JP2007059358A - 無電極放電ランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】無電極放電ランプにおいて、樹脂材料の劣化に起因した強度低下の問題が生じないようにして、長期間使用にも関らず、ランプ部及びカプラ部の口金との嵌合を確実なものとする。
【解決手段】放電ガスが封入されたバルブ2と、バルブ2を励起するための高周波電磁界を発生するカプラ部4とは、バルブ2を支持固定する口金3を介して着脱自在に嵌合され、バルブ2と口金3とはランプ部を構成している。口金3は、アルミニウムなどの金属から形成された口金フレーム32と、合成樹脂などから形成された口金カバー31とから構成される。口金フレーム32は、下部に設けられたカプラ部嵌合部320がカプラ部4と嵌合し、このカプラ部嵌合部320から立設されバルブ固定支柱がバルブ外管21を固定している。このため、ランプ部及びカプラ部4の口金3との嵌合部は、従来の樹脂材料による口金を用いたものに比べて材料劣化がない。
【選択図】図2

Description

本発明は、無電極放電ランプのバルブ及びカプラ部を嵌合する技術に関する。
従来から、無電極放電ランプは、一般的な蛍光灯などの放電ランプと異なり、発光管の内部に電極が設けられていないため、電極切れによる不点灯がなく、蛍光灯などに比べて寿命が長い特徴がある。このような無電極放電ランプとして、バルブ内に放電ガスを封入し、高周波電磁界を作用させることによってバルブ内の放電ガスを励起させて発光する無電極放電ランプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この無電極放電ランプは、発光体であるランプ部と、誘電コイルを形成し、ランプ部と嵌合するカプラ部とを備えている。ランプ部は、放電ガスを含むバルブと、このバルブを支持固定するとともにカプラ部と嵌合する口金とを有している。カプラ部は、電磁エネルギーを発生するコイル及び熱伝導体と、口金と嵌合するための装着用部材とを有している。口金及びカプラ部の装着用部材は、それぞれ合成樹脂で形成され、カプラ部からランプ部の着脱を可能としながら、両者の取り付け状態では、ランプ部がカプラ部から容易にはずれないようにしている。
しかし、上記の特許文献1に示される無電極放電ランプにおいては、口金及びカプラ部の装着用部材はそれぞれ合成樹脂で形成されているため、長期間使用すると合成樹脂の劣化による強度低下のおそれがあり、ランプ部やカプラ部と口金との嵌合が確実に行えなくなることが考えられる。
特表平11−508404号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、樹脂材料の劣化に起因した強度低下の問題が生じないようにして、長期間使用にも関らず、ランプ部及びカプラ部の口金との嵌合を確実なものとした無電極放電ランプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、内部に放電ガスが封入されている放電容器を有するバルブと、このバルブを支持固定する口金と、前記口金を介して着脱自在に嵌合され、バルブを励起するためのカプラ部と、を備える無電極放電ランプにおいて、前記口金は、前記バルブの放電容器を固定するための金属製フレームと、この金属製フレームを覆う樹脂カバーとから構成されているものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の無電極放電ランプにおいて、前記金属製フレームは、前記カプラ部が嵌合されるベース部と、このベース部から立設され、前記バルブの放電容器を固定するための支柱部とを有しているものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の無電極放電ランプにおいて、前記バルブの放電容器は、前記口金と嵌合する位置の近傍に溝が形成され、前記金属製フレームの支柱部、及びそれに対応して形成された前記樹脂カバーの支柱部には、前記バルブの溝に対向する位置に、該バルブの軸方向と直交する方向に伸びる孔が設けられ、前記孔にバルブ抜け止め用の金属片を嵌入し、該金属片の先端を前記バルブの溝に嵌まり込ませたものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載の無電極放電ランプにおいて、前記孔に嵌入された金属片を覆うための樹脂片を該孔に外方側から嵌入したものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の無電極放電ランプにおいて、前記バルブの放電管は、その中央部近傍に排気管を有し、前記樹脂カバーは、バルブ軸方向に前記カプラ部を装着するための筒形状部を有し、前記筒形状部は、前記バルブを前記カプラ部に装着するときに前記排気管を保護するバルブ装着ガイドを有するものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の無電極放電ランプにおいて、前記バルブの溝の周囲に接着剤を塗布し、前記バルブを該溝に対向する前記樹脂カバーと接着させたものである。
本発明によれば、口金は、金属製フレーム及びこの金属製フレームを覆う樹脂カバーから構成され、金属製フレームがバルブの放電容器を固定する。このため、従来の樹脂材料による口金を用いたものに比べて材料劣化がなく、バルブと口金とを長期間確実に固定することができる。また、樹脂カバーがバルブ装着ガイドの機能を有するので、バルブをカプラ部に装着するときに、バルブの排気管を保護することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。図1は、無電極放電ランプの全体の外観を示し、図2は無電極放電ランプの側断面を示し、図3は無電極放電ランプの分解状態を示す。この無電極放電ランプ1は、略球状のバルブ2と、バルブ2を支持固定する口金3とを有するランプ部と、バルブ2の内部に封止された放電ガスを励起するための高周波電磁界を発生するカプラ部4とを備え、バルブ2とカプラ部4とは口金3を介して着脱自在に嵌合される。バルブ2は、略球状のバルブ外管21(放電容器)と、バルブ外管21の中央部に設けられた略円形断面を有する中空部25が形成された略円筒状のキャビティ24と、キャビティ24の中空部25に設けられた排気管22と、を有する。バルブ外管21は、硬質ガラスなどで形成され、バルブ外管21のネック部21aの外縁にはバルブ溝23(溝)が形成され、バルブ外管21の内面21cには、蛍光物質が塗布されている。バルブ外管21の内部21bは、排気管22を通って、バルブ外管21の内部21bの空気が排気され、バルブ外管21の内部21bに水銀などの放電ガスが充填されている。
口金3は、合成樹脂などの樹脂から形成された口金カバー31(樹脂カバー)と、アルミニウムなどの金属をダイキャスト成形により形成された口金フレーム32(金属製フレーム)との結合体から構成され、口金カバー31が口金フレーム32を覆うように結合している。口金カバー31は、バルブ2の軸方向にカプラ部4を装着するための筒形状部316を有し、この筒形状部316は、カプラ部4をバルブ2に装着するときに排気管22を保護するガイド機能を持つカプラ部装着ガイド313と、バルブ2をカプラ部4に装着するときに排気管22を保護するガイド機能を持つバルブ装着ガイド315とを有する。口金フレーム32は、下部に設けられたカプラ部嵌合部320(ベース部)と、このカプラ部嵌合部から立設され、バルブ外管21を固定するためのバルブ固定支柱を有し、カプラ部嵌合部320(ベース部)は、カプラ部4と嵌合している。口金カバー31及び口金フレーム32の詳細な説明は後述する。
カプラ部4は、図3に示されるように、外周部に誘導コイル44が巻回された円筒状のコア45と、コア45の温度を排熱するアルミニウムなどで形成され、コア45が上端部に嵌装された円柱状のシリンダ46と、排気管22を収納するための略円形断面であり、シリンダ46の内部に形成された中空部43と、誘導コイル44に高周波電力を供給する管灯ケーブル41と、シリンダ46の下端部に形成され、口金フレーム32と嵌合する口金嵌合部42とを有する。コア45と誘導コイル44とシリンダ46とは、それぞれ略円形断面であり、その外径は、それぞれバルブ2のキャビティ24の内径とほぼ等しく、かつ、それよりも若干小さくなるように設定されている。これにより、カプラ部4をキャビティ24に装着することができる。口金嵌合部42は、口金フレーム32のカプラ部嵌合部320と嵌合している。口金嵌合部42の詳細な説明は後述する。
カプラ部4の管灯ケーブル41に高周波電力を供給すると、誘導コイル44が高周波磁界を発生する。そのため、バルブ外管21の内部21bに充填された放電ガスが、高周波磁界のエネルギーを受けて励起され、放電し、紫外線を放射する。放射された紫外線は、バルブ外管21の内面21cに塗布された蛍光物質により可視光に変換される。
次に、この無電極放電ランプ1のバルブ2と口金3との結合について図4及び図5を参照して説明する。図4及び図5は、バルブ2と口金3とが結合された状態の外観を示す。この結合体は、口金カバー31が口金フレーム32を収納するように覆い、口金カバー31の上部には、バルブ外管21のネック部21aが装着されている。このため、バルブ外管21と金属製である口金フレーム32とが直接触れることがなく、また、口金カバー31は樹脂から形成されているので弾力性があり、バルブ2への衝撃を口金カバー31が低減させることができる。そのため、バルブ2が破損する可能性を低減することができる。
また、口金カバー31は、その上部に口金フレーム32のバルブ支柱部を覆うバルブ固定支柱カバー311(樹脂カバーの支柱部)が形成され、このバルブ固定支柱カバー311には、バルブ2のバルブ溝23に嵌め込むことによりバルブ2を固定する後述のストッパーを嵌入するための貫通したストッパー装着孔312(孔)が形成されている。
口金フレーム32の下部は、その外縁にカプラ部4の口金嵌合部42と嵌合されるためのカプラ部固定突起321、及びカプラ部固定溝322が円周上に等間隔で複数個、ここでは3個設けられている。また、中央近傍は、開口部324が形成されており、その開口部324には、口金カバー31のカプラ部装着ガイド313が嵌め込まれ、カプラ部装着ガイドの中央近傍には排気管22の先端が位置している。また、開口部324の外周には、口金フレーム32と口金カバー31とを結合するためのネジ(図示せず)が装着されるネジ孔323が同様に等間隔に複数個設けられている。
次に、この無電極放電ランプ1の口金カバー31及び口金フレーム32の構成について図6及び図7を参照して説明する。図6及び図7は口金カバー31と口金フレーム32の外観を示す。口金フレーム32は、中央近傍に円形の開口部324が形成され、この開口部324の周囲には口金カバー31と結合されるためのネジ孔323、及びバルブ外管21を固定するためのバルブ固定支柱325が同様に等間隔に複数個形成されている。また、口金フレーム32は上述したように金属製である。これによって、バルブ2は、バルブ外管21が金属製のバルブ固定支柱325により固定されるため、材料劣化によるバルブ固定支柱325の強度の低下はほとんどない。従って、バルブ2と口金3とを長期間確実に嵌合することができ、かつ、バルブ2の落下による破損の可能性を低減することができる。
口金フレーム32のバルブ固定支柱325の先端には、バルブ2を固定するために後述のストッパーが嵌入されるストッパー装着孔326(孔)が設けられている。口金フレーム32の下部の外縁には、コの字状のカプラ部固定突起321及びカプラ部固定溝322が設けられており、それぞれカプラ部4の口金嵌合部42と嵌合される。
口金カバー31は、週側面に等間隔で複数個、ここでは3個のバルブ固定支柱カバー311が設けられ、このバルブ固定支柱カバー311には後述のストッパーが貫通するためのストッパー装着孔312(孔)が形成されている。口金カバー31の内部には、貫通孔317を有し、バルブ軸方向にカプラ部4を装着するためのカプラ部装着ガイド313と、同じく貫通孔318を有し、バルブ2をカプラ部4に装着するときに排気管22を保護するガイド機能を持つバルブ装着ガイド315とが設けられている。また、カプラ部装着ガイド313の周囲には口金フレームと結合するためのネジを嵌入するネジ孔314が形成されている。また、口金フレーム32を口金カバー31で覆った状態において、口金フレーム32のネジ孔323の真上には口金カバー31のネジ孔314が配置され、口金フレーム32のバルブ固定支柱325を口金カバー31のバルブ固定支柱カバー311が覆い、口金フレーム32のストッパー装着孔326と口金カバー31のストッパー装着孔312とは、バルブ溝23に対向し、かつ、バルブ2の軸方向と直交する方向に位置する。
次に、この無電極放電ランプ1のカプラ部4について図8を参照して説明する。図8は、カプラ部4の外観を示す。カプラ部4は、前述した各部41〜46と、口金3の口金フレーム32と嵌合するための口金嵌合部42として、口金固定バネ47と、口金固定突起48と、を有する。口金固定バネ47と口金固定突起48は、それぞれアルミニウムなどの金属から形成されており、シリンダ46の下端部に設けられている。カプラ部4を回転させながら口金フレーム32に装着することにより、口金固定バネ47はカプラ部固定溝322と、口金固定突起48はカプラ部固定突起321と、それぞれ嵌合される。また、口金固定バネ47、口金固定突起48、カプラ部固定突起321、及びカプラ部固定溝322は、上述したようにすべて金属製である。そのため、嵌合部の材料劣化による強度の低下がほとんどないため、カプラ部4と口金3とを長期間確実に嵌合することができる。
本実施形態に係る無電極放電ランプ1の組み立てについて図2乃至図9を参照して説明する。図9は無電極放電ランプ1をバルブ2、口金3、及びカプラ部4の外観を示す。まず、口金フレーム32を口金カバー31で覆い、それぞれのネジ孔314、323をネジ(図示せず)で留めることにより結合する。次に、バルブ2のネック部21aのバルブ溝23の周囲に、シリコン樹脂などの樹脂性の接着剤を塗布して、バルブ2を口金カバー3のバルブ装着ガイド315の孔318を貫通して口金カバー31に挿入し、固着する。これにより、バルブ2が口金カバー31に固定される。さらに後述するストッパー5及びストッパーカバー6を装着することで無電極放電ランプ1は完成され、バルブ2の落下を防ぎ、バルブが破損する可能性を低減することができる。また、バルブ2をバルブ装着ガイド315の孔318を貫通させて口金カバー3に装着するため、排気管22の破損の可能性を低減することができる。
次に、図4及び図5に示される状態のバルブ2と口金3との嵌合状態において、カプラ部4を、口金カバー31のカプラ部装着ガイド313の孔317を貫通させ、バルブ2のキャビティ24に装着し、回転させて口金3と嵌合させる。その際、口金固定バネ47は回転させながらカプラ部固定溝322と噛み合わされることにより嵌合させ、口金固定突起48も同様にカプラ部固定突起321と嵌合させる。また、排気管22は、カプラ部4の中空部43に収納されている。このように、カプラ部装着ガイド313は、カプラ部4をバルブ2に装着するためのガイドとして機能するため、カプラ部4の中空部43に排気管22を確実に収納することができる。
次に、この無電極放電ランプ1に用いられるストッパー(金属片)及びストッパーカバー(樹脂カバー)について図10及び図11を参照して説明する。ストッパー5は、ステンレスなどの金属から形成された略U字形状であり、一端には垂直に折れ曲がったL字部53が、他端には幅広に形成された幅広部54が形成されている。先端部52はU字形の曲部であり、ストッパー5の上部には、一端がストッパー5よりも上方に位置し、他端がストッパー5に固定された係止部51が形成されている。一方、ストッパーカバー6の上部には上に伸びる突起部63と先端に伸びる突起部61が形成され、下部には半円状の突起部62が形成され、上端と下端と間にはリブ部64が設けられている。ストッパーカバー6は、合成樹脂などから形成されており、弾性力を有している。
次に、この無電極放電ランプ1に上記ストッパー5及びストッパーカバー6を装着した状態について図12及び図13を参照して説明する。ストッパー5及びストッパーカバー6は、バルブ2の軸方向と直交する方向に挿着されている。ストッパー5は、まず口金カバー31のストッパー装着孔312aを貫通し、口金フレーム32のバルブ固定支柱325に設けられたストッパー装着孔326に嵌入し、さらに口金カバー31のストッパー装着孔312bに嵌入している。このとき。ストッパー5の先端部52は、バルブ溝23に嵌め込まれ、ストッパー5の係止部51は、バルブ固定支柱325の端に係止される。これによって、バルブ2を口金3に確実に固定することができ、バルブ2の落下による破損の可能性を低減することができる。
ストッパーカバー6は、ストッパー5が嵌入したのち、口金カバー31のストッパー装着孔312aに嵌入される。このとき、ストッパーカバー6の半円状の突起部62は、ストッパー装着孔312aの端に弾力性を利用して固定バルブ支柱325のストッパー装着孔326の端に掛かり、突起部61は口金カバーの内面に沿い、上部の突起部63は、口金カバーの内面に設けられた凹部に装着される。ストッパーカバー6のリブ部64は、ストッパー5のL字部53及び幅広部54を圧着している。これにより、口金カバー31のストッパー装着孔312は塞がれるため、作業者等が金属製であるストッパー5に直接触れることがない。そのため、この無電極放電ランプ1を安全に取り扱うことができる。
次に、本実施形態に係る無電極放電ランプの試験結果について説明する。バルブ外管の球径が180Φ、バルブ外管の重量が380g、バルブ外管の高さが260mmのバルブ2に口金3とカプラ部を取り付け無電極放電ランプ1を作成し、これに加速度10Gによる振動を与えた。結果、この無電極放電ランプ1は破損することなく、各部は確実に嵌合され、正常に発光した。また、実験結果よりバルブ外管21の重量が200gを超えるもの、又は、バルブ2と口金3との結合部のモーメントが大きいものに対して本発明は有効であることが分かった。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、口金カバー31とストッパーカバー6とを白色樹脂で形成することにより、光の反射率を高め、無電極放電ランプ1の光取り出し効率を向上させるものであってもよい。
上記実施形態においては、バルブ固定支柱325、バルブ固定支柱カバー311、及びストッパー装着孔312、326を、それぞれ円周上に等間隔に3個設けたものを示したが、これに限定されるものではなく、適宜の個数とすればよい。
本発明の実施形態に係る無電極放電ランプの外観図。 上記無電極放電ランプの側断面図。 上記無電極放電ランプの分解状態図。 上記無電極放電ランプのバルブと口金との傾斜図。 上記無電極放電ランプのバルブと口金とを下方から見た傾斜図。 上記無電極放電ランプの口金カバー及び口金フレームの分解傾斜図。 上記無電極放電ランプの口金カバー及び口金フレームの分解傾斜図。 上記無電極放電ランプのカプラ部の傾斜図。 上記無電極放電ランプのバルブと口金とカプラ部との分解傾斜図。 上記無電極放電ランプのストッパー及びストッパーカバーの構成図。 上記無電極放電ランプのストッパーカバーの構成図。 上記無電極放電ランプにストッパー及びストッパーカバーを取り付けた状態の説明図。 上記無電極放電ランプのバルブと口金の結合体にストッパー及びストッパーカバーを装着する説明図。
符号の説明
1 無電極放電ランプ
2 バルブ
3 口金
4 カプラ部
5 ストッパー(金属片)
6 ストッパーカバー(樹脂片)
21 バルブ外管(放電管)
22 排気管
23 バルブ溝(溝)
24 キャビティ
31 口金カバー(樹脂カバー)
32 口金フレーム(金属製フレーム)
44 誘電フィラメント
45 コア
46 シリンダ
47 口金固定バネ
52 ストッパー先端部
54 ストッパー係止部
311 バルブ固定支柱カバー(樹脂カバーの支柱部)
312 ストッパー装着孔(孔)
313 カプラ部装着ガイド
315 バルブ装着ガイド
316 筒形状部
320 カプラ部嵌合部(ベース部)
321 カプラ部固定突起
322 カプラ部固定溝
325 バルブ固定支柱(支柱部)
326 ストッパー装着孔(孔)

Claims (6)

  1. 内部に放電ガスが封入されている放電容器を有するバルブと、このバルブを支持固定する口金と、前記口金を介して着脱自在に嵌合され、バルブを励起するためのカプラ部と、を備える無電極放電ランプにおいて、
    前記口金は、前記バルブの放電容器を固定するための金属製フレームと、この金属製フレームを覆う樹脂カバーとから構成されていることを特徴とする無電極放電ランプ。
  2. 前記金属製フレームは、前記カプラ部が嵌合されるベース部と、このベース部から立設され、前記バルブの放電容器を固定するための支柱部とを有していることを特徴とする請求項1に記載の無電極放電ランプ。
  3. 前記バルブの放電容器は、前記口金と嵌合する位置の近傍に溝が形成され、
    前記金属製フレームの支柱部、及びそれに対応して形成された前記樹脂カバーの支柱部には、前記バルブの溝に対向する位置に、該バルブの軸方向と直交する方向に伸びる孔が設けられ、
    前記孔にバルブ抜け止め用の金属片を嵌入し、該金属片の先端を前記バルブの溝に嵌まり込ませたことを特徴とする請求項2に記載の無電極放電ランプ。
  4. 前記孔に嵌入された金属片を覆うための樹脂片を該孔に外方側から嵌入したことを特徴とする請求項3に記載の無電極放電ランプ。
  5. 前記バルブの放電管は、その中央部近傍に排気管を有し、
    前記樹脂カバーは、バルブ軸方向に前記カプラ部を装着するための筒形状部を有し、
    前記筒形状部は、前記バルブを前記カプラ部に装着するときに前記排気管を保護するバルブ装着ガイドを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の無電極放電ランプ。
  6. 前記バルブの溝の周囲に接着剤を塗布し、前記バルブを該溝に対向する前記樹脂カバーと接着させたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の無電極放電ランプ。
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