JP2008066965A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 送信データ量を削減して通信費を節約できるようにする。
【解決手段】 SCU11は、画像読み取り部1により送信原稿Pの画像(送信原稿Pに印字されているバーコードを含む)を読み取り、その画像データを画像処理部2を通して送信用バッファメモリ3に書き込む。このとき、その画像データ中のユーザ操作によって指定された位置のバーコードを認識し、そのバーコードが示す送信先情報をSCU11内の一時メモリに書き込む。その後、一時メモリ内の送信先情報を発信して、網制御部6によって送信先のファクシミリ装置と通信可能に接続し、送信用バッファメモリ3内の画像データを符号化復号化部4,モデム5,網制御部6を通すことにより、送信先のファクシミリ装置へFAX送信する。このとき、その画像データ中のバーコード領域を削除する。
【選択図】 図1
【解決手段】 SCU11は、画像読み取り部1により送信原稿Pの画像(送信原稿Pに印字されているバーコードを含む)を読み取り、その画像データを画像処理部2を通して送信用バッファメモリ3に書き込む。このとき、その画像データ中のユーザ操作によって指定された位置のバーコードを認識し、そのバーコードが示す送信先情報をSCU11内の一時メモリに書き込む。その後、一時メモリ内の送信先情報を発信して、網制御部6によって送信先のファクシミリ装置と通信可能に接続し、送信用バッファメモリ3内の画像データを符号化復号化部4,モデム5,網制御部6を通すことにより、送信先のファクシミリ装置へFAX送信する。このとき、その画像データ中のバーコード領域を削除する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、通信機能付きのスキャナ等の画像読取装置やファクシミリ装置などの通信装置に関し、特にデータ中のバーコードを認識し、そのバーコードが示す送信先情報に基づいてデータ送信を行う通信装置に関する。
上記のような通信装置として、例えば特許文献1に見られるように、送信原稿に記入されている送信先の電話番号を示すバーコードを読み取り、そのバーコードから得られた電話番号によって自動発呼するようにして、煩わしい送信先の電話番号の人力を省き、素早くデータ送信を行うことができるファクシミリ装置が提案されている。
特開2003−78739号公報
しかしながら、このような従来のファクシミリ装置では、ファックス番号入力の紛らわしさは考慮しているが、原稿から読み取る画像データにはバーコードの情報を含むので、送信データ量が多くなり、通信費が増大してしまうという問題があった。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、送信データ量を削減して通信費を節約できるようにすることを目的とする。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、送信データ量を削減して通信費を節約できるようにすることを目的とする。
この発明は、送信すべきデータに含まれている予め指定された位置にあるバーコードを認識し、該バーコードが示す送信先情報に基づいて上記データを送信する通信装置において、上記の目的を達成するため、次のようにしたことを特徴とする。
請求項1の発明による通信装置は、上記データのうちの上記バーコードの領域を削除するバーコード領域削除手段を設けたものである。
請求項1の発明による通信装置は、上記データのうちの上記バーコードの領域を削除するバーコード領域削除手段を設けたものである。
請求項2の発明による通信装置は、請求項1の通信装置において、上記バーコード領域削除手段による上記バーコードの領域の削除が必要か否かを選択するためのバーコード領域削除要否選択手段を設けたものである。
請求項3の発明による通信装置は、請求項1又は2の通信装置において、上記データを外部装置にバックアップ転送するバックアップ転送手段を備え、上記バーコード領域削除手段が、上記バックアップ転送手段による上記データのバックアップ転送時にも、該データのうちの上記バーコードの領域を削除するものである。
請求項3の発明による通信装置は、請求項1又は2の通信装置において、上記データを外部装置にバックアップ転送するバックアップ転送手段を備え、上記バーコード領域削除手段が、上記バックアップ転送手段による上記データのバックアップ転送時にも、該データのうちの上記バーコードの領域を削除するものである。
請求項4の発明による通信装置は、請求項1又は2の通信装置において、画像データを入力する画像入力手段と、該画像入力手段によって入力された画像データを記憶する画像記憶手段とを備え、上記バーコード領域削除手段が、上記画像記憶手段内の画像データのうちの上記バーコードの領域を削除するものである。
請求項5の発明による通信装置は、請求項4の通信装置において、上記画像記憶手段内の画像データを外部装置にバックアップ転送するバックアップ転送手段を備え、上記バーコード領域削除手段が、上記バックアップ転送手段による上記画像データのバックアップ転送時にも、該画像データのうちの上記バーコードの領域を削除するものである。
請求項5の発明による通信装置は、請求項4の通信装置において、上記画像記憶手段内の画像データを外部装置にバックアップ転送するバックアップ転送手段を備え、上記バーコード領域削除手段が、上記バックアップ転送手段による上記画像データのバックアップ転送時にも、該画像データのうちの上記バーコードの領域を削除するものである。
この発明によれば、通信装置が、送信すべきデータに含まれている予め指定された位置にあるバーコードを認識し、そのバーコードが示す送信先情報に基づいて上記データを送信する際に、そのデータのうちの上記バーコードの領域を削除することにより、送信データ量が削減されるので、通信費を節約することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、この発明による通信装置としてのファクシミリ(FAX)装置の要部構成について、図1を参照して説明する。
図1は、そのファクシミリ装置の要部構成例を示すブロック図である。
まず、この発明による通信装置としてのファクシミリ(FAX)装置の要部構成について、図1を参照して説明する。
図1は、そのファクシミリ装置の要部構成例を示すブロック図である。
このファクシミリ装置は、画像読み取り部1,画像処理部2,送信用バッファメモリ3,符号化復号化部4,モデム5,網制御部6,電話機7,操作・表示部8,送信関連情報記憶部9,キャラクタジェネレータ10,SCU11,受信用バッファメモリ12,記録制御部13,画像記録部14,およびアプリケーション部15を備えている。なお、図1の白矢印は画像データ(画像情報)を示す。
画像読み取り部1は、送信原稿Pの画像を光学的に読み取る機能を有するスキャナ等の画像入力手段である。
画像読み取り部1は、送信原稿Pの画像を光学的に読み取る機能を有するスキャナ等の画像入力手段である。
画像処理部2は、画像読み取り部1によって読み取った画像データ(画像信号)に対して所定の画像処理を施す機能を有している。
送信用バッファメモリ3は、通常1ラインあるいは複数ラインのメモリから構成され、画像処理部2によって画像処理が施された白黒2値の送信原稿Pの画像データを一時的に格納する画像記憶手段である。
送信用バッファメモリ3は、通常1ラインあるいは複数ラインのメモリから構成され、画像処理部2によって画像処理が施された白黒2値の送信原稿Pの画像データを一時的に格納する画像記憶手段である。
符号化復号化部4は、送信用バッファメモリ3から読み出されて出力される送信原稿Pの画像データを外部機器(他の端末)へ送信(伝送)するために符号化(圧縮)する機能、および外部機器から受信した符号化された画像データを復号化する機能を有している。
モデム5は、伝送情報を所定の変調方式で変調あるいは復調する変復調器である。
網制御部6は、外部の回線との接続を制御する機能を有している。
電話機7は、音声信号の送受を行う通常の通話機である。
モデム5は、伝送情報を所定の変調方式で変調あるいは復調する変復調器である。
網制御部6は、外部の回線との接続を制御する機能を有している。
電話機7は、音声信号の送受を行う通常の通話機である。
操作・表示部8は、送信先情報(宛先情報)を含む各種情報を入力するためのテンキーや、FAX送信を開始するためのスタートキー等の各種操作キー、およびテンキーからの入力データ、交信相手の識別情報、ファクシミリ装置からオペレータへのメッセージ等を表示するための表示器等を備え、ユーザとマシンとのコミュニケーションを行う機能を有している。
送信関連情報記憶部9は、ユーザ操作によって入力又は指定された送信先情報である送信先FAX番号(電話番号)および短縮ダイヤル機能やワンタッチダイヤル機能によって送信先情報を読み出す(呼び出す)ための情報である短縮ダイヤルやワンタッチダイヤル(これらのダイヤルは送信先情報に関連付ける)を含む送信先登録情報、送信者情報(送信元情報)を含むユーザ登録情報、バーコード領域の位置(バーコード位置)を示すバーコード位置指定情報、バーコード領域の削除が必要か否かを選択するバーコード領域削除要否選択情報、およびFAX送信した送信者名,送信日時,送信条件,送信先(相手先),原稿枚数,送信結果等のログ情報を記憶保持(設定登録)する不揮発性メモリである。ユーザ操作とは、ユーザによる操作・表示部8上でのキー操作のことである。
ここで、例えば、ユーザ操作によって短縮ダイアル又はワンタッチダイアルが指定された後、スタートキーが押下されると、SCU11がその短縮ダイアル又はワンタッチダイアルに対応する送信先情報を発信し、網制御部6により、このファクシミリ装置と送信先のファクシミリ装置とを通信可能に接続する。
キャラクタジェネレータ10は、操作・表示部8の画面上に、送信先情報の入力時や発信時に、着呼時等の必要なガイダンスを可視パターンで表示するための文字や数字の発生手段である。
キャラクタジェネレータ10は、操作・表示部8の画面上に、送信先情報の入力時や発信時に、着呼時等の必要なガイダンスを可視パターンで表示するための文字や数字の発生手段である。
SCU11は、CPU(Central Processing Unit)や、プログラム等を格納するROM(Read Only Memory)、情報を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等からなり、このファクシミリ装置の全システムの制御を司る機能を有する制御部であり、所定の伝送制御手順の実行を指示する機能も有している。このSCU11のCPUがROM内のプログラムを実行し、符号化復号化部4,モデム5,網制御部6,操作・表示部8,送信関連情報記憶部9を制御することにより、この発明に関わる機能であるバーコード領域削除手段,バーコード領域削除要否選択手段,およびバックアップ転送手段としての機能を果たす。
受信用バッファメモリ12は、符号化復号化部4によって復号化子された白黒2値の画像データ(画像信号)を一時的に格納するメモリであり、先の送信用バッファメモリ3と同様の構成である。
記録制御部13は、受信用バッファメモリ12から読み出されて出力される画像信号により、受信した画像データを可視画像として記録紙上に記録するための制御を行う。
画像記録部14は、受信した画像データを可視画像として記録用紙に記録する機能を有するプロッタ等の画像記録手段である。
記録制御部13は、受信用バッファメモリ12から読み出されて出力される画像信号により、受信した画像データを可視画像として記録紙上に記録するための制御を行う。
画像記録部14は、受信した画像データを可視画像として記録用紙に記録する機能を有するプロッタ等の画像記録手段である。
アプリケーション部15は、FAX機能およびバックアップ転送機能を実現させるためのものである。FAX機能とは、画像読み取り部1に原稿の画像を読み取らせ、その画像データを符号化復号化部4,モデム5等によってFAX送信させたり、外部のファクシミリ装置等からFAX送信された画像データをモデム5等によってFAX受信し、それを記録制御部13等によって記録用紙上に記録させる機能のことである。バックアップ転送機能とは、画像読み取り部1によって読み取った画像データを図示しないコンピュータ又はサーバ等の外部装置にバックアップ転送させる機能のことである。
このように構成されたファクシミリ装置では、FAX(ファクシミリ)送信時の処理を次のようにして行う。
すなわち、まず送信原稿Pが画像読み取り部1にセットされ、ユーザ操作により、アプリケーション部15に対する設定と送信原稿Pに印字(記入)されているバーコードの領域の位置が指定された後、スタートキーが押下されると、画像読み取り部1によって送信原稿Pの画像(送信原稿Pに印字されているバーコードを含む)を読み取る。なお、送信原稿Pに印字されているバーコードの領域の位置指定は、送信原稿Pのセット前にユーザ操作によって行い、バーコード位置指定情報として設定登録しておいてもよい。
すなわち、まず送信原稿Pが画像読み取り部1にセットされ、ユーザ操作により、アプリケーション部15に対する設定と送信原稿Pに印字(記入)されているバーコードの領域の位置が指定された後、スタートキーが押下されると、画像読み取り部1によって送信原稿Pの画像(送信原稿Pに印字されているバーコードを含む)を読み取る。なお、送信原稿Pに印字されているバーコードの領域の位置指定は、送信原稿Pのセット前にユーザ操作によって行い、バーコード位置指定情報として設定登録しておいてもよい。
そして、送信原稿Pから読み取った画像データ中のバーコードを認識し、そのバーコードが示す送信先情報(FAX番号等)を取得して予め設定登録された送信先情報と照合する。その照合の結果、両送信先情報が一致した(送信先が正しい)場合に、読み取った画像データを送信先へFAX送信する。
このFAX送信時の主要な処理の詳細は、後述する。
なお、送信原稿に印字されているバーコードを認識した際に、そのバーコードが示す送信先情報を短縮ダイアルやワンタッチダイアルとして設定登録し、送信関連情報記憶部9に記憶することもできる。また、バーコードではなく、QRコード等の他のコードを認識するようにしてもよい。
このFAX送信時の主要な処理の詳細は、後述する。
なお、送信原稿に印字されているバーコードを認識した際に、そのバーコードが示す送信先情報を短縮ダイアルやワンタッチダイアルとして設定登録し、送信関連情報記憶部9に記憶することもできる。また、バーコードではなく、QRコード等の他のコードを認識するようにしてもよい。
以下、このファクシミリ装置によるこの発明に関わるFAX送信時の主要な処理について、図2を参照して具体的に説明する。
ここで、その説明に入る前に、理解の便宜のため、図3を参照して従来のFAX送信時の主要な処理について説明しておく。
図3は、従来のFAX送信時の主要な処理の一例を示すフローチャートである。
ここで、その説明に入る前に、理解の便宜のため、図3を参照して従来のFAX送信時の主要な処理について説明しておく。
図3は、従来のFAX送信時の主要な処理の一例を示すフローチャートである。
このファクシミリ装置のSCU11は、まずステップS1でスタートキーが押下されたかどうかチェックし、スタートキーが押下された場合に、ステップS2で図示しない原稿台に送信原稿Pがセットされているかどうかを図示しない原稿セットセンサの出力信号によって判断し、送信原稿Pがセットされている場合にステップS3へ進み、送信原稿Pの画像(送信原稿Pに印字されているバーコードを含む)を画像読み取り部1によって読み取る。
次に、ステップS4でその読み取った画像データを画像処理部2を通して送信用バッファメモリ3に書き込む。このとき、予め設定登録されたバーコード位置指定情報を参照することにより、読み取った画像データ中のバーコードを認識し、そのバーコードが示す送信者情報および送信先情報(送信先FAX番号)を一旦SCU11内の一時メモリ(レジスタやRAM)に書き込む。
続いて、ステップS5で一時メモリ内の送信者情報を予め設定登録されたユーザ登録情報中の送信者情報と照合する。
続いて、ステップS5で一時メモリ内の送信者情報を予め設定登録されたユーザ登録情報中の送信者情報と照合する。
そして、その照合の結果、ステップS6で一時メモリ内の送信者情報がユーザ登録情報に存在しないと判定した場合には、FAX送信する権限がない送信者と判断して、ステップS14でFAX送信を中止する。
ステップS5の照合の結果、ステップS6で一時メモリ内の送信者情報がユーザ登録情報に存在すると判定した場合には、ステップS7へ進み、一時メモリ内の送信者情報が予め設定登録された送信先登録情報中の送信先情報(送信先FAX番号)と照合し、ステップS8へ進む。
ステップS5の照合の結果、ステップS6で一時メモリ内の送信者情報がユーザ登録情報に存在すると判定した場合には、ステップS7へ進み、一時メモリ内の送信者情報が予め設定登録された送信先登録情報中の送信先情報(送信先FAX番号)と照合し、ステップS8へ進む。
ステップS8では、その照合の結果を表示する。つまり、一時メモリ内の送信者情報が送信先登録情報に存在する場合には、その送信者情報を操作・表示部8上に表示する。一時メモリ内の送信者情報が送信先登録情報に存在しない場合には、その送信者情報が存在しない旨を示す情報を操作・表示部8上に表示する。
次に、ステップS9で一時メモリ内の送信者情報が送信先登録情報に存在しないと判定した場合には、ステップS13へ進む。
次に、ステップS9で一時メモリ内の送信者情報が送信先登録情報に存在しないと判定した場合には、ステップS13へ進む。
ステップS9で一時メモリ内の送信者情報が送信先登録情報に存在すると判定した場合には、ステップS10でユーザによって操作・表示部8上の「OK」キーか「NG」キーの押下の有無をチェックし、「NG」キーが押下された場合には、ステップS13ヘ進む。
ステップS13では、ユーザ操作によって送信先登録情報が修正されたか否かを判断する。
ステップS13では、ユーザ操作によって送信先登録情報が修正されたか否かを判断する。
そして、ユーザ操作によって送信先登録情報が修正されなかった場合、つまり再度「NG」キーが押下されるか「中止」キーが押下された場合には、ステップS14でFAX送信を中止する。
ユーザ操作によって送信先登録情報が修正され、「OK」キーが押下された場合には、ステップ7に戻って上述と同様の処理を行う。
ステップS10でユーザによって操作・表示部8上の「OK」キーが押下されたと判定された場合には、ステップS11へ移行する。
ユーザ操作によって送信先登録情報が修正され、「OK」キーが押下された場合には、ステップ7に戻って上述と同様の処理を行う。
ステップS10でユーザによって操作・表示部8上の「OK」キーが押下されたと判定された場合には、ステップS11へ移行する。
ステップS11では、一時メモリ内の送信先情報(送信先FAX番号)を発信して、網制御部6により、このファクシミリ装置と送信先のファクシミリ装置とを通信可能に接続した後、送信用バッファメモリ3内の画像データを符号化復号化部4,モデム5,および,網制御部6を通すことにより、送信先のファクシミリ装置へのFAX送信を開始する。
その後、ステップS12でFAX送信した送信者名,送信日時,送信条件,送信先(相手先),原稿枚数,送信結果等のログ情報を送信関連情報記憶部9に記憶し、図3の処理を終了する。
以上の各ステップの処理によって、原稿上に記入されたバーコードが示す送信先に対するFAX送信が実行される。
その後、ステップS12でFAX送信した送信者名,送信日時,送信条件,送信先(相手先),原稿枚数,送信結果等のログ情報を送信関連情報記憶部9に記憶し、図3の処理を終了する。
以上の各ステップの処理によって、原稿上に記入されたバーコードが示す送信先に対するFAX送信が実行される。
図2は、この発明に関わるFAX送信時の主要な処理の一例を示すフローチャートである。
この制御において、ステップS21〜S30,S33〜S36は図3のS1〜S14と同様なので、異なるステップS31,S32の処理についてのみ説明する。
このファクシミリ装置のSCU11は、ステップS31でユーザ操作によって指定された位置のバーコード領域(指定領域)の削除が必要か否かを判断する。この削除が必要か否かは、ユーザ操作によって予め選択され、バーコード領域削除要否選択情報として予め設定登録されているので、そのバーコード領域削除要否選択情報を参照することによって判断できる。
この制御において、ステップS21〜S30,S33〜S36は図3のS1〜S14と同様なので、異なるステップS31,S32の処理についてのみ説明する。
このファクシミリ装置のSCU11は、ステップS31でユーザ操作によって指定された位置のバーコード領域(指定領域)の削除が必要か否かを判断する。この削除が必要か否かは、ユーザ操作によって予め選択され、バーコード領域削除要否選択情報として予め設定登録されているので、そのバーコード領域削除要否選択情報を参照することによって判断できる。
そして、ユーザ操作によって指定された位置のバーコード領域の削除が必要ない場合には、そのままステップS33へ移行する。
ユーザ操作によって指定された位置のバーコード領域の削除が必要な場合には、その位置は予め設定登録されたバーコード位置指定情報を参照することによって判るため、ステップS32で送信用バッファメモリ3内の画像データのうちのバーコード領域を符号化復号化部4に削除させる。つまり、そのバーコード領域内の白と黒の2値データを全て白に変換させる。
ユーザ操作によって指定された位置のバーコード領域の削除が必要な場合には、その位置は予め設定登録されたバーコード位置指定情報を参照することによって判るため、ステップS32で送信用バッファメモリ3内の画像データのうちのバーコード領域を符号化復号化部4に削除させる。つまり、そのバーコード領域内の白と黒の2値データを全て白に変換させる。
なお、送信用バッファメモリ3内の画像データ(FAX送信すべき画像データ)を外部のPC(パーソナルコンピュータ)又はサーバ等の外部装置にバックアップ転送することもでき、そのバックアップ転送時にも、その画像データのうちのユーザ操作によって指定された位置のバーコード領域を削除することもできる。
このように、この実施形態のファクシミリ装置によれば、FAX送信すべき画像データに含まれている予めユーザ操作によって指定された位置にあるバーコードを認識し、そのバーコードが示す送信先情報に基づいて上記画像データを送信する際に、その画像データのうちのバーコードの領域を削除することにより、符号化復号化部4による圧縮効率が上がり、送信データ量が削減されるので、FAX送信時の通信時間と通信費を節約することができる。
また、バーコード領域の削除が必要か否かを選択可能にすることにより、バーコード領域を含む画像データを送信することもできるため、ユーザ又は送信先の要求を確実に満たすことができる。
さらに、送信用バッファメモリ3内の画像データを外部のPC又はサーバ等の外部装置にバックアップ転送する際にも、その画像データのうちのユーザ操作によって指定された位置のバーコード領域を削除することにより、バックアップ転送時の通信時間と通信費も節約することができる。また、外部装置側のメモリ容量を節約することができる。
さらに、送信用バッファメモリ3内の画像データを外部のPC又はサーバ等の外部装置にバックアップ転送する際にも、その画像データのうちのユーザ操作によって指定された位置のバーコード領域を削除することにより、バックアップ転送時の通信時間と通信費も節約することができる。また、外部装置側のメモリ容量を節約することができる。
以上、この発明をファクシミリ装置に適用した実施形態について説明したが、この発明はこれに限らず、通信機能付きのスキャナ等の画像読取装置や複写機,プリンタ,複合機(複写機の機能,ファクシミリ装置の機能,プリンタの機能等の複数の機能を備えたもの)等の画像形成装置を含む各種通信装置に適用可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、送信データ量を削減して通信費を節約することができる。したがって、通信効率の良い通信装置を提供することができる。
1:画像読み取り部 2:画像処理部 3:送信用バッファメモリ
4:符号化復号化部 5:モデム 6:網制御部 7:電話機
8:操作・表示部 9:送信関連情報記憶部 10:キャラクタジェネレータ
11:SCU 12:受信用バッファメモリ 13:記録制御部
14:画像記録部 15:アプリケーション部
4:符号化復号化部 5:モデム 6:網制御部 7:電話機
8:操作・表示部 9:送信関連情報記憶部 10:キャラクタジェネレータ
11:SCU 12:受信用バッファメモリ 13:記録制御部
14:画像記録部 15:アプリケーション部
Claims (5)
- 送信すべきデータに含まれている予め指定された位置にあるバーコードを認識し、該バーコードが示す送信先情報に基づいて前記データを送信する通信装置において、
前記データのうちの前記バーコードの領域を削除するバーコード領域削除手段を設けたことを特徴とする通信装置。 - 請求項1記載の通信装置において、
前記バーコード領域削除手段による前記バーコードの領域の削除が必要か否かを選択するためのバーコード領域削除要否選択手段を設けたことを特徴とする通信装置。 - 請求項1又は2記載の通信装置において、
前記データを外部装置にバックアップ転送するバックアップ転送手段を備え、
前記バーコード領域削除手段は、前記バックアップ転送手段による前記データのバックアップ転送時にも、該データのうちの前記バーコードの領域を削除することを特徴とする通信装置。 - 請求項1又は2記載の通信装置において、
画像データを入力する画像入力手段と、
該画像入力手段によって入力された画像データを記憶する画像記憶手段とを備え、
前記バーコード領域削除手段は、前記画像記憶手段内の画像データのうちの前記バーコードの領域を削除することを特徴とする通信装置。 - 請求項4記載の通信装置において、
前記画像記憶手段内の画像データを外部装置にバックアップ転送するバックアップ転送手段を備え、
前記バーコード領域削除手段は、前記バックアップ転送手段による前記画像データのバックアップ転送時にも、該画像データのうちの前記バーコードの領域を削除することを特徴とする通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006241586A JP2008066965A (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | 通信装置 |
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