JP2016084187A - ガイドレールへの脱着可能な昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要なときに昇降装置をガイドレールに脱着可能とすることにより個の昇降装置を使い回しができることとなり、高所な構造物ごとに常時、昇降装置を装置しておく必要がなくなり装置コストの経済的優位性を生むことができると共に昇降装置のメンテナンスの個数を軽減したものである。
【解決手段】昇降装置は匡体フレームと、移動用車輪と、原動機と連動連設し、駆動ピニオンローラと、補助ローラとよりなり、補助ローラは一定間隔を保持して駆動ピニオンローラの上方に配設し、昇降装置の装着操作時には、匡体フレームを前方に傾動して補助ローラをまずラックレールの背面より当接操作し、次いで駆動ピニオンローラをラックレールに噛合させるように匡体フレームを垂直姿勢とし、昇降装置の離脱操作時には匡体フレームを前方に傾動して駆動ピニオンローラをラックレールから離反しながら補助ローラをラックレールの背面より離反するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、高所な構造物としての新設・既設の塔内外や建築物等に付設したラック状のガイドレールに沿って昇降する昇降装置をガイドレールに脱着可能な昇降装置に関する。
従来、高所な構造物としての新設・既設の塔内外や建築物等のメンテナンス等には、例えば高所な構造物内に付設したガイドレールに沿って昇降装置を取付けて作業者が昇降装置に搭乗して高所な構造物内を昇降しながらメンテナンス等の作業を行う。かかる塔内の昇降装置は、特許文献1に示されているように、予めガイドレールに昇降自在に装置さられており、基本的にはガイドレールから取外しはできないようになっている。
特開2003−312963号公報
従って、各種の高所な構造物ごとにそれぞれ昇降装置を取り付け装置しておかねばならず、普段使用頻度が少ないメンテナンス用の昇降装置にあっては作動操作回数も少ないため、錆付きや油硬化による回転部分の固着を生じることがあり、そのための昇降装置の保守点検作業を必要とするなどの煩雑さがあった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、必要なときに昇降装置をガイドレールに脱着可能とすることにより1個の昇降装置を使い回しができることとなり、高所な構造物ごとに常時、昇降装置を装置しておく必要がなくなり装置コストの経済的優位性を生むことができると共に、昇降装置のメンテナンスの個数を軽減することができる昇降装置を提供する。
請求項1に記載の発明は、高所な構造物のラックレールに必要に応じて脱着自在とした昇降装置において、昇降装置は作業員が搭乗するための匡体フレームと、匡体フレームの前端下部に設けた移動用車輪と、原動機と連動連設し、ラックレールと噛合するように匡体フレームの上部に取り付けた駆動ピニオンローラと、高所な構造物に垂設したラックレールを間に挟持して駆動ピニオンローラと対向して匡体フレームに取り付けた補助ローラとよりなり、しかも、補助ローラは一定間隔を保持して駆動ピニオンローラの上方に配設し、昇降装置の装着操作時には、匡体フレームを前方に傾動して補助ローラをまずラックレールの背面より当接操作し、次いで駆動ピニオンローラをラックレールに噛合させるように匡体フレームを垂直姿勢とし、昇降装置の離脱操作時には匡体フレームを前方に傾動して駆動ピニオンローラをラックレールから離反しながら補助ローラをラックレールの背面より離反するように構成したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、駆動ピニオンローラと補助ローラとを上下に対向して匡体フレーム上部に取り付けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、高所な構造物のラックレールに必要に応じて脱着自在とした昇降装置において、昇降装置は作業員が搭乗するための匡体フレームと、匡体フレームの前端下部に設けた移動用車輪と、原動機と連動連設し、ラックレールと噛合するように匡体フレームの上部に取り付けた駆動ピニオンローラと、高所な構造物に垂設したラックレールを間に挟持して駆動ピニオンローラと対向して匡体フレームに取り付けた補助ローラとよりなり、しかも、補助ローラは一定間隔を保持して駆動ピニオンローラの上方に配設し、昇降装置の装着操作時には、匡体フレームを前方に傾動して補助ローラをまずラックレールの背面より当接操作し、次いで駆動ピニオンローラをラックレールに噛合させるように匡体フレームを垂直姿勢とし、昇降装置の離脱操作時には匡体フレームを前方に傾動して駆動ピニオンローラをラックレールから離反しながら補助ローラをラックレールの背面より離反するように構成したことにより、必要に応じて各種の複数の高所な構造物内に1個の昇降装置を使い回しができることとなり、高所な構造物ごとに常時、昇降装置を装置しておく必要がなくなり装置コストの経済的優位性を生むことができると共に、1個の昇降装置の使い回しが可能であるためその使用頻度も増加し利用効率が上がり、従来の常時装置して使用頻度の少ない昇降装置と比べてメンテナンスする昇降装置の個数が軽減し、メンテナンスのコストを軽減することができる効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、駆動ピニオンローラと補助ローラとを上下に対向して匡体フレーム上部に取り付けたことにより、昇降装置を傾動姿勢とすることで駆動ピニオンローラと補助ローラとの間にラックレールを位置させて昇降装置の取付け取外し作業が容易に行うことができる。
昇降装置を示す斜視図である。 昇降装置を示す斜視図である。 昇降装置を示す側面図である。 昇降装置を示す正面図である。 昇降装置を示す背面図である。 駆動ピニオンローラと補助ローラとの間のラックレールの位置関係を示す要部上面図である。 下部補助ローラとラックレールの位置関係を示す要部底面図である。 レール当接体とラックレールの取付形態を示す要部底面図である。 レール当接体とラックレールの取付形態を示す要部底面図である。 高所な構造物に取り付けたラックレールと昇降装置を示す概観図である。 昇降装置の運搬状態を示す側面図である。 昇降装置のラックレールへの取付形態を示す概観図である。
本実施形態の昇降装置は、高所な構造物のラックレールに必要に応じて脱着自在とした昇降装置において、昇降装置は作業員が搭乗するための匡体フレームと、匡体フレームの前端下部に設けた移動用車輪と、原動機と連動連設し、ラックレールと噛合するように匡体フレームの上部に取り付けた駆動ピニオンローラと、高所な構造物に垂設したラックレールを間に挟持して駆動ピニオンローラと対向して匡体フレームに取り付けた補助ローラとよりなり、しかも、補助ローラは一定間隔を保持して駆動ピニオンローラの上方に配設し、昇降装置の装着操作時には、匡体フレームを前方に傾動して補助ローラをまずラックレールの背面より当接操作し、次いで駆動ピニオンローラをラックレールに噛合させるように匡体フレームを垂直姿勢とし、昇降装置の離脱操作時には匡体フレームを前方に傾動して駆動ピニオンローラをラックレールから離反しながら補助ローラをラックレールの背面より離反するように構成したことを特徴とする。
また、駆動ピニオンローラと補助ローラとを上下に対向して匡体フレーム上部に取り付けた。
以下に、本発明に好適な実施形態について図面に基づいて説明する。
図10に示すように、本発明に係る昇降装置Kは、例えば、高所な構造物A内に垂設されたガイドレールとしてのラックレールBに着脱自在に装着されてラックレールBに沿って昇降しながら昇降装置Kに搭乗した作業者Pにより高所な構造物A内の作業を行うように構成されている。
昇降装置Kは、図1、図3及び図5に示すように、作業者Pが昇降するための匡体フレーム10と匡体フレーム10の前端下部に設けられた移動用車輪11(例えば、図11参照)と匡体フレーム10の前端縁に取り付けられた駆動ピニオンローラ12と匡体フレーム10の上部前方にブラケット板13を介して実装された補助ローラ14と匡体フレーム10の下部前端縁に取り付けられて下部補助ローラ15とより構成されている。
しかも、匡体フレーム10の上部に設けられた駆動ピニオンローラ12と補助ローラ14とは、補助ローラ14が上方位置にあり、しかも、ラックレールBを間に挟んで駆動ピニオンローラ12と補助ローラ14とは互いに対向した位置にある。
匡体フレーム10は、図2に示すように床板21と前壁板22と左右前部支柱23,23と左右後部支柱24,24とよりなる中空の縦長の方形状に構成されている。
図3に示すように、床板21の下方には、バッテリー25bの収納部25aを形成し、床板21には作業者Pが1名搭乗可能なスペースの広さとしている。
匡体フレーム10の前壁板22と左右後部支柱24,24との間には作業者Pが乗降可能なように仕切りのない乗降口26(例えば、図2参照)を形成している。
図1から図5に示すように、匡体フレーム10の外床部には、四隅に脚体27,27,27,27が垂設されて地上面に匡体フレーム10を定置可能としている。
図中の符号28は、前壁板22と右前部支柱23との間及び左右後部支柱24,24間に架設した補強用ビーム、29aは匡体フレーム10の前壁板22の両側上部に配設したハンドルを示す。
移動用車輪11は、図11に示すように匡体フレーム10の左右前端下部に2個軸支されており、移動用車輪11の径は、少なくとも移動用車輪11の下端外周面が脚体27の下方に突出するような大きさに形成している。図12(b)に示すように、匡体フレーム10を地上面に定置した状態においては、移動用車輪11側が高くなるため匡体フレーム10が後傾姿勢となり、従って、図12(c)に示すように、ラックレールBに昇降装置Kを装着した状態で作業者の体重を含めた縦方向の負荷応力Gは匡体フレーム10の後方斜め下に作用することになり、補助ローラ14を支点として駆動ピニオンローラ12はラックレールB背面に圧着噛合し、両ローラ12,14間でラックレールBの前背面を挟持することが可能に構成している。
しかも、移動用車輪11は、周面をゴムタイヤとしており、匡体フレーム10が傾斜姿勢のまま地上面を走行しやすい形態としている。また、各移動用車輪11は、匡体フレーム10から取付け取外し自在な構造としており、匡体フレーム10の装着孔10aに移動用車輪11の車輪軸を挿入することにより装着孔10a内の係合つめ部と車輪軸に設けた凹部とが係合することなる。昇降装置Kを昇降する際には、昇降装置KにラックレールBに取り付けたのち移動用車輪11を取外して昇降装置Kを使用することとなる。
匡体フレーム10の前壁板22は、図2及び図4に示すように、匡体フレーム10に搭乗した作業者の正面に位置するように配設されており、その中央部には昇降装置Kの昇降操作を行うための操作盤30が設けられており、昇降操作のための原動機31の制御設備やモータドライバ等の操作機器が内蔵されている。図2中の符号36は、昇降装置Kの昇降操作するためのジョイステックである。
また、前壁板22の上部左右側面及び下部左右側面には把手29b,29b,29c,29cを突設し、把手29b,29bは、図11に示すように、匡体フレーム10の前傾搬送時のハンドルとして用いる。
図12(c)に示すように、前壁板22の前外側面における幅員の仮想中央線L上には、後述するブラケット板13を介して駆動ピニオンローラ12が回転自在に軸支され、匡体フレーム10の下部には補助ローラ14が幅員の仮想中央線L上に軸支されている。図6に示すように、駆動ピニオンローラ12は、周面にギア12aを形成し、ラックレールBのラックギアB1と噛合自在となるように構成されている。当然ながら駆動ピニオンローラ12と補助ローラ14とは仮想中央線Lに沿って縦方向に上下に配設されている。
駆動ピニオンローラ12は、ローラ軸12bを介して、駆動ピニオンローラ12の横側方に装置した減速電動機よりなる原動機31と連動連設されている。
図1中の符号32は、原動機31の下方位置に配設し、シーケンサー等を収容した制御ケースを示す。
補助ローラ14は、匡体フレーム10の前壁板22上部外側面に突設したブラケット板13に軸支されている。
すなわち、図3、図6及び図12に示すように、補助ローラ14は、ブラケット板13が突出した分だけ駆動ピニオンローラ12よりも前方に位置しており、その対向周面の前後間隔は、ラックレールBの前後幅員(肉厚)に略等しくしており、従って、ラックレールBを間に挟んで駆動ピニオンローラ12と補助ローラ14とが上下位置で対向している。図中の符号33aは、昇降装置KがラックレールBの上限位置に達したか否かをセンシングするものであり、ラックレールBの上限位置に到達したら上部リミットセンサのスイッチがオンとなり、昇降装置Kの上昇を強制的に停止するものであり、33bは昇降装置KがラックレールBの下限位置に達したか否か作をセンシングするものであり、ラックレールBの下限位置に到達したら下部リミットセンサのスイッチがオンとなり、昇降装置Kの下降を強制的に停止するものである。
かかる駆動ピニオンローラ12と補助ローラ14とを上下対応した位置関係とすることにより、ラックレールBの前背面に駆動ピニオンローラ12と補助ローラ14とが対向して当接し前傾姿勢の匡体フレーム10が各ローラ12,14を介してラックレールBに装着されることになる。
図12に示すように、匡体フレーム10に作業者が搭乗した際には、後傾姿勢の匡体フレーム10にかかる垂直方向の負荷応力Gは後方斜め下に作用し上方位置の補助ローラ14を支点として前壁板22の下部を前方へ押出す押出応力P1を生起し、この押出応力P1は駆動ピニオンローラ12をラックレールB背面のラックギアB1に押圧するローラ圧着応力P2となる。
すなわち、作業者が搭乗した場合、後傾姿勢の匡体フレーム10に生起する垂直方向の負荷応力Gによって、駆動ピニオンローラ12と補助ローラ14とがラックレールBを前背面から強固に圧着挟持することができる。
このようにして、駆動ピニオンローラ12と補助ローラ14との対向位置関係によりラックレールBに昇降装置Kを確実に装着することができる。
なお、図6に示すように、
駆動ピニオンローラ12と補助ローラ14とがラックレールBの前背面に圧着し、ラックレールBに沿って装着された状態においては、当然に匡体フレーム10の下部に設けられた下部補助ローラ15もラックレールBのラックギアB1側に噛合圧着した状態となっている。なお、図7に示すように、下部補助ローラ15がラックレールBから離脱せずラックレールBへの圧着状態を保持するために匡体フレーム10の前面下部には下部補助ローラ15と対向した位置にラックレールBの厚みを保持してレール当接体34を配設している。
図8及び図9に示すように、レール当接体34は、上面視略L字形状に形成し、その基部を可動自在に匡体フレーム10の下部ステー10bに軸支した構造であり、レール当接体34の対向位置に取り付けたロック部35がレール当接体34のロック係合体34aを把持することでロック状態となり、従って、レール当接体34がラックレールBの後面側を保持することとなる。
また、駆動ピニオンローラ12と補助ローラ14及び下部補助ローラ15とラックレールBの前背面に装着するための匡体フレーム10の操作手順は、図12に示すように、匡体フレーム10を移動用車輪11を介して前傾姿勢とし、把手22aをグリップして該フレーム10近傍まで傾斜姿勢のまま搬送移動し、最上部の補助ローラ14がラックレールBの背面に位置するように匡体フレーム10を移動用車輪11を介して左右に搖動前進させ、しかも、ブラケット板13の各ローラ12,14側よりラックレールBの横側端面方向に各ローラ12,14を近づけていき、補助ローラ14と駆動ピニオンローラ12との前後間隔にラックレールBが位置するように搖動調節して、昇降装置Kの装着操作を行う。また、脱去操作は、図12に示すようにその逆手順により行う。
なお、匡体フレーム10の高さは、作業者が搭乗した場合に、作業者の胸部が匡体フレーム10の上端縁に位置する高さとしており、作業者が地上面に起立した場合には、作業者の肩が匡体フレーム10の上端縁に位置する高さとしている。
かかる匡体フレーム10の全高は、匡体フレーム10を移動用車輪11を中心に前傾姿勢で移動する場合に作業者が前傾側(前方側)に立って匡体フレーム10の重量負荷を容易に受け止めながら操作することができるように設定している。
更には、作業者が搭乗した場合に前壁板22の操作盤30の操作が行い易く、かつ、前壁板22の上端縁を超えて前方を目視可能に床板21の上方の匡体フレーム10の高さを設定している。
本実施例において、高所な構造物としては、新設或いは既設の塔構造を備えた風力発電用タワーであってもよいし、その他、建築物、構造物としての工場やビルの側壁、橋梁、鉄塔、プラントの貯蔵タンク、サイロ等の高所な建築物や設備等であってもよい。これら高所な構造物等の内外にラックレールを付設してあれば、本脱着可能な昇降装置を適用することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
A 塔
B ラックレール
K 昇降装置
P 作業者
10 匡体フレーム
11 移動用車輪
12 駆動ピニオンローラ
13 ブラケット板
14 補助ローラ
15 下部補助ローラ
21 床板
22 前壁板
23 左右前部支柱
24 左右後部支柱
25a 収納部
25b バッテリー
26 乗降口
27 脚体
30 操作盤
31 原動機

Claims (2)

  1. 高所な構造物のラックレールに必要に応じて脱着自在とした昇降装置において、昇降装置は作業員が搭乗するための匡体フレームと、匡体フレームの前端下部に設けた移動用車輪と、原動機と連動連設し、ラックレールと噛合するように匡体フレームの上部に取り付けた駆動ピニオンローラと、高所な構造物に垂設したラックレールを間に挟持して駆動ピニオンローラと対向して匡体フレームに取り付けた補助ローラとよりなり、しかも、補助ローラは一定間隔を保持して駆動ピニオンローラの上方に配設し、昇降装置の装着操作時には、匡体フレームを前方に傾動して補助ローラをまずラックレールの背面より当接操作し、次いで駆動ピニオンローラをラックレールに噛合させるように匡体フレームを垂直姿勢とし、昇降装置の離脱操作時には匡体フレームを前方に傾動して駆動ピニオンローラをラックレールから離反しながら補助ローラをラックレールの背面より離反するように構成した
    ことを特徴とする昇降装置。
  2. 駆動ピニオンローラと補助ローラとを上下に対向して匡体フレーム上部に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
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