JPH0557674A - プラスチツク基板切断具 - Google Patents
プラスチツク基板切断具Info
- Publication number
- JPH0557674A JPH0557674A JP24017891A JP24017891A JPH0557674A JP H0557674 A JPH0557674 A JP H0557674A JP 24017891 A JP24017891 A JP 24017891A JP 24017891 A JP24017891 A JP 24017891A JP H0557674 A JPH0557674 A JP H0557674A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- plastic base
- plastic substrate
- tooth
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ギロチン式カッタを用いてプラスチック基材
を連続的に切断する際にプラスチック基材の切断面の平
滑性を確保し、かつ、カッタの歯こぼれを極力減らす。 【構成】 ギロチン式カッタ21にカッタを上下に作動
させた際、歯部22が斜めにスライドするスライド機構
25,26を設ける。さらに好ましくはプラスチック基
材載置台として、カッタの歯部22の載置台への接触を
さける凹部を設けた載置台を用いる。 【効果】 プラスチック基材切断面の平滑性を良好なも
のとすることができ、カッタ歯部の歯こぼれを極力低減
させる。
を連続的に切断する際にプラスチック基材の切断面の平
滑性を確保し、かつ、カッタの歯こぼれを極力減らす。 【構成】 ギロチン式カッタ21にカッタを上下に作動
させた際、歯部22が斜めにスライドするスライド機構
25,26を設ける。さらに好ましくはプラスチック基
材載置台として、カッタの歯部22の載置台への接触を
さける凹部を設けた載置台を用いる。 【効果】 プラスチック基材切断面の平滑性を良好なも
のとすることができ、カッタ歯部の歯こぼれを極力低減
させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】屈折率分布型光伝送体アレイは乾
式複写機をはじめとする画像伝送分野で広く用いられて
いる。乾式複写機の複写速度の高速化、あるいは複写機
自体の小型化に伴い、光伝送体アレイの軽量化が強く求
められており、ここに用いられるアレイ基板のプラスチ
ック化が進められており、その効率的な製造方法が求め
られている。
式複写機をはじめとする画像伝送分野で広く用いられて
いる。乾式複写機の複写速度の高速化、あるいは複写機
自体の小型化に伴い、光伝送体アレイの軽量化が強く求
められており、ここに用いられるアレイ基板のプラスチ
ック化が進められており、その効率的な製造方法が求め
られている。
【0002】
【従来の技術】従来開発されてきた光伝送体アレイ基板
はFRPが主体であり、その製作工程が複雑であり、重
いという難点があった。光伝送体アレイ基板のプラスチ
ック化も検討されてきたが、小さな光伝送体素子を多数
本配列するため、その寸法精度が高いことが要求される
が、従来のプラスチック基板の製法としては、射出成形
法が主体であり、その生産性が悪いという難点があっ
た。
はFRPが主体であり、その製作工程が複雑であり、重
いという難点があった。光伝送体アレイ基板のプラスチ
ック化も検討されてきたが、小さな光伝送体素子を多数
本配列するため、その寸法精度が高いことが要求される
が、従来のプラスチック基板の製法としては、射出成形
法が主体であり、その生産性が悪いという難点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者等はプ
ラスチック製基板の効率的生産方法を見出すべく押出成
形法により長尺基板を作り、カッターによる切断を試み
たが、基板切断をギロチン式カッターで実施すると、基
板端面が欠けたり、平滑な切断面を形成できないという
難点があった。
ラスチック製基板の効率的生産方法を見出すべく押出成
形法により長尺基板を作り、カッターによる切断を試み
たが、基板切断をギロチン式カッターで実施すると、基
板端面が欠けたり、平滑な切断面を形成できないという
難点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者等はプラ
スチック基板の製造に際し、基板端面に欠けが生じない
プラスチック基板切削具を開発すべく検討した結果、本
発明を完成したものであり、その要旨とするところは、
プラスチック基板切削用ギロチン式カッターであり、該
ギロチン式カッターを上下に作動させた場合、カッター
部を斜め方向にスライドさせるスライド機構を設けたプ
ラスチック基板切断具にある。
スチック基板の製造に際し、基板端面に欠けが生じない
プラスチック基板切削具を開発すべく検討した結果、本
発明を完成したものであり、その要旨とするところは、
プラスチック基板切削用ギロチン式カッターであり、該
ギロチン式カッターを上下に作動させた場合、カッター
部を斜め方向にスライドさせるスライド機構を設けたプ
ラスチック基板切断具にある。
【0005】以下、図面により本発明をさらに詳細に説
明する。図1は従来のギロチン式カッター1を用いてプ
ラスチック基材3を切断する際の状態を示す正面図であ
る。同図中2はギロチン式カッターの歯部であり、4は
プラスチック製基板載置台である。この方法でプラスチ
ック基板を切断するには相当高い切断圧を加える必要が
あり、切断圧を高めて切断すると、プラスチック基板切
断面が平滑に切断できず、またカッターの歯こぼれが激
しく、歯部の取替えを繁雑に行わなければならないとい
う不都合がある。
明する。図1は従来のギロチン式カッター1を用いてプ
ラスチック基材3を切断する際の状態を示す正面図であ
る。同図中2はギロチン式カッターの歯部であり、4は
プラスチック製基板載置台である。この方法でプラスチ
ック基板を切断するには相当高い切断圧を加える必要が
あり、切断圧を高めて切断すると、プラスチック基板切
断面が平滑に切断できず、またカッターの歯こぼれが激
しく、歯部の取替えを繁雑に行わなければならないとい
う不都合がある。
【0006】図2は本発明の切断具を用いてプラスチッ
ク基板を切断する際の状態を示す正面図である。同図中
21はギロチン式カッターであり、22が歯部を、25、26は
カッター面にカッターを上下させた際、斜め方向にカッ
ターをスライドさせるスライド機構であり、通常は、歯
面に対し斜めの長尺状凹部と、それに係合する突起部2
7、28にて構成するのがよい。本発明の切断具を用いる
と、プラスチック基板の切削時にギロチン式カッターが
斜めにスライドするため、プラスチック基板を低切断圧
で切断することができ、また、切削されたプラスチック
基板の切断面の平滑性も極めて良好であるとともに、カ
ッターの歯こぼれが極めて少ない。
ク基板を切断する際の状態を示す正面図である。同図中
21はギロチン式カッターであり、22が歯部を、25、26は
カッター面にカッターを上下させた際、斜め方向にカッ
ターをスライドさせるスライド機構であり、通常は、歯
面に対し斜めの長尺状凹部と、それに係合する突起部2
7、28にて構成するのがよい。本発明の切断具を用いる
と、プラスチック基板の切削時にギロチン式カッターが
斜めにスライドするため、プラスチック基板を低切断圧
で切断することができ、また、切削されたプラスチック
基板の切断面の平滑性も極めて良好であるとともに、カ
ッターの歯こぼれが極めて少ない。
【0007】図3は本発明の切削具の他の一例を用いた
プラスチック基板の切断を行う状態を示した側面図であ
る。同図中31はギロチン式カッターであり、このカッタ
ーはその上下作動時に斜めにスライドするスライド機能
を備えたものである。34はプラスチック基板載置台であ
るが、この載置台は、カッターがプラスチック基板を切
断し、載置台上面に到達した際に歯の先端が載置台と接
触しないように凹部39が設けられている点に特徴があ
る。この載置台を用いると、カッターのプラスチック基
板の切断時の斜め方向へのスライド性をスムーズに行う
ことができるため、プラスチック基板切断面の平滑性の
一層の向上を図ることができるとともに、カッターの歯
こぼれをも低減することができる。
プラスチック基板の切断を行う状態を示した側面図であ
る。同図中31はギロチン式カッターであり、このカッタ
ーはその上下作動時に斜めにスライドするスライド機能
を備えたものである。34はプラスチック基板載置台であ
るが、この載置台は、カッターがプラスチック基板を切
断し、載置台上面に到達した際に歯の先端が載置台と接
触しないように凹部39が設けられている点に特徴があ
る。この載置台を用いると、カッターのプラスチック基
板の切断時の斜め方向へのスライド性をスムーズに行う
ことができるため、プラスチック基板切断面の平滑性の
一層の向上を図ることができるとともに、カッターの歯
こぼれをも低減することができる。
【0008】以下、実施例により本発明をさらに詳細に
説明する。
説明する。
【0009】
【実施例1、2、3】連続的に押し出した厚さ1.20
mm、幅250mmで溝ピッチ935μm、溝深さ24
5μmのABS製の押し出し基板を用いた。本発明の図
2に示したごときギロチン式カッターを用いてプラスチ
ック押し出し基板を切断した。それぞれ刃のスライド幅
を実施例1では1cm、実施例2では1.5cm、実施
例3で1.5cmとした。また、図3に示すカッター受
入れ用凹部39の深さを実施例1で1mm、実施例2で1
mm、実施例3で2mmとした。その結果、実施例1で
は若干溝形状の劣化が見られたが、問題となるほどのも
のではなかった。また、実施例1、2では5,000 回の切
断で刃こぼれが起きたが、実施例3では7,500 回までも
った。
mm、幅250mmで溝ピッチ935μm、溝深さ24
5μmのABS製の押し出し基板を用いた。本発明の図
2に示したごときギロチン式カッターを用いてプラスチ
ック押し出し基板を切断した。それぞれ刃のスライド幅
を実施例1では1cm、実施例2では1.5cm、実施
例3で1.5cmとした。また、図3に示すカッター受
入れ用凹部39の深さを実施例1で1mm、実施例2で1
mm、実施例3で2mmとした。その結果、実施例1で
は若干溝形状の劣化が見られたが、問題となるほどのも
のではなかった。また、実施例1、2では5,000 回の切
断で刃こぼれが起きたが、実施例3では7,500 回までも
った。
【0010】
【比較例】図1に示したごとき構造の従来のギロチン式
カッターにより実施例1で用いたプラスチック押し出し
成形品を切断した。その結果、プラスチック基板の切断
面の溝形状の劣化が著しく、切断回数500回で刃こぼ
れが起きた。
カッターにより実施例1で用いたプラスチック押し出し
成形品を切断した。その結果、プラスチック基板の切断
面の溝形状の劣化が著しく、切断回数500回で刃こぼ
れが起きた。
【0011】
【図1】従来法によるプラスチック基材の切断状態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】本発明の切断具の一例を用いてプラスチック基
材の切断を行う状態を示す正面図である。
材の切断を行う状態を示す正面図である。
【図3】本発明の切断具の他の一例を用いてプラスチッ
ク基板を切断する状態を示す側面図である。
ク基板を切断する状態を示す側面図である。
1,21,31 …… ギロチン式カッター 2,22 ………… 歯部 3,23,33 …… プラスチック基材 4,24,34 …… プラスチック基材載置台 25,26 ………… スライド機構 27,28 ………… スライド部係合用突起 39 ……………… カッター受入れ用凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 プラスチック基板切断用ギロチン式カッ
ターであり、該ギロチン式カッターに該カッターを上下
に作動させた際、斜め方向にスライドする機構を設けた
ことを特徴とするプラスチック基板切断具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24017891A JPH0557674A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | プラスチツク基板切断具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24017891A JPH0557674A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | プラスチツク基板切断具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557674A true JPH0557674A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=17055636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24017891A Pending JPH0557674A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | プラスチツク基板切断具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0557674A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075903A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Matsushita Electric Works Ltd | シート部材の切断方法 |
JP2009113123A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-28 | Nitto Denko Corp | 積層光学フィルムの切断方法 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP24017891A patent/JPH0557674A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075903A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Matsushita Electric Works Ltd | シート部材の切断方法 |
JP2009113123A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-28 | Nitto Denko Corp | 積層光学フィルムの切断方法 |
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