JP2007065326A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007065326A
JP2007065326A JP2005251658A JP2005251658A JP2007065326A JP 2007065326 A JP2007065326 A JP 2007065326A JP 2005251658 A JP2005251658 A JP 2005251658A JP 2005251658 A JP2005251658 A JP 2005251658A JP 2007065326 A JP2007065326 A JP 2007065326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
external additive
transfer
image forming
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005251658A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4708922B2 (ja
Inventor
Fumitake Hirobe
文武 廣部
Yuichiro Toyohara
裕一郎 豊原
Tatsuomi Murayama
龍臣 村山
Teruhiro Noguchi
彰宏 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005251658A priority Critical patent/JP4708922B2/ja
Priority to US11/466,600 priority patent/US7596345B2/en
Priority to CN200610128018.5A priority patent/CN100555106C/zh
Priority to CN200910175856.1A priority patent/CN101676814A/zh
Publication of JP2007065326A publication Critical patent/JP2007065326A/ja
Priority to US12/537,375 priority patent/US7826772B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4708922B2 publication Critical patent/JP4708922B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0142Structure of complete machines
    • G03G15/0147Structure of complete machines using a single reusable electrographic recording member
    • G03G15/0152Structure of complete machines using a single reusable electrographic recording member onto which the monocolour toner images are superposed before common transfer from the recording member
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0121Details of unit for developing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0142Structure of complete machines
    • G03G15/0147Structure of complete machines using a single reusable electrographic recording member
    • G03G15/0152Structure of complete machines using a single reusable electrographic recording member onto which the monocolour toner images are superposed before common transfer from the recording member
    • G03G15/0173Structure of complete machines using a single reusable electrographic recording member onto which the monocolour toner images are superposed before common transfer from the recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy, e.g. rotating set of developing units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0167Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
    • G03G2215/0174Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy
    • G03G2215/0177Rotating set of developing units

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 最初に形成した淡色トナー像の転写効率の向上を,弊害を伴うことなく達成する。
【解決手段】 現像装置は互いに色または明度が異なるトナーを備えた複数の現像器を有し、複数の現像器のうち少なくとも2つは同一色相で明度の異なる濃色トナーと淡色トナーを各々が備えた現像器であり、淡色トナーを備えた現像器は他の現像器よりも先に現像動作を行なうよう構成され、複数の現像器によって現像された各トナー像は第1転写装置よって順次前記中間転写体に転写され、第2転写装置によって転写媒体に一括して転写される画像形成装置において、外添剤は、アスペクト比が1.0以上1.5以下で、個数平均粒径が0.06μm以上0.3μm以下の粒子であり、中間転写体上に転写された状態において、淡色トナーに対する前記外添剤の被覆率は、これ以降の現像に用いられるトナーに対する外添剤の被覆率よりも、大きいことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式を採用する複写機やプリンタなどの画像形成装置に関するものである。
従来、カラー化、特にオンデンマンド印刷の要求が高く、高速枚数ならびに多様な転写材への対応のため中間転写体上に多色像を形成し、一度にその多色像を像固定材料に転写する中間転写方式が多く採用されてきている。この方式では中間転写体上にトナー像を重ねて転写を繰り返すため、既に転写されているトナー像が次以降の転写時に、感光ドラムへ逆転写(再転写)することが知られている。例えばレッドの画像を形成する場合、まず中間転写体上にはイエローのベタ画像が形成され、続いてその上にマゼンタのベタ画像が多重転写され、以降のシアン、ブラック転写時には中間転写体上には転写すべきトナーがない状態で多重転写される。この場合のシアン、及びブラック転写時には、中間転写体上に転写されているイエロー及びマゼンタトナーは、静電的に中間転写体に吸引されている。一方中間転写体がシアン、ブラックの各感光ドラムと転写ドラムの間隙を通過する際、感光ドラムにマゼンタトナーが接触し、中間転写体上のマゼンタトナーの一部が再転写してしまう。
従ってマゼンタトナーが再転写した部分でマゼンタの濃度が低下し、マゼンタトナーの下に転写されているイエローの色が強くなり、画像品位が著しく劣化してしまう、つまり画像ムラや濃度低下、そしてカラーバランスのずれ等という問題を生じる。
さらに中間転写体上に転写された4色分のトナーを一度に転写材へ転写する2次転写工程時には、中間転写体上の最下層トナーの転写効率が最上層トナーの転写効率に比べ悪いのが一般的である。
また温湿度変化に伴うトナー帯電量の変化や転写材の抵抗変化により顕著であった。
さらに忠実再現を目的とした小粒径トナーの開発、商品化が進んできており、なお一層の転写効率改善が重要となってきている。
そこで、トナーの転写性を向上させる手法の一つとして、トナーの形状を球形に近づけることが近年行われてきている。例えば懸濁重合や乳化重合などの重合法によって製造される重合トナーや、粉砕トナーを溶液中で球形化すること、また熱風により球形化すること(例えば、特許文献1参照。)や、機械的衝撃力で球形化すること(例えば、特許文献2参照。)が挙げられる。これら技術は、トナーの転写能の向上させるために非常に有効な手段ではあるが、重合トナーを用いる場合、トナー形状が真球に近ければ近いほど高転写効率性を得られるが代わりにクリーニングラチチュードが狭くなってしまう問題があった。また、粉砕トナーを熱風や機械的衝撃力で球形化させる場合、球形化を進めれば進めるほど、熱によりトナー中に含有している離型剤がトナー表面に溶出することでトナーの流動性が悪化することで現像、転写特性を損なってしまう問題がある。
上記の様な事情から、球形度を向上させたトナーを使いこなす為に、無機微粒子の形状、或いは組成を操作する必要性から、例えば、特許文献3や特許文献4では無機微粒子のアスペクト比を規定することで、トナー粒子への無機微粒子の付着具合を操作し、転写性、帯電能をコントロールしている。更に特許文献5には、トナー粒子と少なくとも二種類の外添剤、具体的には第一の外添剤の平均粒子径が、一次粒子の個数基準で0.1乃至0.5μmであり、第二の外添剤の平均粒子径が、一次粒子の個数基準で20nm以下であって疎水性であることを特徴とする電子写真用トナーについて開示されている。
しかしながら、これらのいずれにおいても、トナーの粉体特性、転写性および帯電性の環境依存性をバランスよく改善された小径化トナーを得ることは困難であった。
また近年高画質化手段として、特許文献6では従来の四色画像形成装置に対して現像剤の色数を増やす電子写真方式の画像形成装置が提案されている。先んずくインクジェット方式では一般的な淡いシアン、淡いマゼンタなどを用いた画像形成システムが発表されている。この濃淡システムは濃色トナーに対してカバーリングパワーの低く作られた淡色トナーを用いて画像形成することでエッジ強調、色味変動が少なく非常に粒状性の良い画像を達成することができる。
特開2000−029241号公報 特開平07−181732号公報 特開平6−332232号公報 特開2000−267346号公報 特開平06−332235号公報 特開2000−231279号公報
ところで、淡色トナーは色味変動や色ずれが視覚的に判り難い特性を持つため、淡色トナー画像形成を濃色トナー画像形成に対し先行しておこなうことが好ましい。そして淡色トナーは濃色トナーに比べ着色粒子(顔料)部数を少なくして作成する為、濃色トナーに比べトナー樹脂特性が現れやすい。現在カラー用に用いられているトナー樹脂は帯電、定着性等を考量してポリエステル系の樹脂を用いられることが多く、樹脂帯電特性として負帯電性を示す。そのため顔料部数の少ない淡色トナーの帯電特性が濃色トナーの帯電特性に比べネガ性を示すことが多い。
上述した通り、濃淡色トナーを用いた6色画像形成装置においては、淡色トナーを第1/2画像形成ステーションに設けることが好ましい。しかし、淡色トナー帯電量が濃色トナー帯電量に比べ、高いことによる1次転写効率ダウンがある。そしてその後の転写工程により最大5回の再転写を受けることによる効率ダウンがある。更に2次転写部では中間転写体上に形成された第1/2層トナーとなることでの2次転写効率ダウンと転写特性を著しく低下する要因を持つ。
その結果、最初に転写した淡トナー像が転写により減少し、最終画像における色見が変動してしまうという問題を招くことになる。
従って濃淡トナーを採用した画像形成装置においては、従来構成の画像形成装置に比べ、最初の淡トナー像の転写効率をより高くする必要がある。
そこで本発明の目的は、最初に現像動作が行なわれた淡色トナーの像の転写効率を向上させ、これ以降に現像されるトナー像とのバランスをとりつつ、安定した画像が得られる画像形成装置を提供することである。
そこで、本発明においては、
少なくともトナーと外添剤とを含む現像剤で、静電像を現像する現像装置と、
現像されたトナー像を、中間転写体に静電転写する第1の転写装置と、
前記中間転写体上のトナー像を、転写媒体に静電転写する第2の転写装置と、
を備え、
前記現像装置は、互いに色または明度が異なるトナーを備えた複数の現像器を有しており、該複数の現像器のうち少なくとも2つは、同一色相で明度の異なる濃色トナーと淡色トナーを各々が備えた現像器であり、
前記淡色トナーを備えた現像器は、前記濃色トナーを備えた現像器及び前記淡色トナーとは異なる色のトナーを備えた現像器よりも、先に現像動作を行なうよう構成され、
前記複数の現像器によって現像された各トナー像は、前記第1転写装置よって順次前記中間転写体に転写され、その後、前記第2転写装置によって前記転写媒体に一括して転写される画像形成装置において、
前記外添剤は、アスペクト比が1.0以上1.5以下で、個数平均粒径が0.06μm以上0.3μm以下の粒子であり、
前記中間転写体上に転写された状態において、前記淡色トナーに対する前記外添剤の被覆率は、前記濃色トナー及び前記淡色トナーとは異なる色のトナーに対する前記外添剤の被覆率よりも、大きいことを特徴とする。
本発明によれば、最初に現像動作が行なわれた淡色トナーの像の転写効率を向上させ、これ以降に現像されるトナー像とのバランスをとりつつ、安定した画像を得ることができる。
以下、図面を用いながら、本発明を用いた画像形成装置の説明を行なう。
(第1の実施例)
図1は本実施例の画像形成装置を説明する図である。
まず画像形成装置全体の動作について説明する。本実施例では、図1に示すように像担持体であるところの感光ドラム28の周りには、回転自在に担持された現像ロータリー8が配設された画像形成装置を採用した。また現像ロータリー8内には6色分の現像装置1LM、1LC、1Y、1M、1C、1Kを内包されている。1LMは淡色のマゼンタトナーを備える現像器である。1LCは淡色のシアントナーを備える現像器である。1Yはイエロートナーを備える現像器である。1Mは濃色マゼンタトナーを備える現像器である。1Cは濃色シアントナーを備える現像器である。1Kはブラックトナーを備える現像器である。
帯電器21によって帯電された感光ドラム28表面をレーザー22によって露光することで感光ドラム28上に静電像を形成する。そして現像ロータリー8を矢印方向に回転させ、所定の現像器1LMを感光ドラム28上の現像部に移動させる。そして現像器1LM作動させて、現像器1LMによって静電像を現像することで感光ドラム28上にトナー像を形成する。
その後、感光ドラム28上に形成されたトナー像は、一次転写手段である一次転写ローラ23による転写バイアスによって、中間転写ベルト24上に転写される。その後、同様に、現像器1LC、1Y、1M、1C、1Kの順番で現像されたトナー像が、中間転写ベルト24上にそれぞれ順次重ねられて転写され、フルカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト24上に形成された6色のトナー像は二次転写帯電器30によって転写媒体(記録紙)27に転写された後、定着器25によって加圧/加熱され、永久画像を得る。また、転写後に感光ドラム28上に残った残トナーはクリーナー26により除去されることになる。
ここで、本実施例で用いた2成分現像剤について詳しく説明する。
トナーはポリエステルを主体とした樹脂バインダーに顔料を混錬したものを粉砕分級して得られる、体積平均粒径が5μm程度のものを用いる。キャリアはフェライトを主とするコアにシリコン樹脂をコートしたものを用い、50%粒径(D50)は40μmのものを用いる。このようなトナーとキャリアを重量比で約8:92の割合で混合し、トナー濃度(TD比)8%の2成分現像剤として用いる。
淡色トナーは、転写媒体上でのトナー量が0.5mg/cmにつき光学濃度が1.0未満であるように着色剤が内添されたトナーである。また、濃色トナーは、転写媒体上でのトナー量が0.5mg/cmにつき光学濃度が1.0以上であるように着色剤が内添されたトナーである。本実施例においては、転写材上でのトナー量が0.5mg/cmにつき光学濃度が、淡色トナーでは0.8、濃色トナーでは1.6になるように、トナー母体に内添する顔料(着色剤)の部数を調整したトナーを用いた。本実施例では、淡色トナーは、濃色トナーの顔料部数を1/5にして作成した。
本実施例では、トナー表面上で、アスペクト比(長軸/短軸比)1.0乃至1.5であり、個数平均粒径0.06乃至0.30μmの無機微粒子(A)および個数平均粒径0.01乃至0.06μm未満の無機微粒子(B)を外添剤として用いた。
無機微粒子(A)のトナー表面上のアスペクト比と個数平均粒径は、電子顕微鏡写真から求める。無機微粒子(A)の個数平均粒径が0.06乃至0.30μmであるが、0.07乃至0.20μmであることが好ましい。より好ましくは0.08乃至0.15μmである。0.06μmより小さいと、スペーサーとしての働きが弱く、転写性向上への寄与が小さくなる。一方、0.3μmより大きいと、トナーより脱離しやすくなり、トナー母粒子表面に安定に付着させることが難しくなり、転写効率が低下する。また、現像時にトナーから脱離し現像器周りを汚染したり、脱離した微粉体が感光ドラムやキャリアなどへ付着し、帯電性能悪化を起こす。
また、アスペクト比が1.5を超えると、トナーの形状がいびつ(扁平状)になる。このような形状の場合、その安定性からトナーは平らな方の面が接触するように存在することになる。そうすると、スペーサー効果として寄与するのは短軸方向の長さになり、扁平形状であるが故に、この短軸方向の長さが小さな値となり、十分なスペーサー効果を得る事ができない。なお、アスペクト比はその定義上1.0を下回ることはない。
また、無機微粒子(B)は、トナー表面上の個数平均粒径0.01〜0.06μm未満である。より好ましくは0.01〜0.05μmである。無機微粒子(B)はシラン化合物またはカップリング剤で表面処理されていてもよい。0.01μmより小さいと、長期使用により無機微粒子(B)がトナー表面に埋め込まれやすく、トナーの物理的な付着力が増し、転写性を阻害することがある。一方、0.06μmより大きいと、流動性付与の効果が小さくなり、帯電特性が不安定になる傾向がある。
無機微粒子(A)とともに無機微粒子(B)を用いることが、流動性及び帯電性改良の点で好ましく、無機微粒子(B)の流動性付与効果により、現像器内での撹拌によるトナー帯電が十分に行われることにより、カブリやトナー飛散に対して効果的であり、特に高温高湿(H/H)環境下においては、その効果がより顕著となる。また、一般にH/H環境下でトナーを放置すると絶対帯電量が下がり、放置後の立ち上げ時に必要な画像濃度も得られなくなることがあるが、この問題を抑制する効果もある。
また、トナーの平均円形度を0.915乃至0.960にコントロールすることで、凹部の少ないトナーとすることができる。そのため、トナーに外部添加した無機微粒子が凹部に入り込むことなく、スペーサー効果を十分に発揮することが可能となる。加えて、該無機微粒子(B)を添加することで、無機微粒子(A)が、トナー表面に均一に付着し、長期使用によっても、局在化することなく、トナー表面上の均一に付着し続けることができるという相乗効果を見出した。実際、平均円形度0.915乃至0.960のトナーに、該無微粒子(A)及び(B)を添加したトナーは、長期使用下でも、帯電が安定し、転写効率の変動も小さくなった。
無機微粒子(A)は、球状から略球状であり、トナー母体との接触面積が小さく、長期使用によって、トナー表面を移動し、摩擦が大きいと予想される部位へ局在化することが長期使用後のトナー電子顕微鏡像から確認されている。しかし、安定した転写性を維持するためには、無機微粒子(A)を、トナーの表面上に均一に付着させ、長期使用下でも、初期の位置に留まらせることが望ましい。該無機微粒子(B)をトナー表面状に付着させることで、無機微粒子(B)がトナー表面上の微小凹凸となり、無機微粒子(A)程度の大きさの粒子に対する適度な摩擦をうみ、無機微粒子(A)の局在化を防止する効果となったと考えられる。
また本実施例では、混合された状態において、無機微粒子(B)と無機微粒子(A)の帯電特性が逆極性となるものを採用した。この効果により外添剤間における付着力を増加させることで一層の大粒径である無機微粒子(A)のトナーからの脱離を防止することができた。具体的に本実施例での帯電系列は無機微粒子(B)>トナー母体>無機微粒子(A)の順でネガ性を持つ用に調整した。
更に外添条件として、無機微粒子(B)を無機微粒子(A)に対し最初に外添をおこなう2段外添方式を採用することで、更なる効果を生み出すことを我々は確認している。
本発明において、上記無機微粒子(A)としては、トナー表面上でアスペクト比(長軸/短軸比)が1.0乃至1.5の範囲にある。そして個数平均粒径0.06乃至0.30μmであれる。このようなものには、シリカ、アルミナ、酸化チタン等が用いられるが、その組成を特に限定するものではない。例えば、シリカの場合、気相分解法、燃焼法、爆燃法などいかなる方法により得られる従来公知の技術によって製造されるものを使用することができる。特にアルコキシシランを水が存在する有機溶媒中において、触媒により加水分解、縮合反応させて得られるシリカゾル懸濁液から、溶媒除去、乾燥して、粒子化する、公知のゾルゲル法により製造された個数平均粒径0.06乃至0.30μmの粒子が好適である。さらにゾルゲル法シリカ表面を疎水化処理して用いてもよい。疎水化処理剤としては、シラン化合物が好ましく用いられる。シラン化合物としては、ヘキサメチルジシラザンやトリメチルクロロシラン、トリエチルクロロシラン等のモノクロロシラン、トリメチルメトキシシラン、トリメチルエトキシシラン等のモノアルコキシシラン、トリメチルシリルジメチルアミン、トリメチルシリルジエチルアミン等のモノアミノシラン、トリメチルアセトキシシラン等のモノアシロキシシランがあげられる。本発明におけるトナーにおいて、上記無機微粒子(A)の添加量は、トナー母粒子100質量部に対して0.3乃至5.0質量部、より好ましくは0.5乃至3.0質量部である。
本発明において上記無機微粒子(B)としては、具体的には、各種金属化合物(酸化アルミニウム、酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、酸化セリウム、酸化マグネシウム、酸化クロム、酸化錫、酸化亜鉛など)・窒化物(窒化ケイ素など)・炭化物(炭化ケイ素など)・金属塩(硫酸カルシウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウムなど)・脂肪酸金属塩(ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウムなど)・カーボンブラック・シリカ等が挙げられる。好ましくは疎水性酸化チタン微粒子及び/又は疎水性シリカ微粒子である。疎水性酸化チタン微粒子の添加は、帯電安定化をもたらし、疎水性シリカ微粒子の添加により、流動性付与と高い負帯電性のため適度な帯電量を持つトナーを提供可能にする。上記無機微粒子(B)の添加量は、トナー母粒子100質量部に対して0.1乃至5.0質量部、より好ましくは0.1乃至1.5質量部である。
本発明に用いられる無機微粒子(A)の長軸径、短軸径及び個数平均粒径、無機微粒子(B)の個数平均粒径、外添剤被覆率については、以下のように測定する。トナー表面を日立製作所社製の走査型電子顕微鏡FE−SEM(S−800)による観察とその写真像の画像解析により求めることが出来る。アスペクト比は粒子の最大径(長軸径)と、それに直行する径をもって最小径(短軸径)とし、FE‐SEM写真像から測長する。個々の粒子の長軸径/短軸径の比(アスペクト比)を算出し、それらを平均した算出された値を無機微粒子(A)のアスペクト比と定義する。電子顕微鏡写真から長軸径/短軸径の比(アスペクト比)1.0乃至1.5の無機微粒子を無作為に50乃至100サンプル抽出する。球状粒子に関してはその直径、楕円形球状粒子に関してはある一方向の長さをもって当該粒子の粒径とし、その平均の値を求め個数平均粒径を算出した。無機微粒子(B)についても、同様の条件の写真像から、個数平均粒径で0.01乃至0.06μm未満の粒子及び粒界を有する凝集粒子から50乃至100サンプルを抽出する。球状粒子に関してはその直径、楕円形球状粒子に関してはある一方向の長さをもって当該粒子の粒径とし、その平均の値を求め個数平均粒径とした。また外添剤被覆率算出は、ある単位面積あたりの無機微粒子(A)ならびに(B)のトナー表面への投影面積率をもって定義した。 具体的には、FE−SEM(S−800)を用いてトナー像を100個無作為にサンプリングし、その画像情報をインターフェースを介してニコレ社製の画像解析装置(Luzex3)に導入し、算出する。図8に、取り込まれた画像情報データの状態を示す。画像情報は、トナー粒子表面部分と外添剤部分との明度が異なるため、2値化して、外添剤部分の面積SGn(nは整数)とトナー粒子部分の面積(外添剤部分の面積も含む)STに分け、下記式により算出される。
外添剤被覆率(%)=(ΣSGn)/ST×100
本実施例においては、外添剤被覆率は、無機粒子(A)、無機粒子(B)毎に算出する。
また、本発明における特徴として、この外添剤被覆率を、中間転写体ベルト24上に転写されたトナーについて測定することで判断した。これは2次転写時に最下層となる第1現像トナーの転写特性を良化させるためには中間転写体上トナーにおける外添剤被覆率効果が大きい為である。次に本実施例で用いた測定方法を具体的に説明する。まず感光体28上にベタ黒現像させた第1現像(淡)トナーを中間転写体24上に1次転写させる。続いて第2、3、4、5、6現像トナーを白ベタ現像することで、第1現像トナーに対し最大再転写回数(5回)状態を作る。そして、最終第6現像トナーが中間転写体上に転写された状態で画像形成装置を強制停止し、中間転写体24上に転写された第1現像トナーをクリーナブレードを用いて掻き取ることで採取した。採取方法としては、上述した方法以外として磁性キャリアを接触させて回収する方法等を用いても良い。次に感光体28上にベタ黒現像させた第6現像(濃)トナーを中間転写体24上に1次転写させ、その状態で装置を停止させ、中間転写体24上に転写された第6現像トナーを同様に採取する。この第1及び6現像トナーの転写体上トナーの外添剤被覆率を比較した。なお被覆率測定方法は上述したSEMを用いた方法により算出した。本説明では淡及び濃トナーを代表的に第1及び第6現像トナー像として比較したが、それ以外の中間転写体上トナー像の外添剤被覆率を比較しても良いのは言うまでもない。
本発明における平均円形度は、粒子の形状を定量的に表現する簡便な方法として用いたものであり、本発明ではシスメックス社製フロー式粒子像分析装置FPIA−2100を用いて測定を行っている。
なお、外添処理する方法は以下である。分級されたトナー粒子と上述の無機微粒子(A)並びに必要に応じて無機微粒子(B)及び他の公知の各種外添剤を所定量配合する。その後ヘンシェルミキサー、スーパーミキサー等の、粉体にせん断力を与える高速撹拌機を外添機として用いて外添をおこなう。
次に、本実施例の特徴的な部分について説明する。
本実施例では無機微粒子(A)としてゾルゲルシリカを、無機微粒子(B)として酸化チタンを用いる。そして無機微粒子(A)、(B)各々の量を、トナー母体粒子100質量部に対して(A)を1.0質量部、(B)を0.5質量部とした場合の特性を表1に示す。また各画像形成ステーションにおけるトナー帯電量(mC/g)(以下トリボと称す)を以下の表2に示す。この結果から、淡色トナー帯電量が、5(mC/g)程度高いことがわかる。
Figure 2007065326
Figure 2007065326
なお、トリボ測定方法は、底に30μm開口(500メッシュ)のスクリーンのある金属製の測定容器に、現像スリーブ上から採取した二成分系現像剤を約0.5〜1.5g入れ金属製のフタをする。この時の測定容器全体の質量を秤りW1(g)とする。次に吸引口から吸引し状態で充分、好ましくは2分間吸引を行いトナーを吸引除去する。この時の電位をV(ボルト)とする。ここで容器コンデンサーであり容量をC(mF)とする。また、吸引後の測定容器全体の質量を秤りW2(g)とする。この試料の摩擦帯電量(mC/kg)は下式の如く算出される。
試料のトリボ(mC/kg)=C×V/(W1−W2)
(但し、測定条件は23℃,50%RHとする)
次に、一次転写特性を図2に示す。図2中、濃色トナー及び淡色トナーの転写電圧に対する感光ドラム28から中間転写ベルト24への転写効率曲線を示す。図中では左側縦軸が一次転写残率として示した。一次転写残率は、一次転写前後における感光ドラム28上のトナー量(もしくは画像濃度)から算出する。一次転写前の感光ドラム上のトナー像の濃度をA、一次転写後の中間転写ベルト上のトナー像の濃度をBとすると、(A−B)/A×100で求められる。図中では一番低いポイントが最大転写効率を意味することになる。
また、同図中、濃色トナー及び淡色トナーの転写電圧に対する感光ドラム28から中間転写ベルト24への転写効率下流画像形成ステーションで発生する中間転写ベルト24から感光ドラム1上へ再転写効率特性も示した。図中では右側縦軸が一次再転写率として示した。再転写効率は、例えばYの場合、まずYベタ黒画像を形成転写し、中間転写ベルト上のトナー量(もしくは濃度)を測定する。この濃度をBとする。次の画像形成色を白ベタで作成し、転写後の感光ドラム28へ再転写したYトナーのトナー量(もしくは濃度)を測定算出)を測定する。この濃度をCとする。そして、C/B×100により1次再転写率を求める。
図からも判るとおり、転写特性はトナー像が現像された感光ドラム1表面に対して転写電圧を印加した場合には、トナー像が転写されるにつれて転写電流が流れ始め、転写効率が上がりある電圧において変極点を持ち、その後転写効率が下がり始める。この転写効率ピーク位置がトリボにより必要転写電流が変化していることがわかる。
しかしながら一方で、再転写特性は色差(トナー差)に大きな差がないことがわかる。従って、淡色トナーの転写効率を最大にするためには転写電圧を大きくしなくてはならないが再転写率も悪くなるため、利用効率が大きく悪化することになる。
次に図3に2次転写特性を図3に示す。図中で、濃色トナーの転写電圧に対する中間転写ベルト24から転写材27への転写効率曲線を太実線で、一方淡色トナーの転写効率曲線をそれぞれ細実線で示した。すると、濃色トナーに対して淡色トナーの転写効率が著しく悪いことがわかった。これをついて詳細に検討したところ中間転写ベルト24上に転写されたトナーがそれ以降の下流ステーションで受ける転写電流によりチャージアップすることがわかった。そのため、本実施例である中間転写ベルト24上の下層第1/第2トナーである淡色トナーは、非常に2次転写効率が悪化するのである。具体的に淡色トナーと濃色トナーにおける中間転写体上でのトナートリボ推移を図4に示す特に一度に転写材に一度に転写する工程である2次転写工程では転写電圧設定の自由度が小さいためトナー利用効率差がトナーにより大きかった。
更に転写工程においては上述した通り、温湿度変化に伴うトリボや転写材の抵抗変更により放電現象による異常画像が発生しやすいため、異常画像が発生しない転写高圧設定が求められる。そのため最適転写条件だけでなく転写高圧ラチチュードが必要である。そこで図5に示すように転写残並びに再転写率5%以下で設定可能な転写高圧電圧差を転写再転写ラチチュード定義し、以下の表3に示した。
Figure 2007065326
上述の結果は、全ての色のトナーにつき、外添剤の添加条件がいずれも同じ場合の結果である。すなわち、無機微粒子(A)が1部、無機微粒子(B)が0.5部という条件である。
そこで、本実施例では、淡色トナーLM、LCに外添した無機微粒子(A)の外添量を、1.0部から5.0部まで変えて検討をおこなった。すなわち、外添剤被覆率を変化させての検討という事になる。
この実験において、先述の複数の現像器における画像形成順番は、1LM、1LC、1Y、1M、1C、1Kの順番とする。また、濃色トナー1Y、1M、1C、1Kの外添剤については、いずれも無機微粒子(A)を1重量部(外添剤被覆率12%)、無機微粒子(B)を0.5重量部の添加とする。
図6に、無機微粒子(A)を増量した場合の、一次転写効率特性を示した。
図からも明らかなように、無機微粒子(A)量を増加することで最大転写効率改善以外に、転写立上がりならびに立下り特性をも良化させる効果を示すことができた。無機微粒子(A)増量に対する被覆率変化を表4に示す。また、被覆率に対する転写特性を図7に示した。これより、転写特性に影響を与えるパラメータとして、外添剤量よりも外添剤被覆率であることが、図7からも明らかとなった。
Figure 2007065326
但し、粒子(A)の添加量が2.0部以上では、トナー流動性が悪くなることによる現像性悪化や、外添剤遊離の発生といった弊害を伴う事がある。それは、表からもわかるように、添加量に比例して被覆率が増加しておらず、これは添加量が多い場合には被覆されずに、遊離する量が増加する事を意味する。例えば、5.0部まで増量すると約20%程度トナー表面から遊離している。本実施例では、淡トナーにおける被覆率が17%であり、転写特性改善に最も効果があった1.5部を採用することとした。つまり、本実施例の淡トナー(1LM、1LC)においては、無機微粒子(A)を1.5重量部(外添剤被覆率17%)、無機微粒子(B)を0.5重量部の添加とする。これにより、従来に比べ濃色トナーに近い転写特性を得ることができたため、耐久安定性も向上する結果を得ることができた。
もちろん、外添条件(外添装置中の攪拌羽回転時間やスピード)を変える事でトナーとの付着性を改善(つまり外添剤被覆率)することで最適な外添量をそれぞれ淡色トナーLM/LCにおいても変えることができる。但し、その際には無機微粒子(B)の打ち込み度合い等によりトナー流動性に大きな影響を及ぼしやすいために注意が必要である。また、詳述しないが無機微粒子(B)の外添剤被覆率を換えた場合にも若干良化傾向にあったが、無機微粒子(A)程改善は見られなかった。更に無機微粒子(B)は(A)に比べ小粒径であるため流動性が飛躍的に向上するため、トナー飛散や2次色ライン画像等トナー量が多い画像での飛び散りが大きく悪化するためといった問題が発生してしまった。
(第2の実施例)
更に本発明においては、マゼンタと淡マゼンタ及びシアンと淡シアンだけに限られるものではない。例えば、ブラックトナーの着色力を弱めたの淡色ブラック(LK)トナーを用いた場合や、透明トナーや白色トナー、特色トナー(ブルー、レッド、金等)を投入した多色画像形成装置において更に有効な手段となることは明らかである。またこの場合、第1画像形成ステーショントナーから下流画像形成ステーショントナーにいくに従い外添剤被覆率を下げるような構成とすることで、転写特性の改善を達成できた。
(比較例)
本比較例では、第1、第2画像形成ステーション中の淡色トナーのトリボを濃色トナートリボと同じにするためにトナーTD比にて調整することをおこなった。具体的には淡色トナーTD比を8%から10%へ変更することで、トリボをほぼ濃色トナーと同じ30(mC/Kg)にすることで達成した。そこで、淡色トナーLM、LC中に外添した無機微粒子(A)の外添量を1.5部にした場合の結果を、表5に示す。
Figure 2007065326
実験結果からも明らかな通り、添加量が1.5部でありながら、実施例1での無機微粒子(A)量を2.0部外添したときと同じ効果が出すことが可能となり、濃色トナー以上の転写再転写ラチチュードを達成することができた。
さらに淡色トナーTD比を上げることで改善が期待できるが、実際に検討したところ以下のような弊害が生じてしまった。すなわち、画像比率の高い(例えばべた黒)画像を連続して形成した場合、補給されたトナーとキャリア帯電サイトとの攪拌(接触)点が十分取れなくなってしまう。これにより、攪拌不良による地カブリ現象や、トリボが低すぎることによる低濃度部の均一性(がさつき性)の低下が生じてしまった。
従って、本発明のように、無機微粒子(A)における被覆率の調整が、弊害を伴うことなく、最も忠実再現を可能とした画像を提供することができた。
本発明の第1実施例の画像形成装置を説明する図。 本発明の第1実施例の一次転写特性を説明する図。 本発明の第1実施例の二次転写特性を説明する図。 本発明の転写回数によるトナーチャージアップを説明する図。 本発明の第1実施例の転写再転写ラチチュードを説明する図。 本発明の第1実施例の無機微粒子(A)増量効果を説明する図。 本発明の第1実施例の外添剤被覆率に対する転写特性改善を説明する図。 本発明のアスペクト比、外添剤被覆率を算出する方法を示した図。
符号の説明
1 現像器
21 帯電器
22 露光手段
23 1次転写帯電器
24 中間転写ベルト
25 定着器
26 クリーナー
27 転写材
28 感光ドラム
30 2次転写帯電器

Claims (6)

  1. 少なくともトナーと外添剤とを含む現像剤で、静電像を現像する現像装置と、
    現像されたトナー像を、中間転写体に静電転写する第1の転写装置と、
    前記中間転写体上のトナー像を、転写媒体に静電転写する第2の転写装置と、
    を備え、
    前記現像装置は、互いに色または明度が異なるトナーを備えた複数の現像器を有しており、該複数の現像器のうち少なくとも2つは、同一色相で明度の異なる濃色トナーと淡色トナーを各々が備えた現像器であり、
    前記淡色トナーを備えた現像器は、前記濃色トナーを備えた現像器及び前記淡色トナーとは異なる色のトナーを備えた現像器よりも、先に現像動作を行なうよう構成され、
    前記複数の現像器によって現像された各トナー像は、前記第1転写装置よって順次前記中間転写体に転写され、その後、前記第2転写装置によって前記転写媒体に一括して転写される画像形成装置において、
    前記外添剤は、アスペクト比が1.0以上1.5以下で、個数平均粒径が0.06μm以上0.3μm以下の粒子であり、
    前記中間転写体上に転写された状態において、前記淡色トナーに対する前記外添剤の被覆率は、前記濃色トナー及び前記淡色トナーとは異なる色のトナーに対する前記外添剤の被覆率よりも、大きいことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記淡色トナー及び前記濃色トナー及び前記淡色トナーとは異なる色のトナーに対する前記外添剤の被覆率は、10%以上50%以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像剤には、前記外添剤とは異なる外添剤が更に含まれ、
    該異なる外添剤は、個数平均粒径が0.01μm以上0.06μm以下の粒子であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. トナー母体と、前記外添剤と、前記異なる外添剤とは、その帯電系列が、
    前記異なる外添剤、前記トナー母体、前記外添剤の順番でネガの帯電特性を持つことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記外添剤と前記異なる外添剤とは、帯電極性が異なることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記淡色トナーは、転写媒体上でのトナー量が0.5mg/cmにつき光学濃度が1.0未満であるように着色剤が内添されたトナーであり、
    前記濃色トナーは、転写媒体上でのトナー量が0.5mg/cmにつき光学濃度が1.0以上であるように着色剤が内添されたトナーである、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2005251658A 2005-08-31 2005-08-31 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4708922B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005251658A JP4708922B2 (ja) 2005-08-31 2005-08-31 画像形成装置
US11/466,600 US7596345B2 (en) 2005-08-31 2006-08-23 Image forming apparatus with a developer comprising at least a toner and a first external additive
CN200610128018.5A CN100555106C (zh) 2005-08-31 2006-08-31 成像设备
CN200910175856.1A CN101676814A (zh) 2005-08-31 2006-08-31 成像设备
US12/537,375 US7826772B2 (en) 2005-08-31 2009-08-07 Image forming apparatus using color toner and transparent toner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005251658A JP4708922B2 (ja) 2005-08-31 2005-08-31 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007065326A true JP2007065326A (ja) 2007-03-15
JP4708922B2 JP4708922B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=37804292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005251658A Expired - Fee Related JP4708922B2 (ja) 2005-08-31 2005-08-31 画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (2) US7596345B2 (ja)
JP (1) JP4708922B2 (ja)
CN (2) CN101676814A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008233256A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 静電荷像現像用トナー、トナー入り容器、現像剤、画像形成装置、プロセスカートリッジ及び該トナーの製造方法
JP2009036980A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Sharp Corp トナー、二成分現像剤及び画像形成装置
JP2009151278A (ja) * 2007-11-29 2009-07-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2009180856A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Oki Data Corp 画像形成装置及び画像形成方法
JP2009265474A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置及び画像形成装置
JP2010128216A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Nippon Zeon Co Ltd 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法
JP2013088509A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2016138011A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 デンカ株式会社 超微粉シリカ粉末及びその用途
JP2018049239A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4789534B2 (ja) * 2005-07-29 2011-10-12 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4829570B2 (ja) * 2005-09-08 2011-12-07 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4940092B2 (ja) * 2007-10-17 2012-05-30 株式会社リコー 現像剤、現像装置、画像形成装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成方法
US7697857B2 (en) * 2008-06-03 2010-04-13 Xerox Corporation Multi-sensor calibration technique
JP2012155251A (ja) 2011-01-28 2012-08-16 Canon Inc 現像装置及び画像形成装置
WO2012161138A1 (ja) * 2011-05-20 2012-11-29 日本ゼオン株式会社 静電荷像現像剤

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09114129A (ja) * 1995-10-20 1997-05-02 Canon Inc 現像装置
JP2000231279A (ja) * 1999-02-09 2000-08-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2002108039A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Konica Corp 画像形成装置と画像形成方法
JP2002365868A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Konica Corp 画像形成方法
JP2004226848A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2005107101A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2005148421A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Canon Inc トナー
JP2005173576A (ja) * 2003-11-19 2005-06-30 Canon Inc トナーキット、濃色シアントナー、淡色シアントナー及び画像形成方法
JP2005181800A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置及びカラー画像形成方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01197771A (ja) * 1988-02-02 1989-08-09 Minolta Camera Co Ltd 画像形成方法
JP2884129B2 (ja) 1993-05-20 1999-04-19 株式会社巴川製紙所 電子写真用トナー
JPH06332235A (ja) 1993-05-25 1994-12-02 Mita Ind Co Ltd 電子写真用トナー
JPH07181732A (ja) 1993-12-24 1995-07-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd トナー及び電子写真装置
JP2000029241A (ja) 1998-07-08 2000-01-28 Sharp Corp 電子写真用トナーの製造方法
JP4076662B2 (ja) 1999-03-17 2008-04-16 富士ゼロックス株式会社 電子写真用非磁性カラートナー、現像剤及びそれを用いる画像形成方法
JP4378026B2 (ja) * 1999-04-02 2009-12-02 キヤノン株式会社 画像形成装置及び画像形成方法
JP2001117265A (ja) * 1999-10-22 2001-04-27 Ricoh Co Ltd 電子写真用トナー及びその製造方法及び画像形成方法
CN100365516C (zh) * 2002-05-20 2008-01-30 佳能株式会社 图像形成装置
JP2005049520A (ja) 2003-07-31 2005-02-24 Canon Inc 画像形成装置
US7110686B2 (en) 2003-07-31 2006-09-19 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of changing usage ratio among multiple toners
JP2005049521A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Canon Inc 画像形成装置
JP4289964B2 (ja) * 2003-09-30 2009-07-01 キヤノン株式会社 トナー
JP4708784B2 (ja) * 2004-12-24 2011-06-22 キヤノン株式会社 現像装置
US20070059056A1 (en) * 2005-09-13 2007-03-15 Canon Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09114129A (ja) * 1995-10-20 1997-05-02 Canon Inc 現像装置
JP2000231279A (ja) * 1999-02-09 2000-08-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2002108039A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Konica Corp 画像形成装置と画像形成方法
JP2002365868A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Konica Corp 画像形成方法
JP2004226848A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2005107101A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2005148421A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Canon Inc トナー
JP2005173576A (ja) * 2003-11-19 2005-06-30 Canon Inc トナーキット、濃色シアントナー、淡色シアントナー及び画像形成方法
JP2005181800A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置及びカラー画像形成方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008233256A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 静電荷像現像用トナー、トナー入り容器、現像剤、画像形成装置、プロセスカートリッジ及び該トナーの製造方法
JP2009036980A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Sharp Corp トナー、二成分現像剤及び画像形成装置
US8043781B2 (en) 2007-08-01 2011-10-25 Sharp Kabushiki Kaisha Toner, two-component developer and image formation device
JP2009151278A (ja) * 2007-11-29 2009-07-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2009180856A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Oki Data Corp 画像形成装置及び画像形成方法
US8086125B2 (en) 2008-01-30 2011-12-27 Oki Data Corporation Image forming apparatus that includes a first developing device that holds a black developer and a second developing device that holds a gray developer
US8285162B2 (en) 2008-01-30 2012-10-09 Oki Data Corporation Image forming apparatus that includes a first developing device that holds a black developer and a second developing device that holds a gray developer
JP2009265474A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置及び画像形成装置
JP2010128216A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Nippon Zeon Co Ltd 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法
JP2013088509A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2016138011A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 デンカ株式会社 超微粉シリカ粉末及びその用途
JP2018049239A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20070048021A1 (en) 2007-03-01
JP4708922B2 (ja) 2011-06-22
CN100555106C (zh) 2009-10-28
US20090317139A1 (en) 2009-12-24
CN101676814A (zh) 2010-03-24
US7826772B2 (en) 2010-11-02
US7596345B2 (en) 2009-09-29
CN1924726A (zh) 2007-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4708922B2 (ja) 画像形成装置
KR100496472B1 (ko) 전자사진용 토너, 전자사진용 현상제, 및 화상형성방법
JP4148033B2 (ja) 静電潜像現像用トナー、静電潜像現像剤、及び画像形成方法
JP5159100B2 (ja) 補給用現像剤及び画像形成方法
EP0843224B1 (en) Toner for developing electrostatic image
JP2000172019A (ja) 二成分系現像剤用樹脂コ―トキャリア、二成分系現像剤及び現像方法
JP2002236384A (ja) 電子写真用現像剤及び画像形成方法
JP4752604B2 (ja) 静電潜像現像用トナー
JP2021051149A (ja) 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法
JP2004126248A (ja) カラートナーキット及び画像形成方法
JP2009069259A (ja) 2成分現像剤とそれを用いた画像形成方法及び画像形成装置
JP2005195755A (ja) 画像形成方法、該方法に用いる補給用現像剤およびキャリア、並びに現像剤補給用カートリッジ
JP2005195755A5 (ja)
JP2006267280A (ja) 静電荷現像用トナー、静電荷現像剤、画像形成方法
JP3347525B2 (ja) 画像形成方法
JP3882508B2 (ja) 電子写真用トナー及び画像形成方法
JP4244835B2 (ja) 静電潜像現像用トナー、静電潜像現像剤、及び画像形成方法
JP4311053B2 (ja) 静電潜像現像用乾式トナー、現像剤及び画像形成方法
JP2001075309A (ja) 非磁性1成分系ブラックトナー
JPH08184988A (ja) 静電荷像現像用トナー
JP4165822B2 (ja) フルカラートナーキット、プロセスカートリッジ、画像形成方法及び画像形成装置
JP3823725B2 (ja) 電子写真用トナー、電子写真用現像剤、及びそれを用いた画像形成方法
JP2003114545A (ja) 画像形成方法
JP2006267311A (ja) 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用現像剤及び画像形成方法
JP2012088456A (ja) トナー及びそれを用いたトナー収容容器、現像剤及びそれを用いたプロセスカートリッジ、並びに、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080822

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100201

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110301

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110317

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees