピン18が抜き差し可能である。昇降機3をラックレール2に向けて押し進めると、ガイドローラ5が枢軸を中心に回転変位するので、ラックレール2の対向片7aによって移動を妨げられることなく、形鋼6内に配置できる。そして、挿通孔16a,17aに係止ピン18を差し込めば、ガイドローラ5を固定できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、構築物に予め取り付けられているラックレールに沿って昇降機を昇降させ、作業者又は資材等を運搬する簡易型の昇降装置に関するものである。
従来、可搬型の昇降機は、ラックレールをH形鋼で構成し、ウェブに昇降機の駆動ギアが噛み合う縦方向の多数の係合孔を設け、フランジに昇降機のガイドローラを転動自在に係合させている。ラックレールへの装着、取り外しの際に、ラックレールとの係合部分が干渉し合うため、例えば特許文献1に記載の昇降装置のように、ラックレールの下部に、昇降機の駆動ギアとガイドローラを前後方向に通過させる切欠部を設けている。
特開2003−171092号公報
上記従来の昇降装置は、ラックレールの所定位置に切欠部を設ける加工を施さなければならないし、ラックレールに対して昇降機を着脱する際に、重量のある昇降機をラックレールの切欠部の高さ位置まで持ち上げた状態で切欠部と昇降機の駆動ギア及びガイドローラとを合致させる位置合わせを行うため、作業が容易でないという問題がある。また、ラックレールをH形鋼で構成するので大重量になるし、係合孔と切欠部を設ける加工工程が必要になる。
従って、この発明は、ラックレールに特別な加工を施すことなく、レールへ昇降機を容易に装着し、また取り外しすることができ、さらにラックレールを簡易な構成にし、軽量化すると共に容易に製造でき、安価に提供することができる昇降装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、第1の発明においては、構築物にラックレール2を縦方向に設け、このラックレール2に対して着脱可能で、ラックレール2に駆動ギア4を噛み合わせると共にガイドローラ5を係合させて昇降機3を取り付け、ガイドローラ5がラックレール2の走行面を転動しながらラックレール2に沿って昇降機3を昇降させるように昇降装置1を構成する。昇降機3をラックレール2に取り付ける際のラックレール2との干渉を回避するためにガイドローラ5を変位可能に支持する一方、ラックレール2への係合位置で固定されるように構成した。
第2の発明においては、ガイドローラ5を軸支する支持片17を昇降機3に回転可能に枢支し、この支持片17に係止ピン18を挿通して昇降機3に固定するように構成した。
第3の発明においては、一対のレール材6に少なくともガイドローラとの係合面とこれに直交する結合面とをそれぞれ設け、これらレール材6の結合面同士を長手方向に多数列設されたラックピン7で結合し、このラックピン7に駆動ギア4を噛み合わせるようにラックレール2を構成した。
第4の発明においては、昇降機に移動用キャスター13を設けた。
本発明においては、ラックレール側に昇降機を着脱するための切欠部等を設けないから、従来のラックレールの加工工程を省くことができ、安価に提供でき、また昇降機をラックレールに取り付ける際にガイドローラがラックレールとの干渉位置から退避するので、昇降機の着脱作業を容易に行うことができるし、昇降機の取り付け位置でガイドローラがフランジに係合して確実に固定されるので、昇降機を確実に取り付けることができる。
ガイドローラを昇降機に回転可能に枢支される支持片で軸支し、この支持片を係止ピンで固定することにより、ガイドローラの変位、固定動作を実現できる。
ガイドローラとの係合面とこれに直交する結合面とを持つ一対のレール材の結合面同士を、駆動ギアと噛み合うラックピンにより結合してラックレールを構成すれば、ラックレールを簡易に構成でき加工が容易になるし、軽量化でき、さらに安価に提供できる。
昇降機に移動用キャスターを設ければ、運搬作業が楽になるし、ラックレールに対する脱着作業も容易になるという効果を有する。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1,図2において、昇降装置1は、ラックレール2と昇降機3とを具備する。ラックレール2は、鉄塔のような構築物に沿って縦方向に固定される。昇降機3は可搬型で、ラックレール2に着脱自在で、取付状態においてラックレール2に駆動ギア4を噛み合わせると共に上下のガイドローラ5,5をラックレール2に係合させて昇降する。
ラックレール2は、内側に係合面を有する一対の対向片6aとこれに直角に連続する結合面を有する結合片6bをそれぞれ備えた断面略コ字状の一対のレール材である形鋼6,6と、これら形鋼6,6の結合片6b,6b同士を突き合わせて相互間を結合するように長手方向に並べて打ち込んだ多数のラックピン7とで構成されている。ラックピン7は、駆動ギア4が噛み合うように縦方向に等間隔に設けられている。形鋼6の対向片6aの一方には、ガイドローラ5が昇降機3本体と反対側から転動自在に係合する。
昇降機3は、縦方向に伸びた一対のフレーム杆8と、搭乗者が乗るためにフレーム杆8の下部に水平に固定されたステップ9と、このステップ9から立ち上がって後方へ湾曲しつつ伸びる支持杆に固定されたサドル10と、フレーム杆8の上部に設けられた手摺り兼用の開閉可能な安全柵11とを有する。安全柵11の前部には操作ボックス12が固定されている。フレーム杆8の下端には運搬用キャスター13がそれぞれ設けられている。ステップ9の下部には駆動部14が設けられる。駆動部14には、動力源であるACモータにつながる駆動ギア4と、これに隣接するクラッチブレーキ15とを備えている。フレーム杆8の下部における駆動ギア4の両側位置にはラックレール2のラックピン7に係合する下部ガイドローラ5を有する。フレーム杆8の上部における安全柵11の高さ位置には同じくラックレール2のラックピン7に係合する上部ガイドローラ5を有する。
図2,図3に示すように、ガイドローラ5は、フレーム杆8に水平に固定された取付片16に対して水平方向に回転自在に枢支された支持片17に設けられている。取付片16及び支持片17には抜け落ち防止用頭部付きの係止ピン18が抜き差し可能な挿通孔16a,17aを有する。挿通孔17aは形鋼6の対向片6aにガイドローラ5を係合させる対応位置に設けられている。従って、ガイドローラ5は、取付片16に対して水平方向に変位することができる一方、係止ピン18を挿通孔16a,17aに差し込めば固定できる。
この昇降装置1において昇降機3はキャスター13で容易に移動させることができ、ラックレール2に昇降機3を取り付けるには、昇降機3の前部をラックレール2に向けて押し進める。このとき、ラックレール2に昇降機3を据え付ける途上で、ラックレール2の対向片6aに昇降機3のガイドローラ5が干渉することとなるが、枢軸を中心にガイドローラ5が回転変位するので、ガイドローラ5がラックレール2の対向片7aによって移動を妨げられることなく、形鋼6内に配置できる。この後、挿通孔16a,17aに係止ピン18を差し込んで貫通させれば、取付片16に支持片17が固定されるので、ガイドローラ5を形鋼6の対向片6aに係合する位置で固定できる。昇降機3をラックレール2側へ押し込んだとき、駆動ギア4がラックレール2のラックピン7を噛み込む。そして、作業者が安全柵11を開けてステップ9上に乗り込みサドル10に座った状態で、操作ボックス12を操作してACモータを稼働させれば、昇降機3を上昇移動させることができる。昇降機3をラックレール2から取り外すには、昇降機3をラックレール2の下端部に降ろしてから、係止ピン18を挿通孔16a,17aから抜き取れば、取付片16に対して支持片17を自由に回転変位できるので、この状態でキャスター13で昇降機3をラックレール2から引き離せば、ガイドローラ5の移動が形鋼6の対向片6aに妨げられることなく難なく鋼材6からガイドローラ5を引き出すことができる。
本発明は、構築物に設置されたラックレールに沿って昇降し、作業員や資材等を運搬する昇降機をラックレールに対して容易に着脱するのに有効である。
本発明に係る昇降装置の正面図である。 昇降装置の側面図である。 (A)はガイドローラをフリーにした状態の昇降装置の平面図、(B)はガイドローラを固定した状態の昇降装置の平面図である。
符号の説明
1 昇降装置
2 ラックレール
3 昇降機
4 駆動ギア
5 ガイドローラ
6 形鋼
6a 対向片
6b 結合片
7 ラックピン
8 フレーム杆
9 ステップ
12 操作ボックス
13 キャスター
16 取付片
16a 挿通孔
17 支持片
18 係止ピン

Claims (4)

  1. 構築物に縦方向に設けられたラックレールと、このラックレールに対して着脱可能で、ラックレールに駆動ギアを噛み合わせると共にガイドローラを係合させて取り付けられ、ガイドローラがラックレールの走行面を転動しながらラックレールに沿って昇降する昇降機とを具備する昇降装置であって、
    前記ガイドローラは、昇降機をラックレールに取り付ける際のラックレールとの干渉を回避するように変位可能に支持される一方、前記ラックレールへの係合位置で固定されることを特徴とするに記載の昇降装置。
  2. 前記ガイドローラを軸支して昇降機に回転可能に枢支される支持片と、この支持片に挿通され昇降機に係合する係止ピンとを具備することを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
  3. 前記ラックレールは、少なくとも前記ガイドローラとの係合面とこれに直交する結合面とを有する一対のレール材と、
    これらレール材の結合面同士を結合すると共に、前記駆動ギアと噛み合うようにレール材の長手方向に多数列設されたラックピンとを具備することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の昇降装置。
  4. 前記昇降機は移動用キャスターを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の昇降装置。
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