JP2003037714A - 画像読取装置、その制御方法、画像読取システム、及び制御プログラム - Google Patents

画像読取装置、その制御方法、画像読取システム、及び制御プログラム

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JP2003037714A
JP2003037714A JP2001224681A JP2001224681A JP2003037714A JP 2003037714 A JP2003037714 A JP 2003037714A JP 2001224681 A JP2001224681 A JP 2001224681A JP 2001224681 A JP2001224681 A JP 2001224681A JP 2003037714 A JP2003037714 A JP 2003037714A
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Yoshikazu Takahashi
良和 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録材に記録された画像を効率よくスキャン
できるようにする。 【解決手段】 読取対象の画像が記録された記録材のサ
イズを検知し、その検知された記録材のサイズに基づい
て露光走査を行う際の走査幅(副走査方向の走査幅)を
決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿等に記録され
た画像を光学的に走査することにより読取り、デジタル
データに変換して入力する場合の走査制御技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿等に記録された画像を光学的
に走査(スキャン)することにより読取り、デジタルデ
ータに変換して入力する画像読取装置が知られている。
【0003】この種の画像読取装置では、従来、ランプ
等の光源を移動させることにより原稿画像等を光学的に
スキャンしており、そのスキャンは、原稿台(読取台)
の全面にわたって行われていた。
【0004】換言すれば、主走査方向のスキャン幅も副
走査方向のスキャン幅も共に、原稿の大小を問わず、常
に、原稿台の幅とほぼ一致していた。
【0005】この場合、光源の構造上、主走査方向には
光源を移動制御する必要はないので、主走査方向のスキ
ャン幅が常に原稿台の主走査方向の幅と一致していて
も、スキャン制御が複雑になることはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、副走査方向の
スキャン幅も常に原稿台の副走査方向の幅と一致させる
と、小さなサイズの原稿をスキャンする場合に、原稿が
存在しない領域までも無駄にスキャンすることとなり、
スキャン効率が悪かった。
【0007】特に、自動原稿給送装置を用いて小さなサ
イズの多数の原稿を連続してスキャンする場合には、そ
の都度、原稿が存在しない領域までも無駄にスキャンす
ることとなり、スキャン効率が非常に悪くなり、消費電
力、画像読取速度の点でも弊害が顕著になっていた。
【0008】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、その課題は、記録材に記録され
た画像を効率よくスキャンできるようにすることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、原稿等の記録材に記録された画像を露光
走査する走査手段と、該走査手段による露光走査で得ら
れた光学像を電子的な画像データに変換する光電変換手
段とを有する画像読取装置において、読取対象の画像が
記録された記録材のサイズを検知する検知手段と、前記
検知手段により検知された記録材のサイズに基づいて前
記走査手段により露光走査を行う際の走査幅を決定する
決定手段とを備えている。
【0010】また、本発明は、原稿等の記録材に記録さ
れた画像を露光走査する走査手段と、該走査手段による
露光走査で得られた光学像を電子的な画像データに変換
する光電変換手段とを有する画像読取装置の制御方法に
おいて、読取対象の画像が記録された記録材のサイズを
検知する検知工程と、前記検知工程により検知された記
録材のサイズに基づいて前記走査工程により露光走査を
行う際の走査幅を決定する決定工程とを備えている。
【0011】また、本発明は、原稿等の記録材に記録さ
れた画像を露光走査する走査手段と、該走査手段による
露光走査で得られた光学像を電子的な画像データに変換
する光電変換手段とを有する画像読取装置に対して情報
処理装置から指示することにより画像データを該情報処
理装置に入力する画像読取システムにおいて、前記画像
読取装置は、読取対象の画像が記録された記録材のサイ
ズを検知する検知手段と、前記検知手段により検知され
た記録材のサイズに基づいて前記走査手段により露光走
査を行う際の走査幅を決定する決定手段とを備えてい
る。
【0012】また、本発明は、原稿等の記録材に記録さ
れた画像を露光走査して得られた光学像を電子的な画像
データに変換して読取る画像読取装置により実行される
制御プログラムであって、読取対象の画像が記録された
記録材のサイズを検知し、その記録材のサイズに基づい
て前記露光走査を行う際の走査幅を決定する内容を有し
ている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明を適用した情報処理(画像
読取)システムのシステム構成図である。図1におい
て、リーダ部1、プリンタ部2、及び画像入出力制御部
3は、複写機を構成する部分であり、この複写機は、ネ
ットワークを介して、コンピュータ11、ネットワーク
サーバ12等の外部機器に接続されている。
【0015】リーダ部1は、原稿の画像を光学的に読取
って光電変換し、原稿画像に応じたデジタルの画像デー
タをプリンタ部2及び画像入出力制御部3に出力する。
プリンタ部2は、リーダ部1及び画像入出力制御部3か
ら送られた画像データを、例えば電子写真方式で記録紙
上に記録する。画像入出力制御部3は、リーダ部1及び
プリンタ部2に接続されており、ファクシミリ部4、フ
ァイル部5、ネットワークインターフェース部7、LI
PS(LBP Image Processing S
ystem)フォーマッタ部8、ポストスクリプト(P
S)フォーマッタ部9、コア部10などから構成されて
いる。
【0016】ファクシミリ部4は、電話回線を介して受
信した圧縮画像データを伸長して、この伸長された画像
データをコア部10へ転送し、また、コア部10から転
送された画像データを圧縮して、この圧縮された圧縮画
像データを、電話回線を介して送信する。
【0017】ファイル部5には、光磁気ディスクドライ
ブユニット6が接続されており、ファイル部5は、コア
部10から転送された画像データを圧縮し、この画像デ
ータを検索するためのキーワードとともに光磁気ディス
クドライブユニット6内の光磁気ディスクに記憶させ
る。また、ファイル部5は、コア部10を介して転送さ
れたキーワードに基づいて、光磁気ディスクに記憶され
ている圧縮画像データを検索し、得られた圧縮画像デー
タを読出して伸長し、伸長された画像データをコア部1
0へ転送する。
【0018】ネットワークインターフェース部7は、パ
ーソナルコンピュータ(PC)、ワークステーション
(WS)等のコンピュータ11とコア部10との間のイ
ンターフェース制御を行う。ネットワークサーバ12
は、ネットワーク制御を行う。フォーマッタ部8、9
は、コンピュータ11から転送されたPDL(ページ記
述言語)データをプリンタ部2で記録できる画像データ
に展開するものである。
【0019】コア部10については後述するが、コア部
10は、リーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部
5、ネットワークインターフェース部7、フォーマッタ
部8、9の相互間でのデータの流れを制御するものであ
る。
【0020】図2は、リーダ部1及びプリンタ部2を含
む複写機の機械的構成を示す断面図である。
【0021】リーダ部1の自動原稿給送装置101で
は、複数枚の原稿302がスキャンする面を上向きにし
て原稿載置台301に載置される。そして、原稿載置台
301に載置された原稿は、最終頁から順に1枚ずつ表
裏反転してプラテンガラス102上へ給送され、原稿の
読取動作が終了した後、プラテンガラス102上の原稿
が排出される。
【0022】なお、原稿載置台301には、載置された
原稿のサイズを検知する原稿サイズセンサ301aが設
けられている。この原稿サイズセンサ301aは、例え
ば、原稿載置台301に載置された複数の原稿の各辺を
揃えるための原稿セットガイド(図示省略)の位置を検
知することにより、原稿のサイズを検知するように構成
されている。
【0023】リーダ部1は、原稿がプラテンガラス(原
稿台、読取台)102上に搬送されると、ランプ103
を点灯した状態でスキャナユニット104を移動させる
ことにより、原稿を露光走査する。この時の原稿からの
反射光は、ミラー105、106、107、及びレンズ
108によってCCDイメージセンサ(以下「CCD」
という)109へ導かれる。
【0024】このようにして走査された原稿の画像光
は、CCD109によって光電変換される。CCD10
9から出力される画像データは、A/D変換等の処理が
施された後、プリンタ部2及び画像入出力制御部3のコ
ア部10へ転送される。
【0025】プリンタ部2のレーザドライバ221は、
レーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1
から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発
光部201から発光させる。このレーザ光は感光ドラム
202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応
じた潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の
部分には現像器203によって現像剤が付着される。
【0026】そして、レーザ光の照射開始と同期したタ
イミングで、カセット204又は205から記録紙を給
紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付着
された現像剤を記録紙に転写する。現像剤が転写された
記録紙は定着部207に搬送され、定着部207の熱と
圧力により現像剤が記像紙に定着される。定着部207
を通過した記録紙は、片面記録が設定されている場合
は、排出ローラ208によってそのままソータ220に
排出され、ソータ220は、排出された記録紙をそれぞ
れのピンに収納して記録紙の仕分けを行う。なお、ソー
タ220では、仕分けが設定されていない場合は最上ビ
ンに記録紙を収納する。
【0027】また、両面記録が設定されている場合は、
排出ローラ208の位置まで記録紙を搬送した後、排出
ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209に
よって記録紙を再給紙搬送路へ導く。また、多重記録が
設定されている場合は、記録紙を排出ローラ208の位
置まで搬送しないでフラッパ209によって再給紙搬送
路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は上述したタ
イミングで転写部206へ給紙される。
【0028】図3は、リーダ部1の電気的な内部構成を
示すブロック図である。
【0029】CCD109から出力された画像データに
対してA/D・SH部110でアナログ/デジタル変換
が行われるとともに、シェーディング補正が行われる。
A/D・SH部110によって処理された画像データ
は、画像処理部111を介してプリンタ部2へ転送され
るとともに、インターフェース部113を介して画像入
出力制御部3のコア部10へ転送される。
【0030】CPU114は、操作部115で設定され
た設定内容に応じて画像処理部111及びインターフェ
ース113を制御する。例えば、操作部115の操作に
よりトリミング処理を行って複写を行う複写モードが設
定されている場合は、画像処理部111により、画像デ
ータに対するトリミング処理を行わせてプリンタ部2へ
転送させる。また、操作部115の操作によりファクシ
ミリ送信モードが設定されている場合は、インターフェ
ース113により、画像データと設定モードに応じた制
御コマンドとをコア部10へ転送させる。
【0031】このようなCPU114で実行される制御
プログラムは、メモリ116に記憶されており、CPU
114は、メモリ116を参照しながら制御を行う。ま
た、メモリ116は、CPU114の作業領域としても
使われる。
【0032】図4は、コア部10の電気的な内部構成を
示すブロック図である。
【0033】リーダ部1からの画像データは、インター
フェース部122を介してデータ処理部121へ転送さ
れるとともに、リーダ部1からの制御コマンドは、イン
ターフェース部122を介してCPU123へ転送され
る。データ処理部121は、画像の回転処理や変倍処理
などの画像処理を行うものであり、リーダ部1からデー
タ処理部121へ転送された画像データは、リーダ部1
から転送された制御コマンドに応じて、インターフェー
ス部120を介してファクシミリ部4、ファイル部5、
ネットワークインターフェース部7へ送られる。
【0034】コンピュータ11から送信されてきた画像
を表すPDLデータは、ネットワークインターフェース
部7、インターフェース部120を介してコア部10の
CPU123に入力される。すると、CPU123は、
そのPDLデータがLIPSとポストスクリプトのいず
れの言語で記述されているかを判定し、対応するフォー
マッタ部8又は9へ転送して画像データとして展開させ
る。この展開された画像データは、データ処理部121
に転送された後、ファクシミリ部4やプリンタ部2へ転
送される。
【0035】ファクシミリ部4からコア部10へ送られ
た画像データは、データ処理部121へ転送された後、
プリンタ部2やファイル部5、ネットワークインターフ
ェース部7へ転送される。
【0036】また、ファイル部5からコア部10へ送ら
れた画像データは、データ処理部121へ転送された
後、ブリンタ部2やファクシミリ部4、ネットワークイ
ンターフェース部7へ転送される。
【0037】CPU123は、メモリ124に記憶され
ている制御プログラム、及びリーダ部1から転送された
制御コマンドに従って、上記のような制御を行う。ま
た、メモリ124は、CPU123の作業領域としても
使われる。
【0038】ネットワークインターフェース部7には、
MIB(Management Informatio
n Base)と呼ばれるデータベースが構築されてお
り、SNMP(Simple Network Man
agement Protocol)プロトコルを用い
てネットワーク上のコンピュータと通信し、プリンタの
管理が可能になっている。また、部門IDごとに設定可
能なプリント枚数やその他の各種設定を、装置の操作部
115あるいはネットワーク上のコンピュータ11から
行うことができるようになっている。
【0039】このように、コア部10を中心にして、原
稿画像の読取り、画像のプリント、画像の送受信、画像
の保存、コンピュータ11に対するデータの入出力など
の各種の機能を、単独又は複合的に実行させることがで
きる。
【0040】次に、コンピュータ11からの指示に基づ
くスキャン動作について詳細に説明する。なお、スキャ
ンには、原稿自動給送装置101に載置された複数枚の
原稿を連続的にスキャンするDFスキャンと、原稿台
(プラテンガラス102)にマニュアルで載置された原
稿をスキャンするプラテンスキャンの2種類がある。
【0041】図5は、コンピュータ11の表示部に表示
されるスキャンユーティリティのGUI画面である。な
お、スキャンユーティリティは、アプリケーションのプ
ラグインとして使用するTWAINドライバタイプのも
のと、ユーティリティ自体で使用することができるアプ
リケーションタイプのものがあるが、GUI画面は同一
である。
【0042】図5のGUI画面において、まず、Cho
ose Device401でスキャンを実行させるべ
き画像読取装置を選択する。次に、Source402
でスキャンの種類を選択する。自動原稿給送装置101
を使用するDFスキャンの場合はDFを、自動原稿給送
装置101を使用しないプラテンスキャンの場合はPl
atenを選択する。Sides403では、DFスキ
ャンの動作モードで原稿の片面をスキャンするか、また
は両面をスキャンするかを選択する。なお、プラテンス
キャンの場合は、片面スキャンのみ可能である。
【0043】Size404では、スキャンサイズを選
択する。プラテンスキャンの場合は、スキャン範囲を設
定し、DFスキャンの場合は、画像読取り後のスキャン
データのサイズを設定する。このSize404で設定
可能なスキャンサイズとしては、AUTO、A3、A
4、A4R、A5、B4、B5、B5R、11×17、
Letter、LetterR、Statementが
ある。
【0044】AUTOが設定されると、DFスキャンの
場合は、自動原稿給送装置101の原稿載置台301に
設けられた原稿サイズセンサ301aにより検知された
原稿サイズが使用され、プラテンスキャンの場合は、プ
レスキャンで原稿サイズを検知した領域でスキャンが行
われる。Resolution405の解像度では、ス
キャンの解像度を設定する。Color Mode40
6では、フルカラー、またはグレースケールのスキャン
かを設定する。デフォルト設定は、フルカラーである。
【0045】Pre Scanボタン409がクリック
されることにより、原稿のプレスキャンが実行される。
プレスキャンが実行されると、プレビュースクリーン4
07には、スキャンした画像が表示され、スキャン画像
の確認やスキャンエリアの設定等を行うことができる。
このプレスキャン機能は、プラテンスキャンだけで実行
される機能であり、自動原稿給送装置101を使用した
場合の連続スキャン(DFスキャン)では実行されな
い。
【0046】Scanボタン408をクリックすること
により、スキャンが実行される。DFスキャンでは、4
01から406の全ての設定が終了した後に、Scan
ボタン408をクリックしてスキャンを実行させる。プ
ラテンスキャンでは、401から406の全ての設定と
Pre Scanボタン409のクリックによりプレス
キャンを行った後に、Scanボタン408をクリック
してスキャンを実行させる。Canceボタンl410
は、スキャンをキャンセルする時に使用する。これは、
スキャン実行前、スキャン実行中共に有効であり、ま
た、プレスキャン中のキャンセルも可能である。
【0047】次に、Scanボタン408をクリックし
てDFスキャンの片面スキャンを実行させた場合におけ
るリーダ部1の処理の流れを、図6のフローチャートに
基づいて詳細に説明する。
【0048】まず、リーダ部1(CPU114)は、ス
テップS11において、コア部10から片面をスキャン
するコマンドを受信する。次に、ステップS12にて自
動原稿給送装置101にエラーが発生しているか否かを
確認する。自動原稿給送装置101のエラーは、原稿給
紙/排紙時のジャム、自動原稿給送装置101が正確に
セットされていない状態等で発生する。自動原稿給送装
置101にエラーが発生している場合は、ステップS1
3に進んで、所定のエラー処理を行う。
【0049】自動原稿給送装置101にエラーが発生し
ていない場合は、ステップS14に進み、最初の原稿を
原稿台に給紙する。そして、ステップS15では、給紙
した原稿のサイズを検知し、その原稿サイズに基づいて
スキャナの読取り幅(副走査方向のスキャン幅)を確定
する。
【0050】なお、Size404でAUTOが設定さ
れた場合は、原稿載置台301に設けられた原稿サイズ
センサ301aにより検知された原稿サイズを判別し、
その原稿サイズに基づいてスキャナの読取り幅を確定す
る。また、Size404の設定がAUTO以外の場合
は、GUIで設定された原稿サイズに基づいてスキャナ
の読取り幅を確定する。
【0051】本実施形態では、読取り幅として、原稿台
の半面をスキャンするSmallSize Scan
(SSS):副走査216mm×主走査297mmと、
原稿台の全面をスキャンするLarge Size S
can(LSS):副走査432mm×主走査297m
mとの2種類を想定している。従って、原稿の副走査方
向の幅が216mm以下の場合はSSS、216mm以
上の場合はLSSの読取り幅が確定する。
【0052】また、Size404で設定した原稿サイ
ズと実際に自動原稿給送装置101に載置された原稿の
サイズが異なる場合は、画像入出力制御部3では、スキ
ャンユーティリティのSize404で設定した原稿サ
イズに合わせてスキャン画像を変倍加工し、その変倍さ
れた画像データをコンピュータ11に転送する。
【0053】次に、ステップS16ではステップS15
で決定した読取り幅で原稿のスキャンを行う。そのスキ
ャンが終了した後、ステップS17に進み、次にスキャ
ンすべき原稿が自動原稿給紙装置101にあるか否かを
判別する。次の原稿が無い場合は、ステップS21に進
み、原稿台(プラテンガラス102)にある画像読取済
みの原稿を排紙して、スキャンが終了する。
【0054】一方、次にスキャンすべき原稿がある場合
は、次のような処理を行う。すなわち、ステップS16
でスキャンが行われると、その画像データに対して画像
入出力制御部3により画像処理(レンダリング)が行わ
れるが、この画像処理が完了する前に、ステップS18
で、前の原稿(画像読取済みの原稿)の排紙、及び次の
原稿の給紙を済ませる。
【0055】次に、ステップS19にて、N枚目の原稿
のスキャンを行う。そして、次の原稿が無くなるまでス
テップS18、S19の処理を繰り返し、自動原稿給紙
装置101に載置された全ての原稿が無くなり次第(ス
テップS20)、ステップS21に進み、片面スキャン
が終了する。
【0056】次に、DFスキャンの両面スキャンを実行
させた場合におけるリーダ部1の処理の流れを、図7の
フローチャートに基づいて詳細に説明する。なお、図7
において、片面スキャンの処理と同一の部分には同一の
ステップ番号を付して、その説明を省略する。
【0057】DFスキャンの両面スキャンの場合は、ス
テップS15の後に、ステップS31〜S40の処理が
行われる。
【0058】すなわち、ステップS15で読取り幅を確
定すると、次のステップS31で、原稿の裏面をスキャ
ンする。ステップS31でスキャンした裏面の画像デー
タは、画像入出力制御部3により所定の画像処理が施さ
れるが、この画像処理が完了する前に、ステップS32
で、最初の原稿の反転処理を行う。
【0059】次に、ステップS33で原稿の表面をスキ
ャンする。表面のスキャンが終了した後、ステップS3
4で、自動原稿給紙装置101に次にスキャンすべき原
稿があるか否かを判別する。次の原稿が無い場合は、ス
テップS40に進み、原稿台にある原稿を排紙して、ス
キャンが終了する。
【0060】一方、次にスキャンする原稿がある場合
は、次のような処理を行う。すなわち、ステップS33
で表面のスキャンが行われると、その表面の画像データ
に対して画像入出力制御部3により画像処理が行われる
が、この画像処理が完了する前に、ステップS35で、
前の原稿の排紙、及び次の原稿の給紙を済ませる。
【0061】そして、ステップS36にて、N枚目の原
稿の裏面をスキャンする。ステップS36でスキャンし
たデータの画像処理を画像入出力制御部3により行う
が、この画像処理が完了する前に、ステップS37で、
N枚目の原稿を反転する。
【0062】次に、ステップS33でN枚目の原稿の表
面をスキャンする。次の原稿が無くなるまでステップS
35、S36、S37、S38の処理を繰り返し、自動
原稿給紙装置101にある全ての原稿が無くなり次第
(ステップS39)、ステップS40に進み、両面スキ
ャンが終了する。
【0063】このように、スキャン対象の原稿のサイズ
に応じて、副走査方向のスキャン幅を適切に制御するこ
とにより、効率よくスキャンすることが可能となり、消
費電力を低減すると共に、画像入力速度を向上させるが
可能となる。
【0064】また、副走査方向のスキャン幅を、原稿台
(プラテンガラス:読取台)の半面に相当する幅と、全
面に相当する幅との2通りとすることにより、スキャン
制御を可能な限り簡単にすることが可能となる。さら
に、スキャンデータに対するレンダリング処理が完了す
る前に、スキャン済みの原稿の排紙処理や反転処理、次
の原稿の給紙処理を行うことにより、より一層、効率よ
くスキャンすることが可能となる。
【0065】次に、DFスキャンにおける画像入出力制
御部3(コア部10)とリーダ部1との間の通信プロト
コルについて詳細に説明する。
【0066】図8は、DFスキャンの片面スキャン時の
通信プロトコルを示す。片面スキャン時の原稿の給紙、
排紙は、全て順方向の給紙、排紙モードで行うものとす
る。ここでは、画像入出力制御部3(コア部10)がリ
ーダ部1に送るコマンドの内容を、片面スキャンの動作
の流れにそって説明する。
【0067】まず、ステップS101において自動原稿
給送装置101の状態を確認する。自動原稿給送装置1
01にエラーが発生している場合は、エラー処理を行
う。ステップS102では、コア部10がリーダ部1を
制御している状態にする。ステップS103において、
最初の原稿を給紙する。ステップS104で、原稿サイ
ズを検知する。原稿サイズの検知が完了すると、ステッ
プS105に進み、検知した原稿サイズに応じたスキャ
ン幅で最初の原稿をスキャンする。
【0068】次に、ステップS106で、スキャンが正
常に終了したか否かを確認する。スキャンが正常に終了
したら、ステップS107に進み、自動原稿給送装置1
01の状態と、次の原稿があるか否かを確認する。次の
原稿が無い場合は、ステップS112に進む。次の原稿
がある場合は、ステップS108に進む。
【0069】ステップS105でスキャンした画像デー
タは、コア部10に転送され、コア部10内のデータ処
理部121によりレンダリング処理が施される。このレ
ンダリング処理では、設定に係る原稿サイズと一致する
ようにスキャン画像データを変倍加工する、スキャン画
像データを圧縮する、色を補正する等の処理を行う。
【0070】リーダ部1は、レンダリング処理が完了す
る前に、ステップS108において、前の原稿を排紙
し、次の原稿を給紙する。ステップS109で、給紙が
正常に終了したか否かを確認し、給紙が正常に終了した
ら、ステップS110に進む。ステップS110でN枚
目の原稿をスキャンする。
【0071】ステップS111でスキャンが正常に終了
したか否かを確認し、スキャンが終了した後に、ステッ
プS112で、自動原稿給送装置101に次の原稿があ
るか否かを確認する。次の原稿がある場合は、ステップ
S108に戻り、ステップS109、S110、S11
1、S112の処理を行う。原稿が無くなるまで、ステ
ップS108からS112の処理を繰り返す。
【0072】ステップS110でスキャンした画像デー
タは、コア部10に転送され、レンダリング処理が施さ
れる。このレンダリング処理では、設定に係る原稿サイ
ズと一致するようにスキャン画像データを変倍加工す
る、スキャン画像を圧縮する、色を補正する等の処理を
行う。
【0073】リーダ部1は、レンダリング処理が完了す
る前に、ステップS108において、前の原稿を排紙
し、次の原稿を給紙する。自動原稿給送装置101の原
稿が無くなったら、ステップS113に進み、原稿台に
ある全ての原稿を排紙する。この原稿排紙が完了した
後、ステップS114で、コア部10は、リーダ部1に
対する制御を解除する。
【0074】図9は、DFスキャンの両面スキャン時の
通信プロトコルを示す。両面スキャン時の原稿の給紙、
排紙は、全て順方向の給紙、排紙モードで行うものとす
る。原稿の裏面を表面に返すには、反転モードを使用す
る。ここでは、画像入出力制御部3(コア部10)がリ
ーダ部1に送るコマンドの内容を、両面スキャンの動作
の流れにそって説明する。
【0075】まず、ステップS201において、自動原
稿給送装置101の状態を確認する。自動原稿給送装置
101にエラーが発生している場合は、エラー処理を行
う。ステップS202では、コア部10がリーダ部1を
制御している状態にする。ステップS203で、最初の
原稿を給紙する。両面スキャンでは、最初に原稿の裏面
をスキャンするので、原稿を反転給紙する。ステップS
204で、原稿サイズの検知を行う。原稿サイズの検知
が完了すると、ステップS205に進み、最初の原稿の
裏面をスキャンする。
【0076】次に、ステップS206で、スキャンが正
常に終了したか否かを確認する。スキャンが正常に終了
したら、ステップS207に進む。ステップS205で
スキャンした画像データはコア部10に転送され、コア
部10内のデータ処理部121により、レンダリング処
理が施される。このレンダリング処理では、設定に係る
原稿サイズと一致するようにスキャン画像データを変倍
加工する、スキャン画像を圧縮する、色を補正する等の
処理を行う。
【0077】リーダ部1は、レンダリング処理が完了す
る前に、ステップS207において、原稿の表面をスキ
ャンするために原稿反転する。ステップS208で、反
転が正常に終了したか否かを確認する。原稿反転処理が
終了した後に、ステップS209に進む。ステップS2
09で、原稿の表面をスキャンする。ステップS210
で、表面のスキャンが正常に終了したか否かを確認す
る。
【0078】ステップS211で、自動原稿給送装置1
01の状態と、次の原稿があるか否かを確認する。次の
原稿が無い場合は、ステップS221に進む。次の原稿
がある場合は、ステップS212に進む。ステップS2
09でスキャンした画像データは、コア部10に転送さ
れ、コア部10内のデータ処理部121により、レンダ
リング処理が施される。このレンダリング処理では、設
定に係る原稿サイズと一致するようにスキャン画像デー
タを変倍加工する、スキャン画像を圧縮する、色を補正
する等の処理を行う。
【0079】リーダ部1は、レンダリング処理が完了す
る前に、ステップS212において、前の原稿の排紙及
び、N枚目の原稿の反転給紙を行う。ステップS213
で、反転給紙が正常に終了したか否かを確認し、終了し
たらステップS214に進み、N枚目の原稿の裏面をス
キャンする。ステップS215で、裏面のスキャンが正
常に終了したか否かを確認する。
【0080】ステップS214でスキャンした画像デー
タは、コア部10に転送され、コア部10内のデータ処
理部121により、レンダリング処理が施される。この
レンダリング処理では、設定に係る原稿サイズと一致す
るようにスキャン画像データを変倍加工する、スキャン
画像を圧縮する、色を補正する等の処理を行う。
【0081】リーダ部1は、レンダリング処理が完了す
る前に、ステップS216において、原稿の表面をスキ
ャンするために原稿を反転する。ステップS217で原
稿の反転が正常に終了したか否かを確認する。反転終了
後に、ステップS218に進み、N枚目の原稿の表面を
スキャンする。ステップS219で、表面のスキャンが
正常に終了したか否かを確認する。表面のスキャン終了
後に、ステップS220で、自動原稿給送装置101に
次の原稿があるか否かを確認する。次の原稿がある場合
は、ステップS212に戻り、S212からS220ま
での処理を行う。原稿が無くなるまでこの処理を繰り返
す。
【0082】ステップS218でスキャンした画像デー
タは、コア部10に転送され、コア部10内のデータ処
理部121により、レンダリング処理が施される。この
レンダリング処理では、設定に係る原稿サイズと一致す
るようにスキャン画像データを変倍加工する、スキャン
画像を圧縮する、色を補正する等の処理を行う。
【0083】リーダ部1は、レンダリング処理が完了す
る前に、ステップS212において、前の原稿の排紙及
び、N枚目の原稿の反転給紙を行う。原稿が無くなった
ら、ステップS221に進み、原稿台にある全ての原稿
を排紙する。原稿排紙が完了した後、ステップS222
で、コア部10は、リーダ部1に対する制御を解除す
る。
【0084】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ることなく、例えば、スキャナ機能とプリント機能とを
備えた複写機だけでなく、スキャナ機能だけを備えたス
キャナ専用機に適用することも可能である。
【0085】また、外部装置からの指示に応じて画像入
力処理を行う装置だけでなく、自己の操作部からの指示
に応じて画像入力処理を行う装置に適用してもよい。さ
らに、原稿に記録された画像だけでなく、フィルムに記
録されたネガやポジの画像を読取る場合にも適用するこ
とが可能である
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録材に記録された画像を効率よくスキャンすることが
可能となり、消費電力を節約すると共に読取速度を向上
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報処理(画像読取)システ
ムのシステム構成図である。
【図2】複写機(リーダ部及びプリンタ部)の機械的構
成を示す断面図である。
【図3】リーダ部の電気的な内部構成を示すブロック図
である。
【図4】コア部の電気的な内部構成を示すブロック図で
ある。
【図5】スキャンユーティリティのGUIを示す図であ
る。
【図6】DFスキャンの片面スキャンの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】DFスキャンの両面スキャンの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】DFスキャンの片面スキャンの通信プロトコル
を示す図である。
【図9】DFスキャンの両面スキャンの通信プロトコル
を示す図である。
【符号の説明】
1:リーダ部 2:プリンタ部 3:画像入出力制御部 7:ネットワーク・インターフェース部 10:コア部 11:コンピュータ 101:自動原稿給送装置 109:CCD 114,123:CPU 116,124:メモリ 121:データ処理部 301a:原稿サイズセンサ

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿等の記録材に記録された画像を露光
    走査する走査手段と、該走査手段による露光走査で得ら
    れた光学像を電子的な画像データに変換する光電変換手
    段とを有する画像読取装置において、 読取対象の画像が記録された記録材のサイズを検知する
    検知手段と、 前記検知手段により検知された記録材のサイズに基づい
    て前記走査手段により露光走査を行う際の走査幅を決定
    する決定手段と、を備えたことを特徴とする画像読取装
    置。
  2. 【請求項2】 前記決定手段は、前記検知手段により検
    知された記録材のサイズに基づいて、読取台の半面と全
    面とに相当する2つの走査幅の中から1つの走査幅を選
    択して決定することを特徴とする請求項1記載の画像読
    取装置。
  3. 【請求項3】 前記決定手段は、前記検知手段により検
    知された記録材のサイズに相当する幅を走査幅として決
    定することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、自動記録材給送装置に
    設けられているセンサを用いて前記記録材のサイズを検
    知することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の
    画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段は、前記走査手段によりプ
    レ走査を行うことにより前記記録材のサイズを検知する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像読
    取装置。
  6. 【請求項6】 前記画像読取装置は、ネットワークを介
    して接続された情報処理装置からの指示に基づいて動作
    し、前記光電変換手段により得られた画像データを該情
    報処理装置に転送する転送手段を有することを特徴とす
    る請求項1〜5の何れかに記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記転送手段は、前記光電変換手段によ
    り得られた画像データに対して所定の画像処理を施す画
    像処理手段を有し、該画像処理が施された画像データを
    前記情報処理装置に転送することを特徴とする請求項6
    記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記情報処理装置は、前記画像読取装置
    に対して各種の指示を行うためのユーザインタフェース
    を有することを特徴とする請求項6又は7記載の画像読
    取装置。
  9. 【請求項9】 前記検知手段は、前記情報処理装置によ
    り自動記録材給送装置を用いて記録材を供給する旨が指
    示されている場合は、該自動記録材給送装置に設けられ
    たセンサを用いて記録材のサイズを検知し、該自動記録
    材給送装置を用いないで記録材を供給する旨が指示され
    ている場合は、前記走査手段によるプレ走査を行うこと
    により記録材のサイズを検知することを特徴とする請求
    項1〜8の何れかに記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記決定手段は、前記情報処理装置に
    より指示された記録材のサイズと前記検知手段により検
    知された記録材のサイズとが異なる場合は、該検知手段
    により検知された記録材のサイズに基づいて走査幅を決
    定し、前記転送手段は、前記光電変換手段により得られ
    た画像データを該情報処理装置にて指示された記録材の
    サイズに一致するように前記画像処理手段により加工さ
    せて該情報処理装置に転送することを特徴とする請求項
    1〜9の何れかに記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記画像読取装置は、前記走査手段に
    よる走査が完了した後、前記画像処理手段による画像処
    理が完了する前に、次の画像を読取るための記録材の移
    動制御を行う記録材移動制御手段を有することを特徴と
    する請求項1〜10の何れかに記載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】 前記記録材移動制御手段は、記録材の
    片面の画像を読取る場合は、 前記走査手段による露光走査が完了した後、前記画像処
    理手段による画像処理が完了する前に、画像読取済みの
    記録材を読取台から排除して次の読取対象の記録材を該
    読取台に供給することを特徴とする請求項11記載の画
    像読取装置。
  13. 【請求項13】 前記記録材移動制御手段は、記録材の
    両面の画像を読取る場合は、 前記走査手段による記録材の一方の面に対する露光走査
    が完了した後、前記画像処理手段による画像処理が完了
    する前に、該記録材を反転して読取台に供給し、前記走
    査手段による該記録材の他方の面に対する露光走査が完
    了した後、前記画像処理手段による画像処理が完了する
    前に、該反転に係る記録材を該読取台から排除して次の
    読取対象の記録材を該読取台に供給することを特徴とす
    る請求項11又は12記載の画像読取装置。
  14. 【請求項14】 原稿等の記録材に記録された画像を露
    光走査する走査手段と、該走査手段による露光走査で得
    られた光学像を電子的な画像データに変換する光電変換
    手段とを有する画像読取装置の制御方法において、 読取対象の画像が記録された記録材のサイズを検知する
    検知工程と、 前記検知工程により検知された記録材のサイズに基づい
    て前記走査工程により露光走査を行う際の走査幅を決定
    する決定工程と、 を備えたことを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記決定工程は、前記検知工程により
    検知された記録材のサイズに基づいて、読取台の半面と
    全面とに相当する2つの走査幅の中から1つの走査幅を
    選択して決定することを特徴とする請求項14記載の画
    像読取装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記決定工程は、前記検知工程により
    検知された記録材のサイズに相当する幅を走査幅として
    決定することを特徴とする請求項14記載の画像読取装
    置の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記検知工程は、自動記録材給送装置
    に設けられているセンサを用いて前記記録材のサイズを
    検知することを特徴とする請求項14〜16の何れかに
    記載の画像読取装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記検知工程は、前記走査工程により
    プレ走査を行うことにより前記記録材のサイズを検知す
    ることを特徴とする請求項14〜17の何れかに記載の
    画像読取装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記画像読取装置は、ネットワークを
    介して接続された情報処理装置からの指示に基づいて動
    作し、前記光電変換工程により得られた画像データを該
    情報処理装置に転送する転送工程を有することを特徴と
    する請求項14〜18の何れかに記載の画像読取装置の
    制御方法。
  20. 【請求項20】 前記転送工程は、前記光電変換工程に
    より得られた画像データに対して所定の画像処理を施す
    画像処理工程を有し、該画像処理が施された画像データ
    を前記情報処理装置に転送することを特徴とする請求項
    19記載の画像読取装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記情報処理装置は、前記画像読取装
    置に対して各種の指示を行うためのユーザインタフェー
    スを有することを特徴とする請求項19又は20記載の
    画像読取装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 前記検知工程は、前記情報処理装置に
    より自動記録材給送装置を用いて記録材を供給する旨が
    指示されている場合は、該自動記録材給送装置に設けら
    れたセンサを用いて記録材のサイズを検知し、該自動記
    録材給送装置を用いないで記録材を供給する旨が指示さ
    れている場合は、前記走査工程によるプレ走査を行うこ
    とにより記録材のサイズを検知することを特徴とする請
    求項14〜21の何れかに記載の画像読取装置の制御方
    法。
  23. 【請求項23】 前記決定工程は、前記情報処理装置に
    より指示された記録材のサイズと前記検知工程により検
    知された記録材のサイズとが異なる場合は、該検知工程
    により検知された記録材のサイズに基づいて走査幅を決
    定し、前記転送工程は、前記光電変換工程により得られ
    た画像データを該情報処理装置にて指示された記録材の
    サイズに一致するように前記画像処理工程により加工さ
    せて該情報処理装置に転送することを特徴とする請求項
    14〜22の何れかに記載の画像読取装置の制御方法。
  24. 【請求項24】 前記画像読取装置は、前記走査工程に
    よる走査が完了した後、前記画像処理工程による画像処
    理が完了する前に、次の画像を読取るための記録材の移
    動制御を行う記録材移動制御工程を有することを特徴と
    する請求項14〜23の何れかに記載の画像読取装置の
    制御方法。
  25. 【請求項25】 前記記録材移動制御工程は、記録材の
    片面の画像を読取る場合は、 前記走査工程による露光走査が完了した後、前記画像処
    理工程による画像処理が完了する前に、画像読取済みの
    記録材を読取台から排除して次の読取対象の記録材を該
    読取台に供給することを特徴とする請求項24記載の画
    像読取装置の制御方法。
  26. 【請求項26】 前記記録材移動制御工程は、記録材の
    両面の画像を読取る場合は、 前記走査工程による記録材の一方の面に対する露光走査
    が完了した後、前記画像処理工程による画像処理が完了
    する前に、該記録材を反転して読取台に供給し、前記走
    査工程による該記録材の他方の面に対する露光走査が完
    了した後、前記画像処理工程による画像処理が完了する
    前に、該反転に係る記録材を該読取台から排除して次の
    読取対象の記録材を該読取台に供給することを特徴とす
    る請求項24又は25記載の画像読取装置の制御方法。
  27. 【請求項27】 原稿等の記録材に記録された画像を露
    光走査する走査手段と、該走査手段による露光走査で得
    られた光学像を電子的な画像データに変換する光電変換
    手段とを有する画像読取装置に対して情報処理装置から
    指示することにより画像データを該情報処理装置に入力
    する画像読取システムにおいて、前記画像読取装置は、 読取対象の画像が記録された記録材のサイズを検知する
    検知手段と、 前記検知手段により検知された記録材のサイズに基づい
    て前記走査手段により露光走査を行う際の走査幅を決定
    する決定手段と、 を備えたことを特徴とする画像読取システム。
  28. 【請求項28】 前記決定手段は、前記検知手段により
    検知された記録材のサイズに基づいて、読取台の半面と
    全面とに相当する2つの走査幅の中から1つの走査幅を
    選択して決定することを特徴とする請求項27記載の画
    像読取システム。
  29. 【請求項29】 前記決定手段は、前記検知手段により
    検知された記録材のサイズに相当する幅を走査幅として
    決定することを特徴とする請求項27記載の画像読取シ
    ステム。
  30. 【請求項30】 前記検知手段は、自動記録材給送装置
    に設けられているセンサを用いて前記記録材のサイズを
    検知することを特徴とする請求項27〜29の何れかに
    記載の画像読取システム。
  31. 【請求項31】 前記検知手段は、前記走査手段により
    プレ走査を行うことにより前記記録材のサイズを検知す
    ることを特徴とする請求項27〜30の何れかに記載の
    画像読取システム。
  32. 【請求項32】 前記画像読取装置は、前記光電変換手
    段により得られた画像データを前記情報処理装置に転送
    する転送手段を有することを特徴とする請求項27〜3
    1の何れかに記載の画像読取システム。
  33. 【請求項33】 前記転送手段は、前記光電変換手段に
    より得られた画像データに対して所定の画像処理を施す
    画像処理手段を有し、該画像処理が施された画像データ
    を前記情報処理装置に転送することを特徴とする請求項
    32記載の画像読取システム。
  34. 【請求項34】 前記情報処理装置は、前記画像読取装
    置に対して各種の指示を行うためのユーザインタフェー
    スを有することを特徴とする請求項27〜33の何れか
    に記載の画像読取システム。
  35. 【請求項35】 前記検知手段は、前記情報処理装置に
    より自動記録材給送装置を用いて記録材を供給する旨が
    指示されている場合は、該自動記録材給送装置に設けら
    れたセンサを用いて記録材のサイズを検知し、該自動記
    録材給送装置を用いないで記録材を供給する旨が指示さ
    れている場合は、前記走査手段によるプレ走査を行うこ
    とにより記録材のサイズを検知することを特徴とする請
    求項27〜34の何れかに記載の画像読取システム。
  36. 【請求項36】 前記決定手段は、前記情報処理装置に
    より指示された記録材のサイズと前記検知手段により検
    知された記録材のサイズとが異なる場合は、該検知手段
    により検知された記録材のサイズに基づいて走査幅を決
    定し、前記転送手段は、前記光電変換手段により得られ
    た画像データを該情報処理装置にて指示された記録材の
    サイズに一致するように前記画像処理手段により加工さ
    せて該情報処理装置に転送することを特徴とする請求項
    27〜35の何れかに記載の画像読取システム。
  37. 【請求項37】 前記画像読取装置は、前記走査手段に
    よる走査が完了した後、前記画像処理手段による画像処
    理が完了する前に、次の画像を読取るための記録材の移
    動制御を行う記録材移動制御手段を有することを特徴と
    する請求項27〜36の何れかに記載の画像読取システ
    ム。
  38. 【請求項38】 前記記録材移動制御手段は、記録材の
    片面の画像を読取る場合は、 前記走査手段による露光走査が完了した後、前記画像処
    理手段による画像処理が完了する前に、画像読取済みの
    記録材を読取台から排除して次の読取対象の記録材を該
    読取台に供給することを特徴とする請求項37記載の画
    像読取システム。
  39. 【請求項39】 前記記録材移動制御手段は、記録材の
    両面の画像を読取る場合は、 前記走査手段による記録材の一方の面に対する露光走査
    が完了した後、前記画像処理手段による画像処理が完了
    する前に、該記録材を反転して読取台に供給し、前記走
    査手段による該記録材の他方の面に対する露光走査が完
    了した後、前記画像処理手段による画像処理が完了する
    前に、該反転に係る記録材を該読取台から排除して次の
    読取対象の記録材を該読取台に供給することを特徴とす
    る請求項37又は38記載の画像読取システム。
  40. 【請求項40】 原稿等の記録材に記録された画像を露
    光走査して得られた光学像を電子的な画像データに変換
    して読取る画像読取装置により実行される制御プログラ
    ムであって、 読取対象の画像が記録された記録材のサイズを検知し、
    その記録材のサイズに基づいて前記露光走査を行う際の
    走査幅を決定する内容を有することを特徴とする制御プ
    ログラム。
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