JP2002027156A - ファクシミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

ファクシミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体

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JP2002027156A
JP2002027156A JP2000201766A JP2000201766A JP2002027156A JP 2002027156 A JP2002027156 A JP 2002027156A JP 2000201766 A JP2000201766 A JP 2000201766A JP 2000201766 A JP2000201766 A JP 2000201766A JP 2002027156 A JP2002027156 A JP 2002027156A
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吉雄 吉浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置において、通信時に、受信
機のユーザが受信後に記録出力された受信原稿を返送す
るような場合に便利なように、送信機のアドレスが受信
原稿の裏面に記録されるようにする。 【解決手段】 送信時、相手の受信機が受信した画像情
報を記録紙の両面に記録する両面記録機能を有している
か判定し(S202)、有している場合、受信機に対し
両面記録を指定し、原稿の1ページの画像情報を記録紙
の表面に記録すべき画像情報として送信し(S20
3)、その後、自装置のアドレスの画像情報を記録紙の
裏面に記録すべき画像情報として送信する(S20
4)。その後、原稿の全ページの送信が終了したか判定
し(S205)、終了するまで、原稿の1ページの送信
と、アドレスの送信を交互に繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の画像情報を
読み取って送信するとともに、送信された原稿の画像情
報を受信して記録紙に記録するファクシミリ装置、その
制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピュ
ータにより読み取り可能な記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ通信では、一般的に
は、送信機は表裏の片面のみに画像が記録された片面原
稿の片面のみの画像情報を読み取って送信し、受信機は
受信した原稿の画像情報を記録紙の片面のみに記録する
片面伝送が行なわれている。また、送信機が原稿の画像
情報と共に、送信元としての自らの通信網におけるアド
レス(具体的には電話番号であり、以下、送信元アドレ
スという)の画像情報をヘッダ情報として送信し、受信
機で原稿の画像情報とともに送信元アドレスがヘッダと
して記録紙の片面に記録されるようになっている。
【0003】図12に、片面伝送で受信機が受信した原
稿の画像情報を記録した記録紙(以下、受信原稿とい
う)の記録例を示してある。図12の(a)に示すよう
に、受信原稿の表面に原稿の画像情報とともに送信元ア
ドレスがヘッダとして受信原稿の頭部に印字される。ま
た、図12の(b)に示すように、受信原稿の裏面は白
紙とされ、原稿の画像情報は勿論としてヘッダとしての
送信元アドレスも印字されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例では、ファクシミリ通信で受信機が受信し
た原稿が例えば図12に示したような説明会の案内など
で、受信機のユーザが受信原稿に記入して受信原稿をそ
のまま送信機に返送するような場合、受信原稿を装置の
スキャナーにセットすると受信原稿に記録された送信元
アドレスが見えなくなってしまう。
【0005】すなわち、受信原稿が受信機のスキャナー
に対して、一般的なセット方法として、読み取る画像の
記録された片面を下側にする、いわゆるフェイスダウン
でセットされるものとすると、ユーザには白紙の裏面し
か見えない。また、一般的ではないが、受信原稿がスキ
ャナーに対して読み取る画像の記録された片面を上側に
する、いわゆるフェイスアップでセットされるものとし
ても、ヘッダとしての送信元アドレスが印字された受信
原稿の先端部がスキャナーに挿入されてしまうので見え
なくなる。なお、ここで受信原稿の先端、後端を逆にし
て後端部からスキャナーに挿入するものとしても、発信
元アドレスが逆向きになって見にくくなってしまう。
【0006】このため、受信機でその送信元アドレスが
ワンタッチダイヤルキーなどに登録されていない場合、
受信機のユーザは、受信原稿のヘッダのアドレスを見な
がらダイヤルすることができないので、そのアドレスの
電話番号をメモ書きしたりする必要があり、面倒である
とともに、誤って書き取って送信間違いしてしまう場合
があるなどの問題があった。
【0007】そこで本発明の課題は、ファクシミリ装置
において、通信時に、受信機のユーザが受信後に受信原
稿を返送するような場合に便利なように、送信元アドレ
スが受信原稿の裏面に記録されるようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、原稿の画像情報を読み取って送信
するとともに、送信された原稿の画像情報を受信して記
録紙に記録するファクシミリ装置、その制御方法、及び
その制御プログラムを格納したコンピュータにより読み
取り可能な記憶媒体において、送信時に、相手の受信機
が受信した画像情報を記録紙の両面に記録する両面記録
機能を有する場合、該受信機に対し両面記録を指定し、
原稿の画像情報を記録紙の表面に記録すべき画像情報と
して送信するとともに、通信網における自装置のアドレ
スの画像情報を記録紙の裏面に記録すべき画像情報とし
て送信するアドレス通知のための両面送信を行なうよう
に制御するものとした。
【0009】この場合、具体的には、例えば、自装置の
アドレスの画像情報を原稿の毎ページの裏面の画像情報
として送信するように制御する。或いは原稿の最終ペー
ジのみの裏面の画像情報として送信するように制御す
る。また、前記アドレスとしては、例えばITU−T勧
告T.30で規定されたTSI(送信端末識別情報)と
して自装置のメモリに登録された電話番号の情報を使用
する。
【0010】また、本発明によれば、原稿の画像情報を
読み取って送信するとともに、送信された原稿の画像情
報を受信して記録紙に記録するファクシミリ装置であっ
て、画像情報を記録紙の両面に記録可能に構成されたフ
ァクシミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラ
ムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒
体において、受信時に、原稿の画像情報とともに、相手
の送信機の通信網におけるアドレスのデータを取得した
場合、原稿の画像情報を記録紙の表面に記録するととも
に、前記アドレスのデータを該アドレスの画像情報に変
換して記録紙の裏面に記録する(例えば原稿の最終ペー
ジの画像情報を表面に記録した記録紙の裏面にのみ記録
する)ように制御するものとした。
【0011】ここで、自装置の原稿の画像情報を読み取
る画像読み取り手段が原稿をその画像を読み取る面を上
側にしてセットするように構成されている場合には、前
記アドレスの画像情報を180度回転させるように変換
して記録紙の裏面に記録するように制御するものとし
た。
【0012】また、前記相手の送信機のアドレスのデー
タは、例えば、受信時に相手の送信機から送信されるI
TU−T勧告T.30で規定されたTSI(送信端末識
別情報)信号またはNSS(非標準機能設定)信号から
取得するものとする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。なお、本実施形態のファクシミリ装
置は、ITU−T勧告T.30によるG3ファクシミリ
伝送手順に従って動作するものとし、同勧告による両面
伝送手順に従って、送信機は表裏の両面に画像が記録さ
れた両面原稿の両面の画像情報を読み取って送信し、受
信機は受信した画像情報を記録紙の両面に記録する両面
伝送の送受信を片面伝送の送受信とともに行なえるもの
とする。
【0014】まず、図1により本実施形態のファクシミ
リ装置の構成を説明する。
【0015】図1において、2はCCU(通信制御装
置)であり、公衆電話回線1の端末に接続され、公衆電
話回線の通信網を介してファクシミリ通信を行なうため
の通信制御を行なう。
【0016】3は、送信する画像情報の圧縮(符号化)
と受信した画像情報の伸長(復号化)を行なうCODE
C(符号・復号化器)である。
【0017】4はCPU(中央処理装置)であり、RO
M5に格納された制御プログラムに従って本装置全体を
制御し、ファクシミリ伝送制御を行なう。ROM5は本
発明に係るファクシミリ装置の制御プログラムを格納し
たコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体の実施形
態に相当する。
【0018】6はRAMであり、CPU4にワークエリ
アなどとして使用される。RAM6の所定記憶エリアに
は、ITU−T勧告T.30によるG3ファクシミリの
プロトコル上でTSI(Transmitting Subscriber Info
rmation:送信端末識別情報)と表現されている通信網
における自らのアドレスとしての電話番号が登録されて
いる。
【0019】7は原稿の画像情報を読み取るスキャナー
であり、片面原稿の片面の画像情報の読み取りととも
に、表裏の両面に画像が記録された両面原稿の両面の画
像情報の読み取りも可能であるものとする。
【0020】8は受信した画像情報を記録紙に記録する
プリンタであり、画像情報を記録紙の片面のみに記録す
る片面記録とともに、記録紙の両面に記録する両面記録
も可能であるものとする。なお、記録紙の材質は紙に限
らず、プラスチックなど他の材質でもよい。
【0021】9はスキャナー7で読み取った原稿の画像
情報あるいは受信した画像情報を格納する画像メモリで
ある。
【0022】10は操作者が本装置を操作するための各
種情報の入力を行なうための操作パネルであり、図示し
ていないが、スタートキー、ストップキー、電話番号を
入力するためのテンキー、ワンタッチキー、その他各種
のファンクションキーとともに、両面送信の起動を行な
うための両面送信起動キー11が設けられている。ま
た、入力された情報や装置の状態を示す情報などを表示
する表示器が設けられる。なお、上述したRAM6への
TSIの電話番号の登録が操作パネル10からのキー入
力によりなされることは勿論である。
【0023】上記の構成において、ファクシミリ通信の
受信時には、回線1からCCU2を介して画像情報の信
号が受信され、その画像情報がCODEC3により伸長
され、画像メモリ9に格納された後、プリンタ8で記録
紙に記録される。また、送信時には、原稿の画像情報が
スキャナー7で読み取られて画像メモリ9に格納された
後、CODEC3で圧縮され、CCU2を介して回線1
に送出される。この受信動作及び送信動作はCPU4の
制御のもとになされる。
【0024】ところで、本装置では、片面原稿の送信時
に、確実な返送を期待して、相手の受信機のユーザに送
信元である本装置のアドレスを通知する目的で、受信機
に対して、読み取った片面原稿の画像情報を記録紙の表
面に記録すべき画像情報として送信するとともに、本装
置に登録されたアドレスとしてのTSIの電話番号の画
像情報を記録紙の裏面に記録すべき画像情報として送信
すること(以下、送信元アドレス通知のための両面送信
という)が可能になっている。そして、操作パネル10
の両面送信起動キー11の入力がなされると、CPU4
の制御により、操作パネル10の表示器に、以下の
(1)〜(5)の何れかの動作を操作者が選択して指定
するための指定画面が表示され、その画面上でカーソル
キーとセットキーなどにより指定された動作を行なうよ
うになっている。
【0025】(1)通常の両面原稿送信。これは両面原
稿の両面の画像情報を読み取って従来の両面送信と同様
に送信する動作である。なお、この通常の両面原稿送信
と通常の片面原稿送信の場合は、本装置のアドレスは、
従来と同様にヘッダの画像情報として原稿の表面の画像
情報の先頭に付加されるかあるいは一部上塗りして送信
される。
【0026】(2)毎ページ送信元アドレス通知。これ
は、上述した送信元アドレス通知のための両面送信であ
って、片面原稿の送信時に本装置のアドレスの画像情報
を原稿の毎ページの画像情報の裏面の画像情報として送
信する動作である。
【0027】(3)最終ページ送信元アドレス通知。こ
れは、送信元アドレス通知のための両面送信であって、
片面原稿の送信時に本装置のアドレスの画像情報を原稿
の最終ページのみの裏面の画像情報として送信する動作
である。
【0028】(4)1ページ目アドレス通知。これは、
送信元アドレス通知のための両面送信であって、片面原
稿の送信時に本装置のアドレスの画像情報を原稿の1ペ
ージ目のみの裏面の画像情報として送信する動作であ
る。
【0029】(5)送信元アドレスデータ通知。これは
片面原稿の送信時に本装置のアドレスを画像情報として
ではなく、TSI信号のバイナリ−データとして送信
し、その後、片面原稿の画像情報の片面送信を行なう動
作である。これに対して送信相手の受信機は、受信時
に、TSI信号から取得した送信元アドレスの画像情報
を記録紙の裏面に記録するモードの設定に応じて、受信
した画像情報を記録紙の表面に記録するとともに、画像
情報の前に受信したTSI信号から取得した送信元アド
レスのデータを画像情報に変換して記録紙の裏面に記録
するものとする。
【0030】なお、以上の各動作は、送信相手の受信機
が両面の画像情報を受信して記録紙の両面に記録する両
面記録機能を有することを前提として行なわれる。
【0031】以下に、片面原稿の送信を前提として、上
記の(2),(3),(5)の動作の詳細を説明する。
なお、(1)の通常の両面原稿送信は従来と同様である
ので説明を省略する。また、(4)の1ページ目送信元
アドレス通知の動作は、以下に説明する(2)と(3)
の通知の動作から容易に類推できるので説明を省略す
る。
【0032】まず、(2)の毎ページ送信元アドレス通
知の動作を図2及び図3により説明する。図2は、毎ペ
ージ送信元アドレス通知を行なう場合のCPU4の制御
手順を示している。
【0033】操作者が操作パネル10の両面送信起動キ
ー11の入力を行ない、上述した(1)〜(5)の何れ
かの動作を選択して指定するための指定画面が表示さ
れ、図2のステップS200で操作者が前記の指定画面
上で(2)の毎ページ送信元アドレス通知を指定する
と、CPU4はステップS201以下の処理を行なう。
【0034】ステップS201では、操作パネル10の
テンキーあるいはワンタッチキーなどにより入力される
相手の受信機の電話番号に発呼し、通信を開始する。
【0035】次に、ステップS202では、回線接続後
に相手機から送られてくるDIS(デジタル識別信号)
を解析し、相手機が両面記録機能を有するかどうか判断
し、有していないときは、通常の片面送信を行う。この
場合、送信元アドレスは、従来と同様にヘッダの画像情
報として原稿の画像情報の先頭に付加されるかあるいは
一部上塗りして送信される。
【0036】一方、相手機が両面記録機能を有している
ときはステップS203に進み、相手機に対して、DC
S(デジタル命令信号)により両面記録を指定した後、
スキャナー7にセットされている原稿の1ページの画像
情報、あるいは画像メモリ9に蓄積された原稿の画像情
報の1ページ分を相手機に対し記録紙の表面に記録すべ
き画像情報として送信する。
【0037】次に、ステップS204において、TSI
としての送信元アドレスの情報をRAM6から読み出
し、画像情報に変換し、相手機に対し記録紙の裏面に記
録すべき画像情報として送信する。なお、送信元アドレ
スの画像情報は裏面の1ページの後端部に位置させるよ
うにする。ここで、送信元アドレスの画像情報は一行だ
けの情報であり、1ページの残りの画像情報は全白とし
て効率良く圧縮されたデータとして付加されるので、こ
の裏面の送信元アドレスを含む1ページの画像情報は非
常に少なく伝送時間もほとんど負担とならない。
【0038】次に、ステップS205において、原稿の
全ページの画像情報の送信が終了したか否か判断し、終
了していなければステップS203に戻ってステップS
203,S204の動作を繰り返す。
【0039】また、ステップS205で原稿の全ページ
の画像情報の送信が終了したら、ステップS206に進
んで回線を切断し、通信を終了する。
【0040】次に、図3は、上述した毎ページ送信元ア
ドレス通知時におけるG3ファクシミリのプロトコルで
の送信側(本装置で発呼側)と受信側(相手機で着呼
側)の信号のやり取りのシーケンスを示している。
【0041】ここに示すように、回線接続後、前手順で
受信側からDISで特定ビットのオンにより両面記録機
能を有することが送信側に報知されると、送信側からD
CSの特定ビットのオンにより受信側に対し受信する画
像情報の両面記録が指定される。その後、回線状態をチ
ェックするトレーニング信号及びTCF(トレーニング
チェック)信号とCFR(受信準備確認)信号のやり取
りの後、送信側から原稿の1ページ目の画像情報が記録
紙の表面に記録すべき画像情報として送信され、さらに
次ページがあることを示すMPS(マルチページ信号)
が送信される。これに対して受信側は正常に受信すると
MCF(メッセージ確認)信号を返し、これに応じて送
信側は、TSIによる送信元アドレスの画像情報を上記
原稿の1ページ目の画像情報を記録する記録紙の裏面に
記録すべき画像情報として送信し、さらにMPSを送信
する。これに対して受信側は正常に受信するとMCF信
号を返す。原稿のページ数がmページとして、この動作
をmページ目まで繰り返し、その後、送信側がDCN
(切断命令)信号を送信し、回線を切断して通信を終了
する。
【0042】このようにして、毎ページ送信元アドレス
通知動作によれば、受信側で記録出力される受信原稿の
全てについて、例えば図10の(a)に示すように表面
に受信した原稿の画像情報が記録され、(b)に示すよ
うに裏面の後端部に送信元アドレスの画像情報が記録さ
れる。なお、この図10の記録例は、受信側の装置のス
キャナーが一般的な原稿セット方法として原稿の画像を
読み取る面を下側にするフェイスダウンで原稿をセット
するように構成されていることを前提とした記録例であ
る。
【0043】したがって、上述のファクシミリ通信後
に、受信側のユーザが受信原稿に記入するなどして受信
原稿を送信側に返送するような場合に、受信原稿をファ
クシミリ装置のスキャナーにフェイスダウンでセットし
た状態で受信原稿の裏面の後端部に記録された送信元ア
ドレスの電話番号が見えるので、これを見ながら送信側
への発呼のためのダイヤルを簡単に間違いなく行なうこ
とができ、送信元アドレスをメモしたり、覚えたりする
必要はない。
【0044】次に、前述した(3)の最終ページ送信元
アドレス通知の動作を図4及び図5により説明する。
【0045】図4は、最終ページ送信元アドレス通知を
行なう場合のCPU4の制御手順を示している。
【0046】操作者が操作パネル10の両面送信起動キ
ー11の入力を行ない、前述した(1)〜(5)の何れ
かの動作を選択して指定するための指定画面が表示さ
れ、図4のステップS300で操作者が前記の指定画面
上で(3)の最終ページ送信元アドレス通知を指定する
と、CPU4はステップS301以下の処理を行なう。
【0047】ステップS301からS303まで、すな
わち発呼、通信開始から相手機に両面記録機能がある場
合で原稿の1ページの画像情報を相手機に対し記録紙の
表面に記録すべき画像情報として送信するまでは図2の
ステップS201〜S203と同じである。
【0048】ステップS303の次のステップS304
では、原稿の全ページの画像情報の送信が終了したか否
か判断し、終了していなければステップS303に戻っ
てステップS303の動作を繰り返す。この繰り返しに
より原稿の各ページの画像情報が記録紙の表面に記録す
べき画像情報として送信されるが、プロトコル上、表面
と裏面の画像情報を交互に送る必要がある場合は、ステ
ップS304からS303に戻る前に1ページの全白の
画像情報を記録紙の裏面に記録すべき画像情報として送
信する。
【0049】そして、ステップS304で原稿の全ペー
ジの画像情報の送信が終了したら、ステップS305に
進み、送信元アドレスの画像情報を最後のページの裏面
に記録すべき画像情報として送信する。
【0050】その後、ステップS306で回線を切断
し、通信を終了する。
【0051】次に、図5は、上述した最終ページ送信元
アドレス通知時におけるG3ファクシミリのプロトコル
での送信側(本装置で発呼側)と受信側(相手機で着呼
側)の信号のやり取りのシーケンスを示している。
【0052】先述した毎ページ送信元アドレス通知時に
おける図3のシーケンスでは、送信側から送信元アドレ
スの画像情報が原稿の毎ページの裏面の画像情報として
原稿の各ページの画像情報と交互に送信されたのに対
し、図5のシーケンスでは、送信元アドレスの画像情報
が原稿の最後のページの裏面の画像情報として1回だけ
送信される点が異なっている。
【0053】このような最終ページ送信元アドレス通知
動作によれば、受信側で記録出力される受信原稿の最後
の1枚について、例えば図10の(a)と(b)に示す
ように、表面に受信した原稿の画像情報が記録され、裏
面に送信元アドレスの画像情報が記録される。
【0054】したがって、通信後に、受信側のユーザが
受信原稿の最後の1枚を送信側に返送するような場合に
は、その1枚をファクシミリ装置のスキャナーにフェイ
スダウンでセットした状態でその1枚の裏面に記録され
た送信元アドレスの電話番号が見えるので、送信側への
発呼のためのダイヤルを簡単に間違いなく行なうことが
できる。また、他の受信原稿を返送する場合には、最後
の1枚の裏面を見てダイヤルを簡単に間違いなく行なう
ことができる。
【0055】また、最終ページ送信元アドレス通知で
は、送信元アドレスの画像情報の送信が1回だけであ
り、その前までは実質的に片面送信であるので、毎ペー
ジ送信元アドレス通知の場合より通信時間を短縮するこ
とができるという利点がある。
【0056】次に、前述した(5)の送信元アドレスデ
ータ通知の動作と、これに対する受信機の動作を図6〜
図9により説明する。
【0057】まず図6は、送信元アドレスデータ通知を
行なう場合のCPU4の制御手順を示している。
【0058】操作者が操作パネル10の両面送信起動キ
ー11の入力を行ない、前述した(1)〜(5)の何れ
かの動作を選択して指定するための指定画面が表示さ
れ、図6のステップS400で操作者が前記の指定画面
上で(5)の送信元アドレスデータ通知を指定すると、
CPU4はステップS401以下の処理を行なう。
【0059】ステップS401及びS402は、図2の
ステップS201及びS202と同じであり、発呼、通
信開始の後、相手機に両面記録機能があるか否かを判断
する。そして、相手機が両面記録機能を有していないと
きは、通常の片面送信を行う。この場合、送信元アドレ
スは、従来と同様にヘッダの画像情報として原稿の画像
情報の先頭に付加されるかあるいは一部上塗りして送信
される。
【0060】一方、相手機が両面記録機能を有している
ときはステップS403に進み、G3ファクシミリのプ
ロトコルでオプションであって、自らのアドレス情報の
バイナリーデータを含むTSI信号を相手機に対してD
CS信号などとともに送信する。なお、この場合、DC
S信号で相手機に対して両面記録は指定しない。すなわ
ち片面記録を指定する。
【0061】続いてステップS404以下で通常の片面
送信を行なう。すなわち、ステップS404では、スキ
ャナー7にセットされている原稿の1ページの画像情
報、あるいは画像メモリ9に蓄積された原稿の画像情報
の1ページ分を相手機に対し記録紙の片面(表面)に記
録すべき画像情報として送信する。次に、ステップS4
05では、原稿の全ページの画像情報の送信が終了した
か否か判断し、終了していなければステップS404に
戻ってステップS404の動作を繰り返す。そして、ス
テップS405で原稿の全ページの画像情報の送信が終
了したら、ステップS406で回線を切断し、通信を終
了する。
【0062】なお、この(5)の送信元アドレスデータ
通知に限っていえば、これは片面送信であるので、本装
置は両面送信は行なえず、片面送信しか行なえないもの
としてもよい。また、通常は、特別な送信モードを選択
しなくても、送信時にTSI信号を送信する場合が多
く、その場合は、この送信元アドレスデータ通知のモー
ドの選択を行なわなくてもよい。
【0063】次に、図7は、上述した最終ページ送信元
アドレス通知時におけるG3ファクシミリのプロトコル
での送信側(本装置で発呼側)と受信側(相手機で着呼
側)の信号のやり取りのシーケンスを示している。
【0064】ここに示すように、回線接続後、前手順で
受信側からDISで特定ビットのオンにより両面記録機
能を有することが送信側に報知されるのに対して、送信
側からDCSの特定ビットのオフにより受信側に対し受
信する画像情報の片面記録が指定される。また、DCS
とともに送信元アドレスのデータを含むTSI信号が送
信される。
【0065】なお、ここで最初に受信側から非標準機能
を有していることとユーザ略称及びメーカコードなどを
示すオプションのNSF(Non-standard Function:非
標準機能)信号が送られる場合で、送信側と受信側のメ
ーカコードが一致するときは、送信側がNSS(Non-st
andard Setup:非標準機能設定)信号で応答する場合が
あるが、このNSSに送信元アドレスのデータが含まれ
ていることもある。
【0066】上記のやり取りの後、トレーニング信号及
びTCF信号とCFR信号をやり取りし、その後、送信
側から原稿の1ページの画像情報が送信され、さらに次
ページがあることを示すMPSが送信される。これに対
して受信側は正常に受信するとMCF信号を返す。この
繰り返しにより送信側が原稿の最終ページの画像情報ま
で送信を終了すると、DCN信号を送信し、回線を切断
する。
【0067】このようにして、送信元アドレスデータ通
知では、送信元アドレスの情報が画像情報としてではな
く、TSI信号のバイナリ−データとして送信され、そ
の後、片面原稿の画像情報の片面送信が行なわれる。
【0068】ところで、前述したように、上記の送信元
アドレスデータ通知に対して、送信相手の受信機は、受
信時に、TSI信号から取得した送信元アドレスの画像
情報を記録紙の裏面に記録するモードの設定に応じて、
受信した画像情報を記録紙の表面に記録するとともに、
画像情報の前に受信したTSI信号から取得した送信元
アドレスのデータを画像情報に変換して記録紙の裏面に
記録する。この受信機の動作を図8により説明する。な
お、この受信機は本実施形態の装置と同じものとし、図
8は、その受信機の上記のモードが設定されている場合
のCPU4の片面受信時の制御手順を示すフローチャー
ト図である。
【0069】CPU4は図8のステップS500で着信
を検出すると、ステップS501以下の処理を行なう。
【0070】ステップS501では、相手の送信機に対
し、DISで両面記録機能を有していることを通知す
る。
【0071】次に、ステップS502では、相手の送信
機から送信されるTSI信号を受信し、それに含まれる
送信元アドレスのバイナリーデータをRAM6に記憶す
る。
【0072】次に、ステップS503で相手の送信機か
ら送信される原稿の1ページ分の画像情報を受信した
後、ステップS504で原稿の全ページの画像情報の受
信が終了したか判定し、終了していなければステップS
503の原稿1ページの受信を繰り返す。
【0073】ステップS504で原稿の全ページの画像
情報の受信が終了したら、ステップS505に進み、受
信した原稿の1ページの画像情報を記録紙の片面(表
面)に記録するプリント出力を行なう。
【0074】次に、ステップS506で受信した原稿の
最後のページの画像情報をプリント出力したか判定し、
そうでなければステップS505の処理を繰り返し、受
信した原稿の次の1ページの画像情報のプリント出力を
行なう。
【0075】ステップS506で受信した原稿の最後の
ページの画像情報をプリント出力したと判定したら、ス
テップS507に進み、上記のRAM6に記憶していた
TSI信号による送信元アドレスのデータを送信元アド
レスの画像情報に変換し、上記の受信した原稿の最後の
ページの画像情報を表面に記録した記録紙の裏面に送信
元アドレスの画像情報を記録する印字出力を行なう。そ
して処理を終了する。
【0076】なお、前手順で送信機から前述したNSS
信号を受信し、それに送信元アドレスのデータが含まれ
ていたらTSI信号の代わりにNSS信号から送信元ア
ドレスのデータを取得してもよい。また、ユーザ略称の
データも記憶しておき、それを画像情報に変換して送信
元アドレスの画像情報とともに記録紙の裏面に記録して
もよい。また、送信元アドレスはTSI信号から取得
し、ユーザ略称をNSS信号から取得してもよい。
【0077】このようにして、結果的には、最終ページ
送信元アドレス通知の場合と同様に、受信機で記録出力
される受信原稿の最後の1枚について、例えば図10に
示すように、表面に受信した原稿の画像情報が記録さ
れ、裏面に送信元アドレスの画像情報が記録され、最終
ページ送信元アドレス通知の場合と同様の効果が得られ
る。また、毎ページ送信元アドレス通知及び最終ページ
送信元アドレス通知の場合に比べて、特に送信側の処理
を簡単にすることができる。
【0078】なお、受信機でTSI信号またはNSS信
号から取得した送信元アドレスの画像情報を受信原稿の
最後の1枚でなく、全部あるいは先頭の1枚の裏面に記
録するようにしてもよい。
【0079】ところで、前述したように、図10の記録
例は、受信機のスキャナーが原稿の画像を読み取る面を
下側にするフェイスダウンで原稿をセットするように構
成されていることを前提とする記録例である。
【0080】これに対して受信機のスキャナーが原稿の
画像を読み取る面を上側にするフェイスアップで原稿を
セットするように構成されている場合、図10のように
記録された受信原稿を返送しようとしてスキャナーにセ
ットすると、そのままでは受信原稿の表面しか見えず、
裏面に記録された送信元アドレスは見えない。そして、
受信原稿の後端部をめくれば送信元アドレスは見えるが
上下の向きが逆となって見にくいものとなる。
【0081】この点を考慮し、上述のように受信機が受
信時に送信機側からのTSI信号またはNSS信号から
取得した送信元アドレスのデータを画像情報に変換して
記録紙の裏面に記録するとき、すなわち図8のステップ
S507の処理を行なうときに、図9の制御を行なうも
のとする。
【0082】すなわち、ステップS600でスキャナー
がフェイスアップで原稿をセットするように構成されて
いるか否か判定し、フェイスアップの場合はステップS
601に進み、TSI信号から取得した送信元アドレス
のデータを画像情報(ビットマップ)に変換するが、そ
のときに送信元アドレスの画像の向きを180度回転さ
せるように変換して画像情報を出力する。
【0083】また、フェイスダウンの場合はステップS
602に進み、TSI信号から取得した送信元アドレス
のデータを画像情報に変換するが、そのとき送信元アド
レスの画像の向きをそのままとして変換し、画像情報を
出力する。
【0084】このような、制御により、スキャナーが原
稿をフェイスダウンでセットするように構成されている
場合は、受信原稿は例えば先述した図10のように記録
されるが、フェイスアップでセットするように構成され
ている場合は、受信原稿は図11のように記録される。
【0085】図11の(a)に示すように受信原稿の表
面には原稿の画像情報が記録され、(b)に示すように
裏面には送信元アドレスの画像情報が記録されるが、送
信元アドレスの画像情報は、倒立して、すなわち上下を
逆向きにして裏面の後端部(下側端部)に記録される。
なお、(b)は受信原稿の上下を逆向きにして示してい
る。
【0086】このように記録された受信原稿をスキャナ
ーにフェイスアップで表面を上側にしてセットすると、
そのままでは裏面は見えず、送信元アドレスの画像は見
えないが、受信原稿の下側をめくれば、裏面の送信元ア
ドレスの画像が上下を正しい向きにして見える。従っ
て、これを見ながら送信側への発呼のためのダイヤルを
簡単に間違いなく行なうことができる。
【0087】ところで、図10及び図11の受信原稿の
記録例では、送信元アドレスの画像情報は受信原稿の裏
面にのみ記録されるものとしているが、表面にもヘッダ
情報として通常の通信の場合と同様に記録されるものと
してもよい。
【0088】また、以上に説明した実施形態では、送信
側が片面原稿の片面の画像情報を読み取って送信する場
合を前提としたが、両面原稿の両面の画像情報を読み取
って受信側に対し強制的に片面に記録させる画像情報と
して、すなわち片面の画像情報として送信する場合も、
同様に上述した毎ページあるいは最終ページなどの送信
元アドレス通知、あるいは送信元アドレスデータ通知の
動作を行なうようにしてもよい。
【0089】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ファクシミリ装置において、ファクシミリ通
信時に、受信側で記録出力される記録紙の表面には送信
された原稿の画像情報が記録され、裏面には送信元アド
レスの画像情報が記録されるので、ファクシミリ通信後
に、受信側のユーザが記録出力された記録紙に記入する
などしてそのまま送信側に返送するような場合に、その
記録紙をファクシミリ装置の画像読み取り手段にセット
した状態で記録紙の裏面に記録された送信元アドレスの
画像情報が見えるため、これを見ながら送信側への発呼
のためのダイヤルを簡単に間違いなく行なうことがで
き、送信元アドレスをメモしたり、覚えたりする必要は
なく、非常に便利であるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファクシミリ装置の実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】同装置のCPUによる毎ページ送信元アドレス
通知動作の制御手順を示すフローチャート図である。
【図3】毎ページ送信元アドレス通知動作における送信
側と受信側の信号のやり取りのシーケンスを示す説明図
である。
【図4】CPUによる最終ページ送信元アドレス通知動
作の制御手順を示すフローチャート図である。
【図5】最終ページ送信元アドレス通知動作における送
信側と受信側の信号のやり取りのシーケンスを示す説明
図である。
【図6】CPUによる送信元アドレスデータ通知動作の
制御手順を示すフローチャート図である。
【図7】送信元アドレスデータ通知動作における送信側
と受信側の信号のやり取りのシーケンスを示す説明図で
ある。
【図8】受信時に、TSI信号から取得した送信元アド
レスの画像情報を記録紙の裏面に記録するモードに設定
されている場合のCPUの制御手順を示すフローチャー
ト図である。
【図9】受信時に、スキャナーが原稿をフェイスアップ
でセットするものである場合に、送信元アドレスの画像
情報を180度回転させるための制御手順を示すフロー
チャート図である。
【図10】スキャナーが原稿をフェイスダウンでセット
するものである場合の受信原稿の記録例を示す説明図で
ある。
【図11】スキャナーが原稿をフェイスアップでセット
するものである場合の受信原稿の記録例を示す説明図で
ある。
【図12】従来のファクシミリ装置における受信原稿の
記録例を示す説明図である。
【符号の説明】 1 公衆電話回線 2 CCU 3 CODEC 4 CPU 5 ROM 6 RAM 7 スキャナー 8 プリンタ 9 画像メモリ 10 操作パネル 11 両面送信起動キー

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報を読み取って送信すると
    ともに、送信された原稿の画像情報を受信して記録紙に
    記録するファクシミリ装置において、 送信時に、相手の受信機が受信した画像情報を記録紙の
    両面に記録する両面記録機能を有する場合、該受信機に
    対し両面記録を指定し、原稿の画像情報を記録紙の表面
    に記録すべき画像情報として送信するとともに、通信網
    における自装置のアドレスの画像情報を記録紙の裏面に
    記録すべき画像情報として送信するアドレス通知のため
    の両面送信を行なうように制御する制御手段を有するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記アドレス通知のた
    めの両面送信を行なう場合、自装置のアドレスの画像情
    報を原稿の毎ページの裏面の画像情報として送信するよ
    うに制御することを特徴とする請求項1に記載のファク
    シミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記アドレス通知のた
    めの両面送信を行なう場合、自装置のアドレスの画像情
    報を原稿の最終ページのみの裏面の画像情報として送信
    するように制御することを特徴とする請求項1に記載の
    ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記アドレスとして、ITU−T勧告
    T.30で規定されたTSI(送信端末識別情報)とし
    て自装置のメモリに登録された電話番号の情報を使用す
    ることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項
    に記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 原稿の画像情報を読み取って送信すると
    ともに、送信された原稿の画像情報を受信して記録紙に
    記録するファクシミリ装置であって、画像情報を記録紙
    の両面に記録可能に構成されたファクシミリ装置におい
    て、 受信時に、原稿の画像情報とともに、相手の送信機の通
    信網におけるアドレスのデータを取得した場合、原稿の
    画像情報を記録紙の表面に記録するとともに、前記アド
    レスのデータを該アドレスの画像情報に変換して記録紙
    の裏面に記録するように制御する制御手段を有すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記アドレスのデータ
    を該アドレスの画像情報に変換して記録紙の裏面に記録
    するときに、前記原稿の最終ページの画像情報を表面に
    記録した記録紙の裏面にのみ記録するように制御するこ
    とを特徴とする請求項5に記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記アドレスのデータ
    を該アドレスの画像情報に変換して記録紙の裏面に記録
    するときに、自装置の原稿の画像情報を読み取る画像読
    み取り手段が原稿をその画像を読み取る面を上側にして
    セットするように構成されている場合、前記アドレスの
    画像情報を180度回転させるように変換して記録紙の
    裏面に記録するように制御することを特徴とする請求項
    5または6に記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、受信時に相手の送信機
    から送信されるITU−T勧告T.30で規定されたT
    SI(送信端末識別情報)信号またはNSS(非標準機
    能設定)信号から該送信機の通信網におけるアドレスの
    データを取得することを特徴とする請求項5から7まで
    のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 原稿の画像情報を読み取って送信すると
    ともに、送信された原稿の画像情報を受信して記録紙に
    記録するファクシミリ装置の制御方法において、 送信時に、相手の受信機が受信した画像情報を記録紙の
    両面に記録する両面記録機能を有する場合、該受信機に
    対し両面記録を指定し、原稿の画像情報を記録紙の表面
    に記録すべき画像情報として送信するとともに、通信網
    における自装置のアドレスの画像情報を記録紙の裏面に
    記録すべき画像情報として送信するアドレス通知のため
    の両面送信を行なうように制御することを特徴とするフ
    ァクシミリ装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記アドレス通知のための両面送信を
    行なう場合、自装置のアドレスの画像情報を原稿の毎ペ
    ージの裏面の画像情報として送信するように制御するこ
    とを特徴とする請求項9に記載のファクシミリ装置の制
    御方法。
  11. 【請求項11】 前記アドレス通知のための両面送信を
    行なう場合、自装置のアドレスの画像情報を原稿の最終
    ページのみの裏面の画像情報として送信するように制御
    することを特徴とする請求項9に記載のファクシミリ装
    置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記アドレスとして、ITU−T勧告
    T.30で規定されたTSI(送信端末識別情報)とし
    て自装置のメモリに登録された電話番号の情報を使用す
    ることを特徴とする請求項9から11までのいずれか1
    項に記載のファクシミリ装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 原稿の画像情報を読み取って送信する
    とともに、送信された原稿の画像情報を受信して記録紙
    に記録するファクシミリ装置であって、画像情報を記録
    紙の両面に記録可能に構成されたファクシミリ装置の制
    御方法において、 受信時に、原稿の画像情報とともに、相手の送信機の通
    信網におけるアドレスのデータを取得した場合、原稿の
    画像情報を記録紙の表面に記録するとともに、前記アド
    レスのデータを該アドレスの画像情報に変換して記録紙
    の裏面に記録するように制御することを特徴とするファ
    クシミリ装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記アドレスのデータを該アドレスの
    画像情報に変換して記録紙の裏面に記録するときに、前
    記原稿の最終ページの画像情報を表面に記録した記録紙
    の裏面にのみ記録するように制御することを特徴とする
    請求項13に記載のファクシミリ装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記アドレスのデータを該アドレスの
    画像情報に変換して記録紙の裏面に記録するときに、自
    装置の原稿の画像情報を読み取る画像読み取り手段が原
    稿をその画像を読み取る面を上側にしてセットするよう
    に構成されている場合、前記アドレスの画像情報を18
    0度回転させるように変換して記録紙の裏面に記録する
    ように制御することを特徴とする請求項13または14
    に記載のファクシミリ装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 受信時に相手の送信機から送信される
    ITU−T勧告T.30で規定されたTSI(送信端末
    識別情報)信号またはNSS(非標準機能設定)信号か
    ら該送信機の通信網におけるアドレスのデータを取得す
    ることを特徴とする請求項13から15までのいずれか
    1項に記載のファクシミリ装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 原稿の画像情報を読み取って送信する
    とともに、送信された原稿の画像情報を受信して記録紙
    に記録するファクシミリ装置の制御プログラムを格納し
    たコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体におい
    て、 送信時に、相手の受信機が受信した画像情報を記録紙の
    両面に記録する両面記録機能を有する場合、該受信機に
    対し両面記録を指定し、原稿の画像情報を記録紙の表面
    に記録すべき画像情報として送信するとともに、通信網
    における自装置のアドレスの画像情報を記録紙の裏面に
    記録すべき画像情報として送信するアドレス通知のため
    の両面送信を行なうように制御するための制御プログラ
    ムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記アドレス通知のための両面送信を
    行なう場合、自装置のアドレスの画像情報を原稿の毎ペ
    ージの裏面の画像情報として送信するように制御するた
    めの制御プログラムを格納したことを特徴とする請求項
    17に記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記アドレス通知のための両面送信を
    行なう場合、自装置のアドレスの画像情報を原稿の最終
    ページのみの裏面の画像情報として送信するように制御
    するための制御プログラムを格納したことを特徴とする
    請求項17に記載の記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記アドレスとして、ITU−T勧告
    T.30で規定されたTSI(送信端末識別情報)とし
    て自装置のメモリに登録された電話番号の情報を使用す
    るための制御プログラムを格納したことを特徴とする請
    求項17から19までのいずれか1項に記載の記憶媒
    体。
  21. 【請求項21】 原稿の画像情報を読み取って送信する
    とともに、送信された原稿の画像情報を受信して記録紙
    に記録するファクシミリ装置であって、画像情報を記録
    紙の両面に記録可能に構成されたファクシミリ装置の制
    御プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可
    能な記憶媒体において、 受信時に、原稿の画像情報とともに、相手の送信機の通
    信網におけるアドレスのデータを取得した場合、原稿の
    画像情報を記録紙の表面に記録するとともに、前記アド
    レスのデータを該アドレスの画像情報に変換して記録紙
    の裏面に記録するように制御するための制御プログラム
    を格納したことを特徴とする記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記アドレスのデータを該アドレスの
    画像情報に変換して記録紙の裏面に記録するときに、前
    記原稿の最終ページの画像情報を表面に記録した記録紙
    の裏面にのみ記録するように制御するための制御プログ
    ラムを格納したことを特徴とする請求項21に記載の記
    憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記アドレスのデータを該アドレスの
    画像情報に変換して記録紙の裏面に記録するときに、自
    装置の原稿の画像情報を読み取る画像読み取り手段が原
    稿をその画像を読み取る面を上側にしてセットするよう
    に構成されている場合、前記アドレスの画像情報を18
    0度回転させるように変換して記録紙の裏面に記録する
    ように制御するための制御プログラムを格納したことを
    特徴とする請求項21または22に記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 受信時に相手の送信機から送信される
    ITU−T勧告T.30で規定されたTSI(送信端末
    識別情報)信号またはNSS(非標準機能設定)信号か
    ら該送信機の通信網におけるアドレスのデータを取得す
    るための制御プログラムを格納したことを特徴とする請
    求項21から23までのいずれか1項に記載の記憶媒
    体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010057132A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Canon Marketing Japan Inc ファクシミリ処理システム、ファクシミリ処理方法、及び、プログラム

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