JP2007070430A - 太陽電池用ポリエステルフィルム - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明によれば、比較的安価なPETフィルムを用いながら、耐加水分解性が改善され、更に軽量化が実現することが出来る。
【解決手段】
二軸延伸されたポリエステルフィルムであって、該フィルムのIVが0.6〜1.8の範囲であり、面配向度fnの範囲が0.165〜0.180であることを特徴とする太陽電池用ポリエステルフィルムであることを特徴とするものである。
【選択図】なし
本発明によれば、比較的安価なPETフィルムを用いながら、耐加水分解性が改善され、更に軽量化が実現することが出来る。
【解決手段】
二軸延伸されたポリエステルフィルムであって、該フィルムのIVが0.6〜1.8の範囲であり、面配向度fnの範囲が0.165〜0.180であることを特徴とする太陽電池用ポリエステルフィルムであることを特徴とするものである。
【選択図】なし
Description
本発明は、安価で耐環境性(耐加水分解)に優れ、かつ、軽量性、設置の柔軟性が要求される分野に最適な太陽電池用フィルムに関するものである。
近年、地球温暖化の原因となる石油エネルギーに代わる、エネルギー手段として、太陽電池が注目を浴びており、その需要が高まっている。太陽電池の需要増に対して、太陽電池用バックシートにおいても、供給性、低コスト化が求められているが、一方で、太陽電池の効率を向上させるための要求も高まっている。さらには太陽電池の、自然環境に対する耐久性(耐加水分解性)も要求されている。
太陽電池用途フィルムとしては、例えばポリエチレン系の樹脂やポリエステル系樹脂シートを用いたり、フッ素系フィルムを用いたりすることが知られている(特許文献1、2)。またフッ素系フィルムの代替としての多層ポリエステルフィルムを用いられることも知られている(特許文献3)。
特開平11−261085号公報
特開平11−186575号公報
特開2005−11923号公報
太陽電池用途フィルムとしては、例えばポリエチレン系の樹脂やポリエステル系樹脂シートを用いたり、フッ素系フィルムを用いたりすることが知られている(特許文献1、2)。またフッ素系フィルムの代替としての多層ポリエステルフィルムを用いられることも知られている(特許文献3)。
しかしながら、これらフィルム構成ではコストダウンの要求を満たせないことや、フッ素系フィルムでは環境性から不適である。またポリエステルフィルムについては、環境に対する配慮から、高寿命化の要求が高まり、更なる耐久性向上の要求がある。
従来、この分野に用いられていた二軸配向ポリエチレンテレフタレート(BO−PET)は、耐環境性で最も要求される加水分解性に乏しいために、この分野での使用が制限されていた。
また、フッ素系フィルムは、耐環境性に優れるが、フィルムの腰が弱いことや、電気絶縁特性に劣るため、BO−PETフィルムにより電気絶縁性を補う構成が採られていた。また、ポリエチレンシートを用いたものは、比較的安価であるが、高温(100℃〜120℃)にさらされた時の耐熱性に難があった。
本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、安価で優れた機械特性を有するBO−PETを用い、耐加水分解性の耐環境特性を改良することを目的とする、太陽電池用フィルムを提供せんとするものである。
本発明は、かかる課題を解決するために、次のような手段を採用するものである。すなわち、二軸延伸されたポリエステルフィルムであって、該フィルムのIVが0.6〜1.8の範囲あり、面配向度fnの範囲が0.163〜0.180であることを特徴とする太陽電池用ポリエステルフィルム。
本発明は、前記課題、つまり安価で優れた機械特性、耐熱性を有するBO−PETを用い耐環境性を改良する太陽電池用フィルムについて鋭意検討し特定なポリエチレンテレフタレートフィルムを構成させたところ、かかる問題を解決することを究明したものである。
本発明で言う太陽電池とは、太陽光を電気に変換し該電池を蓄えるシステムを言い、好ましくは高光線透過材、太陽電池モジュール、充填樹脂層及びバックシートを基本構成とするものであり、例えばハウスの屋根に組み込まれるものや、電気、電子部品に使用されるものである。
本発明で言う高光線透過材とは、太陽光を効率的に入射させ、内部の太陽電池モジュールを保護するもので、好ましくはガラスや高光線透過プラスチックやフィルムなどが用いられる。
本発明で言う太陽電池モジュールとは、太陽光を電気に変換して蓄えるものである。該モジュールは、シリコン、カドミウム−テルルなどの半導体が用いられる。現在多用されているものに、単結晶、多結晶シリコン、アモルファスシリコンなどがある。
本発明で言う充填樹脂層とは、太陽電池内の太陽電池モジュールの固定および保護、電気絶縁の目的に用いられ、なかでもエチレンビニルアセテート樹脂(EVA)が性能と価格面で好ましく使用される。
本発明で言うバックシートとは、太陽電池の裏側の太陽電池モジュールの保護および電気絶縁が重要な役目である。本発明のフィルムは二軸配向ポリエチレンテレフタレート(BO−PET)フィルムが好ましく使用される。
本発明で言うポリエチレンテレフタレートとは、時カルボン酸成分として、テレフタル酸およびその誘導体を、また、グリコール成分としてはエチレングリコールを用い、これらをエステル化反応によって高分子化してなる結晶性の熱可塑性樹脂である。かかるテレフタレートの融点は、250℃以上のものが耐熱性の上で好ましく、300℃以下のものが生産性の上で好ましい。また、機械特性と生産性の上から問題ない範囲内であれば、他の成分が共重合されているか、ブレンドされていても良い。
本発明で言う2軸延伸フィルムとは、上記のポリマーを溶融成形して得られた未延伸、無配向シートを、2軸に延伸して、熱処理してなるフィルムを言う。該フィルムの厚さは、バックシート用途としての適正な腰の強さ、加工性、太陽電池の軽量性、電気絶縁性の上から、20〜350μmの範囲が好ましい。20μm未満であると腰が弱くなり、ラミネーション時の熱しわ、ハンドリング不良を発生させる。350μmを越えると、軽量化を達成できなくなる。
本発明で言うフィルムのIVとは、後述するオルトクロロフェノール中、25℃で測定した溶液粘度から求めたもので、0.6〜1.8の範囲であることが耐加水分解性を良好に保持できるため必要である。IVが0.6未満であると、太陽電池バックシートの寿命を著しく低下させる原因となり、また、IVが1.8を越えると、バックシートの特性向上が大きく改善されるものの、固相重合時間が長く、産業上現実的ではない。IVは更なる高寿命化を狙う上では、0.8〜1.8が好ましい。
本発明で言う面配向度fnとは、後述する、アッベ屈折計を用いて測定したフィルムの屈折率より求めたもので、面配向度fnの範囲が0.165〜0.180であることが、耐加水分解性を良好に保持できるために必要である。fnが0.165未満であると、太陽電池バックシートの寿命を著しく低下させる原因となり、また、fnが0.180を越えると、2軸延伸工程が不安定になり、産業上現実的ではない。
本発明でいう異方性は、野村商事社製のSST−250型を用いて超音波パルスの縦波をフィルムに通過させ、その伝播速度を測定したものである。該フィルムをラミネート加工したときのカールを防止するために必要であり、その比は0.80〜1.30が必要である。異方性が0.80未満でも、1.30以上でもカールが発生して、太陽電池作成時に悪影響を及ぼす。
また、該太陽電池用ポリエステルフィルムを、太陽電池封止用フィルムとして使用する際は、シリコンセル裏面の反射特性を向上させるために、相対反射率80%以上の白色フィルムを張り合わせすることが望ましい。
次に本発明の太陽電池封止用フィルムの製造方法について、その一例について説明する。
本発明のポリエチレンテレフタレート(PET)の製造方法はテレフタル酸又はその誘導体とエチレングリコールとを周知の方法でエステル交換反応させることによって得ることが出来る。従来公知の反応触媒、着色防止剤を使用することが出来、反応触媒としてはアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、亜鉛化合物、鉛化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、アルミニウム化合物、アンチモン化合物、コバルト化合物、チタン化合物など、着色防止剤としては、リン化合物などを挙げることが出来る。好ましくは、通常PETの製造が完結する以前の任意の段階において、重合触媒としてアンチモン化合物又はゲルマニウム化合物、チタン化合物を添加することが好ましい。このような方法としては例えば、ゲルマニウム化合物を例に取ると、ゲルマニウム化合物粉体をそのまま添加する方法や特公昭54−22234号公報に記載されているようにPETの出発原料であるグリコール成分中にゲルマニウム化合物を溶解させ添加させる方法などを挙げることが出来る。
本発明の、IVを0.6〜1.8(好ましくは0.8〜1.8)にコントロールする方法は、上記の方法で数平均分子量が18000レベルの通常PETポリマーを重合した後、190℃〜PETの融点未満の温度で、減圧または窒素ガスのような不活性気体の流通下で加熱する、いわゆる固相重合する方法が好ましい。該方法はPETの末端カルボキシリル基量を増加させることなくIVを高めることが出来る。
次に、該ポリマーから2軸延伸フィルムにするには、該ポリマーを必要に応じて乾燥し、公知の溶融押出機に供給し、スリット状のダイからシートを押出し、金属ドラムに密着させ該ポリマーのガラス転移点温度以下の温度まで冷却して未延伸フィルムを得る。該フィルムを同時2軸延伸法や逐次2軸延伸法などの周知の方法で2軸延伸フィルムを得ることが出来る。この場合の条件としては、延伸温度は該ポリマーのガラス転移点(以下Tgと略称する場合がある)以上Tg+100℃の任意の条件を選ぶことが出来、通常は80〜170℃の温度範囲が最終的に得られるフィルムの物性と生産性から好ましい。また延伸倍率はフィルムの長手方向、幅方向とも1.6〜5.0の範囲が選べるが、ここで面配向係数fnを0.165〜0.180に調整するためおよび、異方性が0.80〜1.30に調整する為には、延伸倍率はフィルムの長手方向、幅方向共に2.5〜4.0の範囲で調整するのが好ましい。また、延伸速度は1000〜200000%/分であることが好ましい。更に延伸後にフィルムの熱処理を行うが、幅方向に延伸するテンターに接続する熱処理室で連続的に熱処理するか、別のオーブンで加熱することや、加熱ロールでも熱処理できる。熱処理条件は、温度が120〜245℃、時間が1〜60秒の範囲が通常用いられる。熱処理時に幅方向、長手方向に熱寸法安定性を良くする目的でリラックス処理が行われてもよい。
また、本発明のポリエステルフィルムに相対反射率80%以上のフィルムに張り合わせる方法としては、ドライラミネート方式、アンカーコート剤等による接着助剤層方式、溶融押出樹脂層等を介して積層する溶融押出積層方式のいずれの積層方式でも行い得る。
また、相対反射率80%以上のフィルムは、廃棄時の環境性を考えると、ポリエステルフィルムが望ましく、長期安定性を考慮すると、白色顔料が添加されている事が望ましい。顔料は、酸化チタン、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウムなどを添加する。
以下に、本発明で使用される物性及びその評価方法、評価基準について説明する。
以下に、本発明で使用される物性及びその評価方法、評価基準について説明する。
(1)IV[η]
オルトクロロフェノール中、25℃で測定した溶液粘度から、下式で計算した値を用いた。
ηsp/C=[η]+K[η]2・C
ここで、ηsp=(溶液粘度/溶媒粘度)−1であり、Cは、溶媒100mlあたりの溶解ポリマ重量(g/100ml、通常1.2)、Kはハギンス定数(0.343とする)である。また、溶液粘度、溶媒粘度はオストワルド粘度計を用いて測定した。単位は[dl/g]で示す。
オルトクロロフェノール中、25℃で測定した溶液粘度から、下式で計算した値を用いた。
ηsp/C=[η]+K[η]2・C
ここで、ηsp=(溶液粘度/溶媒粘度)−1であり、Cは、溶媒100mlあたりの溶解ポリマ重量(g/100ml、通常1.2)、Kはハギンス定数(0.343とする)である。また、溶液粘度、溶媒粘度はオストワルド粘度計を用いて測定した。単位は[dl/g]で示す。
(2)面配向係数(fn)
アタゴ社(株)製アッベ屈折率計を用い、光源をナトリウムランプとして、フィルム屈折率の測定を行った。
アタゴ社(株)製アッベ屈折率計を用い、光源をナトリウムランプとして、フィルム屈折率の測定を行った。
fn= (nMD+nTD)/2 − nZD ・・・ (A)
上記式(A)におけるnMDは二軸配向フィルムの機械方向の屈折率を表し、nTDは機械方向と直交する方向の屈折率を表し、nZDはフィルム厚み方向の屈折率を表している。
上記式(A)におけるnMDは二軸配向フィルムの機械方向の屈折率を表し、nTDは機械方向と直交する方向の屈折率を表し、nZDはフィルム厚み方向の屈折率を表している。
(3)異方性指数
野村商事社製のSST−250型を用いて超音波パルスの縦波を通過させその伝播速度を測定することにより求める。フィルム面内の音速分布を、角度を5°ずつ変えて測定して、楕円状のデータを得る。この楕円体から(長軸/短軸)の比を求め、これを異方性指数とした。
(4)耐加水分解性
95℃−93%RHの雰囲気にフィルムをエージングし、ASTM−D61Tによりフィルムの破断伸度を100%にしたときの比(保持率)を比較し下記の順で測定した。
◎:保持率が70%以上
○:保持率が50%以上
△:保持率が30〜50%
×:保持率が30%未満。
野村商事社製のSST−250型を用いて超音波パルスの縦波を通過させその伝播速度を測定することにより求める。フィルム面内の音速分布を、角度を5°ずつ変えて測定して、楕円状のデータを得る。この楕円体から(長軸/短軸)の比を求め、これを異方性指数とした。
(4)耐加水分解性
95℃−93%RHの雰囲気にフィルムをエージングし、ASTM−D61Tによりフィルムの破断伸度を100%にしたときの比(保持率)を比較し下記の順で測定した。
◎:保持率が70%以上
○:保持率が50%以上
△:保持率が30〜50%
×:保持率が30%未満。
(5)反射率
日立製分光光度計 U−3410で、白色標準板に対しての分光反射率を測定したものであり、光波長範囲は300〜900nmとし、550nmの反射率を代表値とした。
日立製分光光度計 U−3410で、白色標準板に対しての分光反射率を測定したものであり、光波長範囲は300〜900nmとし、550nmの反射率を代表値とした。
(6)張り合わせ特性
アニール処理した反射シートと、本発明のポリエステルフィルムをラミネート加工した後100cm2四方にカットして、平板上に置いた時、4角の浮き上がりを測定した。この平均値をカールとし、下記に判定した。
アニール処理した反射シートと、本発明のポリエステルフィルムをラミネート加工した後100cm2四方にカットして、平板上に置いた時、4角の浮き上がりを測定した。この平均値をカールとし、下記に判定した。
カールが0〜2mm ○
2〜5mm △
5mm以上 ×。
2〜5mm △
5mm以上 ×。
実施例1
ジメチルテレフタレート100部(以下重量部)にエチレングリコール64部を混合し、さらに触媒として酢酸亜鉛を0.1部および三酸化アンチモン0.03部を添加し、エチレングリコールの環流温度でエステル交換を行った。
ジメチルテレフタレート100部(以下重量部)にエチレングリコール64部を混合し、さらに触媒として酢酸亜鉛を0.1部および三酸化アンチモン0.03部を添加し、エチレングリコールの環流温度でエステル交換を行った。
これにトリメチルホスフェート0.08部を添加して徐々に昇温、減圧にして271℃の温度で5時間重合を行った。得られたポリエチレンテレフタレート(PET)の固有粘度は0.55であった。該ポリマーを長さ4mmのチップ状に切断した。
このチップを固相重合プロセス:温度220℃、真空度0.5mmHgの条件の回転式の真空装置(ロータリーバキュームドライヤー)に入れ、50時間攪拌しながら加熱した。得られたPETチップの固有粘度は0.82であった
このPETチップを真空乾燥したのち、295℃に加熱した押出機に供給し、Tダイより押し出し20℃の冷却ドラムで冷却固化し、未延伸フィルムを得た。さらにこのフィルムを95℃に加熱し、長手方向に3.3倍延伸し、引き続き120℃に加熱したテンターで幅方向に3.5倍延伸し、220℃で熱処理を行い、25℃まで均一に冷却後巻取り、厚み50μmのフィルムを得た。評価した結果を表1に示したが、フィルムの固有粘度は0.72であった。また、面配向係数fnは0.169であり、異方性は0.95であった。このフィルムで耐加水分解性を評価した結果良好であった。
このPETチップを真空乾燥したのち、295℃に加熱した押出機に供給し、Tダイより押し出し20℃の冷却ドラムで冷却固化し、未延伸フィルムを得た。さらにこのフィルムを95℃に加熱し、長手方向に3.3倍延伸し、引き続き120℃に加熱したテンターで幅方向に3.5倍延伸し、220℃で熱処理を行い、25℃まで均一に冷却後巻取り、厚み50μmのフィルムを得た。評価した結果を表1に示したが、フィルムの固有粘度は0.72であった。また、面配向係数fnは0.169であり、異方性は0.95であった。このフィルムで耐加水分解性を評価した結果良好であった。
次にこのフィルムにドライラミネートにて厚さ50μmの白色ポリエステルフィルム(東レ(株)、商品名“ルミラー”E20。以降の実施例では同様のポリエステルフィルムを使用して評価を行った)と張り合わせ、その特性を評価した結果、カール無く良好な結果となった。
実施例2
実施例1と同様な方法でPETチップを得た後に、実施例1と同様な製法でフィルムを得たが、延伸条件を、長手方向に3.5倍延伸し、幅方向に3.6倍延伸して、面配向係数0.175、異方性1.23のフィルムを得たが、耐加水分解性が向上し、張り合わせ特性とも良好であった。
実施例1と同様な方法でPETチップを得た後に、実施例1と同様な製法でフィルムを得たが、延伸条件を、長手方向に3.5倍延伸し、幅方向に3.6倍延伸して、面配向係数0.175、異方性1.23のフィルムを得たが、耐加水分解性が向上し、張り合わせ特性とも良好であった。
実施例3
実施例1と同様な方法でPETチップを得たが、真空装置(ロータリーバキュームドライヤー)での攪拌時間を、100時間にしたところ、得られたPETチップの固有粘度は1.80であった。延伸条件を長手方向3.1倍、幅方向3.4倍に延伸し、面配向係数0.166、異方性0.95のフィルムを得た。耐加水分解性、張り合わせ特性とも良好であった。
実施例1と同様な方法でPETチップを得たが、真空装置(ロータリーバキュームドライヤー)での攪拌時間を、100時間にしたところ、得られたPETチップの固有粘度は1.80であった。延伸条件を長手方向3.1倍、幅方向3.4倍に延伸し、面配向係数0.166、異方性0.95のフィルムを得た。耐加水分解性、張り合わせ特性とも良好であった。
比較例1
固相重合プロセスを経ないチップにて製膜を行い、実施例と同じ条件にて製膜を行ったが、得られたフィルムの耐加水分解性は悪く、フィルムを手で持ち上げるだけで割れた。
固相重合プロセスを経ないチップにて製膜を行い、実施例と同じ条件にて製膜を行ったが、得られたフィルムの耐加水分解性は悪く、フィルムを手で持ち上げるだけで割れた。
比較例2
比較例1と同様の、固相重合プロセスを経ないがIVが0.6を越えたチップにて延伸条件を変更した。長手方向に2.8倍、幅方向に2.9倍に延伸した結果、面配向0.153、異方性1.33のフィルムを得たが、耐加水分解性は悪く、張り合わせ時にカールが発生した。
比較例1と同様の、固相重合プロセスを経ないがIVが0.6を越えたチップにて延伸条件を変更した。長手方向に2.8倍、幅方向に2.9倍に延伸した結果、面配向0.153、異方性1.33のフィルムを得たが、耐加水分解性は悪く、張り合わせ時にカールが発生した。
本発明の太陽電池用ポリエステルフィルムは、本発明に記載の構成以外にも、フレキシブル性を有する太陽電池や電子部品にも好適に使用することが出来る。
Claims (4)
- 二軸延伸されたポリエステルフィルムであって、該フィルムのIVが0.6〜1.8の範囲であり、面配向度fnの範囲が0.165〜0.180であることを特徴とする太陽電池用ポリエステルフィルム。
- IVが0.8〜1.8の範囲にあることを特徴とする請求項1記載の太陽電池用ポリエステルフィルム
- 異方性指数が0.80〜1.30であることを特徴とする請求項1または2記載の太陽電池用ポリエステルフィルム。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の太陽電池用ポリエステルフィルムを相対反射率80%以上のフィルムと張り合わせたことを特徴とする、太陽電池用ポリエステルフィルム。
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