JP2007060284A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 送信先の指定を自動で行うファクシミリ装置において、送信先の誤指定を適切に抑制すること。
【解決手段】 ファクシミリ装置に送信原稿をセットし(S1)、スタートキーの押下が認識されると(S2;Y)、送信原稿に記載されている送信先FAX番号を示すバーコードを読み取る(S3)。次に、読み取った送信先FAX番号を、メモリに読み込む(S4)。続いて、読み取った送信先FAX番号と、予めFAX番号記憶部に登録しておいた送信先FAX番号を照合する(S5)。照合結果を表示し、指定された送信先が正しいか否かの判断を操作者に対して促す(S7)。操作者により送信先が正しいものであると判断されてOKボタンが押下された場合(S7;Y)、ファクシミリ装置は、読み取ったFAX番号を送信先に指定し、相手先を呼び出した後、画像情報を送信し(S8)、処理を終了する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、原稿を走査して得た画像データを通信回線を介して送信するファクシミリ装置に関し、特に、送信時における手動操作によるダイヤル入力を行わないファクシミリ装置に関する。
従来、ファクシミリ装置には、ユーザの利便性の向上を目的とした多種の機能が搭載されている。
ファクシミリ装置に搭載されている機能の1つにワンタッチダイヤル機能がある。これは、予め所定のワンタッチキーに送信先のファクシミリ番号を登録しておき、ファクシミリ送信を行う際に、送信先のファクシミリ番号が登録されているワンタッチキーを選択するだけで相手先を指定することができる機能である。
ユーザは、ワンタッチダイヤル機能を利用することによって、ファクシミリ送信時における煩わしい相手先番号の手動入力を行うことなく、容易に相手先を指定することができる。
また、上述したようなワンタッチダイヤル機能の他、ファクシミリ送信時における相手先の指定を容易に行う技術が下記の特許文献に提案されている。
特開平7−236047号公報 実開平2−128460号公報
特許文献1には、送信原稿に表示されている送信先の電話番号(相手先情報)を示すバーコードを読み取り、そのバーコードから得られた電話番号情報に基づいて自動発呼する技術が提案されている。
特許文献2には、送信原稿の所定位置に記載された相手先(送信先)のファクシミリ番号を読み取り、この読み取ったファクシミリ番号のデータに基づいて自動的に電話番号信号を発生(ダイヤル)する技術が提案されている。
特許文献1、特許文献2に提案されている技術(機能)を用いることにより、煩わしい送信先のファクシミリ番号の手動入力を省き、素早く原稿を送信することができる。
しかしながら、上述したようなワンタッチダイヤル機能を用いて、ユーザが登録した設定データを使用する際に、ユーザ(操作者)が誤って意図してない宛先(相手先)を選択してしまった場合、ファクシミリの誤送信が生じるおそれがある。
また、特許文献1や特許文献2で提案されているような、送信原稿に記載された相手先の情報を読み取り、読み取ったデータに基づいて相手先の発呼(ダイヤル)処理を行う機能を使用した際に、読み取り動作の不具合(誤動作)が発生した場合、正しく相手先(送信先)情報を得ることができないおそれがある。
さらに、特許文献1や特許文献2で提案されている技術では、相手先のファクシミリ番号やバーコードなどの相手先情報を送信原稿から読み取る際に、相手先情報の記載位置を考慮せずに読み取りを行うように構成されている。そのため、送信原稿全体から相手先情報を探し出すことになり、この相手先情報の認識に時間がかかってしまう。
そこで本発明は、ファクシミリ送信時における送信先の指定を自動で行う機能を有するファクシミリ装置において、送信先の誤指定を適切に抑制することができるファクシミリ装置を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、ファクシミリ送信前に送信先の情報を操作者に視覚的に認識させることができるファクシミリ装置を提供することを第2の目的とする。
さらに、本発明は、ファクシミリ送信時における送信先の認識処理(指定処理)の高速化を図ることができるファクシミリ装置を提供することを第3の目的とする。
請求項1記載の発明では、登録済みの送信先の情報である登録送信先情報を格納する記憶手段と、送信原稿に記載された送信先の識別情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた前記送信先の識別情報と、前記記憶手段に格納されている前記登録送信先情報を照合する照合手段と、前記照合手段により、前記送信先の識別情報と合致する情報が前記登録送信先情報から検出された場合、この送信先をファクシミリ送信先として指定する指定手段と、前記指定手段により指定された送信先へ、前記送信原稿をファクシミリ送信する送信手段と、を備えることにより前記第1の目的を達成する。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記指定手段により指定された送信先の情報を表示する表示手段を備えることにより前記第2の目的を達成する。
請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明において、前記送信原稿に記載された送信先の識別情報の記載領域の指定を受け付ける受付手段を備え、前記読取手段は、前記受付手段により受け付けられた前記送信先の識別情報の記載領域の指定情報に基づいて、前記送信原稿に記載された送信先の識別情報を読み取ることにより前記第3の目的を達成する。
請求項4記載の発明では、請求項1、請求項2または請求項3記載の発明において、前記照合手段により、前記送信先の識別情報と合致する情報が前記登録送信先情報から検出されない場合、手動による送信先指定へ切り替える切替手段を備える。
請求項5記載の発明では、請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の発明において、前記送信原稿に記載された送信先の識別情報を、送信先のファクシミリ番号の情報を持つバーコードまたはマークシート、あるいは送信先のファクシミリ番号を表示した文字列で構成する。
請求項1記載の発明によれば、送信先の識別情報と登録送信先情報を照合し、合致する情報が検出されたものを送信先として指定することにより、送信先を2段階で確認することができるため、適切に送信原稿の誤送信を抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、指定された送信先の情報を表示することにより、ユーザに対して送信先の情報を視覚的に認識させることができる。
請求項3記載の発明によれば、送信先の識別情報の記載領域の指定情報に基づいて、送信原稿に記載された送信先の識別情報の読み取りを行うことにより、容易に送信先の識別情報を検出することができるため、読み取り処理時間の短縮化を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、送信先の識別情報と合致する情報が登録送信先情報から検出されない場合、手動による送信先指定へ切り替えることにより、エラー発生時における利便性を向上させることができる。
請求項5記載の発明によれば、送信先の識別情報をバーコード、マークシート、ファクシミリ番号を表示した文字列で構成することにより、簡単な画像処理によって送信先の識別情報を読み取ることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図1〜図3を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るファクシミリ装置の概略構成を示した機能ブロック図である。
なお、本実施の形態では、ファクシミリ送信機能のみを有する装置について説明するが、ファクシミリ装置は、これに限定されるものではない。例えば、原稿を読み取って得た画像情報を、電話回線網などを介して他の装置に転送するスキャナ装置、原稿を読み取って得た画像情報を記録材に記録する複写機、また複写機の機能、ファクシミリ装置の機能、プリンタ装置の機能など複数の機能を備えた複合機などで構成されていてもよい。
本実施の形態に係るファクシミリ装置は、画像読み取り部1、画像処理部2、送信用バッファメモリ3、符号化復号化部4、モデム5、網制御部6、電話機7、操作・表示部8、送信先FAX番号記憶部9、キャラクタジェネレータ10、SCU11、受信用バッファメモリ12、記録制御部13、画像記録部14を備え、これら各機能部はバスラインによって接続されている。
なお、図1では、送信する原稿を送信原稿15として示し、画像情報の流れを白矢印で示す。
送信原稿15には、予め所定の位置(例えば、用紙の左上、右上など)に、送信先FAX番号(相手先電話番号)の識別子が記載または添付されている。
この識別子は、例えば、送信先のファクシミリ番号の情報を持つバーコードまたはマークシート、あるいは送信先のファクシミリ番号を表示した文字列で構成されている。
なお、バーコードやマークシートなどの記号表記(コード表記)を用いる場合には、送信先のファクシミリ番号を併記することが好ましい。
画像読み取り部1は、送信原稿15の画像を光学的に読み込む(読み取る)機能を有し、例えば、スキャナ等の画像入力装置により構成される。
また、本実施の形態に係るファクシミリ装置の画像読み取り部1は、送信先FAX番号(相手先電話番号)の識別子を読み取る装置が備えられている。具体的には、送信原稿15に添付(記載)されたバーコードを光学的に読み取ることが可能なバーコードリーダーなどの読取装置を有している。
なお、この識別子を読み取る装置は、送信原稿15の原稿画像を読み取る装置の近傍に配置されている。
画像処理部2は、画像読み取り部1によって読み込まれた画像信号を電気信号に変換する信号変換機能を有する。
送信用バッファメモリ3は、通常1ラインあるいは複数ラインのメモリから構成され、電気信号に変換された白黒2値の画像情報を一時的に格納する記憶装置である。
符号化復号化部4は、送信原稿15の画像情報を他の端末へ伝送するための符号化、および受信された符号化情報を復号する機能を有する。
モデム5は、伝送情報を所定の変調方式で変調あるいは復調する変復調器である。
網制御部6は、外部の公衆回線網との接続を制御する機能を有する。
電話機7は、音声信号の送受を行う通常の通話機である。
操作・表示部8は、宛先情報を入力するためのテンキーや、送信を開始するためのスタートキー等の各種操作キーから構成される入力装置、および、テンキーからの入力データ、交信相手の識別情報、ファクシミリ装置からオペレーターへのメッセージ等を表示するためのディスプレイから構成される表示装置を備えている。
なお、操作・表示部8は、操作者とファクシミリ装置とのコミュニケーションを行うインターフェースとして機能する。
送信先FAX番号記憶部9は、予め記憶(登録)された送信先のファクシミリ番号(電話番号)を記憶するメモリである。
なお、本実施の形態に係るファクシミリ装置では、操作者(オペレーター)によって、予め送信先のファクシミリ番号(電話番号)、即ち宛先登録情報が送信先FAX番号記憶部9に記憶されているものとする。
この送信先FAX番号記憶部9は、いわゆる短縮機能やワンタッチ機能によって相手先を呼び出すための情報が読み出され、網制御部6を介して、ファクシミリ装置と送信先のファクシミリ装置とを接続する。
また、当該ファクシミリ装置が複合機の一部を構成する場合には、解像度や印刷オフセット値などの印刷に関する各種設定内容も送信先FAX番号記憶部9、または装置内のメモリ(記憶装置)に格納される。
さらに、ファクシミリ装置では、送信原稿15の画像情報に添付する送信元情報や送信先の情報を短縮ダイヤルとして登録した内容などが送信先FAX番号記憶部9、または装置内のメモリ(記憶装置)に格納される。
キャラクタジェネレータ10は、操作・表示部8の画面上に、宛先情報の入力時や発信時、着呼時等の必要なガイダンスを可視パターンで表示するための文字や数字の発生装置である。
SCU11は、CPU(中央演算処理装置)や、プログラム等を格納するROM(リード・オンリ・メモリ)、情報を一時的に記憶するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)等からなる。
SCU11は、ファクシミリ装置全システムの制御を司る機能を有する制御部であり、所定の伝送制御手順の実行を指示する機能を有している。
受信用バッファメモリ12は、符号化復号化部4によって復調された白黒2値の画像情報を一時的に格納するメモリである。なお、受信用バッファメモリ12は、送信用バッファメモリ3と同様の構成を有する。
記録制御部13は、受信用バッファメモリ12から出力される画像信号によって、受信した画像情報を記録紙上に記録するための制御を行う。
画像記録部14は、受信画像情報を記録用紙に記録する機能を有するプロッタ等の画像記録装置から構成される。
次に、このように構成される本実施の形態に係るファクシミリ装置の送信時における動作について説明する。
図2は、本実施の形態に係るファクシミリ装置の送信時における動作の手順を示したフローチャートである。
また、図3は、本実施の形態に係るファクシミリ装置の操作・表示部8における表示画面の例を示した図である。
まず、操作者(オペレーター)がファクシミリ装置に送信原稿15をセットすると(ステップ1)、ファクシミリ装置は、操作・表示部8のスタートキーが押下されたか否かを判断する(ステップ2)。
スタートキーの押下が認識されない場合(ステップ2;N)、ファクシミリ装置はそのまま待機する。
一方、スタートキーの押下が認識された場合(ステップ2;Y)、ファクシミリ装置は、画像読み取り部1を制御し、セットされた送信原稿15の読み取り処理を開始する。
送信原稿15の読み取り処理中は、図3のG1に示す画面が操作・表示部8に表示される。
画像読み取り部1は、送信原稿15の読み取り処理後(あるいは読み取り処理前)に、最初の送信原稿15に記入(記載)されている送信先FAX番号(相手先電話番号)の識別子を読み取る(ステップ3)。
本実施の形態では、識別子として送信先FAX番号(相手先電話番号)をコード化したバーコードを用いる。
従って、ここでは、画像読み取り部1に設けられたバーコードリーダーを用いてバーコードを読み取る処理を行う。
なお、このバーコードは、予め送信原稿15に添付されているものとする。
このバーコードの読み取り処理中は、図3のG2に示す画面が操作・表示部8に表示される。
次に、ファクシミリ装置は、画像読み取り部1で読み取った送信先FAX番号の情報を、一旦SCU11内のメモリ(レジスタやRAM)に読み込む(ステップ4)。
続いて、ファクシミリ装置は、SCU11内のメモリに格納された送信先FAX番号の情報と、予め送信先FAX番号記憶部9に登録しておいた送信先FAX番号を照合(照会)する処理を行う(ステップ5)。
即ち、送信先FAX番号記憶部9に記憶(格納)されている宛先登録情報から、読み取ったFAX番号と同じ番号を検索する。
送信先FAX番号記憶部9に記憶(格納)されているファクシミリ番号(宛先登録情報)と、読み取ったFAX番号との照合(紹会)結果、即ち読み込まれた送信先FAX番号と宛先情報を操作・表示部8に表示する。
そして、操作・表示部8において当該送信先が正しいか否かの判断を操作者(オペレーター)に対して促す(ステップ7)。
なお、送信先FAX番号記憶部9に記憶(格納)されているファクシミリ番号(宛先登録情報)と、読み取ったFAX番号とが正しく照合(照会)されると、図3のG3に示す画面を操作・表示部8に表示する。
一方、送信先FAX番号記憶部9に記憶(格納)されている送信先のファクシミリ番号(宛先登録情報)と、読み取ったFAX番号とが正しく照合(照会)されない場合、即ち送信先FAX番号記憶部9のファクシミリ番号(宛先登録情報)に読み取ったFAX番号と同じ番号が無い場合には、図3のG4に示す画面、つまり送信先FAX番号記憶部9に該当するファクシミリ番号(宛先登録情報)が登録されていない旨を操作・表示部8に表示する。
このように、照合(照会)結果を操作・表示部8に表示することにより、操作者(オペレーター)に対して送信先FAX番号と宛先情報を視覚的に認識させることができる。
この段階で操作者(オペレーター)は、送信先に誤りが無いか否かを判断する。
操作者(オペレーター)によって当該送信先が正しいものであると判断され、操作・表示部8のOKボタンが押下された場合(ステップ7;Y)、ファクシミリ装置は、読み取ったFAX番号を送信先に指定し、モデム5および網制御部6を制御して相手先を呼び出した後、画像情報を送信(ファクシミリ送信)を実行し(ステップ8)、処理を終了する。
一方、操作者(オペレーター)によって当該送信先が正しくない送信先、即ち誤った送信先であると判断され、操作・表示部8のCancelボタンが押下された場合(ステップ7;N)、ファクシミリ装置は、画像情報の送信(ファクシミリ送信)を取り消し(ステップ9)、処理を終了する。
操作・表示部8のCancelボタンが押下された場合、即ち画像情報の送信(ファクシミリ送信)を取り消した場合には、図3のG5に示す画面、つまり画像情報の送信(ファクシミリ送信)を取り消した旨を操作・表示部8に表示する。
なお、画像情報の送信(ファクシミリ送信)を実行中にエラーが発生した場合には、図3のG6に示す画面、つまりファクシミリ送信に失敗した旨を操作・表示部8に表示する。
このように本実施の形態では、送信原稿15の所定位置に記録された送信先のファクシミリ番号の情報(バーコード)を光学式に読み取り、さらに、この読み取られたファクシミリ番号と予め登録された宛先情報(ファクシミリ番号)を照合し、送信先情報を操作・表示部8で表示するように構成されている。
これにより、操作者(オペレーター)に対して、これから送ろうとしているファクシミリの送信先情報が意図した宛先か否かを視覚的に認識させた状態で確認させることができる。
従って、登録情報、即ち登録されているファクシミリ番号のリストから誤って宛先を選択してしまったり、FAX番号のみの表示でどこへ送られるのか確認できなかったり等の不具合を抑制することができるため、結果として操作者(オペレーター)の操作ミス(誤操作)を防ぐことができ、格段に誤送信が生じる可能性が低減される。
なお、本実施の形態では、送信先FAX番号記憶部9に記憶(格納)されている送信先のファクシミリ番号(宛先登録情報)と、読み取ったFAX番号とが正しく照合(照会)されない場合であっても、OKボタンが押下された場合には、読み取ったFAX番号を送信先に指定しファクシミリ送信できるように設定されている。
しかし、誤送信を防止するために、送信先FAX番号記憶部9に記憶(格納)されている送信先のファクシミリ番号(宛先登録情報)と、読み取ったFAX番号とが正しく照合(照会)されない場合には、読み取ったFAX番号を送信先に指定できないように設定するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、送信先FAX番号記憶部9に記憶(格納)されているファクシミリ番号(宛先登録情報)と、読み取ったFAX番号とが正しく照合(照会)された場合であっても、正しく照合(照会)されない場合であっても、照合(照会)結果を操作・表示部8に表示し、次処理の指示を受け付けるように構成されている。
しかし、ファクシミ送信時の操作者の利便性をより向上させるために、送信先FAX番号記憶部9に記憶(格納)されている送信先のファクシミリ番号(宛先登録情報)と、読み取ったFAX番号とが正しく照合(照会)された場合には、自動的に読み取ったFAX番号を送信先に指定し、送信処理を行うように構成してもよい。
さらに、本実施の形態に係るファクシミリ装置では、上述したステップ3の送信先FAX番号(相手先電話番号)の識別子であるバーコードを読み取る処理において、操作者(オペレーター)による識別子(バーコード)の記載(添付)領域の指定を操作・表示部8から受け付ける受付機能を設けるようにしてもよい。
そして、識別子(バーコード)の記載(添付)領域の指定を受け付けた場合、画像読み取り部1は、受け付けられた指定領域に対してのみスキャン(読取処理)を行うようにする。
このように、受け付けられた指定領域に対してのみスキャン(読取処理)を行うことにより、送信原稿15の全領域から識別子(バーコード)を探す無駄な処理が必要なくなるため、ステップ3の送信先FAX番号(相手先電話番号)の識別子であるバーコードを読み取る処理に必要な時間の短縮化、即ち読み取り処理の高速化を図ることができる。
さらに、受け付けられた指定領域に対してのみスキャン(読取処理)を行うことにより、識別子(バーコード)ではない部分を誤って識別子(バーコード)と認識する可能性がなくなるため識別子(バーコード)の誤認識を抑制(減少)させることができる。
また、操作者(オペレーター)によって当該送信先が正しくない送信先、即ち誤った送信先であると判断され、操作・表示部8のCancelボタンが押下された場合、即ち、送信先情報が操作者(オペレーター)の意図とは違う場合、ファクシミリ送信を取消し、送信先情報を手動による設定に切り替える機能を設けるようにしてもよい。
このような切替機能を設けることにより、送信先の指定時に不具合が生じた場合における操作者(オペレーター)の利便性を向上させることができる。
本実施の形態に係るファクシミリ装置の概略構成を示した機能ブロック図である。 本実施の形態に係るファクシミリ装置の送信時における動作の手順を示したフローチャートである。 本実施の形態に係るファクシミリ装置の操作・表示部における表示画面の例を示した図である。
符号の説明
1 画像読み取り部
2 画像処理部
3 送信用バッファメモリ
4 符号化復号化部
5 モデム
6 網制御部
7 電話機
8 操作・表示部
9 送信先FAX番号記憶部
10 キャラクタジェネレータ
11 SCU
12 受信用バッファメモリ
13 記録制御部
14 画像記録部

Claims (5)

  1. 登録済みの送信先の情報である登録送信先情報を格納する記憶手段と、
    送信原稿に記載された送信先の識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた前記送信先の識別情報と、前記記憶手段に格納されている前記登録送信先情報を照合する照合手段と、
    前記照合手段により、前記送信先の識別情報と合致する情報が前記登録送信先情報から検出された場合、この送信先をファクシミリ送信先として指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された送信先へ、前記送信原稿をファクシミリ送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記指定手段により指定された送信先の情報を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 前記送信原稿に記載された送信先の識別情報の記載領域の指定を受け付ける受付手段を備え、
    前記読取手段は、前記受付手段により受け付けられた前記送信先の識別情報の記載領域の指定情報に基づいて、前記送信原稿に記載された送信先の識別情報を読み取ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 前記照合手段により、前記送信先の識別情報と合致する情報が前記登録送信先情報から検出されない場合、手動による送信先指定へ切り替える切替手段を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 前記送信原稿に記載された送信先の識別情報は、送信先のファックス番号の情報を持つバーコードまたはマークシート、あるいは送信先のファックス番号を表示した文字列であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載のファクシミリ装置。
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