JP2007071597A - 質量計量システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 生産工場で定貫作業に従事するオペレータに対して定貫作業を管理するためのオペレータ管理情報を指示することができる、製品の生産効率を維持及び改善することが可能な質量計量システムを提供する。
【解決手段】 オペレータ5a〜5nが被計量物6a〜6nの質量を計量して該被計量物の質量データを送信する電子秤1a〜1nと、前記電子秤が送信する前記質量データを受信して該質量データの受信に基づく情報を含む電気信号を送信する情報処理装置4aと、を備える質量計量システム100であって、前記情報処理装置が前記オペレータの定貫作業を管理するためのオペレータ管理情報を前記情報として含む電気信号を送信し、該電気信号に基づいて前記オペレータ管理情報を報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子秤を用いて定貫作業を行うオペレータに対して定貫作業を管理するためのオペレータ管理情報を報知可能な質量計量システムに関する。
従来から、食品等を生産する生産工場において、一定量の被計量物を袋又は容器等に詰める作業(以下、この作業を「定貫作業(ていかんさぎょう)」という)を行うために、はかり(以下、これを「秤」と記載する)が用いられている。
この定貫作業では、例えば、複数人のオペレータが複数台の秤の前に各々配置され、各オペレータは担当する秤を用いて、一定量の被計量物を袋又は容器等に詰める。そして、一定量の被計量物を袋又は容器等に詰めると、各オペレータは、被計量物を詰め終わった袋又は容器等を次工程に送った後、空状態の袋又は容器等を秤の上皿上に配置してこれに一定量の被計量物を再び詰める。このオペレータによる定貫作業が繰り返して行われることによって、生産工場では、一定量の被計量物が詰められた製品の製造が連続して進められる。
ところで、この定貫作業では、所定の期間において所定量の生産個数を確実に確保するために、各オペレータは、一定量の被計量物を袋又は容器等に迅速にかつ正確に詰める必要がある。又、この定貫作業では、袋又は容器等に詰められた被計量物の質量を所定の範囲内において管理及び維持するために、各オペレータは、計量の際に秤が指示する被計量物の質量値を迅速にかつ正確に読みとり、この読みとった質量値を所定の記録用紙に迅速にかつ誤りなく記録する必要がある。これにより、生産工場では、生産計画に従った製品の製造が好適に進められる。
しかしながら、従来の定貫作業では、指示針が被計量物の質量値を示す機械式の秤が用いられているため、袋又は容器等に詰めた被計量物の質量値を示す指示針の変動が解消されるまでには、多少の待機時間が必要であった。そのため、各オペレータは、定貫作業の際、指示針の状態が静止状態に完全に移行するまで待機して、指示針の状態が静止状態に完全に移行した後、被計量物の質量値を読みとっていた。又、従来の定貫作業では、指示針が質量値を示すスケールの一部を指し示すことにより被計量物の質量値が表示されるため、袋又は容器等に詰めた被計量物の質量値を読みとるためには、多少の読みとり時間が必要であった。そのため、従来の定貫作業では、迅速にかつ正確に被計量物の質量値を読みとるためには、定貫作業に熟練したオペレータを複数人配置する必要があった。
そこで、近年では、被計量物の質量値を読みとるまでの待機時間を解消すると共に、定貫作業に熟練していないオペレータであっても被計量物の質量値を迅速にかつ正確に読みとることができるように、袋又は容器等に詰めた被計量物の質量値を数字で直接表示するデジタル上皿自動はかり(以下、これを「電子秤」と記載する)が過不足の平均値を表示する指針式メータを備える電気式の秤が提案されている。ここで、電子秤とは、例えば、電気抵抗線式ロードセルを利用して被計量物の質量を電気的に計量する、種々ある計量装置の内の一種である。この電子秤は、荷重を加えることでストレインゲージ(又は、電気抵抗線歪計)を貼り付けた金属が歪む際の電気抵抗値の変化を測定することにより、被計量物の質量値を数字で直接表示する。一方、この提案において、指針式メータは設定値と被計量物の質量値との差の平均値を表示する。これにより、オペレータは、被計量物の質量を目視によって容易にかつ迅速に計量することができるようになる。そのため、上記電気式の秤は、複数人のオペレータが複数台の電子秤を用いて行う定貫作業において、好適に用いることが可能である(例えば、特許文献1、及び、非特許文献1参照)。
特開平05−107102号公報 大和製衡株式会社、"デジタル上皿自動はかり"、[online]、製品案内[小売業・卸売業・物流・充填他]、[平成17年8月31日検索]、インターネット<URL: http://www.yamato-scale.co.jp/products/fuha/digi#sara/uds1v/uds1v.html>
しかしながら、上記従来の電子秤を用いる定貫作業では、袋又は容器等に詰めた被計量物の質量値を迅速にかつ正確に読みとることは可能であるが、計量した被計量物の質量値の記録、総生産回数の集計、及び、総生産量の集計程度の生産管理のみが実施可能であって、各オペレータの定貫作業を直接管理して生産状況を総合的にかつ一元的に把握及び管理することはできなかった。従って、上記従来の定貫作業によっては、生産工場において生産計画に従った製品の製造を確実に実行することができない場合があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、生産工場で定貫作業に従事するオペレータに対して定貫作業を管理するためのオペレータ管理情報を指示することができる、製品の生産効率を維持及び改善することが可能な質量計量システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る質量計量システムは、オペレータが被計量物の質量を計量して該被計量物の質量データを送信する電子秤と、前記電子秤が送信する前記質量データを受信して該質量データの受信に基づく情報を含む電気信号を送信する情報処理装置と、を備える質量計量システムであって、前記情報処理装置が前記オペレータの定貫作業を管理するためのオペレータ管理情報を前記情報として含む電気信号を送信し、該電気信号に基づいて前記オペレータ管理情報を報知する(請求項1)。
かかる構成とすると、情報処理装置が送信する電気信号に基づいてオペレータの定貫作業を管理するためのオペレータ管理情報が報知されるので、オペレータの定貫作業を好適に管理することが可能になる。その結果、生産工場においては、生産計画に従って製品の製造を実行することや、必要に応じて生産効率を上昇させて製品の生産数を上昇させること等が可能になる。
この場合、前記情報処理装置が送信する前記電気信号を受信して該電気信号に応じた画像を画面に表示する画像表示装置を更に備え、前記情報処理装置が前記オペレータ管理情報を前記情報として含む電気信号を送信し、該電気信号に応じて前記画像表示装置が前記オペレータ管理情報を画面に表示して報知する(請求項2)。
かかる構成とすると、画像表示装置の画面にオペレータの定貫作業を維持及び改善するためのオペレータ管理情報が表示されるので、定貫作業に従事するオペレータの定貫作業を効果的に管理することが可能になる。又、オペレータは、自己の定貫作業の進捗状況が1日の目標に対して又は共同作業中の他のオペレータと比較して如何なる状況であるかを一目で把握することが可能になる。これにより、オペレータは、定貫作業中において、自己の定貫作業を自主的に維持及び改善することが可能になる。
この場合、前記情報処理装置が前記オペレータの計量スピードを前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記計量スピードを前記オペレータ管理情報として画面に表示する(請求項3)。
かかる構成とすると、定貫作業においてオペレータの計量スピードを管理することができるので、生産計画に従って製品を製造することが可能になる。又、オペレータは、自己の計量スピードを把握することができるので、定貫作業中において自己の計量スピードを自主的に調整することが可能になる。
上記の場合、前記情報処理装置が前記オペレータの歩留まり率を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記歩留まり率を前記オペレータ管理情報として画面に表示する(請求項4)。
かかる構成とすると、定貫作業においてオペレータの歩留まり率を管理することができるので、生産計画に従って製品を製造することが可能になる。又、オペレータは、自己の歩留まり率を把握することができるので、定貫作業中において自己の定貫作業の正確性を自主的に調整することが可能になる。
又、上記の場合、前記情報処理装置が前記オペレータの計量不良に係る損失金額を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記損失金額を前記オペレータ管理情報として画面に表示する(請求項5)。
かかる構成とすると、定貫作業においてオペレータの計量不良に係る損失金額を管理することができるので、オペレータの歩留まり率を損失金額として管理することが可能になる。又、オペレータは、自己の損失金額を把握することができるので、定貫作業中において自己の定貫作業の正確性を効果的に調整することが可能になる。
又、上記の場合、前記情報処理装置が前記オペレータの計量累計質量を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記計量累計質量を前記オペレータ管理情報として画面に表示する(請求項6)。
かかる構成とすると、定貫作業においてオペレータの計量累計質量を管理することができるので、生産計画に従って製品を製造することが可能になる。又、オペレータは、自己の計量累計質量を把握することができるので、定貫作業中において自己の計量累計質量を自主的に調整することが可能になる。
又、上記の場合、前記情報処理装置が前記オペレータの計量累計個数を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記計量累計個数を前記オペレータ管理情報として画面に表示する(請求項7)。
かかる構成とすると、定貫作業においてオペレータの計量累計個数を管理することができるので、生産計画に従って製品を製造することが可能になる。又、オペレータは、自己の計量累計個数を把握することができるので、定貫作業中において自己の計量累計個数を自主的に調整することが可能になる。
又、上記の場合、前記情報処理装置が前記オペレータの定貫作業終了予定時刻を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記定貫作業終了予定時刻を前記オペレータ管理情報として画面に表示する(請求項8)。
かかる構成とすると、定貫作業においてオペレータの作業終了予定時刻を管理することができるので、生産計画に従ってオペレータの配置を組み替えることが可能になる。又、オペレータは、自己の定貫作業終了予定時刻を把握することができるので、定貫作業中において自己の作業終了予定時刻を把握することが可能になる。
又、上記の場合、前記情報処理装置が前記オペレータの稼働率を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記稼働率を前記オペレータ管理情報として画面に表示する(請求項9)。
かかる構成とすると、定貫作業においてオペレータの稼働率を管理することができるので、生産計画に従って製品を製造することが可能になる。又、オペレータは、自己の稼働率を把握することができるので、定貫作業中において自己の稼働率を自主的に調整することが可能になる。
又、上記の場合、前記情報処理装置が前記被計量物の残存量を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記残存量を前記オペレータ管理情報として画面に表示する(請求項10)。
かかる構成とすると、定貫作業において被計量物の残存量を確実に管理することができるので、生産計画に従って製品を製造することが可能になる。又、オペレータは、被計量物の残存量を把握することができるので、被計量物が不足することなく定貫作業を継続して実行することが可能になる。
又、上記の場合、前記情報処理装置が前記被計量物の終了予定時刻を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記終了予定時刻を前記オペレータ管理情報として画面に表示する(請求項11)。
かかる構成とすると、定貫作業において被計量物の終了予定時刻を管理することができるので、生産計画に従って製品を製造することが可能になる。又、オペレータは、被計量物の終了予定時刻を把握することができるので、被計量物が不足することなく定貫作業を継続して実行することが可能になる。
又、上記の場合、前記情報処理装置が前記質量データの平均値及びσ値及びCP値の少なくとも何れかを前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記平均値及びσ値及びCP値の少なくとも何れかを前記オペレータ管理情報として画面に表示する(請求項12)。
かかる構成とすると、定貫作業においてオペレータの定貫作業に係る作業品質を管理することができるので、生産計画に従って製品を製造することが可能になる。又、オペレータは、自己の定貫作業に係る作業品質を把握することができるので、定貫作業中において自己の定貫作業に係る作業品質を自主的に調整することが可能になる。
これらの場合、前記情報処理装置が前記オペレータ管理情報を前記被計量物及び前記電子秤の何れかの区分毎に送信し、前記画像表示装置が前記オペレータ管理情報を前記被計量物及び前記電子秤の何れかの区分毎に画面に表示する(請求項13)。
かかる構成とすると、定貫作業において被計量物又は電子秤の何れかの区分毎にオペレータの定貫作業に係る作業品質を管理することができるので、生産計画に従って更に好適に製品を製造することが可能になる。
又、上記の場合、前記情報処理装置が前記オペレータ管理情報に基づき前記オペレータの定貫作業を改善するための警報情報を更に含む前記電気信号を送信し、該電気信号に基づいて前記警報情報を前記オペレータ管理情報に加えて更に報知する(請求項14)。
かかる構成とすると、定貫作業を行っているオペレータに対して一層効果的に注意を促すことができるので、製品の生産効率を効果的に維持又は飛躍的に改善することが可能になる。
又、上記の場合、前記電子秤からの前記質量データの送信及び前記情報処理装置からの前記電気信号の送信にPDA(Personal Digital Assistance)又は無線通信が用いられる(請求項15)。
かかる構成とすると、電子秤と情報処理装置と画像表示装置とが互いに遠隔地に配設されている場合であっても、定貫作業において質量データ及び電気信号の送信を好適に実施することが可能になる。
又、上記の場合、前記電子秤がPDA(Personal Digital Assistance)を着脱自在に備え、前記PDAが前記電子秤及び前記情報処理装置の少なくとも何れかの機能の一部又は全てを補助又は代行する(請求項16)。
かかる構成とすると、PDAが電子秤及び情報処理装置の少なくとも何れかの機能の一部又は全てを補助又は代行するので、電子秤や情報処理装置の構成を簡略化することが可能になる。これにより、質量計量システムを安価に構築することが可能になる。
更に、上記の場合、前記画像表示装置が前記電子秤に前記オペレータが前記画面に表示される前記オペレータ管理情報を含む画像を前記計量時に視認可能に取り付けられている(請求項17)。
かかる構成とすると、画像表示装置が電子秤に対してオペレータが画面に表示されるオペレータ管理情報を含む画像を計量の際に視認可能に取り付けられているので、定貫作業中においてオペレータがオペレータ管理情報を直接視認することが可能になる。
本発明は以上に述べたような手段で実施され、生産工場で定貫作業に従事するオペレータに対して定貫作業を管理するためのオペレータ管理情報を指示することができる、製品の生産効率を維持及び改善することが可能な質量計量システムを提供することが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、生産工場での複数台の電子秤が用いられる定貫作業を一例に挙げて、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る質量計量システムの構成を模式的に示す構成図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る質量計量システム100は、例えば、電気抵抗線式ロードセルを利用して被計量物の質量を電気的に計量しかつその質量データを送信するn台の電子秤1a〜1nと、これらの電子秤1a〜1nが送信する被計量物の質量データを受信して該質量データの受信に基づく情報を含む電気信号(ここでは、画像信号)を送信する情報処理装置4aと、この情報処理装置4aが送信する画像信号を受信して該画像信号に応じた画像を画面に表示する画像表示装置4bとを備えている。ここで、図1に示すように、本実施の形態においては、質量計量システム100は情報処理装置4aと画像表示装置4bとが一体化されたパーソナルコンピュータ4を備えている。そして、図1に示すように、電子秤1a〜1nの質量データを出力するための出力端子の各々には分岐通信線2a〜2nの一端が電気的に接続されており、これらの分岐通信線2a〜2nの他端は、通信線2に各々電気的に接続されている。又、この通信線2には主通信線3の一端が電気的に接続されており、この主通信線3の他端は電子秤1a〜1nから送信される質量データを受信するための入力端子に電気的に接続されている。尚、電子秤1a〜1nとパーソナルコンピュータ4との電気的な接続は、例えば、USBインターフェースが利用されることによって実現される。又、パーソナルコンピュータ4は、CPU等の演算装置と、後述する各種設定条件を記憶するための記憶装置と、演算装置を介して記憶装置に各種設定条件を入力するためのキーボードとを備えている。
具体的には、図1に示す電子秤1a〜1nは、オペレータ5a〜5nによりその上皿上に配置された袋又は容器等の梱包容器7a〜7nに被計量物6a〜6nが詰められると、その被計量物6a〜6nの質量を電気的に計量して、各々の質量データを電子秤1a〜1nの表示部に表示すると共に、分岐通信線2a〜2n及び通信線2及び主通信線3を介して、パーソナルコンピュータ4に向けて送信する。この際、梱包容器7a〜7nに詰められた被計量物6a〜6nの質量データの送信は、例えば、オペレータ5a〜5nにより図1では特に図示しない電子秤1a〜1nの各々が有するデータ送信ボタンが押されることにより実行される。
図2は、実施の形態1に係る電子秤の構成を模式的に示すブロック図である。
図2に示すように、本実施の形態に係る電子秤1a〜1nの各々は、上皿上に配置された被計量物6a〜6nの質量を電気的に計量して質量データを出力する計量部11と、この計量部11が出力する質量データが入力されて様々な項目に関する情報処理を実行する制御部12と、この制御部12が処理した電気信号を図1に示すパーソナルコンピュータ4等の外部装置に送信する通信部13と、制御部12が出力する被計量物6a〜6nの質量データに係る電気信号を利用してその質量値を数字で表示する表示部14とを備えている。又、この電子秤1a〜1nの各々は、通信部13及び出力端子16を介して制御部12が処理した電気信号をパーソナルコンピュータ4等の外部装置に送信する際に押されるデータ送信ボタン15を備えている。
一方、パーソナルコンピュータ4は、電子秤1a〜1nが送信する質量データを受信しかつ処理して、該質量データの受信に基づく情報を含む画像信号を生成する。例えば、パーソナルコンピュータ4の情報処理装置4aは、電子秤1a〜1nが送信する質量データの受信回数を検出する。又、パーソナルコンピュータ4は、電子秤1a〜1nが送信する質量データを受信及び利用することにより、電子秤1a〜1nによって計量された被計量物6a〜6nの質量データの平均値、標準偏差値(σ値)、工程能力値(CP値)等を求める。又、パーソナルコンピュータ4は、電子秤1a〜1nが送信する質量データを受信及び利用することにより、別途設定される単位期間における定貫作業の歩留まり率、累計質量、累計個数、計量スピード(作業力量又は能力)を求める。又、同様にして、パーソナルコンピュータ4は、オペレータ5a〜5nの稼働率及び定貫作業終了予定時刻、被計量物6a〜6nの残存量及び終了予定時刻等を求める。更に、パーソナルコンピュータ4は、必要に応じて、定貫規格外となった製品の発生に起因する被計量物6a〜6nの損失金額、歩留まり率を確保するための正確な定貫作業を催促するための指示及び警報情報、被計量物6a〜6nが終了する前にその旨を知らせるための指示及び警報情報、目標生産数量を確実に確保するための計量スピードの指示、定貫作業終了時刻を揃えるためのオペレータ5a〜5nの配置換えに係る指示、及び、オペレータ5a〜5nの平均計量スピード等を求める。このように、パーソナルコンピュータ4の情報処理装置4aは、電子秤1a〜1nが送信する質量データを受信しかつ処理することにより、質量データの受信に基づく様々なオペレータ管理情報を含む画像信号を生成する。そして、その生成した画像信号を、パーソナルコンピュータ4の画像表示装置4bに送信する。画像表示装置4bは、情報処理装置4aが送信する画像信号を受信して、該画像信号に応じたオペレータ管理情報を含む画像を画面に表示する。
図3は、実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの構成を模式的に示すブロック図である。
図3に示すように、本実施の形態に係るパーソナルコンピュータ4は、後述する各種設定条件を後述する演算装置を介して記憶装置に入力するためのキーボード17と、このキーボード17により出力される電気信号等が入力されて様々な項目に関する情報処理を実行するCPU等の演算装置18と、この演算装置18に対して図1に示す電子秤1a〜1nから入力端子21を介して受信した電気信号を出力する通信装置19と、演算装置18を介してキーボード17により入力された各種設定条件等を記憶する記憶装置20とを備えている。パーソナルコンピュータ4は、情報処理装置4aにおいて、これらのキーボード17及び演算装置18及び通信装置19及び記憶装置20を備えている。又、このパーソナルコンピュータ4は、演算装置18が出力する電気信号を用いて該電気信号に応じた画像を表示する画像表示装置4bを備えている。
本実施の形態では、定貫作業が行われる前、パーソナルコンピュータ4の情報処理装置4aには各種設定条件が予め入力及び記憶される。例えば、この各種設定条件としては、定貫作業に求められる定貫規格(上限値及び下限値)、計量スピード等を求める際に用いられる単位期間、被計量物6a〜6nの原料単価、生産計画に従って製品8a〜8nを製造するための目標生産量(累計質量及び累計個数)及び目標歩留まり率及びオペレータ5a〜5nに対する目標作業量、定貫作業が実行される前に準備された被計量物6a〜6nの合計質量、定貫作業の終業時刻、オペレータ5a〜5nに対して要求される標準計量スピード、及び、被計量物6a〜6nが終了する際の警報情報の出力タイミング等が挙げられる。
尚、本実施の形態では、電子秤1a〜1nとパーソナルコンピュータ4とがUSBインターフェースの利用によりデータ通信可能に接続される形態について説明しているが、このような形態に限定されることはない。例えば、電子秤1a〜1nからパーソナルコンピュータ4への質量データの送信及び情報処理装置4aから前記画像表示装置4bへの画像信号の送信において、PDA(Personal Digital Assistance)、又は、無線通信が用いられる形態としてもよい。このような形態とすることによっても、本実施の形態で得られる効果と同様の効果を得ることが可能である。
又、本実施の形態に係る質量計量システム100の構成に代えて、電子秤1a〜1nが上述したPDAを着脱自在に各々備えており、それらのPDAが電子秤1a〜1n及び情報処理装置4aの少なくとも何れかの機能の一部又は全てを補助又は代行する構成としてもよい。具体的には、例えば、電子秤1a〜1nが付加的に有する風袋引き機能、質量データの比較判別機能、質量データのランク判別機能、及び、質量データの統計処理機能等の機能をPDAが補助又は代行する構成としてもよい。又、例えば、情報処理装置4aが本来有するオペレータ管理情報を求めるための機能の一部をPDAが補助又は代行する構成としてもよい。このような形態とすることによっても、本実施の形態で得られる効果と同様の効果を得ることが可能である。又、電子秤1a〜1nや情報処理装置4aの構成を簡略化することができるので、安価なPDAを用いることにより、質量計量システム100を安価に構築することが可能になる。尚、この構成では、PDAは電子秤1a〜1nの装着部に適宜装着され、例えば、赤外線通信により電子秤1a〜1nとの通信を行う。
図1に示す質量計量システム100では、定貫作業の際、オペレータ5a〜5nは被計量物6a〜6nを梱包容器7a〜7nに詰める。この際、オペレータ5a〜5nは、梱包容器7a〜7nに詰めた被計量物6a〜6nの質量値を、電子秤1a〜1nの表示部に表示される質量値に基づいて所定の質量値となるように調整する。そして、オペレータ5a〜5nは、梱包容器7a〜7nに一定量の被計量物6a〜6nが詰められたことを確認すると、例えば、電子秤1a〜1nのデータ送信ボタンを押す。これにより、電子秤1a〜1nからパーソナルコンピュータ4の情報処理装置4aに被計量物6a〜6nの質量データが送信される。すると、情報処理装置4aは、電子秤1a〜1nが送信した質量データ及び上述した各種設定条件を用いることにより、オペレータ5a〜5nの定貫作業を管理するための上述した被計量物6a〜6nの質量データの平均値等の様々なオペレータ管理情報を求める。そして、このオペレータ管理情報を含む画像信号を画像表示装置4bに向けて送信する。一方、画像表示装置4bは、情報処理装置4aが送信する画像信号を受信することにより、該画像信号に応じてオペレータ管理情報を画面に表示する。尚、本実施の形態では、画像表示装置4bに表示されるオペレータ管理情報は、質量計量システム100が配設される場所の生産管理者によって視認される。そして、生産管理者は、画像表示装置4bに表示されるオペレータ管理情報に基づき、オペレータ5a〜5nの各々に対して定貫作業に係る様々な改善指示等を与える。これにより、生産管理者は、生産工場における製品8a〜8nの生産状況を一元的に統括して管理する。
以下、定貫作業において画像表示装置の画面に表示される画像の具体例について、図面を参照しながら説明する。
図4は、実施の形態1に係る質量計量システムの画像表示装置に表示される第1の画像例を示す模式図である。尚、この図4に示す第1の画像例では、定貫作業における全体の生産状況をモニタするための画像が表示されている。
図4に示すように、オペレータ5a〜5nによる定貫作業の際、パーソナルコンピュータ4の画像表示装置4bの表示領域Aには、オペレータ5a〜5nに対応する電子秤1a〜1nの各々について、被計量物の品名(例えば、ポテトチップ又はコーンフレーク)、被計量物の残存量(残り原料)、オペレータ5a〜5n毎の計量スピード(能力)及び歩留まり率(歩留)、オペレータ5a〜5n毎の累計質量及び累計個数が表示される。又、図4に示すように、画像表示装置4bの表示領域Bには、オペレータ5a〜5n毎の累計個数が棒グラフにより表示される。
又、図5及び図6は、実施の形態1に係る質量計量システムの画像表示装置に表示される第2の画像例を示す模式図である。尚、この図5及び図6に示す第2の画像例では、定貫作業における品名別の集計状況をモニタするための画像が表示されている。
図5に示すように、パーソナルコンピュータ4の画像表示装置4bの表示領域Cには、図4に示す第1の画像例の他、被計量物の品名別(図5では、品名コード2のコーンフレーク)に、定貫規格の上限値及び下限値、オペレータ5a〜5nの全体としての累計質量及び平均質量、オペレータ5a〜5nの全体としての標準偏差値(σ値)に基づく工程能力値(CP値)、オペレータ5a〜5nの全体としての歩留まり率(歩留)、オペレータ5a〜5nの全体としての生産予定数及び生産実績数、及び、定貫規格の上限値を超えた製品の個数(過量)及び下限値を下回った製品の個数(軽量)が表示される。又、図5に示すように、画像表示装置4bの表示領域Dには、オペレータ5a〜5nの全体としての質量毎の個数が棒グラフにより表示される。更に、図6に示すように、画像表示装置4bの表示領域Eには、図5に示す棒グラフに代えて、オペレータ5a〜5nにより計量される被計量物6a〜6nの質量データの経時変化が折れ線グラフにより表示される。
又、図7及び図8は、実施の形態1に係る質量計量システムの画像表示装置に表示される第3の画像例を示す模式図である。尚、この図7及び図8に示す第3の画像例では、定貫作業における電子秤別の集計状況をモニタするための画像が表示されている。
図7に示すように、パーソナルコンピュータ4の画像表示装置4bの表示領域Fには、図4〜図6に示す第1の画像例及び第2の画像例の他、電子秤のナンバー別(図7では、品名コード2のコーンフレークの定貫作業が行われている秤ナンバー1k)に、定貫規格の上限値及び下限値、秤ナンバー1kにより計量される質量データの平均値及び標準偏差値、秤ナンバー1kを操作するオペレータ5kの稼働率及び平均処理時間、秤ナンバー1kを操作するオペレータ5kの生産実績数と過量及び軽量、秤ナンバー1kを操作するオペレータ5kの計量終了時刻、及び、被計量物(この場合、被計量物6k)の残存量(原料残量)が表示される。又、図7に示すように、画像表示装置4bの表示領域Gには、秤ナンバー1kにより計量される質量毎の個数が棒グラフにより表示される。更に、図8に示すように、画像表示装置4bの表示領域Hには、図7に示す棒グラフに代えて、秤ナンバー1kにより計量される被計量物6kの質量データの経時変化が、折れ線グラフにより表示される。
又、図9は、実施の形態1に係る質量計量システムの画像表示装置に表示される第4の画像例を示す模式図である。尚、この図9に示す第4の画像例では、定貫作業において計量された質量データのランク別の集計状況をモニタするための画像が表示されている。
図9に示すように、パーソナルコンピュータ4の画像表示装置4bの表示領域Iには、図4〜図8に示す第1〜第3の画像例の他、電子秤のナンバー別(図9では、品名コード3のりんごの定貫作業が行われている秤ナンバー1l)に、予め設定されるランク1〜ランク15及び上/下ランク外毎の個数が棒グラフ及び数値により表示される。
このように、本実施の形態に係る質量計量システム100によれば、例えば、定貫作業を行うオペレータ5a〜5nの定貫作業を管理するための様々なオペレータ管理情報がパーソナルコンピュータ4の画像表示装置4bの画面に表示されるので、定貫作業の生産管理者はオペレータ5a〜5nの定貫作業を容易に管理することが可能になる。又、画像表示装置4bの画面に定貫作業全体の生産状況や、品名別集計、秤別集計、ランク別集計が表示されるので、定貫作業の生産管理者はオペレータ5a〜5nの定貫作業を様々な角度から一元的に管理することが可能になる。又、集計区分毎に質量データの集計を手計算に頼らず行うことができるため、生産管理者の労力を大幅に軽減することが可能になる。
又、この質量計量システム100によれば、オペレータ5a〜5nの定貫作業に係る作業品質を生産管理者がリアルタイムで把握することができるので、オペレータ5a〜5nの定貫作業を改善教育等する労務管理においても非常に有益となる。
又、この質量計量システム100によれば、オペレータ5a〜5nの定貫作業に係る作業品質が低下して目標歩留まり率等の設定条件を逸脱した場合でも、警報情報を画面に表示又は音として発信することによりオペレータ5a〜5nに対して定貫作業の正確性を改善するよう指示することができる。そのため、定貫作業の終了を待たずに、定貫作業の途中において、目標歩留まり率等の設定条件を逸脱することがないよう定貫作業に係る作業品質を改善させることが可能になる。又、定貫作業中において消化状況に基づき被計量物6a〜6nの残存量や終了予定時刻をリアルタイムで把握することができるので、突然に被計量物6a〜6nが終了することを防ぎ、事前に被計量物6a〜6nを準備する等の適切な処置を行うことが可能になる。又、被計量物6a〜6nが終了する前に警報情報を発信することで、オペレータ5a〜5nに対して一層注意を促すことが可能になる。これらにより、定貫作業において、製品の生産効率を効果的に維持又は飛躍的に改善することが可能になる。
又、この質量計量システム100によれば、オペレータ5a〜5nの各々の計量スピードを管理することができるので、計量スピードが遅いオペレータに対して計量スピードを速めるよう指示することで、製品の生産終了予定時刻にオペレータ5a〜5nの定貫作業を一斉に終了させることが可能になる。この場合、計量スピードが遅いオペレータと軽量スピードが速いオペレータとを入れ替えることによっても、製品の生産終了予定時刻に定貫作業を一斉に終了させることが可能になる。
尚、本実施の形態では、複数人のオペレータ5a〜5nが並列状に定貫作業を行う形態について説明したが、この形態に限定されることはなく、複数人のオペレータ5a〜5nが直列状に定貫作業を行う形態であっても、本発明を実施することが可能である。かかる形態においても、本発明を実施することにより、本実施の形態で得られる効果と同様の効果を得ることが可能である。
(実施の形態2)
図10は、実施の形態2に係る質量計量システムの構成を模式的に示す構成図である。
実施の形態2に係る質量計量システム200の構成は、実施の形態1に係る質量計量システム100の構成と比較して、オペレータ5a〜5nの各々がオペレータ管理情報を含む画像を定貫作業の際にリアルタイムで視認することができるよう電子秤10a〜10nの各々に画像表示装置9a〜9nが取り付けられている点で異なっている。尚、その他の点については、実施の形態2に係る質量計量システム200の構成と実施の形態1に係る質量計量システム100の構成とは同様である。
具体的には、図10に示すように、本実施の形態に係る質量計量システム200は、画像表示装置9a〜9nが取り付けられている電子秤10a〜10nを備えている。これらの電子秤10a〜10nにおいて、画像表示装置9a〜9nには、画像表示装置4bに表示される画像と同様の画像が同時に表示される。ここで、質量計量システム200においては、画像表示装置9a〜9nの各々は図10に示すように電子秤10a〜10nの各々に取り付けられていてもよいが、オペレータ5a〜5nが画像表示装置9a〜9nの画面を視認可能な位置であれば、定貫作業が行われる部屋の壁面等、電子秤10a〜10n以外の如何なる位置に取り付けられていてもよい。
本実施の形態によれば、定貫作業において、オペレータ5a〜5nが画像表示装置9a〜9nの画面に表示されるオペレータ管理情報を直接視認することができるので、生産管理者が指示することなく、オペレータ5a〜5nが自分自身で自己の定貫作業を自主的に管理することが可能になる。これにより、定貫作業において、生産管理者の労力を更に軽減することが可能になる。尚、その他の点については、実施の形態1で示した質量計量システム100の場合と同様である。
本発明に係る質量計量システムは、生産工場で定貫作業に従事するオペレータに対して定貫作業を管理するためのオペレータ管理情報を指示することができる、製品の生産効率を維持及び改善することが可能な質量計量システムとして、産業上利用することが可能である。
実施の形態1に係る質量計量システムの構成を模式的に示す構成図である。 実施の形態1に係る電子秤の構成を模式的に示すブロック図である。 実施の形態1に係るパーソナルコンピュータの構成を模式的に示すブロック図である。 実施の形態1に係る質量計量システムの画像表示装置に表示される第1の画像例を示す模式図である。 実施の形態1に係る質量計量システムの画像表示装置に表示される第2の画像例を示す模式図である。 実施の形態1に係る質量計量システムの画像表示装置に表示される第2の画像例を示す模式図である。 実施の形態1に係る質量計量システムの画像表示装置に表示される第3の画像例を示す模式図である。 実施の形態1に係る質量計量システムの画像表示装置に表示される第3の画像例を示す模式図である。 実施の形態1に係る質量計量システムの画像表示装置に表示される第4の画像例を示す模式図である。 実施の形態2に係る質量計量システムの構成を模式的に示す構成図である。
符号の説明
1a〜1n 電子秤
2 通信線
2a〜2n 分岐通信線
3 主通信線
4 パーソナルコンピュータ
4a 情報処理装置
4b 画像表示装置
5a〜5n オペレータ
6a〜6n 被計量物
7a〜7n 梱包容器
8a〜8n 製品
9a〜9n 画像表示装置
10a〜10n 電子秤
11 計量部
12 制御部
13 通信部
14 表示部
15 データ送信ボタン
16 出力端子
17 キーボード
18 演算装置
19 通信装置
20 記憶装置
21 入力端子
100,200 質量計量システム
A〜I 表示領域

Claims (17)

  1. オペレータが被計量物の質量を計量して該被計量物の質量データを送信する電子秤と、
    前記電子秤が送信する前記質量データを受信して該質量データの受信に基づく情報を含む電気信号を送信する情報処理装置と、
    を備える質量計量システムであって、
    前記情報処理装置が前記オペレータの定貫作業を管理するためのオペレータ管理情報を前記情報として含む電気信号を送信し、該電気信号に基づいて前記オペレータ管理情報を報知する、質量計量システム。
  2. 前記情報処理装置が送信する前記電気信号を受信して該電気信号に応じた画像を画面に表示する画像表示装置を更に備え、
    前記情報処理装置が前記オペレータ管理情報を前記情報として含む電気信号を送信し、該電気信号に応じて前記画像表示装置が前記オペレータ管理情報を画面に表示して報知する、請求項1記載の質量計量システム。
  3. 前記情報処理装置が前記オペレータの計量スピードを前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記計量スピードを前記オペレータ管理情報として画面に表示する、請求項2記載の質量計量システム。
  4. 前記情報処理装置が前記オペレータの歩留まり率を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記歩留まり率を前記オペレータ管理情報として画面に表示する、請求項2記載の質量計量システム。
  5. 前記情報処理装置が前記オペレータの計量不良に係る損失金額を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記損失金額を前記オペレータ管理情報として画面に表示する、請求項2記載の質量計量システム。
  6. 前記情報処理装置が前記オペレータの計量累計質量を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記計量累計質量を前記オペレータ管理情報として画面に表示する、請求項2記載の質量計量システム。
  7. 前記情報処理装置が前記オペレータの計量累計個数を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記計量累計個数を前記オペレータ管理情報として画面に表示する、請求項2記載の質量計量システム。
  8. 前記情報処理装置が前記オペレータの定貫作業終了予定時刻を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記定貫作業終了予定時刻を前記オペレータ管理情報として画面に表示する、請求項2記載の質量計量システム。
  9. 前記情報処理装置が前記オペレータの稼働率を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記稼働率を前記オペレータ管理情報として画面に表示する、請求項2記載の質量計量システム。
  10. 前記情報処理装置が前記被計量物の残存量を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記残存量を前記オペレータ管理情報として画面に表示する、請求項2記載の質量計量システム。
  11. 前記情報処理装置が前記被計量物の終了予定時刻を前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記終了予定時刻を前記オペレータ管理情報として画面に表示する、請求項2記載の質量計量システム。
  12. 前記情報処理装置が前記質量データの平均値及びσ値及びCP値の少なくとも何れかを前記オペレータ管理情報として含む電気信号を送信し、前記画像表示装置が前記平均値及びσ値及びCP値の少なくとも何れかを前記オペレータ管理情報として画面に表示する、請求項2記載の質量計量システム。
  13. 前記情報処理装置が前記オペレータ管理情報を前記被計量物及び前記電子秤の何れかの区分毎に送信し、前記画像表示装置が前記オペレータ管理情報を前記被計量物及び前記電子秤の何れかの区分毎に画面に表示する、請求項3乃至12記載の質量計量システム。
  14. 前記情報処理装置が前記オペレータ管理情報に基づき前記オペレータの定貫作業を改善するための警報情報を更に含む前記電気信号を送信し、該電気信号に基づいて前記警報情報を前記オペレータ管理情報に加えて更に報知する、請求項1記載の質量計量システム。
  15. 前記電子秤からの前記質量データの送信及び前記情報処理装置からの前記電気信号の送信にPDA(Personal Digital Assistance)又は無線通信が用いられる、請求項1記載の質量計量システム。
  16. 前記電子秤がPDA(Personal Digital Assistance)を着脱自在に備え、
    前記PDAが前記電子秤及び前記情報処理装置の少なくとも何れかの機能の一部又は全てを補助又は代行する、請求項1記載の質量計量システム。
  17. 前記画像表示装置が前記電子秤に前記オペレータが前記画面に表示される前記オペレータ管理情報を含む画像を前記計量時に視認可能に取り付けられている、請求項2記載の質量計量システム。

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