JP2007075903A - シート部材の切断方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート部材を確実に切断できるシート部材の切断方法を提供する。
【解決手段】平坦な載置面20aを有する受け台20の載置面20a上にシート部材10を載置し、直線状の刃30を載置面20aの法線方向から押し当てることでシート部材10が切断される。載置面20aには複数の溝21が縦横に列設されている。溝21は、その幅寸法並びに深さ寸法は刃30の先端部分が入り込む程度に設定されている。而して、溝21が設けられていない場合には刃30と載置面20aとの間に隙間が生じてシート部材10を確実に切断することができない虞があったが、少なくとも先端部分が溝21に入り込む位置まで刃30を移動させれば、刃30と載置面20aとの間に隙間が生じることがなくなってシート部材10を確実に切断することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】平坦な載置面20aを有する受け台20の載置面20a上にシート部材10を載置し、直線状の刃30を載置面20aの法線方向から押し当てることでシート部材10が切断される。載置面20aには複数の溝21が縦横に列設されている。溝21は、その幅寸法並びに深さ寸法は刃30の先端部分が入り込む程度に設定されている。而して、溝21が設けられていない場合には刃30と載置面20aとの間に隙間が生じてシート部材10を確実に切断することができない虞があったが、少なくとも先端部分が溝21に入り込む位置まで刃30を移動させれば、刃30と載置面20aとの間に隙間が生じることがなくなってシート部材10を確実に切断することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シート部材を均一な寸法に切断するシート部材の切断方法に関するものである。
同一の薄板状の部品を大量に製造する場合、通常、当該部品よりも十分に広い面積を有するシート部材を所望の大きさに切断するという方法が採られる(例えば、特許文献1参照)。例えば、薄板状に形成されたシート部材を、平坦な載置面を有する受け台の当該載置面上に載置し、直線状の刃を載置面の法線方向からシート部材に押し当てることで所望の大きさに切断する。
特開平6−210593号公報
ところで、切断時に刃と載置面とが密着しない場合、刃の先端と受け台の載置面との間に生じる隙間によってシート部材を確実に切断することができないことがあった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、シート部材を確実に切断できるシート部材の切断方法を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、薄板状に形成されたシート部材を、平坦な載置面を有する受け台の当該載置面上に載置し、直線状の刃を載置面の法線方向からシート部材に押し当てることで切断するシート部材の切断方法において、シート部材の載置面に切断用の前記刃が入り込む直線状の溝を設け、少なくとも先端部分が当該溝に入り込む位置まで刃を移動させることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、均一な寸法に切断されるシート部材に合わせて、複数の溝を受け台の載置面に列設し、複数の溝同士の間隔を、両端を除いて均一にするとともに両端のみをわずかに拡げることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、先端部分が溝に入り込む位置まで刃を移動させれば、刃と載置面との間に隙間が生じることがなくなってシート部材を確実に切断することができる。
請求項2の発明によれば、シート部材から切断された部分の寸法ばらつきを抑えることができる。
以下、シート部材として、LEDチップを利用して白色光を得る発光装置(一般に白色LEDと呼ばれている。)においてLEDチップが放射する光を別の波長の光に変換するための色変換部材(色変換シート)を例示し、元の色変換シート部材を所望の寸法に切断することで色変換シートを製造する方法に本発明の技術思想を適用した実施形態について説明する。但し、本発明の技術思想が適用されるシート部材はこれに限定されるものではない。
まず、発光装置について説明する。この発光装置は、図2に示すように青色光を放射するLEDチップ1と、LEDチップ1が実装されたパッケージ2と、パッケージ2におけるLEDチップ1の実装面側に配設される色変換シート3とを備える。
パッケージ2は、セラミック材料によって略直方体状に形成されるとともに一面には円錐台形状の凹所2aが設けられ、凹所2aの底面にLEDチップ1が実装されている。LEDチップ1は、青色光を放射するGaN系青色LEDチップであり、サファイア基板からなる結晶成長用基板の主表面側にGaN系化合物半導体材料により形成されて、例えばダブルへテロ構造を有する積層構造部からなる発光部がエピタキシャル成長法(例えば、MOVPE法など)により成長させてある。
色変換シート3は、シリコーン樹脂のような透明材料とLEDチップ1から放射される青色光によって励起されてブロードな黄色系の光を放射する粒子状の黄色蛍光体からなる蛍光材料とを混合した混合物の成形品によって構成されている。したがって、LEDチップ1から放射された青色光と黄色蛍光体から放射された光との混色光が色変換シート3から出射されることとなり、白色光を得ることができる。
上述のように色変換シート3は透明材料と蛍光材料との混合物の成形品によって構成されているが、実際には色変換シート3よりも十分に面積の大きいシート部材10を透明材料と蛍光材料との混合物の成形品として形成し、かかるシート部材10を所望の寸法に切断することで色変換シート3が形成されるのである。
次に、本発明の要旨であるシート部材10の切断方法について説明する。シート部材10は、図1(a)に示すように透明材料と蛍光材料との混合物の成形品であって薄板状に形成されている。そして、平坦な載置面20aを有する受け台20の載置面20a上にシート部材10を載置し、直線状の刃30を載置面20aの法線方向(図1(a)における上下方向)から押し当てることでシート部材10が切断される。受け台20は扁平な直方体状に形成され、載置面20aには複数の溝21が縦横に列設されている。溝21は、断面形状が略コ字形であって、その幅寸法並びに深さ寸法は刃30の先端部分が入り込む程度に設定されている(図1(b)参照)。
而して、溝21が設けられていない場合には刃30と載置面20aとの間に隙間が生じてシート部材10を確実に切断することができない虞があったが、受け台20の載置面20aに溝21を設けたことによって、図1(b)に示すように少なくとも先端部分が溝21に入り込む位置まで刃30を移動させれば、刃30と載置面20aとの間に隙間が生じることがなくなってシート部材10を確実に切断することができる。
ところで、図1(a)において左端の溝21から右方向の刃30をシフトして順次シート部材10を切断する場合、載置面20aに対してシート部材10がずれることで切断された部分(色変換シート3)の寸法にばらつきが生じてしまう虞がある。このようなばらつきは、シート部材10の両端部で生じやすい傾向のあることが判っている。
そこで本実施形態においては、複数の溝21同士の間隔d1,d2,…,d7を、両端を除いて均一にするとともに両端のみをわずかに拡げている。すなわち、d2=d3=d4=d5=d6<d1,d7という関係が成立するように複数の溝21を設けているので、左端の溝21から右方向のは30をシフトして順次シート部材10を切断する場合においても、シート部材10から切断された部分(色変換シート3)の寸法ばらつきを抑えることができる。
10 シート部材
20 受け台
21 溝
30 刃
20 受け台
21 溝
30 刃
Claims (2)
- 薄板状に形成されたシート部材を、平坦な載置面を有する受け台の当該載置面上に載置し、直線状の刃を載置面の法線方向からシート部材に押し当てることで切断するシート部材の切断方法において、シート部材の載置面に切断用の前記刃が入り込む直線状の溝を設け、少なくとも先端部分が当該溝に入り込む位置まで刃を移動させることを特徴とするシート部材の切断方法。
- 均一な寸法に切断されるシート部材に合わせて、複数の溝を受け台の載置面に列設し、複数の溝同士の間隔を、両端を除いて均一にするとともに両端のみをわずかに拡げることを特徴とする請求項1記載のシート部材の切断方法。
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JP2015188969A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 三星ダイヤモンド工業株式会社 | 樹脂シートの分断方法及び分断装置 |
CN107214550A (zh) * | 2017-06-12 | 2017-09-29 | 芜湖天航科技(集团)股份有限公司 | 板材切割方法 |
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JPS57177695A (en) * | 1981-04-23 | 1982-11-01 | Nippon Kagaku Kikai Seizo Kk | Production of ethanol in high heat efficiency through process rationalized |
JPH0557674A (ja) * | 1991-08-28 | 1993-03-09 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | プラスチツク基板切断具 |
-
2005
- 2005-09-09 JP JP2005262961A patent/JP2007075903A/ja active Pending
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