JP2007058295A - 自動車運行管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車の運行管理者が自動車の運転者に対して行なう点呼の作業に有利に用いることができる自動車運行管理装置を提供すること。
【解決手段】 自動車運転者が出頭する場所に配置される第一の演算装置、第一の演算装置に接続される、運転者の識別情報の入力装置、呼気中のアルコール濃度の測定装置、撮像装置、音声入力装置、音声出力装置、画像表示装置及び第一のデータ送受信装置、自動車運行管理者が所在する場所に、第一のデータ送受信装置とのデータ送受信が可能なように配置設定される第二のデータ送受信装置、第二のデータ送受信装置に接続される第二の演算装置、第二の演算装置に接続される音声入力装置、音声出力装置及び画像表示装置、そして第一の演算装置及び第二の演算装置の少なくとも一方に対してデータ送受信が可能なように接続されるデータ記録装置を含む自動車運行管理装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車の運行管理者が、例えば、自動車を運転する前の運転者の健康状態などを確認するために運転者に対して行なう点呼の作業に有利に用いることができる自動車運行管理装置に関する。
貨物自動車運送事業法の第十七条第三項において、一般貨物自動車運送事業者は、輸送の安全を確保するために国土交通省令で定める事項を遵守しなければならないと定められている。そして貨物自動車運送事業輸送安全規則の第七条において、貨物自動車運送事業者は、事業用自動車の乗務を開始しようとする運転者に対して対面により点呼を行い、疾病、疲労、飲酒その他の理由により安全な運転をすることができないおそれの有無(同条第一項第一号)等の報告を求め、事業用自動車の運行の安全を確保するために必要な指示をしなければならないとされている。そして運転者ごとに点呼を行った旨並びに上記の報告及び指示の内容を記録して、これを一年間保存しなければならないとされている(同条第四項)。
特許文献1には、バスや電車の運転者の呼気中のアルコール濃度を検知するために有利に用いることができるアルコール検知システムが開示されている。このアルコール検知システムは、運転者(被験者)の呼気中のアルコール濃度の測定データを市販のパソコン等に転送して第三者が閲覧可能な状態とすることにより、運転者に飲酒運転に対する自己責任と、その重要性を認識させることができるとされている。
特開2005−69742号公報
上記のように運送事業者には、運転者に対して対面により点呼を行なうことが義務づけられているため、深夜、早朝に自動車の運行回数が少ないにも拘わらず、運行管理者を運転者の出頭場所(営業所等)に常駐させ点呼を行なわせる必要がある。このため、運行管理者の不規則な勤務形態や人件費などが問題になることがある。特許文献1には、運転者の呼気中のアルコール濃度の測定データを市販のパソコン等に転送する技術が開示されている。しかしながら点呼の作業は、従来、運行管理者が、運転者とする会話の内容(例、運転者の健康状態に関する報告の内容や、この報告の際の正常な会話能力の有無)や運転者の外観(例、顔色や身体の運動機能の良否)をもとに運転者の健康状態を総合的に判断しながら行なわれるため、運転者と同一の場所に居る運行管理者により行なわれていた。
本発明の課題は、自動車の運行管理者が自動車の運転者に対して行なう点呼の作業に有利に用いることができる自動車運行管理装置を提供することにある。
本発明は第一に、自動車運転者が出頭する場所に配置される第一の演算装置、第一の演算装置にデータ送信が可能なように接続される、自動車運転者の識別情報の入力装置、呼気中のアルコール濃度の測定装置、撮像装置および音声入力装置、第一の演算装置からのデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される音声出力装置および画像表示装置、第一の演算装置に対するデータ送受信が可能なように第一の演算装置に接続される第一のデータ送受信装置、自動車運行管理者が所在する場所に、第一のデータ送受信装置とのデータ送受信が可能なように配置設定される第二のデータ送受信装置、第二のデータ送受信装置とのデータ送受信が可能なように第二のデータ送受信装置に接続される第二の演算装置、第二の演算装置にデータ送信が可能なように接続される音声入力装置、第二の演算装置からのデータ送信が可能なように接続される音声出力装置および画像表示装置、そして第一の演算装置および第二の演算装置の少なくとも一方に対してデータ送受信が可能なように接続されるデータ記録装置を含む自動車運行管理装置にある。
上記の第一の発明の自動車運行管理装置の好ましい態様は、次の通りである。
(1)さらに、第一の演算装置に対するデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される血圧計を含む。
(2)さらに、第二の演算装置に対するデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される撮像装置を含む。
本発明は第二に、自動車運転者が出頭する場所に配置される第一の演算装置、第一の演算装置にデータ送信が可能なように接続される、自動車運転者の識別情報の入力装置、呼気中のアルコール濃度の測定装置、撮像装置および音声入力装置、第一の演算装置からのデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される音声出力装置および画像表示装置、第一の演算装置に対するデータ送受信が可能なように第一の演算装置に接続される第一のデータ送受信装置、自動車運行管理者が所在する場所に、第一のデータ送受信装置とのデータ送受信が可能なように配置設定される第二のデータ送受信装置、第二のデータ送受信装置とのデータ送受信が可能なように第二のデータ送受信装置に接続される第二の演算装置、第二の演算装置にデータ送信が可能なように接続される音声入力装置、第二の演算装置からのデータ送信が可能なように接続される音声出力装置および画像表示装置、そして第一の演算装置および第二の演算装置の少なくとも一方に対してデータ送受信が可能なように接続されるデータ記録装置を備えた第三の演算装置を含む自動車運行管理装置にもある。
上記の第二の発明の自動車運行管理装置の好ましい態様は、次の通りである。
(1)さらに、第一の演算装置に対するデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される血圧計を含む。
(2)さらに、第二の演算装置に対するデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される撮像装置を含む。
本発明の自動車運行管理装置を用いることにより、自動車の運行管理者は、運転者との会話の内容、そして運転者の外観や呼気中のアルコール濃度などをもとに遠隔地にて運転者の健康状態を総合的に判断しながら点呼の作業を行なうことができる。すなわち、点呼を行なうために運行管理者が運転者の出頭場所に常駐する必要がなくなるので、運行管理者の負担や人件費を低減することができる。このように、本発明の自動車運行管理装置は点呼の作業に有利に用いることができる。
次に、本発明の自動車運行管理装置を添付の図面を用いて説明する。図1は、第一の発明の自動車運行管理装置の構成例とその使用の態様を示す図である。
図1の自動車運行管理装置10は、自動車運転者が出頭する場所に配置される第一の演算装置11、第一の演算装置11にデータ送信が可能なように接続される、自動車運転者の識別情報の入力装置12、呼気中のアルコール濃度の測定装置13、撮像装置14および音声入力装置15、第一の演算装置11からのデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される音声出力装置16および画像表示装置17、第一の演算装置11に対するデータ送受信が可能なように第一の演算装置に接続される第一のデータ送受信装置18、自動車運行管理者が所在する場所に、第一のデータ送受信装置18とのデータ送受信が可能なように配置設定される第二のデータ送受信装置28、第二のデータ送受信装置28とのデータ送受信が可能なように第二のデータ送受信装置に接続される第二の演算装置21、第二の演算装置21にデータ送信が可能なように接続される音声入力装置25、第二の演算装置21からのデータ送信が可能なように接続される音声出力装置26および画像表示装置27、そして第二の演算装置22に対してデータ送受信が可能なように接続されるデータ記録装置29などから構成されている。
図1の自動車運行管理装置10において、第一の演算装置11及び第一のデータ送受信装置18としてはコンピュータ101に内蔵されているものが用いられ、そして第二の演算装置21、第二のデータ送受信装置28及びデータ記録装置29としてはコンピュータ102に内蔵されているものが用いられている。これらのコンピュータは互いに遠隔地に配置される。すなわち、コンピュータ101は自動車の運転者が出頭する場所(例、営業所)、そしてコンピュータ102は運行管理者が所在する場所(例、運行管理者の自宅)に配置される。なお、データ記録装置としては、コンピュータ101に内蔵されているものを用いることもできる。すなわち、データ記録装置は、第一の演算装置11に対してデータ送受信が可能なように接続されていても良い。
上記の第一のデータ送受信装置18及び第二のデータ送受信装置28は、電気通信回線(例えば、インターネット回線)41を介して互いに接続され、データの送受信が可能なように配置設定されている。このデータの送受信は、有線(例、上記のインターネット回線や電話回線)、無線(例、衛星通信回線)、あるいは有線と無線との組み合わせ(例、携帯電話回線)により行なうことができる。
識別情報の入力装置12には、例えば、運転者に割り当てられた識別情報(例えば、運転者の社員番号及びパスワード)が入力される。この識別情報は、第一の演算装置11、第一のデータ送受信装置18、電気通信回線41、第二のデータ送受信装置28、そして第二の演算装置21を介してデータ記録装置29に送られて記録される。図1の自動車運行管理装置10の場合、識別情報の入力装置12としては、コンピュータ101に接続されたキーボードが用いられている。識別情報の入力装置は、運転者を識別可能な情報を入力することができれば、上記のキーボードに限らず、例えば、指紋、声紋、静脈、あるいは眼球の虹彩などにより運転者を識別して、これをデータ(識別情報)として出力できる公知の装置を用いることができる。
音声入力装置(例、マイクロホン)15には運転者の音声が入力され、この音声のデータは、第一の演算装置11、第一のデータ送受信装置18、電気通信回線41、第二のデータ送受信装置28、そして第二の演算装置21を介して音声出力装置(例、スピーカ)26へと送られる。同様に、音声入力装置25には運行管理者の音声が入力され、この音声のデータは、第二の演算装置21、そして第二のデータ送受信装置28、電気通信回線41、第一のデータ送受信装置18、そして第一の演算装置11を介して音声出力装置16へと送られる。すなわち、音声入力装置15及び音声出力装置16、そして音声入力装置25及び音声出力装置26を用いることで、互いに遠隔地に居る運転者と運行管理者とで会話を行なうことができる。
撮像装置14は運転者を撮像して、この撮像により得られた画像データは、第一の演算装置11、第一のデータ送受信装置18、電気通信回線41、第二のデータ送受信装置28、そして第二の演算装置21を介して画像表示装置27へと送られる。すなわち、撮像装置14と画像表示装置27を用いることで、運行管理者は遠隔地にいる運転者の顔色や表情などの外観を確認できる。更には、撮像装置14により運転者の全身を撮像することにより、運転者の身体の運動機能の良否(例えば、床に表示された白線に沿って歩行可能か否か、あるいは両手を広げて屈伸するなどの運動動作が可能か否か)を確認することもできる。なお、本発明の自動車運行管理装置10には、運転者の全身を撮像するために、第一の演算装置11に対するデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される別の撮像装置(図示は略する)が備えられていても良い。
そしてアルコール濃度の測定装置13により、運転者の呼気中のアルコール濃度が測定される。測定されたアルコール濃度データは、第一の演算装置11、第一のデータ送受信装置18、電気通信回線41、第二のデータ送受信装置28、そして第二の演算装置21を介して画像表示装置27及びデータ記録装置29の各々に送られる。これにより運転者のアルコール濃度データは画像表示装置27に数値表示されるとともにデータ記録装置29に記録される。このアルコール濃度データは、運転者の識別情報と関連づけてデータ記録装置29に記録させることが好ましい。なお、アルコール濃度測定装置13としては、例えば、上記特許文献1に記載されているアルコール濃度測定器を用いることができる。
この自動車運行管理装置10は、例えば、運転者が画像表示装置17の前に、そして運行管理者が画像表示装置27の前に着席した状態にて使用される。以下、自動車運行管理装置10を用いる場合を例として、運行管理者が遠隔地に居る運転者に対して行なう点呼の手順について説明する。
まず、運転者は、識別情報の入力装置12に自己に割り当てられた識別情報(例えば、自己の社員番号及びパスワード)を入力する。この識別情報は、上記のように電気通信回線41を介してデータ記録装置29に送られて記録される。
次に、音声入力装置15及び音声出力装置16、そして音声入力装置25及び音声出力装置26を用いて、運転者と運行管理者とで会話を行ない、疾病、疲労、飲酒その他の理由により安全な運転をすることができないおそれの有無、そして自動車の日常点検の結果等の報告を求める。運行管理者は、この報告の際に撮像装置14により撮像された運転者の画像データが電気通信回線41を介して画像表示装置27に送られるため、運転者の外観(例えば、顔色や身体の運動機能の良否など)を確認することができる。なお、運転者の身体の運動機能の良否は、運転者が着席した状態ではなく立ち上がった状態にて確認される。
そして、運転者はアルコール濃度測定装置13によって呼気中のアルコール濃度の測定を行なう。測定されたアルコール濃度データは、上記のように電気通信回線41を介して画像表示装置27及びデータ記録装置29の各々に送られる。これにより運転者のアルコール濃度データは画像表示装置27に数値表示されるとともにデータ記録装置29に記録される。
運行管理者は上記の運転者との会話の内容、運転者の外観や呼気中のアルコール濃度などをもとに運転者の健康状態を総合的に判断して、運転者に運転の許否の指示あるいは運行に関する諸注意をして点呼を行なう。また、この点呼の際には、運転者により運行指示書が読み上げられ、運行管理者は、運行経路、休憩地点、そして到着時刻などに関する指示や確認も行なう。
このように運行管理者が行なった点呼の内容(運転者の報告内容や運行管理者の指示の内容など)は、運行管理者が点呼記録表に手書きで記録しても良いし、入力装置22により上記の点呼の内容に関するデータを入力して、このデータを第二の演算装置21を介してデータ記録装置29に送って記録させることもできる。この点呼の内容に関するデータは、運転者の識別情報と関連づけてデータ記録装置29に記録させることが好ましい。
図1に示すように、自動車運行管理装置10には、さらに第一の演算装置11に対するデータ送信が可能なように第一の演算装置11に接続される血圧計43が備えられていることが好ましい。血圧計43により測定された血圧のデータは、アルコール濃度データと同様に電気通信回線41を介して画像表示装置27及びデータ記録装置29に送ることができる。血圧データは、運転者に心筋梗塞や脳血栓の発生する恐れがあるか否かを判断する指標として用いることができるため、運行管理者が点呼の際に血圧データも参照しながら運転者の健康状態を判断して適切な指示をすることで、自動車事故の発生を未然に防止して運転者の安全を確保することができる。
さらに、自動車運行管理装置10には、第二の演算装置21に対するデータ送信が可能なように第一の演算装置11に接続される撮像装置44が備えられていることが好ましい。この撮像装置44は、上記のアルコール濃度や血圧を測定する際の運転者の画像を撮像するために用いられる。この撮像装置44により撮像された運転者の画像データを電気通信回線41を介して画像表示装置27に送ることで、運行管理者はアルコール濃度や血圧の測定を行なっている者が運転者本人であることを画像により確認できるようになる。
さらに、自動車運行管理装置10には、第二の演算装置21に対するデータ送信が可能なように第二の演算装置に接続される撮像装置24が備えられていることが好ましい。撮像装置24は運行管理者を撮像して、この撮像により得られた画像データは、第二の演算装置21、第二のデータ送受信装置28、電気通信回線41、第一のデータ送受信装置18、そして第一の演算装置11を介して画像表示装置17へと送られる。これにより、運転者は、点呼の際に運行管理者の表情を画像により確認することができるため、運転者が安心して正確な内容の報告をする効果が期待できるからである。
また、点呼の内容を正確に記録するため、撮像装置14が出力する運転者の画像(動画像あるいは静止画像)データ、そして音声入力装置15に入力された運転者の音声のデータを、第一の演算装置11、第一のデータ送受信装置18、電気通信回線41、第二のデータ送受信装置28、そして第二の演算装置21を介してデータ記録装置29に送って記録することが好ましい。これらのデータは、運転者の識別情報と関連づけて記録することが更に好ましい。同様にして撮像装置44が出力するアルコール濃度や血圧を測定中の運転者の画像データもデータ記録装置29に記録しておくことが好ましい。データ記録装置29に記録されたアルコール濃度データや血圧データが、運転者本人によって測定されたものであることが明らかになるからである。なお、画像データや音声データは、公知のデータ圧縮方法により圧縮されたデータとしてデータ記録装置29に記録しておくことが好ましい。
そして、運転者が出頭する場所が複数ある場合には、例えば、各々の出頭場所に図1に示す第一の演算装置11、第一のデータ送受信装置18、自動車運転者の識別情報の入力装置12、呼気中のアルコール濃度の測定装置13、撮像装置14および音声入力装置15、音声出力装置16、および画像表示装置17と同一の構成の装置を配置して、そのデータ送受信装置を電気通信回線41に接続することにより、運行管理者は各々の出頭場所に居る運転者と効率良く点呼を行うことができるようになり、運行管理者の負担や人件費を低減することができる。
同様に運行管理者が所在する場所が複数ある場合にも、例えば、各々の所在場所に図1に示す第二の演算装置21、データ記録装置29、第二のデータ送受信装置28、音声入力装置25、音声出力装置26、そして画像表示装置27と同一の構成の装置を配置して、そのデータ送受信装置を電気通信回線41に接続することにより、点呼の対象の運転者の人数が多い場合にも、各々の運行管理者で点呼の作業を分担して行なうことができるようになり、運行管理者の負担を低減することができる。
図2は、第二の発明の自動車運行管理装置の構成例とその使用の態様を示す図である。図2の自動車運行管理装置20は、自動車運転者が出頭する場所に配置される第一の演算装置11、第一の演算装置11にデータ送信が可能なように接続される、自動車運転者の識別情報の入力装置12、呼気中のアルコール濃度の測定装置13、撮像装置14および音声入力装置15、第一の演算装置11からのデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される音声出力装置16および画像表示装置17、第一の演算装置11に対するデータ送受信が可能なように第一の演算装置に接続される第一のデータ送受信装置18、自動車運行管理者が所在する場所に、第一のデータ送受信装置18とのデータ送受信が可能なように配置設定される第二のデータ送受信装置28、第二のデータ送受信装置28にデータ送受信が可能なように第二のデータ送受信装置に接続される第二の演算装置21、第二の演算装置21にデータ送信が可能なように接続される音声入力装置25、第二の演算装置21からのデータ送信が可能なように接続される音声出力装置26および画像表示装置27、そして第一の演算装置11に対してデータ送受信が可能なように接続されるデータ記録装置39を備えた第三の演算装置31などから構成されている。
図2の自動車運行管理装置20の構成は、第一の演算装置11に対してデータ送受信が可能なように接続されるデータ記録装置39を備えた第三の演算装置31を備えていること以外は図1の自動車運行管理装置と同様である。図2の自動車運行管理装置20において、データ記録装置39としてはコンピュータ103に内蔵されているものが用いられている。そして記録装置39は、第三の演算装置31、第三のデータ送受信装置38、電気通信回線42、電気通信回線41、そして第一のデータ送受信装置18を介して第一の演算装置11に対してデータの送受信を行なう。なお、データ記録装置39は、第二の演算装置21に対してデータ送受信が可能なように接続されていても良い。
図2の自動車運行管理装置20は、例えば、上記のアルコール濃度データ(更には血圧データや点呼の内容に関するデータなど)を、電気通信回線41を介して運転者の出頭場所及び運行管理者の所在場所のいずれとも異なる別の場所(例えば、運送事業者の本社など)に配置された記録装置39に送って記録しておくことができる。これは、例えば、運行管理者が所在する場所(例、自宅)に配置されたコンピュータ102のデータが盗難や火災によって失われることを防止するためである。また、データを運行管理者のコンピュータ102のデータ記録装置に記録しないようにすることで、管理者のコンピュータが盗難にあった場合にも、運転者の個人情報の漏洩を防止することができる。
第一の発明の自動車運行管理装置の構成例とその使用の態様とを示す図である。 第二の発明の自動車運行管理装置の構成例とその使用の態様とを示す図である。
符号の説明
10、20 自動車運行管理装置
11、21、31 演算装置
12、22、32 情報入力装置
13 アルコール濃度の測定装置
14、24、44 撮像装置
15、25 音声入力装置
16、26 音声出力装置
17、27、37 画像表示装置
18、28、38 データ送受信装置
29、39 データ記録装置
41、42 電気通信回線
43 血圧計
101、102、103 コンピュータ

Claims (6)

  1. 自動車運転者が出頭する場所に配置される第一の演算装置、第一の演算装置にデータ送信が可能なように接続される、自動車運転者の識別情報の入力装置、呼気中のアルコール濃度の測定装置、撮像装置および音声入力装置、第一の演算装置からのデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される音声出力装置および画像表示装置、第一の演算装置に対するデータ送受信が可能なように第一の演算装置に接続される第一のデータ送受信装置、自動車運行管理者が所在する場所に、第一のデータ送受信装置とのデータ送受信が可能なように配置設定される第二のデータ送受信装置、第二のデータ送受信装置とのデータ送受信が可能なように第二のデータ送受信装置に接続される第二の演算装置、第二の演算装置にデータ送信が可能なように接続される音声入力装置、第二の演算装置からのデータ送信が可能なように接続される音声出力装置および画像表示装置、そして第一の演算装置および第二の演算装置の少なくとも一方に対してデータ送受信が可能なように接続されるデータ記録装置を含む自動車運行管理装置。
  2. さらに、第一の演算装置に対するデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される血圧計を含む請求項1に記載の自動車運行管理装置。
  3. さらに、第二の演算装置に対するデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される撮像装置を含む請求項1もしくは2に記載の自動車運行管理装置。
  4. 自動車運転者が出頭する場所に配置される第一の演算装置、第一の演算装置にデータ送信が可能なように接続される、自動車運転者の識別情報の入力装置、呼気中のアルコール濃度の測定装置、撮像装置および音声入力装置、第一の演算装置からのデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される音声出力装置および画像表示装置、第一の演算装置に対するデータ送受信が可能なように第一の演算装置に接続される第一のデータ送受信装置、自動車運行管理者が所在する場所に、第一のデータ送受信装置とのデータ送受信が可能なように配置設定される第二のデータ送受信装置、第二のデータ送受信装置とのデータ送受信が可能なように第二のデータ送受信装置に接続される第二の演算装置、第二の演算装置にデータ送信が可能なように接続される音声入力装置、第二の演算装置からのデータ送信が可能なように接続される音声出力装置および画像表示装置、そして第一の演算装置および第二の演算装置の少なくとも一方に対してデータ送受信が可能なように接続されるデータ記録装置を備えた第三の演算装置を含む自動車運行管理装置。
  5. さらに、第一の演算装置に対するデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される血圧計を含む請求項4に記載の自動車運行管理装置。
  6. さらに、第二の演算装置に対するデータ送信が可能なように第一の演算装置に接続される撮像装置を含む請求項4もしくは5に記載の自動車運行管理装置。
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