JP2007074500A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿の両面を同時読み取りを行う機能があるが、2つの読み取りセンサの能力差から、カラー原稿が含まれる場合は従来どおり原稿反転機構を使用し、白黒原稿のみのときは両面同時読みとなっており、スキャン動作開始前にユーザーが読み取り機能選択しなくてはならず不便であり、また、一部のみカラー原稿の場合でも、最初に読み取りモード設定を行ってしまうので、効率よくスキャン動作が行えなかったため、これらの問題を解消することが目的である。
【解決手段】白黒原稿もカラー原稿も読み取れる第1の読み取り部、白黒原稿のみが読み取れる第2の読み取り部とがあり、第2の読み取り部はカラー原稿か否かを検知するセンサが含まれ、第2の読み取り部のカラー原稿検知によって、両面同時読み取りか従来の読み取りかを原稿ごとに切り替え可能とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、イメージセンサによって、原稿の両面読み取りを行う画像読取装置とその方法に関するものである。
従来、複写機やファクス等の原稿読み取り装置やコンピュータへの画像データの入力用としてのスキャナを用いた、両面原稿の読み取りに際して、ユーザーが介在し、片方の原稿面の画像読み取りが完了後に、原稿面を反転させ他方の原稿を読み取る方法がとられていた、しかしながら、この方法の場合はユーザーが介在して原稿を反転させる必要があるため読み取る原稿の枚数が大量の場合、読み取りが完了するまで装置から離れることが出来ず生産性が著しく劣っていた。
その解消方法として、ユーザーの介在なしに自動的に原稿面を反転させ、両面原稿の読み取りが可能な、自動原稿送り装置が広く用いられている。
この自動原稿送り装置には、大きく固定読みと流し読みと呼ばれる、方式があり、固定読みとは、原稿を原稿搬送ベルト等を使用し、原稿台のガラス面に搬送させ、原稿とは反対側のガラス面に配置された移動可能な原稿照明ランプ(ハロゲンランプや、キセノン管ランプなど)と複数のミラーからなる移動可能な光学ユニットを用いて、固定設置されたCCD等のイメージセンサに原稿を固定したまま1ラインごとの画像データを入力し画像データを読み取る方式などがある。
固定読みのほかの実施形態としては、LED(Light Emitting Diode)を光源とし、微小のレンズアレイで構成される結像光学系とイメージセンサを一体としたキャリッジを用い、同様に原稿を固定したまま1ラインごとの画像データを入力し画像データを読み取る方式などがある。
一方、流し読みとは、前記の光学ユニットやキャリッジを固定したままで原稿を画像データの読み取り速度で搬送させながら1ラインごとの画像データを入力し画像データを読み取る方式である。
以上のように、固定読みと流し読みとで読み取り方法に差はあるが、いずれもの方式の場合でも一度に読み取れるのは、原稿の片側の面の画像データだけである。
そのため、自動原稿送り装置では、原稿の他方の面の画像データを読み取るために、片方の面の画像データの読み取りが完了すると、原稿をスイッチバックさせ、自動原稿送り装置内の搬送経路に原稿を反転させて再度、給紙させて同様の読み取り動作を経ることで、原稿の他方の面の画像データの読み取りを実現している。
この自動原稿送り装置を用いた両面原稿の自動読み取りによってユーザーの介在なしで両面原稿を順次自動で読み取りすることが可能となり、ユーザーの負担軽減に役立っている。
しかしながら、ユーザーが介在しないとはいえ自動原稿送り装置による機械的な原稿の反転機構による、原稿の両面読み取りには以下のような問題があった。
(1)搬送機構の複雑化
原稿をスイッチバックさせて、再度、自動原稿送り装置内の搬送経路に原稿を給紙しなければならない構成のため、様々な原稿サイズに対応するためにメカ的な構成が複雑化する。
(2)原稿詰まりの増加
搬送機構の複雑化が影響し、例えば、パンチなどで穴あけされた原稿を反転させた場合や、原稿の坪量が低い薄紙などの場合、用紙詰まりの可能性が非常に高くなる要因がある。
(3)原稿のカール(波うち)
自動原稿送り装置においても小型・軽量化の設計が求められており、そのため原稿を反転させ、再給紙させる機構において、原稿搬送経路上では非常に小さな径で原稿を曲げながら搬送する必要が出てきている。そのため原稿の坪量が大きな厚紙原稿を両面自動読みをした場合には、読み取り完了後の原稿にカール(波うち)が発生してしまったり、搬送経路内での無理な原稿曲げの力による、原稿詰まりの発生が高くなっている。
そこで、1回の原稿搬送にて、原稿の両面を読み取る技術が検討されている。
特許文献1や特許文献2では、原稿の搬送経路上に、対向するように2つの画像読み取り部を設けて、原稿の表裏を反転させること無く、1度の原稿搬送にて原稿の両面を読み取る方法についての提案がなされている。
また、特許文献3では、さらに、原稿の片側にカラー原稿か白黒原稿かを判断するための第一の読み取り部と、画像を読み取る第二の読み取り部を設け、第一の読み取り部の結果によって第二の読み取り部での読取速度を切り替えることによる最適な読み取り方法について提案がなされている。
さらに、CCDの縮小光学系を原稿のおもて面とうら面で個別に自動原稿送り装置に設けることは、装置の大型化を招くため、CISとCCDの画像読み取りセンサの組み合わせによる、両面原稿の読み取り方法について、特許文献4では、読み取りモードをあらかじめ指示することにより、1度で原稿の両面を読み取るか、原稿反転させて両面の読み取りを行うかの読み取り方式を切り替えることが提案されている。
特開平1−171360号公報 特開平1−293757号公報 特開2002−223339号公報 特開2004−015299号公報
まず、原稿搬送路で原稿面がカラー原稿か白黒原稿かを判別し、その後の画像の読み取りに際しての原稿搬送速度の切り替えを行うためには、判別のためのセンサと原稿読み取りのセンサまでの距離が、原稿1枚の最大サイズ(例えばA3を最大とする場合420mmにプラスして、両面原稿の読み取り時の原稿のスイッチバックのための距離)以上に離れている必要があるため、読取装置自体が大型化する可能性がある点と、原稿の搬送速度を切り替えることによる画像読み取り制御の複雑化があげられる。
また、一般的にCCD(Charge Coupled Devices)方式を用いた原稿画像の読み取りは、光源であるハロゲンランプやキセノン管ランプの光を原稿に当て、その反射光を複数のミラーを介してレンズユニットに導き、縮小光学系を用いて光半導体素子(CCD)に導き光電変換し1ライン分の画像データを得る構成を用いることが多い。
この1ラインの方向を主走査方向と呼び、1ライン分のデータの処理が終わった時点で、流し読みの場合は、1ライン分の原稿を搬送、また固定読みの場合には、光源とミラーが一体となった、キャリッジユニットを1ライン分移動させ原稿面全体の画像データを得る。流し読みの場合の原稿の搬送方向、固定読みの場合キャリッジユニットの移動方向のことを副走査方向と呼ぶ。
一方、CIS(Contact Image Sensor)方式では光源部にLEDを使用し、結像光学系、センサ部を一体化したキャリッジで、その大きさはCCD方式のキャリッジと比べて1/10〜1/20であり。消費電力は1/10以下となっている。流し読みと固定読みの読み取り方法についてはCCD方式と同じである。
これら2つの方式の主な長所と短所は、
CCD方式の短所:
・縮小光学系を用いるため、複数のミラーユニットや光源ユニット、レンズユニットが必要となるため、ある程度の厚みが必要で読み取り部の機構の小型化が困難。
・光源ユニットの消費電力、CCDの消費電力面からCISに対して不利。
・光源ユニットの寿命が、LED方式の照明に比べて短い。
CCD方式の長所
・焦点深度が比較的深く、製本された見開き原稿や、多少の凹凸のある立体物の読み取りが可能。
・光源の光量が豊富で、原稿の再現性を高めることがCIS方式より有利(電気的な画像信号の増幅が抑えられるのでS/N比がCIS方式より有利)。
CIS方式の短所:
・構造上、焦点深度が非常に浅く、読み取り面の小さな凹凸によって画像ボケが発生しやすい。また同様にカラー読み取りの場合、色ずれが発生しやすい。
・LED照明は光量が少ないため、イメージセンサで画像を読み取るための必要光量の確保が困難(電気的な画像信号の増幅を行うとS/N比が悪くなる)。
CIS方式の長所:
・複雑な縮小光学系が不要となるため、CCD方式に比べ大幅な小型化(1/10〜1/20)が可能。
・LED照明のため、消費電量がCCD方式に比べ有利(少ない)。
以上のような読み取り方式による特徴と、読取装置の小型化の観点から、流し読みと固定読みが切り替え可能でかつ、白黒画像もしくはカラー画像の読み取りを行う側には、CCD方式による読み取りを用い、原稿の搬送経路内での流し読みのみ、かつ、白黒画像のみの読み取りを行う構成が、より広く用いられている。
上記の構成の場合、CIS方式で読み取る側では白黒の原稿画像しか読み取りが行えないため、原稿の稿搬送路のスイッチバック等によって原稿のおもて面とうら面とを入れ替えて、自動的に両面の原稿を読み取る第一の両面原稿読み取りモードと、原稿のおもて面とうら面とを入れ替えることなく一度の原稿搬送で自動的に両面の原稿を読み取る第二の両面原稿読み取りモードをもうけ、原稿束の読み取り開始に先立って、前記の読み取りモード指定を事前に行っておく必要があった。
しかし、複数毎の原稿からなる原稿束の読み取り前に、ユーザーは全ての原稿が両面とも白黒画像のみで構成されているか否かを確認する必要があり煩雑であった。
また、自動原稿送り装置に一度にセットできる原稿束(原稿枚数)に制限があるため、例えば、一度にセットできない大量の原稿を、分割して読み取る場合、最初は両面とも白黒画像のみの原稿だと思い複数の原稿束のいくつかの束の読み取りを開始したが、最後の原稿束にカラー原稿が1枚でも含まれていたことが確認された場合には、今までの原稿読み取り作業を放棄し、カラー原稿の読み取りモードに切り替えて最初の読み取り作業からやり直しが必要になるといった問題もある。
さらには、複数の原稿のうち、ほんの一部でもカラー画像が含まれている原稿ページが存在した場合でも、読み取り動作開始時にカラー原稿の読みとり、つまり、原稿の稿搬送路のスイッチバック等によって原稿のおもて面とうら面とを入れ替えて、自動的に両面の原稿を読み取る第一の両面原稿読み取りモードを選択するしか方法が無く、原稿読み取りの効率化を図ることが非常に困難であった。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、原稿読み取りの際の利便性および生産性が向上する画像読取装置を提供することを目的とする。
前記、従来技術の問題点を解決するために、
両面原稿のおもて面とうら面を自動的に読み取り可能な、画像読取装置において、
原稿束から1枚ずつ原稿を分離させ給紙する原稿給紙手段、
給紙された原稿を搬送する搬送路を含む搬送手段、
搬送路の一方の側から原稿の片面の画像を読み取る第一の原稿画像読み取り手段、
原稿の他方の面を読み取るために、第一の原稿画像読み取り手段と対向する向きで搬送路上に設置された第二の原稿画像読み取り手段、
第一の原稿読み取り手段によって読み取った画像を、白黒画像およびカラー画像として個別に蓄積する、第一のメモリ手段、
第一の原稿読み取り手段によって原稿一面分の読み取りが完了後に、読み取った画像が白黒原稿であったかカラー原稿であったかを判別する第一の原稿判別手段、
第一の原稿判別手段の判別結果によって、第一のメモリ手段に個別に格納された白黒画像とカラー画像のいずれかを選択して、原稿の画像データとして選択して採用する、選択手段、
第二の原稿読み取り手段によって読み取った画像を、白黒画像として蓄積する、第二のメモリ手段、
第二の原稿読み取り手段によって原稿一面分の読み取りが完了後に、読み取った画像が白黒原稿であったかカラー原稿であったかを判別する第二の原稿判別手段、
第一の原稿読み取り手段と、前記の原稿搬送路のスイッチバック等によって原稿のおもて面とうら面とを入れ替えて、自動的に両面の原稿を読み取る第一の両面原稿読み取りモード手段、
第一の原稿読み取り手段に加え前記の第二の原稿読み取り手段をあわせて作動させ、原稿のおもて面とうら面とを入れ替えることなく一度の原稿搬送で自動的に両面の原稿を読み取る第二の両面原稿読み取りモード手段、
を有し、
原稿読み取り装置の操作者が明示的に両面原稿読み取りモード手段もしくは第二の両面原稿読み取りモード手段を選択しない場合において、第二の両面原稿読み取りモード手段で、画像の読み取りを開始し、原稿一枚分の両面の画像読み取りが完了した直後に前記第二の原稿判別手段の判定結果に応じて、原稿1枚の両面の画像読み取りを完了させるか、前記第一の両面原稿読み取りモード手段による原稿のおもて面とうら面とを入れ替えを行い、再度、第一の原稿画像読み取り手段にて原稿うら面の画像の読み取りを行うかといった、両面原稿読み取りモード手段を切り替えることにより、
意図的に指示する場合を除き、原稿画像を読み取る前に、原稿読み取りのためのモード設定を行う必要が無くなり、また、CIS方式で読み取る画像面の画像がカラー原稿の場合のみ、CCD方式+自動原稿送り装置の搬送路切り替えによる、から画像の読みを自動的に切り替えて行うので、原稿読み取りの際の利便性および生産性が向上する。
本発明によれば、
両面原稿のおもて面とうら面を自動的に読み取り可能な、画像読取装置において、
原稿束から1枚ずつ原稿を分離させ給紙する原稿給紙手段、
給紙された原稿を搬送する搬送路を含む搬送手段、
搬送路の一方の側から原稿の片面の画像を読み取る第一の原稿画像読み取り手段、
原稿の他方の面を読み取るために、第一の原稿画像読み取り手段と対向する向きで搬送路上に設置された第二の原稿画像読み取り手段、
第一の原稿読み取り手段によって読み取った画像を、白黒画像およびカラー画像として個別に蓄積する、第一のメモリ手段、
第一の原稿読み取り手段によって原稿一面分の読み取りが完了後に、読み取った画像が白黒原稿であったかカラー原稿であったかを判別する第一の原稿判別手段、
第一の原稿判別手段の判別結果によって、第一のメモリ手段に個別に格納された白黒画像とカラー画像のいずれかを選択して、原稿の画像データとして選択して採用する、選択手段、
第二の原稿読み取り手段によって読み取った画像を、白黒画像として蓄積する、第二のメモリ手段、
第二の原稿読み取り手段によって原稿一面分の読み取りが完了後に、読み取った画像が白黒原稿であったかカラー原稿であったかを判別する第二の原稿判別手段、
第一の原稿読み取り手段と、前記の原稿搬送路のスイッチバック等によって原稿のおもて面とうら面とを入れ替えて、自動的に両面の原稿を読み取る第一の両面原稿読み取りモード手段、
第一の原稿読み取り手段に加え前記の第二の原稿読み取り手段をあわせて作動させ、原稿のおもて面とうら面とを入れ替えることなく一度の原稿搬送で自動的に両面の原稿を読み取る第二の両面原稿読み取りモード手段、
を有し、
原稿読み取り装置の操作者が明示的に両面原稿読み取りモード手段もしくは第二の両面原稿読み取りモード手段を選択しない場合において、第二の両面原稿読み取りモード手段で、画像の読み取りを開始し、原稿一枚分の両面の画像読み取りが完了した直後に前記第二の原稿判別手段の判定結果に応じて、原稿1枚の両面の画像読み取りを完了させるか、前記第一の両面原稿読み取りモード手段による原稿のおもて面とうら面とを入れ替えを行い、再度、第一の原稿画像読み取り手段にて原稿うら面の画像の読み取りを行うかといった、両面原稿読み取りモード手段を切り替えることにより、
意図的に指示する場合を除き、原稿画像を読み取る前に、原稿読み取りのためのモード設定を行う必要が無くなり、また、CIS方式で読み取る画像面の画像がカラー原稿の場合のみ、CCD方式+自動原稿送り装置の搬送路切り替えによる、から画像の読みを自動的に切り替えて行うので、原稿読み取りの際の利便性および生産性が向上する。
以下に本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例の画像読み取り装置の概略の構成を示している。
図1において1は自動原稿送り装置の断面図を示しており、2はフラットベッド型のスキャナ装置の断面図を示している。本実施例での画像読み取り装置はこれら1と2とをあわせた構成である。3は読み取るための原稿束を積載するための原稿トレイであり、4は読み取りが完了した原稿を積載するための、読み取り済み原稿の排出トレイである。5はピックアップローラを示しており、3の原稿トレイに積載された原稿を一枚ずつ原稿搬送路に送り出すため、原稿の給紙タイミングごとに6の矢印に示す方向に駆動し、原稿束の上部から1枚の原稿を搬送路へと導く。7はピックアップされた1枚の原稿をさらに原稿搬送路へ進めるためのローラであり、8はローラ7の受け板である。
9と10はローラ7から搬送された原稿をさらに押し進めるためのローラであると同時に、後述の、原稿の表裏をスイッチバックによって反転させて再給紙された原稿をさらに先の搬送路へと進める役割も担っている。さらに9と10のローラの対は、搬送中の原稿のレジストレーション調整(搬送している原稿用紙の傾き補正)も担っている。
11と12は本レジストレーションのためのローラであり、このローラによって原稿用紙の最終的なレジストレーション調整が行われる。13は押し付けローラであり、原稿をスキャナ装置の原稿台ガラスに押し付ける役割を担っている。13のローラの中心軸の直下にある原稿画像が、後述の第一の原稿画像読み取り手段によって、流し読み方式で読み取りが行われる。
14と15はローラ13で流し読みされた原稿をさらに押し進めるためのローラでありその搬送路の先には、第二の原稿画像読み取り手段21が搬送路上に設置され、13のローラ部で流し読みした原稿面とは他方の面の原稿面の読み取りを行う。
22は第二の原稿画像読み取り手段21に原稿を押し付けつつ搬送するための部材を示している。16と17は原稿を18の方向に排出するためのローラであると同時に、コントローラからの原稿反転指示により原稿をスイッチバックして、原稿を反転させて再度、自動原稿送り装置の搬送路へ原稿を供給するためのスイッチバックローラの役割もかねている。
19は原稿をスイッチバックにより反転させて再度搬送路へと導く搬送路切り替えのためのフラップであり、ローラ16と17でスイッチバックされた原稿は19のフラップ切り替えにより、20で示す搬送路へ再度供給されることとなる。反転された原稿は搬送路20を経由して再度、ローラ9と10により、反転搬送が進められることとなる。
以上が、1の自動原稿送り装置の断面図の説明である。
次に、2のフラットベッド型のスキャナ装置の断面図の説明を行う。
23Aは照明装置24(キセノン管ランプ等)と照明反射板32、および、照明装置24によって照射された原稿面の光学画像を反射するミラー板25からなるキャリッジ部である。 原稿の流し読み動作を行う場合には、図示した23Aの位置にあって、ローラ13の中心軸の直下の原稿面の画像を光学的に得る。
26Aは31に示すCCD等からなる光電変換素子に25のミラーで反射された原稿面の画像を光学的に供給するためのミラー27と28戸から構成される、ミラー・キャリッジ部である。
23Aと同様に原稿の流し読み動作を行う場合には、図示した26Aの位置に配置される。 30はミラー28から送られてきた原稿面の工学的な画像を縮小して光電変換素子31に導くための、レンズ等からなる縮小光学系を示している。
29は、照明装置24からの不要な照明によって光電変換素子31に影響を与えないようにするための遮光板である。2のフラットベッド型のスキャナ装置は、流し読み動作に加え、製本された原稿を原稿台ガラスに配置し、原稿の固定読み取り動作も行うことが可能となっており、その場合には、33のスキャンの矢印方向に23Aと26Aが移動しつつ原稿面のデータをラインごとに光電変換素子31に供給することとなる。23Bと26Bは固定読み取りの際の最大原稿サイズの終端位置まで移動を行ったときの位置の例を示している。
図2は、本実施例の主要部構成を示すブロック図である。
コントローラユニット2000は、画像入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリンタ2095を接続し、スキャナ2070で読み取られた画像データをプリンタ2095により印刷出力するコピー機能を実現するための制御を行うとともに、LAN1006や公衆回線1007(WANに接続することによって、画像情報やデバイス情報の入出力を行うための制御を行う。
コントローラユニット2000は、具体的には、CPU2001を有し、CPU2001は、ROM2003に格納されているブートプログラムによりオペレーションシステム(OS)を立ち上げ、このOS上でHDD(ハードディスクドライブ)2004に格納されているアプリケーションプログラムを実行することによって各種処理を実行する。このCPU2001の作業領域としてはRAM2002が用いられる。
RAM2002は、作業領域とともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。HDD2004は、上記アプリケーションプログラムとともに、画像データを格納する。
CPU2001には、システムバス2007を介して、ROM2003およびRAM2002とともに、操作部I/F(操作部インタフェース)2006、ネットワークI/F(ネットワークインタフェース)2010、モデム2050およびイメージバスI/F(イメージインタフェース)2005が接続されている。
操作部I/F2006は、タッチパネルを有する操作部2012とのインターフェースであり、操作部2012に表示する画像データを操作部2012に対して出力する。 また、操作部I/F2006は、操作部2012においてユーザーにより入力された情報をCPU2001に送出する。
次に、ネットワークI/F2010は、LAN1006に接続され、LAN1006を介してLAN1006上の各装置との間で情報の入出力を行う。モデム2050は、公衆回線1007に接続され、公衆回線1007を介して情報の入出力を行う。
イメージバスI/F2005は、システムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するためのバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394から構成される。画像バス2008上には、ラスタイメージプロセッサ(以下、RIPという)2060、デバイスI/F2020、スキャナ画像処理部2080、プリンタ画像処理部2090、画像回転部2030、サムネイル作成部2035および画像圧縮部2040が設けられている。RIP2060は、PDLコードをビットマップイメージに展開するプロセッサである。デバイスI/F2020には、スキャナ2070およびプリンタ2095が接続され、デバイスI/F2020は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データに対してプリンタの補正、解像度変換などを行う。
画像回転部2030は、画像データの回転を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データをJPEGデータに、2値画像データをJBIG、MMR、MHなどのデータに圧縮するとともに、その伸張処理を行う。
図3は図1の複写機1001のスキャナ2070およびプリンタ部2095のハードウェア構成を模式的に示す図である。
スキャナ2070とプリンタ部2095とは、図3に示すように、一体的に構成されている。スキャナ2070は、原稿給紙ユニット250を搭載し、原稿給紙ユニット250は、原稿を先頭から順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送する。
各原稿の読取動作が終了する毎にその原稿をプラテンガラス211から排出トレイ(図示せず)に排出する。スキャナ2070は、原稿がプラテンガラス211上に給送されると、ランプ212を点灯し、移動ユニット213の移動を開始する。 この移動ユニット213の移動によりプラテンガラス211上の原稿に対する読取走査が行われる。
この読取走査中、原稿からの反射光は、各ミラー214,215,216およびレンズ217を経てCCDイメージセンサ(以下、CCDという)218に導かれ、原稿上の画像がCCD218の撮像面上に結像される。CCD218は、撮像面に結像された画像を電気信号に変換し、この電気信号は所定の処理施された後に制御装置110に入力される。
プリンタ部2095は、レーザドライバ321を有し、レーザドライバ321は、制御装置110から入力された画像データに基づきレーザ発光部322を駆動する。これにより、レーザ発光部322からは画像データに応じたレーザ光が発光され、このレーザ光は走査されながら感光ドラム323上に照射される。感光ドラム323上には、照射されたレーザ光により静電潜像が形成され、この静電潜像は現像器324から供給されたトナーによりトナー像として可視像化される。レーザ光の照射タイミングに同期して、各カセット311,312から記録紙が搬送路を介して感光ドラム323と転写部325との間に給紙され、感光ドラム323上のトナー像は転写部325により給紙された記録紙上に転写される。
トナー像が転写された記録紙は搬送ベルトを介して定着ローラ対(加熱ローラと加圧ローラ)326に送られ、定着ローラ対326は、記録紙を熱圧し、記録紙上のトナー像を記録紙上に定着させる。 この定着ローラ対326を通過した記録紙は、排紙ローラ対327により排紙ユニット330に排紙される。排紙ユニット330は、ソート、ステイプルなどの後処理を施すことが可能なシート処理装置からなる。
また、両面記録語モードが設定されている場合には、記録紙を排紙ローラ対327まで搬送した後に、排紙ローラ対327の回転方向を逆転させ、フラッパ328によって再給紙搬送路339へ導く。再給紙搬送路339に導かれた記録紙は、上述したタイミングで感光ドラム323と転写部325との間に再給紙され、この記録紙の裏面にトナー像が転写される。
次に、原稿読み取り時に原稿が搬送路上どのように移動していくかについて、図4、図5、図6を用いて説明する。
図4の(A)では、原稿の読み取り動作がスタートされ、原稿が第一の原稿画像読み取り手段付近まで給紙された状態を示している。501がそのときの原稿の位置を示している。
図4の(B)では、原稿の終端が第一の原稿画像読み取り手段付近を通過しつつある状態を示しており(502)、図4の(C)は原稿がローラ16と17とでのみ保持された状態を示している(503)。原稿の読み取りが完了した状態では図5の(D)に示すように、原稿は完全に搬送路からは排出され601に示す位置に蓄積される。
次に、図4の(C)の状態から原稿を反転させて他方の面を読み取る場合、図4の(C)の状態で、搬送路切り替えのフラップ19を下げローラ16と17をスイッチバック動作(逆回転)させることにより、図6の(E)に示すように原稿を搬送路20を経由させて再度搬送路に引き込む(原稿の状態は701)。
その後、図4の(A)と同様に第一の原稿画像読み取り手段を経由し(図6の(F)で原稿の状態は702)、図6の(G)に示した原稿の状態(703)を経由し、図5の(D)の状態へと原稿が移動する。
図7は、前記の図4の(C)の状態のときに、両面同時読み取りのまま図5の(D)に移行するのか、それとも図6に示されるようにDF(ドキュメントフィーダ:自動原稿送り装置)で原稿を反転させて再度、他方の原稿面の読み取りを行うかの、判定の組み合わせを示している。
801が示しているのは、図4の(C)の時点で、第一の読み取り部で読み取った原稿画像が白黒画像と判定された場合で、かつ、対向して原稿の他方の面を読み取る第二の読み取り部で読み取った原稿画像が白黒画像と判定された場合である。 この場合には、両面同時読みが成立し、原稿の読み取り完了となり、図5の(D)に状態になる。
802が示しているのは、図4の(C)の時点で、第一の読み取り部で読み取った原稿画像がカラー画像と判定された場合で、かつ、対向して原稿の他方の面を読み取る第二の読み取り部で読み取った原稿画像が白黒画像と判定された場合である。この場合には、両面同時読みが成立し、原稿の読み取り完了となり、図5の(D)に状態になる。
803が示しているのは、図4の(C)の時点で、第一の読み取り部で読み取った原稿画像が白黒画像と判定された場合で、かつ、対向して原稿の他方の面を読み取る第二の読み取り部で読み取った原稿画像がカラー画像と判定された場合である。この場合には、両面同時読みが成立せず、図6で示しているように、原稿を反転させて自動原稿送り装置の原稿搬送経路に再度給紙を行い、第一の読み取り部にて、カラー画像として読み取りを行う。
804が示しているのは、図4の(C)の時点で、第一の読み取り部で読み取った原稿画像がカラー画像と判定された場合で、かつ、対向して原稿の他方の面を読み取る第二の読み取り部で読み取った原稿画像がカラー画像と判定された場合である。この場合には、両面同時読みが成立せず、図6で示しているように、原稿を反転させて自動原稿送り装置の原稿搬送経路に再度給紙を行い、第一の読み取り部にて、カラー画像として読み取りを行う。
以上の流れを次の図8と図9を用いて、フローチャートとして説明を行う。
図8では、ユーザーが図2で示した操作部2012を用いて、原稿束の読み取り開始に際して、原稿の読み取り方法を設定するフローである。
1001では原稿の読み取りモード設定が開始される。1002で、ユーザーが読み取る原稿束の原稿が片面原稿か否かの選択を行う。片面原稿の場合には、1008に移行し、第一の読み取り部のみを用いた片面原稿の読み取りが行われる。1002で片面原稿ではない、つまり、両面原稿の場合には1003に移行する。ここで、ユーザーは明示的に、全原稿を白黒原稿もしくはカラー原稿として処理を行いたい場合にはNoを選択して1004に処理を移行させる。明示的な指示を行わず、原稿面が白黒画像かカラー画像かを画像読み取り装置の自動的な選択に任せて処理を行う場合には、Yesを選択し1009に移行する。
1009では原稿面の画像が、白黒原稿かカラー原稿かを画像読み取り装置の第一および第二で読み取った画像データに基づいて、図2のコントローラユニット2000で判断しスキャン方式の自動切換えを、原稿1枚1枚に対して行う。1009に移行した際の詳細な処理については図9にて説明を行う。
1003においてユーザーが明示的な処理を行うことを選択した場合、1004に処理が移行し、明示的にカラー原稿の設定で全原稿を読み取ると背呈した場合には1006に処理を移行させ、カラー原稿の設定ではない場合、つまり、明示的な白黒原稿の設定を選択した場合には、1007に処理が移行する。
1006では全原稿の原稿面をカラー画像として読み取るため、第一の読み取り部のみによる読み取りが必要となる。
さらに両面原稿であることから、DF(ドキュメントフィーダ)の原稿反転機構を使用して原稿面のおもて面とうら面を入れ替えて2パスに分けて両面原稿の読み取りを行う。1007では全原稿の原稿面を白黒画像として読み取ることになるので、第一の読み取り部に加え、対向して原稿の他方の面を読み取る第二の読み取り部の読み取ったデータとあわせて、一度の原稿パスで原稿の両面の画像の読み取りを行う。
図9について説明する。図8の1009に処理が移行すると、1101で処理が開始される。
1102で第一の読み取り部と第二の読み取り部を用いた原稿面の両面同時読み取りを開始する。
1103では第一の読み取り部(本実施例ではCCD方式)で原稿面のおもて面の読み取りを行う。流し読みで原稿面の読み取りを行うため、原稿面が白黒のみの原稿面であったか、カラーが含まれる原稿面であったかは、原稿面を全て読み取った後でないと判別が出来ない。
そのため、第一の読み取り部では白黒の原稿画像のイメージとカラーの原稿イメージを両方作成しながら、読み取った画像データを蓄積するメモリ手段に白黒原稿としての画像イメージと、カラー原稿としての画像イメージを個別に蓄積を行う。
1104では1103の原稿搬送路の下流に配置された第二の読み取り部(本実施例ではCIS方式)で原稿面のうら面の読み取りを行う。流し読みで原稿面の読み取りを行うため、1104の動作は1103の動作と読み取り部の配置の距離分、時間軸がシフトした形でほぼ並行に動作することとなる。CIS方式では画像データとして充分なカラーイメージの読み取りが行えないため、読み取った画像データを蓄積するメモリ手段には白黒原稿としての画像イメージのみを蓄積する。また、CIS方式の読み取り部は画像データとしてのカラー読み取りは行わないが、原稿面にカラー画像が含まれているか否かの検知は行う。
1103と1104の処理は、図4の(A)と(B)のあたる。1103と1104の処理が完了した時点で、図4の(C)の状態に原稿は遷移し、1105でCIS方式の読み取り部で読み取った原稿面にカラー画像が含まれていた(つまり、カラー原稿だった)か否かの判断を行う(この判断は、図4の(C)の状態で行う)。
カラー画像が含まれていなかった場合には1106に移行し(原稿は図5の(D)に移行)、カラー画像が含まれていた場合には1111に移行する。
1106ではおもて面、つまり第一の読み取り部(CCD方式)で読み取った原稿面にカラーが画像が含まれていたか否かを判断する。カラー画像が含まれていなかっ場合には1107に移行し、カラー画像が含まれていた場合には1109に移行する。
1107では、1103で蓄積された画像データのうち、白黒の原稿画像として蓄積されたイメージデータの選択処理を行う。その後1108に処理が移行し、おもて面は白黒、うら面が白黒といった両面印刷を行う(図7の801と同じ処理で印字まで完了)。
1109では、1103で蓄積された画像データのうち、カラーの原稿画像として蓄積されたイメージデータの選択処理を行う。その後1110に処理が移行し、おもて面はカラー、うら面が白黒といった両面印刷を行う(図7の802と同じ処理で印字まで完了)。
1105の判断により、CIS方式の読み取り部で読み取った原稿面にカラー画像が含まれていた場合、1111のDF(ドキュメントフィーダ)によって、原稿のおもて面とうら面を入れ替えるための反転動作を行う(図6の(E))。
1112では第一の読み取り部(CCD方式)によって、原稿のうら面の読み取りを行う。 この際、うら面にはカラー画像が含まれていることは1105の判定結果により自明なので、画像メモリにはカラーの原稿画像イメージのみ蓄積を行う(図6の(F)に相当)。
その後、1113に処理が移行し1114ではおもて面、つまり第一の読み取り部(CCD方式)で読み取ったおもて面の原稿面にカラーが画像が含まれていたか否かを判断する。カラー画像が含まれていなかった場合には1114に移行し、カラー画像が含まれていた場合には1116に移行する。1114では、1103で蓄積された画像データのうち、白黒の原稿画像として蓄積されたイメージデータの選択処理を行う。その後1115に処理が移行し、おもて面は白黒、うら面がカラーといった両面印刷を行う(図7の803と同じ処理で印字まで完了)。
1116では、1103で蓄積された画像データのうち、カラーの原稿画像として蓄積されたイメージデータの選択処理を行う。その後1117に処理が移行し、おもて面はカラー、うら面がカラーといった両面印刷を行う(図7の804と同じ処理で印字まで完了)。
本発明の実施形態に関わる画像読み取り装置の構成図 本発明の実施形態に関わる主要部構成を示すブロック図 本発明の実施形態に関わる装置全体を示す模式図 本発明の実施形態に関わる原稿搬送状態を示す図(1) 本発明の実施形態に関わる原稿搬送状態を示す図(1) 本発明の実施形態に関わる原稿搬送状態を示す図(1) 本発明の実施形態に関わる読み取り動作の組み合わせ表 本発明の実施形態に関わるフロー図(1) 本発明の実施形態に関わるフロー図(2)
符号の説明
1006 LAN
1007 公衆回線
2000 コントローラユニット
2001 CPU
2002 RAM
2003 ROM
2004 HDD
2005 イメージバスI/F
2006 操作部I/F
2007 システムバス
2008 画像バス
2010 ネットワークI/F
2012 操作部
2020 デバイスI/F
2030 画像回転部
2040 画像圧縮部
2060 RIP
2070 スキャナ
2080 スキャナ画像処理部
2090 プリンタ画像処理部
2095 プリンタ

Claims (3)

  1. 両面原稿のおもて面とうら面を自動的に読み取り可能な、画像読取装置において、
    原稿束から1枚ずつ原稿を分離させ給紙する原稿給紙手段、
    給紙された原稿を搬送する搬送路を含む搬送手段、
    搬送路の一方の側から原稿の片面の画像を読み取る第一の原稿画像読み取り手段、
    原稿の他方の面を読み取るために、第一の原稿画像読み取り手段と対向する向きで搬送路上に設置された第二の原稿画像読み取り手段、
    第一の原稿読み取り手段によって読み取った画像を、白黒画像およびカラー画像として個別に蓄積する、第一のメモリ手段、
    第一の原稿読み取り手段によって原稿一面分の読み取りが完了後に、読み取った画像が白黒原稿であったかカラー原稿であったかを判別する第一の原稿判別手段、
    第一の原稿判別手段の判別結果によって、第一のメモリ手段に個別に格納された白黒画像とカラー画像のいずれかを選択して、原稿の画像データとして選択して採用する、選択手段、
    第二の原稿読み取り手段によって読み取った画像を、白黒画像として蓄積する、第二のメモリ手段、
    第二の原稿読み取り手段によって原稿一面分の読み取りが完了後に、読み取った画像が白黒原稿であったかカラー原稿であったかを判別する第二の原稿判別手段、
    第一の原稿読み取り手段と、前記の原稿搬送路のスイッチバック等によって原稿のおもて面とうら面とを入れ替えて、自動的に両面の原稿を読み取る第一の両面原稿読み取りモード手段、
    第一の原稿読み取り手段に加え前記の第二の原稿読み取り手段をあわせて作動させ、原稿のおもて面とうら面とを入れ替えることなく一度の原稿搬送で自動的に両面の原稿を読み取る第二の両面原稿読み取りモード手段、
    を有し、
    原稿読み取り装置の操作者が明示的に両面原稿読み取りモード手段もしくは第二の両面原稿読み取りモード手段を選択しない場合において、第二の両面原稿読み取りモード手段で、画像の読み取りを開始し、原稿一枚分の両面の画像読み取りが完了した直後に前記第二の原稿判別手段の判定結果に応じて、原稿1枚の両面の画像読み取りを完了させるか、前記第一の両面原稿読み取りモード手段による原稿のおもて面とうら面とを入れ替えを行い、再度、第一の原稿画像読み取り手段にて原稿うら面の画像の読み取りを行うかといった、両面原稿読み取りモード手段を切り替えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記の第一の原稿画像読み取り手段と第二の原稿画像読み取り手段は、解像特性である解像度や焦点深度など、もしくは、構造上であるCISやCCDなどの差異がある読み取り手段であることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 第二の原稿画像読み取り手段は、白黒の画像データの読み取りのほかに、画像データとしては使用しないが、読み取った原稿が白黒のみの原稿か否かを判別するために、カラーの読み取り能力も併せ持ったことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
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