JP2007065075A - レンズ送り機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】送りネジの取付精度が悪く、送りネジの軸方向が可動レンズの移動方向と不一致の場合であっても、可動レンズを円滑に移動させることができるようにしたレンズ送り機構を提供する。
【解決手段】送りネジ26は、軸B方向に回動可能に軸支され、アクチュエータ24によって回動する。レンズ枠12と送りネジ26とは連結部材28によって連結され、連結部材28は、軸A方向を回転軸の方向として回動可能にレンズ枠12に取り付けられると共に、ラック部32によって送りネジ26を挟持した状態で送りネジ26に係合される。ラック部32は壁面ラック50と付勢ラック52とで構成され、壁面ラック50は、中心軸Cを回転軸として回動可能に付勢ラック52と別部材で構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明はレンズ送り機構に係り、特にビデオカメラや監視用カメラ等に使用されるレンズ鏡胴におけるフォーカスやズームを調整するための可動レンズをモータによって光軸方向に進退移動させるレンズ送り機構に関する。
例えば、監視用カメラのレンズ鏡胴にはフォーカス調整用の可動レンズが光軸方向に移動可能に配置され、モータの動力でその可動レンズの位置を変更することによって、フォーカス調整が行われるようになっている。
このようにフォーカス調整等のために所定の可動レンズをモータの動力で光軸方向に進退移動させるためのレンズ送り機構は、例えば、特許文献1に記載されているような構成が一般的である。これによれば、可動レンズはレンズ枠に保持され、そのレンズ枠が、固定鏡胴に固定された光軸方向のガイドバーに摺動可能に支持され、レンズ枠が可動レンズと共にカイドバーに沿って光軸方向に案内されるようになっている。
一方、モータによって回動する送りネジがガイドバーに平行して光軸方向に設けられ、その送りネジにレンズ枠が連結部材(特許文献1では駆動部材)を介して連結される。連結部材は、一方の端部が光軸方向を回転軸として揺動可能にレンズ枠に連結され、他方の端部に、送りネジを挟み込んで送りネジに係合するラック部が形成されている。
モータによって送りネジが回動すると、ラック部によって連結部材が光軸方向に進退移動し、それに連動して連結部材に連結されたレンズ枠及びレンズ枠に保持された可動レンズが光軸方向に進退移動するようになっている。
特開平11−264925号公報
しかしながら、特許文献1のように従来は連結部材が一体形成されている。そのため、レンズ枠を光軸方向に案内するガイドバーとモータによって回動する送りネジとの取付精度を高精度にする必要があった。もし、送りネジの取付精度が悪くガイドバーと送りネジとの平行度が低いと、レンズ枠にガイドバーの方向とずれた方向に力が加わるため、レンズ枠に保持された可動レンズの光軸が光学系全体の本来の光軸からずれ、光学性能の低下を招くおそれがあった。また、レンズ枠とガイドバーとの間の負荷も大きくなり、動作不良や耐久性に悪影響を与えるおそれがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、可動レンズを送りネジによってその回転軸の方向に前後移動させるレンズ送り機構において、送りネジの取付精度が悪い場合でも、光学性能の低下を招くことなく、また、動作不良や耐久性に悪影響を与えることなく、可動レンズを円滑に移動させることができるレンズ送り機構を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のレンズ送り機構は、 可動レンズを保持すると共に該可動レンズを移動させるべき方向に移動可能に固定鏡胴に支持されたレンズ枠と、前記レンズ枠の移動方向を回転軸の方向として回動可能に支持された送りネジと、前記レンズ枠と前記送りネジとを連結する連結部材であって、前記レンズ枠の移動方向に直交する面内の所定方向を回転軸の方向として回動可能に支持されると共に前記送りネジに係合するラック部を有する連結部材と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、送りネジの取付精度が悪く、送りネジの取付方向がレンズ枠の移動方向と精度良く一致していない場合であっても、送りネジと係合するラック部の回転角度が送りネジの方向に合わせて自動的に調整される。そのため、送りネジの方向がレンズ枠の移動方向からずれることによりレンズ枠に生じる不要な力が軽減され、光学性能の低下、動作不良、耐久性への悪影響が防止される。また、ラック部が送りネジに適切な角度で当接するため、ガタが生じ難く、送りネジの回転位置に対して設定されるレンズ枠の位置の精度が高い。
請求項2に記載のレンズ送り機構は、請求項1に記載の発明において、前記連結部材は、前記レンズ枠の移動方向を回転軸の方向として回動可能に前記レンズ枠に連結されたことを特徴している。
本発明によれば、回動可能なラック部の回転軸の位置をレンズ枠の移動方向に直交する面内で調整することができるため、レンズ枠の移動方向に直交する面内での送りネジの位置のばらつきに対しても、それによりレンズ枠に生じる不要な力が軽減される。
請求項3に記載のレンズ送り機構は、請求項1又は2のレンズ送り機構において、前記ラック部は、前記送りネジを挟持する対向した2つのラック部材からなり、該2つのラック部材のうち、いずれか一方のラック部材が、前記レンズ枠の移動方向に直交する面内の所定方向を回転軸の方向として回動可能に支持され、他方のラック部材が、前記連結部材の前記レンズ枠と連結する部分と一体形成されたことを特徴としている。
本発明によれば、対向する2つのラック部材によって送りネジを挟持するようにしてラック部と送りネジとを係合させる構成とした場合に、いずれか一方のラック部材のみを回動可能としている。これによれば、連結部材においてレンズ枠と連結する部分に対して両方のラック部材を回動可能とした場合に、その連結部分とラック部材との間で生じる可能性のあるガタによる不具合を防止することができる。
請求項4に記載のレンズ送る機構は、請求項3に記載の発明において、前記2つのラック部材のうち、一方のラック部材が他方のラック部材よりも弾性変形しにくいことを特徴としている。
本発明は、対向する2つのラック部材の一方のラック部材を弾性変形しにくいものとし、主にそのラック部材によって送りネジの回転位置に対するレンズ枠の位置精度を高いものとし、他方のラック部材をその弾性変形によって主に送りネジを挟圧するための付勢力を付与する部材としたものである。
請求項5に記載のレンズ送り機構は、請求項4に記載の発明において、前記2つのラック部材のうち、弾性変形のしにくい方のラック部材が回動可能に支持されたことを特徴としている。
本発明によれば、対向する2つのラック部材のうち回動可能にするラック部材を弾性変形しにくい方のラック部材とすることによって、送りネジの方向に合わせて適切な角度で弾性変形しにくい方のラック部材が送りネジに当接する。従って、送りネジの方向がレンズ枠の移動方向からずれることによりレンズ枠に生じる不要な力が軽減される。
本発明に係るレンズ送り機構によれば、送りネジの取付精度が悪い場合でも、光学性能の低下を招くことなく、また、動作不良や耐久性に悪影響を与えることなく、可動レンズを円滑に移動させることができる。
以下、添付図面に従って本発明に係るレンズ送り機構を実施するための最良の形態について詳説する。
図1及び図2はそれぞれ、本発明が適用されたレンズ送り機構の構成を示した正面図(光軸方向から示した図)及び側面図である。これらの図に示す可動レンズ10は、例えば監視用カメラのレンズ鏡胴内において、フォーカス調整用のレンズとしてレンズ鏡胴全体の光軸O方向に移動可能に配置されるレンズであり、その可動レンズ10はレンズ枠12に保持されている。
レンズ枠12には正面から向かって右側に光軸O方向に延設された軸受部14が形成され、その軸受部14に形成された孔16に第1のガイドバー18が摺動可能に挿通される。レンズ枠12の正面から向かって左側には、U溝20が形成されており、そのU溝20に第2のカイドバー22が摺動可能に嵌入される。第1のガイドバー18及び第2のガイドバー22は、光軸O方向に対して平行となるように図示しない固定鏡胴に取り付けられおり、レンズ枠12は、これらのガイドバー18、22によって光軸O方向、即ち、可動レンズ10を移動させるべき方向に前後移動可能に支持されている。尚、レンズ枠12の移動方向はガイドバー18の軸Aの方向に一致し、軸Aの方向と光軸Oとが一致するようにガイドバー18が固定鏡胴に固定されている。
一方、図示しない固定鏡胴には、ステッピングモータ等のアクチュエータ24が設置され、その出力軸に送りネジ26が連結されている。送りネジ26は、その軸Bがガイドバー18の軸Aの方向と一致する方向(光軸O方向)となるように固定鏡胴に取り付けられると共に、その軸Bを回転軸として回動可能に軸支されている。
送りネジ26とレンズ枠12との間は、詳細を後述する連結部材28によって連結されている。連結部材28の一方の端部(基端部)には、レンズ枠12に取り付けられる取付部30が形成され、他方の端部(先端部)には、送りネジ26を挟み込むようにして送りネジ26に係合するラック部32が形成されている。アクチュエータ24によって送りネジ26が回動すると、連結部材28が光軸O方向に移動すると共に、これに連動してレンズ枠12、及び、レンズ枠12に保持された可動レンズ10が、ガイドバー18、22に案内されて光軸O方向に移動するようになっている。
図3、図4、及び、図5はそれぞれ、上記連結部材28を、正面側(光軸O方向)から示した正面図、背面側左斜め上方向から示した斜視図、背面側左斜め下方向から示した斜視図である。これらの図に示すように連結部材28には、取付部30とラック部32とから構成される。取付部30には、後方に延設された長手部34が形成され、その正面側と背面側の端面に、円形の上下一部を水平に切り欠いた形状の断面を有する係合突起36A、36Bが形成されている。
一方、図1、図2においてレンズ枠12の軸受部14には、ガイドバー18が挿通される位置よりも上側に空洞部が設けられており、その空洞部の正面側の壁面38に図1に示すような円形の係合孔38Aが形成されると共に、その係合孔38Aの直径よりも幅の小さい溝孔38Bが係合孔38Aから壁面38の上端まで連通して形成されている。空洞部の背面側の壁面40にも正面側の壁面38と同様の係合孔及び溝孔(図示せず)が形成されている。
連結部材28における取付部30の係合突起36A(及び36B)を、幅の狭い方の側面側(湾曲面)を頭にしてレンズ枠12における軸受部14の溝孔38Bに挿入することによって、係合突起36Aが係合孔38Aまで進入すると共に、取付部30の長手部34が軸受部14の空洞部に嵌入する。その状態で係合突起36A、36Bを軸にして連結部材28を回動させると、係合突起36Aが係合孔38Aに係合する。これによって、連結部材28が、光軸O方向(ガイドバー18の軸Aの方向)を回転軸の方向として回動可能にレンズ枠12に連結される。
連結部材28のラック部32は、図3〜図5に示すように、壁面ラック50と付勢ラック52とから構成される。付勢ラック52は、連結部材28の取付部30と一体形成され、壁面ラック50は、付勢ラック52及び取付部30とは別体の部材により構成されている。
壁面ラック50は、付勢ラック52に比べて弾性変形しにくくなっており、主に付勢ラック52が弾性変形することによって送りネジ26を壁面ラック50と付勢ラック52の間の隙間に先端側から挿入することができると共に、付勢ラック52の弾性変形による弾性力により、送りネジ26を挟圧する方向に付勢力が働く。これにより、壁面ラック50に形成されたラック歯50A〜50D(図4参照)と付勢ラック52に形成されたラック歯52A〜52C(図4参照)が送りネジ26のねじ山に噛合するようになっている。尚、壁面ラック50と付勢ラック52の弾性変形のしやすさ(しにくさ)の違いは、それらのラックを構成する部材の材質によるものであってもよいし、部材の厚さ等の構造(形状)によるものであってもよい。また、壁面ラック50と付勢ラック52とで必ずしも弾性変形のしやすさを異なるようにしなくてもよい。
図6(A)、(B)は、付勢ラック52及び取付部30から取り外した状態の壁面ラック50を、正面側(光軸O方向)から示した正面図と、送りネジ26に噛合する歯面側から示した側面図である。これらの図に示すように壁面ラック50の歯面側の上部には、送りネジ26のねじ山と噛合する4つのラック歯50A〜50Dが形成されている。壁面ラック50の歯面側の下部には円柱状の軸部54が形成されている。
一方、壁面ラック50の歯面と反対側の面には、係止部56が延設されており、その係止部56の端部に凸部58が形成されている。
図7(A)、(B)は、壁面ラック50を取り外した状態での付勢ラック52及び取付部30を、正面側から示した正面図と、送りネジ26に噛合する歯面側から示した側面図である。これらの図に示すように付勢ラック52と取付部30とは一体形成されており、付勢ラック52は、3つの突片60A、60B、60Cから構成されている。各突片60A〜60Cには、ラック歯52A〜52Cが形成されている。また、中央の突片60Aのラック歯52Aは、斜めに傾斜した方向に形成されており、送りネジ26の歯面に対して斜め上から当接するようになっている。
また、付勢ラック52の下部には係合部62が形成され、その係合部62には係合孔62Aが貫通形成されている。その係合孔62Aに図6(A)、(B)に示した壁面ラック50の軸部54を上方から挿入すると、図3、図5に示すように壁面ラック50の係止部56の凸部58が付勢ラック52の係合部62に形成された段差64に掛止され、壁面ラック50が付勢ラック52の係合部62にスナップインにより係合する。
これにより、壁面ラック50が軸部54の中心軸C(付勢ラック52の係合孔62Aの中心軸C)を回転軸として回動可能に付勢ラック52に取り付けられ、図3〜図5に示すように壁面ラック50の歯面と付勢ラック52の歯面とが対向したラック部32が構成されるようになっている。
以上の如く構成された連結部材28を用いて、図1、図2のようにレンズ枠12と送りネジ26とを連結した場合の作用・効果について説明する。
上記のようにガイドバー18、22と、送りネジ26は、理想的には光軸Oに対して平行となるように固定鏡胴に取り付けられる。少なくとも、図1、図2において、ガイドバー18の軸Aの方向(レンズ枠12の移動方向)と送りネジ26の軸Bの方向が一致するように設置される。従来のレンズ送り機構では、ガイドバー18の軸Aの方向と送りネジ26の軸Bの方向が精度良く一致していないと、レンズ枠12にその移動方向(軸Aの方向)と異なる方向の力が加わり、光学性能の低下を招いたり、動作不良や耐久性への悪影響を招くおそれがあった。しかしながら、本実施の形態の連結部材28を使用する場合には、ガイドバー18の軸Aの方向と送りネジの軸Bの方向が精度良く一致していなくても従来のような不具合を招くことなくレンズ枠12をガイドバー18に沿って前後移動させることができる。
即ち、壁面ラック50の回転軸Cは、ガイドバー18の軸A(レンズ枠12の移動方向)に直交する面内にあり、その面内における回転軸Cの位置は、レンズ枠12に対してガイドバー18の軸Aの方向を回転軸の方向として回動する連結部材28の回転角度によって変化する。従って、回転軸Cを含み軸Aに直交する面と交差する送りネジ26の位置に応じて連結部材28の回転角度が自動的に調整され、送りネジ26の位置にバラツキがあってもラック部32が送りネジ26に適切に係合する位置に調整される。
一方、ラック部32の壁面ラック50は、送りネジ26の軸Bの方向に応じて回転軸Cを中心とする回転角度が調整され、ガイドバー18の軸Aの方向と送りネジの軸Bの方向が不一致であっても、壁面ラック50の歯面が送りネジ26に水平に当接する。従って、ガイドバー18の軸Aの方向と送りネジの軸Bの方向とが一致しないことによって、ガイドバー18の軸Aの方向以外にレンズ枠12に作用する力が低減され、レンズ枠12をガイドバー18に沿って円滑に前後移動させることができる。また、壁面ラック50の回転によって壁面ラック50の歯面が送りネジ26に適切な角度で当接するため、ラック部32と送りネジ26との間でガタ等が生じ難く、送りネジ26の回転位置に対するレンズ枠12の軸A方向の位置精度が高いという利点もある。
以上、上記実施の形態では、連結部材28のラック部32において、壁面ラック50と付勢ラック52を別部材で構成し、付勢ラック52をレンズ枠12に連結する取付部30と一体形成するようにしたが、壁面ラック50と付勢ラック52を一体形成し、それらで構成されるラック部全体を取付部30に対して回動可能にしてもよい。但し、壁面ラック50と付勢ラック52の両方を取付部30に対して回動可能にした場合には、その連結部分でのガタによって送りネジ26の回転位置に対するレンズ枠12の位置精度が低下する可能性があるため、少なくとも壁面ラック50と付勢ラック52の一方を取付部30と一体形成することが望ましい。また、弾性変形しにくい壁面ラック50を取付部30と一体形成し、弾性変形しやすい付勢ラック52を取付部30及び壁面ラック50と別体の部材とする場合、送りネジ26の軸Bの方向とガイドバー18の軸Aの方向との不一致により、弾性変形しにくい壁面ラック50に軸Aの方向以外の力が作用し、その力がレンズ枠12にそのまま伝達されやすいため、回動可能するラックは壁面ラック50の方が望ましい。
また、本発明に係るレンズ送り機構は、任意の目的で可動するレンズのレンズ送り機構として適用でき、フォーカスやズームの調整を目的として可動する可動レンズのレンズ送り機構に限らない。
図1は、本発明に係るレンズ送り機構の構成を示した正面図である。 図2は、本発明に係るレンズ送り機構の構成を示した側面図である。 図3は、連結部材を正面側から示した正面図である。 図4は、連結部材を背面側左斜め上方向から示した斜視図である。 図5は、連結部材を背面側左斜め下方向から示した斜視図である。 図6(A)、(B)は、付勢ラック及び取付部から取り外した状態の壁面ラックを、正面側から示した正面図と、送りネジに噛合する歯面側から示した側面図である。 図7(A)、(B)は、壁面ラックを取り外した状態での付勢ラック及び取付部を、正面側から示した正面図と、送りネジに噛合する歯面側から示した側面図である。
符号の説明
10…可動レンズ、12…レンズ枠、14…軸受部、18…ガイドバー(第1のガイドバー)、22…ガイドバー(第2のガイドバー)、24…アクチュエータ、26…送りネジ、28…連結部材、30…取付部、32…ラック部、36A、36B…係合突起、50…壁面ラック、50A〜50D…ラック歯、52…付勢ラック、54…軸部、56…係止部、62…係合部、62A…係合孔

Claims (5)

  1. 可動レンズを保持すると共に該可動レンズを移動させるべき方向に移動可能に固定鏡胴に支持されたレンズ枠と、
    前記レンズ枠の移動方向を回転軸の方向として回動可能に支持された送りネジと、
    前記レンズ枠と前記送りネジとを連結する連結部材であって、前記レンズ枠の移動方向に直交する面内の所定方向を回転軸の方向として回動可能に支持されると共に前記送りネジに係合するラック部を有する連結部材と、
    を備えたことを特徴とするレンズ送り機構。
  2. 前記連結部材は、前記レンズ枠の移動方向を回転軸の方向として回動可能に前記レンズ枠に連結されたことを特徴する請求項1のレンズ送り機構。
  3. 前記ラック部は、前記送りネジを挟持する対向した2つのラック部材からなり、該2つのラック部材のうち、いずれか一方のラック部材が、前記レンズ枠の移動方向に直交する面内の所定方向を回転軸の方向として回動可能に支持され、他方のラック部材が、前記連結部材の前記レンズ枠と連結する部分と一体形成されたことを特徴とする請求項1又は2のレンズ送り機構。
  4. 前記2つのラック部材のうち、一方のラック部材が他方のラック部材よりも弾性変形しにくいことを特徴とする請求項3のレンズ送り機構。
  5. 前記2つのラック部材のうち、弾性変形のしにくい方のラック部材が回動可能に支持されたことを特徴とする請求項4のレンズ送り機構。
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