JP3335064B2 - Ocr機能付きファクシミリ装置 - Google Patents

Ocr機能付きファクシミリ装置

Info

Publication number
JP3335064B2
JP3335064B2 JP05127796A JP5127796A JP3335064B2 JP 3335064 B2 JP3335064 B2 JP 3335064B2 JP 05127796 A JP05127796 A JP 05127796A JP 5127796 A JP5127796 A JP 5127796A JP 3335064 B2 JP3335064 B2 JP 3335064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facsimile
sheet
document
character
destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05127796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09247318A (ja
Inventor
繁 山須田
Original Assignee
松下電送システム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電送システム株式会社 filed Critical 松下電送システム株式会社
Priority to JP05127796A priority Critical patent/JP3335064B2/ja
Publication of JPH09247318A publication Critical patent/JPH09247318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3335064B2 publication Critical patent/JP3335064B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Discrimination (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取った原稿を
文字認識するOCR(光学式文字読み取り)機能を付加
したOCR機能付きファクシミリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置においては、原
稿を送信する場合、発信者が原稿をファクシミリ装置に
セットしたうえで、相手先のFAX番号を直接ファクシ
ミリ装置に入力して送信ボタンを押下するというもので
あった。この相手先FAX番号を簡略化する従来の方法
として、以下に2つの例を説明する。
【0003】(従来例1)第1は、よく利用する複数の
相手先のFAX番号をファクシミリ装置本体に登録し、
その登録番号を相手先のFAX番号の代わりに入力する
ことによって送信可能とする、いわゆるワンタッチダイ
アル方式である。この方式は、最近のファクシミリ装置
に広く採用されており、その応用として、複数の宛先F
AX番号をひとつの登録番号とし、その登録番号を入力
することにより、複数の宛先FAXに対して同一原稿を
同報することができる、いわゆるグループ同報機能を有
するファクシミリ装置もあり、同一原稿を一斉に送信す
る必要のある部署にて頻繁に利用されている。
【0004】(従来例2)第2は、ワンタッチダイアル
方式におけるFAX番号の登録作業を不要とするため
に、OCR装置による文字認識機能を付加したファクシ
ミリ装置であり、例えば、特開平2−50567号公
報、特開平3−26174号公報等に記載されている。
この従来例2を図12を用いて説明する。図12におい
て、131は原稿読み取り手段、132は文字認識手
段、133は自動発呼手段、134は符号化/復号化
器、135はモデム、136は公衆回線、137は記録
手段である。
【0005】以上のように構成されたファクシミリ装置
について図13を参照しながらその動作を説明する。送
信者が原稿を送信する場合、まず特定の位置141に相
手先ファクシミリ番号を記した原稿142を原稿読み取
り手段131が読み取れるように所定の位置にセットす
る。次に、原稿読み取り手段131は、その相手先ファ
クシミリ番号を読み取り、文字認識手段132に送る。
文字認識手段132は、入力されたデータから相手先フ
ァクシミリ番号を認識し、自動発呼手段133に送る。
自動発呼手段133は、モデム135を介して相手先に
発呼する。原稿読み取り手段131で読み取られたデー
タは、符号化/復号化器134で順次データ圧縮され、
モデム135により公衆回線136を通して相手先に送
信される。逆に公衆回線136からモデム135で受信
したファクシミリデータは、符号化/復号化器134で
データ伸長され、記録手段137で用紙に印刷される。
【0006】以上により、送信者は送信相手先のFAX
番号を入力することなく、原稿を送信することができ
る。なお、上記例の文字認識手段の代わりにバーコード
読み取り手段を用いて、同様の効果をあげるものもある
(特開平2−113770号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の方法では幾つかの問題点がある。以下、上記の各
従来例に沿って、その問題点を説明する。
【0008】(従来例1の問題点)従来例1の場合は、
相手先のFAX番号を使用する初期段階で、事前にファ
クシミリ装置本体に登録する必要があり、その登録方法
は概して複雑であるため、ファクシミリ装置の設定時に
メーカのサービスマンが行なうか、あるいはファクシミ
リ装置の管理を務める管理者等が実施しており、ファク
シミリの通常利用者が設定するのが難しいという問題点
がある。
【0009】また、登録FAX番号は、当該ファクシミ
リ装置に対してなされるものであるため、複数人がひと
つのファクシミリ装置を利用する場合は、その共通に利
用するであろう相手先FAX番号を登録せざるを得ない
ことになる。これは、登録可能なFAX番号の数が、そ
のファクシミリ装置によって限定されていることにも起
因している。従って、利用する個人単位に必要な相手先
FAX番号をすべて登録することは困難なため、他人が
使用する登録番号と一緒に、自分の利用したい番号が混
在した状態になってしまうか、または自分の利用したい
番号を登録することができない事態が発生する。ひとえ
にこれは、ファクシミリ装置というひとつの装置を複数
人の個人が共用して使うことと、個人固有の情報(この
場合は個人単位の相手先FAX番号)を共有物であるフ
ァクシミリ装置に登録するという行為が矛盾しているこ
とから生ずる問題である。また、例えば出張や組織移動
等により、ある利用者が、自分の登録したファクシミリ
装置以外のファクシミリを使用する場合には、上記登録
番号を利用することはできないので、この場合は、再
度、登録し直す必要が生ずる。
【0010】これらの問題点は、グループ同報機能の登
録においても全く同様となる。 (従来例2の問題点)従来例2の場合は、従来例1の問
題点である登録方法の簡略化を目的としたものであるこ
とから、登録操作の容易性の問題は解決されるが、OC
R方式の場合は、その認識率に問題がある。特に手書き
にて相手先FAX番号を記入する方式では(例えば、特
開平2−50567号公報など)、手書き文字の認識率
が実用上問題となる。誤認識があった場合は、その修正
に要する時間が大きすぎて、直接、相手先FAX番号を
入力した方が、かえって操作性がよくなるという、本末
転倒の結果となることもありうる。OCR方式の場合の
認識率の目安は、電話番号の入力間違い(電話のかけま
ちがい)の確率程度である必要があり、一般的には、1
-5程度となる。現状の手書き文字認識では、この認識
率の達成は難しいとされるため、上述の問題が発生する
ことになる。また、手書き文字ではなく、たとえば、活
字やワードプロセッサで印刷した文字を認識する場合で
も(特開平3−26174号公報)、使用するフォント
によっては認識率が十分とはいえない。
【0011】また、OCRの代わりにバーコードを用い
る方式の場合は、バーコードそのものを送信用紙に印刷
すること自体が容易ではないため、特殊な用紙を作成す
ることになり、経済的な面からも、バーコード化する相
手先FAX番号は畢竟、限定せざるを得なくなる。この
理由により、ファクシミリ装置本体のワンタッチダイア
ル方式の方が、特殊な用紙を必要としない点で、かえっ
て優位性があると考えられるため、バーコード方式にも
大きな問題があることになる。
【0012】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、文字認識率を、簡単な運用で、最高率
へ高めることのできるOCR機能付きファクシミリ装置
を提供することを目的とするものである。
【0013】また、本発明は、送信者が相手先FAX番
号を直接ファクシミリ装置に押下入力することなく、確
実かつ容易に原稿を送信できるOCR機能付きファクシ
ミリ装置を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、同一原稿のファクシミリ
同報を、相手先FAX番号を直接ファクシミリ装置に押
下入力することなく、確実かつ容易に行なうことのでき
るOCR機能付きファクシミリ装置を提供することを目
的とする。
【0015】また、本発明は、複数人で共用するファク
シミリ装置を用いて、使用する各個人単位の頻度の高い
通信相手先を各個人毎に選択可能とするとともに、各々
の通信相手先毎にFAXカバーシートを自動作成するO
CR機能付きファクシミリ装置を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明のOCR機能付きファクシミリ装置は、手書
きまたは印刷により記載された相手先ファクシミリ番号
を読み取って文字認識し、文字認識したファクシミリ番
号をOCR装置に内蔵のフォント文字に変換して所定の
様式のOCRシートに印刷して第1原稿を作成する手段
と、第1原稿に所定の事項を記載して作成した第2原稿
の所定欄から文字変換された相手先ファクシミリ番号を
読み取り、その番号へ自動ダイヤルする手段とを備えた
ものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、相手先ファクシミリ番号の指示入力がなくて送信指
示ボタンが押下されたときに読取を開始して原稿の所定
欄を文字認識する文字認識手段と、前記文字認識手段に
よりコード化された相手先ファクシミリ番号へ自動ダイ
ヤルして送信原稿を送信するシート利用送信手段と、前
記文字認識手段によりコード化された相手先ファクシミ
リ番号を装置内蔵のフォント文字に変換して所定の様式
のOCRシートに印刷する第1原稿作成手段と、前記シ
ート利用送信手段を実行するか、前記第1原稿作成手段
を実行するかを前記原稿の内容に応じて決定する作成/
送信決定手段とを備えることにより、簡単な同一の操作
で自動ダイヤル送信と第1原稿作成とを使い分けること
ができる
【0018】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、相
手先ファクシミリ番号の指示入力があってから送信指示
ボタンが押下されたときに、原稿の読取を開始し前記指
示入力された相手先ファクシミリ番号宛に前記原稿を送
信する構成を備えることにより、相手先ファクシミリ番
号を手動で指示して送信させることができる。
【0019】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、前
記シート利用送信手段に送信先を指示するためのシート
のテンプレートデータをメモリ内に持ち、操作者の指示
によりこのテンプレートデータを印刷するテンプレート
印刷手段を備えることにより、必要なときにOCRシー
トの原本を直ちに入手することができる。
【0020】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、
記作成/送信決定手段は、読み取られた原稿の所定欄の
記入の有無により、前記第1原稿作成手段か前記シート
利用送信手段かを決定する構成とすることにより、同一
形式のOCRシートを用いながら第1原稿の作成かシー
トを利用した送信かを簡単に判断することができる。
【0021】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、
記第1原稿作成手段か前記シート利用送信手段かを決定
するための前記原稿の所定欄が、送信チェック欄であ
り、すべての送信チェック欄が空欄の場合に前記第1原
稿作成手段に入る構成を備えることにより、特別な指示
操作やOCRシートへの新たな記入の必要がなく、簡単
に第1原稿の作成を指示できる。
【0022】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
4記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、
記第1原稿作成手段か前記シート利用送信手段かを決定
するための前記原稿の所定欄が、この目的のために専用
に設けられた欄であり、この欄に記入があった場合に前
記第1原稿作成手段に入る構成とすることにより、1ヶ
所の欄を読み取るだけで迅速に第1原稿の作成であるこ
とを判断できる。
【0023】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、
記第1原稿作成手段か前記シート利用送信手段かを決定
するための前記原稿の所定欄の記入の有無の確認を文字
認識により行う構成とすることにより、相手先ファクシ
ミリ番号の文字認識と同時に行えるため、処理効率を高
めることができる。
【0024】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、
記第1原稿作成手段が、操作者の指示により、相手先名
等の文字を読み取って文字認識し、文字認識した文字列
を内蔵のフォント文字に置換する構成とすることによ
り、手書きの漢字かな混じりの文字列もきれいなフォン
ト文字とすることができる。
【0025】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、
記第1原稿作成手段が、複数の相手先ファクシミリ番号
を読み取って文字認識した結果、すべての相手先ファク
シミリ番号の記入がなかった場合、キー入力を受け付
け、入力されたコードデータを内蔵のフォント文字に変
換して所定の様式のOCRシートに相手先ファクシミリ
番号として印刷し第1原稿を作成する構成とすることに
より、文字認識によらず直接相手先ファクシミリ番号を
打ち込んで第1原稿を作成することもできる。
【0026】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、
キー入力された番号は操作パネルに表示され、区切りコ
ードとして定められた所定のコードの入力により1件分
の相手先ファクシミリ番号を認識し、キー入力の終了と
して定められた所定のコードの入力によりキー入力の受
け付けを終了する構成とすることにより、直接相手先フ
ァクシミリ番号を打ち込んで第1原稿を作成する場合の
処理効率を高めることができる。
【0027】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、
前記シート利用送信手段が原稿の相手先ファクシミリ番
号を文字認識する際に、文字認識アルゴリズムが文字パ
ターンとして参照する字形が装置内蔵フォントのパター
ンと同一とすることにより、相手先ファクシミリ番号の
文字認識率を最高率とすることができる。
【0028】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、
前記シート利用送信手段が原稿の相手先ファクシミリ番
号を文字認識した結果、複数の相手先への送信が指示さ
れていた場合、一度読み取った送信原稿を複数の相手先
へ同報送信する構成とすることにより、一枚のOCRシ
ートを送信原稿に添付するだけで同一送信原稿を複数の
相手先へ送信することができる。
【0029】本発明の請求項13に記載の発明は、請求
記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、
前記シート利用送信手段が、原稿に記載の情報から相手
先ごとにカバーシートを作成し、送信原稿に添付してフ
ァクシミリ送信する構成とすることにより、各相手先ご
とに体裁のよいカバーシートを自動的に添付することが
できる。
【0030】本発明の請求項14に記載の発明は、請求
記載のOCR機能付きファクシミリ装置において、
前記シート利用送信手段が原稿の相手先ファクシミリ番
号を文字認識してコードデータを生成し、これを発呼番
号としてメモリに記憶し、この発呼番号を基に自動ダイ
ヤルを行う構成とすることにより、相手先ファクシミリ
番号を直接押下することなく自動でダイヤルすることが
できる。
【0031】本発明の請求項15に記載の発明は、請求
14記載のOCR機能付きファクシミリ装置におい
て、前記シート利用送信手段がメモリに記憶した前記
発呼番号からフォント文字を生成し、このフォント文字
をファクシミリ番号欄に記載してカバーシートを作成
し、このカバーシートを送信原稿に添付してファクシミ
リ送信する構成とすることにより、相手先ファクシミリ
番号をフォント文字で記載したカバーシートを容易に作
成することができる。
【0032】本発明の請求項16に記載の発明は、請求
項1乃至請求項15記載のOCR機能付きファクシミリ
装置に読み込まれるOCRシートであって、文字認識し
た相手先ファクシミリ番号コードを内蔵のフォント文字
に置換して第1原稿を作成する第1原稿作成であるか、
文字認識したファクシミリ番号コードへ自動ダイヤルす
るシート利用送信であるかを識別するための欄を備える
ことにより、同一形式のOCRシートを用いながら第1
原稿の作成かシートを利用した送信かを簡単に判断する
ことができる。
【0033】本発明の請求項17に記載の発明は、請求
1乃至請求項15記載のOCR機能付きファクシミリ
装置に読み込まれるOCRシートであって、相手先ファ
クシミリ番号が装置内蔵フォント文字で記載されている
ことにより、文字認識率を最高率とし正確なファクシミ
リ番号にダイヤルすることができる
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】(実施の形態)以下、本発明の一実施の形
態について図面を参照して説明する。図1は本発明の一
実施の形態におけるOCR機能付きファクシミリ装置の
構成を示すものである。図1において、10は内部バ
ス、11はテンキー等を備えた操作入力手段、12は原
稿等を読み取るための原稿読み取り手段、13は読み取
った原稿等の文字認識を行なう文字認識手段、14は原
稿等を印刷する記録手段、15は装置に内蔵されたフォ
ントメモリで、文字認識手段13にて認識最適化を行な
った最も認識率の高いフォントを格納したものである。
16は装置全体を制御する制御部、17は読み取った原
稿を格納したり、印刷データを用意したりするための作
業用のワークメモリ、18はファクシミリ通信のための
符号化/復号化器であり、19は自動発呼手段、20は
モデムで公衆回線に接続されている。
【0039】なお、本実施の形態では、各ユニット間を
バス接続しているが、バス接続である必要はなく、別の
接続構成でもよい。また、破線で囲まれたユニット11
から17によってOCR装置が構成されており、ファク
シミリ装置と兼用となっている。
【0040】図2は上記OCR機能付きファクシミリ装
置におけるOCR機能の基本動作を示すフロー図であ
る。図2において、原稿読取り手段12が原稿Aの手書
き文字を読み取り(ステップ21)、その手書き文字を
文字認識手段13が文字認識して、対応する装置内蔵フ
ォントの文字をフォントメモリ15から読み込んで手書
き文字と置換し(ステップ22)、そのフォント文字を
記録手段14で印刷して原稿Bとして出力する(ステッ
プ23)。次に、その原稿Bのフォント文字を再度文字
認識手段13で文字認識することにより(ステップ2
4)、文字認識における認識率の高い認識結果を得るこ
とができる(ステップ25)。すなわち、文字認識手段
13は、装置に内蔵されているフォントに対して最も高
い認識率が得られるように、学習または設定されている
からである。なお、原稿Aの手書き文字は、ワープロで
印字したものや活字印刷されたものでもよい。
【0041】図3は原稿Aの一例として、ファクシミリ
通信でよく使われるFAXカバーシートを作成するため
のOCRシートを示す。30はOCRシートであり、相
手先FAX番号欄31、相手先の所属欄32、氏名欄3
3および送信チェック欄34からなる相手先アドレス情
報欄35を有する。なお、所属欄32、氏名欄33は一
例であり、所属、氏名等が複数あっても、住所等のこれ
以外の相手先情報を含んでいてもよい。36以下の部分
は発信人情報を記載する部分であり、36はFAXの件
名欄、37は通信本文欄、38は発信元のアドレス情報
欄である。また、39は文字認識手段13に対する認識
箇所のガイドラインマークである。
【0042】図4は図3に示すOCRシートを使用して
入力用のOCRシート40を作成した例であり、FAX
を送る頻度の高い相手先ファクシミリ番号を相手先FA
X番号欄41に手書きにて記入するとともに、この番号
に対応する相手先の所属ならびに氏名をそれぞれ所属欄
42、氏名欄43に手書きにて記入する。なお、発信元
のアドレス情報欄48には、アドレス情報が予め印刷さ
れている。他の部分は図3と同じである。
【0043】図5は図4に示すOCRシート40を原稿
読み取り手段12から読み込み、文字認識手段13にて
送信チェック欄44および相手先FAX番号欄41のみ
文字認識し、相手先FAX番号認識結果を制御部16の
制御の基にフォントメモリ15から該当する文字を読み
出して、相手先FAX番号欄51に印刷した第1原稿と
してのOCRシート50である。
【0044】図6は図5に示したOCRシート50を使
用して第2原稿としてのカバーシート用原稿60を作成
した例であり、送るべき相手先に相当する送信チェック
欄64にマークして(この例ではマル印;なお、マーク
としてはマル印に限定されず、X印、レ点等何でもよ
い。)、件名欄66以下を記入したものである。このカ
バーシート用原稿60を第1ページとし、その後に実際
に送信する送信原稿を重ねて原稿読み取り装置12を読
み取らせる。
【0045】図7は上記カバーシート用原稿60から生
成されて相手先に送信される実際のカバーシート70の
例であり、送信側では、ファクシミリ装置のコピー機能
を利用して、記録手段14で印刷することにより見るこ
とができる。
【0046】次に、上記したOCR機能つきファクシミ
リ装置の動作について説明する。まず、図3に示される
OCRシート30を用いて、自分個人用のOCRシート
を作成する。図3に示すようなOCRシート30のテン
プレートデータは、ワークメモリ17の中に格納されて
おり、記録手段14から印刷して出力することができ
る。このようなOCRシート30に対して、図4のごと
く、自分がFAXを送信する頻度の高い相手先を複数選
び(この図4の例では10件)、そのファクシミリ番号
を相手先FAX番号欄41に手書きにて記入する。そし
て、この番号に対応する相手先の所属ならびに氏名をそ
れぞれ所属欄42、氏名欄43に手書きにて記入する。
かつ、送信チェック欄44はすべて空欄としておく。な
お、この場合、手書きの方が簡便ではあるが、手書きで
ある必要は特になく、ワープロの出力であっても、印刷
した活字であってもかまわない。送信すべき相手先が、
本例の10件以上の場合は、このようなOCRシート4
0を複数種類作成するか、あるいは図3のフォーマット
そのものを10件以上記入可能のように変更すればよ
い。
【0047】次に、本発明のOCRシート(第1原稿)
の作成または作成されたOCRシート(第2原稿)を使
っての自動ダイヤル送信であるか、通常のファクシミリ
送信であるかを判断する動作について説明する。普通、
ファクシミリ送信においては、ファクシミリ装置の原稿
台に原稿をセットしてから相手先のファクシミリ番号を
入力し、送信指示ボタンを押下する。または、相手先の
ファクシミリ番号を入力してから原稿をセットし、送信
指示ボタンを押下する。このように通常の送信時には、
送信の開始を指示する前に必ず相手先のファクシミリ番
号が指示される。この点においては、本発明も同様であ
り、上記のようにして本発明のOCRシート自体をファ
クシミリ送信することができる。一方、原稿がセットさ
れてから相手先のファクシミリ番号の入力なしに送信指
示ボタンが押下された場合、これまでは警告音を発して
操作者に注意を促すのみであったが、本発明では、OC
Rシート(第1原稿)の作成または作成されたOCRシ
ート(第2原稿)を使っての自動ダイヤル送信が指示さ
れたものと判断し、原稿台のOCRシートを読み込み、
メモリに展開する。
【0048】以下、第1原稿作成手順について図8のフ
ローチャートを参照して説明する。まずOCRシート4
0を原稿として原稿読み取り手段12にて原稿を読み取
り、ワークメモリ17にイメージデータとして格納する
(ステップ81)。文字認識手段13に対する認識箇所
のガイドラインマーク49にしたがって、送信チェック
欄44を文字認識手段13によって認識し(ステップ8
2)、相手先情報欄45のすべての送信チェック欄44
が空欄であるか否か判別し(ステップ83)、空欄でな
ければ、OCRシート(第1原稿)作成処理でないと判
断し処理を終了する。すべての送信チェック欄44が空
欄であれば、認識箇所のガイドラインマーク49にした
がって、相手先情報45に含まれるすべての(この例で
は10件)相手先FAX番号欄41を文字認識手段13
によって認識する(ステップ84)。ここでは、すべて
の送信チェック欄44が空欄であった場合にOCRシー
ト作成処理であると判断したが、OCRシート作成を指
示するための専用の欄を設けて、その欄に記入があった
場合にOCRシート作成処理であると判断するようにし
てもよい。次に、この認識結果から内部フォントメモリ
15を用いてフォントパターンを発生させ、ワークメモ
リ17の相手先FAX番号に相当するイメージデータを
このフォントパターンで置換する(ステップ85)。内
部フォントは、文字認識手段13での認識率が最も高い
フォント文字を事前にフォントメモリ15に用意してお
く。認識率を最大にする文字の選択は、認識方式に依存
するものであるが、認識方法を固定すれば、定まること
になる(例えば、学習効果を利用する認識方法など)。
ここでは、相手先FAX番号欄41を文字認識してOC
Rシートを作成したが、すべての相手先FAX番号欄4
1が空欄であった場合には、キー入力を受け付けて、入
力された相手先FAX番号に対応するフォントパターン
を生成してOCRシートを作成するようにしてもよい。
以上の処理を終了したワークメモリ17の内容を記録手
段14にて印刷し、図5のOCRシート50を作成する
(ステップ86)。ここで、もし、認識結果が誤ってい
れば、上記手順ステップ81から86までを正しい認識
結果が得られるまで繰り返すか、あるいは別の訂正機能
(図示せず。一般の文字認識方法と同様でよい。)にて
修正する。
【0049】このOCRシート50を個人毎に所有して
おく。利便のためには、これを複写機にて複数枚コピー
を所持するのが一般的と考えられる。
【0050】次に、実際の原稿を送信する手順を図9お
よび図10のフローチャートおよび図11のFAX送信
概念図を用いて説明する。
【0051】まず、OCRシート50を用いて図6のカ
バーシート用原稿60を作成する。すなわち、図6にお
いて、送るべき相手先に相当する送信チェック欄64に
マーク(この例ではマル印;マークとしてはマル印に限
定されない)する。送信先が1箇所ならば、ひとつだけ
マークする。送信先が複数の場合は、そのすべてにマー
クする。次に、件名欄66以下に必要な件名、送信メッ
セージ、発信人情報を記入する。これで、カバーシート
用原稿60が完成するので、これを図11の送信原稿1
101の前に置き、まずカバーシート用原稿60を原稿
読み取り手段12から読み込み、カバーシート用原稿メ
モリ1102にイメージデータとして格納する(ステッ
プ91)。文字認識手段13に対する認識箇所のガイド
ラインマーク69にしたがって、文字認識手段13は、
カバーシート用原稿メモリ1102に格納された相手先
情報欄65に相当する相手先情報1103の先頭の送信
チェック欄および相手先FAX番号欄を文字認識し(ス
テップ92)、カウンタNを0にリセットする(ステッ
プ93)。次に、送信チェック欄の認識結果からチェッ
クされているか否か判別し(ステップ94)、チェック
されていれば、送信対象となるので、カウンタNを1つ
増し(ステップ95)、相手先メモリ1105中に設け
た発呼メモリ1106のN番目に、その認識した相手先
FAX番号1109を格納する(ステップ96)。次
に、相手先情報1103から所属欄と氏名欄の内容(イ
メージデータ)を切り出して、それぞれ相手先メモリ1
105中に設けた所属メモリ1107と氏名メモリ11
08のN番目にコピーする(ステップ97)。ステップ
94で送信チェックがない場合は、当該相手先は送信対
象ではないので、上記ステップ95からステップ97ま
でをスキップする。ここで、相手先情報1103のすべ
ての行が終了したか判断し(ステップ98)、終了して
いなければ、相手先情報1103の次の行のガイドライ
ンマーク69に進み(ステップ100A)、ステップ9
4へ戻って以下繰り返す。相手先情報1103のすべて
の行の文字認識が終了すると、チェックされたすべての
送信先相手先FAX番号1109、所属1110、氏名
1111が、それぞれ発呼メモリ1106、所属メモリ
1107、氏名メモリ1108にN(図6の例では2)
組格納されたことになる。次に、発呼メモリ1106に
データが格納されているかどうかを調べる(ステップ9
9)。ステップ95からステップ97までを通って来な
い場合は、ステップ94で送信チェックがなかった場合
であり、発呼メモリ内1106にはFAX番号が格納さ
れないので、FAX送信ではないため処理を終了する。
発呼メモリ1106内に相手先FAX番号が格納されて
いる場合は、次にカバーシート用原稿メモリ1102か
ら件名欄66以下に相当する発信人情報1104のイメ
ージデータを切り出して、発信人メモリ1112にコピ
ーする(ステップ100)。
【0052】以上でカバーシートに対する処理を終え、
引き続き、送信原稿1101の処理に入る。ステップ9
1にて送信原稿のイメージデータはワークメモリ内にあ
るので、一旦これを原稿メモリ1114に移す(ステッ
プ101)。なお、ここでは、処理の分かりやすくする
ために原稿メモリ1114へ移したが、メモリの効率を
上げるために、送信原稿データをワークメモリに置いた
ままでも、メモリ管理を行なえば上記処理は可能であ
る。
【0053】さて、いよいよFAX送信処理に移る。実
際に送信されるカバーシート70に相当するデータを格
納するエリアとしてワークメモリ内にカバーシートメモ
リ1113を設ける。カバーシートメモリ1113に
は、あらかじめカバーシート70の所定のイメージデー
タを準備しておく。すなわち、図7のタイトル74、発
信日時76、宛先77等をイメージデータとして格納し
ておくわけである。ここに、相手先情報を格納した発呼
メモリ1106から読み出した相手先FAX番号110
9からフォントメモリ15を用いて相手先FAX番号に
相当するイメージデータを相手先FAX番号欄71の相
当する箇所へ埋め込み、次いで所属メモリ1107から
読み出した所属イメージデータ1110を所属欄72
へ、氏名メモリ1108から読み出したイメージデータ
1111を氏名欄73にそれぞれ埋め込むとともに、発
信人メモリ1112のイメージデータを件名欄75以下
にセットする。これで、カバーシート70のイメージデ
ータが作成されたことになる。そして、カバーシートメ
モリ1113と原稿メモリ1114を合わせて、送るべ
きFAX送信データ1116とする(ステップ10
2)。
【0054】なお、カバーシートメモリ1113と原稿
メモリ1114は、ポインタによるリンク1115を張
ることで可能となる。次に、発呼メモリ1106に格納
された相手先FAX番号1109を用いて自動発呼手段
19により発呼し(ステップ103)、以下、準備した
FAXデータを符号化/復号化器18、モデム20を経
由して公衆回線へと送り出すことにより、FAXの送信
を実行する(ステップ104)。これで、最初の宛先分
が終了したので、カウンタNを1つ減じ(ステップ10
5)、送信すべきデータがまだ存在するか否か判断して
(ステップ106)、まだ送信データがあればステップ
102から処理を繰り返す。すべての送信データが終了
すれば、それをワークメモリ17から消去して全体の処
理を終える。
【0055】
【発明の効果】本発明は、上述の構成により、同一形式
のOCRシートを用いながら、シートを利用した自動ダ
イヤル送信かこの自動ダイヤル送信に利用するOCRシ
ートの印刷かを簡単に判断して行うことができる。ま
た、読み取ったOCRシートの文字を認識し、その認識
方式での認識率の最も高いフォント文字によりOCRシ
ートの文字を置換した上で、その置換文字を対象とし
て、再度、読み取り、認識を行なうことにより、文字認
識率をその認識方式の限界まで高めることができ、これ
により、OCR機能付きファクシミリ装置における文字
認識率を、簡単な運用で、最高率へ高めることができ
る。
【0056】また、認識対象をファクシミリ通信の相手
先FAX番号とした場合には、その高認識率により、認
識誤りを電話のかけまちがい程度とすることができるた
め、誤認識を気にせずに、相手先FAX番号を直接ファ
クシミリ装置に押下入力することなく、確実かつ簡単に
ファクシミリ送信を行なうことができる。
【0057】また、複数の相手先FAX番号を一枚のヘ
ッダ用紙で構成することにより、前述の高認識率とあい
まって、同一原稿のファクシミリ同報通信を確実かつ簡
単に実現することができ、さらに、このヘッダ用紙を各
個人毎に作成することによって、共通利用を前提とする
ファクシミリ装置であっても、あたかも個人専用である
かのごとく、個人ごとで設定した宛先へ、個別ないしは
同報ファクシミリ通信を確実かつ簡単に実現することが
でき、FAXカバーシートの自動生成も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるOCR機能付き
ファクシミリ装置のブロック図
【図2】本発明の一実施の形態におけるOCR機能のフ
ロー図
【図3】本発明の一実施の形態におけるOCRシートの
様式図
【図4】OCRシートに相手先FAX番号を記載したO
CRシートの様式図
【図5】OCRシートに相手先FAX番号認識結果を記
載して第1原稿としたOCRシートの様式図
【図6】第1原稿に所定事項を記載して第2原稿とした
カバーシート用原稿の様式図
【図7】第2原稿から作成して相手先へ出力するFAX
カバーシートの様式図
【図8】本発明の一実施の形態における第1原稿作成手
順のフロー図
【図9】本発明の一実施の形態における第2原稿読み取
り手順のフロー図
【図10】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ
送信手順のフロー図
【図11】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ
送信時の概念図
【図12】従来におけるファクシミリ装置のブロック図
【図13】従来におけるFAXカバーシートの様式図
【符号の説明】
10 バス 11 操作入力手段 12 原稿読み取り手段 13 文字認識手段 14 記録手段 15 フォントメモリ 16 制御部 17 ワークメモリ 18 符号化/復号化器 19 自動発呼手段 20 モデム 30,40 OCRシート 50 OCRシート(第1原稿) 60 カバーシート用原稿(第2原稿) 70 カバーシート

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手先ファクシミリ番号の指示入力がな
    くて送信指示ボタンが押下されたときに読取を開始して
    原稿の所定欄を文字認識する文字認識手段と、前記文字
    認識手段によりコード化された相手先ファクシミリ番号
    へ自動ダイヤルして送信原稿を送信するシート利用送信
    手段と、前記文字認識手段によりコード化された相手先
    ファクシミリ番号を装置内蔵のフォント文字に変換して
    所定の様式のOCRシートに印刷する第1原稿作成手段
    と、前記シート利用送信手段を実行するか、前記第1原
    稿作成手段を実行するかを前記原稿の内容に応じて決定
    する作成/送信決定手段とを備えることを特徴とするO
    CR機能付きファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 相手先ファクシミリ番号の指示入力が
    ってから送信指示ボタンが押下されたときに、原稿の読
    取を開始し前記指示入力された相手先ファクシミリ番号
    宛に前記原稿を送信することを特徴とする請求項1記載
    のOCR機能付きファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記シート利用送信手段に送信先を指示
    するためのシートのテンプレートデータをメモリ内に持
    ち、操作者の指示によりこのテンプレートデータを印刷
    するテンプレート印刷手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載のOCR機能付きファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記作成/送信決定手段は、読み取られ
    た原稿の所定欄の記入の有無により、前記第1原稿作成
    手段か前記シート利用送信手段かを決定することを特徴
    とする請求項1記載のOCR機能付きファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1原稿作成手段か前記シート利用
    送信手段かを決定するための前記原稿の所定欄が、送信
    チェック欄であり、すべての送信チェック欄が空欄の場
    合に前記第1原稿作成手段に入ることを特徴とする請求
    項4記載のOCR機能付きファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記第1原稿作成手段か前記シート利用
    送信手段かを決定するための前記原稿の所定欄が、この
    目的のために専用に設けられた欄であり、この欄に記入
    があった場合に前記第1原稿作成手段に入ることを特徴
    とする請求項4記載のOCR機能付きファクシミリ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1原稿作成手段か前記シート利用
    送信手段かを決定するための前記原稿の所定欄の記入の
    有無の確認を、文字認識により行うことを特徴とする
    求項4記載のOCR機能付きファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記第1原稿作成手段が、操作者の指示
    により、相手先名等の文字を読み取って文字認識し、文
    字認識した文字列を内蔵のフォント文字に置換すること
    を特徴とする請求項1記載のOCR機能付きファクシミ
    リ装置。
  9. 【請求項9】 前記第1原稿作成手段が、複数の相手先
    ファクシミリ番号を読み取って文字認識した結果、すべ
    ての相手先ファクシミリ番号の記入がなかった場合、キ
    ー入力を受け付け、入力されたコードデータを内蔵のフ
    ォント文字に変換して所定の様式のOCRシートに相手
    先ファクシミリ番号として印刷し第1原稿を作成するこ
    とを特徴とする請求項1記載のOCR機能付きファクシ
    ミリ装置。
  10. 【請求項10】 キー入力された番号は操作パネルに表
    示され、区切りコードとして定められた所定のコードの
    入力により1件分の相手先ファクシミリ番号を認識し、
    キー入力の終了として定められた所定のコードの入力に
    よりキー入力の受け付けを終了することを特徴とする
    求項9記載のOCR機能付きファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 前記シート利用送信手段が原稿の相手
    先ファクシミリ番号を文字認識する際に、文字認識アル
    ゴリズムが文字パターンとして参照する字形が装置内蔵
    フォントのパターンと同一であることを特徴とする請求
    項1記載のOCR機能付きファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 前記シート利用送信手段が原稿の相手
    先ファクシミリ番号を文字認識した結果、複数の相手先
    への送信が指示されていた場合、一度読み取った送信原
    稿を複数の相手先へ同報送信することを特徴とする請求
    項1記載のOCR機能付きファクシミリ装置。
  13. 【請求項13】 前記シート利用送信手段が、原稿に記
    載の情報から相手先ごとにカバーシートを作成し、送信
    原稿に添付してファクシミリ送信することを特徴とする
    請求項1記載のOCR機能付きファクシミリ装置。
  14. 【請求項14】 前記シート利用送信手段が原稿の相手
    先ファクシミリ番号を文字認識してコードデータを生成
    し、これを発呼番号としてメモリに記憶し、この発呼番
    号を基に自動ダイヤルを行うことを特徴とする請求項1
    記載のOCR機能付きファクシミリ装置。
  15. 【請求項15】 前記シート利用送信手段がメモリに
    記憶した前記発呼番号からフォント文字を生成し、この
    フォント文字をファクシミリ番号欄に記載してカバーシ
    ートを作成し、このカバーシートを送信原稿に添付して
    ファクシミリ送信することを特徴とする請求項14記載
    のOCR機能付きファクシミリ装置。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至請求項15のいずれかに
    記載のOCR機能付きファクシミリ装置に読み込まれる
    OCRシートであって、文字認識した相手先ファクシミ
    リ番号コードを内蔵のフォント文字に置換して第1原稿
    を作成する第1原稿作成であるか、文字認識したファク
    シミリ番号コードへ自動ダイヤルするシート利用送信で
    あるかを識別するための欄を備えることを特徴とするO
    CRシート。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至請求項15のいずれかに
    記載のOCR機能付きファクシミリ装置のシート利用送
    信時に読み込まれるOCRシートであって、相手先ファ
    クシミリ番号が装置内蔵フォント文字で記載されている
    ことを特徴とするOCRシート。
JP05127796A 1996-03-08 1996-03-08 Ocr機能付きファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3335064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05127796A JP3335064B2 (ja) 1996-03-08 1996-03-08 Ocr機能付きファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05127796A JP3335064B2 (ja) 1996-03-08 1996-03-08 Ocr機能付きファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09247318A JPH09247318A (ja) 1997-09-19
JP3335064B2 true JP3335064B2 (ja) 2002-10-15

Family

ID=12882456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05127796A Expired - Fee Related JP3335064B2 (ja) 1996-03-08 1996-03-08 Ocr機能付きファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3335064B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007180789A (ja) 2005-12-27 2007-07-12 Brother Ind Ltd 複写機能付画像形成装置
JP2008113297A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Kyocera Mita Corp 通信装置及びこの通信装置を制御する通信制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09247318A (ja) 1997-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6980331B1 (en) Automatic send to embedded fax/e-mail address
JPS62154942A (ja) フアクシミリ装置
US6922255B1 (en) Internet facsimile device
EP0965929A2 (en) Image data management system and method thereof
US20080134011A1 (en) Image forming apparatus
US5798845A (en) Method for registering and selectively transmitting a multi-terminal identification of a facsimile system
JP3335064B2 (ja) Ocr機能付きファクシミリ装置
JP4157216B2 (ja) ファクシミリ装置
KR0149537B1 (ko) 팩시밀리의 수신원고 선별 프린팅방법
JP2945018B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2837456B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3265620B2 (ja) 文書送信装置および文書処理装置
JP2007060284A (ja) ファクシミリ装置
JPH06296225A (ja) ファクシミリ装置
JP3008156U (ja) 光学式走査器
JP3587186B2 (ja) 文書処理装置および文書処理方法
KR100480301B1 (ko) 팩시밀리에서사서함원고의송신폴링전환방법
JPH10276256A (ja) 画像通信装置
JPH10224582A (ja) デジタル複合機
KR0154699B1 (ko) 팩시밀리에서 문서서식 프린팅방법
JPH01218170A (ja) 通信機器
JPH1188583A (ja) 画像形成装置
JPH07236047A (ja) ファクシミリ装置
JPH10304106A (ja) ファクシミリ装置
JPH07226834A (ja) ファクシミリシステムおよびその送信方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070802

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100802

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110802

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees