JPH05292284A - イメージ入力装置 - Google Patents
イメージ入力装置Info
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- JPH05292284A JPH05292284A JP4085593A JP8559392A JPH05292284A JP H05292284 A JPH05292284 A JP H05292284A JP 4085593 A JP4085593 A JP 4085593A JP 8559392 A JP8559392 A JP 8559392A JP H05292284 A JPH05292284 A JP H05292284A
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- telephone number
- ocr
- character
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- Character Discrimination (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 汎用性があり、OCRの誤判別が少なく処理
が速いイメージ入力装置を提供する。 【構成】 ファクシミリ装置における読込み処理におい
てOCRキーがONであり、領域カウントの値に拘ら
ず、マーカーによる色指定があるかまたはエディタによ
る領域指定があるときは(#3でY,#4でYまたは
N,#5でY)、指定領域の情報が図示のないCCDか
ら入力される。そして指定領域内の文字データがCCD
で読取られ、OCR作業用メモリへ送られる(#8)。
次いでOCR解析処理が行なわれて、指定された領域か
らの情報がOCRによって文字として認識される。
が速いイメージ入力装置を提供する。 【構成】 ファクシミリ装置における読込み処理におい
てOCRキーがONであり、領域カウントの値に拘ら
ず、マーカーによる色指定があるかまたはエディタによ
る領域指定があるときは(#3でY,#4でYまたは
N,#5でY)、指定領域の情報が図示のないCCDか
ら入力される。そして指定領域内の文字データがCCD
で読取られ、OCR作業用メモリへ送られる(#8)。
次いでOCR解析処理が行なわれて、指定された領域か
らの情報がOCRによって文字として認識される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はイメージ入力装置に関
し、特に文字認識手段を有するイメージ入力装置に関す
る。
し、特に文字認識手段を有するイメージ入力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この発明に興味のあるイメージ入力装置
を有するファクシミリ装置がたとえば特開平3−736
67号公報に開示されている。同公報によれば、名刺な
どから文字認識手段(以下OCRと略す)によって電話
番号を読取り、その番号が自動的に相手先に電話され
る。
を有するファクシミリ装置がたとえば特開平3−736
67号公報に開示されている。同公報によれば、名刺な
どから文字認識手段(以下OCRと略す)によって電話
番号を読取り、その番号が自動的に相手先に電話され
る。
【0003】また、専用のOCRシートに発呼用の電話
番号を記載すれば、それによって自動的に発呼が行なわ
れるファクシミリ装置も市販されている。
番号を記載すれば、それによって自動的に発呼が行なわ
れるファクシミリ装置も市販されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したOCR付のフ
ァクシミリ装置においては、読込まれた原稿に対して全
領域がOCR処理されるため、OCRの誤判別が多くな
りかつ処理時間もかかるという問題点が生じる。さら
に、専用のOCRシートを用いるファクシミリ装置にお
いては、電話番号を所定の決められた位置に書込む必要
があるため、汎用性がない。
ァクシミリ装置においては、読込まれた原稿に対して全
領域がOCR処理されるため、OCRの誤判別が多くな
りかつ処理時間もかかるという問題点が生じる。さら
に、専用のOCRシートを用いるファクシミリ装置にお
いては、電話番号を所定の決められた位置に書込む必要
があるため、汎用性がない。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、汎用性があり、OCRの誤判別
が少なく、処理時間が速いイメージ入力装置を提供する
ことを目的とする。
ためになされたもので、汎用性があり、OCRの誤判別
が少なく、処理時間が速いイメージ入力装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1にか
かるイメージ入力装置は、原稿上のイメージを光学的に
読込み、電気信号に変換して入力するイメージ入力手段
と、原稿上で少なくとも2色以上の色を検出する色検出
手段と、色検出手段の出力により、原稿の特定の領域を
判別する色領域判別手段と、特定の領域に対して入力さ
れたイメージより文字を認識して文字データを得る文字
認識手段とを含む。
かるイメージ入力装置は、原稿上のイメージを光学的に
読込み、電気信号に変換して入力するイメージ入力手段
と、原稿上で少なくとも2色以上の色を検出する色検出
手段と、色検出手段の出力により、原稿の特定の領域を
判別する色領域判別手段と、特定の領域に対して入力さ
れたイメージより文字を認識して文字データを得る文字
認識手段とを含む。
【0007】請求項2にかかるイメージ入力装置におい
ては、イメージ入力装置がファクシミリ装置に組込ま
れ、ファクシミリ入力装置はさらに、交信先の名前とそ
の電話番号を対応させて記憶する交信先名記憶手段と、
文字認識手段で得た文字と交信先名記憶手段内の交信先
名とを比較して同一の名前が存在すればそれに対応する
電話番号によって発呼を行なう自動発呼装置を含む。
ては、イメージ入力装置がファクシミリ装置に組込ま
れ、ファクシミリ入力装置はさらに、交信先の名前とそ
の電話番号を対応させて記憶する交信先名記憶手段と、
文字認識手段で得た文字と交信先名記憶手段内の交信先
名とを比較して同一の名前が存在すればそれに対応する
電話番号によって発呼を行なう自動発呼装置を含む。
【0008】請求項3にかかるイメージ入力装置におい
ては、イメージ入力装置はファクシミリ装置に組込ま
れ、ファクシミリ装置はさらに、所定の電話番号を予め
記憶しておく電話番号記憶手段と、電話番号記憶手段に
記憶された電話番号と文字認識手段で得た文字とを比較
して同一の電話番号があるときだけその電話番号に対し
て発呼を行なう発呼制御手段をさらに含む。
ては、イメージ入力装置はファクシミリ装置に組込ま
れ、ファクシミリ装置はさらに、所定の電話番号を予め
記憶しておく電話番号記憶手段と、電話番号記憶手段に
記憶された電話番号と文字認識手段で得た文字とを比較
して同一の電話番号があるときだけその電話番号に対し
て発呼を行なう発呼制御手段をさらに含む。
【0009】
【作用】この発明の請求項1にかかるイメージ入力装置
においては、色領域判別手段の判別した特定の色領域内
の文字のみが文字認識装置で認識される。
においては、色領域判別手段の判別した特定の色領域内
の文字のみが文字認識装置で認識される。
【0010】請求項2にかかるイメージ入力装置におい
ては、特定の色領域内に交信相手先を記載しておけば、
自動発呼手段は交信先名記憶手段に記憶された名前と文
字認識手段が認識した交信相手が同じときは自動的に発
呼を行なう。
ては、特定の色領域内に交信相手先を記載しておけば、
自動発呼手段は交信先名記憶手段に記憶された名前と文
字認識手段が認識した交信相手が同じときは自動的に発
呼を行なう。
【0011】請求項3にかかるイメージ入力装置におい
ては、特定の色領域内に交信相手先電話番号を記載して
おけば、自動発呼制御手段は、電話番号記憶手段に予め
記憶された電話番号と文字認識手段が認識した電話番号
とが同じときのみ相手に対して発呼を行なう。
ては、特定の色領域内に交信相手先電話番号を記載して
おけば、自動発呼制御手段は、電話番号記憶手段に予め
記憶された電話番号と文字認識手段が認識した電話番号
とが同じときのみ相手に対して発呼を行なう。
【0012】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0013】図1はこの発明が適用されたファクシミリ
装置の概略断面図である。このファクシミリ装置は、プ
リンタ部1とその上方に設置された読取部20とに大き
く分けられる。
装置の概略断面図である。このファクシミリ装置は、プ
リンタ部1とその上方に設置された読取部20とに大き
く分けられる。
【0014】プリンタ部1は、レーザビームプリンタで
あり、以下に簡単にその動作を述べる。まず、回転駆動
される感光体ドラム2上の感光体が、帯電器3により一
様に帯電される。次に、光学系4により画像データに応
じてレーザビームが照射されて感光体ドラム2上に静電
潜像が形成される。この静電潜像に現像機5のトナーが
付着する。一方、給紙カセット11にはカット紙が置か
れており、ローラ等によりカット紙が1枚ずつ感光体ド
ラム2の方に送り込まれる。感光体ドラム2に付着した
トナーは、転写チャージャ6によりカット紙に転写さ
れ、定着器12により定着された後、カット紙はトレー
13に排出される。付着しなかったトナーはクリーナ8
により回収され、これで一回のプリントが終了する。
あり、以下に簡単にその動作を述べる。まず、回転駆動
される感光体ドラム2上の感光体が、帯電器3により一
様に帯電される。次に、光学系4により画像データに応
じてレーザビームが照射されて感光体ドラム2上に静電
潜像が形成される。この静電潜像に現像機5のトナーが
付着する。一方、給紙カセット11にはカット紙が置か
れており、ローラ等によりカット紙が1枚ずつ感光体ド
ラム2の方に送り込まれる。感光体ドラム2に付着した
トナーは、転写チャージャ6によりカット紙に転写さ
れ、定着器12により定着された後、カット紙はトレー
13に排出される。付着しなかったトナーはクリーナ8
により回収され、これで一回のプリントが終了する。
【0015】次に、読取部20の動作について説明す
る。送信原稿の読取りは従来と同様に行なわれる。すな
わち、原稿トレー21に置かれた原稿は、センサ22に
より検知され、破線位置まで下がったローラ23とロー
ラ24によりセンサ25の位置まで1枚ずつ送り込まれ
る。次に、図示しないモータによるローラ24の回転と
密着型リニアイメージセンサ26の読取りを同期して原
稿が密着型リニアイメージセンサ26により読取られ、
原稿画像はデジタル画像データに変換される。読取り終
了後は、原稿は排出ローラ27により排出部28に排出
される。なお本実施例では、ローラ24および27は同
一の駆動系で駆動され、次の原稿の読取りによって原稿
が排出される。
る。送信原稿の読取りは従来と同様に行なわれる。すな
わち、原稿トレー21に置かれた原稿は、センサ22に
より検知され、破線位置まで下がったローラ23とロー
ラ24によりセンサ25の位置まで1枚ずつ送り込まれ
る。次に、図示しないモータによるローラ24の回転と
密着型リニアイメージセンサ26の読取りを同期して原
稿が密着型リニアイメージセンサ26により読取られ、
原稿画像はデジタル画像データに変換される。読取り終
了後は、原稿は排出ローラ27により排出部28に排出
される。なお本実施例では、ローラ24および27は同
一の駆動系で駆動され、次の原稿の読取りによって原稿
が排出される。
【0016】本発明にかかる読取部20の特徴は、名刺
をセットするためのセット部31を備え、セット部31
に置いた名刺のファクシミリ用電話番号(以下、FAX
番号とも言う)がOCR技術により読取られることであ
る。すなわち、センサ32によりセット部31の名刺が
検知されると、名刺はローラ33,34により密着型リ
ニアイメージセンサ26に送り込まれ、原稿画像と同様
に読取られてデジタル画像データに変換される。次に、
ローラ33,34を逆転することにより、名刺は再びセ
ット部31に戻される。逆搬送を行なうのは、送信原稿
と名刺との紙の性質の相違により排出系の共用が困難な
ためである。
をセットするためのセット部31を備え、セット部31
に置いた名刺のファクシミリ用電話番号(以下、FAX
番号とも言う)がOCR技術により読取られることであ
る。すなわち、センサ32によりセット部31の名刺が
検知されると、名刺はローラ33,34により密着型リ
ニアイメージセンサ26に送り込まれ、原稿画像と同様
に読取られてデジタル画像データに変換される。次に、
ローラ33,34を逆転することにより、名刺は再びセ
ット部31に戻される。逆搬送を行なうのは、送信原稿
と名刺との紙の性質の相違により排出系の共用が困難な
ためである。
【0017】このファクシミリ装置のもう1つの特徴
は、ファクシミリ装置の送信原稿の読取りと名刺用OC
Rに使用する読取りとが同じイメージセンサ26によっ
て行なわれることである。送信原稿と名刺とをそれぞれ
独立した読取部で読取る場合、別々の読取部を設けるた
めにスペースが増大し、コストが上昇するという問題が
発生する。そこで、搬送系は、送信原稿と名刺との性質
の違いにより別々に設けるが、読取用のリニアイメージ
センサ26は共用することにしたのである。また、名刺
読取→ファクシミリ用電話番号確定(OCR)→原稿読
取の順で処理が行なわれるので、読取部を別々に設ける
場合と比べても処理時間はそれほど変わらない。
は、ファクシミリ装置の送信原稿の読取りと名刺用OC
Rに使用する読取りとが同じイメージセンサ26によっ
て行なわれることである。送信原稿と名刺とをそれぞれ
独立した読取部で読取る場合、別々の読取部を設けるた
めにスペースが増大し、コストが上昇するという問題が
発生する。そこで、搬送系は、送信原稿と名刺との性質
の違いにより別々に設けるが、読取用のリニアイメージ
センサ26は共用することにしたのである。また、名刺
読取→ファクシミリ用電話番号確定(OCR)→原稿読
取の順で処理が行なわれるので、読取部を別々に設ける
場合と比べても処理時間はそれほど変わらない。
【0018】なお読取部20には電話回線につながった
ハンドセット29が設けられる。ハンドセット29によ
り受信されたデータは、プリンタ部1により記憶され
る。一方、読取部20で読取られた画像情報は、ハンド
セット29を通して電話回線に送信される。
ハンドセット29が設けられる。ハンドセット29によ
り受信されたデータは、プリンタ部1により記憶され
る。一方、読取部20で読取られた画像情報は、ハンド
セット29を通して電話回線に送信される。
【0019】プリンタ部1の上方には、ファクシミリ装
置の動作の設定および動作状態の表示を行なう操作パネ
ル15が設けられている。なお、記録部1と読取部20
は図示のように一体になっている必要はない。
置の動作の設定および動作状態の表示を行なう操作パネ
ル15が設けられている。なお、記録部1と読取部20
は図示のように一体になっている必要はない。
【0020】図2は本発明にかかるファクシミリ装置の
送受信装置の簡単なブロック図である。イメージリーダ
(以下IR)部41は、読取る原稿、または電話番号を
指定するための葉書や名刺がセットされているかどうか
を検出し、セットされている場合は操作部51からの読
取開始の指示により、それらを自動的に搬送してイメー
ジを画像信号に変換する処理を行なう。読取信号処理部
43は、IR部で変換された画像信号に対して様々なフ
ィルタ処理や変換処理を行なう。また、色情報を分離す
ることによってOCR処理などを行なうように指示され
た領域を判別して、それらの結果を制御部45に出力す
る。エディタ部42は編集処理やOCR処理を行なうた
めの領域を指定する座標値やエディット内容指定の入力
を、たとえばペンなどの先端が尖ったもので押えた圧力
として検出し、制御部に検出データを出力する。
送受信装置の簡単なブロック図である。イメージリーダ
(以下IR)部41は、読取る原稿、または電話番号を
指定するための葉書や名刺がセットされているかどうか
を検出し、セットされている場合は操作部51からの読
取開始の指示により、それらを自動的に搬送してイメー
ジを画像信号に変換する処理を行なう。読取信号処理部
43は、IR部で変換された画像信号に対して様々なフ
ィルタ処理や変換処理を行なう。また、色情報を分離す
ることによってOCR処理などを行なうように指示され
た領域を判別して、それらの結果を制御部45に出力す
る。エディタ部42は編集処理やOCR処理を行なうた
めの領域を指定する座標値やエディット内容指定の入力
を、たとえばペンなどの先端が尖ったもので押えた圧力
として検出し、制御部に検出データを出力する。
【0021】NCU部50は、電話回線の着呼を制御す
る。モデム部47は、ファクシミリデータをCCITT
国際勧告で決められたプロトコル手順にしたがって、画
像信号の受信、復調または送信、変調を行なう。メモリ
部44は、IR部41やモデム部47から制御部45を
介して入力した画像データを蓄積する。圧縮伸長処理部
48は、モデム部47で受信したデータを設定されてい
る符号方式によって伸長し、メモリ部44にある画像デ
ータを圧縮してモデム部47が送出するデータを作る。
OCR部46は、読取信号処理部43やエディタ部42
によって検出した領域情報によってメモリ部44より画
像データを読込み、文字データの解析、抽出処理を行な
う。CG部52は、制御部45が指示したキャラクタ
を、フォントデータを格納した図示のないROMより読
出して、メモリ部44が管理する画像メモリの規定され
た位置に書込む。
る。モデム部47は、ファクシミリデータをCCITT
国際勧告で決められたプロトコル手順にしたがって、画
像信号の受信、復調または送信、変調を行なう。メモリ
部44は、IR部41やモデム部47から制御部45を
介して入力した画像データを蓄積する。圧縮伸長処理部
48は、モデム部47で受信したデータを設定されてい
る符号方式によって伸長し、メモリ部44にある画像デ
ータを圧縮してモデム部47が送出するデータを作る。
OCR部46は、読取信号処理部43やエディタ部42
によって検出した領域情報によってメモリ部44より画
像データを読込み、文字データの解析、抽出処理を行な
う。CG部52は、制御部45が指示したキャラクタ
を、フォントデータを格納した図示のないROMより読
出して、メモリ部44が管理する画像メモリの規定され
た位置に書込む。
【0022】プリンタ部1は、制御部45からの印字開
始指令により、メモリ部44の画像データを給紙した紙
に印字する。さらに、操作部51では動作モードの設定
や動作状態の表示などを行なう。
始指令により、メモリ部44の画像データを給紙した紙
に印字する。さらに、操作部51では動作モードの設定
や動作状態の表示などを行なう。
【0023】図3はIR部41の一部と、読取信号処理
部43の詳細を示すブロック図である。この図を参照し
て領域判定の方法について説明する。
部43の詳細を示すブロック図である。この図を参照し
て領域判定の方法について説明する。
【0024】蛍光灯などの光源により照射された原稿の
反射光は、図示のないレンズによってCCD1およびC
CD2に集光され、CCD1およびCCD2によって電
気信号に変換される。この実施例では、フィルタ1、フ
ィルタ2によってCCD1とCCD2からは図4(A)
に示すように分光感度特性の異なった出力が得られるよ
うになっている。これらの出力は、感度補正回路57,
58と位置補正回路59を経て感度補正および位置補正
が行なわれ、色判別テーブル61に入る。
反射光は、図示のないレンズによってCCD1およびC
CD2に集光され、CCD1およびCCD2によって電
気信号に変換される。この実施例では、フィルタ1、フ
ィルタ2によってCCD1とCCD2からは図4(A)
に示すように分光感度特性の異なった出力が得られるよ
うになっている。これらの出力は、感度補正回路57,
58と位置補正回路59を経て感度補正および位置補正
が行なわれ、色判別テーブル61に入る。
【0025】ここで位置補正回路59で行なわれる2つ
のCCDの読取り位置補正の内容について説明する。主
走査方向の同期合わせは、CCD1およびCCD2のデ
ータ読出しタイミングの調整によって行なっている。位
置補正回路59では、副走査方向にデータをライン単位
で遅延させ、色判別のための同期合わせを行なってい
る。遅延量は図示のないCPUで遅延ライン数を設定す
ることで決定される。
のCCDの読取り位置補正の内容について説明する。主
走査方向の同期合わせは、CCD1およびCCD2のデ
ータ読出しタイミングの調整によって行なっている。位
置補正回路59では、副走査方向にデータをライン単位
で遅延させ、色判別のための同期合わせを行なってい
る。遅延量は図示のないCPUで遅延ライン数を設定す
ることで決定される。
【0026】色判別テーブル回路61では、CCD1と
CCD2の出力レベル比が、白、黒、グレーと、赤色系
統と、青色系統とで異なることを利用して、出力レベル
比に対応したテーブルによって色判別を行なう(図4
(B)を参照)。さらに、誤判別を防ぐために、回りの
色と比較して誤判別補正回路63によって誤判別補正を
行なう。そしてこの出力結果より色マーカーで囲まれた
か、上塗りされたか、または色文字で欠かれた領域を領
域判定回路64で判断する。
CCD2の出力レベル比が、白、黒、グレーと、赤色系
統と、青色系統とで異なることを利用して、出力レベル
比に対応したテーブルによって色判別を行なう(図4
(B)を参照)。さらに、誤判別を防ぐために、回りの
色と比較して誤判別補正回路63によって誤判別補正を
行なう。そしてこの出力結果より色マーカーで囲まれた
か、上塗りされたか、または色文字で欠かれた領域を領
域判定回路64で判断する。
【0027】誤判別補正回路63では、色判別テーブル
61での判別結果を受取り、注目画素の周辺の判別結果
を参照し、注目画素の判別色を補正する。補正アルゴリ
ズムは、たとえば注目画素と等しい距離にある4方向の
周辺画素のうち、3方向の画素が「赤」と判断されてい
れば、注目画素を「赤」と、「黒」と判断されていれ
ば、注目画素を「黒」と補正する。
61での判別結果を受取り、注目画素の周辺の判別結果
を参照し、注目画素の判別色を補正する。補正アルゴリ
ズムは、たとえば注目画素と等しい距離にある4方向の
周辺画素のうち、3方向の画素が「赤」と判断されてい
れば、注目画素を「赤」と、「黒」と判断されていれ
ば、注目画素を「黒」と補正する。
【0028】実際の画像データでは、シェーディングや
エッジ強調、変倍などのデジタル画像処理がデジタル画
像処理回路62によって行なわれ、その結果が出力され
る。
エッジ強調、変倍などのデジタル画像処理がデジタル画
像処理回路62によって行なわれ、その結果が出力され
る。
【0029】図5はOCR部46での処理を表わすブロ
ック図である。図5を参照して、OCR用作業メモリ7
1には、メモリ部44より読取り信号処理部43で検出
された領域の画像データが転送される。この画像データ
を基にして、まずノイズ除去やエッジ強調などの文字認
識を行なうための前処理72が行なわれる。次に画像デ
ータを各文字単位に分離し、その特徴抽出73を行なっ
た後に文字の認識処理74を行なう。認識された結果
は、文字コードとして認識データバッファ75に格納す
る。
ック図である。図5を参照して、OCR用作業メモリ7
1には、メモリ部44より読取り信号処理部43で検出
された領域の画像データが転送される。この画像データ
を基にして、まずノイズ除去やエッジ強調などの文字認
識を行なうための前処理72が行なわれる。次に画像デ
ータを各文字単位に分離し、その特徴抽出73を行なっ
た後に文字の認識処理74を行なう。認識された結果
は、文字コードとして認識データバッファ75に格納す
る。
【0030】ここで文字認識のアルゴリズムとしては、
パターンマッチング法、ゾンデ法、ストロークアナリシ
ス法、線構造解析法などの様々な方法が知られている。
たとえば、線構造解析法とは、文字を数ドットのマトリ
クスからなるいくつかの水平特徴に分解し、その水平特
徴の遷移を文字と対応させるもので、この手法は実際に
郵便番号読取区分機に応用されている。
パターンマッチング法、ゾンデ法、ストロークアナリシ
ス法、線構造解析法などの様々な方法が知られている。
たとえば、線構造解析法とは、文字を数ドットのマトリ
クスからなるいくつかの水平特徴に分解し、その水平特
徴の遷移を文字と対応させるもので、この手法は実際に
郵便番号読取区分機に応用されている。
【0031】図6は本発明にかかるファクシミリ装置の
操作部を示す図である。図6を参照して、操作部はLC
Dのメッセージ表示部81と、電話番号などの数字を入
力するためのテンキー82と、動作の開始を行なうスタ
ートキー83と、メッセージ表示部81に表示されたメ
ニューの選択に用いる選択キー84と、OCR読取りの
指定を行なうOCRキー85からなる。
操作部を示す図である。図6を参照して、操作部はLC
Dのメッセージ表示部81と、電話番号などの数字を入
力するためのテンキー82と、動作の開始を行なうスタ
ートキー83と、メッセージ表示部81に表示されたメ
ニューの選択に用いる選択キー84と、OCR読取りの
指定を行なうOCRキー85からなる。
【0032】メッセージ表示部81には、各動作モード
に応じて選択するコマンドが階層的に表示されるように
なっており、選択キー84によってモードの選択を行な
う。
に応じて選択するコマンドが階層的に表示されるように
なっており、選択キー84によってモードの選択を行な
う。
【0033】たとえば本発明にかかるOCRの入力モー
ド指定では、図7(A)の表示が出てユーザーに対して
モードの選択を促す。ここでメニューの番号に対応する
選択キーを押せば、その項目が選択され、登録キー(F
5)を押すことにより、その内容が内部に登録され、表
示の階層が1つ前に切換わる。ここで1.登録モードと
2.指定領域消去モードを選択した場合にはさらに下の
階層である(B)、(C)の画面が表示され、それぞれ
表示された中から次の選択を促すようになっている。
ド指定では、図7(A)の表示が出てユーザーに対して
モードの選択を促す。ここでメニューの番号に対応する
選択キーを押せば、その項目が選択され、登録キー(F
5)を押すことにより、その内容が内部に登録され、表
示の階層が1つ前に切換わる。ここで1.登録モードと
2.指定領域消去モードを選択した場合にはさらに下の
階層である(B)、(C)の画面が表示され、それぞれ
表示された中から次の選択を促すようになっている。
【0034】すなわち、OCR入力モード指定において
は、登録モードと指定領域消去モードと確認モードとプ
ロテクトモードの4つのモードが存在し、登録モードに
はさらに前頁、先頭頁および2色頁のどの頁を登録する
かという3つのモードがある。
は、登録モードと指定領域消去モードと確認モードとプ
ロテクトモードの4つのモードが存在し、登録モードに
はさらに前頁、先頭頁および2色頁のどの頁を登録する
かという3つのモードがある。
【0035】ここで、「登録モード」とは、どの頁の原
稿が相手に送信せずに登録専用のものかどうかを決める
モードのことであり、登録するかしないかということで
はない。
稿が相手に送信せずに登録専用のものかどうかを決める
モードのことであり、登録するかしないかということで
はない。
【0036】図8はこの発明にかかるファクシミリ装置
の動作を示すメインフローチャートである。
の動作を示すメインフローチャートである。
【0037】まず#200でプログラムがスタートする
と、内部のメモリやハード装置を初期化して、パラメー
タなどの設定を行なう。(#201)。
と、内部のメモリやハード装置を初期化して、パラメー
タなどの設定を行なう。(#201)。
【0038】次にメインループに入り、操作部制御(#
202)を行なう。ここでは先に図6および図7で説明
したように、LCD表示部へのメッセージ表示の制御と
各キー入力のスキャンを行なう。ここで設定された動作
モードは内部メモリに記憶され、その他の処理に対して
影響を与えるものである。この後#203に入り、操作
部制御(#202)でスタートキーの入力を検出した場
合は(#203でY)、データの読込み処理(#20
4)およびデータの送信処理(#205)を行なう。
202)を行なう。ここでは先に図6および図7で説明
したように、LCD表示部へのメッセージ表示の制御と
各キー入力のスキャンを行なう。ここで設定された動作
モードは内部メモリに記憶され、その他の処理に対して
影響を与えるものである。この後#203に入り、操作
部制御(#202)でスタートキーの入力を検出した場
合は(#203でY)、データの読込み処理(#20
4)およびデータの送信処理(#205)を行なう。
【0039】データの読込み処理が終わるとデータの送
信処理、データ受信処理、プリント処理が行なわれ(#
204−#207)、プログラムは#202の操作部制
御に移る。
信処理、データ受信処理、プリント処理が行なわれ(#
204−#207)、プログラムは#202の操作部制
御に移る。
【0040】次に図9−図15を参照して実際の読込み
処理について説明する。まず操作部11からの読込みス
タート指定や、他局からポーリング送信の指示がある
と、IR部41によって原稿、または電話番号などを書
いた紙が原稿トレイ上にあるかどうかをチェックする
(#1)。原稿がない場合は、読込み処理を終了し(#
27)、原稿がある場合は原稿のスキャン処理を行なう
(#2)。
処理について説明する。まず操作部11からの読込みス
タート指定や、他局からポーリング送信の指示がある
と、IR部41によって原稿、または電話番号などを書
いた紙が原稿トレイ上にあるかどうかをチェックする
(#1)。原稿がない場合は、読込み処理を終了し(#
27)、原稿がある場合は原稿のスキャン処理を行なう
(#2)。
【0041】原稿スキャン処理では、図12に示すよう
に、まずマーカーや色文字で指定された領域の数をカウ
ントする領域カウンタを0にする(#51)。次にCC
Dなどのイメージセンサによって原稿を読取り、読取っ
た結果をメモリに転送する(#52)。そして読込んだ
データより赤か青のマーカーで囲まれるか、マーカーで
塗りつぶされるか、または赤か青で書かれている領域の
判定を行なう(#53)。
に、まずマーカーや色文字で指定された領域の数をカウ
ントする領域カウンタを0にする(#51)。次にCC
Dなどのイメージセンサによって原稿を読取り、読取っ
た結果をメモリに転送する(#52)。そして読込んだ
データより赤か青のマーカーで囲まれるか、マーカーで
塗りつぶされるか、または赤か青で書かれている領域の
判定を行なう(#53)。
【0042】ここで、もし指定された領域がないと判定
されればこの処理を終了し(#58)、領域が判定でき
れば、その領域の座標値を検出する(#55)。そし
て、その座標値を登録し(#56)、領域カウンタを1
つ増やす。この後、他の指定された領域がないかを調べ
るために#54に戻り、指定された領域がなくなるまで
#54〜#57の処理を繰返す。
されればこの処理を終了し(#58)、領域が判定でき
れば、その領域の座標値を検出する(#55)。そし
て、その座標値を登録し(#56)、領域カウンタを1
つ増やす。この後、他の指定された領域がないかを調べ
るために#54に戻り、指定された領域がなくなるまで
#54〜#57の処理を繰返す。
【0043】原稿スキャン処理が終了すると図9の#3
に進み、OCRキー85が押されたかどうかがチェック
され、押されていれば、領域カウンタをチェックする
(#3,#4)。領域カウンタが0でない、つまりマー
カー等で指定した領域が見つかった場合には#7へ進
み、#56で登録した領域の座標値を入力した後、#8
へ進む。また#4で領域カウントが0の場合には、エデ
ィタによってOCR処理を行なう領域を指定したかどう
かをチェックし(#5)、指定していなければその情報
を入力し(#6)、プログラムは#8へ進む。一方、エ
ディタでも領域を指定しない場合は、OCR処理を行な
わずに、プログラムは#22に進む。
に進み、OCRキー85が押されたかどうかがチェック
され、押されていれば、領域カウンタをチェックする
(#3,#4)。領域カウンタが0でない、つまりマー
カー等で指定した領域が見つかった場合には#7へ進
み、#56で登録した領域の座標値を入力した後、#8
へ進む。また#4で領域カウントが0の場合には、エデ
ィタによってOCR処理を行なう領域を指定したかどう
かをチェックし(#5)、指定していなければその情報
を入力し(#6)、プログラムは#8へ進む。一方、エ
ディタでも領域を指定しない場合は、OCR処理を行な
わずに、プログラムは#22に進む。
【0044】#6または#7で入力したOCR処理を行
なう領域の座標値よりメモリに格納された画像データの
位置と、大きさを計算してその画像データをOCR作業
用メモリに転送する(#8)。そしてこのデータに対し
てOCR解析処理を行なう(#9)。このOCR解析処
理が正常に終了したかをチェックし(#10)、異常終
了した場合はエラーメッセージの表示を行なうエラー処
理を行ない(#28)、処理を終了する(#31)。ま
た正常に終了した場合は、OCRの読取結果をバッファ
に入れる(#11)。この後パラメータの登録を行なう
のみでデータの送信を行なわない、登録モードが設定さ
れていて(#12でY)、OCRの処理を行なった領域
を消去するモードが設定されていれば(#13でY)、
画像データ上の、#8でOCR作業用メモリに転送した
のと同じ領域を消去する(#14)。
なう領域の座標値よりメモリに格納された画像データの
位置と、大きさを計算してその画像データをOCR作業
用メモリに転送する(#8)。そしてこのデータに対し
てOCR解析処理を行なう(#9)。このOCR解析処
理が正常に終了したかをチェックし(#10)、異常終
了した場合はエラーメッセージの表示を行なうエラー処
理を行ない(#28)、処理を終了する(#31)。ま
た正常に終了した場合は、OCRの読取結果をバッファ
に入れる(#11)。この後パラメータの登録を行なう
のみでデータの送信を行なわない、登録モードが設定さ
れていて(#12でY)、OCRの処理を行なった領域
を消去するモードが設定されていれば(#13でY)、
画像データ上の、#8でOCR作業用メモリに転送した
のと同じ領域を消去する(#14)。
【0045】さらに、#12でNの場合は、文字置換え
モードが指定されているかどうかを判断し、指定されて
いる場合は(#29でY)#28へ、そうでないときは
(#29でN)#15へ進む。
モードが指定されているかどうかを判断し、指定されて
いる場合は(#29でY)#28へ、そうでないときは
(#29でN)#15へ進む。
【0046】文字置換え処理は図19に示すようにまず
文字を書込む位置を知るためにマーカー領域の位置情報
を獲得する(#131)。次に文字認識を行なった文字
の大きさを判別し、各文字の大きさの平均値より最適な
フォントの大きさを決定する(#132)。さらに領域
の大きさと文字数より最適の文字ピッチを決定する(#
133)。そして認識した文字を消すために、マーカー
で指定された領域を消去し(#134)、その上にOC
Rで読取った文字を#131で決定した位置に、#13
2で決定したフォントサイズで、#133で決定した文
字ピッチによって書込む(#135)。これが終了する
と、他に置換える領域があるかどうかをチェックし(#
136)、なければ終了する(#137)。
文字を書込む位置を知るためにマーカー領域の位置情報
を獲得する(#131)。次に文字認識を行なった文字
の大きさを判別し、各文字の大きさの平均値より最適な
フォントの大きさを決定する(#132)。さらに領域
の大きさと文字数より最適の文字ピッチを決定する(#
133)。そして認識した文字を消すために、マーカー
で指定された領域を消去し(#134)、その上にOC
Rで読取った文字を#131で決定した位置に、#13
2で決定したフォントサイズで、#133で決定した文
字ピッチによって書込む(#135)。これが終了する
と、他に置換える領域があるかどうかをチェックし(#
136)、なければ終了する(#137)。
【0047】指定領域の消去は図15に示すように、マ
ーカー(色)消去の指定か(#101)、マーカー領域
消去の指定か(#105)を判断する。マーカー消去指
定の場合は、マーカーと判別した領域の色データ情報を
抽出し(#102)、画像メモリ上に抽出した色データ
をXOR(排他論理和)で書込んでマーカーまたは色の
ついた部分だけを消去する(#103)。またマーカー
領域の消去の指定の場合は、マーカーで囲まれた領域の
位置情報を取出し(#106)、画像メモリのその領域
を消去する(#107)。この後すべての領域を消去し
たかどうかを判断し(#104)、消去していない場合
は#101から処理を繰返し、消去している場合は終了
する(#108)。
ーカー(色)消去の指定か(#101)、マーカー領域
消去の指定か(#105)を判断する。マーカー消去指
定の場合は、マーカーと判別した領域の色データ情報を
抽出し(#102)、画像メモリ上に抽出した色データ
をXOR(排他論理和)で書込んでマーカーまたは色の
ついた部分だけを消去する(#103)。またマーカー
領域の消去の指定の場合は、マーカーで囲まれた領域の
位置情報を取出し(#106)、画像メモリのその領域
を消去する(#107)。この後すべての領域を消去し
たかどうかを判断し(#104)、消去していない場合
は#101から処理を繰返し、消去している場合は終了
する(#108)。
【0048】なお、指定領域を消去する場合の具体例を
図16に示す。(a)はマーカーのみを消す場合を
(b)はマーカーとマーカーに囲まれた領域を消す場合
を示す。
図16に示す。(a)はマーカーのみを消す場合を
(b)はマーカーとマーカーに囲まれた領域を消す場合
を示す。
【0049】次に図10の#15へ戻って、領域カウン
タを1つ減らし、次に領域カウンタが0かどうかをチェ
ックする(#16)。ここで領域カウンタが0でない場
合には次のOCR解析処理を行なうため#7へ戻る。さ
らに領域カウンタが0の時は、読込み内容の表示を行な
う(#17)。
タを1つ減らし、次に領域カウンタが0かどうかをチェ
ックする(#16)。ここで領域カウンタが0でない場
合には次のOCR解析処理を行なうため#7へ戻る。さ
らに領域カウンタが0の時は、読込み内容の表示を行な
う(#17)。
【0050】次に図13を参照して、読込み内容の表示
について説明する。まずOCRの解析結果をバッファよ
り読出す(#81)。そしてまず、読出した結果が電話
番号かどうかをチェックし(#82)、電話番号である
場合には電話番号を図示のない表示部のLCD上に表示
する(#83)。さらにこの電話番号が内部に登録して
ある電話番号と会社名などの名称のテーブルに一致する
かを検索し(#84)、もし電話番号が一致する場合は
その電話番号に対応する名称も表示する(#85でY,
#86)。
について説明する。まずOCRの解析結果をバッファよ
り読出す(#81)。そしてまず、読出した結果が電話
番号かどうかをチェックし(#82)、電話番号である
場合には電話番号を図示のない表示部のLCD上に表示
する(#83)。さらにこの電話番号が内部に登録して
ある電話番号と会社名などの名称のテーブルに一致する
かを検索し(#84)、もし電話番号が一致する場合は
その電話番号に対応する名称も表示する(#85でY,
#86)。
【0051】#82でバッファから読込んだ文字が電話
番号でない場合には、モード設定の命令かどうかをチェ
ックする(#89)。ここで、電話番号とモード設定の
命令の判別は、たとえばモード設定の命令の場合は先頭
に「#」などの識別番号を書き、その後に設定内容を示
すコード番号を書くようにしておき、その識別文字を用
いて行なう。
番号でない場合には、モード設定の命令かどうかをチェ
ックする(#89)。ここで、電話番号とモード設定の
命令の判別は、たとえばモード設定の命令の場合は先頭
に「#」などの識別番号を書き、その後に設定内容を示
すコード番号を書くようにしておき、その識別文字を用
いて行なう。
【0052】#89でモード設定の命令であると判断さ
れた場合には、モード設定の命令で変更された内容を表
示する(#90)。これらの処理を終了するとバッファ
内に他の文字データが残っているかどうかをチェックす
る(#87)。ここでバッファが空でなければ(#87
でN)、次の表示処理を行なうためプログラムは#81
へ戻る。またバッファが空であれば、登録内容の表示処
理を終了する(#88)。
れた場合には、モード設定の命令で変更された内容を表
示する(#90)。これらの処理を終了するとバッファ
内に他の文字データが残っているかどうかをチェックす
る(#87)。ここでバッファが空でなければ(#87
でN)、次の表示処理を行なうためプログラムは#81
へ戻る。またバッファが空であれば、登録内容の表示処
理を終了する(#88)。
【0053】実際の表示例を図20に示す。図に示すよ
うに、電話番号を1行目に表示し、#84で検索した電
話番号に対応する名称を2行目に表示する。
うに、電話番号を1行目に表示し、#84で検索した電
話番号に対応する名称を2行目に表示する。
【0054】図13へ戻って、もし#85で同一番号が
ないと判断されたときは、プロテクトモードが指定され
ているかどうかをチェックし(#92)、指定されてい
る場合は内部的に発呼処理を停止する信号を出力する
(#93)。
ないと判断されたときは、プロテクトモードが指定され
ているかどうかをチェックし(#92)、指定されてい
る場合は内部的に発呼処理を停止する信号を出力する
(#93)。
【0055】#89でモード設定の命令と判断した場合
は、その内容を図21に示すように第3行目に表示す
る。もしここでモード設定の命令でないと判断された場
合には(#89でN)、電話する相手名かどうかをチェ
ックする(#94)。そうでなければ、解析エラーと判
断し、操作部51上に警告のメッセージを表示したり、
OCRバッファからエラーと判断したデータを除去する
ような処理を行なう(#91)。
は、その内容を図21に示すように第3行目に表示す
る。もしここでモード設定の命令でないと判断された場
合には(#89でN)、電話する相手名かどうかをチェ
ックする(#94)。そうでなければ、解析エラーと判
断し、操作部51上に警告のメッセージを表示したり、
OCRバッファからエラーと判断したデータを除去する
ような処理を行なう(#91)。
【0056】もしOCR読取バッファから読出された結
果が相手先名である場合には(#94でY)、まず読取
った相手先名を表示部のLED上に表示する(#9
5)。次に予め登録しておいた相手先名と電話番号のテ
ーブルで相手先名を検索し(#96)、同一の名前があ
ったならばその電話番号も表示する(#98)。
果が相手先名である場合には(#94でY)、まず読取
った相手先名を表示部のLED上に表示する(#9
5)。次に予め登録しておいた相手先名と電話番号のテ
ーブルで相手先名を検索し(#96)、同一の名前があ
ったならばその電話番号も表示する(#98)。
【0057】図10へ戻って読込み内容の表示が終了す
ると(#17)、OCRで読取った内容を確認するかど
うかを指定してあるかどうかをチェックする(#1
8)。もし指定してあれば、操作部51にある確認(実
行)キーが押されるか(#19)、中止キーが押される
まで待つ(#20)。確認キーの入力があった場合に
は、OCRで読取った内容を登録する処理を行なう(#
20)。また中止キーが押された場合には(#19で
Y)、そのまま図11に示す#22へ進む。
ると(#17)、OCRで読取った内容を確認するかど
うかを指定してあるかどうかをチェックする(#1
8)。もし指定してあれば、操作部51にある確認(実
行)キーが押されるか(#19)、中止キーが押される
まで待つ(#20)。確認キーの入力があった場合に
は、OCRで読取った内容を登録する処理を行なう(#
20)。また中止キーが押された場合には(#19で
Y)、そのまま図11に示す#22へ進む。
【0058】図11に示すフローチャートにおいては、
読込んだメモリ内のイメージデータに対して実際には送
信しないページのイメージデータを判別してそのデータ
をイメージメモリから消去する処理を行なっている。ま
ず最初の判別は、全ページに対して登録モードが指定さ
れているかである(#22)。指定されている場合には
(#22でY)、データの消去を行なう(#23)。ま
た同様にして、先頭ページのみの登録指定がある場合に
は(#24でY)、読込んだデータが先頭ページのとき
(#25でY)、そのページのデータを消去する。さら
に2色ページ送信禁止モードが指定された場合は(#2
6でY)、そのページが2色のデータである場合(#2
7でY)にデータを消去する。
読込んだメモリ内のイメージデータに対して実際には送
信しないページのイメージデータを判別してそのデータ
をイメージメモリから消去する処理を行なっている。ま
ず最初の判別は、全ページに対して登録モードが指定さ
れているかである(#22)。指定されている場合には
(#22でY)、データの消去を行なう(#23)。ま
た同様にして、先頭ページのみの登録指定がある場合に
は(#24でY)、読込んだデータが先頭ページのとき
(#25でY)、そのページのデータを消去する。さら
に2色ページ送信禁止モードが指定された場合は(#2
6でY)、そのページが2色のデータである場合(#2
7でY)にデータを消去する。
【0059】次に図17を参照して図10の#21で示
したOCR入力内容の登録処理について説明する。図1
7を参照して、まずOCRの読取りバッファから読取っ
た内容を取出し(#121)、それが電話番号かどうか
を判断する(#122)。電話番号の場合は(#122
でY)、次にその前に#132で登録テーブルに相手名
を登録している場合は(#133でY)、登録テーブル
に電話番号を登録する(#134)。
したOCR入力内容の登録処理について説明する。図1
7を参照して、まずOCRの読取りバッファから読取っ
た内容を取出し(#121)、それが電話番号かどうか
を判断する(#122)。電話番号の場合は(#122
でY)、次にその前に#132で登録テーブルに相手名
を登録している場合は(#133でY)、登録テーブル
に電話番号を登録する(#134)。
【0060】電話番号でない場合は(#122でN)、
相手名かどうかをチェックし(#129)、相手名であ
る場合は登録テーブル内に同一名があるかどうかをチェ
ックする(#130)。同一名がある場合には(#13
0でY)、電話番号を登録し(#131)、ない場合は
登録テーブルに相手名を登録する(#132)。
相手名かどうかをチェックし(#129)、相手名であ
る場合は登録テーブル内に同一名があるかどうかをチェ
ックする(#130)。同一名がある場合には(#13
0でY)、電話番号を登録し(#131)、ない場合は
登録テーブルに相手名を登録する(#132)。
【0061】#129で読取りバッファから読取った内
容が電話番号でもなくかつ相手名でもない場合には(#
129でN)、モード設定のコードと判断される。モー
ド設定のコードの中で送信禁止ページを指定するコード
であった場合には(#126でY)、現在読込み中のペ
ージが登録モードであることを指定する(#127)。
またその他のモード設定のコードの場合は(#126で
N)、指定された内容にしたがって内部状態を変更する
(#128)。これらの処理を終了するとOCRの読取
りバッファ内が空であるかどうかを判断する(#12
4)。バッファ内が空でない場合は(#124でN)、
また#121からの登録処理を繰返す。また空の場合は
(#124でY)、処理を終わる(#125)。
容が電話番号でもなくかつ相手名でもない場合には(#
129でN)、モード設定のコードと判断される。モー
ド設定のコードの中で送信禁止ページを指定するコード
であった場合には(#126でY)、現在読込み中のペ
ージが登録モードであることを指定する(#127)。
またその他のモード設定のコードの場合は(#126で
N)、指定された内容にしたがって内部状態を変更する
(#128)。これらの処理を終了するとOCRの読取
りバッファ内が空であるかどうかを判断する(#12
4)。バッファ内が空でない場合は(#124でN)、
また#121からの登録処理を繰返す。また空の場合は
(#124でY)、処理を終わる(#125)。
【0062】次に図21を参照して実際の電話番号など
の設定方法について説明する。図22に示すようにファ
クシミリの原稿の任意の位置に電話番号やモード設定の
命令(#2:ここでは標準モードの指定、#3:ここで
は親展通信指定とする)を書き、それを赤などの色マー
カーで囲むか(a)、マーカーで色を付けるか(b)、
または黒以外の色で書く(c)。
の設定方法について説明する。図22に示すようにファ
クシミリの原稿の任意の位置に電話番号やモード設定の
命令(#2:ここでは標準モードの指定、#3:ここで
は親展通信指定とする)を書き、それを赤などの色マー
カーで囲むか(a)、マーカーで色を付けるか(b)、
または黒以外の色で書く(c)。
【0063】この指定した部分を予め操作部51より指
定しておくか、指定領域の横に消去を指示するマークを
黒以外の色で書込むことにより消去することもできる。
また、OCRの読取りによる設定を指示したページを送
らないように指定することもできる。これによって、た
とえば原稿の最初に電話番号にマークを付けた名刺や葉
書、さらに送信処理を指示する指示書を入れておくこと
によって、自動的に送信処理ができる。また、いくつか
の原稿を重ねて原稿トレイ上に置いておき、異なった処
理(送信相手先や送信モード)を連続して行なわせるこ
ともできる。さらに、登録モードで原稿をスキャンする
ことにより、住所録などの表の電話番号を使って番号の
入力や登録ができる。
定しておくか、指定領域の横に消去を指示するマークを
黒以外の色で書込むことにより消去することもできる。
また、OCRの読取りによる設定を指示したページを送
らないように指定することもできる。これによって、た
とえば原稿の最初に電話番号にマークを付けた名刺や葉
書、さらに送信処理を指示する指示書を入れておくこと
によって、自動的に送信処理ができる。また、いくつか
の原稿を重ねて原稿トレイ上に置いておき、異なった処
理(送信相手先や送信モード)を連続して行なわせるこ
ともできる。さらに、登録モードで原稿をスキャンする
ことにより、住所録などの表の電話番号を使って番号の
入力や登録ができる。
【0064】次に図18を参照して図17の#128で
示したモード設定内容をセットするサブルーチンの内容
について説明する。
示したモード設定内容をセットするサブルーチンの内容
について説明する。
【0065】図18を参照して、まずファクシミリモー
ド指定かどうかを判断する(#351)。ファクシミリ
モード指定であると判断されたときは、符号化方法の指
定か、ECM(エラーコレクションモード)の指定か、
ポーリングの指定かを判断し、それに応じた登録が行な
われる(#352−358)。
ド指定かどうかを判断する(#351)。ファクシミリ
モード指定であると判断されたときは、符号化方法の指
定か、ECM(エラーコレクションモード)の指定か、
ポーリングの指定かを判断し、それに応じた登録が行な
われる(#352−358)。
【0066】#351でファクシミリモード指定でない
と判断されたときは、編集指定であるかどうかが判断さ
れる(#359)。編集指定であると判断されたときは
(359でY)、消去モードか、網かけモードか、拡大
モードかを判断しそれに応じて指定された領域を消去、
網かけまたは拡大する(#360−365)。
と判断されたときは、編集指定であるかどうかが判断さ
れる(#359)。編集指定であると判断されたときは
(359でY)、消去モードか、網かけモードか、拡大
モードかを判断しそれに応じて指定された領域を消去、
網かけまたは拡大する(#360−365)。
【0067】#359で編集指定でないと判断されたと
きは(#359でN)、ジョブ指定であるかどうかが判
断される(#366)。#366でジョブ指定であると
判断されたときは(#366でY)、指定されたジョブ
内容に応じた処理が行なわれ(#367)、それ以外の
ときは(#366でN)、処理を終了する(#35
4)。
きは(#359でN)、ジョブ指定であるかどうかが判
断される(#366)。#366でジョブ指定であると
判断されたときは(#366でY)、指定されたジョブ
内容に応じた処理が行なわれ(#367)、それ以外の
ときは(#366でN)、処理を終了する(#35
4)。
【0068】次に図8の#205で示したデータ送信処
理の内容について図22を参照して説明する。データ送
信処理においては、まず登録モードでなく(#211で
Y)、発呼停止要求がない場合(#212でY)に送信
処理を行なう。まず、指定された電話番号、これはOC
Rで読込んだものや、直接キー入力されたものなどを含
み、この番号で発呼する(#213)。次に相手に接続
されたことが確認できれば(#214でY)、実際のイ
メージデータを送る処理を行ない(#215)、そうで
なければリダイアルできるかどうかをチェックし(#2
19)、できる場合は再び発呼処理(#213)に戻
る。
理の内容について図22を参照して説明する。データ送
信処理においては、まず登録モードでなく(#211で
Y)、発呼停止要求がない場合(#212でY)に送信
処理を行なう。まず、指定された電話番号、これはOC
Rで読込んだものや、直接キー入力されたものなどを含
み、この番号で発呼する(#213)。次に相手に接続
されたことが確認できれば(#214でY)、実際のイ
メージデータを送る処理を行ない(#215)、そうで
なければリダイアルできるかどうかをチェックし(#2
19)、できる場合は再び発呼処理(#213)に戻
る。
【0069】送信処理(#215)が終了すれば、電話
回線を切断し、送信終了メッセージの表示を要求する
(#216−#218)。
回線を切断し、送信終了メッセージの表示を要求する
(#216−#218)。
【0070】次に図8の#206で示したデータ受信処
理の内容について図23を参照して説明する。
理の内容について図23を参照して説明する。
【0071】データ受信処理では、呼出しがあったかど
うかを判定していて(#231)、呼出しがない場合に
は(#231でN)、#232〜#234の処理を行な
わずに終了する(#235)。呼出しがあった場合は
(#231でY)、ファクシミリの手順にしたがって回
線接続を行ない(#232)、受信したイメージデータ
をメモリに蓄積する(#233)。そしてデータ受信が
終了すると回線を切断し(#235)、この処理を終了
する(#235)。
うかを判定していて(#231)、呼出しがない場合に
は(#231でN)、#232〜#234の処理を行な
わずに終了する(#235)。呼出しがあった場合は
(#231でY)、ファクシミリの手順にしたがって回
線接続を行ない(#232)、受信したイメージデータ
をメモリに蓄積する(#233)。そしてデータ受信が
終了すると回線を切断し(#235)、この処理を終了
する(#235)。
【0072】次に図8の#207で示したプリント処理
について図24を参照して説明する。プリント処理で
は、印字開始の指定があるか(#281)、目盛内に印
字すべきイメージデータがあるかどうか(#282)を
判定し、その両者がYのときのみ実際のプリント動作を
行なう(#283)。ここではエンジン部に対して給紙
の制御を行ない、給紙した紙の先端に同期して目盛内の
印字データをエンジン部へ送る。
について図24を参照して説明する。プリント処理で
は、印字開始の指定があるか(#281)、目盛内に印
字すべきイメージデータがあるかどうか(#282)を
判定し、その両者がYのときのみ実際のプリント動作を
行なう(#283)。ここではエンジン部に対して給紙
の制御を行ない、給紙した紙の先端に同期して目盛内の
印字データをエンジン部へ送る。
【0073】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1にかか
るイメージ入力装置においては、色領域判別手段の判別
した特定の色領域内の文字のみが文字認識装置で認識さ
れるため、そこに読取りたい文字を書いておけば、文字
認識装置はその部分のみを読取るため、すばやくかつ誤
判別の少ない読取りが可能になる。
るイメージ入力装置においては、色領域判別手段の判別
した特定の色領域内の文字のみが文字認識装置で認識さ
れるため、そこに読取りたい文字を書いておけば、文字
認識装置はその部分のみを読取るため、すばやくかつ誤
判別の少ない読取りが可能になる。
【0074】請求項2にかかるイメージ入力装置におい
ては、特定の色領域内に交信相手先を記載しておけば、
自動発呼手段は交信先名記憶手段に記憶された名前と文
字認識手段の認識した交信相手が同じときは自動的に発
呼を行なう。
ては、特定の色領域内に交信相手先を記載しておけば、
自動発呼手段は交信先名記憶手段に記憶された名前と文
字認識手段の認識した交信相手が同じときは自動的に発
呼を行なう。
【0075】請求項3にかかるファクシミリ装置におい
ては、電話番号記憶手段が予め記憶した電話番号と文字
認識手段が認識した電話番号が同一のときのみ相手に対
して発呼が行なわれるため、文字認識手段が読取りを誤
ったとしても、それによって間違った電話がかかること
はない。
ては、電話番号記憶手段が予め記憶した電話番号と文字
認識手段が認識した電話番号が同一のときのみ相手に対
して発呼が行なわれるため、文字認識手段が読取りを誤
ったとしても、それによって間違った電話がかかること
はない。
【図1】本発明にかかるファクシミリ装置の概略断面図
である。
である。
【図2】ファクシミリ装置の送受信部のブロック図であ
る。
る。
【図3】IR部と読取り信号処理部の内容を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】CCDの分光感度特性と色判別テーブルを示す
図である。
図である。
【図5】OCR部での処理を表わすブロック図である。
【図6】ファクシミリ装置の操作部を示す図である。
【図7】OCR入力モード指定の表示内容を示す図であ
る。
る。
【図8】ファクシミリ装置の主要動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図9】読込み処理サブルーチンを示すフローチャート
である。
である。
【図10】読込み処理サブルーチンを示すフローチャー
トである。
トである。
【図11】読込み処理サブルーチンを示すフローチャー
トである。
トである。
【図12】原稿スキャン処理サブルーチンを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図13】読込み内容の表示サブルーチンを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図14】モード変更内容表示サブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図15】指定領域を消去するサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図16】色の付いた部分を消去する状態を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図17】OCR入力内容の登録サブルーチンを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図18】モード設定内容の登録サブルーチンを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図19】文字置換え処理サブルーチンを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図20】相手先電話番号等の表示例を示す図である。
【図21】OCR処理を行なうために原稿をマーカーで
囲んだ状態を示す図である。
囲んだ状態を示す図である。
【図22】データ送信処理サブルーチンを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図23】データ受信処理サブルーチンを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図24】プリント処理サブルーチンを示すフローチャ
ートである。
ートである。
1 プリンタ部 20 読取り部 41 IR部 42 エディタ部 43 信号処理部 44 メモリ部 45 制御部 48 圧縮伸長処理部 50 NCU部 51 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 9068−5C
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿上のイメージを光学的に読込み、電
気信号に変換して入力するイメージ入力手段と、 前記原稿上で少なくとも2色以上の色を検出する色検出
手段と、 前記色検出手段の出力により、前記原稿の特定の領域を
判別する色領域判別手段と、 前記特定領域に対して前記入力されたイメージにより文
字を認識して文字データを得る文字認識手段とを有する
イメージ入力装置。 - 【請求項2】 前記イメージ入力装置はファクシミリ装
置に組込まれ、 前記ファクシミリ装置はさらに、 交信先の名前とその電話番号を対応させて記憶する交信
先名記憶手段と、 前記文字認識手段で得た文字と前記交信先名記憶手段内
の交信先名とを比較して同一の名前があればそれに対応
する前記電話番号によって発呼を行なう自動発呼装置を
含む、請求項1に記載のイメージ入力装置。 - 【請求項3】 前記イメージ入力装置はファクシミリ装
置に組込まれ、 前記ファクシミリ入力装置はさらに、所定の電話番号を
予め記憶しておく電話番号記憶手段と、 前記文字認識手段が認識した文字データを前記電話番号
記憶手段に記憶された電話番号とを比較して、同一の電
話番号があるときだけ前記記憶された電話番号に対して
発呼を行なう発呼制御手段をさらに含む、請求項1に記
載のイメージ入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4085593A JPH05292284A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | イメージ入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4085593A JPH05292284A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | イメージ入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05292284A true JPH05292284A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13863123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4085593A Pending JPH05292284A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | イメージ入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05292284A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1175044A (ja) * | 1997-08-27 | 1999-03-16 | Casio Comput Co Ltd | 画像中継伝送方法、音声中継伝送方法、画像中継伝送装置及び音声中継伝送装置 |
JP2007060284A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Ricoh Co Ltd | ファクシミリ装置 |
JP2017157979A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP4085593A patent/JPH05292284A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1175044A (ja) * | 1997-08-27 | 1999-03-16 | Casio Comput Co Ltd | 画像中継伝送方法、音声中継伝送方法、画像中継伝送装置及び音声中継伝送装置 |
JP2007060284A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Ricoh Co Ltd | ファクシミリ装置 |
JP2017157979A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010213 |