JPH0622117A - ファクシミリ通信方式 - Google Patents

ファクシミリ通信方式

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Publication number
JPH0622117A
JPH0622117A JP4194507A JP19450792A JPH0622117A JP H0622117 A JPH0622117 A JP H0622117A JP 4194507 A JP4194507 A JP 4194507A JP 19450792 A JP19450792 A JP 19450792A JP H0622117 A JPH0622117 A JP H0622117A
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JP
Japan
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reception
station
transmission
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Pending
Application number
JP4194507A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Watabe
弘好 渡部
Akio Tanabe
昭夫 田辺
Tatsuhisa Suzuki
達久 鈴木
Hideyuki Hirose
英幸 廣瀬
Gen Okabe
玄 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側および受信側における管理・操作を簡
素化して、受信通知書を利用した受信確認を最小限の手
間で行えるようにする。 【構成】 送信局は原稿を受信通知書と共に送信し、受
信局は原稿と共に印字される受信通知書に受信結果を記
して送信局へ返送するファクシミリ通信方式において、
受信通知書に、受信結果に応じたマーキングがなされる
マーカ部35およびバーコード化された原稿識別情報3
1を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ通信方式に
係り、特に、送信局では、原稿を受信通知書と共に送信
し、受信局では、原稿と共に印字された受信通知書に受
信結果を記して送信局へ返送するファクシミリ通信方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ通信では、送信側のファク
シミリ装置から原稿が正常に送信されても、その原稿が
欠落なく正常な印字状態で正規の受取人へ渡ったことに
はならないため、通常、原稿送信後に送信人が受取人へ
電話をしたり、あるいは受取人が電話やファクシミリ通
信により送信人に受信完了メッセージを伝達することよ
り受信確認が行われる。
【0003】ところが、このような確認方法は不経済で
あり、また繁雑であったため、例えば特開平2−690
70号公報では、送信側では原稿の送信に続いて受信通
知書を送信し、受信側では、原稿に続いて印字出力され
た受信通知書に必要事項を記入して送信側へ返送するよ
うにした受信確認方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来技術では、送信側のファクシミリ装置が多数箇所へ送
信を行ない、それに応答して多数の送信先から受信通知
書が返送されると、受信状態の管理すなわち再送の必要
がある送信先の識別、当該送信先への再送処理といった
送信管理が繁雑になってしまうという問題があった。
【0005】また、送信先(受信側)でも、受取人が送
信側のファクシミリ装置へ発呼して受信通知書を返送し
なければならないので、大きな負担を強いることになる
という問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
を解決して、送信側および受信側における管理・操作を
簡素化して、受信通知書を利用した受信確認を最小限の
手間で行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、送信局は原稿を受信通知書と共に
送信し、受信局は原稿と共に印字される受信通知書に受
信結果を記して送信局へ返送するファクシミリ通信方式
において、以下のような手段を講じた点に特徴がある。 (1) 受信通知書には、少なくとも受信結果に応じたマー
キングがなされるマーカ部およびバーコード化された原
稿識別情報を設けるようにした。 (2) 原稿識別情報で検索される送信文書リストを送信局
に設け、送信局は受信局から返送された受信通知書上の
送信結果情報および原稿識別情報を検出し、この原稿識
別情報で検索した送信文書リストに送信結果情報を登録
するようにした。 (3) 送信文書リストに通知先電話番号を登録し、送信局
は受信局から返送された受信通知書上の送信結果情報お
よび原稿識別情報を検出し、送信結果情報を音声メッセ
ージに変換し、これを前記原稿識別情報で検索した送信
文書リストに登録された通知先電話番号へ自動発呼して
送出するようにした。 (4) 送信文書リストに受信局電話番号を登録し、送信局
は受信局から返送された受信通知書上の送信結果情報お
よび原稿識別情報を検出し、前記送信結果情報が再送付
を要求するものであると、前記原稿識別情報で検索した
送信文書リストに登録された受信局電話番号へ自動発呼
して原稿および受信通知書を再送付するようにした。 (5) 前記送信局は受信通知書が予定時間内に受信局から
返送されないと、その旨のメッセージを印字出力するよ
うにした。 (6) 前記受信通知書には、少なくとも受信結果に応じた
マーキングがなされるマーカ部およびバーコード化され
た送信局電話番号を設け、受信通知書を受信した受信局
は、バーコード化された送信局電話番号を自動発呼して
受信通知書を返送するようにした。 (7) 前記送信局は、受信通知書に原稿の第1ページ目を
合成して受信局へ送信するようにした。
【0008】
【作用】上記した各構成によれば、それぞれ以下のよう
な作用効果が達成される。
【0009】上記した構成(1) によれば、受信状態はマ
ーキングにより表され、原稿識別情報はバーコードで表
されるので、送信局は返送された受信通知書に基づい
て、受信状態および原稿識別情報を自動的に識別するこ
とができるようになり、送信局での処理作業が簡素化さ
れる。
【0010】上記した構成(2) によれば、送信原稿ごと
の受信状態が送信文書リストに個別に登録されるので、
その管理がきわめて容易になる。
【0011】上記した構成(3) によれば、送信人は送信
局から離れた場所にいても送信原稿の受信結果を確認す
ることができるようになる。
【0012】上記した構成(4) によれば、受信局での受
信状態が悪いと自動的に再送処理が行われるので、送信
人の手を煩わすことなく確実な送信が可能になる。
【0013】上記した構成(5) によれば、受信局から受
信通知書が返送されていないことを認識することができ
るので、その場に応じた最適な処置を素早く講じること
ができるようになる。
【0014】上記した構成(6) によれば、受信局が受信
通知書を返送する際に送信局の電話番号をダイヤルする
必要がないので、受信局での操作が簡素化され、間違い
電話の心配もなくなる。
【0015】上記した構成(7) によれば、受信通知書に
送付表が合成されるので、送信先に応じて必要はメッセ
ージを簡単にやり取りできるようになる。
【0016】
【実施例】図1は本発明を適用したファクシミリ装置の
概略のハード構成を示すブロック図である。本発明のフ
ァクシミリ装置は、従来技術のファクシミリ装置が有す
る主要な構成を全て備えているが、ここでは本発明の説
明に必要な構成のみを示し、他の構成は省略している。
【0017】図において、スキャナ1は、原稿情報を読
み込んで電気信号のイメージデータに変換する。コーデ
ック(CODEC)部2は、イメージデータを符号化し
たり、また符号化されたイメージデータを復号化する。
画像メモリ4は、符号化されたイメージデータを蓄積す
る。モデム5は、送信するイメージデータを変調した
り、また受信したイメージデータを復調する。回線制御
部(NCU)6は、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル
などによる送信指示があった場合、自動的にダイヤリン
グをして相手局を呼び出したり、着信判定などを行う。
【0018】プリンタ7は、受信したイメージデータを
記録紙に印刷する。操作パネル8は、テンキー、機能キ
ー、表示部等を有する。システム制御部(CPU)9
は、ファクシミリ全体の動作を制御する。ROM10
は、本システムを動作させるための制御用プログラムや
諸々の基本データ等を格納している。RAM11は、ワ
ーク領域を提供したり、前記操作パネル8からユーザに
よって設定されるデータ等を記憶する。音声合成部12
は、ROM10から読み出されたメッセージパターンを
音声メッセージに変換して送出する。
【0019】このような構成を有するファクシミリ装置
において、スキャナ1から読み込まれた画像情報はコー
デック部2で符号化され、画像蓄積メモリ3に一時蓄積
される。続いて、該画像情報は画像蓄積メモリ3から読
み出され、モデム5により変調されて回線制御部6に送
り出される。
【0020】一方、受信側のファクシミリ装置は、回線
制御部6から画像情報を受信すると、これをモデム5に
送り復調する。次に、復調された画像情報は画像蓄積メ
モリ3に一時記憶される。続いて、この画像情報はコー
デック部2に送られ、コーデック部2は該画像情報を復
号化する。復号化された画像情報はプリンタ7に送ら
れ、記録紙に印字出力される。
【0021】図2は、本発明の第1実施例であるファク
シミリ通信方式の動作を模式的に表現した図、図3は本
実施例で用いられる受信通知書の一例を示した図、図4
は、本実施例による送信側ファクシミリ装置の送信動作
を説明するためのフローチャート、図5は、本実施例に
よる受信通知書の作成方法を説明するためのフローチャ
ート、図6は、返送された受信通知書の識別方法を説明
するためのフローチャートである。
【0022】送信側のファクシミリ装置(以下、送信局
と表現する)50から受信側のファクシミリ装置(以
下、受信局と表現する)60へ原稿20を送信する場
合、送信人は送信局50の操作パネル8を操作して受信
証明モードの指定および受信局60のファクシミリ番号
(電話番号)の入力を行う。これらの入力データはRA
M11に記憶される。その後、送信人は操作パネル8の
送信ボタンを押して送信開始を指示する。
【0023】このようにして送信が開始されると、ステ
ップS11では、受信証明モードの指定の有無が判定さ
れ、上記のようにして受信証明モードが指定されている
とステップS13において受信通知フラグがセットされ
る。また、受信証明モードが指定されていないとステッ
プS12において受信通知フラグがリセットされる。ス
テップS14では、受信通知書30がRAM11上に設
けられた受信通知書用のデータ領域に作成される。
【0024】このステップS14では、初めにメッセー
ジ37や受信確認メッセージ36などの共通イメージが
ROM10から読み出され、フォントROM13を利用
して前記データ領域の予定の位置に記録される[図5の
ステップS140]。次いで、相手局(受信局)電話番
号32がRAM11から読み出され、前記データ領域の
予定の位置に記録される。
【0025】次いで、予め登録されている自局の電話番
号33が前記データ領域の予定の位置に記録される[ス
テップS142]。次いで、送信原稿に固有の一連の送
信文書番号がバーコード化され、このバーコード化され
た送信文書番号31が前記データ領域の予定の位置に記
録される[ステップS143]。
【0026】再び図4へ戻り、ステップS15では、前
記送信文書番号、相手局電話番号、および受信ステータ
スなどが登録される送信文書リスト51の記憶領域がR
AM11上に確保される。
【0027】ステップS16、17では原稿が送信さ
れ、最終ページの送信が完了すると、ステップS18で
は受信証明フラグがチェックされる。受信証明フラグが
セットされていると、ステップS19では前記RAM1
1上に作成された前記受信通知書30が送信される。
【0028】図3は、送信局50から送信されて受信局
60で印字出力される受信通知書30の一例であり、相
手局電話番号32、自局電話番号33、バーコード化さ
れた送信文書番号31、メッセージ37、受信確認メッ
セージ36、およびマーカ部35などが印字されてい
る。
【0029】受信局60では、受信した原稿20の状態
に応じてマーカ部35a,35bのいずれかにマーキン
グを施し、このマーキング済みの受信通知書30aを送
信局50へ返送する。
【0030】受信通知書30aを受信した送信局50
は、図3に示したように、これをRAM11上にビット
イメージとして展開する。次いで、ステップS21[図
6参照]では、バーコード表示された送信文書番号31
を読み取るために、画素アドレス(m2,s1),(m
2+m4、s1+s2)で囲まれた閉領域のイメージデ
ータをメモリ上で読み取る。
【0031】ステップS22では、読み取ったイメージ
データがバーコードとして有効であるか否かが判定され
る。ステップS23では、有効なバーコード情報が数値
化され、これが送信文書リスト51に登録された送信文
書番号と比較される。
【0032】ステップS24では、数値化されたバーコ
ード情報と一致する送信文書番号の登録された送信文書
リスト51が存在するか否かが判定され、存在するとス
テップS25では、マーカ部35aを読み取るために、
画素アドレス(m1,s3),(m1+m3、s3+s
5)で囲まれる閉領域のイメージデータがメモリ上で読
み取られる。
【0033】ステップS26では、マーカ部35aの5
0%以上が黒色であるか否かが判定される。50%以上
が黒色であると正常受信と判断され、ステップS27で
は、送信文書リスト51に受信ステータスとして正常フ
ラグがセットされる。
【0034】また、前記ステップS26において50%
以上が黒色ではないと判定されると、ステップS28で
は、マーカ部35bを読み取るために、画素アドレス
(m1,s3+s4),(m1+m3、s3+s4+s
5)で囲まれる閉領域のイメージデータがメモリ上で読
み取られる。
【0035】ステップS29では、マーカ部35bの5
0%以上が黒色であるか否かが判定される。50%以上
が黒色であると異常受信と判断され、ステップS30で
は送信文書リスト51に受信ステータスとして異常フラ
グがセットされる。また、50%以上が黒色ではない
と、ステップS31では受信ステータスとして未記入フ
ラグがセットされる。
【0036】本実施例によれば、受信通知書30に送信
文書番号をバーコード化して付し、送信局50では、マ
ーキングを検出して受信状態を判別すると共に送信文書
番号を識別できるようにしたので、送信先(受信局)ご
との受信状態の管理が簡単かつ正確に行えるようにな
る。
【0037】図7は、本発明の第2実施例であるファク
シミリ通信方式の動作を模式的に表現した図、図8は本
実施例の動作、特に受信通知書30aを返送された送信
局50がその記載内容に基づいて音声メッセージを作成
する方法を説明するためのフローチャートであり、前記
と同一の符号は同一または同等部分を表しているので、
その説明は省略する。
【0038】本実施例では、送信局50から離れた位置
にいる送信人に、受信局60から返送された受信通知書
30aの内容、すなわち受信結果を通知できるようにし
た点に特徴がある。
【0039】送信人は送信局50から離れる場合、予め
行先の電話番号を通知先電話番号として送信文書リスト
51に登録し、その後、送信局50から前記と同様の処
理手順で原稿20および受信通知書30を送信する。こ
れを受信した受信局60は受信通知書30のマーカ部3
5にマーキングを施して送信局50へ返送する。
【0040】受信通知書30aを受信した送信局50
は、ステップS41において、例えば『受信通知で
す。』というような、音声メッセージの初めの部分を作
成する。
【0041】ステップS42では、前記と同様に受信通
知書30aをRAM11上にビットイメージとして展開
し、バーコード表示された送信文書番号×××を読み取
って数値化する。ステップS43では、読み取った送信
文書番号で検索した送信文書リスト51に予め登録され
た相手局電話番号○△○△を読み出して、例えば『○△
○△に送信した、文書番号×××のファックスは、』と
いうメッセージを作成する。
【0042】ステップS44では、前記検索した送信文
書リスト51から通知先電話番号を読み出してレジスタ
に格納する。ステップS45では、前記検索した送信文
書リストから受信ステータスを読み出す。
【0043】ステップS46では受信ステータスとして
のフラグが判定され、これが正常フラグであると、ステ
ップS47では『正常に送信されました。』というメッ
セージが作成され、異常フラグであると、ステップS5
1では『異常送信でした。再送して下さい。』というメ
ッセージが作成され、未記入フラグであると、ステップ
S52では『結果が未記入でした。』というメッセージ
が作成される。
【0044】ステップS48では、前記レジスタに格納
された通知先電話番号に基づいて通知先電話52が発呼
され、回線がつながると、ステップS49では前記した
メッセージが合成され、『受信通知です。○△○△に送
信した、文書番号×××のファックスは、正常に送信さ
れました。』という音声メッセージが出力される。
【0045】本実施例によれば、送信人は送信局50か
ら離れた場所にいても各受信局における受信結果を認識
することができるようになる。
【0046】図9は、本発明の第3実施例であるファク
シミリ通信方式の動作を模式的に表現した図、図10は
本実施例の動作、特に受信通知書30aを返送された送
信局50の動作を説明するためのフローチャートであ
り、前記と同一の符号は同一または同等部分を表してい
るので、その説明は省略する。
【0047】本実施例では、受信局60から送信局50
へ返送された受信通知書30aによって受信異常が確認
されると、送信局50が原稿20および受信通知書30
を自動的に再送するようにした点に特徴がある。
【0048】送信人は送信局50から前記と同様の処理
手順で原稿20および受信通知書30を送信する。これ
を受信した受信局60は受信通知書30のマーカ部35
にマーキング処理を施して送信局50へ返送する。
【0049】受信通知書30aを受信した送信局50
は、ステップS60において、返送された受信通知書3
0aをRAM11上にビットイメージとして展開し、前
記と同様にしてバーコード化された送信文書番号を読み
取る。ステップS61では、前記と同様にして受信結果
を読取り、受信結果に応じたフラグを送信文書リスト5
1に受信ステータスとして登録する。ステップS62で
は、送信文書番号で検索した送信文書リストに登録され
た相手局電話番号を読み出す。ステップS63では、前
記送信文書リストに登録された受信ステータスを読み出
す。
【0050】ステップS64では、受信ステータスに登
録されたフラグに基づいて送信が正常に行われたか否か
が判定され、正常に行われていれば送信文書番号に応答
した画情報が画像メモリ4から消去される。
【0051】また、送信が正常に行われていないと、ス
テップS66では、前記送信文書リストに登録された相
手局電話番号が自動発呼される。ステップS67では、
原稿20および受信通知書30が受信局60へ再送され
る。
【0052】本実施例によれば、送信が正常に行われな
かった場合には自動的に再送が行われるので、送信人の
手を煩わすことなく、確実な原稿送信が可能になる。
【0053】図11は、本発明の第4実施例であるファ
クシミリ通信方式の動作を模式的に表現した図、図12
は本実施例の動作、特に受信通知書30aを返送された
送信局50の動作を説明するためのフローチャート、図
13,14は本実施例で用いられる受信通知書の一例を
示した図であり、前記と同一の符号は同一または同等部
分を表しているので、その説明は省略する。
【0054】本実施例では、受信通知書30aが受信局
60から返送されない場合に、未受理レポートを印字出
力して送信人に提示するようにした点に特徴がある。
【0055】送信局50は、原稿20および受信通知書
30を送信すると共に、送信文書番号、相手局電話番
号、送付時間、および送付原稿の第1頁を縮小・圧縮し
た画像データを送信文書リストとしてRAM11に記憶
する。
【0056】送信完了後、送信局50は、ステップS7
1において送信文書リストがRAM11に登録されてい
るか否か判定し、送信文書リストが登録されていると、
ステップS72では、登録されている全ての送信文書リ
ストの送付時間を参照し、例えば2時間以上経過したも
のがあると、ステップS73において未受理レポート7
0を作成して印字出力する。
【0057】未受理レポート70は、例えば図13に示
したように送信文書番号や相手局電話番号等を記載した
もの、あるいは図14に示したように、送信文書番号や
相手局電話番号と共に送信原稿の第1頁の縮小・圧縮画
像が記されたものであっても良い。
【0058】本実施例によれば、送信人は受信局60か
ら受信通知書30aが返送されていないことを認識する
ことができるようになるので、必要な処置を素早く講じ
ることができるようになる。
【0059】また、未受理レポートに縮小圧縮画像を付
加すれば、原稿の内容を容易に判断できるので、その処
置がさらに容易になる。
【0060】図15は、本発明の第5実施例であるファ
クシミリ通信方式の動作を模式的に表現した図、図16
は本実施例で用いられる受信通知書の一例を示した図、
図17は本実施例の動作、特に受信通知書30を受信し
た受信局60の動作を説明するためのフローチャートで
あり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表して
いるので、その説明は省略する。
【0061】本実施例では、受信通知書30にバーコー
ド化された自局(送信局)電話番号38を記し、これを
受信した受信局60は、バーコードに基づいて送信局5
0を自動発呼して受信通知書30aを返送するようにし
た点に特徴がある。
【0062】マーカ部35にマーキングの施された受信
通知書30aが受信局60にセットされると、ステップ
S81では、受信証明送信モードが指定されたか否かが
判定され、受信証明送信モードが指定されていると、ス
テップS83では、受信通知書30aがRAM11上に
ビットイメージとして展開される。
【0063】ステップS84では、前記と同様にしてバ
ーコード情報が読み取られて電話番号に変換される。ス
テップS85では、この電話番号に基づいて送信局50
が自動発呼され、回線が通じると、ステップS86にお
いて受信通知書30aが返送される。
【0064】本実施例によれば、受信局が受信通知書3
0aを返送する際に送信局の電話番号をダイヤルする必
要がないので、受信局での操作が簡素化され、間違い電
話の心配もなくなる。
【0065】図18は、本発明の第6実施例であるファ
クシミリ通信方式の動作を模式的に表現した図、図20
は本実施例で用いられる受信通知書の一例を示した図、
図19は送信局の動作を説明するためのフローチャート
であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表し
ているので、その説明は省略する。
【0066】本実施例では、受信通知書にファクシミリ
送付表を合成するようにした点に特徴がある。
【0067】送信局50では、ステップS91において
受信証明モードが指定されているか否かを判定し、指定
されていると、ステップS92では、予め画像メモリ4
に記憶されたファクシミリ送付表(一般的には、送信原
稿の第1頁)を受信通知書30に合成して、図20に示
したような受信通知書30を完成する。以後同様に、ス
テップS93、94において原稿20および受信通知書
30を送信する。
【0068】本実施例によれば、受信通知書30に送付
表が合成されるので、送信先に応じて必要はメッセージ
を簡単にやり取りできるようになる。
【0069】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば以下の
ような効果が達成される。 (1) 本発明の請求項1の構成によれば、受信状態がマー
キングにより表され、原稿識別情報はバーコードで表さ
れるので、送信局は返送された受信通知書に基づいて受
信状態および原稿識別情報を自動的に識別することがで
き、送信局での処理作業が簡素化される。 (2) 本発明の請求項2の構成によれば、送信原稿ごとの
受信状態が送信文書リストに個別に登録されるので、そ
の管理がきわめて容易になる。 (3) 本発明の請求項3の構成によれば、送信文書リスト
に登録された通知先電話番号に自動発呼されて送信結果
情報がメッセージに変換されて送出されるので、送信人
が送信局から離れる場合、行先の電話番号を通知先電話
番号として予め登録しておけば、送信局から離れた場所
に居ても送信原稿の受信結果を確認することができるよ
うになる。 (4) 本発明の請求項4の構成によれば、送信が正常に行
われなかった場合には自動的に再送が行われるので、送
信人の手を煩わすことなく確実な送信が可能になる。 (5) 本発明の請求項5の構成によれば、受信通知書が予
定時間内に受信局から返送されないと、その旨のメッセ
ージが印字出力されるので、受信局から受信通知書が返
送されていないことを認識することができ、その場に応
じた最適な処置を素早く講じることができるようにな
る。 (6) 本発明の請求項6の構成によれば、受信局が受信通
知書を返送する際に送信局の電話番号をダイヤルする必
要がないので、受信局での操作が簡素化され、間違い電
話の心配もなくなる。 (7) 本発明の請求項7の構成によれば、受信通知書に送
付表が合成されるので、送信先に応じて必要はメッセー
ジを簡単にやり取りできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したファクシミリ装置の概略の
ハード構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施例の動作を模式的に表現し
た図である
【図3】 第1実施例での受信通知書の一例を示した図
である。
【図4】 送信局の動作を示したフローチャートであ
る。
【図5】 受信通知書の作成方法を示したフローチャー
トである。
【図6】 受信通知書の認識方法を示したフローチャー
トである。
【図7】 本発明の第2実施例の動作を模式的に表現し
た図である。
【図8】 第2実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図9】 本発明の第3実施例の動作を模式的に表現し
た図である。
【図10】 第3実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図11】 本発明の第4実施例の動作を模式的に表現
した図である。
【図12】 第4実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図13】 第4実施例での受信通知書の一例を示した
図である。
【図14】 第4実施例での受信通知書の他の一例を示
した図である。
【図15】 本発明の第5実施例の動作を模式的に表現
した図である。
【図16】 第5実施例での受信通知書の一例を示した
図である。
【図17】 第5実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図18】 本発明の第6実施例の動作を模式的に表現
した図である。
【図19】 第6実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図20】 第6実施例で用いられる受信通知書の一例
を示した図である。
【符号の説明】
20…原稿、30、30a…受信通知書、50…送信側
ファクシミリ装置、51…送信文書リスト、52…通知
先電話、60…受信側ファクシミリ装置、70…未受理
通知レポート
フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 英幸 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 岡部 玄 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信局では、原稿を受信通知書と共に送
    信し、受信局では、原稿と共に印字される受信通知書に
    受信結果を記して送信局へ返送するファクシミリ通信方
    式であって、 前記受信通知書には、受信結果に応じたマーキングがな
    されるマーカ部およびバーコード化された原稿識別情報
    が設けられたことを特徴とするファクシミリ通信方式。
  2. 【請求項2】 前記送信局は送信原稿に固有の原稿識別
    情報で検索される送信文書リストを具備し、送信局は、
    受信局から返送された受信通知書上の送信結果情報およ
    び原稿識別情報を検出し、当該原稿識別情報で検索した
    送信文書リストに当該送信結果情報を登録するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ通信方
    式。
  3. 【請求項3】 前記送信文書リストには通知先電話番号
    が登録され、送信局は、受信局から返送された受信通知
    書上の送信結果情報および原稿識別情報を検出し、送信
    結果情報を音声メッセージに変換し、これを前記原稿識
    別情報で検索した送信文書リストに登録された通知先電
    話番号へ自動発呼して送出するようにしたことを特徴と
    する請求項2記載のファクシミリ通信方式。
  4. 【請求項4】 前記送信文書リストには、受信局電話番
    号が登録されており、送信局は、受信局から返送された
    受信通知書上の送信結果情報および原稿識別情報を検出
    し、前記送信結果情報が再送付を要求するものである
    と、前記原稿識別情報で検索した送信文書リストに登録
    された受信局電話番号へ自動発呼して原稿および受信通
    知書を再送付するようにしたことを特徴とする請求項2
    記載のファクシミリ通信方式。
  5. 【請求項5】 前記送信局では、受信通知書が予定時間
    内に受信局から返送されなかった場合には、その旨のメ
    ッセージを印字出力するようにしたことを特徴とする請
    求項1ないし請求項4のいずれかに記載のファクシミリ
    通信方式。
  6. 【請求項6】 送信局では、原稿を受信通知書と共に送
    信し、受信局では、原稿と共に印字される受信通知書に
    受信結果を記して送信局へ返送するファクシミリ通信方
    式であって、 前記受信通知書には、受信結果に応じたマーキングがな
    されるマーカ部およびバーコード化された送信局電話番
    号が設けられ、受信通知書を受信した受信局は、バーコ
    ード化された送信局電話番号を自動発呼して受信通知書
    を返送するようにしたことを特徴とするファクシミリ通
    信方式。
  7. 【請求項7】 前記送信局では、受信通知書に原稿の第
    1ページ目を合成して受信局へ送信するようにしたこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載
    のファクシミリ通信方式。
JP4194507A 1992-06-30 1992-06-30 ファクシミリ通信方式 Pending JPH0622117A (ja)

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